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JPH039703A - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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Publication number
JPH039703A
JPH039703A JP14573689A JP14573689A JPH039703A JP H039703 A JPH039703 A JP H039703A JP 14573689 A JP14573689 A JP 14573689A JP 14573689 A JP14573689 A JP 14573689A JP H039703 A JPH039703 A JP H039703A
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JP
Japan
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operating
switching
switch
motor
main control
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Application number
JP14573689A
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English (en)
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Inventor
Kiyoshi Kaeriyama
清 帰山
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd, Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP1145736A priority Critical patent/JP2852763B2/ja
Publication of JPH039703A publication Critical patent/JPH039703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2852763B2 publication Critical patent/JP2852763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はへアードライヤに関し、送風ファン用のモー
タおよびヒータの運転状態を制御するスイッチ操作手段
を改良したものである。
〔従来の技術〕
一般、ヘアードライヤは、そのハンドルに設けた一個の
主制御スイッチを操作して、例えば冷風、弱温風、強温
風などの基本運転モードを順に切り換えるようになって
いる。
上記の主制御スイッチとは別に単一種の補助スイフチを
設け、その切換え操作によって、運転状態を例えば強温
風状態から強冷風状態に切換えること、さらに前記補助
スイッチ用の操作ボタンを送風筒に設け、送風筒を握っ
た状態のままで、単一種の補助スイッチの切換え操作を
行うことは、例えば特開昭62〜246310号公報や
実開平t−tt1o3号公報などで公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
こうした送風筒上において単一種の補助スイッチの切換
えで行われる運転制御には、基本運転モードの部分的な
切換えを行うものと、基本運転モードとは異なる運転状
態を得るものとがある。例えば、強温風と弱塩風を切換
えるものは前者であり、強冷風や中間温風状態にするも
のは後者である。いずれにしても、送風筒上における単
一種の補助スイッチの切換えで得られる運転状態は、切
換え前の状態を除いて1種でしかない。そのため、微妙
な髪の整形やくせ付は等を行う場合には、単一種の補助
スイッチの切換えだけでは必要な運転状態を十分に得難
