JPH101567A - ラテックス組成物 - Google Patents
ラテックス組成物Info
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- JPH101567A JPH101567A JP9055474A JP5547497A JPH101567A JP H101567 A JPH101567 A JP H101567A JP 9055474 A JP9055474 A JP 9055474A JP 5547497 A JP5547497 A JP 5547497A JP H101567 A JPH101567 A JP H101567A
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- latex
- monofunctional
- polymer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L33/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L33/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C08L33/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, which oxygen atoms are present only as part of the carboxyl radical
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/30—Introducing nitrogen atoms or nitrogen-containing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/42—Introducing metal atoms or metal-containing groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L35/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical, and containing at least one other carboxyl radical in the molecule, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L35/06—Copolymers with vinyl aromatic monomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D133/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D133/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C09D133/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
- C09D133/062—Copolymers with monomers not covered by C09D133/06
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 改良された乾燥速度を有する、単一包装の貯
蔵安定性のあるラテックス組成物の提供。 【解決手段】 改良された乾燥速度を有する改質ラテッ
クス組成物であって、1以上のペンダント側鎖を有し、
該側鎖が、酸または水酸基単位と反応することができる
単官能性基または多官能性基と、ポリマー前駆体中に存
在するそのような単位との反応生成物を含む、前記の改
質ラテックス組成物。
蔵安定性のあるラテックス組成物の提供。 【解決手段】 改良された乾燥速度を有する改質ラテッ
クス組成物であって、1以上のペンダント側鎖を有し、
該側鎖が、酸または水酸基単位と反応することができる
単官能性基または多官能性基と、ポリマー前駆体中に存
在するそのような単位との反応生成物を含む、前記の改
質ラテックス組成物。
Description
【0001】本発明はラテックス組成物に関し、より詳
細には単一包装の貯蔵安定性のラテックス組成物に関す
る。本発明は特に電磁線硬化されることができるラテッ
クス組成物について有用である。そのようなラテックス
は組成物は被覆剤、特に木材、木材製品、金属、プラス
チック、および皮革の被覆剤、接着剤、インク、および
コーキング剤として有用である。本発明の組成物は改良
された乾燥速度を示す。
細には単一包装の貯蔵安定性のラテックス組成物に関す
る。本発明は特に電磁線硬化されることができるラテッ
クス組成物について有用である。そのようなラテックス
は組成物は被覆剤、特に木材、木材製品、金属、プラス
チック、および皮革の被覆剤、接着剤、インク、および
コーキング剤として有用である。本発明の組成物は改良
された乾燥速度を示す。
【0002】乾燥速度は多くの用途において重要な特性
である。乾燥の初期段階において水性ラテックス配合物
は柔軟で粘着性である。そのため損傷を受けやすい。乾
燥速度が速ければ、被覆剤、インク、コーキング剤など
においてより早く硬度が発現する。早い乾燥速度は特に
ライン生産において重要であり、より早いライン速度は
生産速度の向上をもたらす。たとえば、印刷工業におい
ては、インクの乾燥速度は最大印刷速度を決定する重要
な要因である。乾燥速度が重要なその他の分野として
は、水性紫外線硬化組成物がある。被覆組成物が硬化す
る前に十分乾燥しなければ、紫外線の照射によりフィル
ム中に残存する水またはその他の溶剤を永久に閉じこめ
てしまうことになる。水性組成物の多くは湿潤状態では
乳濁しており、水を永久的に閉じこめた場合には得られ
るフィルムは乳濁したり筋状に見えたりする。
である。乾燥の初期段階において水性ラテックス配合物
は柔軟で粘着性である。そのため損傷を受けやすい。乾
燥速度が速ければ、被覆剤、インク、コーキング剤など
においてより早く硬度が発現する。早い乾燥速度は特に
ライン生産において重要であり、より早いライン速度は
生産速度の向上をもたらす。たとえば、印刷工業におい
ては、インクの乾燥速度は最大印刷速度を決定する重要
な要因である。乾燥速度が重要なその他の分野として
は、水性紫外線硬化組成物がある。被覆組成物が硬化す
