JPH10142887A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH10142887A JPH10142887A JP8302931A JP30293196A JPH10142887A JP H10142887 A JPH10142887 A JP H10142887A JP 8302931 A JP8302931 A JP 8302931A JP 30293196 A JP30293196 A JP 30293196A JP H10142887 A JPH10142887 A JP H10142887A
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- image
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 像形成体の周囲に配置される複数の現像手段
の着脱、交換が容易な構成のカラー画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 複数の像露光手段と、複数の像露光手段
を内包する像形成体と、像形成体の周囲に配置される複
数の現像手段とをカラー画像形成装置本体に着脱可能な
一体的なプロセスカートリッジとし、プロセスカートリ
ッジの複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体
を、プロセスカートリッジの像形成体を保持する像形成
体筺体より開口し、現像手段筺体の内部より現像手段を
着脱することを特徴とするカラー画像形成装置。
の着脱、交換が容易な構成のカラー画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 複数の像露光手段と、複数の像露光手段
を内包する像形成体と、像形成体の周囲に配置される複
数の現像手段とをカラー画像形成装置本体に着脱可能な
一体的なプロセスカートリッジとし、プロセスカートリ
ッジの複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体
を、プロセスカートリッジの像形成体を保持する像形成
体筺体より開口し、現像手段筺体の内部より現像手段を
着脱することを特徴とするカラー画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周辺に複数
組の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成
体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
タ、FAX等の画像形成装置で、像形成体の周辺に複数
組の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成
体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電
手段、現像手段等を備え、それぞれの像形成体に形成し
た単色のトナー像を転写材に重ね合わせてカラー画像と
するカラー画像形成装置や、像形成体を複数回回転して
各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは、同じく
像形成体の一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに
現像を順次行ってカラー画像を形成するカラー画像形成
装置等が知られている。
としては、画像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電
手段、現像手段等を備え、それぞれの像形成体に形成し
た単色のトナー像を転写材に重ね合わせてカラー画像と
するカラー画像形成装置や、像形成体を複数回回転して
各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは、同じく
像形成体の一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに
現像を順次行ってカラー画像を形成するカラー画像形成
装置等が知られている。
【0003】しかし前記の各画像形成装置において、画
像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像手
段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナー
像を転写材に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像
形成装置は、複数の像形成体や転写材の搬送を要するた
め装置の容積が大型化する欠点があり、一方、像形成体
を複数回回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を
繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装置
は、容積は小型化されるものの、形成される画像のサイ
ズが像形成体の表面積以下に限定されると云う制約があ
る。
像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像手
段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナー
像を転写材に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像
形成装置は、複数の像形成体や転写材の搬送を要するた
め装置の容積が大型化する欠点があり、一方、像形成体
を複数回回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を
繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装置
は、容積は小型化されるものの、形成される画像のサイ
ズが像形成体の表面積以下に限定されると云う制約があ
る。
【0004】その点、像形成体の一回転以内に各色毎の
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置は、画像のサイズに制約がな
く、しかも高速の画像形成を可能とする等の利点があ
る。更に、像形成体の基体として透光性基体を用い、像
形成体の内部に像露光手段を配置し装置の小型化を図っ
たものが、例えば特開平5−307307号公報によっ
て提案されている。
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置は、画像のサイズに制約がな
く、しかも高速の画像形成を可能とする等の利点があ
る。更に、像形成体の基体として透光性基体を用い、像
形成体の内部に像露光手段を配置し装置の小型化を図っ
たものが、例えば特開平5−307307号公報によっ
て提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案によるカラー画像形成装置は、像形成体に対し内側に
像露光手段、外側に帯電手段、現像手段を数多く配置す
るために構造が複雑であり、特に、交換頻度の多い現像
剤のメンテナンス操作を要する現像手段は、保守・交換
等のメンテナンス操作の際の装置本体との着脱、交換が
困難である。特に、一成分現像剤を用いた現像手段にお
いては、現像剤の使いきりによる現像手段の交換頻度が
多く、着脱、交換の容易性が要求される。
案によるカラー画像形成装置は、像形成体に対し内側に
像露光手段、外側に帯電手段、現像手段を数多く配置す
るために構造が複雑であり、特に、交換頻度の多い現像
剤のメンテナンス操作を要する現像手段は、保守・交換
等のメンテナンス操作の際の装置本体との着脱、交換が
困難である。特に、一成分現像剤を用いた現像手段にお
いては、現像剤の使いきりによる現像手段の交換頻度が
多く、着脱、交換の容易性が要求される。
【0006】本発明はこの点を解決して、像形成体の周
囲に配置される複数の現像手段の着脱、交換が容易な構
成のカラー画像形成装置を提供することを目的としたも
のである。
囲に配置される複数の現像手段の着脱、交換が容易な構
成のカラー画像形成装置を提供することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転する像
形成体の周囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段
と、帯電された像形成体に像露光し潜像を形成させる像
露光手段と、像形成体に形成された潜像を現像しトナー
像を形成させる現像手段と、を複数組配置し、前記像形
成体の一回転中に、前記像形成体に対し前記帯電手段に
よる帯電と前記像露光手段による像露光と前記現像手段
による現像とによるトナー像の形成を順次繰り返すこと
により前記像形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた
後、重ね合わせたトナー像を転写材に一括して転写する
カラー画像形成装置において、前記複数の像露光手段
と、前記複数の像露光手段を内包する前記像形成体と、
前記像形成体の周囲に配置される前記複数の現像手段と
を前記カラー画像形成装置本体に着脱可能な一体的なプ
ロセスカートリッジとし、前記プロセスカートリッジの
前記複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体
を、前記プロセスカートリッジの前記像形成体を保持す
る像形成体筺体より開口し、前記現像手段筺体の内部よ
り前記現像手段を着脱することを特徴とするカラー画像
形成装置によって達成される(第1の発明)。
形成体の周囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段
と、帯電された像形成体に像露光し潜像を形成させる像
露光手段と、像形成体に形成された潜像を現像しトナー
像を形成させる現像手段と、を複数組配置し、前記像形
成体の一回転中に、前記像形成体に対し前記帯電手段に
よる帯電と前記像露光手段による像露光と前記現像手段
による現像とによるトナー像の形成を順次繰り返すこと
により前記像形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた
後、重ね合わせたトナー像を転写材に一括して転写する
カラー画像形成装置において、前記複数の像露光手段
と、前記複数の像露光手段を内包する前記像形成体と、
前記像形成体の周囲に配置される前記複数の現像手段と
を前記カラー画像形成装置本体に着脱可能な一体的なプ
ロセスカートリッジとし、前記プロセスカートリッジの
前記複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体
を、前記プロセスカートリッジの前記像形成体を保持す
る像形成体筺体より開口し、前記現像手段筺体の内部よ
り前記現像手段を着脱することを特徴とするカラー画像
形成装置によって達成される(第1の発明)。
【0008】また、上記目的は、回転する像形成体の周
囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段と、帯電され
た像形成体に像露光し潜像を形成させる像露光手段と、
像形成体に形成された潜像を現像しトナー像を形成させ
る現像手段と、を複数組配置し、前記像形成体の一回転
中に、前記像形成体に対し前記帯電手段による帯電と前
記像露光手段による像露光と前記現像手段による現像と
によるトナー像の形成を順次繰り返すことにより前記像
形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた後、重ね合わ
せたトナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
成装置において、前記複数の現像手段を一体的に保持す
る現像手段筺体を設け、前記カラー画像形成装置本体の
開閉蓋を開口した後、前記現像手段筺体を装置本体内部
より取出し、前記現像手段筺体の内部より前記現像手段
を着脱することを特徴とするカラー画像形成装置によっ
て達成される(第2の発明)。
囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段と、帯電され
た像形成体に像露光し潜像を形成させる像露光手段と、
像形成体に形成された潜像を現像しトナー像を形成させ
る現像手段と、を複数組配置し、前記像形成体の一回転
