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JPH10135905A - 対象物個別認識システム - Google Patents

対象物個別認識システム

Info

Publication number
JPH10135905A
JPH10135905A JP8288844A JP28884496A JPH10135905A JP H10135905 A JPH10135905 A JP H10135905A JP 8288844 A JP8288844 A JP 8288844A JP 28884496 A JP28884496 A JP 28884496A JP H10135905 A JPH10135905 A JP H10135905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
individual
communication
data
modulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8288844A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyoujirou Ichikawa
商二郎 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Denshikiki Co Ltd filed Critical Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Priority to JP8288844A priority Critical patent/JPH10135905A/ja
Publication of JPH10135905A publication Critical patent/JPH10135905A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 認識装置の持ち運びが可能であり、また、通
信媒体として「光」に適さない環境においても使用でき
る対象物個別認識システムを提供する。 【解決手段】 送信波RD2がデータキャリア1の受光
回路6で受信され、データキャリア1は、スリープ状態
から起動する。そして、受信波RD2により、識別回路
8は、受信波の通信媒体が「光」であることを確認す
る。次に、復調された命令データに基づき、MPU回路
11に記憶される識別データの読出し/書込みを行う。
そして、MPU回路11は、終了後に終了信号を変復調
回路9に送信し、変復調回路9は、ホストコンピュータ
10があらかじめ指定し、MPU回路11に記憶されて
いる通信媒体により変調動作を行う。すなわち、通信媒
体が「電波」の場合、BPSK変調およびFSK変調を
行い、通信媒体が「光」の場合、FSK変調を行い、変
調操作後に変調された信号を識別回路8に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、認識される被対象
物に付属する、被対象物の個別情報を記憶するカード
(以下データキャリアとする)により対象物の個別情報
を認識する対象物個別認識システムに関する。
【0002】
【従来の技術】個別対象物認識システム(以下データキ
ャリアシステム)は、データキャリアと、そのデータキ
ャリアの個別情報のデータの読みだし/書き込みを行う
リーダ/ライタ(以下R/W)を持つ認識装置本体で構
成されている。現在、データキャリアシステムは、FA
(Factory Automation)、物流、鉄
道切符およびスーパーマーケットの価格読みとりまで幅
広く利用されている。
【0003】従来のデータキャリアシステムを、図2を
参照し説明する。図2は、データキャリアシステムの構
成を示したブロック図である。図において、51はデー
タキャリアであり、認識される対象物に搭載され、変復
調回路52、アンテナ53およびMPU回路54で構成
されており、R/W55より送信される自身の個別情報
データが自身の内部記憶装置に記憶される。
【0004】R/W55は、送受信回路56、アンテナ
57、変復調回路58およびMPU回路59で構成され
ており、ホストコンピュータ60に通信回線D3を介し
て接続され、ホストコンピュータ60より命令を受け、
データキャリア51の内部記憶装置のデータの、読み出
しおよび書き込みを行うものである。ホストコンピュー
タ60は、R/W55を制御し、複数のデータキャリア
の個別情報データの管理を行うものである。
【0005】変復調回路52は、MPU回路59から送
信された信号を変調し、信号波としてアンテナ53によ
り送信し、アンテナ53で受信された信号波を復調し、
MPU回路54に受信信号を送信するものである。MP
U回路54は、変復調回路52からの受信信号および変
復調回路52への送信信号の送受信データの管理を行う
ものである。
【0006】送受信回路56は、データキャリア51と