る前に十分乾燥しなければ、紫外線の照射によりフィル
ム中に残存する水またはその他の溶剤を永久に閉じこめ
てしまうことになる。水性組成物の多くは湿潤状態では
乳濁しており、水を永久的に閉じこめた場合には得られ
るフィルムは乳濁したり筋状に見えたりする。
【0003】Bogdanyのヨーロッパ特許3131
79A2号は、改良された接着と乾燥速度を有する改質
ラテックス組成物を開示する。この改質は芳香族または
アルキル置換芳香族ポリイソシアネートを、基体に塗布
する直前にラテックスに加えるというものである。その
ような組成物は主にカーペット基体の被覆または他の接
着用途において有用である。Bogdanyにおける重
大な欠点は、改質ラテックス組成物のポットライフが短
いことである。Bogdanyは、得られる組成物の粘
度上昇を調節するために、適当な基体に塗布する直前に
ポリイソシアネートを加えなければならないと教示す
る。これはイソシアネートがラテックスと反応し、容器
にあるうちにゲル化してしまう可能性があるためであ
る。したがって、改良された乾燥速度を有する、単一包
装の貯蔵安定性のあるラテックス組成物が求められてい
るのである。
79A2号は、改良された接着と乾燥速度を有する改質
ラテックス組成物を開示する。この改質は芳香族または
アルキル置換芳香族ポリイソシアネートを、基体に塗布
する直前にラテックスに加えるというものである。その
ような組成物は主にカーペット基体の被覆または他の接
着用途において有用である。Bogdanyにおける重
大な欠点は、改質ラテックス組成物のポットライフが短
いことである。Bogdanyは、得られる組成物の粘
度上昇を調節するために、適当な基体に塗布する直前に
ポリイソシアネートを加えなければならないと教示す
る。これはイソシアネートがラテックスと反応し、容器
にあるうちにゲル化してしまう可能性があるためであ
る。したがって、改良された乾燥速度を有する、単一包
装の貯蔵安定性のあるラテックス組成物が求められてい
るのである。
【0004】本発明はその一態様として、改良された乾
燥速度を有する改質ラテックス組成物であって、1以上
のペンダント側鎖を有し、該側鎖が、酸または水酸基単
位と反応することができる単官能性基または多官能性基
と、ポリマー前駆体中に存在するそのような単位との反
応生成物を含む、前記の改質ラテックス組成物を提供す
る。
燥速度を有する改質ラテックス組成物であって、1以上
のペンダント側鎖を有し、該側鎖が、酸または水酸基単
位と反応することができる単官能性基または多官能性基
と、ポリマー前駆体中に存在するそのような単位との反
応生成物を含む、前記の改質ラテックス組成物を提供す
る。
【0005】本発明は他の態様として、基体上に架橋し
た保護被覆を形成する方法であって、請求項5記載の被
覆を基体に施し、周囲温度または昇温下に組成物を硬化
させ、または組成物に電磁線を施して硬化させる前記の
方法を提供する。
た保護被覆を形成する方法であって、請求項5記載の被
覆を基体に施し、周囲温度または昇温下に組成物を硬化
させ、または組成物に電磁線を施して硬化させる前記の
方法を提供する。
【0006】本明細書において、文脈上他のものを指す
ことが明らかな場合を除き、下記の用語は以下の意味に
おいて用いられる。「ラテックス」または「ラテックス
組成物」は、たとえばエマルション重合のような公知の
重合方法により調製される水不溶性のポリマーの分散体
を意味する。「前駆体ラテックス」または「前駆体ラテ
ックス組成物」は、ペンダント側鎖を付加する前の本発
明のラテックスを意味する。「架橋可能な」または「架
橋」は、存在するポリマー鎖の間に新たな化学結合を形
成することを意味する。「硬化」は、基体に塗布した後
にポリマーを架橋することを意味する。「貯蔵安定性組
成物」は、長期間の貯蔵の際も、貯蔵容器内で反応可能
な成分が実質的に架橋しない組成物を意味する。「ポッ
トライフ」または「シェルフライフ」は、組成物が貯蔵
安定である期間を意味する。「2包装」または「2成分
系」は、成分が別々に貯蔵され、使用する直前に混合さ
れる被覆組成物またはシステムを意味する。一方、「単
一包装」または「1成分系」は複数の成分が1つの容器
内において貯蔵される被覆組成物を意味する。数値範囲
の指定は、特記のない限り、当該数値を含むものとす
る。
ことが明らかな場合を除き、下記の用語は以下の意味に
おいて用いられる。「ラテックス」または「ラテックス
組成物」は、たとえばエマルション重合のような公知の
重合方法により調製される水不溶性のポリマーの分散体
を意味する。「前駆体ラテックス」または「前駆体ラテ
ックス組成物」は、ペンダント側鎖を付加する前の本発
明のラテックスを意味する。「架橋可能な」または「架
橋」は、存在するポリマー鎖の間に新たな化学結合を形
成することを意味する。「硬化」は、基体に塗布した後
にポリマーを架橋することを意味する。「貯蔵安定性組
成物」は、長期間の貯蔵の際も、貯蔵容器内で反応可能
な成分が実質的に架橋しない組成物を意味する。「ポッ
トライフ」または「シェルフライフ」は、組成物が貯蔵
安定である期間を意味する。「2包装」または「2成分
系」は、成分が別々に貯蔵され、使用する直前に混合さ
れる被覆組成物またはシステムを意味する。一方、「単
一包装」または「1成分系」は複数の成分が1つの容器
内において貯蔵される被覆組成物を意味する。数値範囲
の指定は、特記のない限り、当該数値を含むものとす
る。
【0007】本発明において、本発明の前駆体ラテック
ス組成物はアクリルエマルション、ビニル付加物エマル
ション、ポリウレタンエマルション、スチレン−ブタジ
エンエマルション、アルキッドエマルション、エポキシ
エマルション、ポリエーテルエマルション、ポリエステ
ルエマルション、ポリ尿素エマルション、およびたとえ
ばアクリル/ポリウレタンハイブリッドエマルションま
たはブレンドのようなそれらの組み合わせを包含する
が、これらに限定されるものではない。これらのポリマ
ーは単一段または多段ラテックス粒子であることができ
る。多段ラテックス粒子は少なくとも2つの互いに非相
溶性のコポリマーであって、たとえばコア/シェル、シ
ェル層が不完全にコアをカプセル化しているコア/シェ
ル、複数のコアを有するコア/シェル、相互侵入編目構
造などであって、粒子の表面の過半部分が少なくとも1
つの外側層で占められ、粒子の内部が少なくとも1つの
内側層でしめられているもののような、複数のモルホロ
ジー構造を有するコポリマーを含む。