い。
このように、従来のへアードライヤでは、単一種の補助
スイッチの切換えで得られる運転状態が少ないこと、お
よび運転状態の切換えに関して、送風筒を握って髪処理
を行う場合の操作性が不十分であること等の不利があっ
た。とくに、高度技術の髪処理を行う理美容店では、ヘ
アードライヤに対して、より多種多様で微妙な差のある
運転モードを備えていることが要望されている。
この発明は、上記に鑑み提案されたものであって、多種
多様な運転状態を実現し、さらに、運転状態の切換え操
作性を向上することによってヘアードライヤの使い勝手
を向上することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のヘアードライヤでは、例えば第1図に示すよ
うに、送風部3から送風筒4とハンドル5を互いに交差
する方向に突設しであるヘアードライヤにおいて、モー
タ8およびヒータ9の運転状態を制御し、基本運転モー
ドの順次切換えを行う主制御スイッチ28と、基本運転
モード間の切換えないしは基本運転モードとは異なる運
転状態への切換えを行う、制御内容が異る複数種の補助
スイッチ29・45をそれぞれ設ける。そしてハンドル
5に主制御スイッチ28用の切換えつまみ30を配置し
、送風筒4に各補助スイッチ29・45を切換え操作す
る操作ボタン46・47をそれぞれ並べて配置したもの
である。
〔作用〕
制御内容が異なる複数種の補助スイッチ29・45を設
けるので、各補助スイッチ29・45を切換え操作する
ことによって、基本運転モードに加えて多種多様な運転
状態を得ることができる。
例えば、2個の補助スイッチ29・45を設けるだけで
、各基本運転モードごとに、運転状態を3種類に変化さ
せることができる。
また、送風筒4に補助スイッチ29・45用の各操作ボ
タン46・47を並べて配置するので、送風筒4を握っ
た状態のままで、各種の運転状態の切換えを簡易迅速に
行うことができる。
〔実施例〕
第1図ないし第9図はこの発明に係るヘアードライヤの
一実施例を示している。
第2図において、ヘアードライヤはドライヤ本体1と、
その吹出口24に交換装着されるノズル2などのアクソ
チメントとからなる。ドライヤ本体1には、外部空気を
吸込んで加圧供給する送風部3と、送風部3で発生され
た空気流を横向きに吹出すための送風筒4と、送風部3
の外面から下向きに突設されるハンドル5とが設けられ
ている。
ドライヤ本体1は、全体が中空の本体ケース6と、この
ケース6内に配置される送風用ファン7、モータ8、ヒ
ータ9および各種の電装品などで構成されている。本体
ケース6は、左右に分割されたほぼ同形状の分割ケース
6a・6bを突き合わせてビス6Cで一体的に結合され
ている。
第4図において、送風部3の内部には、本体ケース6の
円形周壁と、この周壁に連続する仕切壁11とでファン
室12が区画され、その内部にファン7およびモータ8
が配置されている。ファン7は遠心式の多翼ファンから
なり、同心状に配置したモータ8の出力軸13に直結さ
れて、水平軸回りに回転駆動される。モータ8は、筒状
のモータケース14を介して本体ケース6に取付けであ
る。
ファン7およびモータ8で生じる振動が本体ケース6に
伝わるのを抑止するために、第5図に示すように、モー
タケース14の取付座15と、本体ケース6のねしボス
との間にゴム製の振動吸収体16を介装し、取付座15
をビス17で止め着けている。振動吸収体16は、やや
厚目の座金形状に形成されており、3個の取付座15の
それぞれに介装されている。
ファン7は、ファン室12の左右側壁に開口する吸込口
18から外部空気を吸い込む。吸込口18の外面は、部
分球殻状に成形された、パンチングメタル類の吸込口グ
リル19で覆われている。
この吸込口グリル19と吸込口18の開口平面18aと
は隣接している。この場合、吸込口グリル19と開口平
面18aの両者がほぼ平行であると、吸込口グリル19
のパンチング穴を介して、ファン室12の内部を見える
不具合があり、また毛髪やホコリ等が吸い込まれやすく
なる。こうした不具合を避けるために、ファン室12の
左右側壁を中央部側と周縁部側とで内外方向に段違い状