の通信における送信波および受信波をアンテナ57によ
り送受信するものである。変復調回路58は、送受信回
路56へ送信する信号の変調を行い、送受信回路56よ
り受信する信号の復調を行うものである。MPU回路5
9は、送受信するデータの管理およびホストコンピュー
タ60との通信制御を行うものである。
【0007】次に、上述した従来例の動作を説明する。
まず、ホストコンピュータ60が個別データの書き込
み、または読みだし命令を、たとえばRS232Cまた
はRS422Cの規格で制御される信号線D3を介し、
R/W55へ送信する。次に、ホストコンピュータ60
からの信号を受信すると、R/W55は、命令データを
ASK(Amplitude Shift Keyin
g)変調した送信波RD10で、認識対象物のデータキ
ャリア51へ送信する。
【0008】そして、R/W55からの命令データを変
復調回路52が受信すると、データキャリア51のMP
U回路54は、回路が動作していないスリープモードか
ら起動し、受信され、変復調回路52で復調された命令
データの解読を行う。次に、解読された読み出しまたは
書き込みの命令に従い、MPU回路54は、内部記憶装
置に記憶されるデータの読み出しまたは書き込みを行
う。
【0009】次に、MPU回路54は、データ処理終了
後に終了信号を変復調回路52へ送信し、変復調回路5
2は、終了信号をFSK(Frequency Shi
ftKeying)変調およびBPSK(Binary
Phase ShiftKeying)変調を行い、
R/W55へアンテナ53により送信波TD10として
送信する。
【0010】ここで、データキャリア51とR/W55
とのあいだでの個別情報データの読みだしおよび書き込
みに対するデータ通信の媒体は、「マイクロ波(以下電
波とする)」、たとえば2.45GHzのマイクロ波を
用いて説明したが、図2には示されていない、「光」を
用いることもできる。通信の媒体に「電波」ではなく、
「光」を用いる場合、R/W55は、「光」をASK変
調した送信信号を発光回路からデータキャリア51へ送
信波として送信する。
【0011】次に、R/W55の送信したデータがデー
タキャリア51内の受光回路により受信され、電気信号
に変換され、変復調回路により復調された後、MPU回
路へ送信され、データ処理が行われる。MPU回路によ
るデータ処理が終了した後、R/W回路への終了信号が
変復調回路へ送信される。次に、変復調回路によりFS
K変調され、発光回路に送信され、「光」の信号波に変
換された後、R/Wへ送信される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の「電
波」を通信媒体とした対象物個別認識システムにおいて
は、泥、汚れ、雨、雪およびスモッグなどの存在する環
境でも、「光」が媒体の場合に比較して波長が長いた
め、信号強度が減衰しにくい優れた点があるが、R/W
の形状および回路機能が複雑となり、装置が大型で携行
できない問題があった。
【0013】また、「光」を媒体とした対象物個別認識
システムにおいては、「電波」が媒体である場合に比較
してR/Wの携行性には優れているが、「電波」に比較
して波長が短いため、障害物による吸収および散乱によ
り信号強度が減衰する欠点があった。本発明はこのよう
な背景の下になされたもので、持ち運びが可能であり、
また、通信媒体として「光」に適さない環境においても
使用できる対象物個別認識システムを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
対象物に搭載され、前記対象物の個別認識データが記憶
される記憶手段を有する個別装置と、前記対象物の個別
認識を前記個別認識データに基づき行う認識装置とで構
成される対象物個別認識システムにおいて、前記個別装
置が、前記個別装置と前記認識装置との間で前記個別デ
ータの読み出し/書き込みのための通信を行う第一のマ
イクロ波通信手段と、前記個別装置と前記認識装置との
間で前記個別データの読み出し/書き込みのための通信
を行う第一の光通信手段と、前記個別装置と前記認識装
置との間のデータ通信を前記第一のマイクロ波通信手段
または前記第一の光通信手段のどちらで行うかを判断す
る判断手段と、この判断手段の判断結果により、第一の
マイクロ波通信手段および第一の光通信手段のどちらか
一方を通信手段として、択一的に選択する第一の選択手
段と、を具備し、前記認識装置が、前記個別装置と前記
認識装置との間で前記個別データの読み出し/書き込み
のための通信を行う第二のマイクロ波通信手段と、前記
個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの読み
出し/書き込みのための通信を行う第二の光通信手段
と、前記個別装置と前記認識装置との間のデータ通信を
第二のマイクロ波通信手段または第二の光通信手段のど
ちらで行うかを設定する設定手段と、この設定手段の設
定信号により、第二のマイクロ波通信手段および第二の
