JPH10101920A - ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト系樹脂組成物Info
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- JPH10101920A JPH10101920A JP27865796A JP27865796A JPH10101920A JP H10101920 A JPH10101920 A JP H10101920A JP 27865796 A JP27865796 A JP 27865796A JP 27865796 A JP27865796 A JP 27865796A JP H10101920 A JPH10101920 A JP H10101920A
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Abstract
組成物を提供する。 【解決手段】 (A) 粘度平均分子量10,000〜100,000 を
有するPC系樹脂30〜90重量%、(B)ABS系樹脂1〜50重量
%、および(C) 低分子量ポリオレフィン、シリコーンオ
イルおよびシリコーン樹脂微粒子からなる群より選択さ
れる物質0.5 〜30重量%を含む樹脂組成物。
Description
(以下では、PCと称することがある)系樹脂を含む樹
脂組成物に関する。
C)樹脂やこれにABS(アクリロニトリル−ブタジエ
ン−スチレン)系樹脂をブレンドしたポリマ−アロイ
は、電気電子製品、OA機器等に広く使用されている。
近年、これらの用途では製品の小型化、軽量化の要請が
高まり新しい成形法が試みられたり、使用される樹脂に
薄肉成形性能や精密成形性能などが要求されている。電
気機器の部品特に可動部品、例えばシャーシ、LDやC
Dのトレー、軸受け等に使用される場合は成形品の寸法
精度や摺動性、耐摩耗性が要求される。
ラフルオロエチレン(PTFE:商標 テフロン)を樹
脂に添加することが有効であることが一般に知られてい
るが原材料のコストが高い、衝撃強度等にバラツキが生
じることがある等の問題があった。
擦係数が低減されたPC系樹脂組成物を提供することを
目的とする。
耐衝撃性に優れたPC系樹脂組成物を提供することを目
的とする。
PC系樹脂組成物を提供することを目的とする。
脂組成物を安価に提供することを目的とする。
S系の樹脂組成物について上記課題解決のため鋭意検討
した結果、PC/ABS系の樹脂組成物に低分子量ポリ
オレフィン、シリコーンオイルまたはシリコーン樹脂微
粒子を単独もしくは組み合わせて添加することで摩擦係
数を低くすることができ、充填材を併用することで寸法
精度を上げることができ、更に難燃性の要求にはリン酸
エステル系難燃剤を使用することでUL94 VI〜V
0の等級の樹脂組成物が得られることを見出した。
10,000〜100,000を有するポリカ−ボネ−
ト系樹脂30〜90重量%、(B) (a)芳香族ビニル単
量体成分、(b) シアン化ビニル単量体成分及び(c) ゴム
質重合体を共重合の構成成分として含む共重合体1〜5
0重量%、および(C)低分子量ポリオレフィン、シリ
コーンオイルおよびシリコーン樹脂微粒子からなる群よ
り選択される物質0.5〜30重量%を含む樹脂組成物
を提供する。
−ボネ−ト系樹脂は、公知のホスゲン法または、溶融法
により作られた芳香族ポリカ−ボネ−トであり、そのよ
うなポリカーボネート系樹脂は、例えば特開昭63−2
15763号公報及び特開平2−124934号公報に
記載されている。原料として使用するジフェノ−ルとし
ては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン(いわゆるビスフェノ−ルA);2,2−ビス(3,
5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;
2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン;1,1−ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン;1,1−
ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)シ
クロヘキサン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)デカン;1,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シ