ス組成物はアクリルエマルション、ビニル付加物エマル
ション、ポリウレタンエマルション、スチレン−ブタジ
エンエマルション、アルキッドエマルション、エポキシ
エマルション、ポリエーテルエマルション、ポリエステ
ルエマルション、ポリ尿素エマルション、およびたとえ
ばアクリル/ポリウレタンハイブリッドエマルションま
たはブレンドのようなそれらの組み合わせを包含する
が、これらに限定されるものではない。これらのポリマ
ーは単一段または多段ラテックス粒子であることができ
る。多段ラテックス粒子は少なくとも2つの互いに非相
溶性のコポリマーであって、たとえばコア/シェル、シ
ェル層が不完全にコアをカプセル化しているコア/シェ
ル、複数のコアを有するコア/シェル、相互侵入編目構
造などであって、粒子の表面の過半部分が少なくとも1
つの外側層で占められ、粒子の内部が少なくとも1つの
内側層でしめられているもののような、複数のモルホロ
ジー構造を有するコポリマーを含む。
【0008】本発明は特に電磁線硬化可能なポリマーに
適用される。本発明において有用なアニオン的に安定化
された電磁線硬化可能なポリマーとしては、Bueth
eらの米国特許第4,287,039号、Kressd
orfらのドイツ特許第4,011,353号、および
第4,011,349号、Beckらのドイツ特許第
4,031,732号、および第4,203,546
号、Flakus.Wのヨーロッパ特許第399,16
0号、Haberleらのヨーロッパ特許第392,5
52号、Flakusのヨーロッパ特許第518,02
0号、Mexinerらのカナダ特許第2,07,09
7号、Wolfersbergerらの米国特許第5,
306,744号、Zomらの米国特許第4,730,
021号、McGinnissらの米国特許第4,10
7,013号、およびPearsらのヨーロッパ特許第
442,653号に開示されているものが包含される
が、これらに限定されるものではない。上記特許の内容
は本明細書の一部として参照される。
適用される。本発明において有用なアニオン的に安定化
された電磁線硬化可能なポリマーとしては、Bueth
eらの米国特許第4,287,039号、Kressd
orfらのドイツ特許第4,011,353号、および
第4,011,349号、Beckらのドイツ特許第
4,031,732号、および第4,203,546
号、Flakus.Wのヨーロッパ特許第399,16
0号、Haberleらのヨーロッパ特許第392,5
52号、Flakusのヨーロッパ特許第518,02
0号、Mexinerらのカナダ特許第2,07,09
7号、Wolfersbergerらの米国特許第5,
306,744号、Zomらの米国特許第4,730,
021号、McGinnissらの米国特許第4,10
7,013号、およびPearsらのヨーロッパ特許第
442,653号に開示されているものが包含される
が、これらに限定されるものではない。上記特許の内容
は本明細書の一部として参照される。
【0009】具体的な用途に応じ、本発明の前駆体ラテ
ックス組成物は、一般的に10重量%から70重量%の
ポリマー固形分を有する。塗料用途では、20重量%か
ら50重量%のポリマー固形分を有することが好まし
く、最も好ましくは25重量%から50重量%のポリマ
ー固形分を有する。
ックス組成物は、一般的に10重量%から70重量%の
ポリマー固形分を有する。塗料用途では、20重量%か
ら50重量%のポリマー固形分を有することが好まし
く、最も好ましくは25重量%から50重量%のポリマ
ー固形分を有する。
【0010】本発明の改質ラテックスの側鎖は、酸また
は水酸基単位と反応することができる任意の単官能性ま
たは多官能性の基を有する。そのような側鎖は前駆体ポ
リマーに存在する酸または水酸基単位と、単官能性また
は多官能性基との反応により前駆体ポリマーに付加され
る。そのような基としては、アジリジン、カルボジイミ
ド、イソシアネート、エポキシ、エポキシシラン、アミ
ノプラスト、およびオキサゾリンの単官能性または多官
能性物質を包含するが、これらに限定されるものではな
い。そのような化合物としては、1−アジリジンプロパ
ン酸、2−メチル,2−エチル−2−[3−(2−メチ
ル−1−アジリジニル)−1−オキソプロポキシメチ
ル]−1,3−プロパンジイルエステル(propan
ediylester)、オクチルイソシアネート、お
よびグリシドキシプロピル(トリメトキシシラン)など
があげられるが、これらに限定されるものではない。エ
ポキシシラン、カルボジイミド、およびアジリジンのよ
うなエマルションに容易に加えることができる物質を使
用することが好ましい。
は水酸基単位と反応することができる任意の単官能性ま
たは多官能性の基を有する。そのような側鎖は前駆体ポ
リマーに存在する酸または水酸基単位と、単官能性また
は多官能性基との反応により前駆体ポリマーに付加され
る。そのような基としては、アジリジン、カルボジイミ
ド、イソシアネート、エポキシ、エポキシシラン、アミ
ノプラスト、およびオキサゾリンの単官能性または多官
能性物質を包含するが、これらに限定されるものではな
い。そのような化合物としては、1−アジリジンプロパ
ン酸、2−メチル,2−エチル−2−[3−(2−メチ
ル−1−アジリジニル)−1−オキソプロポキシメチ
ル]−1,3−プロパンジイルエステル(propan
ediylester)、オクチルイソシアネート、お
よびグリシドキシプロピル(トリメトキシシラン)など
があげられるが、これらに限定されるものではない。エ
ポキシシラン、カルボジイミド、およびアジリジンのよ
うなエマルションに容易に加えることができる物質を使
用することが好ましい。
【0011】側鎖は公知の方法によって前駆体ラテック
スに付加される。最も単純な方法は、攪拌下に適当量の
前駆体ラテックスと適当量の側鎖官能性物質をブレンド
し、次いで混合物を適当な時間、典型的には24−48
時間反応させる方法である。付加される側鎖官能性物質
のタイプ、得られるラテックスの具体的な用途により、
ポリマーの総重量の1から20重量%、好ましくは2.
5から10重量%の範囲で、側鎖官能性物質が前駆体ラ
テックスに付加される。
スに付加される。最も単純な方法は、攪拌下に適当量の
前駆体ラテックスと適当量の側鎖官能性物質をブレンド
し、次いで混合物を適当な時間、典型的には24−48
時間反応させる方法である。付加される側鎖官能性物質
のタイプ、得られるラテックスの具体的な用途により、
ポリマーの総重量の1から20重量%、好ましくは2.
