JPH1013471A - ネットワーク間接続方式およびドメインネーム管理方法 - Google Patents
ネットワーク間接続方式およびドメインネーム管理方法Info
- Publication number
- JPH1013471A JPH1013471A JP8164644A JP16464496A JPH1013471A JP H1013471 A JPH1013471 A JP H1013471A JP 8164644 A JP8164644 A JP 8164644A JP 16464496 A JP16464496 A JP 16464496A JP H1013471 A JPH1013471 A JP H1013471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- network
- addresses
- terminals
- host
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プライベートなアドレスで管理されるLAN
内の端末と他地域のLANの端末とを相互に接続する。 【解決手段】 最小限のグローバルなアドレスを用い、
LAN内ではプライベートなアドレスにより通信を行
い、他地域のLANとは、プライベートなアドレスとグ
ローバルなアドレスとの変換を行って、外部から端末ア
ドレスを特定できるようにして通信を行う。
内の端末と他地域のLANの端末とを相互に接続する。 【解決手段】 最小限のグローバルなアドレスを用い、
LAN内ではプライベートなアドレスにより通信を行
い、他地域のLANとは、プライベートなアドレスとグ
ローバルなアドレスとの変換を行って、外部から端末ア
ドレスを特定できるようにして通信を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ端末間
の通信に関する。特に、ネットワーク内の通信に利用さ
れるアドレスとネットワーク間での通信に利用するアド
レスとの変換に関する。
の通信に関する。特に、ネットワーク内の通信に利用さ
れるアドレスとネットワーク間での通信に利用するアド
レスとの変換に関する。
【0002】
【従来の技術】イーサネットその他により接続されたコ
ンピュータ端末間で通信を行うネットワーク(LAN:
Local Area Network)では、外部のネットワークに接続
するときにインターネットプロトコル(IP)を用いる
ため、各端末にホストアドレスとしてIPアドレスが割
り付けられる。このIPアドレスとしては、世界的にユ
ニークなアドレス(グローバルIPアドレスと呼ばれ
る)を用いる必要がある。一方、外部のネットークに接
続されない閉域ネットワークあるいは実験用のネットワ
ークでは、そのネットワークで独立管理できるプライベ
ートIPアドレスを利用する場合も多い。
ンピュータ端末間で通信を行うネットワーク(LAN:
Local Area Network)では、外部のネットワークに接続
するときにインターネットプロトコル(IP)を用いる
ため、各端末にホストアドレスとしてIPアドレスが割
り付けられる。このIPアドレスとしては、世界的にユ
ニークなアドレス(グローバルIPアドレスと呼ばれ
る)を用いる必要がある。一方、外部のネットークに接
続されない閉域ネットワークあるいは実験用のネットワ
ークでは、そのネットワークで独立管理できるプライベ
ートIPアドレスを利用する場合も多い。
【0003】また、IP通信ではIPアドレスを用いて
通信を行うが、各端末のホストアドレスの代わりにホス
トネームを用いて通信を行うため、ドメインネームシス
テム(DNS)が広く用いられている。DNSでは、ド
メインネームサーバ(以下「DNSサーバ」という)に
アクセスすることにより、ホストネームからホストアド
レスを得ることができる。
通信を行うが、各端末のホストアドレスの代わりにホス
トネームを用いて通信を行うため、ドメインネームシス
テム(DNS)が広く用いられている。DNSでは、ド
メインネームサーバ(以下「DNSサーバ」という)に
アクセスすることにより、ホストネームからホストアド
レスを得ることができる。
【0004】図3は従来例のLAN間接続を示すブロッ
ク構成図であり、二つの地域A、BのLANとその接続
形態とを表す。地域Aでは、コンピュータ端末(以下
「端末」という)11−1〜11−mがイーサネットそ
の他の信号伝送路12に接続され、この信号伝送路12
にはさらに、ホストネームとホストアドレス(IPアド
レス)との対応付けを管理するDNSサーバ23と、L
AN間の通信を行うためのルータ15とが接続される。
地域Bでも同様に、端末21−1〜21−nが信号伝送
路22に接続され、この信号伝送路22にはさらに、D
NSサーバ23とルータ25とが接続される。
ク構成図であり、二つの地域A、BのLANとその接続
形態とを表す。地域Aでは、コンピュータ端末(以下
「端末」という)11−1〜11−mがイーサネットそ
の他の信号伝送路12に接続され、この信号伝送路12
にはさらに、ホストネームとホストアドレス(IPアド
レス)との対応付けを管理するDNSサーバ23と、L
AN間の通信を行うためのルータ15とが接続される。
地域Bでも同様に、端末21−1〜21−nが信号伝送
路22に接続され、この信号伝送路22にはさらに、D
NSサーバ23とルータ25とが接続される。
【0005】この例では、地域A、B間の接続があるた
め、端末11−1〜11−m、21−1〜21−nには
それぞれ、固有のグローバルIPアドレスが割り付けら
れる。そして、DNSサーバ13、23により端末管理
を行い、ホストIPアドレスの代わりにホストネームを
用いて通信ができる。
め、端末11−1〜11−m、21−1〜21−nには
それぞれ、固有のグローバルIPアドレスが割り付けら
れる。そして、DNSサーバ13、23により端末管理
を行い、ホストIPアドレスの代わりにホストネームを
用いて通信ができる。
【0006】ここで、地域A、Bの上位のドメインを
「jp」、地域Aのドメイン名を「area-a.jp 」、地域B
のドメイン名を「area-b.jp 」とし、端末11−1には
ホストネームとして「a1.area-a.jp」、ホストアドレス
としてグローバルIPアドレス「G-A1」が割り当てら
れ、端末21−1にはホストネームとして「b1.area-b.