クロドデカン;1,1−ビス(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)シクロドデカン;4,4−ジヒド
ロキシジフェニルエ−テル;4,4−チオジフェノ−
ル;4,4−ジヒドロキシ−3,3−ジクロロジフェニ
ルエ−テル;及び4,4−ジヒドロキシ−2,5−ジヒ
ドロキシジフェニルエ−テル等が挙げられる。また、カ
−ボネ−トを導入するための前駆物質としては例えばホ
スゲン、ジフェニルカーボネート等が挙げられる。
脂は粘度平均分子量(Mv)10,000以上を有する
ことが必要である。粘度平均分子量は好ましくは21,
000以上、更に好ましくは22,000以上である。
また粘度平均分子量は100,000以下であることが
必要であり、実用的には40,000以下である。粘度
平均分子量が上記の下限値未満であると物性の低下を招
き、また上限値を超えると流動性が損なわれる。本発明
において粘度平均分子量(Mv)は、塩化メチレン中、
20℃で固有粘度(極限粘度)を測定し、マ−ク フウ
ィンク(Mark−Houwink)の粘度式:
る)を用いて、計算によって求めた。
分、(b) シアン化ビニル単量体成分および(c) ゴム質重
合体を含む共重合体である。(a) 芳香族ビニル単量体成
分としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、o
-,m- もしくはp-メチルスチレン、ビニルキシレン、モ
ノクロロスチレン、ジクロロスチレン、モノブロモスチ
レン、ジブロモスチレン、フルオロスチレン、p-ter-ブ
チルスチレン、エチルスチレン、ビニルナフタレン等を
挙げることができ、これらを一種または二種以上使用す
る。好ましくはスチレン、α‐メチルスチレンである。
例えばアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等を挙
げることができ、これらを一種または二種以上使用す
る。
ン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエンのランダム
共重合体およびブロック共重合体、該ブロック共重合体
の水素添加物、アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、ブタジエン−イソプレン共重合体等のジエン系ゴ
ム、エチレン−プロピレンのランダム共重合体及びブロ
ック共重合体、エチレンとα‐オレフィンとの共重合
体、エチレン−メタクリレ−ト、エチレン−ブチルアク
リレ−トなどのエチレン−不飽和カルボン酸エステルと
の共重合体、アクリル酸エステル−ブタジエン共重合
体、例えばブチルアクリレ−ト−ブタジエン共重合体な
どのアクリル系弾性重合体、エチレン−酢酸ビニル等の
エチレンと脂肪酸ビニルとの共重合体、エチレン−プロ
ピレン−ヘキサジエン共重合体などのエチレン−プロピ
レン非共役ジエンタ−ポリマ−、ブチレン−イソブレン
共重合体、塩素化ポリエチレン等が挙げられ、これらを
一種または2種以上で使用する。好ましいゴム質重合体
としては、エチレン−プロピレン非共役ジエンタ−ポリ
マ−、ジエン系ゴムおよびアクリル系弾性重合体であ
り、特に好ましくはポリブタジエン及びスチレン−ブタ
ジエン共重合体である。
率は特に制限されず、用途に応じて選択される。
、(b) および(c) の他に、(d) これらの成分と共重合
可能な単量体を本発明の目的を損なわない範囲で使用す
ることができる。そのような共重合可能な単量体として
は、アクリル酸、メタアクリル酸などのα、β−不飽和
カルボン酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブ
チル(メタ)アクリレート、2−エチル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシルメタクリレート等のα、β
−不飽和カルボン酸エステル類;無水マレイン酸、無水
イタコン酸等のα、β−不飽和ジカルボン酸無水物類;
マレイミド、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイ
ミド、N−フェニルマレイミド、N−o−クロロフェニ
ルマレイミド等のα、β−不飽和ジカルボン酸のイミド
化合物類;等を挙げることができ、これらの単量体は一
種または二種以上で使用される。
重合体の存在下にその他の成分がグラフト共重合したグ
ラフト共重合体が好ましく、更に好ましくはABS樹脂
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)、AES樹脂(アクリロニトリル−エチレン−プロ