中に、前記像形成体に対し前記帯電手段による帯電と前
記像露光手段による像露光と前記現像手段による現像と
によるトナー像の形成を順次繰り返すことにより前記像
形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた後、重ね合わ
せたトナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
成装置において、前記複数の現像手段を一体的に保持す
る現像手段筺体を設け、前記カラー画像形成装置本体の
開閉蓋を開口した後、前記現像手段筺体を装置本体内部
より取出し、前記現像手段筺体の内部より前記現像手段
を着脱することを特徴とするカラー画像形成装置によっ
て達成される(第2の発明)。
【0009】また、上記目的は、回転する像形成体の周
囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段と、帯電され
た像形成体に像露光し潜像を形成させる像露光手段と、
像形成体に形成された潜像を現像しトナー像を形成させ
る現像手段と、を複数組配置し、前記像形成体の一回転
中に、前記像形成体に対し前記帯電手段による帯電と前
記像露光手段による像露光と前記現像手段による現像と
によるトナー像の形成を順次繰り返すことにより前記像
形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた後、重ね合わ
せたトナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
成装置において、前記複数の現像手段を一体的に保持す
る現像手段筺体を設け、前記カラー画像形成装置本体の
開閉蓋の開口に伴って前記現像手段筺体を前記像形成体
より離間させ、前記現像手段筺体の内部より前記現像手
段を着脱することを特徴とするカラー画像形成装置によ
って達成される(第3の発明)。
囲に、前記像形成体を帯電させる帯電手段と、帯電され
た像形成体に像露光し潜像を形成させる像露光手段と、
像形成体に形成された潜像を現像しトナー像を形成させ
る現像手段と、を複数組配置し、前記像形成体の一回転
中に、前記像形成体に対し前記帯電手段による帯電と前
記像露光手段による像露光と前記現像手段による現像と
によるトナー像の形成を順次繰り返すことにより前記像
形成体上に複数のトナー像を重ね合わせた後、重ね合わ
せたトナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
成装置において、前記複数の現像手段を一体的に保持す
る現像手段筺体を設け、前記カラー画像形成装置本体の
開閉蓋の開口に伴って前記現像手段筺体を前記像形成体
より離間させ、前記現像手段筺体の内部より前記現像手
段を着脱することを特徴とするカラー画像形成装置によ
って達成される(第3の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。また、以下の実施形態の説明にお
いて、カラートナー像の転写材への転写の際に、転写域
において像形成体に対向する側の転写材の面(転写材の
表面または上面という)に転写する画像を表面画像、転
写材の他方の側の面(転写材の裏面または下面という)
に転写する画像を裏面画像という。
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。また、以下の実施形態の説明にお
いて、カラートナー像の転写材への転写の際に、転写域
において像形成体に対向する側の転写材の面(転写材の
表面または上面という)に転写する画像を表面画像、転
写材の他方の側の面(転写材の裏面または下面という)
に転写する画像を裏面画像という。
【0011】本発明のカラー画像形成装置の一実施形態
の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ないし
図3を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を
示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、
図1のプロセスカートリッジの概要断面図であり、図3
は、現像手段交換の第1の例を示す図である。図1に示
すカラー画像形成装置はベルト状転写手段を有し、さら
にはベルト状部材を用いて転写材の両面にトナー像を形
成し、これを一括定着を行うようにした両面画像形成装
置であるが、本発明は両面画像形成に限定されるもので
はない。
の画像形成プロセスおよび各機構について、図1ないし
図3を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を
示すカラー画像形成装置の断面構成図であり、図2は、
図1のプロセスカートリッジの概要断面図であり、図3
は、現像手段交換の第1の例を示す図である。図1に示
すカラー画像形成装置はベルト状転写手段を有し、さら
にはベルト状部材を用いて転写材の両面にトナー像を形
成し、これを一括定着を行うようにした両面画像形成装
置であるが、本発明は両面画像形成に限定されるもので
はない。
【0012】図1または図2によれば、像形成体である
感光体ドラム10は、例えば、光学ガラスや透明アクリ
ル樹脂の透明部材によって形成される円筒状の基体を内
側に設け、透明の導電層、a−Si層あるいは有機感光
層(OPC)等の感光層を該基体の外周に形成したもの
であり、接地された状態で図1の矢印で示す時計方向に
回転される。
感光体ドラム10は、例えば、光学ガラスや透明アクリ
ル樹脂の透明部材によって形成される円筒状の基体を内
側に設け、透明の導電層、a−Si層あるいは有機感光
層(OPC)等の感光層を該基体の外周に形成したもの
であり、接地された状態で図1の矢印で示す時計方向に
回転される。
【0013】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した有機感光層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極から
なる放電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ
放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス
帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用
いることも可能である。
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
形成体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した有機感光層に対し所定の電
位に保持された制御グリッドと、例えば鋸歯状電極から
なる放電電極11aとを有し、トナーと同極性のコロナ
放電によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス
帯電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用
いることも可能である。
【0014】各色毎の像露光手段としての露光光学系1
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、スコロトロ
ン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位置
との間に位置するように配置される。
2は、感光体ドラム10上での露光位置が、スコロトロ
ン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位置
との間に位置するように配置される。
【0015】Y、M、C及びKの各色毎の像露光手段と
しての露光光学系12は、露光系として基板122上に
感光体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列された
複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)12
1をアレイ状に並べた線状の露光素子12aを、結像素
子としての光集束性光伝送体(商品名、セルフォックレ
ンズ)12bを保持する結像素子保持部材としてのレン
ズホルダ12cに取付けたユニットとして構成され、各
露光光学系12を支持する共通支持体としての支持部材
20に各色毎の露光光学系12が取付けられて感光体ド
ラム10の基体内部に収容される。
しての露光光学系12は、露光系として基板122上に
感光体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列された
複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)12
1をアレイ状に並べた線状の露光素子12aを、結像素
子としての光集束性光伝送体(商品名、セルフォックレ
ンズ)12bを保持する結像素子保持部材としてのレン
ズホルダ12cに取付けたユニットとして構成され、各
露光光学系12を支持する共通支持体としての支持部材
20に各色毎の露光光学系12が取付けられて感光体ド
ラム10の基体内部に収容される。
【0016】各色毎の露光光学系12は、従来用いられ
ていた楔状の貼付部材を用いずに、支持部材20上に直
接仮止めされ、予め治工具等により感光体ドラム10と
の主走査方向及び感光体ドラム10の回転方向の副走査
方向とを位置出しされる状態に調整されて各色毎の露光
光学系12の共通支持体としての支持部材20に直接図
2に黒丸で示す接着剤にて固定される。これにより、露
光光学系12が設けられた支持部材20の小型化が図ら
れる。即ち、像露光手段の小型化が図られる。
ていた楔状の貼付部材を用いずに、支持部材20上に直
接仮止めされ、予め治工具等により感光体ドラム10と
の主走査方向及び感光体ドラム10の回転方向の副走査
方向とを位置出しされる状態に調整されて各色毎の露光
光学系12の共通支持体としての支持部材20に直接図
2に黒丸で示す接着剤にて固定される。これにより、露
光光学系12が設けられた支持部材20の小型化が図ら
れる。即ち、像露光手段の小型化が図られる。
【0017】別体のイメージスキャナにより読込まれた
り、外部信号等により入力されて不図示の記憶部、例え
ばRAM内に記憶された各色の画像データが装置本体の
制御部を通して記憶部より順次読み出され、露光光学系
12にそれぞれ電気信号として入力され、各色毎のLE
D121が、例えばパルス幅変調方式(PWM方式)に
より発光される。この実施形態で使用される発光素子の
発光波長は600〜900nmの範囲のものである。
り、外部信号等により入力されて不図示の記憶部、例え
ばRAM内に記憶された各色の画像データが装置本体の
制御部を通して記憶部より順次読み出され、露光光学系
12にそれぞれ電気信号として入力され、各色毎のLE
D121が、例えばパルス幅変調方式(PWM方式)に
より発光される。この実施形態で使用される発光素子の
発光波長は600〜900nmの範囲のものである。
【0018】上記の露光素子としては、その他FL(蛍
光体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べ
たものが用いられる。この実施形態で使用される発光素
子の発光波長は、外部から像露光を行う際は通常Y,
M,Cのトナーの透過性の高い780〜900nmの範
囲のものが用いられるが、裏面から像露光を行う方式で
あることからカラートナーに対して透光性を十分に有し
ないこれより短い400〜780nmの波長でもよい。
光体発光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL
(プラズマ放電)等の複数の発光素子をアレイ状に並べ
たものが用いられる。この実施形態で使用される発光素
子の発光波長は、外部から像露光を行う際は通常Y,
M,Cのトナーの透過性の高い780〜900nmの範
囲のものが用いられるが、裏面から像露光を行う方式で
あることからカラートナーに対して透光性を十分に有し
ないこれより短い400〜780nmの波長でもよい。
【0019】画像形成される色順序と、回転される感光
体ドラム10に、該色順序に従って設けられる現像器1
3は、本実施形態においては、図1の感光体ドラム10
に対してY,Mの現像器13が感光体ドラム10の左側
に、また、C,Kの現像器13が感光体ドラム10の右