jp」、ホストアドレスとしてグローバルIPアドレス
「G-B1」が割り当てられているものとする。なお、上位
の「jp」ドメインにもDNSサーバが設けられ、下部の
地域Aおよび地域BのDNSサーバのアドレスを管理
し、各々のドメイン上のホストアドレスに対する問い合
わせに対しては対応するDNSサーバを指定することが
できるが、簡略化のため図示は省略する。
「jp」、地域Aのドメイン名を「area-a.jp 」、地域B
のドメイン名を「area-b.jp 」とし、端末11−1には
ホストネームとして「a1.area-a.jp」、ホストアドレス
としてグローバルIPアドレス「G-A1」が割り当てら
れ、端末21−1にはホストネームとして「b1.area-b.
jp」、ホストアドレスとしてグローバルIPアドレス
「G-B1」が割り当てられているものとする。なお、上位
の「jp」ドメインにもDNSサーバが設けられ、下部の
地域Aおよび地域BのDNSサーバのアドレスを管理
し、各々のドメイン上のホストアドレスに対する問い合
わせに対しては対応するDNSサーバを指定することが
できるが、簡略化のため図示は省略する。
【0007】この構成において、DNSサーバ13は、
地域A内のLANのすべての端末11−1〜11−mの
それぞれのホストネームとホストアドレスとの対応(ホ
ストネーム「a1.area-a.jp」とホストアドレス「G-A1」
との対応を含む)をテーブルにより管理する。DNSサ
ーバ23も同様に、地域B内のLANのすべての端末2
1−1〜21−nのそれぞれのホストネームとホストア
ドレスとの対応(ホストネーム「b1.area-b.jp」とホス
トアドレス「G-B1」との対応を含む)をテーブルにより
管理する。ルータ15、25はそれぞれ、LAN間の接
続のためのインタフェースボードを備え、地域A、B間
でのIPパケットのルーティング処理を行う。
地域A内のLANのすべての端末11−1〜11−mの
それぞれのホストネームとホストアドレスとの対応(ホ
ストネーム「a1.area-a.jp」とホストアドレス「G-A1」
との対応を含む)をテーブルにより管理する。DNSサ
ーバ23も同様に、地域B内のLANのすべての端末2
1−1〜21−nのそれぞれのホストネームとホストア
ドレスとの対応(ホストネーム「b1.area-b.jp」とホス
トアドレス「G-B1」との対応を含む)をテーブルにより
管理する。ルータ15、25はそれぞれ、LAN間の接
続のためのインタフェースボードを備え、地域A、B間
でのIPパケットのルーティング処理を行う。
【0008】ここで、端末21−1から端末11−1に
対して通信を行う場合について説明する。このとき、端
末21−1は端末11−1のホストネーム「a1.area-a.
jp」をキーとしてDNSサーバ23に問い合わせる。D
NSサーバ23は、上位のDNSサーバへの問い合わせ
を経由してDNSサーバ13に問い合わせ、端末11−
1のホストアドレス「G-A1」を得て、端末21−1に応
答する。これにより端末21−1は、宛先IPアドレス
である「G-A1」を知ることができ、これを用いてIP通
信が可能となる。通信のためにはルータ15、25間で
ルーティング情報のやり取りが行われることがあるが、
ここでは説明を省略する。なお、通信地域が限定されて
いる場合は、固定的にルーティング情報を設定しておく
ことも可能である。
対して通信を行う場合について説明する。このとき、端
末21−1は端末11−1のホストネーム「a1.area-a.