5から10重量%の範囲で、側鎖官能性物質が前駆体ラ
テックスに付加される。
【0012】エマルション重合および分散重合において
は、安定性を付与し、かつ粒子径をコントロールするた
めに界面活性剤が一般に使用される。公知のアニオン性
界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、またはそれらの組
み合わせが使用できる。典型的なアニオン性界面活性剤
としては、アルキル硫酸のアルカリ塩またはアンモニウ
ム塩、アルキルスルホネート、脂肪酸の塩、スルホ琥珀
酸塩のエステル、アルキルジフェニルエーテルジスルホ
ネート、および有機ホスフェートエステル錯体の遊離酸
の塩があげられるが、これらに限定されるものではな
い。典型的なノニオン性の界面活性剤としては、たとえ
ば直鎖または分岐鎖のアルキル鎖を有するエチレンオキ
サイドとプロピレンオキサイドとの縮合物、アルキルア
リールポリエチレングリコールとポリプロピレングリコ
ールとのエーテル、並びにチオエーテルのようなポリエ
ーテル、約7から約18の炭素原子と約4から約100
のエチレンオキシ単位を有するアルキルフェノキシポリ
(エチレンオキシ)エタノール類、ソルビタン、ソルバ
イド(sorbides)、マンニタン(mannit
ans)およびマンニッド(mannides)を含む
ヘキシットのポリオキシアルキレン誘導体があげられる
が、これらに限定されるものではない。本発明の組成物
において、最終組成物の総重量に基づいて0.1から3
重量%の界面活性剤を使用することができる。
は、安定性を付与し、かつ粒子径をコントロールするた
めに界面活性剤が一般に使用される。公知のアニオン性
界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、またはそれらの組
み合わせが使用できる。典型的なアニオン性界面活性剤
としては、アルキル硫酸のアルカリ塩またはアンモニウ
ム塩、アルキルスルホネート、脂肪酸の塩、スルホ琥珀
酸塩のエステル、アルキルジフェニルエーテルジスルホ
ネート、および有機ホスフェートエステル錯体の遊離酸
の塩があげられるが、これらに限定されるものではな
い。典型的なノニオン性の界面活性剤としては、たとえ
ば直鎖または分岐鎖のアルキル鎖を有するエチレンオキ
サイドとプロピレンオキサイドとの縮合物、アルキルア
リールポリエチレングリコールとポリプロピレングリコ
ールとのエーテル、並びにチオエーテルのようなポリエ
ーテル、約7から約18の炭素原子と約4から約100
のエチレンオキシ単位を有するアルキルフェノキシポリ
(エチレンオキシ)エタノール類、ソルビタン、ソルバ
イド(sorbides)、マンニタン(mannit
ans)およびマンニッド(mannides)を含む
ヘキシットのポリオキシアルキレン誘導体があげられる
が、これらに限定されるものではない。本発明の組成物
において、最終組成物の総重量に基づいて0.1から3
重量%の界面活性剤を使用することができる。
【0013】電磁線硬化される組成物において、組成物
はある種の紫外線光開始剤を任意に含むことができる。
そのような光開始剤は不揮発分総重量の0.2から1.
0重量%の量で一般に使用される。熱硬化される組成物
においては、任意に熱開始剤を含むことができる。その
ような熱開始剤は不揮発分総重量の0.5から2.0重
量%の量で一般に使用される。
はある種の紫外線光開始剤を任意に含むことができる。
そのような光開始剤は不揮発分総重量の0.2から1.
0重量%の量で一般に使用される。熱硬化される組成物
においては、任意に熱開始剤を含むことができる。その
ような熱開始剤は不揮発分総重量の0.5から2.0重
量%の量で一般に使用される。
【0014】本発明において使用することができる他の
任意成分としては、共溶剤、顔料、フィラー、分散剤、
湿潤剤、ワックス、造膜助剤、レオロジー改良剤、増粘
剤、乾燥遅延剤、消泡剤、紫外線吸収剤、紫外線開始
剤、酸化防止剤、殺生物剤、および安定剤などがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。これらの任
意成分は、所望により成分の間で非相溶性と成らないよ
うな任意の順序で加えることができる。水性キャリアに
溶解しない成分は、ラテックス、水性キャリア、または
共溶剤に高専断ミキサーで分散させることができる。組
成物のpHは攪拌下に酸または塩基を加えることにより
調節することができる。塩基としては、アンモニア、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエタノール
アミン、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、および酢酸ナトリウムがあげられるが、
これらに限定されるものではない。酸としては、酢酸、
ぎ酸、塩酸、硝酸、およびトルエンスルホン酸があげら
れるが、これらに限定されるものではない。
任意成分としては、共溶剤、顔料、フィラー、分散剤、
湿潤剤、ワックス、造膜助剤、レオロジー改良剤、増粘
剤、乾燥遅延剤、消泡剤、紫外線吸収剤、紫外線開始
剤、酸化防止剤、殺生物剤、および安定剤などがあげら
れるが、これらに限定されるものではない。これらの任
意成分は、所望により成分の間で非相溶性と成らないよ
うな任意の順序で加えることができる。水性キャリアに
溶解しない成分は、ラテックス、水性キャリア、または
共溶剤に高専断ミキサーで分散させることができる。組
成物のpHは攪拌下に酸または塩基を加えることにより
調節することができる。塩基としては、アンモニア、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエタノール
アミン、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、および酢酸ナトリウムがあげられるが、
これらに限定されるものではない。酸としては、酢酸、
ぎ酸、塩酸、硝酸、およびトルエンスルホン酸があげら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0015】本発明の組成物は、木材製品、再構成木材
製品(reconstitutedwood prod
ucts)、皮革、コンクリート、アスファルト、ファ
イバーセメント、石、大理石、クレー、ガラス、プラス
チック、紙、厚紙、および金属のような適当な基体に被
覆を付与するために使用することができる。プラスチッ