ピレン−スチレン共重合体)、ACS樹脂(アクリロニ
トリル−塩素化ポリエチレン−スチレン共重合体)、A
AS樹脂(アクリロニトリル−アクリル系弾性体−スチ
レン共重合体)である。
に制限はなく、塊状重合、溶液重合、塊状懸濁重合、懸
濁重合、乳化重合など通常の公知の方法が用いられる。
また、別々に共重合した樹脂をブレンドすることによっ
て得ることも可能である。
填材が添加された樹脂組成物については、成分(B)が
塊状重合または塊状懸濁重合により製造されたものであ
るときに、物性等において好ましい結果が得られた。
ン、シリコーンオイルおよびシリコーン樹脂微粒子から
選ばれる物質である。これらのいずれか一つを選択して
も、または2種以上を組み合わせて選択してもよい。低
分子量ポリオレフィンとしては、分子量10,000以
下のポリオレフィンが好ましい。ポリオレフィンとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられるが、
ポリエチレンが好ましい。分子量10,000以下のポ
リエチレンが特に好ましい。シリコーンオイルとして
は、特に制限はないが、例えばジメチルシリコーンオイ
ル、メチルフェニルシリコーンオイル等が挙げられ、ジ
メチルシリコーンオイルが好ましい。シリコーン樹脂微
粒子は、3次元架橋構造を有するシリコーン樹脂微粒子
であり、そのようなシリコーン樹脂としては、メチルシ
リコーン樹脂が好ましい。シリコーン樹脂微粒子の粒径
は、好ましくは0.5〜12μmである。このようなシ
リコーン樹脂微粒子は、東芝シリコーン株式会社より
“トスパール”として入手可能である。
(B)および(C)の配合量は、(A)30〜90重量
%、(B)1〜50重量%および(C)0.5〜30重
量%である。好ましくは(A)50〜90重量%、
(B)1〜50重量%および(C)0.5〜20重量%
である。成分(C)の割合が少なすぎると摺動性の向上
効果が認められず、また多すぎると物性の低下を招く。
樹脂組成物は、成形性(流動性)改善に寄与する成分と
して、成分(D)(a) 芳香族ビニル単量体成分及び(b)
シアン化ビニル単量体成分を含む共重合体を含むことが
できる。(a) 芳香族ビニル単量体成分および(b) シアン
化ビニル単量体成分については、前記した成分(B)に
おいて示したものが挙げられる。(a)/(b) の組成比は、
特に制限されないが(D)成分中において好ましくは
(a) が95〜50重量%、(b) が5〜50重量%であ
り、更に好ましくは(a) が92〜65重量%、(b) が8
〜35重量%である。成分(D)共重合体の好ましい例
としては、例えばSAN樹脂(スチレン−アクリロニト
リル共重合体)が挙げられる。
に制限はなく、上記した成分(B)共重合体と同様の方
法が使用できる。
重量平均分子量(Mw)は、好ましくは15,000〜
200,000、より好ましくは30,000〜11
0,000である。
成物全体の50重量%以下、好ましくは1〜50重量%
の割合で含むことができる。
び機械的強度を向上させる目的で、成分(E)無機また
は有機充填材を含むことができる。無機充填材として
は、例えばタルク、マイカ、硫酸バリウム、ガラス(ガ
ラス繊維、ミルドガラス、ガラスフレーク、ガラスビー
ズなど)、炭素繊維、金属粉(例えば銅粉、アルミ粉
等)、クレー、酸化チタン、カーボンブラック、チタン
酸カリウム等が挙げられる。また、有機充填材として
は、例えばナイロン、アラミドなどの全芳香族ポリアミ
ド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエステル、ポ
リベンゾイミダゾール、ポリイミダゾフェナンスロリン
などの複素環式化合物等が挙げられる。これらの充填材
は、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等で
処理されていてもよい。成分(E)は好ましくは、タル
ク、マイカ、硫酸バリウム、ガラス繊維、ガラスフレー
ク、炭素繊維および金属粉から選択される無機充填材で
ある。なお高外観や高い寸法精度が要求される場合、タ
ルクやマイカ等鱗片状の充填材が好ましい。
下の割合で含まれることができ、好ましくは1〜50重
量%の割合で含まれる。
リオルガノシロキサン及びポリアルキル(メタ)アクリ
レ−トを含む複合ゴムにビニル系単量体がグラフトして
なる複合ゴム系グラフト共重合体を含むことができる。
このような複合ゴム系グラフト共重合体は、ポリオルガ
ノシロキサンゴム成分とポリアルキル(メタ)アクリレ
ートゴム成分とが交互に絡み合って複合一体化されてい
る構造を有する複合ゴムに、1種または2種以上のビニ