に形成し、この段違い部を吸込口18の開口平面18a
としている。つまり、開口平面18aが吸込口グリル1
9の面壁に対して、大きく交差するように吸込口18を
形成している。
送風筒4は、ファン室12の周壁に連続する本体ケース
6側の筒口21と、この筒口21の突端に外嵌固定され
るノズル筒22とで形成する。筒口21の中途部からノ
ズル筒22の先端寄りにわたって、ヒータ9と遠赤外線
を放射する吹出口グリル23とが配置されている。ヒー
タ9は常法に従って、断面十字形の絶縁板に巻付けられ
ている。
吹出口グリル23は、格子状の金属基板の表面に、遠赤
外線放射恰料を塗布したものであり、ノズル筒22の吹
出口24の内端に嵌め込み固定する。
第2図に示すように、特に理美容店ではハンドル5を握
るよりも送風筒4を握って使用することが多い。これは
送風筒4を握って使用することの方が使いやすいためで
ある。そのために、筒口21の下半周面とノズル筒22
の上半周面のそれぞれに、滑り止め用のリブ25を一体
に形成している。また、ノズル筒22の肉厚を、筒口2
1側の端を基準にして、吹出口24に向って徐々に増加
し、その表面温度が高くなるのを防いでいる。詳しくは
、ノズル筒22の筒内径を吹出口24に向って徐々に減
少し、逆に筒外径を徐々に増加している。これは、使用
時の温度分布が、筒口21側で低く、ノズル筒22の先
端に近付くほど高くなる傾向があることに対応したもの
であって、主として筒壁の断熱作用によってノズル筒2
2の表面温度の低下を実現している。
ノズル筒22の外径を一律に大きくしても、はぼ同様の
断熱効果が得られるが、この場合は、送風筒4が、太く
なって握りにくくなることと、握った状態で指を自由に
動かすことが困難になる不利を免れない。
ハンドル5の内部は、前に述べた仕切壁11と、仕切壁
11の上端寄りから横向きに突設した区画壁27とで、
ファン室12に対して分離区画されており、この区画室
内に主制御スイッチ28を縦長姿勢で配置するとともに
、主制御スイッチ28の上方に第2補助スイツチ29を
配置している。
また、主制御スイッチ28を操作する切換えつまみ30
が、ハンドル5の前面外側に上下スライド自在に支持さ
れている。切換えつまみ30は、ハンドル5の内部に設
けられた連結板31を介して主制御スイッチ28を切換
え操作する。
第2図および第3図に示すように、切換えつまみ30は
、ハンドル5の周面形状に一致して、断面U字形に形成
されている。同様に、切換えつまみ30の周面に沿って
指当てリブ32を断面U字形に突設し、さらにその突出
長を大きめに設定している。このように指当てリブ32
を形成すると、切換えつまみ30の操作を、ハンドル5
の前半周面のどの部分からでも行うことができる。
第4図において、電源コード33は、ハンドル5の下端
に挟み固定されたコードアーマ34を介してハンドル5
の内部に導入され、前記主側Jlllスイッチ28に接
続されている。コードアーマ34は、つづみ形コイルば
ねで構成され、その下端に壁等に引っ掛けるための掛止
リング35を一体に折曲げ形成したものである。コード
アーマ34内、あるいはその近くで電源コード33が断
線するとき、コードアーマ34を介して感電するおそれ
がある。これを防ぐために、コードアーマ34の通過部
位とその前後にわたって、電源コード33に透明の保護
チューブ36が被覆されている。
上記のように、電源コード33が断線した場合、本体ケ
ース6を分解してコード33を接Vεし直す必要がある
。しかし、この補修作業を行うときは、本体ケース6の
全体を分解することになり、その分解および再組立に多
くの手間を要してしまう。
こうした不便さを解消するために、第5図に示すように
、図に向って右側の分割ケース6aにおいて、そのハン
ドル部の過半下側を省略して補修用の開口37を形成し
、省略された個所と同一形状に形成された別体のカバー
38で、開口37を開閉自在に塞いでいる。カバー38
は対向する分割ケース6bにビス39で固定されており
、このビス39を抜き出すだけで、ハンドル5から取り
外すことができる。
