JPH10157034A - 熱封緘性蓋材 - Google Patents
熱封緘性蓋材Info
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- JPH10157034A JPH10157034A JP33444396A JP33444396A JPH10157034A JP H10157034 A JPH10157034 A JP H10157034A JP 33444396 A JP33444396 A JP 33444396A JP 33444396 A JP33444396 A JP 33444396A JP H10157034 A JPH10157034 A JP H10157034A
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Abstract
クを主とする材料で構成し、耐水性、耐熱性ほか蓋材と
しての性能に優れると共に、金属探知機による検査が可
能で使用後の廃棄性もよく、カールや静電気の帯電も殆
どなく枚葉の蓋材を用いる充填シール機でも良好に使用
できる熱封緘性蓋材を提供する。 【解決手段】 プラスチックよりなる強度層1を芯材と
し、その両面に接着剤4a又は4bを介して2軸延伸プラス
チックフィルム2a又は2bを積層して蓋材用の基材シート
9を作製し、その内面側となる2軸延伸プラスチックフ
ィルム2b面に、シーラント層として、例えばアンカーコ
ート剤5を介して熱接着性樹脂層6aを押し出しコートし
て積層し熱封緘性蓋材10を構成する。強度層1にはポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネ
ートなどの単体又は積層フィルムを使用することができ
る。
Description
ポリスチレン、ポリエチレンなどの単独、または他の材
料との積層シートなどからなる成形容器に用いる熱封緘
性蓋材に関し、更に詳しくは、蓋材の構成材料からアル
ミニウム箔などの金属や、紙を除き、プラスチックを主
とする材料で構成し、金属探知機による異物混入検査を
可能にすると共に、耐水性、耐熱性、シール性などの性
能に優れ、且つ、カールや静電気の帯電も殆どなく、枚
葉の蓋材を使用する充填シール機に対しても良好な機械
適性を有し、更に、使用後の焼却など廃棄性にも優れた
熱封緘性蓋材に関する。
形容器は、ヨーグルト、プリン、ゼリー、アイスクリー
ム、氷菓などのデザート食品を始め、果汁、コーヒー、
ココア、乳飲料などの液体飲料、更には、即席麺、スナ
ック食品、その他レトルト食品など広範囲の分野で使用
されてきた。そして、これらの容器に使用される熱封緘
性蓋材は、その使用条件、即ち、充填される内容物や、
充填後の加熱処理の有無、或いは、流通条件などによ
り、種々の構成の蓋材の中から適するものが選択されて
使用されている。
記のような構成が知られている。 (1) アルミニウム箔/接着層/シーラント層 (2) 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム/接
着剤/アルミニウム箔/接着層/シーラント層 (3) 紙/接着剤またはポリエチレン/アルミニウム箔/
接着層/シーラント層 (4) 紙/接着剤またはポリエチレン/2軸延伸プラスチ
ックフィルム/接着層/シーラント層
フィルムには、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムのほか、2軸延伸ナイロンフィルム、2軸延伸ポ
リプロピレンフィルムなどが用いられる。また、シーラ
ント層としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、また
はそれらの共重合体、或いは、これらの樹脂に他の接着
性樹脂などをブレンドした混合系の樹脂などが用いられ
るほか、所謂イージーピール性樹脂や、ホットメルト接
着剤などが用いられている。特に、ホットメルトを用い
る場合には、基材シート面との接着性を向上させるため
に、接着層としてポリオレフィン系樹脂を先に積層し、
その上にホットメルトを積層する方法が多用されてい
る。
それぞれ蓋材に対する種々の機能の要望に対応して生み
出されてきたものであり、特徴を有するものではある
が、例えば、基材シートにアルミニウム箔が含まれるも
のは、内容物が食品の場合、内容物の充填、シール後、
異物混入などを防ぐため、品質管理の一環として行われ
る金属探知機による検査ができないという問題があり、
また、近年の環境問題においても、使用後の廃棄性に関
して、焼却してもかすが残り、埋め立て処理でも分解性
が悪いなどの問題がある。
的に耐水性が不足し、充填後、冷蔵または冷凍扱いで流
通される商品に用いた場合、吸水して蓋材の表面に凹凸
を生じ、外観が損なわれるという問題がある。また、耐
熱性や紙の層内強度についても必ずしも充分ではなく、
例えばヒートシールの際、過剰の熱や圧が加わると紙層
に火脹れを生じたり、開封の際、紙の層内剥離を生じて