jp」をキーとしてDNSサーバ23に問い合わせる。D
NSサーバ23は、上位のDNSサーバへの問い合わせ
を経由してDNSサーバ13に問い合わせ、端末11−
1のホストアドレス「G-A1」を得て、端末21−1に応
答する。これにより端末21−1は、宛先IPアドレス
である「G-A1」を知ることができ、これを用いてIP通
信が可能となる。通信のためにはルータ15、25間で
ルーティング情報のやり取りが行われることがあるが、
ここでは説明を省略する。なお、通信地域が限定されて
いる場合は、固定的にルーティング情報を設定しておく
ことも可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、他
の地域と接続する可能性のあるLANでは全端末に対し
てグローバルIPアドレスを取得し、一元的に管理する
必要があった。近年、アドレスが枯渇状態にあり、新た
にアドレスを取得することが困難となりつつあることか
ら、プライベートIPアドレスを用いてネットワークを
構成し、外部と接続する場合には途中でゲートウェイを
介してグローバルIPアドレスに変換する方法も可能で
あるが、この場合は外部から地域内の端末アドレスを特
定することができなくなってしまう。
の地域と接続する可能性のあるLANでは全端末に対し
てグローバルIPアドレスを取得し、一元的に管理する
必要があった。近年、アドレスが枯渇状態にあり、新た
にアドレスを取得することが困難となりつつあることか
ら、プライベートIPアドレスを用いてネットワークを
構成し、外部と接続する場合には途中でゲートウェイを
介してグローバルIPアドレスに変換する方法も可能で
あるが、この場合は外部から地域内の端末アドレスを特
定することができなくなってしまう。
【0010】本発明は、このような課題を解決し、プラ
イベートなアドレスで管理されるLAN内の端末と他地
域のLANの端末とを相互に接続することのできるネッ
トワーク間接続方式およびそのためのドメインネーム管
理方法を提供することを目的とする。
イベートなアドレスで管理されるLAN内の端末と他地
域のLANの端末とを相互に接続することのできるネッ
トワーク間接続方式およびそのためのドメインネーム管
理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点はネ
ットワーク間接続方式であり、それぞれホストネームが
付与された複数の端末と、この複数の端末のそれぞれの
ホストネームと通信プロトコルで用いられるアドレスと
の対応を管理するドメインネームサーバとをひとつのネ
ットワーク内に備え、このひとつのネットワーク内には
さらに、他のネットワークと接続するための接続手段を
備えたネットワーク間接続方式において、端末にはその
ネットワーク内で他のネットワークと独立に用いられる
プライベートなアドレスが割り当てられ、ドメインネー
ムサーバは、複数の端末のそれぞれのホストネームとそ
のプライベートなアドレスとの対応を管理すると共に、
複数の端末のいずれかが他のネットワークと通信する場
合にはその端末のホストネームに他のネットワークとの
間で共通に用いられるグローバルなアドレスを対応付け
て管理する構成であり、ドメインネームサーバによる対
応付けに対応して、他のネットワークと通信する端末の
アドレスについてプライベートなアドレスとグローバル
なアドレスとの変換を行う変換手段を備えたことを特徴
とする。
ットワーク間接続方式であり、それぞれホストネームが
付与された複数の端末と、この複数の端末のそれぞれの
ホストネームと通信プロトコルで用いられるアドレスと
の対応を管理するドメインネームサーバとをひとつのネ
ットワーク内に備え、このひとつのネットワーク内には
さらに、他のネットワークと接続するための接続手段を
備えたネットワーク間接続方式において、端末にはその
ネットワーク内で他のネットワークと独立に用いられる
プライベートなアドレスが割り当てられ、ドメインネー
ムサーバは、複数の端末のそれぞれのホストネームとそ
のプライベートなアドレスとの対応を管理すると共に、
複数の端末のいずれかが他のネットワークと通信する場