側に配置され、Y,Mの現像器13の現像ケーシング1
38の下方にY,Mのスコロトロン帯電器11が、ま
た、C,Kの現像器13の現像ケーシング138の上方
にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置される。
体ドラム10に、該色順序に従って設けられる現像器1
3は、本実施形態においては、図1の感光体ドラム10
に対してY,Mの現像器13が感光体ドラム10の左側
に、また、C,Kの現像器13が感光体ドラム10の右
側に配置され、Y,Mの現像器13の現像ケーシング1
38の下方にY,Mのスコロトロン帯電器11が、ま
た、C,Kの現像器13の現像ケーシング138の上方
にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置される。
【0020】各色毎の現像手段としての現像器13は、
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の一成分の現像剤をそれぞれ収容し、それぞ
れ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って、
現像位置において感光体ドラム10の回転方向と同方向
に回転する例えば厚み0.3mm〜0.5mm、外径1
0〜20mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはア
ルミ材で形成された現像スリーブ131を備えている。
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および
黒色(K)の一成分の現像剤をそれぞれ収容し、それぞ
れ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って、
現像位置において感光体ドラム10の回転方向と同方向
に回転する例えば厚み0.3mm〜0.5mm、外径1
0〜20mmの円筒状の非磁性のステンレスあるいはア
ルミ材で形成された現像スリーブ131を備えている。
【0021】現像スリーブ131は、例えばアルミニウ
ム、ステンレス鋼等の非磁性材料からなり、表面をサン
ドブラスト処理でJIS10点平均粗さによる表示(J
IS−B0610)で0.5μm〜5μmの粗面加工を
施し回転可能に支持された現像剤搬送担体である。現像
スリーブ131が感光体ドラム10の周面に対し所定の
間隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回
転方向と同方向に回転する。
ム、ステンレス鋼等の非磁性材料からなり、表面をサン
ドブラスト処理でJIS10点平均粗さによる表示(J
IS−B0610)で0.5μm〜5μmの粗面加工を
施し回転可能に支持された現像剤搬送担体である。現像
スリーブ131が感光体ドラム10の周面に対し所定の
間隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回
転方向と同方向に回転する。
【0022】132は現像スリーブ131へ現像剤(ト
ナー)を供給するトナーの供給部材としての、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡材ローラよりなり、供給部
において現像スリーブ131と平行に設けられ、現像ス
リーブ131と同方向に回転する供給ローラである。1
33は現像剤層(トナー層)の高さ、量を規制するため
設けられた規制部材であり、例えば板状のステンレスや
ゴム材よりなる帯状の弾性板と、弾性板の先端部で現像
スリーブ131との当接部に取付けられ、例えばスポン
ジやウレタンゴムの発泡材よりなる帯状の弾性体と、よ
り構成される。規制部材133は先端を現像スリーブ1
31の回転方向上流に向けて配置される。
ナー)を供給するトナーの供給部材としての、例えばス
ポンジやウレタンゴムの発泡材ローラよりなり、供給部
において現像スリーブ131と平行に設けられ、現像ス
リーブ131と同方向に回転する供給ローラである。1
33は現像剤層(トナー層)の高さ、量を規制するため
設けられた規制部材であり、例えば板状のステンレスや
ゴム材よりなる帯状の弾性板と、弾性板の先端部で現像
スリーブ131との当接部に取付けられ、例えばスポン
ジやウレタンゴムの発泡材よりなる帯状の弾性体と、よ
り構成される。規制部材133は先端を現像スリーブ1
31の回転方向上流に向けて配置される。
【0023】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100μm
〜500μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器
13による現像作用に際しては、現像スリーブ131に
対し直流電圧あるいはさらに交流電圧を加えた現像バイ
アスが印加され、現像器の収容する一成分現像剤による
ジャンピング現像が行われて、負荷電の感光体ドラム1
0に対してトナーと同極性(本実施形態においてはマイ
ナス極性)の直流バイアスを印加して、露光部にトナー
を付着させる非接触の反転現像が行われる。この時の現
像間隔精度は画像ムラを防ぐために20〜50μm程度
以下が必要である。
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば100μm
〜500μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器
13による現像作用に際しては、現像スリーブ131に
対し直流電圧あるいはさらに交流電圧を加えた現像バイ
アスが印加され、現像器の収容する一成分現像剤による
ジャンピング現像が行われて、負荷電の感光体ドラム1
0に対してトナーと同極性(本実施形態においてはマイ
ナス極性)の直流バイアスを印加して、露光部にトナー
を付着させる非接触の反転現像が行われる。この時の現
像間隔精度は画像ムラを防ぐために20〜50μm程度
以下が必要である。
【0024】上記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電と露光光学系12によ
る像露光とによって形成される感光体ドラム10上の静
電潜像を、現像バイアスの印加による非接触現像法によ
り非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー(本実施形
態においては感光体ドラムは負帯電であり、マイナス極
性のトナー)をもって反転現像する。
コロトロン帯電器11による帯電と露光光学系12によ
る像露光とによって形成される感光体ドラム10上の静
電潜像を、現像バイアスの印加による非接触現像法によ
り非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー(本実施形
態においては感光体ドラムは負帯電であり、マイナス極
性のトナー)をもって反転現像する。
【0025】上記の現像器に用いられる一成分現像剤
(トナー)としては、従来のトナーと同様の方法で得ら
れる球形や不定形の非磁性のトナーを用いることができ
る。好ましいトナーは、スチレン系樹脂,ビニル系樹
脂,エチレン系樹脂,ロジン変性樹脂,アクリル系樹
脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステル樹脂
等の樹脂やパルミチン酸,ステアリン酸等の脂肪酸ワッ
クス等の樹脂を用い、それにカラー顔料等の着色成分や
必要に応じて帯電制御剤等を加えて、従来公知のトナー
粒子製造方法と同様の方法によって作ることができる平
均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下、特に
好ましくは1〜7μmの粒子からなるものである。ま
た、必要に応じて粒子の流動滑りを良くするための流動
化剤や像形成体面の清浄化に役立つクリーニング剤等が
混合される。流動化剤としては、コロイダルシリカ、シ
リコンワニス、金属石鹸あるいは非イオン表面活性剤等
を用いることができ、クリーニング剤としては、脂肪酸
金属塩、有機基置換シリコンあるいはフッ素等表面活性
剤等を用いることができる。
(トナー)としては、従来のトナーと同様の方法で得ら
れる球形や不定形の非磁性のトナーを用いることができ
る。好ましいトナーは、スチレン系樹脂,ビニル系樹
脂,エチレン系樹脂,ロジン変性樹脂,アクリル系樹
脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステル樹脂
等の樹脂やパルミチン酸,ステアリン酸等の脂肪酸ワッ
クス等の樹脂を用い、それにカラー顔料等の着色成分や
必要に応じて帯電制御剤等を加えて、従来公知のトナー
粒子製造方法と同様の方法によって作ることができる平
均粒径が20μm以下、好ましくは10μm以下、特に
好ましくは1〜7μmの粒子からなるものである。ま
た、必要に応じて粒子の流動滑りを良くするための流動
化剤や像形成体面の清浄化に役立つクリーニング剤等が
混合される。流動化剤としては、コロイダルシリカ、シ
リコンワニス、金属石鹸あるいは非イオン表面活性剤等
を用いることができ、クリーニング剤としては、脂肪酸
金属塩、有機基置換シリコンあるいはフッ素等表面活性
剤等を用いることができる。
【0026】一成分現像剤(トナー)は、現像器13内
に密閉されており、使い切ると、現像器毎交換される。
トナーは現像スリーブ131、規制部材133、供給ロ
ーラ132間で摩擦帯電される。
に密閉されており、使い切ると、現像器毎交換される。
トナーは現像スリーブ131、規制部材133、供給ロ
ーラ132間で摩擦帯電される。
【0027】上記の如く、一成分現像剤を用いた現像手
段を用いることにより、現像器13が小型となり、ま
た、感光体ドラム10に対し、現像器13に用いられる
前記の現像器内部の各部材を感光体ドラム10の中心よ
り放射状に感光体ドラム10の周囲に配置することによ
り像形成体の周囲が効率よく利用され、像形成体周りの
装置の小型化が図られる。
段を用いることにより、現像器13が小型となり、ま
た、感光体ドラム10に対し、現像器13に用いられる
前記の現像器内部の各部材を感光体ドラム10の中心よ
り放射状に感光体ドラム10の周囲に配置することによ
り像形成体の周囲が効率よく利用され、像形成体周りの
装置の小型化が図られる。
【0028】原稿画像として本装置とは別体の画像読取
装置の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コン
ピュータで編集された画像は、Y,M,CおよびKの各
色別の画像データとして一旦メモリに記憶し格納され
る。
装置の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コン
ピュータで編集された画像は、Y,M,CおよびKの各
色別の画像データとして一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0029】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10を図1の矢印
で示す時計方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左
方でイエロー(Y)の現像器13の現像ケーシング13
8の下方に配置されたYのスコロトロン帯電器11の帯
電作用により感光体ドラム10に電位の付与が開始され
る。
駆動モータの始動により感光体ドラム10を図1の矢印
で示す時計方向へ回転し、同時に感光体ドラム10の左
方でイエロー(Y)の現像器13の現像ケーシング13
8の下方に配置されたYのスコロトロン帯電器11の帯
電作用により感光体ドラム10に電位の付与が開始され
る。
【0030】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光光学系12において第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による露光が開始さ
れ、感光体ドラム10の回転走査によってその表面の感
光層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成す
る。
と、Yの露光光学系12において第1の色信号すなわち
Yの画像データに対応する電気信号による露光が開始さ
れ、感光体ドラム10の回転走査によってその表面の感
光層に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像を形成す