第4図において、送風筒4の上面で、かつ送風部3に隣
接する個所にスイッチ区画室41が設けられている。ス
イッチ区画室41は、左右の分割ケース6a・6b間に
挟み固定されるスイッチパネル42と、両分割ケース6
a・6bから対向状に突設された区画壁43とで区画さ
れており、その内部がスイッチパネル42の内面に設け
た縦壁44で、前後二室に区分されている。前側の区画
室内には第1補助スイツチ45と、これを切換操作する
操作ボタン47を配置し、後側の区画室内には第2補助
スイツチ29を切換操作する操作ボタン46とリターン
ばね48を配置している。つまり、2個の操作ボタン4
6・47を、それぞれがスイッチパネル42上に露出す
る状態で並べて配置している。
ハンドル5の内部に設けられた第2補助スイツチ29を
切換え操作するために、操作ボタン46の下部に上下に
長い操作ロッド49が固定しである。操作ロッド49は
、ファン室12の出口付近を縦断して、その下端が第2
補助スイツチ29の切換片29aに近接している。操作
ロッド49を位置決めし、かつ上下に移動案内するため
に、仕切壁11の突端寄りと区画壁27のそれぞれに、
ガイド凹部50が切欠かれている。51はリターンばね
である。
第6図および第7図において、第1補助スイ。
チル5用の操作ボタン47は、長円状の基部53を有し
、この基部53の一側中央からばね腕54を突設し、他
側中央に係止爪55を突設する。さらに、基部53の下
面に支点リブ56と、第1補助スイツチ45の切換片4
5aを押込み操作するカム片57を突設する。ばね腕5
4の突端上面には支点ボス58が突設されている。また
、基部53の上面中央にはボタン59が膨出されている
スイッチパネル42の内面には、縦壁44の基端に隣接
して支点ボス58に対応する支点穴61が凹設されてい
る。さらに、前記操作ボタン47をオン姿勢に維持し続
けるための突起62が内面前端側に形成しである。
操作ボタン47は、スイッチパネル42の内側から組み
込まれ、その支点ボス58が支点穴6■に嵌め込まれる
。この状態で、支点リブ56は第1補助スイツチ45の
上面に接当している。また、係止爪55は第7図のよう
に突起62の一側端に隣接しており、カム片57は切換
片45aに近接対向している。
操作ボタン47は、支点リブ56を支点にして傾動状に
出没湿作でき、操作ボタン47を押込むと、そのカム片
57が切換片45aを介して第1補助スイツチ45をオ
ン状態に切換える。この状態から、操作力を開放すると
、操作ボタン47ばばね腕54の弾力によって待機状態
に復帰し、前記スイッチ45もオフ状態に戻る。
操作ボタン47は、支点ボス58を中心にして水平揺動
することもでき、操作ボタン47を押し込み操作した状
態のままで、時計回転方向に揺動操作すると、先端の係
止爪55が突起62の下面に入り込んで受止め支持され
、操作ボタン47をオン状態に維持し7続ける。つまり
、操作ボタン47は、待機位置において第1補助スイツ
チ45を=オン・オフ操作することができ、しかも、オ
ン位置から横方向にスライドさせるとオン状態を自己保
持することができる。
互いに並べて配置された操作ボタン46・47を、手触
りだけで判別できるようにするために、それぞれの表面
形状を異なるものとしている。詳しくは、第7図に示す
ように、第2補助スイツチ29用の操作ボタン46の外
面中央に、左右に長いやや広幅の判別突起64を形成し
、第1補助スイツチ45用の操作ボタン47の外面には
、内外二重の円形リブからなる判別突起65を形成して
いる。また、前者判別突起64の突出高さを、後者判別
突起65より大きく設定している。
ドライヤ本体1に組み込まれるモータ8、ヒータ9、主
制御スイッチ28および第1・第2の補助スイッチ29
・45などの電装品は、第8図に示すように結線されて
いる。
主制御スイッチ28は、■から■の5個の接続端子を有
し、■と■の端子を電源側として■、■、■の各端子と
の間の接続状態を切換えることによって、運転状態を冷
風、弱塩風、強風風の3種の基本運転モードに順次切換
える。各運転モード時の端子接続状態を、第8図中の表
に示している。
モータ8は、整流回路67を介して供給される直流電源