光通信手段のどちらか一方を通信手段として択一的に選
択する第二の選択手段とを具備することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の対
象物個別認識システムにおいて、前記認識装置が通信手
段として、前記第二の光通信手段のみを有することを特
徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1記載の対象
物個別認識システムにおいて、前記判断手段は、前記個
別装置と前記認識装置とのあいだの距離が長い場合、デ
ータ通信に前記第一のマイクロ波通信手段と前記第二の
マイクロ波通信手段とを用いることを特徴とする。請求
項4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の対象
物個別認識システムにおいて、前記判断手段は、前記個
別装置と前記認識装置とのあいだの距離が短い場合、デ
ータ通信に前記第一の光通信手段と前記第二の光通信手
段とを用いることを特徴とする。請求項5記載の発明
は、請求項1または請求項3記載の対象物個別認識シス
テムにおいて、前記被対象物が移動している場合、デー
タ通信に前記第一のマイクロ波通信手段と前記第二のマ
イクロ波通信手段とが用いられることを特徴とする。請
求項6記載の発明は、請求項1、請求項2または請求項
4記載の対象物個別認識システムにおいて、前記被対象
物が停止している場合、データ通信に前記第一の光通信
手段と前記第二の光通信手段とが用いられることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる対象物個別認識システムの構成を示すブロック図で
ある。この図において、1はデータキャリアであり、通
信媒体として「電波」および「光」の双方に対応でき、
R/W2またはR/W3とデータ通信を行うものであ
る。R/W2は、据えつけ用であり、データキャリア1
との通信において、通信媒体として「電波」および
「光」の双方に対応できるものである。R/W3は、携
帯用であり、データキャリア1との通信において、通信
媒体として「光」を用いるものである。
【0017】データキャリア1において、4は送受信回
路であり、アンテナ5によりR/W2と「電波」を媒体
として通信を行うものである。6は受光回路であり、R
/W2またはR/W3よりの「光」を媒体としたASK
変調された送信波を受光し、受光した「光」の信号波を
電気信号に変換するものである。7は、発光回路であ
り、R/W2またはR/W3に送信する送信信号を
「光」を媒体とした送信波に変換し送信するものであ
る。
【0018】8は識別回路であり、受信信号が入力され
た時、送受信回路4または受光回路6の入力された方の
受信信号を変復調回路9へ送信する。また、識別回路8
は、送信信号を出力すると同時に、R/W2またはR/
W3により送信されるホストコンピュータ10の命令デ
ータに従い、送信波の媒体が「電波」の場合、変復調回
路9からの送信信号を送受信回路4へ送信し、また、送
信波の媒体が「光」の場合、変復調回路9からの送信信
号を送受信回路4へ送信するものである。
【0019】変復調回路9は、復調動作のとき、識別回
路8より送信されるASK変調されている受信信号を復
調し、変調動作のとき、識別回路8からの識別情報によ
り、媒体が「電波」の場合、BPSK変調した後FSK
変調を行い、識別回路8へ送信し、媒体が「光」の場
合、FSK変調を行い、識別回路8へ送信するものであ
る。11はMPU回路であり、送受信するデータの管理
およびホストコンピュータ3との通信制御を行うもので
ある。B1は電池であり、データキャリア1の各部の動
作に必要な電力を供給するものである。
【0020】R/W2において、12は送受信回路であ
り、送信アンテナ13Tおよび受信アンテナ13Rによ
りデータキャリア1と「電波」を媒体として通信を行う
ものである。14は受光回路であり、データキャリア1
からの「光」を媒体としたFSK変調された送信波を受
光し、受光した「光」の信号波を電気信号に変換するも
のである。15は、発光回路であり、データキャリア1
に送信する送信信号を「光」を媒体とした送信波に変換
し送信するものである。
【0021】16は弁別回路であり、データキャリア1
からの送信信号が入力されたとき、送受信回路12また
は受光回路14のどちらか入力された方の受信信号を変
復調回路17へ送信し、また、送信信号が出力されると
き、ホストコンピュータ10よりの命令データに従い、
送信波の媒体が「電波」の場合、変復調回路17からの
送信信号を送受信回路12へ送信し、また、送信波の媒
体が「光」の場合、変復調回路17からの送信信号を送
受信回路12へ送信するものである。
【0022】変復調回路17は、変調動作のとき、弁別
回路16に送信される送信信号をASK変調し、復調動
作のとき、弁別回路16からの弁別情報により、媒体が
「電波」の場合、BPSK変調およびFSK変調された
送信信号を復調し、媒体が「光」の場合、FSK変調さ