る。
【0031】前記の潜像はYの現像器13により現像ロ
ーラ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ド
ラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
ーラ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ド
ラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成
される。
【0032】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光光学系12の第2の色信号すなわ
ちMの画像データに対応する電気信号による露光が行わ
れ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって前
記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)の
トナー像が重ね合わせて形成される。
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光光学系12の第2の色信号すなわ
ちMの画像データに対応する電気信号による露光が行わ
れ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって前
記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)の
トナー像が重ね合わせて形成される。
【0033】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光光学系12およびCの現像器13によ
ってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナ
ー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒色
(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に配
置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光光
学系12および現像器13によって第4の色信号に対応
する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光光学系12およびCの現像器13によ
ってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナ
ー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒色
(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に配
置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光光
学系12および現像器13によって第4の色信号に対応
する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
【0034】これ等Y,M,C及びKの露光光学系12
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は感
光体ドラム10の内部より前述した透明の基体を通して
行われる。従って第2,第3および第4の色信号に対応
する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響
を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する
画像と同等の静電潜像を形成することが可能となる。
による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は感
光体ドラム10の内部より前述した透明の基体を通して
行われる。従って第2,第3および第4の色信号に対応
する画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響
を全く受けることなく行われ、第1の色信号に対応する
画像と同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0035】上記の画像形成プロセスによって像形成体
としての感光体ドラム10(像形成体)上に裏面画像と
なる重ね合わせカラートナー像が形成され、感光体ドラ
ム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写
域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧が印加される転写器14
c(第1の転写手段)により、駆動ローラ14d及び従
動ローラ14e間に張架され、感光体ドラム10に近接
あるいは接触して設けられたトナー像受像体14a(中
間転写体)上に一括して転写される。
としての感光体ドラム10(像形成体)上に裏面画像と
なる重ね合わせカラートナー像が形成され、感光体ドラ
ム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー像が転写
域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施形態にお
いてはプラス極性)の直流電圧が印加される転写器14
c(第1の転写手段)により、駆動ローラ14d及び従
動ローラ14e間に張架され、感光体ドラム10に近接
あるいは接触して設けられたトナー像受像体14a(中
間転写体)上に一括して転写される。
【0036】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは、クリーニング装置19にいたり、感光体ド
ラム10に当接したゴム材から成るクリーニングブレー
ド19aによってクリーニングされ、引き続き次の表面
画像のカラー画像形成が行われる。
たトナーは、クリーニング装置19にいたり、感光体ド
ラム10に当接したゴム材から成るクリーニングブレー
ド19aによってクリーニングされ、引き続き次の表面
画像のカラー画像形成が行われる。
【0037】以上のようにしてトナー像受像体14a上
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には引き続き表面画像となる
重ね合わせトナー像が上記のカラー画像形成プロセスと
同様にして形成される。このとき、トナー像受像体14
a上に形成されている裏面画像と感光体ドラム10上に
形成される表面画像とは転写域14bにおける同期がと
られ、両面のトナー像の形成状態となる。なお、この時
に形成される表面画像は、感光体ドラム10上では裏面
画像形成とは互いに鏡像になる様に画像データを変更す
る必要がある。
に裏面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され
た後、感光体ドラム10上には引き続き表面画像となる
重ね合わせトナー像が上記のカラー画像形成プロセスと
同様にして形成される。このとき、トナー像受像体14
a上に形成されている裏面画像と感光体ドラム10上に
形成される表面画像とは転写域14bにおける同期がと
られ、両面のトナー像の形成状態となる。なお、この時
に形成される表面画像は、感光体ドラム10上では裏面
画像形成とは互いに鏡像になる様に画像データを変更す
る必要がある。
【0038】転写材である記録紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット15より、送り出しローラ15aによ
り送り出され、給送ローラ15bにより給送されてタイ
ミングローラ15cへ搬送される。
ある給紙カセット15より、送り出しローラ15aによ
り送り出され、給送ローラ15bにより給送されてタイ
ミングローラ15cへ搬送される。
【0039】記録紙Pは、タイミングローラ15cの駆
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像と、の同期がとられて
転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナーと同極
性に紙帯電され、トナー像受像体14aに吸着されて転
写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を行
うことにより、記録紙Pが転写部以外でトナー像受像体
14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と
引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止してい
る。また、転写材帯電手段としては、トナー像受像体1
4aに当接及び当接解除可能な導通ローラやブラシ帯電
器やコロナ帯電器等を用いることも可能である。
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像と、の同期がとられて
転写域14bへ給送される。この際、記録紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器14fによりトナーと同極
性に紙帯電され、トナー像受像体14aに吸着されて転
写域14bへ給送される。トナーと同極性に紙帯電を行
うことにより、記録紙Pが転写部以外でトナー像受像体
14a上のトナー像や感光体ドラム10上のトナー像と
引き合うことを防止して、トナー像の乱れを防止してい
る。また、転写材帯電手段としては、トナー像受像体1
4aに当接及び当接解除可能な導通ローラやブラシ帯電
器やコロナ帯電器等を用いることも可能である。
【0040】トナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る。この際、トナー像受像体14aの周面上の裏面画像
は記録紙Pに転写されないでトナー像受像体14aに存
在する。次に、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の電圧を印加した第2の転写手段として
の裏面転写器14gによりトナー像受像体14aの周面
上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側(裏面側)に
転写する。
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る。この際、トナー像受像体14aの周面上の裏面画像
は記録紙Pに転写されないでトナー像受像体14aに存
在する。次に、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の電圧を印加した第2の転写手段として
の裏面転写器14gによりトナー像受像体14aの周面
上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側(裏面側)に
転写する。
【0041】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、感光体ドラム10上に形成したカラートナー
像をコロナ帯電により極性反転を行う両面画像形成で
は、下層のトナーが同極性に十分帯電されないことか
ら、転写が不良となるので好ましくない。
【0042】感光体ドラム10上で反転現像を繰り返
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナー像を極
性を変えずにトナー像受像体14aに一括転写し、次
に、極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、裏
面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。表
面画像形成に対しても、感光体ドラム10上に反転現像
を繰り返し、重ね合わせて形成した同極性のカラートナ
ー像を極性を変えずに記録紙Pに一括転写することが、
表面画像形成の転写性の向上に寄与するので好ましい。
【0043】以上のことからカラー画像形成において
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
【0044】トナー像受像体14aは厚さ0.5〜2.
0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウ
レタンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半
導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング
防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを
行った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好
ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5
mmの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等を
使用することもできる。
0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウ
レタンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半
導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング
防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを
行った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好
ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5
mmの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド等を
使用することもできる。
【0045】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14h
(以後分離極ともいう)により除電され、トナー像受像
体14aから分離され、両方のローラの内部にヒータを
有する2本のローラで構成される定着手段としての定着
装置17へと搬送される。定着ローラ17aと、圧着ロ
ーラ17bとの間で熱と圧力とを加えられることにより
記録紙P上の表裏の付着トナーが定着され、両面画像記
録がなされた記録紙Pが排紙ローラ18により送られ
て、裏面画像のトナー像を上面として反転され装置上部
のトレイTへ排出される。トレイTは、回転支軸TAに
より開閉可能な開閉蓋として設けられる。
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14h
(以後分離極ともいう)により除電され、トナー像受像
体14aから分離され、両方のローラの内部にヒータを
有する2本のローラで構成される定着手段としての定着
装置17へと搬送される。定着ローラ17aと、圧着ロ
ーラ17bとの間で熱と圧力とを加えられることにより
記録紙P上の表裏の付着トナーが定着され、両面画像記
録がなされた記録紙Pが排紙ローラ18により送られ
て、裏面画像のトナー像を上面として反転され装置上部
のトレイTへ排出される。トレイTは、回転支軸TAに
より開閉可能な開閉蓋として設けられる。
【0046】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、トナー像受像体のクリーニング手段と
してのトナー像受像体クリーニング装置14iに設けら
れトナー像受像体14aに当接及び当接解除可能なブレ
ードによりクリーニングされる。また、転写後の感光体
ドラム10の周面上に残ったトナーはクリーニング装置
19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材から
成るクリーニングブレード19aによってクリーニング
装置19内に掻き落とされ、図示せぬ排トナー容器に回
収される。クリーニング装置19により残留トナーを除
去された感光体ドラム10はYのスコロトロン帯電器1
1によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルには
いる。
残ったトナーは、トナー像受像体のクリーニング手段と
してのトナー像受像体クリーニング装置14iに設けら
れトナー像受像体14aに当接及び当接解除可能なブレ
ードによりクリーニングされる。また、転写後の感光体
ドラム10の周面上に残ったトナーはクリーニング装置
19にいたり、感光体ドラム10に当接したゴム材から
成るクリーニングブレード19aによってクリーニング
装置19内に掻き落とされ、図示せぬ排トナー容器に回
収される。クリーニング装置19により残留トナーを除
去された感光体ドラム10はYのスコロトロン帯電器1
1によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルには
いる。
【0047】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像の一括転写であるので、トナー像受像
体上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が
起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像
形成がなされる。
せカラートナー像の一括転写であるので、トナー像受像
体上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が
起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像
形成がなされる。
【0048】前記の如く、感光体ドラム10は、内包す
る各露光光学系12の小型化や各現像器13の小型化に
よる装置の小型化により、外径φが50mmから100
mmの小径のドラムが使用され得る。外径φが50mm
以下であると各露光光学系12を感光体ドラム10内に
配設することは困難となり、また、外周に4組のスコロ
トロン帯電器11や現像器13を配設することも困難と
なる。外径φが100mm以上であると、転写材の感光
体ドラム10からの分離性能が低下し、像形成に要する
時間が必要以上長時間要することとなる。又、感光体ド
ラムの精度や変形により位置合わせ精度も低下するとい
う問題も生じる。
る各露光光学系12の小型化や各現像器13の小型化に
よる装置の小型化により、外径φが50mmから100
mmの小径のドラムが使用され得る。外径φが50mm
以下であると各露光光学系12を感光体ドラム10内に
配設することは困難となり、また、外周に4組のスコロ
トロン帯電器11や現像器13を配設することも困難と
なる。外径φが100mm以上であると、転写材の感光
体ドラム10からの分離性能が低下し、像形成に要する
時間が必要以上長時間要することとなる。又、感光体ド
ラムの精度や変形により位置合わせ精度も低下するとい
う問題も生じる。
【0049】感光体ドラム10が小径であると、外周長
が短いので露光光学系12や現像器13のレイアウトの
結果によっては記録紙Pの給送系の形成が困難となる
が、前記の説明の如く、露光光学系12を小型化して感
光体ドラム10内に配置し、また、感光体ドラム10に
対し、現像器13の各部材を感光体ドラム10の中心よ
り放射状に配置して、感光体ドラム10の周囲に各現像
器13を配置し、これにより、Y、M、C及びKの各色
毎の現像器13を感光体ドラム10の中心軸を通る水平
線よりも上部で、対応するY、M、C及びKの各色毎の
露光光学系12と対にして配置することが可能となり、
更に、記録紙Pの給送系をほぼ水平方向に設定して記録
紙Pに対する画像の転写や搬送性を保証出来る装置を実
現している。
が短いので露光光学系12や現像器13のレイアウトの
結果によっては記録紙Pの給送系の形成が困難となる
が、前記の説明の如く、露光光学系12を小型化して感
光体ドラム10内に配置し、また、感光体ドラム10に
対し、現像器13の各部材を感光体ドラム10の中心よ
り放射状に配置して、感光体ドラム10の周囲に各現像
器13を配置し、これにより、Y、M、C及びKの各色
毎の現像器13を感光体ドラム10の中心軸を通る水平
線よりも上部で、対応するY、M、C及びKの各色毎の
露光光学系12と対にして配置することが可能となり、
更に、記録紙Pの給送系をほぼ水平方向に設定して記録
紙Pに対する画像の転写や搬送性を保証出来る装置を実
現している。
【0050】上記のカラー画像形成装置において、像形
成体としての感光体ドラム10或いはトナー像受像体1
4aによる片面のみのコピーがなされることは勿論であ
る。
成体としての感光体ドラム10或いはトナー像受像体1
4aによる片面のみのコピーがなされることは勿論であ
る。
【0051】感光体ドラム10は図2に示す如く、それ
を係合固定する両面端のフランジ部材10a及び10b
が後述するプロセスカートリッジ300に固定される感
光体ドラムの支持軸30に対し両面端のフランジ部材1
0a及び10bに嵌込まれたベアリングB1,B2によ
り軸受けされて回転自在に支持される。
を係合固定する両面端のフランジ部材10a及び10b
が後述するプロセスカートリッジ300に固定される感
光体ドラムの支持軸30に対し両面端のフランジ部材1
0a及び10bに嵌込まれたベアリングB1,B2によ
り軸受けされて回転自在に支持される。
【0052】感光体ドラム10及び露光光学系12が一
体的とされ、感光体ドラム10及び露光光学系12を支
持する支持軸30が図1及び図2下部の像形成体保持用
の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101の溝1
01aに上部より落し込まれ、露光光学系12が位置出