蓋材全体をきれいに剥離できなくなるという問題もあっ
た。
成されるためカールを生じ易いという共通の問題点もあ
り、シール装置が巻取り状の蓋材を供給して熱シール
し、カッティングするタイプの装置の場合には比較的問
題は少ないが、予め打ち抜かれた枚葉の蓋材を供給して
熱シールするタイプの装置の場合には、カールや、静電
気の帯電があると蓋材がフィーダー部から一枚ずつスム
ーズに供給されないという問題があった。
されたものであり、その目的とするところは、蓋材の構
成材料からアルミニウム箔などの金属や、紙を除き、プ
ラスチックを主体とする材料で構成し、金属探知機によ
る検査を可能とし、また、使用後の廃棄性を改善すると
共に、性能面でも耐水性、耐熱性、シール性に優れ、カ
ールや、静電気の帯電も殆ど発生せず、枚葉の蓋材を使
用する充填シール機に対しても良好な機械適性を有する
熱封緘性蓋材を提供することにある。
発明により達成することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、プラスチックよりなる強度層の両面に2
軸延伸プラスチックフィルムを積層してなる基材シート
の一方の面に、熱接着性樹脂層、または、ポリオレフィ
ン系樹脂よりなる接着層を介してホットメルト層が設け
られていることを特徴とする熱封緘性蓋材からなる。こ
のような構成を採ることにより、蓋材は、金属や紙を含
まず、プラスチックを主とする材料で形成されるため、
金属探知機による異物検査が可能となり、また、廃棄性
が改善されると共に、耐水性、耐熱性も向上し、更に、
基材シートがプラスチックよりなる強度層を芯材とし、
その両面に2軸延伸プラスチックフィルムを積層して構
成されるため、適度の厚さと剛性が付与され、熱などに
よる表裏の伸縮性のバランスが採れるのでカールの発生
も防止できる。また、蓋材の最外層が2軸延伸プラスチ
ックフィルムで構成されるため、表面物性、即ち、機械
的強度、耐擦傷性、裏刷り方式での印刷適性なども向上
できる。また、上記基材シートの一方の面(蓋材として
内側になる面)に、シーラント層として熱接着性樹脂
層、または、ポリオレフィン系樹脂よりなる接着層を介
してホットメルト層を設けることにより熱封緘性が付与
される。この場合、熱接着性樹脂層の材質選定により、
イージーピール性でも強接着性でも自由に使い分けるこ
とができる。
が、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、エチレン・ビニルアルコール共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、そして、ポリプロ
ピレンもしくはポリスチレンを基材とする合成紙の中の
いずれか1種の単層、または、これらの中の少なくとも
1種を含む多層フィルムであることを特徴とする請求項
1記載の熱封緘性蓋材からなる。強度層をこのようなプ
ラスチック材料で構成することにより、蓋材に適度の厚
さと剛性を容易に付与できると同時に、ヒートシールの
熱に対する安定性、および枚葉の蓋材とする場合の良好
な打ち抜き適性が確実に得られるようになる。
熱封緘性蓋材の少なくとも最外層の2軸延伸プラスチッ
クフィルムが、帯電防止性を有することを特徴とする請
求項1または2に記載の熱封緘性蓋材からなる。このよ
うな構成を採ることにより、蓋材表面に静電気の帯電が
なくなり、塵埃などの異物が蓋材に付着するのを防止で
きると同時に、蓋材が1個ずつの枚葉に打ち抜かれた形
態であっても、蓋材同士が密着しないため、枚葉の蓋材
を供給する充填シール装置でも、フィーダーから、二枚
出などのトラブルがなく、一枚ずつスムーズに供給でき
るようになる。
封緘性蓋材が、所定の形状に打ち抜かれた枚葉形態であ
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
熱封緘性蓋材からなる。このような構成を採ることによ
り、充填シール装置として、巻き取り状の蓋材を供給し
てヒートシールし、カッティングする装置に限定される
ことなく、一個ずつの枚葉に打ち抜かれた蓋材を供給し
てヒートシールする装置でも問題なく使用できるように
なり、蓋材の利用範囲を拡大できる。
成材料、製造方法などその実施の形態について説明す
る。本発明の熱封緘性蓋材では、前記したように蓋材の
構成材料からアルミニウム箔などの金属や、紙を除き、
プラスチックを主とする材料で構成している。即ち、プ
ラスチックよりなる強度層を芯材として、その両面に2
軸延伸プラスチックフィルムを積層して基材シートを作
製し、その一方の面(蓋材の内面側になる面)に、シー
ラント層として、熱接着性樹脂層、または、ポリオレフ
ィン系樹脂よりなる接着層を介してホットメルト層を設
けて蓋材を構成するものである。
には、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアミド、エチレン・ビニルアルコール共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンのほか、ポリプロピ