合にはその端末のホストネームに他のネットワークとの
間で共通に用いられるグローバルなアドレスを対応付け
て管理する構成であり、ドメインネームサーバによる対
応付けに対応して、他のネットワークと通信する端末の
アドレスについてプライベートなアドレスとグローバル
なアドレスとの変換を行う変換手段を備えたことを特徴
とする。
【0012】本発明を実施するには、一般的に、通信プ
ロトコルとしてインターネットプロトコルを利用し、プ
ライベートなアドレスおよびグローバルなアドレスに
は、いずれもインターネットプロトコルに対応したアド
レス、すなわちIPアドレスを用いる。
ロトコルとしてインターネットプロトコルを利用し、プ
ライベートなアドレスおよびグローバルなアドレスに
は、いずれもインターネットプロトコルに対応したアド
レス、すなわちIPアドレスを用いる。
【0013】本発明の第二の観点は上述したネットワー
ク間接続方式を実現するためのドメインネームシステム
におけるドメインネーム管理方法であり、複数の端末に
それぞれ付与されたホストネームと通信プロトコルで用
いられるアドレスとの対応を管理するドメインネーム管
理方法において、ネットワーク内の端末どうしの通信時
にはそれぞれのホストネームに対して他のネットワーク
と独立のプライベートなアドレスを対応させ、他のネッ
トワークとの接続時にはそのネットワークとの間で共通
に用いられるグローバルなアドレスを対応させることを
特徴とする。このようなドメインネームシステムは、
「ダイナミック・ドメインネーム・システム」というこ
とができる。
ク間接続方式を実現するためのドメインネームシステム
におけるドメインネーム管理方法であり、複数の端末に
それぞれ付与されたホストネームと通信プロトコルで用
いられるアドレスとの対応を管理するドメインネーム管
理方法において、ネットワーク内の端末どうしの通信時
にはそれぞれのホストネームに対して他のネットワーク
と独立のプライベートなアドレスを対応させ、他のネッ
トワークとの接続時にはそのネットワークとの間で共通
に用いられるグローバルなアドレスを対応させることを
特徴とする。このようなドメインネームシステムは、
「ダイナミック・ドメインネーム・システム」というこ
とができる。
【0014】本発明によれば、最小限のグローバルなア
ドレスを用いて、プライベートなアドレスとグローバル
なアドレスとの変換を行ってLAN内の端末と他地域の
LANの端末とを通信可能とするとともに、外部からの
端末アドレスの特定を可能とすることができる。したが
って、アドレスが有効利用できるとともに、LAN内の
端末にすべてグローバルなアドレスを割り当てる必要が
ないことから、柔軟なLAN構成が可能となる。
ドレスを用いて、プライベートなアドレスとグローバル
なアドレスとの変換を行ってLAN内の端末と他地域の
LANの端末とを通信可能とするとともに、外部からの
端末アドレスの特定を可能とすることができる。したが
って、アドレスが有効利用できるとともに、LAN内の
端末にすべてグローバルなアドレスを割り当てる必要が
ないことから、柔軟なLAN構成が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態を
示すブロック構成図であり、二つの地域A、BのLAN
とその接続形態の概要を示す。地域Aには、それぞれホ
ストネームが付与された複数の端末11−1〜11−m
と、この複数の端末11−1〜11−mが接続された信
号伝送路12と、複数の端末11−1〜11−mのそれ
ぞれのホストネームとIPアドレスとの対応を管理する
DNSサーバ14とを備え、さらに、地域BのLANと
接続するためのルータ15を備える。地域Bにも同様
に、端末21−1〜21−mと、DNSサーバ24と、
ルータ25とを備える。端末11−1〜11−m、21
−1〜21−mにはその地域のLAN内で他の地域のL
ANと独立に用いられるプライベートIPアドレスが割
り当てられ、DNSサーバ14、24は、複数の端末の
それぞれのホストネームとそのプライベートIPアドレ
スとの対応を管理すると共に、端末11−1〜11−m
あるいは21−1〜21−mのいずれかが他の地域のL