で駆動される。整流回路67の一方の入力路70は、2
個の直列接続されたモータ抵抗68・69とヒユーズ7
3が介装され、更に主制御■スイッチ28の■端子とは
直接に、■端子とは、一方向の電流通過のみを許すダイ
オード71を介して、各々接続されている。また、整流
回路67の他方の入力路72は、主制御スイッチ28の
■端子に接続されている。
前記入力路70において、ダイオード71側のモータ抵
抗68と並列に第1補助スイツチ45を接続している。
第1補助スイツチ45は常開スイッチであって、これを
オン状態に切換えると、モータ抵抗68がバイパスされ
るので、整流回路67に印加される電圧値が増大し、モ
ータ8の回転数が上昇する。つまり、第1補助スイツチ
45は、基本運転モードの各状態に対して、それぞれ風
量をより増加するように機能する。
入力路70のヒユーズ73とモータ抵抗68との間から
ヒータ入力路74を分岐し、これにサーモスタット75
と、ヒータ9と、第2補助スイツチ29を順に接続し、
第2補助スイツチ29の常閉端子29bを主制御スイッ
チの■に接続し、さらに、常開端子29cを2個のモー
タ抵抗68・69の間に接続している。ヒータ9と並列
に、ヒータ9に対する通電状態を区別して示す表示部A
が接続されている。その表示部Aは、二つの発光ダイオ
ード76・77を逆方向に並列接続するとともに、両ダ
イオード76・77と直列に、電流制御用の抵抗78を
繋いでいる。したがって、後述する冷風モード時に両ダ
イオード76・77を消灯し、弱温風時に一方の発光ダ
イオード76を点灯し、更に強温風時には他方の発光ダ
イオード77をも点灯することにより、ヒータ9に対す
る通電状態を区別して表示可能とする。なお、発光ダイ
オード77はこれに代えて通常の整流器でもよく、その
整流器を入れることにより、この整流器の順方向降下電
圧(約0.6V)で発光ダイオード76の両端電圧を制
限し、該発光ダイオード76を保護することができる。
次に、基本運転モードの各運転状態と、第1・第2の各
補助スイッチ29・45を切換えた場合の運転状態につ
いて説明する。
(冷風モード) この状態では、主制御スイッチ28の■端子に対して■
および■端子が接続され、■■端子間が開路されている
。そのため、ヒータ9には1ffi電されず、モータ8
のみが回転駆動されている(5500rpm)。
この状態から、第1補助スイツチ45をオン操作すると
、モータ抵抗68をバイパスして電流が流れるので、そ
の分だけモータ抵抗が減少し、モータ8に印加される電
圧値が上昇してモータ8の回転数が増加し、風量が増す
(6500rpm)。
また、前記冷風状態から、第2補助スイツチ29を端子
29c側へ切換操作すると、ヒータ9例の回路はモータ
抵抗68と並列に接続された状態となる。つまり、ヒー
タ9の抵抗とモータ抵抗68の合成抵抗が、整流回路6
7に印加される電圧値を決定することとなる。この合成
抵抗値は、モ−タ抵抗68の単独の抵抗値より小さい。
そのため、整流回路67に印加される電圧値が上昇し、
モータ8の回転数は冷風時に比べて増加するが、第1補
助スイツチ45をオン操作した場合よりも電圧値の上昇
は小さいため、冷風時と第1補助スイツチ45のオン時
との間の値をとる(< 650Qrpm)。
第1・第2の両補助スイッチ29・45が同時にオン操
作された場合は、第1補助スイツチ45を単独でオン操
作した状態と同じになる。
(弱温風モード) この状態では、■端子と■端子、およびヒータ9に通じ
る■端子と■端子とが接続されるので、モータ8および
ヒータ9の双方に駆動電力が供給される。しかし、■端
子に通じる回路には、ダイオード71を介装して半波整
流を行っているので、商用交流電源の半波部分しか使用
されず、モータ8に印加される電圧値は冷風モード時よ
りも低下し、回転速度も低くなる(4000rpm)。
また、ヒータ9における消費電力も低下し、発熱温度も
下がる(600W)。
弱温風モードで第1補助スイツチ45をオン操作すると
、前述のようにモータ抵抗68がバイパスされるので、
モータ8の回転数が増加して風量は増すが、増加度は小