レンもしくはポリスチレンを基材とする合成紙を使用す
ることができる。これらはそれぞれ1種類の単層フィル
ムであってもよく、また、これらの中の少なくとも1種
類を含む多層フィルムであってもよい。更に、これらの
フィルムは、延伸・熱処理されていてもよく、無延伸で
あってもよい。
レンのホモポリマーのほか、エチレンもしくはエチレン
とブテン1とのランダムコポリマーや、エチレンとのブ
ロックコポリマーを用いることができ、ポリエステルと
しては、ポリエチレンテレフタレートのほかポリブチレ
ンテレフタレートなどを用いることができる。また、ポ
リアミドとしては、各種ナイロンを始めとするポリアミ
ドを使用でき、ポリスチレンでは、スチレンホモポリマ
ーのGPPS(general purpose polystyrene )のほ
か、ゴムで補強されたHIPS(high impact polystyr
ene )、或いは、それらのブロック共重合体であるSB
R(styrene-butadiene rubber)などを用いることがで
きる。以上のような強度層の厚さは30〜120μmが
好ましい。厚さが30μm未満の場合は剛性が不足し、
120μmを超える場合はシール条件が過酷となる(所
定のシール速度を維持するためには高温シールを必要と
する)ため、蓋材に収縮など変形を生じ外観が損なわれ
るほか、シール自体も不安定となるので好ましくない。
伸プラスチックフィルムとしては、例えば、2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、2軸延伸ポリブチ
レンテレフタレートフィルムなどの2軸延伸ポリエステ
ルフィルム、2軸延伸ナイロンフィルム、2軸延伸ポリ
プロピレンフィルムなどを使用できるが、なかでも2軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが耐熱性、機
械的強度、耐擦傷性などに優れているため特に好まし
い。
軸延伸プラスチックフィルムを積層して基材シートを作
製する方法は、強度層と2軸延伸プラスチックフィルム
の材質の組み合わせによっては、強度層を溶融押し出し
しながらその両面に2軸延伸プラスチックフィルムを積
層する押し出しラミネーション法を利用することもでき
るが、予め強度層を製膜し、そのフィルムの両面に接着
剤を用いてドライラミネーション法で2軸延伸プラスチ
ックフィルムを積層する方法が、強度層の材料を自由に
選定でき、より高いレベルの性能が得られると同時に、
ラミネート強度もより強く、安定化できる点で好まし
い。
チックフィルムを積層して、表裏が対称構造を有する積
層シートとして基材シートを構成することにより、蓋材
に必要な厚さと剛性が容易に得られ、表面の耐熱性など
性能も向上でき、また、熱などによる表裏の伸縮性のバ
ランスが採れるため、カールの発生も最小限に抑えるこ
とができる。
ィルムの中、少なくとも蓋材の最外層となる2軸延伸プ
ラスチックフィルムには、帯電防止処理の施されたフィ
ルムを用いることが好ましい。最外層のフィルムが帯電
防止性を有する場合、前述したように、塵埃など異物の
付着を防止できると同時に、枚葉の蓋材にした時にも、
蓋材同士が密着せず、シール装置におけるフィーダー適
性(繰り出し適性)を向上できる。蓋材の最外層に、帯
電防止性を付与されていない通常の2軸延伸プラスチッ
クフィルムを用いることもできるが、その場合には、冬
期など乾燥期に蓋材が帯電し易く、帯電した場合には蓋
材同士が密着するため、シール装置のフィーダー部に除
電装置を取り付けるなどの対策が必要となる。この点、
帯電防止性を有する2軸延伸プラスチックフィルムを用
いた場合には、除電装置など特別な装置を必要とせず、
フィーダー部で常に安定した繰り出しの行える蓋材を得
られる効果を奏する。
は、上記最外層の2軸延伸プラスチックフィルムの内
面、即ち、貼り合わせ側に所謂裏刷り方式で印刷してお
くことが、印刷層がフィルムで保護され、損傷を受けな
い点で好ましい。また、蓋材にガスバリヤー性を付加し
たい場合には、これらの2軸延伸プラスチックフィルム
にポリ塩化ビニリデンをコートしたり、或いは、蒸着な
どにより酸化珪素など金属以外の無機質の薄膜を設ける
ことができる。
ートの一方の面(内面側)に設けるシーラント層、即
ち、熱接着性樹脂層、または、ポリオレフィン系樹脂よ
りなる接着層を介して設けられるホットメルト層につい
て説明する。尚、上記ホットメルト層に用いるホットメ
ルト材も一般的には熱接着性樹脂に含まれるが、材質面
およびその適用方法などに特徴があることから区別して
記載した。本発明において、シーラント層に用いる熱接
着性樹脂は特に限定されず、文字通り、熱接着性を有す
る公知の樹脂は何でも使用できる。只、蓋材用のシーラ
ントとして、機能性の面から強接着性のシーラントと、
イージーピール性のシーラントに大別することができ
る。