ル系単量体がグラフト重合されてなるものであり得る。
このような複合ゴム系グラフト共重合体はそれ自体公知
である。
製造は、例えば特開昭64-79257号公報、特開平7-207137
号公報および特開平7-207132号公報において開示された
方法によることができる。
て好適に製造することができる。まずポリオルガノシロ
キサンゴムのラテックスを調製し、次にアルキル(メ
タ)アクリレートゴムの合成用単量体をポリオルガノシ
ロキサンゴムラテックスのゴム粒子に含浸させてから、
アルキル(メタ)アクリレートゴムの合成用単量体を重
合させるのが好ましい。
下に示すオルガノシロキサンおよび架橋剤(I)を用い
て乳化重合により調製することができ、その際、さらに
グラフト交叉剤(I)を併用することができる。
メチルシロキサン等の鎖状オルガノシロキサン、あるい
は、3員環以上、好ましくは3〜6員環の各種の環状オ
ルガノシロキサンを用いることができる。例えば、ヘキ
サメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、トリメチルトリ
フェニルシクロトリシロキサン、テトラメチルテトラフ
ェニルシクロテトラシロキサン、オクタフェニルシクロ
テトラシロキサン等が挙げられる。これらのオルガノシ
ロキサンを単独でまたは2種以上混合して用いることが
できる。これらの使用量は、好ましくはポリオルガノシ
ロキサンゴム成分中50重量%以上、さらに好ましくは
70重量%以上である。
官能性のシラン系架橋剤、例えば、トリメトキシメチル
シラン、トリエトキシフェニルシラン、テトラメトキシ
シラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキ
シラン、テトラブトキシシラン等を用いることができ
る。特に、4官能性の架橋剤が好ましく、この中でもテ
トラエトキシシランが特に好ましい。架橋剤は単独で用
いてもよく、また2種以上併用してもよい。架橋剤の使
用量は、ポリオルガノシロキサンゴム成分中0.1〜3
0重量%が好ましい。
エチル基、プロピル基等またはフェニル基を表し、R2
は水素原子またはメチル基を表し、nは0、1または2
を表し、pは1〜6の整数を表す)で示される単位を形
成し得る化合物が用いられる。上記式(I-1)の単位を形
成し得る(メタ)アクリロイルオキシシロキサンはグラ
フト効率が高いため、有効なグラフト鎖を形成すること
が可能であり、高い耐衝撃性を発現するという点で有利
である。なお、式(Iー1) の単位を形成し得るものとして
メタクリロイルオキシシロキサンが特に好ましい。メタ
クリロイルオキシシロキサンの具体例としては、β−メ
タクリロイルオキシエチルジメトキシメチルシラン、γ
−メタクリロイルオキシプロピルメトキシジメチルシラ
ン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリジメトキシ
メチルシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルエ
トキシジエチルシラン、γ−メタクリロイルオキシプロ
ピルジエトキシメチルシラン、δ−メタクリロイルオキ
シブトキシブチルジエキシメチルシラン等が挙げられ
る。これ等は単独で用いてもよく、また2種以上併用し
てもよい。グラフト交叉剤の使用量は、好ましくはポリ
オルガノシロキサンゴム成分中0〜10重量%である。
テックスの製造は、例えば米国特許第2891920号
号明細書、同第3294725号明細書に記載された方
法を用いることができる。本発明の実施では、例えばオ
ルガノシロキサンと架橋剤(I)および所望によりグラ
フト交叉剤(I)の混合液とを、アルキルベンゼンスル
ホン酸、アルキルスルホン酸等のスルホン酸系乳化剤の
存在下で、例えばホモジナイザー等を用いて水と剪断混
合する方法により製造することが望ましい。アルキルベ
ンゼンスルホン酸は、オルガノシロキサンの乳化剤とし
て作用すると同時に重合開始剤ともなるので特に好適で
ある。この際、アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩、
アルキルスルホン酸の金属塩等を併用すると、グラフト
重合を行なう際にポリマーを一定に維持する効果がある
ので好ましい。
ル(メタ)アクリレートゴム成分は、以下に示すアルキ
ル(メタ)アクリレート、架橋剤(II)およびグラフト
交叉剤(II)を用いて合成することができる。
例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n
−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート等のアルキルアクリレー
トおよびヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシル
メタクリレート、nーラウリルメタクリレート等のアル
キルメタクリレートが挙げられ、特にn−ブチルアクリ
レートの使用が好ましい。
リコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメ
タクリレート、1, 3−ブチレングリコールジメタクリ
レート、1, 4−ブチレングリコールジメタクリレート
等が挙げられる。
リルメタクリレート、トリアリルシアヌレート、トリア
リルイソシアヌレート等が挙げられる。アリルメタクリ
レートは架橋剤としても用いることができる。これ等架
橋剤およびグラフト交叉剤は単独で用いてもよく、また
2種以上併用してもよい。これ等の架橋剤およびグラフ
ト交叉剤の合計の使用量は、好ましくはポリアルキル
(メタ)アクリレートゴム成分中0. 1〜20重量%で
ある。
分の重合は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
ナトリウム等のアルカリの水溶液の添加により中和され
たポリオルガノシロキサンゴム成分のラテックス中へ上
記アルキル(メタ)アクリレート、架橋剤およびグラフ
ト交叉剤を添加し、ポリオルガノシロキサンゴム粒子へ
含浸させた後、通常のラジカル重合開始剤を作用させて
行なう。重合の進行と共にポリオルガノシロキサンゴム
の架橋網目に相互に絡んだポリアルキル(メタ)アクリ
レートゴムの架橋網目が形成され、実質上分離できな
い、ポリオルガノシロキサンゴム成分とポリアルキル
(メタ)アクリレートゴム成分との複合ゴムのラテック
スが得られる。なお、本発明の実施に際しては、この複
合ゴムとしてポリオルガノシロキサンゴム成分の主骨格
がジメチルシロキサンの繰り返し単位を有し、ポリアル
キル(メタ)アクリレートゴム成分の主骨格がn−ブチ
ルアクリレートの繰り返し単位を有する複合ゴムが好ま
しく用いられる。
複合ゴムは、ビニル系単量体とグラフト共重合可能であ
る。この複合ゴムをトルエンにより90℃で12時間抽
出して測定したゲル含量は80重量%以上であると好ま
しい。
スを満足させるためには、上記の複合ゴムにおけるポリ
オルガノシロキサンゴム成分とポリアルキル(メタ)ア
クリレートゴム成分の割合は、前者が3〜90重量%に
対して後者が97〜10重量%であるのが好ましく、ま
た、複合ゴムの平均粒子径は、0.08〜0.6μmで
あるのが好ましい。
ル系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン等の芳香族アルケニル化合物;メチルメ
タクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート等の
メタクリル酸エステル;メチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレート等のアクリル酸エステ
ル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン
化ビニル化合物等の各種ビニル系単量体が挙げられ、こ
れらを単独でまたは2種以上組み合わせて用いることが
できる。特に好ましいビニル系単量体はメチルメタクリ
レートである。ビニル系単量体は、上記した複合ゴム3
0〜95重量%に対して5〜70重量%の割合で含まれ
ると好ましい。
記ビニル系単量体を上記の複合ゴムのラテックスに加
え、ラジカル重合技術によって一段または多段で重合さ
せて得られる複合ゴム系グラフト共重合体ラテックス
を、塩化カルシウムまたは硫酸マグネシウム等の金属塩
を溶解した熱水中に投入し、塩析、凝固することにより
分離、回収することができる。
(F)は、例えば三菱レイヨン株式会社より、メタブレ
ンS−2001として商業的に入手可能である。
下の割合で含まれることができ、好ましくは0.5〜4
0重量%の割合で含まれる。
(G)リン酸エステル系化合物を含むことができ、例え
ば次式(II):
立して、水素原子または有機基を表すが、R1 =R2 =
R3 =R4 =Hの場合を除く。Xは2価以上の有機基を
表し、pは0または1であり、qは1以上、例えば30以
下の整数、rは0以上の整数を表す。)で示されるリン
酸エステル系化合物が挙げられる。しかし、これらに限
定されるものではない。
ば、置換されていてもいなくてもよいアルキル基、シク
ロアルキル基、アリール基等が挙げられる。また、置換
されている場合、置換基としては例えばアルキル基、ア
ルコキシ基、アルキルチオ基、ハロゲン、アリール基、