れた送信信号を復調するものである。18はMPU回路
であり、RS232CまたはRS422Cの規格で制御
される信号線D1を介してホストコンピュータ10と接
続されており、送受信するデータの管理およびホストコ
ンピュータ10との通信制御を行うものである。Pは電
源であり、R/W2の各部の動作に必要な電力を供給す
るものである。
【0023】R/W3において、20は受光回路であ
り、データキャリア1からの「光」を媒体としたFSK
変調された送信波を受光し、受光した「光」の信号波を
電気信号に変換するものである。21は、発光回路であ
り、データキャリア1に送信する送信信号を「光」を媒
体とした送信波に変換し送信するものである。
【0024】22は、変復調回路であり、受光回路20
からのFSK変調されている送信信号を復調し、データ
キャリア1へ送信する送信信号をASK変調するもので
ある。23はMPU回路であり、通信コネクタ24とR
S232Cの規格で制御される信号線D2とを介してホ
ストコンピュータ10と接続されており、送受信するデ
ータの管理およびホストコンピュータ10との通信制御
を行うものである。B2は電池であり、R/W3の各部
の動作に必要な電力を供給するものである。
【0025】次に、図1を参照し、上記一実施形態の動
作を説明する。まず、ホストコンピュータ10がR/W
2へ、R/W2とデータキャリア1とのデータ通信にお
ける通信媒体を、「電波」で行うかまたは「光」で行う
かの命令を信号線D1を介して送信する。そして、この
送信された命令データがMPU回路18内の記憶装置に
記憶される。次に、ホストコンピュータ10がR/W2
へ、データの読み出しまたは書き込み命令を信号線D1
を介して行う。
【0026】すると、ホストコンピュータ10より、通
信媒体が「電波」と指定された場合、R/W2は、変復
調回路17において、データキャリア1へのデータの読
み出し命令または書き込み命令信号をASK変調する。
次に、MPU回路18内の記憶装置に記憶される通信媒
体の弁別データに基づき、弁別回路16により送受信回
路12に送信される。そして、送受信回路12により、
送信波RD1がたとえば2.45GHzのマイクロ波で
データキャリア1へ送信される。
【0027】また、ホストコンピュータ10より、通信
媒体が「光」と指定された場合、R/W2は、変復調回
路17において、データキャリア1へのデータの読み出
し命令または書き込み命令信号をASK変調する。次
に、MPU回路18内の記憶装置に記憶される通信媒体
の弁別データに基づき、弁別回路16により送信信号が
発光回路15に送信される。そして、発光回路15によ
り、「光」の送信波RD2がデータキャリア1へ送信さ
れる。
【0028】この送信波RD1がデータキャリア1の送
受信回路4で受信され、このときデータキャリア1は、
動作を行っていないスリープ状態から起動される。そし
て、受信された受信波RD1は、送受信回路4により受
信信号として識別回路8に送られ、識別回路8は、受信
波が通信媒体として「電波」を用いていることを確認す
る。次に、変復調回路9により受信信号が復調され、M
PU回路11へ送信される。
【0029】また、この送信波RD2がデータキャリア
1の受光回路6で受信され、このときデータキャリア1
は、動作を行っていないスリープ状態から起動する。そ
して、受信された受信波RD2は、受光回路6により受
信信号として識別回路8に送られ、識別回路8は、受信
波が通信媒体として「光」を用いていることを確認す
る。次に、変復調回路9により受信信号が復調され、M
PU回路11へ送信される。
【0030】ここで、MPU回路11は、送られてきた
命令データに基づき、MPU回路11内部の記憶装置に
記憶されている識別データの読み出しまたは書き込み操
作を行う。そして、MPU回路11は、操作終了後に終
了信号を変復調回路9に送信する。変復調回路9は、ホ
ストコンピュータ10があらかじめ指定し、MPU回路
11内の記憶装置に記憶されている通信媒体に基づき変
調動作を行う。すなわち、通信媒体が「電波」の場合、
BPSK変調およびFSK変調を行い、通信媒体が
「光」の場合、FSK変調を行い、変調操作後に変調さ
れた信号を識別回路8に送信する。
【0031】そして、識別回路8は、ホストコンピュー
タ10から指定された通信媒体に基づき、変調された信
号の送信先を択一的に選択する。たとえば、指定された
媒体が「電波」とすると、識別回路8は変調された信号
を送受信回路4に送信する。そして、送受信回路4はア
ンテナ5によりR/W2にBPSK変調およびFSK変
調された送信波TD1を送信する。また、指定された媒
体が「光」とすると、識別回路8は変調された信号を送
発光回路7に送信する。そして、発光回路7はFSK変
調された「光」の送信波TD2をR/W2へ送信する。
【0032】次に、ホストコンピュータ10がR/W3
に信号線D2を介して、データの読み出しまたは書き込
み命令を送信した場合の説明を行う。まず、R/W2に