ポリエチレン、ポリプロピレンのほか、エチレン・αオ
レフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エ
チレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エ
ステル共重合体、アイオノマーなどのポリオレフィン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などが挙
げられ、これらの中から容器の接合部の材質に応じて適
するものを選択して使用することができる。
公知のイージーピール性樹脂のほか、ホットメルト材も
イージーピール性のシーラントとして使用できる。イー
ジーピール性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系
樹脂とスチレン系樹脂とをブレンドした樹脂、または、
これに更にポリオレフィンとスチレンの共重合体をブレ
ンドした樹脂、その他、エチレン・酢酸ビニル共重合体
などのポリオレフィン系樹脂に粘着付与剤などをブレン
ドした樹脂などを用いることができる。粘着付与剤とし
ては、水添ロジン、ロジン系樹脂、石油樹脂、テルペン
系樹脂、クマロン・インデン・スチレン系樹脂、イソプ
レン系樹脂などが挙げられ、これらの中から適宜選択し
て使用できる。
ル性の熱接着性樹脂を基材シートに積層する方法として
は、例えば、基材シートの内面側に積層されている2軸
延伸プラスチックフィルム(このフィルムの表面には予
めコロナ放電処理などの易接着性処理が施されている)
の表面に、(1) アンカーコート剤を塗布した後、その上
に前記熱接着性樹脂をTダイなどにより、直接押し出し
コートして積層する方法、(2) 熱接着性樹脂を予めイン
フレーション成形などでフィルム化し、このフィルムを
接着剤を用いてドライラミネーション法で積層する方
法、(3) 積層面に前記 (1)と同様アンカーコート剤を塗
布した後、その上に前記熱接着性樹脂のフィルムを、ポ
リエチレン、またはその他のポリオレフィン系樹脂を接
着層に用いて、押し出しラミネート(所謂サンドイッチ
ラミネート)により積層する方法があり、いずれの方法
も用いることができる。
て、ホットメルト材を用いる場合には、基材シートに積
層する方法として、通常、基材シートの積層面、即ち、
前記易接着性処理の施された2軸延伸プラスチックフィ
ルム面との接着性を高めるために、先ず、積層面にアン
カーコートを施した後、その面にポリオレフィン系樹脂
よりなる接着層を押し出しコートなどで積層し、その上
にホットメルト材を溶融グラビアコート法などで塗布す
る方法を採っている。このほか別の方法として、前記ポ
リオレフィン系樹脂よりなる接着層を予めフィルム化し
ておいて、これを基材シートの内面側の2軸延伸プラス
チックフィルム面に接着剤を介してドライラミネーショ
ン法で積層し、その上にホットメルト材を溶融グラビア
コート法、或いは押し出しコート法などで積層すること
もできる。このような方法を採ることにより、ホットメ
ルト材を基材シートに強固に接着できるため、蓋材とし
て容器に熱接着させた後、開封に際してホットメルト材
が容器側に転移することなく、きれいに蓋材全体をイー
ジーピールすることができるようになる。
ィン系樹脂としては、ポリエチレンのほか、エチレン成
分が全樹脂量に対して80〜95重量%で、残りの20
〜5重量%がカルボン酸またはそのエステル成分からな
る共重合樹脂などを使用することができる。尚、上記カ
ルボン酸としては、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリ
ル酸およびそのエステルが好ましい。
に設けるホットメルト層は、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ポリエチレンなど接合部の材質の異なる容器に対
しても幅広くイージーピール性シーラントとして適用で
きることが好ましい。この点から、ホットメルト材とし
ては、例えば、酢酸ビニル含有率10〜40重量%のエ
チレン−酢酸ビニル共重合体が30〜50重量%と、ワ
ックス類(マイクロクリスタリンワックス単体またはこ
れと他のワックスとの混合物)30〜40重量%と、粘
着付与剤15〜30重量%、更に必要に応じてその他の
添加剤10重量%迄の範囲で溶融混合して構成される樹
脂などが使用できる。
ロジン系樹脂、石油樹脂、テルペン系樹脂、クマロン・
インデン・スチレン系樹脂、イソプレン系樹脂などが使
用でき、これらの中から適宜選定できる。また、その他
の添加剤は、滑剤、ブロッキング防止剤、熱安定剤など
であり、滑剤・ブロッキング防止剤としては、脂肪酸エ
ステル、アマイド、アミン類、そして無機化合物の微粉
末などで、また、熱安定剤としては、ブチルヒドロキシ
トルエン、トコフェロール類、n−オクタデシル−β
(4′−ヒドロキシ3′,5−ジ−t−ブチルフェニ
ル)プロピオネートなどが挙げられ、これらの公知のも