さい(4500r pm、)。
また、弱温風モードで第2補助スイツチ29をオン操作
すると、先に述べたように、ヒータ9例の回路がモータ
抵抗68と並列に接続され、ヒータ9に供給される電流
値が殆ど無視できる程度にまで減少する。同時にモータ
8の回転数は増加する(<450Orpm)。つまり、
この場合は、弱塩風状態からヒータ9の発熱が停止され
、冷風モード時の状態よりも僅かに回転数が減少した冷
風状態に切換ねる。
因みに、第2補助スイツチ29をオン操作したとき、単
に■端子とヒータ9との間をオフすることによっても、
ヒータ9の発熱を停止できる。しかし、この場合は、整
流回路67に印加される電圧値が弱温風時と同じであり
、そのため、モータ8の回転数は弱温風時とほぼ同じ値
を維持し、風量を増加できない。
第1・第2補助スイツチ29・45の双方がオン状態に
なった場合は、第1補助スイツチ45を単独でオン操作
した状態と同様に、モータ8の回転数が増加しく450
0rpm)、ヒータ9は殆ど熱を発生しない。
(強温風モード) この運転モードでは、■と■、■と■、および■と■の
各端子が接続される。弱温風モード時と異なるのは、商
用交流電源の全波部分が全て印加されることであり、そ
のためモータ8の回転数は冷風モード時と同じになる(
5500rpm)。
また、ヒータ9の消費電力は、弱温風モード時の2倍に
なる(1200W)。
強温風モードで第1補助スイツチ45をオン操作した場
合は、モータ8の回転数が増加し、風量も増す(650
0rpm)。
また、第2補助スイツチ29を端子29c側へ切換操作
すると、弱温風モードの場合と同様に、ヒータ9の発熱
が殆ど無視できる程度にまで低下され、同時にモータ8
の回転数が増加する(<6500rpm)。つまり、こ
の場合は、強温風状態から冷風状態に切換ねる。
第1・第2の両補助スイッチ29・45をともに切換え
ると、第1補助スイツチ45を単独でオン操作した状態
と同様のモータ回転数が得られ(6500rpm)、ヒ
ータ9は発熱シナイ。
以上の動作をまとめると、第9図に示す表のようになる
以上のように基本運転モードの各状態において、第1・
第2の補助スイッチ29・45を切換え操作すると、多
種多様な運転状態が得られる。従って例えば単純乾燥や
ブローなど行うときは、ハンドル5を持ち、主制御スイ
ッチ28を切換えて必要な運転状態を得、あるいは、く
せ付は等を行うときは、送風筒4を握って、例えば強温
風状態と強冷風状態を交互に切換えるなど、作業目的に
応じてヘアードライヤを多様な形態で使用することがで
きる。
送風筒4を握る場合、第2図に示すように、持ち重りの
しない握り姿勢が選ばれることが多い。
この握り姿勢において、大きな操作力を出しやすい人差
指と中指の握り位置に、両補助スイッチ29・45用の
操作ボタン46・47が設けられている。従って、送風
筒4を握った状態のままで、各操作ボタン46・47を
容易に切換操作でき、しかも、運転状態の切換えを迅速
に行うことができる。このとき、両操作ボタン46・4
7のそれぞれに、形の異なる判別突起64・65が設け
であるので、指の触感だけで操作ボタン46・47を判
別でき、誤操作を行うことも防止できる。
〔別実施態様例〕
上記の実施例では、第1補助スイツチ45が風量増加ス
イッチとして機能し、第2補助スイ・ノチ29がヒータ
9の機能停止と風量増加とを同時に行うスイッチとして
機能するようになっているが、両スイッチ29・45共
、それぞれ別の機能を発揮するように変更することもで
きる。
例えば、第2補助スイツチ29を、入力路70に連続す
る■端子側の回路中に介在させ、このスイッチ29が端
子29c側へ切換操作されるとき、■端子に通じる回路
をオフするようにしておけば、第1補助スイ・ノチ45
による状態変化も含めて、基本運転モードの各状態ごと
に、2ないし4種の風量変化を実現できる。つまり、送
風量に関して、ハイ・ロー切換えをおこなうことができ
る。
また、第1・第2の補助スイッチ29・45のいずれか
一方を、緊急停止スイッチとして、あるいは、基本運転
モード間の切換えスイッチとして機能させることもでき
る。