クとしては、たとえば、ポリスチレン、ポリエチレン、
ABS、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリフ
ェニレン、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリ
塩化ビニル、ノリル、およびポリスルホンがあげられ
る。金属としては、鉄および非鉄金属が使用できる。
製品(reconstitutedwood prod
ucts)、皮革、コンクリート、アスファルト、ファ
イバーセメント、石、大理石、クレー、ガラス、プラス
チック、紙、厚紙、および金属のような適当な基体に被
覆を付与するために使用することができる。プラスチッ
クとしては、たとえば、ポリスチレン、ポリエチレン、
ABS、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリフ
ェニレン、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリ
塩化ビニル、ノリル、およびポリスルホンがあげられ
る。金属としては、鉄および非鉄金属が使用できる。
【0016】本発明の組成物は、スプレー、エアレスス
プレー、ロール、ブラシ、カーテンコーティング、フラ
ッドコーティング、およびディップコーティングのよう
な公知の塗布方法により所望の基体に塗布することがで
きる。基体に塗布された後、組成物は周囲温度もしくは
昇温下で、または電磁線を照射して硬化されることがで
きる。
プレー、ロール、ブラシ、カーテンコーティング、フラ
ッドコーティング、およびディップコーティングのよう
な公知の塗布方法により所望の基体に塗布することがで
きる。基体に塗布された後、組成物は周囲温度もしくは
昇温下で、または電磁線を照射して硬化されることがで
きる。
【0017】被覆剤用途の他に、本発明の組成物は単独
でまたは他の成分と組み合わせて、たとえば接着剤、イ
ンク、サイズ剤、複合剤、含浸材料、キャスト剤、コー
キング剤、および不織布バインダーなどに使用できる。
でまたは他の成分と組み合わせて、たとえば接着剤、イ
ンク、サイズ剤、複合剤、含浸材料、キャスト剤、コー
キング剤、および不織布バインダーなどに使用できる。
【0018】以下の実施例1から9において、本発明の
側鎖官能基を有するものと有しないものの、種々のラテ
ックスの乾燥速度が比較された。以下の実施例で使用さ
れた前駆体ラテックスは以下の通りである。 ラテックスA:バスフ社製の自己架橋型アクリルエマル
ションである、LUHYDRAN A848s ラテックスB:KJ Quinn社製の脂肪族ポリウレ
タンディスパージョンである、Q−THANE QW
18−1 ラテックスC:Nacan Products社製の酢
酸ビニルエマルションである、VINAMUL 369
5 ラテックスD:BFグッドリッチ社製の自己架橋型アク
リルエマルションである、HYCAR 2671
側鎖官能基を有するものと有しないものの、種々のラテ
ックスの乾燥速度が比較された。以下の実施例で使用さ
れた前駆体ラテックスは以下の通りである。 ラテックスA:バスフ社製の自己架橋型アクリルエマル
ションである、LUHYDRAN A848s ラテックスB:KJ Quinn社製の脂肪族ポリウレ
タンディスパージョンである、Q−THANE QW
18−1 ラテックスC:Nacan Products社製の酢
酸ビニルエマルションである、VINAMUL 369
5 ラテックスD:BFグッドリッチ社製の自己架橋型アク
リルエマルションである、HYCAR 2671
【0019】ラテックスE:以下の2段法で作られた電
磁線硬化可能なアクリルエマルションである。 全体の組成はブチルアクリレート48重量%、スチレン
24重量%、メタクリル酸25.5重量%、およびアリ
ルメタクリレート2.5重量%であり、酸当量の15%
の水酸化アンモニウムで中和し、酸の74モル%に相当
するグリシジルメタクリレートを加え、実質的にすべて
のグリシジルメタクリレートが反応するまで約80℃で
反応させた。得られたラテックスは固形分40.2重量
%、乾燥ポリマーに基づいて592のメタクリレート当
量重量(UV硬化用)、乾燥ポリマーに基づいて酸価5
8を有していた。試験されるそれぞれのサンプルについ
て、ほぼ3gのサンプルを風袋重量を測定したアルミニ
ウムパンに入れ、77℃、相対湿度50%で乾燥させ
た。所定の時間ごとにサンプル重量を測定した。それぞ
れのサンプルは試験前少なくとも3日間の間、平衡に保
持された。
磁線硬化可能なアクリルエマルションである。 全体の組成はブチルアクリレート48重量%、スチレン
24重量%、メタクリル酸25.5重量%、およびアリ
ルメタクリレート2.5重量%であり、酸当量の15%
の水酸化アンモニウムで中和し、酸の74モル%に相当
するグリシジルメタクリレートを加え、実質的にすべて
のグリシジルメタクリレートが反応するまで約80℃で
反応させた。得られたラテックスは固形分40.2重量
%、乾燥ポリマーに基づいて592のメタクリレート当
量重量(UV硬化用)、乾燥ポリマーに基づいて酸価5
8を有していた。試験されるそれぞれのサンプルについ
て、ほぼ3gのサンプルを風袋重量を測定したアルミニ
ウムパンに入れ、77℃、相対湿度50%で乾燥させ
た。所定の時間ごとにサンプル重量を測定した。それぞ
れのサンプルは試験前少なくとも3日間の間、平衡に保
持された。
【0020】以下において、実施例に基づいて本発明を
より詳細に説明するが、これらの実施例は本発明の範囲
を何ら制限するものではない。 実施例1:多官能性イソシアネートとアクリル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+BAYHYDROL
XP7063(バイエル社製のポリイソシアネート)を
比較した。試験サンプルの配合を表1に示す。
より詳細に説明するが、これらの実施例は本発明の範囲
を何ら制限するものではない。 実施例1:多官能性イソシアネートとアクリル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+BAYHYDROL
XP7063(バイエル社製のポリイソシアネート)を
比較した。試験サンプルの配合を表1に示す。
【0021】
【表1】 表 1 1−A 1−B 1−C ラテックスA(g) 45.5 45.5 45.5 イソシアネート(g) 0 0.5 1.0 H2O(g) 4.6 5.3 6.1 固形分(%) 40.0 40.0 40.0 イソシアネート(%) 0 2.5 5.0