のからそれぞれ適するものを選択して使用できる。この
ようなホットメルト層の塗布量は、10g/m2 〜40
g/m2 の範囲が好ましく、通常は20〜30g/m2
程度である。
劣る場合には、公知のエンボス手段、例えば、シーラン
ト層を加熱軟化させた後、その面を、表面にマット加
工、或いは絹目状凹凸加工などの施された冷却ロールに
圧着し、冷却する方法などで、シーラント層の表面に高
さが数μmから20μm程度の凹凸を付けることによ
り、蓋材同士の密着を防ぎ、充填シール機のフィーダー
適性を向上させることができる。
体的に説明する。但し、本発明はこれらの図面および実
施例に限定されるものではない。また、図面の説明に用
いた記号は、異なる図面においても同じ名称の部分には
同じ記号を用いた。図1、図2、図3、図4は、それぞ
れ本発明の熱封緘性蓋材の一実施例の構成を示す模式断
面図である。
ックよりなる強度層1を芯材として、その両面に接着剤
4a または4b を介して2軸延伸プラスチックフィルム
2aまたは2b をそれぞれ積層して基材シート9を作製
し、その一方の面、即ち、内面側となる2軸延伸プラス
チックフィルム2b 面に、アンカーコート剤5を介し
て、熱接着性樹脂層6a を押し出しコートにより積層し
て構成したものである。尚、アンカーコート剤5は、不
要な場合には省略してもよい。
ックよりなる強度層1を芯材として、その一方の面(外
側に向ける面)に、接着剤4a を介して、積層面に予め
絵柄などの印刷層3が設けられた帯電防止性を有する2
軸延伸プラスチックフィルム2c を最外層として積層
し、前記強度層1のもう一方の面に、接着剤4b を介し
て内面側の2軸延伸プラスチックフィルム2b を積層し
て基材シート9を作製し、前記内面側の2軸延伸プラス
チックフィルム2b の上に接着剤4c を介して、予めフ
ィルム化された熱接着性樹脂層6b をドライラミネーシ
ョン法により積層して構成したものである。
プラスチックよりなる強度層1を芯材として、その両面
に接着剤4a または4b を介して2軸延伸プラスチック
フィルム2a または2b をそれぞれ積層して基材シート
9を作製し、その一方の面、即ち、内面側となる2軸延
伸プラスチックフィルム2b 面に、アンカーコート剤5
を介してポリオレフィン系樹脂よりなる接着層7を押し
出しコートなどにより積層し、更にその上にホットメル
ト層8を溶融グラビアコート法などにより積層して構成
したものである。
ラスチックよりなる強度層1を芯材として、その一方の
面に、接着剤4a を介して、積層面に予め絵柄などの印
刷層3が設けられた帯電防止性を有する2軸延伸プラス
チックフィルム2c を最外層として積層し、前記強度層
1のもう一方の面に、接着剤4b を介して内面側の2軸
延伸プラスチックフィルム2b を積層して基材シート9
を作製し、前記内面側の2軸延伸プラスチックフィルム
2b の上にアンカーコート剤5を介して、ポリオレフィ
ン系樹脂よりなる接着層7を押し出しコートなどにより
積層し、更にその上にホットメルト層8を溶融グラビア
コート法などにより積層して構成したものである。
明する。 〔実施例1〕 (蓋材の接合面がポリエチレンで形成された容器に用い
るイージーピール性の熱封緘性蓋材を作製する) 基材シートの芯材、即ち、強度層として、厚さが80μ
mのポリプロピレン系の合成紙を用い、その両面に積層
する2軸延伸プラスチックフィルムとして、最外層用に
は、厚さが12μmで帯電防止性を有する2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルム〔エスペットフィルム
T−6140(片面コロナ放電処理)東洋紡績(株)
製〕を用い、そのコロナ放電処理面にグラビア印刷方式
で絵柄印刷を施したフィルムを作製した。また、内面側
用には、厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルム〔エスペットフィルムT−4200(両
面コロナ放電処理)東洋紡績(株)製〕を用意した。
に、ドライラミネーション法により、2液反応型ポリウ
レタン系接着剤を乾燥時塗布量3g/m2 で用いて、前
記最外層用のエスペットフィルムT−6140のコロナ
放電処理面(絵柄印刷面)を合わせて積層し、次いで、
合成紙のもう一方の面に、ドライラミネーション法によ
り、前記と同様にして内面側用のエスペットフィルムT
−4200(両面コロナ放電処理)を積層して基材シー
トを作製した。
ト層として、ホットメルト材を用いることとし、先ず、
基材シートのエスペットフィルムT−4200面に、2
液反応型ポリウレタン系アンカーコート剤〔セイカダイ
ン450A/3400C 大日精化工業(株)製〕を塗
布した後、接着層のポリオレフィン系樹脂として、低密
度ポリエチレン〔ミラソン16P 三井石油化学工業
(株)製〕を厚さが20μmとなるように押し出しコー
トし、更にその上にホットメルト材〔DX−907(主
成分 エチレン−酢酸ビニル共重合体) 大日本インキ
