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JPH0391574A - 光安定化したインク組成物 - Google Patents

光安定化したインク組成物

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Publication number
JPH0391574A
JPH0391574A JP2224171A JP22417190A JPH0391574A JP H0391574 A JPH0391574 A JP H0391574A JP 2224171 A JP2224171 A JP 2224171A JP 22417190 A JP22417190 A JP 22417190A JP H0391574 A JPH0391574 A JP H0391574A
Authority
JP
Japan
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hydrogen atom
formula
group
atom
ink composition
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Application number
JP2224171A
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JP2923680B2 (ja
Inventor
Hugh S Laver
フーフ ステファン レーバー
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0391574A publication Critical patent/JPH0391574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2923680B2 publication Critical patent/JP2923680B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/38Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2−ヒドロキシフェニル−8−トリアジンの
水溶性の誘導体を、光安定剤として含有する水性インク
組成物に関する。これらのインク組成物はインクジェッ
ト印刷のために特に適している。
〔従来の技術と解決すべき課題〕
インクジェット印刷による印刷は、電子信号により制御
される非常に早い印刷方法である。
この方法は印刷材料上にオリフィスを通してインクの微
小滴を噴出することを包含する。これに使用されるイン
クは水溶性の染料の水溶液であると好ましい。この染料
は、従来の印刷方法で使用されている染料、顔料より光
堅牢性が低いのが普通である。その結果、得られた印刷
物は光りに曝された時限定された貯蔵寿命しか持ってい
ない。
従って、インクにスルホン化したヒドロキシベンゾフェ
ノン型の水溶性紫外線吸収剤を添加すること〔参照:米
国特許USP4,256゜493号〕が既に提案されて
いる。このような化合物の金属塩も、インクジェット印
刷インク用の光安定剤として提案されている〔参照二日
本特許公開公報JP−A−46277/88)。
このようなベンゾフェノンの誘導体とその塩の欠点は、
それらが特定の染料、特に黒色染料に添加された時に退
色の原因になる点である。
更に、ある時にはベンゾフェノン誘導体はインク染料、
例えばC,1,酸性染料黄色23の光堅牢性に負の影響
を与える。
ベンゾトリアゾール型の紫外線吸収剤のカルボン酸誘導
体も、染料とインクの安定用にリサーチ ジスクロージ
+ −(Research Disclosure)2
2519号に提案されている。しかし、これらの誘導体
は水系に充分に溶解しない。
〔課題を解決するための手段〕
2−ヒドロキシフェニル−s−トリアジンの特殊な水溶
性誘導体が、水性インク組成物用の、特にインクジェッ
ト印刷用の、並びに該水性インク組成物で印をつけたま
たは印刷された記録材料用の優れた光安定用添加物にな
ることが、今や見出された。
特に、本発明は式I 〔式中、R1は水素原子、炭素原子数1ないし4のアル
キル基、基: −Ra  505Mまたは−R4COt
Mを表し; R1は、もしもRoが水素原子または炭素原子数1ない
し4のアルキル基を表すならば、−305M基を表し;
そして、もしもR3が−R4−CO3Mまたは−R,−
3OIMを表すならば、水素原子または一3O3Mを表
し;R1は水素原子、塩素原子または炭素原子数1ない
し4のアルキル基を表し; R4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1な
いし4のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互い
に独立して式IIまたはIII (式中、R6は水素原子、炭素原子数1ないし4のアル
キル基、 R=  COtMまたはR4SO2Mを表し
; R1は水素原子、塩素原子、炭素原子数1ないし4のア
ルキル基または一3O3Mを表し;Rvは水素原子、塩
素、原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基を表
し; R,、R6およびR10は各々が互いに独立して水素原
子、塩素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、フ
ェニル基または一305Mを表す。)により表される基
を表し; Mは水素原子、Li、Na、に、1/2 Ca、1/2
 Mg、 1/2 Zn、 1/2 Co (II)、
1/2 Cu (II) 、1/2 N i (II)
、1/:I Cr (I[) 、1/3 F e (I
I)、または (式中、Ro、R11、R4およびRt4は各々互いに
独立して水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル
基、2−ヒドロキシエチル基、シクロヘキシル基、フェ
ニル基またはベンジル基を表す。)を表す。〕により表
される化合物の少なくとも一種を光安定剤として含有す
る水性インク組成物に関する。
式I中、炭素原子数1ないし4のアルキル基として定義
される置換基は、メチル基、エチル基、n−プロピル基
、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、5e
c−ブチル基またはtert−ブチル基である。
未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1ないし4
のアルキレン基としてのR4はメチレン基、l、2−エ
チレン基、1,3−プロピレン基、2−ヒドロキシ−1
,3−プロピレン基または1,4−ブチレン基である。
好ましいインク組成物は、式I 〔式中、a)R+が水素原子、メチル基またはエチル基