【0022】試験結果を以下の表2に示す。イソシアネ
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル1
−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル1−A
(イソシアネート非含有)よりも6.6%早く乾燥し、
サンプル1−C(イソシアネート 5%)はサンプル1
−Aよりも12.55%早く乾燥した。
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル1
−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル1−A
(イソシアネート非含有)よりも6.6%早く乾燥し、
サンプル1−C(イソシアネート 5%)はサンプル1
−Aよりも12.55%早く乾燥した。
【0023】
【表2】 表 2 配合(固形分%) 時間(時) 1−A 1−B 1−C 0.0 40.0 40.0 40.0 0.08 40.2 40.2 40.2 0.17 40.3 40.4 40.4 0.33 40.7 40.7 40.8 0.50 41.1 41.2 41.3 0.83 41.8 42.0 42.1 1.00 42.3 42.5 42.7 1.50 43.5 44.0 44.2 2.00 44.8 45.5 45.8 3.00 47.6 48.7 49.2 4.08 51.1 52.5 53.5 5.00 54.9 56.8 58.9 6.00 59.6 62.3 65.3 7.00 64.3 68.0 72.1 9.68 81.3 86.7 91.5
【0024】実施例2:多官能性イソシアネートとアク
リル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+オクチルイソシアネー
トを比較した。試験サンプルの配合を表3に示す。
リル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+オクチルイソシアネー
トを比較した。試験サンプルの配合を表3に示す。
【0025】
【表3】 表 3 2−A 2−B ラテックスA(g) 45.5 22.75 オクチルイソシアネート(g) 0 0.25 H2O(g) 4.6 3.1 固形分(%) 40.0 40.0 オクチルイソシアネート(%) 0 2.5
【0026】試験結果を以下の表4に示す。イソシアネ
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。11時間以上の乾燥後において、サンプル
2−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル2−A
(イソシアネート非含有)よりも5.68%早く乾燥し
た。
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。11時間以上の乾燥後において、サンプル
2−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル2−A
(イソシアネート非含有)よりも5.68%早く乾燥し
た。
【0027】
【表4】
【0028】実施例3:エポキシシランとアクリル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表5に示す。
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表5に示す。
【0029】
【表5】 表 5 3−A 3−B 3−C ラテックスA(g) 45.5 45.5 45.5 エポキシシラン(g) 0 1.0 2.0 H2O(g) 4.6 6.1 7.6 固形分(%) 40.0 40.0 40.0 エポキシシラン(%) 0 5.0 10.0
【0030】試験結果を以下の表6に示す。エポキシシ
ランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル3
−B(エポキシシラン 5%)はサンプル3−A(エポ
キシシラン非含有)よりも16.26%早く乾燥し、サ
ンプル3−C(エポキシシラン 10%)はサンプル3
−Aよりも30.62%早く乾燥した。
ランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル3
−B(エポキシシラン 5%)はサンプル3−A(エポ
キシシラン非含有)よりも16.26%早く乾燥し、サ
ンプル3−C(エポキシシラン 10%)はサンプル3
−Aよりも30.62%早く乾燥した。
【0031】
【表6】 表 6 配合(固形分%) 時間(時) 3−A 3−B 3−C 0.0 40.0 40.0 40.0 0.57 41.0 41.3 41.4 1.88 43.8 44.6 45.0 2.92 46.0 47.4 48.3 3.73 48.2 50.3 51.7 4.58 50.7 53.6 55.8 5.58 53.8 58.0 61.7 6.53 57.4 63.1 68.6 7.55 61.5 69.4 77.0 9.15 68.9 80.1 90.0
【0032】実施例4:多官能性イソシアネートとポリ
ウレタンディスパージョン ラテックスBと、ラテックスB+BAYHYDROL
XP7063を比較した。試験サンプルの配合を表7に
示す。
ウレタンディスパージョン ラテックスBと、ラテックスB+BAYHYDROL
XP7063を比較した。試験サンプルの配合を表7に
示す。
【0033】
【表7】
【0034】試験結果を以下の表8に示す。イソシアネ
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル4
−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル4−A
(イソシアネート非含有)よりも5.14%早く乾燥し
た。
ートの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されるこ
とがわかる。9時間以上の乾燥後において、サンプル4
−B(イソシアネート 2.5%)はサンプル4−A
(イソシアネート非含有)よりも5.14%早く乾燥し
た。
【0035】
【表8】
【0036】実施例5:エポキシシランおよび造膜助剤