ANと通信する場合にはその端末のホストネームにグロ
ーバルIPアドレスを対応付けて管理する構成であり、
DNSサーバ14、24による対応付けに対応して、他
の地域のLANと通信する端末のアドレスについてプラ
イベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの変
換を行うゲートウェーサーバ16、26を備える。地域
Aにはまた、ルータ15およびゲートウェーサーバ16
と信号伝送路12との間を接続するルータ17を備え、
地域Bには同様に、ルータ25およびゲートウェーサー
バ26と信号伝送路22との間を接続するルータ27を
備える。
示すブロック構成図であり、二つの地域A、BのLAN
とその接続形態の概要を示す。地域Aには、それぞれホ
ストネームが付与された複数の端末11−1〜11−m
と、この複数の端末11−1〜11−mが接続された信
号伝送路12と、複数の端末11−1〜11−mのそれ
ぞれのホストネームとIPアドレスとの対応を管理する
DNSサーバ14とを備え、さらに、地域BのLANと
接続するためのルータ15を備える。地域Bにも同様
に、端末21−1〜21−mと、DNSサーバ24と、
ルータ25とを備える。端末11−1〜11−m、21
−1〜21−mにはその地域のLAN内で他の地域のL
ANと独立に用いられるプライベートIPアドレスが割
り当てられ、DNSサーバ14、24は、複数の端末の
それぞれのホストネームとそのプライベートIPアドレ
スとの対応を管理すると共に、端末11−1〜11−m
あるいは21−1〜21−mのいずれかが他の地域のL
ANと通信する場合にはその端末のホストネームにグロ
ーバルIPアドレスを対応付けて管理する構成であり、
DNSサーバ14、24による対応付けに対応して、他
の地域のLANと通信する端末のアドレスについてプラ
イベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの変
換を行うゲートウェーサーバ16、26を備える。地域
Aにはまた、ルータ15およびゲートウェーサーバ16
と信号伝送路12との間を接続するルータ17を備え、
地域Bには同様に、ルータ25およびゲートウェーサー
バ26と信号伝送路22との間を接続するルータ27を
備える。
【0016】この実施形態の動作について以下に説明す
る。この実施形態では、DNSサーバ14、24を設け
たことにより、ホストIPアドレスの代わりにホストネ
ームを用いて通信ができる。ただし、従来例とは異な
り、ホストネームとホストIPアドレスとの対応テーブ
ルを地域内通信と他地域接続とで書き換える構成となっ
ている。
る。この実施形態では、DNSサーバ14、24を設け
たことにより、ホストIPアドレスの代わりにホストネ
ームを用いて通信ができる。ただし、従来例とは異な
り、ホストネームとホストIPアドレスとの対応テーブ
ルを地域内通信と他地域接続とで書き換える構成となっ
ている。
【0017】ここで、地域A、Bの上位のドメインを
「jp」、地域Aのドメイン名を「area-a.jp 」、地域B
のドメイン名を「area-b・ jp」とし、端末11−1には
ホストネームとして「a1.area-a.jp」、ホストアドレス
としてプライベートIPアドレス「P-A1」が割り当てら
れ、端末21−1にはホストネームとして「b1.area-b.
jp」、ホストアドレスとしてプライベートIPアドレス
「P-B1」が割り当てられているものとする。なお、上位
の「jp」ドメインにもDNSサーバが設けられ、下部の
地域Aおよび地域BのDNSサーバのアドレスを管理
し、各々のドメイン上のホストアドレスに対する問い合
わせに対しては対応するDNSサーバを指定することが
できるが、簡略化のため図示は省略する。
「jp」、地域Aのドメイン名を「area-a.jp 」、地域B
のドメイン名を「area-b・ jp」とし、端末11−1には
ホストネームとして「a1.area-a.jp」、ホストアドレス
としてプライベートIPアドレス「P-A1」が割り当てら
れ、端末21−1にはホストネームとして「b1.area-b.