アリールオキシ基、アリールチオ基、ハロゲン化アリー
ル基等が挙げられ、またこれ等の置換基を組合せた基
(例えばアリールアルコキシアルキル基等)またはこれ
等の置換基を酸素原子、イオウ原子、窒素原子等により
結合して組合せた基(例えば、アリールスルホニルアリ
ール基等)を置換基として用いてもよい。また、2価以
上の有機基とは上記した有機基から、炭素原子に結合し
ている水素原子の1個以上を除いてできる2価以上の基
を意味する。例えばアルキレン基、および好ましくは
(置換)フェニレン基、多核フェノール類例えばビスフ
ェノール類から誘導されるものが挙げられ、2以上の遊
離原子価の相対的位置は任意である。特に好ましいもの
として、ヒドロキノン、レゾルシノール、ジフェニロー
ルメタン、ジフェニロールジメチルメタン、ジヒドロキ
シジフェニル、 p,p′- ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、ビスフェノールA、ビスフェノールS、ジヒドロキ
シナフタレン等が挙げられる。
ては、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェー
ト、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェー
ト、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホ
スフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェ
ニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、
ジイソプロピルフェニルホスフェート、トリス(クロロ
エチル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホ
スフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、
ビス(2,3-ジブロモプロピル)-2,3- ジクロロプロピル
ホスフェート、トリス(2,3-ジブロモプロピル)ホスフ
ェートおよびビス(クロロプロピル)モノオクチルホス
フェート、ビスフェノールAテトラクレジルジホスフェ
ート、ビスフェノールAテトラキシリルジホスフェー
ト、ヒドロキノンテトラフェニルジホスフェート、ヒド
ロキノンテトラクレジルジホスフェート、ヒドロキノン
テトラキシリルジホスフェート、R1 〜R4 がアルコキ
シ例えばメトキシ、エトキシおよびプロポキシ、または
好ましくは(置換)フェノキシ例えばフェノキシ、メチ
ル(置換)フェノキシであるところのビスフェノールA
ビスホスフェート、ヒドロキノンビスホスフェート、レ
ゾルシンビスホスフェート、トリオキシベンゼントリホ
スフェート等のポリホスフェート類が挙げられ、好まし
くはトリフェニルホスフェートおよび各種ビスホスフェ
ート類から選択される。
下の割合で含まれることができ、好ましくは1〜30重
量%、より好ましくは3〜20重量%、特に好ましくは
5〜15重量%の割合で含まれる。
配合することができる。そのような滴下防止剤として使
用することができるフッ素化ポリオレフィンは、商業的
にも入手できるし、あるいは公知の方法によって製造す
ることもできる。それは、例えば、遊離基触媒(例え
ば、ペルオキシ二硫酸ナトリウム、カリウムまたはアン
モニウム)を使用しながら水性媒質中において100〜
1000psiの圧力および0〜200℃好ましくは2
0〜100℃の温度下でテトラフルオロエチレンを重合
させることによって得られる白色の固体である。詳しく
は、ブルベーカー(Brubaker)の米国特許第23939
67号明細書を参照することができる。
ば平均粒度0.3〜0.7mm(主として、0.5m
m)の粒子の状態にある樹脂を使用することが好まし
い。これは0.05〜0.5mmの粒度を有する通常の
ポリテトラフルオロエチレン粉末よりも良好である。か
かる比較的大きな粒度の物質が特に好ましい理由は、そ
れが重合体中に容易に分散し、かつ重合体同志を結合し
て繊維状材料を作る傾向を示すことにある。かかる好適
なポリテトラフルオロエチレンは、ASTMによればタ
イプ3と呼ばれるもので、実際にはデュポン社(E.I. D
upont de Nemoursand Company )から、テフロン6(Te
flon 6)として商業的に入手可能である。あるいは、三
井デュポンフロロケミカル社のテフロン30Jとして商
業的に入手することができる。フッ素化ポリオレフィン
は、成分(A)100重量部に対して、好ましくは0.