とアクリル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)+エチレングリコールモノブチ
ルエーテル(造膜助剤)を比較した。試験サンプルの配
合を表9に示す。
とアクリル樹脂 ラテックスAと、ラテックスA+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)+エチレングリコールモノブチ
ルエーテル(造膜助剤)を比較した。試験サンプルの配
合を表9に示す。
【0037】
【表9】 表 9 5−A 5−B* 5−C** ラテックスA(g) 27.2 24.8 45.5 エポキシシラン(g) 0 1.1 2.0 H2O(g) 2.7 4.1 7.6 エチレングリコール 1.2 1.2 2.0 モノブチルエーテル(g) 固形分(%) 40.0 40.0 40.0 エポキシシラン(%) 0 5.0 10.0
【0038】* ポリマー+エポキシシランを7日間エ
ージングした後に造膜助剤を加えた。 ** エポキシシランは造膜助剤を加えた後に、配合時
に加えた。試験結果を以下の表10に示す。エポキシシ
ランの添加により造膜助剤を含むラテックスの乾燥速度
が改良されることがわかる。造膜助剤はエポキシシラン
による変成の前または後のどちらに加えてもよいことが
わかる。10時間の乾燥後において、サンプル5−B
(エポキシシラン 5%、造膜助剤はエポキシシランに
よる変成の後に加えた)はサンプル5−A(エポキシシ
ラン非含有)よりも4.65%早く乾燥し、サンプル5
−C(エポキシシラン 10%、造膜助剤はエポキシシ
ランによる変成の前に加えた)はサンプル5−Aよりも
4.41%早く乾燥した。
ージングした後に造膜助剤を加えた。 ** エポキシシランは造膜助剤を加えた後に、配合時
に加えた。試験結果を以下の表10に示す。エポキシシ
ランの添加により造膜助剤を含むラテックスの乾燥速度
が改良されることがわかる。造膜助剤はエポキシシラン
による変成の前または後のどちらに加えてもよいことが
わかる。10時間の乾燥後において、サンプル5−B
(エポキシシラン 5%、造膜助剤はエポキシシランに
よる変成の後に加えた)はサンプル5−A(エポキシシ
ラン非含有)よりも4.65%早く乾燥し、サンプル5
−C(エポキシシラン 10%、造膜助剤はエポキシシ
ランによる変成の前に加えた)はサンプル5−Aよりも
4.41%早く乾燥した。
【0039】
【表10】 表10 配合(固形分%) 時間(時) 5−A 5−B 5−C 0.0 38.5 38.5 38.5 0.50 39.4 39.6 39.7 1.00 40.3 40.7 40.9 1.50 41.3 41.9 42.1 2.03 42.6 43.3 43.6 3.03 45.0 45.8 46.2 3.83 48.2 49.1 49.7 5.00 53.1 54.5 55.4 6.00 57.8 59.6 61.0 7.07 64.6 66.7 69.0 8.10 72.8 74.7 77.1 9.00 79.0 81.4 82.7 9.90 83.5 87.2 87.2 10.00 83.9 87.8 87.6
【0040】実施例6:エポキシシランと酢酸ビニル樹
脂 ラテックスCと、ラテックスC+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表11に示す。
脂 ラテックスCと、ラテックスC+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表11に示す。
【0041】
【表11】 表11 6−A 6−B 6−C ラテックスC(g) 40.0 20.0 20.0 エポキシシラン(g) 0 0.55 1.1 H2O(g) 15.7 8.7 9.5 固形分(%) 40.0 38.5 38.5 エポキシシラン(%) 0 5.0 10.0
【0042】試験結果を以下の表12に示す。エポキシ
シランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間の乾燥後において、サンプル6
−B(エポキシシラン 5%)はサンプル6−A(エポ
キシシラン非含有)よりも3.81%早く乾燥し、サン
プル6−C(エポキシシラン 10%)はサンプル6−
Aよりも5.77%早く乾燥した。
シランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間の乾燥後において、サンプル6
−B(エポキシシラン 5%)はサンプル6−A(エポ
キシシラン非含有)よりも3.81%早く乾燥し、サン
プル6−C(エポキシシラン 10%)はサンプル6−
Aよりも5.77%早く乾燥した。
【0043】
【表12】 表12 配合(固形分%) 時間(時) 6−A 6−B 6−C 0.0 40.0 40.0 40.0 0.50 40.9 41.1 41.3 1.00 41.9 42.2 42.7 1.50 43.1 43.6 44.2 2.03 44.4 45.0 45.9 3.03 46.9 48.0 49.1 3.83 50.3 51.7 53.4 5.00 55.6 57.5 60.6 6.00 60.6 63.1 67.6 7.07 67.7 71.4 77.5 8.10 76.2 80.9 86.8 9.00 83.8 89.3 93.0 9.90 91.0 94.9 96.9 10.00 91.8 95.3 97.1
【0044】実施例7:多官能性カルボジイミドとアク
リル樹脂 ラテックスDと、ラテックスD+UCARLINKXL
29SE(ユニオンカーバイド社製の脂肪族カルボジ
イミト)を比較した。試験サンプルの配合を表13に示
す。
リル樹脂 ラテックスDと、ラテックスD+UCARLINKXL
29SE(ユニオンカーバイド社製の脂肪族カルボジ
イミト)を比較した。試験サンプルの配合を表13に示
す。
【0045】
【表13】
【0046】試験結果を以下の表14に示す。カルボジ
イミドの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプ
ル7−B(カルボジイミド 5%)はサンプル7−A
(カルボジイミド非含有)よりも5%早く乾燥した。
イミドの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプ
ル7−B(カルボジイミド 5%)はサンプル7−A
(カルボジイミド非含有)よりも5%早く乾燥した。
【0047】
【表14】
【0048】実施例8:アジリジンとアクリル樹脂 ラテックスDと、ラテックスD+1−アジリジンプロパ