jp」、ホストアドレスとしてプライベートIPアドレス
「P-B1」が割り当てられているものとする。なお、上位
の「jp」ドメインにもDNSサーバが設けられ、下部の
地域Aおよび地域BのDNSサーバのアドレスを管理
し、各々のドメイン上のホストアドレスに対する問い合
わせに対しては対応するDNSサーバを指定することが
できるが、簡略化のため図示は省略する。
【0018】この構成において、DNSサーバ14は、
地域A内のLANのすべての端末11−1〜11−mの
それぞれのホストネームとホストアドレスとの対応(ホ
ストネーム「a1.area-a.jp」とホストアドレス「P-A1」
との対応を含む)をテーブルにより管理する。DNSサ
ーバ24も同様に、地域B内のLANのすべての端末2
1−1〜21−nのそれぞれのホストネームとホストア
ドレスとの対応(ホストネーム「b1.area-b.jp」とホス
トアドレス「P-B1」との対応を含む)をテーブルにより
管理する。ルータ15、25はそれぞれ、LAN間の接
続のためのインタフェースボードを備え、地域A、B間
でのIPパケットのルーティング処理を行う。ルータ1
7、27はそれぞれ、外部接続のためのネットワークと
地域内ネットワークとを分離する。ゲートウェーサーバ
16、26はそれぞれ、プライベートIPアドレスとグ
ローバルIPアドレスの変換を行うとともに、グローバ
ルIPアドレスが変換処理中であるか空きであるかの識
別などの管理を行う。グローバルIPアドレスの数は端
末より少なくし、通信時に割り当てることによりアドレ
スリソースを有効利用する。
地域A内のLANのすべての端末11−1〜11−mの
それぞれのホストネームとホストアドレスとの対応(ホ
ストネーム「a1.area-a.jp」とホストアドレス「P-A1」
との対応を含む)をテーブルにより管理する。DNSサ
ーバ24も同様に、地域B内のLANのすべての端末2
1−1〜21−nのそれぞれのホストネームとホストア
ドレスとの対応(ホストネーム「b1.area-b.jp」とホス
トアドレス「P-B1」との対応を含む)をテーブルにより
管理する。ルータ15、25はそれぞれ、LAN間の接
続のためのインタフェースボードを備え、地域A、B間
でのIPパケットのルーティング処理を行う。ルータ1
7、27はそれぞれ、外部接続のためのネットワークと
地域内ネットワークとを分離する。ゲートウェーサーバ
16、26はそれぞれ、プライベートIPアドレスとグ
ローバルIPアドレスの変換を行うとともに、グローバ
ルIPアドレスが変換処理中であるか空きであるかの識
別などの管理を行う。グローバルIPアドレスの数は端
末より少なくし、通信時に割り当てることによりアドレ
スリソースを有効利用する。
【0019】ここで、端末21−1から端末11−1に
対して通信を行う場合について説明する。このとき、端
末21−1は端末11−1のホストネーム「a1.area-a.
jp」をキーとしてDNSサーバ24に問い合わせる。D
NSサーバ24は、上位のDNSサーバへの問い合わせ
を経由してDNSサーバ14に問い合わせる。このとき
DNSサーバ24は、ゲートウェーサーバ26から空い
ているグローバルIPアドレス「G-B1」を得て、対応テ
ーブル内の端末21−1のホストネームに対するアドレ
スをプライベートIPアドレス「P-B1」からグローバル
IPアドレス「G-B1」に変更する。これによりゲートウ
ェーサーバ26は、端末21−1から外部へのパケット
に対してその送信元アドレスをグローバールIPアドレ
ス「G-B1」に変換し、外部から端末21−1へのパケッ
トに対してはその宛先アドレスをグローバルIPアドレ
ス「G-B1」からプライベートアドレス「P-B1」に変換す
る。したがって、外部からは端末21−1のパケットが
ホストアドレス「G-B1」に見えることになる。そして、
通信が終了、あるいは最終パケットからのタイムアウト
が経過した時点で、DNSサーバ24の対応テーブルの
ホストアドレスを元のプライベートIPアドレス「P-B
1」に戻す。
対して通信を行う場合について説明する。このとき、端
末21−1は端末11−1のホストネーム「a1.area-a.
jp」をキーとしてDNSサーバ24に問い合わせる。D
NSサーバ24は、上位のDNSサーバへの問い合わせ
を経由してDNSサーバ14に問い合わせる。このとき
DNSサーバ24は、ゲートウェーサーバ26から空い
ているグローバルIPアドレス「G-B1」を得て、対応テ
ーブル内の端末21−1のホストネームに対するアドレ
スをプライベートIPアドレス「P-B1」からグローバル
IPアドレス「G-B1」に変更する。これによりゲートウ
ェーサーバ26は、端末21−1から外部へのパケット
に対してその送信元アドレスをグローバールIPアドレ
ス「G-B1」に変換し、外部から端末21−1へのパケッ
トに対してはその宛先アドレスをグローバルIPアドレ
ス「G-B1」からプライベートアドレス「P-B1」に変換す
る。したがって、外部からは端末21−1のパケットが
ホストアドレス「G-B1」に見えることになる。そして、
通信が終了、あるいは最終パケットからのタイムアウト
が経過した時点で、DNSサーバ24の対応テーブルの
ホストアドレスを元のプライベートIPアドレス「P-B
1」に戻す。
【0020】一方、DNSサーバ14では、対応テーブ
ル内の端末11−1のホストアドレスをプライベートI
Pアドレス「P-A1」からグローバルIPアドレス「G-A
1」に変更し、端末21−1に応答する。ゲートウェー
サーバ16は、端末11−1から外部へのパケットに対
してその送信元アドレスをグローバルIPアドレス「G-
A1」に変換し、外部から端末11−1へのパケットに対