01〜2重量部、より好ましくは0.05〜1.0重量
部使用する。組成物の物性を損ねたり、あるいは押出し
加工の工程でダイスウェルの発生といった問題が生じた
りするので、滴下防止剤は、通常は2重量部を超えては
添加しない。
成分の他にさらに、その物性を損なわない限りにおい
て、その目的に応じて樹脂の混合時、成形時等に慣用の
他の添加剤、例えば顔料、染料、耐熱剤、酸化劣化防止
剤、耐候剤、滑剤、離型剤、結晶核剤、可塑剤、流動性
改良剤、帯電防止剤等周知の添加物を配合することがで
きる。
に特に制限はなく、通常の方法が満足に使用できる。し
かしながら、一般に溶融混合法が望ましい。少量の溶剤
の使用も可能であるが、一般に必要はない。装置として
は特に押出機、バンバリーミキサー、ローラー、ニーダ
ー等を例として挙げることができる。これ等装置を回分
的または連続的に運転することができる。また、成分の
混合順序は特に限定されない。
る。なお、以下の実施例において使用した物質は、次の
ようなものであった。 必須成分: 成分(A) PC:ビスフェノールAのポリカーボネート、LEXA
N(商品名;日本ジーイープラスチックス(株)製)、
塩化メチレン中、20℃で測定した固有粘度0.50d
l/g、Mv=約22,000(計算値) 成分(B) ABS−1:ABS樹脂、サンタック AT−05
(商標;三井東圧化学(株)製) ABS−2:ABS樹脂、UX050(商標;宇部サイ
コン(株)製) 成分(C) 低分子量PE:低分子量ポリエチレン、HIWAX11
0(商標;三井石油化学(株)製) シリコーンオイル:TSF451(商標;東芝シリコ−
ン(株)製) シリコーン樹脂微粒子:トスパール120(商標;東芝
シリコーン(株)製) 成分(C)の比較成分(従来の摺動性改良剤) ポリテトラフルオロエチレン(PTFE):LUBRO
N L−5(商標;ダイキン工業 (株)製) 任意成分: 成分(D) SAN:SAN樹脂、SR05B(商標;宇部サイコン
(株)製) 成分(E) 無機充填材:タルク、HS−T(商標;林化成 (株)
製) 成分(F) メタブレン S−2001(商標)(メチルメタクリレ
ートー ブチルアクリレート- ジメチルシロキサンコポリ
マー、三菱レイヨン(株)) 成分(G) レゾルシノールジホスフェート:CR733S(商標;
大八化学(株)製) 滴下防止剤 ポリテトラフルオロエチレン(PTFE):テフロン3
0J(商標;三井デュポンフロロケミカル(株)製)。
軸押出機を用い、スクリュー回転数200rpm、バレ
ル温度270〜280℃の押出し条件にて、押出しを行
ない、所定長さに切断してペレットを製造した。
洋機械金属(株)製の80t射出成形機により難燃性試
験用の試験片を成形した。成形条件は、バレル温度26
0℃、金型温度50℃に設定した。他の物性測定も、こ
の試験片を使用した。
結果を表1および2に示す。 (1) アイゾット衝撃強度 ASTM D256にしたがって、1/8"ノッチ付アイゾ
ット衝撃強度を測定した。 (2) 引張り強度 ASTM D638にしたがって測定した。 (3) 曲げ強度および曲げ弾性率 ASTM D790にしたがって測定した。 (4) メルトインデックス(MI) ASTM D1238にしたがって、260 ℃で、5kg
荷重にて測定した。 (5) 荷重たわみ温度 ASTM D648にしたがって、厚み1/4 インチの試
験片を荷重18.6kg/cm2 にて測定した。 (6) 難燃性試験 UL94/V0 ,VI ,VIIに準拠した試験を行なっ
た。5個の試験片を、アンダーライターズラボラトリー
インクのブレテン94”材料分類のための燃焼試験”
(以下、UL−94という)に示される試験方法に従っ
て、厚み1/16インチで試験した。この試験方法によ
り、供試材料を、5個の試料の結果に基づいてUL−9
4 V−0 、V−I 、V−IIのいずれかの等級に評価し
た。UL−94についての各Vの等級の基準は概略以下
の通りである。
保持時間が10秒以下であり、かつ全試料とも脱脂綿に
着火する微粒炎を落下しない。
保持時間が30秒以下であり、かつ全試料とも脱脂綿に
着火する微粒炎を落下しない。
保持時間が30秒以下であり、かつこれ等の試料が脱脂
綿に着火する微粒炎を落下する。 (7) 静摩擦係数、動摩擦係数 JIS K7125に準拠して測定した。摩擦係数測定
は、金属に対して、およびガラス繊維20%添加の変性
ポリフェニレンオキシド(PPO)樹脂(GF20% M-PPO
)成形品に対しての2通りについて評価した。
来の摺動性改良剤(PTFE)を添加すると、このよう
な多量のPTFEの添加では、アイゾット衝撃強度を低
下させることがわかる(比較例2および5)。
の物性は、従来品に比して優れた摺動性を示す。さらに
は、特定の難燃剤の配合により優れた難燃性を示す。ま
た、慣用の添加剤の添加により、耐衝撃性、靱性等の機
械特性にも優れた成形品を得ることができる。このよう
に、優れた摺動性を備えていることから、本発明の樹脂
組成物は、CDトレ−等摺動特性が要求されるOA機器
の部品などの安価な材料として、幅広い用途への適用が
可能である。
Claims (10)
- 【請求項1】 (A)粘度平均分子量10,000〜1
00,000を有するポリカ−ボネ−ト系樹脂30〜9
0重量%、(B) (a)芳香族ビニル単量体成分、(b) シ
アン化ビニル単量体成分及び(c) ゴム質重合体を共重合
の構成成分として含む共重合体1〜50重量%、および
(C)低分子量ポリオレフィン、シリコーンオイルおよ
びシリコーン樹脂微粒子からなる群より選択される物質
0.5〜30重量%を含む樹脂組成物。 - 【請求項2】 成分(B)が、ABS樹脂、AES樹
脂、ACS樹脂及びAAS樹脂から選択される請求項1
記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 成分(C)において、低分子量ポリオレ
フィンが分子量10,000以下のポリエチレンである
請求項1または2記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 成分(C)において、シリコーン樹脂微
粒子の粒径が0.5〜12μmである請求項1〜3のい
ずれか1項記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 さらに(D)(a) 芳香族ビニル単量体成
分及び、(b) シアン化ビニル単量体成分を、共重合体の
構成成分として含む共重合体であって、重量平均分子量
15,000から200,000を有する共重合体が、
組成物全体の1〜50重量%の割合で含まれる請求項1
〜4のいずれか1項記載の樹脂組成物。 - 【請求項6】 さらに(E)無機または有機充填材が、
組成物全体の1〜50重量%の割合で含まれる請求項1
〜5のいずれか1項記載の樹脂組成物。 - 【請求項7】 成分(E)が、タルク、マイカ、硫酸バ
リウム、ガラス繊維、ガラスフレーク、炭素繊維および
金属粉から選択される無機充填材である請求項6記載の
樹脂組成物。 - 【請求項8】 成分(B)が、塊状重合により製造され
た共重合体である請求項6または7記載の樹脂組成物。 - 【請求項9】 さらに(F)ポリオルガノシロキサン及
びポリアルキル(メタ)アクリレ−トを含む複合ゴムに
ビニル系単量体がグラフトしてなる複合ゴム系グラフト
共重合体が、組成物全体の0.5〜40重量%の割合で
含まれる請求項1〜8のいずれか1項記載の樹脂組成
物。 - 【請求項10】 さらに(G)リン酸エステル系化合物
が、組成物全体の1〜30重量%の割合で含まれる請求
項1〜9のいずれか1項記載の樹脂組成物。
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