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JPH10127768A - 負イオン発生装置 - Google Patents

負イオン発生装置

Info

Publication number
JPH10127768A
JPH10127768A JP29295196A JP29295196A JPH10127768A JP H10127768 A JPH10127768 A JP H10127768A JP 29295196 A JP29295196 A JP 29295196A JP 29295196 A JP29295196 A JP 29295196A JP H10127768 A JPH10127768 A JP H10127768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
nozzle
air
see
ion generator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29295196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takemura
晃 竹村
Keiichi Iwatani
惠一 岩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GEOCHTO KK
Original Assignee
GEOCHTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GEOCHTO KK filed Critical GEOCHTO KK
Priority to JP29295196A priority Critical patent/JPH10127768A/ja
Publication of JPH10127768A publication Critical patent/JPH10127768A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転音を滝の清澄な音として感じさせる。 【解決手段】 ケース1内には、水分裂部2としてノズ
ル9と衝壁10との組合せを有し、ケース1には、水分
裂部2を外部から透視しうる透視窓16を有している。
ノズル9から噴射した水は、衝壁10に衝突して微細水
滴を分裂し、空気中に負イオンを発生させるが、衝壁1
0に衝突した水は滝となって散乱し、落下する。この様
子は、透視窓16を通して外部から透視され、滝の清澄
な音が実感される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード効果(滝
効果)を利用して空気中に負イオンを発生させる負イオ
ン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水滴が空気中で分裂するとき、より正確
には、水滴が衝壁である金属板に衝突して分裂すると
き、付近の空気中に負イオンが発生し、水滴が負イオン
と等量の正電荷を得る現象はレナード効果(Lenar
d’s effect)として古くから知られている。
この現象は滝の付近の空気中に負電気が存在することか
ら滝効果ともいわれる。
【0003】レナード効果を利用して負イオンを発生さ
せる方法は、例えば特公平5−587555号に記載さ
れている。この方法は、微細水滴製造機にて水から微細
水滴を発生させると同時に、この微細水滴に風速0.5
〜50m/secで空気を吹き込み、微細水滴混合空気
とし、そのあと、この微細水滴混合空気を分離器に通し
て少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離して
超微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合空気1m
3中に負イオンを1.25×109以上発生させるという
ものである。この先行例において、微細水滴製造機は水
分裂部,分離器は気液分離部である。水分裂部には、水
を高圧で噴出して衝壁に衝突させる装置、回転する円板
上に水を噴射し、噴射水に遠心力を作用させて微細水滴
に分裂させる装置,超音波加湿器を用い、水を振動させ
て微細水滴に分裂させる装置あるいは回転する羽根車に
水を吹き付け、羽根車で水を叩いて微細水滴に分裂させ
る装置が用いられ、気液分離部には、サイクロンセパレ
ータが用いられている。
【0004】上記装置によるときには、水分裂部に発生
させた微細水滴を送風し、気液分離部であるサイクロン
セパレータ内で空気中から微細水滴を気液分離して負イ
オンを含む空気を外部へ取出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで水を微細水滴
に分裂させるには、水にエネルギーを与えなければなら
ない。水にエネルギーを与えると音を発し、これが騒音
の原因になるという問題がある。例えば、水を高圧で噴