しては、その宛先アドレスをグローバルIPアドレス
「G-A1」からプライベートIPアドレス「P-A1」に変換
する。したがって、外部からは端末11−1のパケット
がホストアドレス「G-A1」に見えることになる。すなわ
ち、端末21−1からは宛先の端末11−1のIPアド
レスが見かけ上「G-A1」となり、これを用いてIP通信
が可能となる。
ル内の端末11−1のホストアドレスをプライベートI
Pアドレス「P-A1」からグローバルIPアドレス「G-A
1」に変更し、端末21−1に応答する。ゲートウェー
サーバ16は、端末11−1から外部へのパケットに対
してその送信元アドレスをグローバルIPアドレス「G-
A1」に変換し、外部から端末11−1へのパケットに対
しては、その宛先アドレスをグローバルIPアドレス
「G-A1」からプライベートIPアドレス「P-A1」に変換
する。したがって、外部からは端末11−1のパケット
がホストアドレス「G-A1」に見えることになる。すなわ
ち、端末21−1からは宛先の端末11−1のIPアド
レスが見かけ上「G-A1」となり、これを用いてIP通信
が可能となる。
【0021】図2は本発明の第二の実施形態を示すブロ
ック構成図であり、二つの地域A、BのLANとその接
続形態の概要を示す。図1に示した第一の実施形態で
は、地域A、Bの双方のLANがプライベートIPアド
レスで管理されるものとした。これに対して図2に示す
実施形態では、地域AのLANはプライベートIPアド
レスで管理され、地域BのLANはグローバルIPアド
レスで管理される。
ック構成図であり、二つの地域A、BのLANとその接
続形態の概要を示す。図1に示した第一の実施形態で
は、地域A、Bの双方のLANがプライベートIPアド
レスで管理されるものとした。これに対して図2に示す
実施形態では、地域AのLANはプライベートIPアド
レスで管理され、地域BのLANはグローバルIPアド
レスで管理される。
【0022】すなわち、地域AのLANの構成は第一の
実施形態と同等であり、その動作も第一の実施形態と同
等である。これに対し、地域Bでは、端末21−1〜2
1−nが信号伝送路22に接続され、この信号伝送路2
2にはさらに、端末21−1〜21−nのそれぞれのホ
ストネームとグローバルIPアドレスとの対応を管理す
るDNSサーバ23と、ルータ25とが接続される。地
域Bでの動作は、図3を参照して説明した従来例と同等
である。
実施形態と同等であり、その動作も第一の実施形態と同
等である。これに対し、地域Bでは、端末21−1〜2
1−nが信号伝送路22に接続され、この信号伝送路2
2にはさらに、端末21−1〜21−nのそれぞれのホ
ストネームとグローバルIPアドレスとの対応を管理す
るDNSサーバ23と、ルータ25とが接続される。地
域Bでの動作は、図3を参照して説明した従来例と同等
である。
【0023】LAN間通信のためにはルータ15、25
間でのルーティング情報のやり取りなどの処理が行われ
ることがあるが、本発明とは直接の関係がないため、説
明を省略する。なお、通信地域が限定されている場合に
は、固定的にルーティング情報を設定しておくことも可
能である。
間でのルーティング情報のやり取りなどの処理が行われ
ることがあるが、本発明とは直接の関係がないため、説
明を省略する。なお、通信地域が限定されている場合に
は、固定的にルーティング情報を設定しておくことも可
能である。
【0024】以上の説明において、DNSサーバおよび
ゲートウェーサーバは物理的に別個の装置として実施さ
れてもよいが、同一のワークステーション(サーバ)上
で実施されてもよい。
ゲートウェーサーバは物理的に別個の装置として実施さ
れてもよいが、同一のワークステーション(サーバ)上
で実施されてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最小限のグローバルIPアドレスを用意し、プライベー
トIPアドレスとグローバルIPアドレスとの変換を行
うとともに、外部から端末アドレスを特定可能とするこ
とができる。したがって、プライベートIPアドレスで
管理されるLAN内の端末と他地域のLANの端末とを
相互に通信可能にでき、アドレスの有効利用と柔軟なシ
ステム構築の実現が可能となる効果がある。
最小限のグローバルIPアドレスを用意し、プライベー
トIPアドレスとグローバルIPアドレスとの変換を行
うとともに、外部から端末アドレスを特定可能とするこ
とができる。したがって、プライベートIPアドレスで
管理されるLAN内の端末と他地域のLANの端末とを
相互に通信可能にでき、アドレスの有効利用と柔軟なシ
ステム構築の実現が可能となる効果がある。
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成
図。
図。
【図2】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成
図。
図。
【図3】従来例を示すブロック構成図。
11−1〜11−m、21−1〜21−n 端末 12、22 信号伝送路 13、14、23、24 DNSサーバ 15、17、25、27 ルータ 16、26 ゲートウェーサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 久雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれホストネームが付与された複数
の端末と、この複数の端末のそれぞれのホストネームと
通信プロトコルで用いられるアドレスとの対応を管理す
るドメインネームサーバとをひとつのネットワーク内に
備え、 このひとつのネットワーク内にはさらに、他のネットワ