化学工業(株)製〕を溶融グラビアコート法により、塗
布量が25g/m2 となるように塗布して実施例1の熱
封緘性蓋材シートを作製した。(以下、2軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルムは、PETフィルムと表
示する。)
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/ポリプロピレン系合成紙80
μm/接着剤(3g/m2 )/PETフィルム12μm
/アンカーコート剤/低密度ポリエチレン層20μm/
ホットメルト層(25g/m2)〔蓋材シートの総厚は
約155μm〕
るイージーピール性の熱封緘性蓋材を作製する) 実施例1の熱封緘性蓋材シートの構成において、基材シ
ートの強度層に用いた合成紙80μmを、厚さ80μm
の無延伸ナイロンフィルムに換えたほかは、実施例1と
同様にして基材シートを作製し、更に、この基材シート
の内面側のPETフィルム、即ち、エスペットフィルム
T−4200(両面処理)面に、ドライラミネーション
法により、2液反応型ポリウレタン系接着剤を乾燥時塗
布量が3g/m2 となるように用いて、厚さ30μmの
ポリスチレン(PS)用イージーピールフィルム〔VM
X41FT(片面コロナ放電処理)和田化学工業(株)
製〕をシーラント層として、そのコロナ放電処理面を合
わせて積層し、実施例2の熱封緘性蓋材シートを作製し
た。
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/無延伸ナイロンフィルム80
μm/接着剤(3g/m2 )/PETフィルム12μm
/接着剤(3g/m2 )/PS用イージーピールフィル
ム(VMX41FT)30μm〔蓋材シートの総厚は約
143μm〕
いる強接着性の熱封緘性蓋材を作製する) 前記実施例2の熱封緘性蓋材の構成において、基材シー
トの強度層に用いた厚さ80μmの無延伸ナイロンフィ
ルムを、厚さ80μmの無延伸ポリプロピレンフィルム
(両面コロナ放電処理)に換えたほかは、実施例2と同
様にして基材シートを作製し、更に、基材シートの内面
側のPETフィルム、即ち、エスペットフィルムT−4
200(両面処理)面に、シーラント層として積層した
厚さ30μmのPS用イージーピールフィルム(VMX
41FT 片面コロナ放電処理)を、厚さ30μmの無
延伸ポリプロピレンフィルム(片面コロナ放電処理)に
換えて、実施例2と同じ方法で積層して実施例3の熱封
緘性蓋材シートを作製した。
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/無延伸ポリプロピレンフィル
ム80μm/接着剤(3g/m2 )/PETフィルム1
2μm/接着剤(3g/m2 )/無延伸ポリプロピレン
フィルム30μm〔蓋材シートの総厚は約143μm〕
形成された容器に用いるイージーピール性の熱封緘性蓋
材を作製する) 実施例1の熱封緘性蓋材シートの構成において、強度層
(ポリプロピレン系合成紙厚さ80μm)の両面に積層
した2軸延伸プラスチックフィルムの中、内面側の2軸
延伸プラスチックフィルム(PETフィルム12μm)
を除いたほかは、総て実施例1と同様に加工して比較例
1の熱封緘性蓋材シートを作製した。即ち、強度層の合
成紙(厚さ80μm)の一方の面に、最外層となる印刷
済みの帯電防止性を有するPETフィルム〔エスペット
フィルムT−6140(片面コロナ放電処理)厚さ12
μm〕を接着剤を用いてドライラミネーション法で積層
した後、合成紙のもう一方の面に、アンカーコート剤を
塗布し、その上に接着層として、低密度ポリエチレンを
厚さが20μmとなるように押し出しコートして積層
し、更にその上にホットメルト材(DX−907)を溶
融グラビアコート法で、塗布量が25g/m2 となるよ
うに塗布して熱封緘性蓋材シートを作製したものであ
る。
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/ポリプロピレン系合成紙80
μm/アンカーコート剤/低密度ポリエチレン層20μ
m/ホットメルト層(25g/m2 )〔蓋材シートの総
厚は約140μm〕
形成された容器に用いるイージーピール性の熱封緘性蓋
材を作製する) 実施例2の熱封緘性蓋材シートの構成において、基材シ
ートの強度層に用いた厚さ80μmの無延伸ナイロンフ
ィルムを、厚さが180μmのポリスチレンシートに換
えて基材シートを作製(この場合、ドライラミネーショ
ン用接着剤の塗布面は両側ともPETフィルム側に塗
布)したほかは、総て実施例2と同様に加工して比較例
2の熱封緘性蓋材シートを作製した。
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/ポリスチレンシート180μ
m/接着剤(3g/m2 )/PETフィルム12μm/
接着剤(3g/m2 )/PS用イージーピールフィルム
(VMX41FT)30μm〔蓋材シートの総厚は約2