出させてその噴射水を衝壁に衝突させる方法は、レナー
ドの実験を忠実に再現して空気イオンの発生には有効な
方法ではあるが、空気管路の内壁を衝壁に用い、この空
気管路の内壁に水を衝突させたときには大きな衝撃音を
発することが知られている。このような衝撃音は、従来
騒音であると考えられてきた。
【0006】しかしながら、空気の清澄感と、音とは無
関係ではないのである。滝の近くや海の波打際では快い
清澄感が得られるが、滝音は轟音であり、渚には特有の
音があり、波頭のくだける音が激しくなると、怒涛と呼
ばれるようになる。いずれも決して騒音とは言わないで
あろう。レナード効果は、滝効果とも言われるように滝
の近くの空気中には負イオンが多量に発生し、この負イ
オンが人に清澄感を与えているのである。
【0007】本発明の目的は、レナード効果(滝効果)
を実感しうる負イオン発生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による負イオン発生装置においては、水分裂
部と透視窓とを有する負イオン発生装置であって、水分
裂部は、供給された水をケース内で微細水滴に分裂させ
て空気中に負イオンを発生させる部分であり、透視窓
は、水分裂部に生ずる水滴分裂の様子をケースの外部か
ら透視させるものである。
【0009】また水分裂部は、ノズルと衝壁とを有し、
ノズルは、供給された水を噴射するものであり、衝壁
は、ノズルから噴射された水を衝突させて散乱させる面
であり、透視窓は、衝壁に衝突して落下する水の様子を
透視させるものである。
【0010】また水平姿勢に配設されたノズルの配管
に、複数のノズルを有し、各ノズルは、水を下向きに噴
出する噴出口を有するものであり、衝壁は、ノズル配管
の下方に配設され、傾斜面を有し、傾斜面は、ノズルか
らの噴射水を衝突させる衝突面であり、透視窓は、少な
くとも衝壁の傾斜面を含んで外部から透視させるもので
ある。
【0011】また照明具を有し、照明具は、水分裂部に
光線を照射して微細水滴に分裂する水の様子を発光させ
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。
【0013】図1〜3において、負イオン発生装置は、
ケース1内に水分裂部2と気液分離部3と水槽4とを有
するものである。
【0014】水分裂部2は、水槽4から供給された水を
微細水滴に分裂させ、微細水滴を含む空気を気液分離部
3に送風する部分であり、気液分離部3は、水分裂部2
より受入れた空気中の水滴を分離除去して負イオンを含
む多湿の空気を外部へ送出する部分であり、水槽4は、
水分裂部2へ供給する水を入れたものである。図中5
は、ケース1の底部に開口した空気取入口であり、6
は、ケース1の上面に開口された送気口である。空気取
入口5と、送気口6との間は空気流通路7であり、空気
流通路7には送風機8を有し、水分裂部2及び気液分離
部3は、送風機8の下流の空気流通路7内にそれぞれに
形成されたものである。
【0015】水分裂部2は、ノズル9と衝壁10とを有
し、ノズル配管11は、ポンプ12を介して水槽4内に
接続されている。ノズル9は、水平姿勢に配設された配
管11の部分に、噴出口を下向きにして複数個が並列に
取付られ、衝壁10はノズル9の噴出口に向き合わせて
ノズル9の下方に配設されている。
【0016】本実施形態において、衝壁10には、二等
辺三角形断面のブロックを用い、直角をなす2辺の斜面
を衝突面13として用いている。また、衝突面13には
図4のように多数の縦溝14が平行に付されている。
【0017】二等辺三角形ブロックの2辺の斜面を衝突
面13に用いたのは、専ら負イオン発生料の測定実験に
よるものであって、必ずしもこの例に限られるものでは
ない。実験によればノズル9の噴射水を噴射方向と直交
する面に衝突させるよりも傾斜面に衝突させる方が負イ
オン発生量が多く、また、衝突面には縦溝14のような
凹凸が付けられているのが好ましい。また、直交する面
に噴射水を衝突させる場合であっても、平面の板面に適
当な複数の穴をあけた場合は、同等以上の負イオンを発
生する。実験によれば、負イオンは、噴射水が凸部に衝
突して微細水滴に分裂するときに多量に発生する、衝突
面には水膜が形成されないのが望ましい。凹部は、噴射
水を受け入れて水膜が形成される。水膜に噴射水が衝突
しても負イオンの発生量は少ない。負イオンを含む多湿
空気は、水分裂部2の流通路7を下降し、次いで流通路
7を折返して上昇に転じ、気液分離部3に導入される。
気液分離部3の流通路7内には、2以上の邪魔板15が
流通路7に沿ってジグザグに配設されている。気液分離
部3内に受入られた空気は、気液分離部3の流通路7内
を上昇する間に邪魔板15に衝突し、邪魔板15は、空
気中に含まれる微細水滴を捕捉して空気中から除去す
る。
【0018】したがって、気液分離部3内を空気が通過
する間に空気中の微細水滴が除かれ、負イオンを含む多
湿の空気が送気口6が外部へ取り出される。なお、水分
裂部2に噴射された大部分の水及び気液分離部3で空気