ークと接続するための接続手段を備えたネットワーク間
接続方式において、 前記複数の端末には前記ひとつのネットワーク内で他の
ネットワークと独立に用いられるプライベートなアドレ
スが割り当てられ、 前記ドメインネームサーバは、前記複数の端末のそれぞ
れのホストネームとそのプライベートなアドレスとの対
応を管理すると共に、前記複数の端末のいずれかが他の
ネットワークと通信する場合にはその端末のホストネー
ムに他のネットワークとの間で共通に用いられるグロー
バルなアドレスを対応付けて管理する構成であり、 前記ドメインネームサーバによる対応付けに対応して、
他のネットワークと通信する端末のアドレスについてプ
ライベートなアドレスとグローバルなアドレスとの変換
を行う変換手段を備えたことを特徴とするネットワーク
間接続方式。 - 【請求項2】 通信プロトコルはインターネットプロト
コルであり、プライベートなアドレスとグローバルなア
ドレスとはいずれもインターネットプロトコルに対応し
たアドレスである請求項1記載のネットワーク間接続方
式。 - 【請求項3】 複数の端末にそれぞれ付与されたホスト
ネームと通信プロトコルで用いられるアドレスとの対応
を管理するドメインネーム管理方法において、ネットワ
ーク内の端末どうしの通信時にはそれぞれのホストネー
ムに対して他のネットワークと独立のプライベートなア
ドレスを対応させ、他のネットワークとの接続時にはそ
のネットワークとの間で共通に用いられるグローバルな
アドレスを対応させることを特徴とするドメインネーム
管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164644A JPH1013471A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ネットワーク間接続方式およびドメインネーム管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164644A JPH1013471A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ネットワーク間接続方式およびドメインネーム管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013471A true JPH1013471A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15797109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8164644A Pending JPH1013471A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ネットワーク間接続方式およびドメインネーム管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013471A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000101589A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ダイナミックドメインネームシステム |
KR20010103870A (ko) * | 2000-05-08 | 2001-11-24 | 권수정 | 피씨방을 네트워크화 하여 랜을 응용한 초고속 인터넷서비스 |
KR100333530B1 (ko) * | 1999-09-29 | 2002-04-25 | 최명렬 | 네트워크 주소 변환(nat) 기능을 이용한 가상 사설망(vpn) 구성 방법 및 이를 실현시키기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체 |
KR20020036994A (ko) * | 2002-04-09 | 2002-05-17 | 김태준 | 사설망 내부에 위치하는 웹 서버로의 접근을 지원하는사설 웹호스팅 방법 및 서비스 |
KR100350421B1 (ko) * | 2000-11-20 | 2002-08-28 | 삼성전자 주식회사 | 네트워크 시스템과 그 네트워크 시스템의 제어 방법 |
WO2002101998A1 (fr) * | 2001-06-07 | 2002-12-19 | Kuniaki Kondo | Logiciel de routage, programme de communication, procede de communication et dispositif de routage |
KR100410809B1 (ko) * | 2002-01-11 | 2003-12-18 | (주)애니 유저넷 | 사설인터넷망에서의 에스아이피전화기 통화방법 |
KR20040001254A (ko) * | 2002-06-27 | 2004-01-07 | 주식회사 케이티 | 멀티 클래스 ip 어드레싱 서비스가 가능한 홈게이트웨이장치 |
US7103032B2 (en) | 1999-12-21 | 2006-09-05 | Nec Infrontia Corporation | Telephone controller for VoIP |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP8164644A patent/JPH1013471A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |