JPH10139436A - 固体電解質用ジルコニア微粉末及びその製造方法 - Google Patents
固体電解質用ジルコニア微粉末及びその製造方法Info
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Abstract
を解消した、成形性がよく、かつ、低温焼結性にも優
れ、これらに加えてイオン伝導性にも優れた固体電解質
用のジルコニア粉末の提供;ならびにその固体電解質用
ジルコニア粉末を簡易なプロセスにより製造することの
できる方法の提供を目的とするものである。 【解決手段】安定化剤として固溶しているイットリア含
有量が4〜10mol%であり、BET比表面積が8〜
20m2/g、かつ、平均粒径が0.1〜1.0μmの
範囲にある2次凝集粒子からなることを特徴とする固体
電解質用ジルコニア微粉末及びジルコニウム塩水溶液の
加水分解により得られる水和ジルコニアゾルとイットリ
ウム化合物とからなる、イットリア含有量4〜10mo
l%の混合物を800〜1200℃の温度で仮焼し、平
均粒径が0.1〜1.0μmの範囲になるまで粉砕する
ことを特徴とする請求項1に記載の固体電解質用ジルコ
ニア微粉末を製造する方法。
Description
電池用の電気伝導性固体隔膜、エンジン等の排ガス中の
酸素濃度及びNOxガス濃度を検出するガスセンサに用
いられる固体電解質に使用されるジルコニア粉末及びそ
の製造方法に関するものである。
しては、共沈により得られた比表面積が2.5〜7m
2/g、平均粒径1μm以下のY2O3固溶ジルコニア粉
末を、1500℃以下で焼成して固体電解質を得る方法
(特開平1−275467公報)等が知られている。
で得られる固体電解質用ジルコニア粉末は、BET比表
面積が小さく、かつ、硬い粗粒の存在する粉末であり、
このように比表面積が小さくなると、成形し焼結させる
際の焼結温度が高くなって、得られる焼結体の密度が低
く、かつ、結晶粒径が大きくなる。このような焼結体
は、機械的及び熱衝撃強度が低く、さらにイオン伝導性
の悪いものになり、固体電解質に不適なものとなる。
欠点を解消した、成形性がよく、かつ、低温焼結性にも
優れ、これらに加えてイオン伝導性にも優れた固体電解
質用のジルコニア粉末の提供;ならびにその固体電解質
用ジルコニア粉末を簡易なプロセスにより製造すること
のできる方法の提供を目的とするものである。
アが固溶したジルコニア粉末のBET比表面積と平均粒
径に着目して、成形特性,焼結特性及びイオン伝導性を
詳細に検討し、本発明に到達した。即ち、本発明は、安
定化剤として固溶しているイットリア含有量が4〜10
mol%であり、BET比表面積が8〜20m2/g、
かつ、平均粒径が1μm以下の2次凝集粒子からなる、
固体電解質用ジルコニア微粉末及びその製造方法とし
て、ジルコニウム塩水溶液の加水分解により得られる水
和ジルコニアゾルとイットリウム化合物とからなる、イ
ットリア含有量4〜10mol%の混合物を800〜1
200℃の温度で仮焼し、平均粒径が1μm以下になる
まで粉砕することを特徴とする固体電解質用ジルコニア
微粉末の製造方法を要旨とするものである。
ニア微粉末に係わる「イットリア含有量」とは、Y2O3
/(ZrO2+Y2O3)の比率をモル%として表した値
をいう。
(メディアン)である2次凝集粒子と同じ体積の球の直
径をいい、レーザー回折法,遠心沈降法などの粒度分布
測定装置によって測定することができる。「電子顕微鏡
で測定される平均粒径」とは、電子顕微鏡写真により観
察される個々の2次粒子の大きさを面積で読み取り、そ
れを円形に換算して粒径を算出したものの平均値をい
う。
窒素を用いて測定したものをいう。「BET比表面積か
ら求められる平均粒径」とは、2次粒子の形状を球に仮
定して、粒子の理論密度とBET比表面積から算出され
る直径をいう。
粒径」は、光子相関法によるものであるが、上記のジル
コニア粉末と同様に電子顕微鏡によって測定したもの
と、実質上同じ値を示す。
は、安定化剤として固溶しているイットリア含有量が4
〜10mol%の範囲でなければならない。イットリア
含有量が4mol%よりも小さくなると、ジルコニア微
粉末を成形して焼結して得られる固体電解質のイオン伝
導性が悪くなり、いっぽう、10mol%よりも大きく
なると得られる固体電解質のイオン伝導性が悪くなり、
かつ、機械的強度及び熱衝撃強度が弱くなるからであ
る。好ましいイットリア含有量は、4〜8mol%であ
り、より好ましくは4〜6mol%である。
積が8〜20m2/gであることを必要とする。ジルコ
ニア粉末のBET比表面積が8m2/gよりも小さくな
ると低温側で焼結しにくい高温焼結性の粉末となり、ま
た、20m2/gよりも大きくなると、粒子間の凝集力
が著しい粉末となるために、固体電解質用の原料粉末と
しては扱いにくく適さないものとなる。より望ましいB
ET比表面積は、10〜18m2/gである。
集粒子の平均粒径が0.1〜1.0μmの範囲にあるも
のでなければならない。平均粒径が1μmよりも大きく
なると、硬い凝集粒子を多く含む粗粒が多くなり、硬い
粒子がそのままに近い形状で成形体中に残り、それによ
って焼結時に不均一収縮が起り、かつ焼結体中に気孔が
残ることになる。このように気孔の存在する低密度の焼
結体は、イオン伝導性の悪いものとなって、固体電解質
として不適なものとなる。また、このような粉末にバイ
ンダーを加えて成形し焼結すると、脱脂性の低下に起因
する割れが顕著になる。一方、0.1μm未満となる
と、粒子間の凝集力が著しい粉末となるため成形しにく
く、固体電解質用の原料粉末としては適さないものとな
る。好ましい平均粒径は、0.3〜1μmである。
に、電子顕微鏡で測定される平均粒径/BET比表面積
から求められる平均粒径の比(以下、平均粒径比と表記
する)が1〜3の条件を満足すれば、よりいっそう成形
性及び低温焼結性に優れ、これらに加えて酸素イオン伝
導性にも優れた固体電解質用のジルコニア粉末となる。
すなわち、平均粒径比が1〜3の範囲にあれば、電子顕
微鏡の観察から2〜10個の1次粒子が焼結して1個の
2次粒子を構成しているが、2次粒子間の強固な焼結が
ほとんど見られず、かつ、2次粒子内部に存在する閉気
孔が実質上観測されない緻密な粒子になっている。等方
性の緻密な粒子であれば、この比が1となるが、ジルコ
ニア粉末の粒子形状に歪があるため1〜3で緻密な粒子
となるのである。より望ましい平均粒径比は、1.1〜
1.5である。
るにあたっては、ジルコニウム塩水溶液の加水分解によ
り得られる水和ジルコニアゾルを用いなければならな
い。この反応で得られる水和ジルコニアゾルは、均一粒
径の結晶性粒子であり、その水和ジルコニアゾルを下記
の本発明の条件で仮焼し粉砕すると、分散性のよい固体
電解質のジルコニア微粉末を得ることができる。例え
ば、ジルコニウム塩及びイットリウム塩の混合水溶液を
アルカリで中和して仮焼する中和共沈法で得られる粉末
は、中和時に生成する不定形ゲル状水酸化物が仮焼時に
硬い粗粒を形成するため、上記のとおり、酸素イオン伝
導性の悪いものとなって、固体電解質として不適なもの
となる。
0.05〜0.09μmの範囲に制御すると、さらに成
形性及び低温焼結性に優れた固体電解質用のジルコニア
粉末になる。水和ジルコニアゾルの平均粒径は、反応終
了時の反応液のpHを調整することにより制御すること
ができる。例えば、反応終了時のpHが−0.1〜0.
4または1〜1.5となるように調整することにより、
平均粒径0.05〜0.09μmの水和ジルコニアゾル
が得られる。このpHすなわち水和ジルコニアゾルの平
均粒径を制御する方法としては、ジルコニウム塩水溶液
にアルカリまたは酸などを添加する;陰イオン交換樹脂
によりジルコニウム塩を構成している陰イオンの一部を
除去することによりpHを調整して加水分解させる;水
酸化ジルコニウムと酸との混合スラリーのpHを調整し
て加水分解させるなどの方法を挙げることができる。ま
た、反応速度を促進させるために、水和ジルコニアゾル
を上記のジルコニウム塩水溶液に添加して、加水分解反
応を行ってもよい。水和ジルコニアゾルの製造に用いら
れるジルコニウム塩としては、オキシ塩化ジルコニウ
ム,硝酸ジルコニル,塩化ジルコニウム,硫酸ジルコニ
ウムなどが挙げられるが、この他に水酸化ジルコニウム
と酸との混合物を用いてもよい。水和ジルコニアゾルの
平均粒径を制御するために添加するアルカリとしては、
アンモニア,水酸化ナトリウム,水酸化カリウムなどが
挙げられることができるが、これらの他に尿素のように
分解して塩基性を示す化合物でもよい。また、酸として
は塩酸,硝酸,硫酸を挙げることができるが、これらの
他に酢酸,クエン酸などの有機酸を用いてもよい。
ジルコニアゾルとイットリウム化合物とからなる、イッ
トリア含有量4〜10mol%の混合物を得ることを必
要とする。水和ジルコニアゾルとイットリウム化合物と
を混合し乾燥させる方法に特に制限はなく、上記の加水
分解で得られた水和ジルコニア含有液に、イットリア含
有量が4〜10mol%になるようにイットリウム化合
物を添加して乾燥させてもよく、加水分解反応のときに
前もってイットリウム化合物を添加してもよい。イット
リウム化合物及び水和ジルコニアゾルを含有する混合溶
液を乾燥する方法としては、例えば混合溶液をそのまま
噴霧乾燥、または混合溶液に有機溶媒を添加して噴霧乾
燥する;該懸濁液にアルカリなどを添加して濾過,水洗
して乾燥する方法を挙げることができる。安定化剤の原
料として用いられるイットリウム化合物としては、水酸
化イットリウム,酸化イットリウム,塩化イットリウ
ム,硝酸イットリウム,硫酸イットリウム,炭酸イット
リウム,酢酸イットリウムなどが挙げられる。
トリウム化合物とからなる混合物を、800〜1200
℃の温度で仮焼しなければならない。仮焼温度が800
℃よりも小さくなると、下記の粉砕条件で得られるジル
コニア粉末のBET比表面積が20m2/gよりも大き
くなり、いっぽう、1200℃よりも高くなると粉砕後
のBET比表面積が8m2/gよりも小さくなるからで
ある。さらに、水和ジルコニアゾルの平均粒径φ(μ
m)の範囲が0.05〜0.09μmであり、仮焼温度
T(℃)が800〜1200℃の範囲であって、かつ、 T≧3000・φ+650 を満足すれば、いっそう成形性及び焼結性の優れた固体
電解質用のジルコニア粉末となる。
がよく、昇温速度は0.5〜10℃/minが好まし
い。保持時間が0.5時間よりも小さくなると均一に仮
焼されにくく、10時間よりも長くなると生産性が低下
するので好ましくない。また、昇温速度が0.5℃/m
inよりも小さくなると設定温度に達するまでの時間が
長くなり、10℃/minよりも大きくなると仮焼時に
粉末が激しく飛散して操作性が悪くなり生産性が低下す
る。
平均粒径が1μm以下になるまで粉砕する。粉砕方法と
しては、乾式または湿式のどちらの方法を選んでもよ
い。粉砕機器としては、種々の機種を選ぶことができ、
ボールミル,振動ミル,パールミルなどを挙げることが
できる。また、粉砕条件は機種により異なるが、ボール
ミルを用いた場合、スラリー濃度30〜50wt%,粉
砕時間は30〜80時間がよく、振動ミルの場合、30
〜60wt%,10〜30時間が最適である。必要に応
じて粉砕時に焼結助剤として、例えばアルミナなどを添
加してもよい。
解質用ジルコニア粉末は、成形性がよく、かつ、低温焼
結性に優れ、これらに加えて酸素イオン伝導性にも優れ
ている。また、本発明の方法により、容易に上記の固体
電解質用ジルコニア粉末を製造することができる。
るが、本発明はこれらの実施例により何等限定されるも
のでない。
は、光子相関法により求めた。ジルコニア粉末の2次凝
集粒子の平均粒径は、レーザー回折法により求めた。ジ
ルコニア粉末の電子顕微鏡で測定される2次粒子の平均
粒径は、透過型電子顕微鏡を用い、300個の2次粒子
について画像解析処理して求めた。BET比表面積から
求められる平均粒径を算出するのに必要なジルコニア粉
末の理論密度は、各結晶相の組成をX線回折パターンの
回折線のピーク強度によって求め、下式によって算出し
た。
方)相率×6.1 ジルコニア粉末の成形は、金型プレスにより成形圧力7
00kgf/cm2で行い、得られた成形体は、140
0℃−2時間の条件で焼結させた。
ルを160時間煮沸したあと、この溶液に2mol/リ
ットルのZrOCl2水溶液3.6リットルと蒸留水
4.4リットルとを加えて、さらに45時間煮沸して、
平均粒径0.054μmの水和ジルコニアゾルを得た。
に、YCl3を0.42mol(Y2O3含有量5mol
%)添加して噴霧乾燥させ、水和ジルコニアとYCl3
とからなる混合物を得て、その混合物を1050℃の温
度で2時間仮焼した。得られた仮焼粉を水洗したあと
に、Al2O3を(ZrO2+Y2O3)に対して0.2w
t%添加し、振動ミルを用いて35wt%のスラリー濃
度で16時間粉砕した。
法による2次凝集粒子の平均粒径が0.7μmであり、
BET比表面積が11m2/gであり、単斜相3%,
(正方+立方)相97%であって理論密度が6.1であ
り、したがって、電子顕微鏡により2次粒子の平均粒径
は0.11μmであり(すなわち、平均粒径比=1.
2)、緻密な2次粒子を形成していることが確認され
た。
用いて、プレス成形により成形体を作製したところ、成
形体密度は2.77g/cm3であった。この成形体を
焼成して得られた焼結体の密度は6.02g/cm3で
あり、曲げ強度は68kgf/mm2であった。この焼
結体を用いて酸素イオン伝導性を測定したところ、60
0℃の温度で電気電導度が3×10-3Ω-1・cm-1であ
った。
(Y2O3含有量8mol%)添加した以外は、実施例1
と同様の条件でおこなった。
法による2次凝集粒子の平均粒径が0.6μmであり、
BET比表面積が12m2/gであり、単斜相0%,
(正方+立方)相100%であって理論密度が6.1で
あり、したがって、電子顕微鏡により2次粒子の平均粒
径は0.10μmであり(すなわち、平均粒径比=1.
2)、緻密な2次粒子を形成していることが確認され
た。
用いて、プレス成形により成形体を作製したところ、成
形体密度は2.78g/cm3であった。この成形体を
焼成して得られた焼結体の密度は6.04g/cm3で
あり、曲げ強度は33kgf/mm2であった。この焼
結体を用いて酸素イオン伝導性を測定したところ、60
0℃の温度で電気電導度が9×10-3Ω-1・cm-1であ
った。
(Y2O3含有量12mol%)添加し、仮焼温度を13
00℃に設定した以外は、実施例1と同様の条件でおこ
なった。得られたジルコニア粉末のレーザー回折法によ
る2次凝集粒子の平均粒径が1.5μmであり、また、
BET比表面積が2m2/gであった。次いで、上記で
得られたジルコニア粉末を用いて、プレス成形により成
形体を作製したところ、成形体密度は2.58g/cm
3であり、この成形体を焼成して得られた焼結体の密度
は5.85g/cm3であり、600℃の温度で電気電
導度が2×10-3Ω-1・cm-1を示したものの、曲げ強
度は極めて低く10kgf/mm2以下であった。
Claims (2)
- 【請求項1】安定化剤として固溶しているイットリア含
有量が4〜10mol%であり、BET比表面積が8〜
20m2/g、かつ、平均粒径が0.1〜1.0μmの
範囲にある2次凝集粒子からなることを特徴とする固体
電解質用ジルコニア微粉末。 - 【請求項2】ジルコニウム塩水溶液の加水分解により得
られる水和ジルコニアゾルとイットリウム化合物とから
なる、イットリア含有量4〜10mol%の混合物を8
00〜1200℃の温度で仮焼し、平均粒径が0.1〜
1.0μmの範囲になるまで粉砕することを特徴とする
請求項1に記載の固体電解質用ジルコニア微粉末を製造
する方法。
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