しされた状態で、支持軸30が感光体ドラム筺体101
に固定される。感光体ドラム筺体101にクリーニング
装置19が取付けられる。また、図1及び図2上部の現
像手段筺体としての現像器筺体102にスコロトロン帯
電器11を一体化された各色毎の現像器13が、現像器
筺体102に設けられたガイドレール102bと現像ケ
ーシング138に設けられたガイド溝138aとにより
それぞれ現像器筺体102に取付けられる。
体的とされ、感光体ドラム10及び露光光学系12を支
持する支持軸30が図1及び図2下部の像形成体保持用
の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101の溝1
01aに上部より落し込まれ、露光光学系12が位置出
しされた状態で、支持軸30が感光体ドラム筺体101
に固定される。感光体ドラム筺体101にクリーニング
装置19が取付けられる。また、図1及び図2上部の現
像手段筺体としての現像器筺体102にスコロトロン帯
電器11を一体化された各色毎の現像器13が、現像器
筺体102に設けられたガイドレール102bと現像ケ
ーシング138に設けられたガイド溝138aとにより
それぞれ現像器筺体102に取付けられる。
【0053】感光体ドラム10及び露光光学系12が取
付けられた感光体ドラム筺体101に、各色毎の現像器
13が取付けられた現像器筺体102とが結合されプロ
セスカートリッジ300が構成される。現像器筺体10
2が回転支軸102aにより感光体ドラム筺体101に
対し開閉可能とされる。
付けられた感光体ドラム筺体101に、各色毎の現像器
13が取付けられた現像器筺体102とが結合されプロ
セスカートリッジ300が構成される。現像器筺体10
2が回転支軸102aにより感光体ドラム筺体101に
対し開閉可能とされる。
【0054】プロセスカートリッジ300を装置本体に
装着すると、フランジ部材10bの一体とする歯車Gが
装置本体側の駆動歯車と噛合して駆動されることにより
感光体ドラム10が所定の方向に定速で回転される。
装着すると、フランジ部材10bの一体とする歯車Gが
装置本体側の駆動歯車と噛合して駆動されることにより
感光体ドラム10が所定の方向に定速で回転される。
【0055】現像器筺体102への現像器13の装着
時、現像器13は一旦、不図示の係止部材により現像器
筺体102への挿入方向の奥側に係止される。現像器筺
体102の感光体ドラム筺体101への結合時に、該係
止部材の係止が解除され、不図示の、例えばバネ等を用
いた弾性部材により現像器13が押圧され、現像器13
が突当てコロ137を感光体ドラム10に当接された状
態で、現像器13が装着される。
時、現像器13は一旦、不図示の係止部材により現像器
筺体102への挿入方向の奥側に係止される。現像器筺
体102の感光体ドラム筺体101への結合時に、該係
止部材の係止が解除され、不図示の、例えばバネ等を用
いた弾性部材により現像器13が押圧され、現像器13
が突当てコロ137を感光体ドラム10に当接された状
態で、現像器13が装着される。
【0056】図3に示すように、現像器13や感光体ド
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
不図示のレバー、カム等により各現像器13を現像器筺
体102に係止状態とし、内部に各現像器13が内包さ
れた現像器筺体102を回転支軸102aを支点として
開口し、現像器13の係止(不図示)を外してガイドレ
ール102bを介して現像器13を現像器筺体102の
内部より現像器筺体102の内側方向に取外し、各現像
器13のメンテナンス、交換を行う。また、現像器筺体
102を開口した状態で、露光光学系12が内包された
感光体ドラム10を感光体ドラム筺体101より上部へ
抜取り、感光体ドラム10や露光光学系12のメンテナ
ンス、交換を行う。
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
不図示のレバー、カム等により各現像器13を現像器筺
体102に係止状態とし、内部に各現像器13が内包さ
れた現像器筺体102を回転支軸102aを支点として
開口し、現像器13の係止(不図示)を外してガイドレ
ール102bを介して現像器13を現像器筺体102の
内部より現像器筺体102の内側方向に取外し、各現像
器13のメンテナンス、交換を行う。また、現像器筺体
102を開口した状態で、露光光学系12が内包された
感光体ドラム10を感光体ドラム筺体101より上部へ
抜取り、感光体ドラム10や露光光学系12のメンテナ
ンス、交換を行う。
【0057】現像器筺体102の開閉は図3に一点鎖線
で示した、現像器筺体の保持手段としての、例えば保持
バネSによりトレイTの開閉に伴って、連動して行われ
るようにしてもよい。
で示した、現像器筺体の保持手段としての、例えば保持
バネSによりトレイTの開閉に伴って、連動して行われ
るようにしてもよい。
【0058】上記により、像形成体の周囲に配置される
複数の現像手段を、現像手段を内包する現像手段筺体内
部よりの一方向の着脱、交換により、現像手段の着脱、
交換が容易となる。特に、現像剤の使いきりによる現像
手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用いた現像手段の
着脱、交換が容易となる。
複数の現像手段を、現像手段を内包する現像手段筺体内
部よりの一方向の着脱、交換により、現像手段の着脱、
交換が容易となる。特に、現像剤の使いきりによる現像
手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用いた現像手段の
着脱、交換が容易となる。
【0059】現像手段の交換の第2の例を図4及び図5
を用いて説明する。図4は、現像手段交換の第2の例を
示す図であり、図5は、図4のプロセスカートリッジの
置き方を示す図である。上記第1の例と同様な構造、機
能を有する部材には、同一の番号を付した。
を用いて説明する。図4は、現像手段交換の第2の例を
示す図であり、図5は、図4のプロセスカートリッジの
置き方を示す図である。上記第1の例と同様な構造、機
能を有する部材には、同一の番号を付した。
【0060】前記第1の例の図1及び図2にて説明した
と同様にして像形成体筺体としての感光体ドラム筺体1
01と現像手段筺体としての現像器筺体102とにより
プロセスカートリッジ300が構成され、カラー画像形
成装置本体内部に設けられる。
と同様にして像形成体筺体としての感光体ドラム筺体1
01と現像手段筺体としての現像器筺体102とにより
プロセスカートリッジ300が構成され、カラー画像形
成装置本体内部に設けられる。
【0061】図4に示すように、現像器13や感光体ド
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
プロセスカートリッジ300を装置本体より抜出す。こ
の際、図4に一点鎖線にて示すような、把手Hを現像器
筺体102の上部に設け、把手Hを持ってプロセスカー
トリッジ300を引出すようにすることが好ましい。
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
プロセスカートリッジ300を装置本体より抜出す。こ
の際、図4に一点鎖線にて示すような、把手Hを現像器
筺体102の上部に設け、把手Hを持ってプロセスカー
トリッジ300を引出すようにすることが好ましい。
【0062】装置本体より引出したプロセスカートリッ
ジ300を図5に示すように置き台D1上に設置し、不
図示のレバー、カム等により各現像器13を現像器筺体
102に係止状態とし、内部に各現像器13が内包され
た現像手段筺体としての現像器筺体102を回転支軸1
02aを支点として開口し、現像器13の係止(不図
示)を外してガイドレール102bを介して現像器13
を現像器筺体102の内部より現像器筺体102の内側
方向に取外し、各現像器13のメンテナンス、交換を行
う。また、置き台D1にプロセスカートリッジ300を
置き、現像器筺体102を開口した状態で、露光光学系
12が内包された感光体ドラム10を、像形成体保持用
の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101より上
部へ抜取り、感光体ドラム10や露光光学系12のメン
テナンス、交換を行う。
ジ300を図5に示すように置き台D1上に設置し、不
図示のレバー、カム等により各現像器13を現像器筺体
102に係止状態とし、内部に各現像器13が内包され
た現像手段筺体としての現像器筺体102を回転支軸1
02aを支点として開口し、現像器13の係止(不図
示)を外してガイドレール102bを介して現像器13
を現像器筺体102の内部より現像器筺体102の内側
方向に取外し、各現像器13のメンテナンス、交換を行
う。また、置き台D1にプロセスカートリッジ300を
置き、現像器筺体102を開口した状態で、露光光学系
12が内包された感光体ドラム10を、像形成体保持用
の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101より上
部へ抜取り、感光体ドラム10や露光光学系12のメン
テナンス、交換を行う。
【0063】前記例と同様に、像形成体の周囲に配置さ
れる複数の現像手段を、現像手段を内包する現像手段筺
体内部よりの一方向の着脱、交換により、現像手段の着
脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使いきりによる
現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用いた現像手
段の着脱、交換が容易となる。
れる複数の現像手段を、現像手段を内包する現像手段筺