43μm〕
で形成された容器に用いる強接着性の熱封緘性蓋材を作
製する) 実施例3の熱封緘性蓋材シートの構成において、基材シ
ートの強度層に用いた厚さ80μmの無延伸ポリプロピ
レンフィルムを、厚さ40μmの線状低密度ポリエチレ
ンフィルムに換えたほかは、総て実施例3と同様に加工
して、比較例3の熱封緘性蓋材シートを作製した。
通りである。帯電防止PETフィルム12μm/印刷層
/接着剤(3g/m2 )/線状低密度ポリエチレンフィ
ルム40μm/接着剤(3g/m2 )/PETフィルム
12μm/接着剤(3g/m2 )/無延伸ポリプロピレ
ンフィルム30μm〔蓋材シートの総厚は約103μ
m〕
て作製した実施例1、2、3および比較例1、2、3の
各熱封緘性蓋材シートを、直径80mmの円形で外周の
一部につまみ片の付いた形状の蓋材に打ち抜いて、それ
ぞれの評価テスト用試料とし、以下のテストに供した。
試料数は各5000枚作製。
能なもの ×:バリ、寸法不良などを生じるか、作業性の悪いもの
ングし、25℃の室内で水平なガラス板上に一枚ずつ静
置し、その最も高い部分の高さ(mm)を測定し、その
平均値をカールの値とした。耐カール性の評価基準は、
上記カールの値が5mm以下の場合は充填シール機の機
械適性が良好であり、5mmを超えるとフィーダートラ
ブルなど機械適性不良を発生し易くなることから、5m
m以下のものは良好〔○〕とし、5mmを超えるものは
不良〔×〕として、結果を記号で表1に示した。
すぎると供給の際、充填シール機のフィーダー部などか
ら脱落して適性不良となり、また、剛性が高すぎても反
発力が強くスムーズに供給できないため適性不良とな
る。従って、枚葉の蓋材を使用する充填シール機で実際
に適性をテストし、その結果を下記の基準により記号で
表1に示した。 ○:適度の剛性を有し枚葉の蓋材を使用する充填シール
機にも適性の良好なもの ×:剛性が低すぎるか、高すぎて充填シール機適性の良
くないもの
のプラスチック成形容器(フランジ部の外径79mm、
フランジ幅7mm)に水を充填した後、リングシーラー
を用いてヒートシールし、そのヒートシール性および外
観の良否を下記の基準で評価し、その結果を記号で表1
に示した。また、シーラントがイージーピール性のもの
(実施例1、2および比較例1、2)は、シール後、蓋
材を剥がした時のイージーピール性と、シーラントの容
器側への転移の有無、蓋材の層間剥離の有無などを併せ
て調べた。 ○:ヒートシールの接着性および外観など総て良好なも
の ×:ヒートシールの接着性、またはその外観、イージー
ピール性などに何らかの問題のあるもの (テストに使用した容器のフランジ部表面の材質) 実施例1および比較例1用:ポリエチレン 実施例2および比較例2用:ポリスチレン 実施例3および比較例3用:ポリプロピレン
による膨潤、または層間剥離の有無など耐水性を調べ、
変化のなかったものは耐水性良好〔○〕とし、異常のあ
ったものは耐水性不良〔×〕として、記号で表1に示し
た。
施例1、2、3の蓋材は、総ての評価項目において良好
であった。これに対して、比較例1の蓋材は、基材シー
トの内面側の2軸延伸プラスチックフィルム(PETフ
ィルム12μm)を除いたため、表裏の伸縮性のバラン
スに欠け、カールが大きくなり充填機適性不良を発生し
た。そして、比較例2の蓋材は、基材シートの芯材であ
る強度層に厚さが180μmのポリスチレンシートを使
用したため、厚さが増すと同時に剛性が高くなりすぎ、
フィーダー適性が損なわれると共に、ヒートシールにお
いても高温を必要とし、蓋材の収縮・変形が発生して外
観が損なわれ、また、シール自体も不安定となり適性不
良であった。また、比較例3の蓋材は、基材シートの強
度層に厚さが40μmの線状低密度ポリエチレンを用い
たため、材質として柔らかく伸びがあり、打ち抜き時に
バリを生じ、また、厚さがやや不足し剛性にも欠けるた
め充填シール機のフィーダー部で脱落など充填機適性不
良を発生した。
よれば、蓋材の構成材料にアルミニウム箔などの金属や
紙を用いず、プラスチックを主体とする材料で構成して
いるため、充填シール後の製品検査で金属探知機による
異物検査が可能であると同時に、性能面でも耐水性、耐
熱性(熱シール安定性)、シール性に優れ、また、一枚
ずつに打ち抜かれた枚葉の蓋材として用いても、カール
や静電気の帯電が殆どなく、広範囲の自動充填シール機
に対して良好な機械適性を有し、且つ、シーラントの選
択により、強接着性でもイージーピール性でもいずれに
も対応でき、イージーピール性のシーラントを用いた場
合には、開封時に蓋材全体を容易且つ綺麗に剥がすこと
ができ、更に、使用後は容易に焼却できるなど廃棄性に
も優れた熱封緘性蓋材を提供できる効果を奏する。
示す模式断面図である。
示す模式断面図である。
示す模式断面図である。
示す模式断面図である。
ム 3 印刷層 4a,4b,4c 接着剤 5 アンカーコート剤 6a 熱接着性樹脂層(押し出しコート) 6b 熱接着性樹脂層(フィルム) 7 接着層(ポリオレフィン系樹脂) 8 ホットメルト層 9 基材シート 10、11、12、13 熱封緘性蓋材