もちろん、補助スイッチは2種以上のものを備えること
もできる。
触感による両操作ボタン46・47の識別に関しては、
判別突起64・65の形を異ならせること以外に、次の
ような手段を採用することもできる。
両操作ボタン46・47の操作形態を異ならせる。例え
ば、ブツシュボタンと、スライドボタンとして、両操作
ボタン46・47を形成する。
送風筒4を握りしめたときの人差指と中指の先端位置に
合わせて、両操作ボタン46・47を周方向にズラして
配置する。両操作ボタン46・47の双方共ブツシュボ
タンで、前述のように周方向にズレな位置に設けられる
場合には、各操作ボタン46・47の出没中心軸を、送
風筒4の中心に向って交差するように設定することが好
ましい。
両操作ボタン46・47の切換えに要する操作力あるい
は操作ストロークを、それぞれ大小に異ならせる。
また、両操作ボタン46・47の相互関係として、一方
を切換操作した状態では、他方の動作がロックされるよ
うにすること、あるいは、同時に切換操作されるときに
、優先側のスイッチのみがオン状態に切換わって、順次
切換えを強制するごともできる。          
        4ドライヤ本体1の送風機構としては
、必ずしも遠心式のファン7を用いるものである必要は
ない。
例えば、軸流ファンで風を送るように構成してあっても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明では、基本運転モードの
順次切換えを行う主制御スイッチ28とは別に、基本運
転モードとは異なる運転ないしは基本運転モード間の切
換えを行う、制?ffn内容を異なる複数種の補助スイ
ッチ29・45を設けであるので、モータ8およびヒー
タ9の運転状態を急激に変化させ、あるいは微妙に変化
させる等、多種多様な運転状態を得ることができて、高
度な整髪技術にもよく対応できる。また、これら補助ス
イッチ29・45を切換えるための各操作ボタン46・
47は送風筒4−に並べて配置しているので、送風筒4
を握って整髪作業を行う場合にでも、各補助スイッチ2
9・45の切換え操作が簡易迅速に行え、使い勝手も頗
る良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図はこの発明に係るヘアードライヤの
一実施例を示しており、 第1図は原理説明図、 第2図は正面図、 第3図は第2図におけるA−A線断面図、第4図は内部
正面図、 第5閣は縦断面図、 第6図はスイッチ区画の縦断面正面図、第9図は各運転
状態におけるモータとヒータの動作変化を示す制御状態
表である。 1・・・・ドライヤ本体、 3・・・・送風部、 4・・・・送風筒、 5・・・・ハンドル、 7・・・・ファン、 8・・・・モータ、 9・・・・ヒータ、 28・・・主制御スイッチ、 29・・・第2補助スイツチ、 30・・・切換えつまみ、 45・・・第1補助スイツチ、 46・・・操作ボタン、 47・・・操作ボタン。 第 7 ス q 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送風用のファン7およびモータ8を収容する送風
    部3と、送風部3で発生した空気流を送出し、かつヒー
    タ9を収容した把持可能な送風筒4と、送風部3から送
    風筒4と交差する方向に突設したハンドル5とを備えて
    いるヘアードライヤにおいて、 前記モータ8およびヒータ9の運転状態を制御し、基本
    運転モードの順次切換えを行う主制御スイッチ28と、
    基本運転モード間の切換えないし基本運転モードとは異
    なる運転状態への切換えを行う、制御内容が異なる複数
    種の補助スイッチ29・45とを有しており、 前記ハンドル5に主制御スイッチ28用の切換えつまみ
    30を配置しており、 前記送風筒4に各補助スイッチ29・45を切換え操作
    する操作ボタン46・47をそれぞれ並べて配置してい
    ることを特徴とするヘアードライヤ。
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