ン酸、2−メチル,2−エチル−2−[3−(2−メチ
ル−1−アジリジニル)−1−オキソプロポキシメチ
ル]−1,3−プロパンジイルエステル(8−A)、お
よびラテックスD+エチレングリコール モノプロピル
エーテル(8−B)を比較した。試験サンプルの配合を
表15に示す。
ン酸、2−メチル,2−エチル−2−[3−(2−メチ
ル−1−アジリジニル)−1−オキソプロポキシメチ
ル]−1,3−プロパンジイルエステル(8−A)、お
よびラテックスD+エチレングリコール モノプロピル
エーテル(8−B)を比較した。試験サンプルの配合を
表15に示す。
【0049】
【表15】
【0050】試験結果を以下の表16に示す。アジリジ
ンの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されること
がわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプル8
−B(アジリジン 5%)はサンプル8−A(アジリジ
ン非含有)よりも11.86%早く乾燥した。
ンの添加によりラテックスの乾燥速度が改良されること
がわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプル8
−B(アジリジン 5%)はサンプル8−A(アジリジ
ン非含有)よりも11.86%早く乾燥した。
【0051】
【表16】
【0052】実施例9:エポキシシランと紫外線硬化可
能なアクリル樹脂 ラテックスEと、ラテックスE+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表17に示す。
能なアクリル樹脂 ラテックスEと、ラテックスE+グリシドキシプロピル
(トリメトキシシラン)を比較した。試験サンプルの配
合を表17に示す。
【0053】
【表17】 表17 9−A 9−B 9−C ラテックスE(g) 25.0 50.0 50.0 エポキシシラン(g) 0 0.61 1.01 H2O(g) 1.6 4.3 4.9 固形分(%) 38.0 38.0 38.0 エポキシシラン(%) 0 3.0 5.0
【0054】試験結果を以下の表18に示す。エポキシ
シランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプ
ル9−B(エポキシシラン 3%)はサンプル9−A
(エポキシシラン非含有)よりも4%早く乾燥し、サン
プル9−C(エポキシシラン 5%)はサンプル9−A
よりも7.24%早く乾燥した。
シランの添加によりラテックスの乾燥速度が改良される
ことがわかる。10時間以上の乾燥後において、サンプ
ル9−B(エポキシシラン 3%)はサンプル9−A
(エポキシシラン非含有)よりも4%早く乾燥し、サン
プル9−C(エポキシシラン 5%)はサンプル9−A
よりも7.24%早く乾燥した。
【0055】
【表18】 表18 配合(固形分%) 時間(時) 9−A 9−B 9−C 0.0 38.0 38.0 38.0 0.05 38.1 38.1 38.1 0.10 38.2 38.3 38.3 1.00 40.3 40.5 40.6 1.68 42.0 42.3 42.3 3.07 45.8 46.3 46.4 3.62 47.5 48.1 48.3 5.02 52.4 53.6 54.4 5.90 56.1 57.7 58.7 6.50 58.8 60.8 62.2 7.03 61.6 64.0 65.6 7.73 65.7 69.0 70.3 8.22 68.7 72.3 73.9 8.72 72.1 75.2 77.7 9.95 76.6 79.7 82.3 10.28 77.3 80.4 82.9
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 175/04 C09D 175/04 201/02 201/02 (72)発明者 ロナルド・スコット・ベックリー アメリカ合衆国ペンシルバニア州19525、 ギルバーツビル、クレマン・ロード 513
Claims (10)
- 【請求項1】 改良された乾燥速度を有する改質ラテッ
クス組成物であって、1以上のペンダント側鎖を有し、
該側鎖が、酸または水酸基単位と反応することができる
単官能性基または多官能性基と、ポリマー前駆体中に存
在するそのような単位との反応生成物を含む、前記の改
質ラテックス組成物。 - 【請求項2】 単官能性基または多官能性基が、単官能
性または多官能性のアジリジン、カルボジイミド、イソ
シアネート、およびエポキシシランからなる群から選択
される、請求項1記載の改質ラテックス組成物。 - 【請求項3】 組成物中に存在する側鎖の量が、ポリマ
ーの総重量に基づいて1から20%の間である、請求項
1記載の改質ラテックス組成物。 - 【請求項4】 組成物中に存在する側鎖の量が、ポリマ
ーの総重量に基づいて2.5から10%の間である、請
求項3記載の改質ラテックス組成物。 - 【請求項5】 請求項1記載の改質ラテックス組成物を
含む、貯蔵安定性を有する、架橋可能な水性被覆組成
物。 - 【請求項6】 請求項1記載の改質ラテックス組成物を
含む、貯蔵安定性を有する、電磁線架橋可能な水性被覆
組成物であって、ポリマーが電磁線架橋可能なポリマー
を含む、前記の水性被覆組成物。 - 【請求項7】 基体上に架橋した保護被覆を形成する方
法であって、請求項5記載の被覆を基体に施し、周囲温
度または昇温下に組成物を硬化させ、または組成物に電
磁線を施して硬化させる前記の方法。 - 【請求項8】 基体が木材製品、再構成木材製品、皮
革、コンクリート、アスファルト、ファイバーセメン
ト、石、大理石、クレー、ガラス、プラスチック、紙、
厚紙、および金属から成る群から選択される請求項7記
載の方法。 - 【請求項9】 酸または水酸基単位と反応することがで
きる単官能性基または多官能性基を添加してラテックス
組成物を改質することを含む基体に施した際のラテック
ス組成物の乾燥速度を改良する方法であって、ラテック
スへの単官能性基または多官能性基の添加がラテックス
の貯蔵安定性に有意の影響を与えない、前記の方法。 - 【請求項10】 単官能性基または多官能性基が、単官
能性または多官能性のアジリジン、カルボジイミド、イ
ソシアネート、およびエポキシシランからなる群から選
択される、請求項9記載の方法。
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