おいてMPU回路23は、変復調回路22により、デー
タキャリア1へのデータの読み出し命令または書き込み
命令信号をASK変調する。次に、MPU回路23は、
に変調されたデータを送信し、発光回路21により
「光」の送信波RD2がデータキャリア1へ送信され
る。
【0033】そして、送信波RD2がデータキャリア1
の受光回路6で受信され、このときデータキャリア1
は、動作を行っていないスリープ状態から起動される。
そして、受信された受信波RD2は、受光回路6により
受信信号として識別回路8に送られ、識別回路8は、受
信波が通信媒体として「光」を用いていることを確認す
る。次に、変復調回路9により受信信号が復調され、M
PU回路11へ送信される。
【0034】ここで、MPU回路11は、送られてきた
命令データに基づき、MPU回路11内部の記憶装置に
記憶されている識別データの読み出しまたは書き込み操
作を行う。そして、MPU回路11は、操作終了後に終
了信号を変復調回路9に送信する。変復調回路9は、ホ
ストコンピュータ10があらかじめ指定し、MPU回路
11内の記憶装置に記憶されている通信媒体に基づき変
調動作を行う。すなわち、通信媒体が「光」であるの
で、FSK変調を行い、変調操作後に変調された信号を
識別回路8に送信する。
【0035】そして、識別回路8は、ホストコンピュー
タ10から指定された通信媒体に基づき、変調された信
号の送信先を送受信回路4および発光回路7のどちらか
を択一的に選択する。この場合、通信先がR/W2のた
め、指定される媒体は「光」となり、識別回路8は変調
された信号を送発光回路7に送信する。そして、発光回
路7はFSK変調された「光」の送信波TD2をR/W
3へ送信する。
【0036】また、ホストコンピュータ10がR/W2
に信号線D2を介して、データの読み出しまたは書き込
み命令を送信した場合、R/W2においてMPU回路1
8は、変復調回路17により、データキャリア1へのデ
ータの読み出し命令または書き込み命令信号をASK変
調する。次に、MPU回路23は、に変調されたデータ
を送信し、発光回路21により「光」の送信波RD2が
データキャリア1へ送信される。
【0037】そして、データキャリア1は、データの読
み出しまたは書き込み操作終了後、終了信号をR/W3
に送ることも可能である。さらに、上記の逆で、R/W
3から命令データをデータキャリア1に送信し、データ
キャリア1がR/W2へ終了信号を送信する組み合わせ
も可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、対象物に
搭載され、前記対象物の個別認識データが記憶される記
憶手段を有する個別装置と、前記対象物の個別認識を前
記個別認識データに基づき行う認識装置とで構成される
対象物個別認識システムにおいて、前記個別装置が、前
記個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの読
み出し/書き込みのための通信を行う第一のマイクロ波
通信手段と、前記個別装置と前記認識装置との間で前記
個別データの読み出し/書き込みのための通信を行う第
一の光通信手段と、前記個別装置と前記認識装置との間
のデータ通信を前記第一のマイクロ波通信手段または前
記第一の光通信手段のどちらで行うかを判断する判断手
段と、この判断手段の判断結果により、第一のマイクロ
波通信手段および第一の光通信手段のどちらか一方を通
信手段として、択一的に選択する第一の選択手段と、を
具備し、前記認識装置が、前記個別装置と前記認識装置
との間で前記個別データの読み出し/書き込みのための
通信を行う第二のマイクロ波通信手段と、前記個別装置
と前記認識装置との間で前記個別データの読み出し/書
き込みのための通信を行う第二の光通信手段と、前記個
別装置と前記認識装置との間のデータ通信を第二のマイ
クロ波通信手段または第二の光通信手段のどちらで行う
かを設定する設定手段と、この設定手段の設定信号によ
り、第二のマイクロ波通信手段および第二の光通信手段
のどちらか一方を通信手段として択一的に選択する第二
の選択手段とを具備するため、データ通信の媒体として
「電波」および「光」の双方が併用され、データ通信の
目的別に使用者が通信媒体を選択できるので、システム
全体の汎用性を向上させる効果がある。
【0039】また、本発明によれば、請求項1記載の対
象物個別認識システムにおいて、前記認識装置が通信手
段として、前記第二の光通信手段のみを有するので、送
受信回路の構成が簡単になり、消費電力を低く押さえ、
小型軽量で携行可能なサイズにR/Wを製作でき、R/
Wの価格を下げる効果がある。さらに、本発明によれ
ば、請求項1記載の対象物個別認識システムにおいて、
前記個別装置と前記認識装置とのあいだの距離が長い場
合、データ通信に前記第一の通信手段が用いられるた
め、マイクロ波の波長が光の波長よりも長いので、泥、
汚れ、雨、雪およびスモッグなどの障害物が、前記個別
装置と前記認識装置とのあいだに存在しても、安定した