中から分離された水は、ケース1内の水槽4内に落下し
て循環使用される。
【0019】本発明は、ケース1の一部に、透視窓16
を設け、この透視窓16を通して水分裂部2を外部から
透視できるようにしたものである。図3において、水分
裂部2の少なくとも衝壁10の設置位置に対応して正面
パネル17の一部に透視窓16を設ける。透視窓16
は、パネル17の開口に透明ガラス,透明プラスチック
スなどの透明板を嵌め込んだものである。滝のイメージ
を表現するには衝壁10と、その下方の空間の一部を透
視できるように透視窓16を縦長に形成するものが好ま
しい。
【0020】また、ケース1内には、照明具18を設置
し、ノズル9から噴射された噴射水が衝壁10に衝突
し、微細水滴に分裂する水の様子を照明する。照明具1
8には、LED,蛍光灯,白熱ランプ,EL,プラズマ
発光等を用いることができ、照明方法としては、照明具
18による直接照明のほか、光ファイバーやプリズムを
用いて間接的に照明することができる。ケース1内の水
分裂部2は、ノズル9から噴射された水が散乱する多湿
の環境であるために、直接照明の場合に、照明具18に
は防水処理を施す必要がある。光ファイバーを用いて間
接照明を行うときには、照明具18を空気流通路7の外
に置き、光ファイバーの発光端を多湿環境の流通路内に
露出することができる。図は、照明具18をノズル9の
上方に配置した例を示している。
【0021】本実施例では、ノズル9より下向きに噴出
した噴射水は、衝壁10に衝突し、衝壁10に衝突した
水は滝となって落下する。発する音は滝の音であり、滝
の姿は、照明具18に照し出されて透視窓16内に現わ
される。ノズル9より上向きに水を噴射するときのイメ
ージは噴水であり、その他回転円板に水を滴下し、ある
いは噴付けるときには、水車やタービンのイメージを表
わすことができるが、本発明においてはこれを滝の水し
ぶき,飛沫として見ることにする。いずれも水の散乱,
落下の様子は照明具18に照し出され、滝の様子が視覚
的に確認できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、噴
射水が衝壁に衝突して散乱する様子を外部から透視可能
とすることによって、滝の姿を視覚をもって確認し、負
イオン発生装置の発する音は滝の音であることを印象づ
けることができる。したがって、今まで騒音と考えられ
てきた装置の運転音は、その原因を視覚的に明確にする
ことによって清澄な音として感じさせることができ、ひ
いてはレナード効果を実感できる効果となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の斜視図である。
【図2】本発明装置の透視図である。
【図3】図1の一部断面側面図である。
【図4】衝壁の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 水分裂部 3 気液分離部 4 水槽 5 空気取入口 6 送気口 7 空気流通路 8 送風機 9 ノズル 10 衝壁 11 ノズル配管 12 ポンプ 13 衝突面 14 縦溝 15 邪魔板 16 透視窓 17 正面パネル 18 照明具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分裂部と透視窓とを有する負イオン発
    生装置であって、 水分裂部は、供給された水をケース内で微細水滴に分裂
    させて空気中に負イオンを発生させる部分であり、 透視窓は、水分裂部に生ずる水滴分裂の様子をケースの
    外部から透視させるものであることを特徴とする負イオ
    ン発生装置。
  2. 【請求項2】 水分裂部は、ノズルと衝壁とを有し、 ノズルは、供給された水を噴射するものであり、 衝壁は、ノズルから噴射された水を衝突させて散乱させ
    る面であり、 透視窓は、衝壁に衝突して落下する水の様子を透視させ
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の負イオ
    ン発生装置。
  3. 【請求項3】 水平姿勢に配設されたノズルの配管に、
    複数のノズルを有し、各ノズルは、水を下向きに噴出す
    る噴出口を有するものであり、 衝壁は、ノズル配管の下方に配設され、傾斜面を有し、 傾斜面は、ノズルからの噴射水を衝突させる衝突面であ
    り、 透視窓は、少なくとも衝壁の傾斜面を含んで外部から透
    視させるものであることを特徴とする請求項2に記載の
    負イオン発生装置。
  4. 【請求項4】 照明具を有し、 照明具は、水分裂部に光線を照射して微細水滴に分裂す
    る水の様子を発光させるものであることを特徴とする請
    求項1,2又は3に記載の負イオン発生装置。
JP29295196A 1996-11-05 1996-11-05 負イオン発生装置 Pending JPH10127768A (ja)

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