Claims (4)
- 【請求項1】プラスチックよりなる強度層の両面に2軸
延伸プラスチックフィルムを積層してなる基材シートの
一方の面に、熱接着性樹脂層、または、ポリオレフィン
系樹脂よりなる接着層を介してホットメルト層が設けら
れていることを特徴とする熱封緘性蓋材。 - 【請求項2】前記強度層が、ポリプロピレン、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリアミド、エチレン・ビニ
ルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、そして、ポリプロピレンもしくはポリスチレンを基
材とする合成紙の中のいずれか1種の単層、または、こ
れらの中の少なくとも1種を含む多層フィルムであるこ
とを特徴とする請求項1記載の熱封緘性蓋材。 - 【請求項3】前記熱封緘性蓋材の少なくとも最外層の2
軸延伸プラスチックフィルムが、帯電防止性を有するこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の熱封緘性蓋
材。 - 【請求項4】前記熱封緘性蓋材が、所定の形状に打ち抜
かれた枚葉形態であることを特徴とする請求項1乃至3
のいずれかに記載の熱封緘性蓋材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33444396A JP3841903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 熱封緘性蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33444396A JP3841903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 熱封緘性蓋材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157034A true JPH10157034A (ja) | 1998-06-16 |
JP3841903B2 JP3841903B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=18277450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33444396A Expired - Fee Related JP3841903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 熱封緘性蓋材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3841903B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004009351A1 (fr) * | 2002-07-23 | 2004-01-29 | Jixiang Decorating & Crafts Factory Co., Ltd., Shantou | Materiau composite utilise dans une pochette d'emballage facilement penetree par une paille |
JP2016210497A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | 陞一 山並 | ヒートシール容器開口部に易開封性を付与する方法 |
JP2018171785A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 大日本印刷株式会社 | 積層体およびそれを備える包装袋 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP33444396A patent/JP3841903B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004009351A1 (fr) * | 2002-07-23 | 2004-01-29 | Jixiang Decorating & Crafts Factory Co., Ltd., Shantou | Materiau composite utilise dans une pochette d'emballage facilement penetree par une paille |
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JP3841903B2 (ja) | 2006-11-08 |
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