通信が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による対象物個別認識シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 従来の対象物個別認識システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 データキャリア 2、3 R/W 4 送受信回路 5 アンテナ 6 受光回路 7 発光回路 8 識別回路 9 変復調回路 10 ホストコンピュータ 11 MPU回路 12 送受信回路 13R、13T アンテナ 14 受光回路 15 発光回路 16 弁別回路 17 変復調回路 18 MPU回路 20 受光回路 21 発光回路 22 変復調回路 23 MPU回路 24 通信コネクタ 51 データキャリア 52 変復調回路 53 アンテナ 54 MPU回路 55 R/W 56 送受信回路 57 アンテナ 58 変復調回路 59 MPU回路 60 ホストコンピュータ B1,B2 電池 P 電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に搭載され、前記対象物の個別認
    識データが記憶される記憶手段を有する個別装置と、前
    記対象物の個別認識を前記個別認識データに基づき行う
    認識装置とで構成される対象物個別認識システムにおい
    て、 前記個別装置が、 前記個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの
    読み出し/書き込みのための通信を行う第一のマイクロ
    波通信手段と、 前記個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの
    読み出し/書き込みのための通信を行う第一の光通信手
    段と、 前記個別装置と前記認識装置との間のデータ通信を前記
    第一のマイクロ波通信手段または前記第一の光通信手段
    のどちらで行うかを判断する判断手段と、 この判断手段の判断結果により、第一のマイクロ波通信
    手段および第一の光通信手段のどちらか一方を通信手段
    として、択一的に選択する第一の選択手段と、 を具備し、 前記認識装置が、 前記個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの
    読み出し/書き込みのための通信を行う第二のマイクロ
    波通信手段と、 前記個別装置と前記認識装置との間で前記個別データの
    読み出し/書き込みのための通信を行う第二の光通信手
    段と、 前記個別装置と前記認識装置との間のデータ通信を第二
    のマイクロ波通信手段または第二の光通信手段のどちら
    で行うかを設定する設定手段と、 この設定手段の設定信号により、第二のマイクロ波通信
    手段および第二の光通信手段のどちらか一方を通信手段
    として択一的に選択する第二の選択手段と、 を具備することを特徴とする対象物個別認識システム。
  2. 【請求項2】 前記認識装置が通信手段として、前記第
    二の光通信手段のみを有することを特徴とする請求項1
    記載の対象物個別認識システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記個別装置と前記認
    識装置とのあいだの距離が長い場合、通信に前記第一の
    マイクロ波通信手段と前記第二のマイクロ波通信手段と
    を用いることを特徴とする請求項1記載の対象物個別認
    識システム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記個別装置と前記認
    識装置とのあいだの距離が短い場合、通信に前記第一の
    光通信手段と前記第二の光通信手段とを用いることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の対象物個別認識
    システム。
  5. 【請求項5】 前記個別装置が移動している場合、通信
    に前記第一のマイクロ波通信手段と前記第二のマイクロ
    波通信手段とが用いられることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項3記載の対象物個別認識システム。
  6. 【請求項6】 前記個別装置が停止している場合、通信
    に前記第一の光通信手段と前記第二の光通信手段が用い
    られることを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項4記載の対象物個別認識システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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