体内部よりの一方向の着脱、交換により、現像手段の着
脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使いきりによる
現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用いた現像手
段の着脱、交換が容易となる。
【0064】現像手段の交換の第3の例を図6及び図7
を用いて説明する。図6は、現像手段交換の第3の例を
示す図であり、図7は、図6の現像手段筺体の置き方を
示す図である。前記第1の例と同様な構造、機能を有す
る部材には、同一の番号を付した。
を用いて説明する。図6は、現像手段交換の第3の例を
示す図であり、図7は、図6の現像手段筺体の置き方を
示す図である。前記第1の例と同様な構造、機能を有す
る部材には、同一の番号を付した。
【0065】前記第1の例の図1及び図2にて説明した
と同様にしてプロセスカートリッジ300が構成される
が、プロセスカートリッジ300の像形成体筺体として
の感光体ドラム筺体101と現像手段筺体としての現像
器筺体102とが、現像器筺体102に設けられた突起
部102cと感光体ドラム筺体101に設けられた溝1
01cとによって結合されて、プロセスカートリッジ3
00が構成されている。感光体ドラム筺体101と現像
器筺体102とが突起部102cと溝101cとによっ
て結合された状態で、不図示の係止部材により感光体ド
ラム筺体101と現像器筺体102とが係止される。
と同様にしてプロセスカートリッジ300が構成される
が、プロセスカートリッジ300の像形成体筺体として
の感光体ドラム筺体101と現像手段筺体としての現像
器筺体102とが、現像器筺体102に設けられた突起
部102cと感光体ドラム筺体101に設けられた溝1
01cとによって結合されて、プロセスカートリッジ3
00が構成されている。感光体ドラム筺体101と現像
器筺体102とが突起部102cと溝101cとによっ
て結合された状態で、不図示の係止部材により感光体ド
ラム筺体101と現像器筺体102とが係止される。
【0066】上記の如く構成されたプロセスカートリッ
ジ300が、カラー画像形成装置本体内部に設けられ
る。
ジ300が、カラー画像形成装置本体内部に設けられ
る。
【0067】図6に示すように、現像器13や感光体ド
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
不図示の感光体ドラム筺体101と現像器筺体102と
の係止部材を外し、感光体ドラム筺体101を装置本体
に残して現像器筺体102を装置本体より抜出す。この
際、図6に一点鎖線にて示すような、把手Hを現像器筺
体102の上部に設け、把手Hを持って現像器筺体10
2を引出すようにすることが好ましい。
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口し、
不図示の感光体ドラム筺体101と現像器筺体102と
の係止部材を外し、感光体ドラム筺体101を装置本体
に残して現像器筺体102を装置本体より抜出す。この
際、図6に一点鎖線にて示すような、把手Hを現像器筺
体102の上部に設け、把手Hを持って現像器筺体10
2を引出すようにすることが好ましい。
【0068】図7に示すように、現像器筺体102を逆
さまとし、把手Hに対して設けられた現像器筺体102
の位置固定ともなる置き台D1の穴に把手Hを落し込
み、装置本体より引出した現像器筺体102を置き台D
2上に設置する。現像器13の係止(不図示)を外して
ガイドレール102bを介して現像器13を現像器筺体
102の内部より現像器筺体102の内側方向に取外
し、各現像器13のメンテナンス、交換を行う。また、
トレイTを開口した状態で、装置本体内部より、露光光
学系12が内包された感光体ドラム10を感光体ドラム
筺体101より上部へ抜取り、感光体ドラム10や露光
光学系12のメンテナンス、交換を行う。
さまとし、把手Hに対して設けられた現像器筺体102
の位置固定ともなる置き台D1の穴に把手Hを落し込
み、装置本体より引出した現像器筺体102を置き台D
2上に設置する。現像器13の係止(不図示)を外して
ガイドレール102bを介して現像器13を現像器筺体
102の内部より現像器筺体102の内側方向に取外
し、各現像器13のメンテナンス、交換を行う。また、
トレイTを開口した状態で、装置本体内部より、露光光
学系12が内包された感光体ドラム10を感光体ドラム
筺体101より上部へ抜取り、感光体ドラム10や露光
光学系12のメンテナンス、交換を行う。
【0069】前記第1及び第2の例と同様に、像形成体
の周囲に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包
する現像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換によ
り、現像手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤
の使いきりによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像
剤を用いた現像手段の着脱、交換が容易となる。
の周囲に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包
する現像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換によ
り、現像手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤
の使いきりによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像
剤を用いた現像手段の着脱、交換が容易となる。
【0070】現像手段の交換の第4の例を図8を用いて
説明する。図8は、現像手段交換の第4の例を示す図で
ある。前記第1の例と同様な構造、機能を有する部材に
は、同一の番号を付した。
説明する。図8は、現像手段交換の第4の例を示す図で
ある。前記第1の例と同様な構造、機能を有する部材に
は、同一の番号を付した。
【0071】前記第1の例の図1及び図2にて説明した
と同様にしてプロセスカートリッジ300が構成される
が、上記第3の例と同様に、プロセスカートリッジ30
0の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101と現
像手段筺体としての現像器筺体102とが、現像器筺体
102に設けられた突起部102dと感光体ドラム筺体
101に設けられた溝101dとによって結合されて、
プロセスカートリッジ300が構成されている。感光体
ドラム筺体101と現像器筺体102とが突起部102
dと溝101dとによって結合された状態で、不図示の
係止部材により感光体ドラム筺体101と現像器筺体1
02とが係止される。更に、図3にて説明したと同様
に、各現像器13が内包された現像器筺体102が、開
閉可能なトレイTに現像手段筺体の保持部材としての、
例えば保持バネSにより取付けられる。
と同様にしてプロセスカートリッジ300が構成される
が、上記第3の例と同様に、プロセスカートリッジ30
0の像形成体筺体としての感光体ドラム筺体101と現
像手段筺体としての現像器筺体102とが、現像器筺体
102に設けられた突起部102dと感光体ドラム筺体
101に設けられた溝101dとによって結合されて、
プロセスカートリッジ300が構成されている。感光体
ドラム筺体101と現像器筺体102とが突起部102
dと溝101dとによって結合された状態で、不図示の
係止部材により感光体ドラム筺体101と現像器筺体1
02とが係止される。更に、図3にて説明したと同様
に、各現像器13が内包された現像器筺体102が、開
閉可能なトレイTに現像手段筺体の保持部材としての、
例えば保持バネSにより取付けられる。
【0072】上記の如く構成されたプロセスカートリッ
ジ300が、カラー画像形成装置本体内部に設けられ
る。
ジ300が、カラー画像形成装置本体内部に設けられ
る。
【0073】図8に示すように、現像器13や感光体ド
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口する
と、不図示の感光体ドラム筺体101と現像器筺体10
2との係止部材が外され、トレイTの開口に伴って現像
器筺体102が感光体ドラム筺体101の感光体ドラム
10より離間し装置内部より引上げられる。
ラム10のメンテナンス、交換の際には、回転支軸TA
を支点として開閉蓋としてのトレイTを上部に開口する
と、不図示の感光体ドラム筺体101と現像器筺体10
2との係止部材が外され、トレイTの開口に伴って現像
器筺体102が感光体ドラム筺体101の感光体ドラム
10より離間し装置内部より引上げられる。
【0074】現像器筺体102が引上げられた状態で、
現像器13の係止(不図示)を外してガイドレール10
2bを介して現像器13を現像器筺体102の内部より
現像器筺体102の内側方向に取外し、各現像器13の
メンテナンス、交換を行う。また、現像器筺体102が
保持されたトレイTを開口した状態で、装置本体内部よ
り、露光光学系12が内包された感光体ドラム10を感
光体ドラム筺体101より上部へ抜取り、感光体ドラム
10や露光光学系12のメンテナンス、交換を行う。
現像器13の係止(不図示)を外してガイドレール10
2bを介して現像器13を現像器筺体102の内部より
現像器筺体102の内側方向に取外し、各現像器13の
メンテナンス、交換を行う。また、現像器筺体102が
保持されたトレイTを開口した状態で、装置本体内部よ
り、露光光学系12が内包された感光体ドラム10を感
光体ドラム筺体101より上部へ抜取り、感光体ドラム
10や露光光学系12のメンテナンス、交換を行う。
【0075】メンテナンス後、現像器筺体102が保持
されたトレイTを閉じるが、この際、現像器筺体102
の突起部102dの、例えば3角形状の先端のテーパ部
が、感光体ドラム筺体101の溝101dの、例えば3
角形状のテーパ部に嵌入し、感光体ドラム筺体101に
現像器筺体102が位置合わせされて結合される。
されたトレイTを閉じるが、この際、現像器筺体102
の突起部102dの、例えば3角形状の先端のテーパ部
が、感光体ドラム筺体101の溝101dの、例えば3
角形状のテーパ部に嵌入し、感光体ドラム筺体101に
現像器筺体102が位置合わせされて結合される。
【0076】上記の3つの例と同様に、像形成体の周囲
に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包する現
像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換により、現像
手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使いき
りによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用い
た現像手段の着脱、交換が容易となる。
に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包する現
像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換により、現像
手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使いき
りによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を用い
た現像手段の着脱、交換が容易となる。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし6によれば、像形成体の
周囲に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包す
る現像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換により、
現像手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使
いきりによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を
用いた現像手段の着脱、交換が容易となる。
周囲に配置される複数の現像手段を、現像手段を内包す
る現像手段筺体内部よりの一方向の着脱、交換により、
現像手段の着脱、交換が容易となる。特に、現像剤の使
いきりによる現像手段の交換頻度が多い一成分現像剤を
用いた現像手段の着脱、交換が容易となる。
【図1】本発明の一実施形態を示すカラー画像形成装置
の断面構成図である。
の断面構成図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの概要断面図であ
る。
る。
【図3】現像手段交換の第1の例を示す図である。
【図4】現像手段交換の第2の例を示す図である。
【図5】図4のプロセスカートリッジの置き方を示す図
である。
である。
【図6】現像手段交換の第3の例を示す図である。
【図7】図6の現像手段筺体の置き方を示す図である。
【図8】現像手段交換の第4の例を示す図である。
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 101 感光体ドラム筺体 102 現像器筺体 300 プロセスカートリッジ D1,D2 置き台 S 保持バネ T トレイ
Claims (6)
- 【請求項1】 回転する像形成体の周囲に、前記像形成
体を帯電させる帯電手段と、帯電された像形成体に像露
光し潜像を形成させる像露光手段と、像形成体に形成さ
れた潜像を現像しトナー像を形成させる現像手段と、を
複数組配置し、前記像形成体の一回転中に、前記像形成
体に対し前記帯電手段による帯電と前記像露光手段によ
る像露光と前記現像手段による現像とによるトナー像の
形成を順次繰り返すことにより前記像形成体上に複数の
トナー像を重ね合わせた後、重ね合わせたトナー像を転
写材に一括して転写するカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段と、前記複数の像露光手段を内包
する前記像形成体と、前記像形成体の周囲に配置される
前記複数の現像手段とを前記カラー画像形成装置本体に
着脱可能な一体的なプロセスカートリッジとし、 前記プロセスカートリッジの前記複数の現像手段を一体
的に保持する現像手段筺体を、前記プロセスカートリッ
ジの前記像形成体を保持する像形成体筺体より開口し、
前記現像手段筺体の内部より前記現像手段を着脱するこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 前記プロセスカートリッジを前記カラー
画像形成装置本体より取外した後、前記現像手段の交換
を行うことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形
成装置。 - 【請求項3】 回転する像形成体の周囲に、前記像形成
体を帯電させる帯電手段と、帯電された像形成体に像露
光し潜像を形成させる像露光手段と、像形成体に形成さ
れた潜像を現像しトナー像を形成させる現像手段と、を
複数組配置し、前記像形成体の一回転中に、前記像形成
体に対し前記帯電手段による帯電と前記像露光手段によ
る像露光と前記現像手段による現像とによるトナー像の
形成を順次繰り返すことにより前記像形成体上に複数の
トナー像を重ね合わせた後、重ね合わせたトナー像を転
写材に一括して転写するカラー画像形成装置において、 前記複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体を
設け、前記カラー画像形成装置本体の開閉蓋を開口した
後、前記現像手段筺体を装置本体内部より取出し、前記
現像手段筺体の内部より前記現像手段を着脱することを
特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 回転する像形成体の周囲に、前記像形成
体を帯電させる帯電手段と、帯電された像形成体に像露
光し潜像を形成させる像露光手段と、像形成体に形成さ
れた潜像を現像しトナー像を形成させる現像手段と、を
複数組配置し、前記像形成体の一回転中に、前記像形成
体に対し前記帯電手段による帯電と前記像露光手段によ
る像露光と前記現像手段による現像とによるトナー像の
形成を順次繰り返すことにより前記像形成体上に複数の
トナー像を重ね合わせた後、重ね合わせたトナー像を転
写材に一括して転写するカラー画像形成装置において、 前記複数の現像手段を一体的に保持する現像手段筺体を
設け、前記カラー画像形成装置本体の開閉蓋の開口に伴
って前記現像手段筺体を前記像形成体より離間させ、前
記現像手段筺体の内部より前記現像手段を着脱すること
を特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 前記現像手段筺体が前記開閉蓋に取付け
られていることを特徴とする請求項4に記載のカラー画
像形成装置。 - 【請求項6】 前記複数の像露光手段と、前記複数の像
露光手段を内包する前記像形成体と、前記像形成体の周
囲に配置される前記複数の現像手段とを前記カラー画像
形成装置本体に着脱可能な一体的なプロセスカートリッ
ジとし、 前記カラー画像形成装置本体の開閉蓋の開口に伴って、
前記プロセスカートリッジの前記複数の現像手段を一体
的に保持する現像手段筺体を、前記プロセスカートリッ
ジの前記像形成体を保持する像形成体筺体より離間する
ことを特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8302931A JPH10142887A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8302931A JPH10142887A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10142887A true JPH10142887A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17914863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8302931A Pending JPH10142887A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10142887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100890222B1 (ko) | 2006-01-11 | 2009-03-25 | 캐논 가부시끼가이샤 | 전자 사진 화상 형성 장치 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8302931A patent/JPH10142887A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100890222B1 (ko) | 2006-01-11 | 2009-03-25 | 캐논 가부시끼가이샤 | 전자 사진 화상 형성 장치 |
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