を表し;そしてR2が SO3Mを表すか;または b)R,が −R1505Mまたは −R4−Co!Mを表し; モしてR3は、水素原子を表すかのどちらかであり; R8は水素原子、塩素原子またはメチル基を表し; R4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1な
いし3のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互い
に独立して式IIまたはIII(式中、R1は水素原子
、メチル基、エチル基、−Ra  COtMまたは−R
,−3O2Mを表し; R6は水素原子または一3O3Mを表し;R1は水素原
子、塩素原子またはメチル基を表し; R1は水素原子を表し; R1およびR10は各々が互いに独立して水素原子、塩
素原子、メチル基、エチル基または−SOIMを表す。
)により表される基を表し;Mは水素原子、Li、Na
、に1 を表し;そして R111R1!、R4およびR14は各々が互いに独立
して水素原子、メチル基、エチル基またはヒドロキシエ
チル基を表す。〕により表される化合物の少なくとも一
種を含有するそれらである。
特に好ましいインク組成物は、式! (式中、a)R,が水素原子またはメチル基を表し; モしてR3がSOIMを表すか;またはb)RIは −
Ra  505MまたはR4−COzMを表し; モしてR8は水素原子を表すかのいずれかであり; R3は水素原子を表し; R4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1な
いし3のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互い
に独立して式IIまたはIII(式中、R1はRIと同
じ意味を持ち;R・はR1と同じ意味を持ち; Rtは水素原子を表し; R,は水素原子を表し; R1は水素原子またはメチル基を表し;そしてR4は水
素原子、メチル基または一3O3Mを表す。)により表
される基を表し;Mは水素原子、L t、Na、K。
そしてRo、R1!、RoおよびRoは各々が互いに独
立して水素原子、メチル基、エチル基またはヒドロキシ
エチル基を表す。〕により表される化合物の少なくとも
一種を含有する水性インク組成物に関する。・ Mは好ましくはリチウムである。
式■の化合物を説明すると、式: により表される化合物である。
もしも式Iの化合物が塩であるならば、それらは、適当
な塩基、例えば水酸化物、炭酸塩またはオキシドによる
中和により該当する酸から合成されてもよい。
該当する酸は既知の化合物であるかまたは既知のそれら
を得るための方法に準じて合成され得る(参照:FR−
A−1>  494,418゜EP−A  165,8
08およびWO−A  86/8528)。
遊離酸およびそのアルカリ金属塩は、写真用染料用のお
よび織物用染料用の光安定剤として提案されている。
式■の化合物は0.01ないし20重量%、好ましくは
0.1ないし10重量%の量でインク組成物に添加する
のが好ましい。
これらの濃度で、これら化合物は容易に溶解する。
これらのインク組成物は水性組成物である。
それらは少なくとも30重量%の水を含有する。
水に加えて、それらの組成物は1または2種以上の水と
相溶性の溶媒、例えばエチレングリコール、ジーまたは
トリエチレングリコール、プロピレングリコールまたは
このようなグリコール類のエーテル、1,4−ブタンジ
オール、チオジグリコール、グリセリンおよびそれらの
エーテル、ポリグリセリン、モノ−、ジーおよびトリエ
タノールアミン、プロパツールアミン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセタミド、
N−メチルピロリドン、メタノール、エタノール、イソ
プロパツール、n−プロパツール、ジアセトンアルコー
ル、アセトン、メチルエチルケトンまたは炭酸プロピレ
ンを含有していてもよい。
これらのインク組成物は50重量%の水を含有している
のが好ましい。
これらのインク組成物は、天然繊維着色用として知られ
ている水溶性染料またはそれらの混合物を含有する。こ
れらの染料は、典型的にはモノ−、ジーまたはポリアゾ
染料、トリフェニルメタン染料、反応性染料またはフタ
ロシアニン染料である。このような染料の例は、カラー
インデックスに掲載されている酸性染料黄色23、直接
染料黄色B6、酸性染料赤色14、酸性染料赤色35、
酸性染料赤色52、酸性染料赤色249、直接染料赤色
227、反応性染料黄色40、酸性染料ブルー9、直接
染料ブルー86、直接染料ブルー199、フード ブラ
ック2、直接黒色染料19、直接染料黒色38、直接染
料黒色168およびスルファ−ブラック1である。
これらのインクは通常0.5−6重量%の染料を含有す
る。
これらのインク組成物は、結合剤、界面活性剤、殺生物
剤、腐食防止剤、軟化剤(金属イオン封鎖剤)、p)(
緩衝剤または導電性添加剤等のようないろいろの改質剤
の少量も含有していてもよい。
それらは、別の水溶性の光安定剤も含有していてよい。
しかしながら、通常、これらのインク組成物に1種また
は2種以上の式■の安定剤を添加すれば、この発明を実
行するには充分である。
本発明の安定化したインク組成物は、インクジェット印
刷に使用するのが好ましい。
しかし、それらのインク組成物は、インクの他の全ての
慣用的な用途、例えばフェルトベン、インクパッド、万
年筆、ペン プロッター、タイプライタ−用リボン用等
の用途に、または異なる印刷技術用の印刷インクとして
も使用できる。
使用される機械により異なる技術がインクジェット印刷
に使用される。かくして、例えば、インク滴下(dro
p−on−demand)印刷機、バブル−ジェット(
bubble−jet)印刷機、連続−ジェット印刷機
またはカンパウンド−ジェット(compoud−je
t)印刷機等がある。
本発明の安定化されたインク組成物は、これらの全ての
技術に使用され得る。
インク組成物への式Iの化合物の添加の効果は、その組
成物で作られた印刷像の光安定性を増強することにある
この効果は、本明細書の実施例に示したように、曝光機
中に印刷物の試験片を短時間曝光することにより実験的
に測定できる。これらの実施例中の部とパーセントは重
量による。
インクジェット印刷に使用するのが好ましい本発明の記
録材料は、インクジェットの手段により印刷できる表面
を持つ基材からなる。この基材は普通は紙またはプラス
チックシートであり、そしてインクを吸収することがで
きる材料でその片面が塗膜しである。
この塗膜の層はStowとポリビニルアルコールを含有
しているのが好ましいだろう。
塗装していない紙も使用できる。この場合、紙は基材お
よびインク吸収層として同時に機能する。
式Iの化合物を含有する、セルロース繊維または織物用
繊維材料から作られた材料、例えば綿布または綿とポリ
アクリルアミドもしくはポリエステルとの混紡もインク
ジェット印刷に使用できる。
投影用透明シートの場合のように、記録材料は透明でも
あり得る。
一方、式■の化合物は記録材料に包含させることもでき
、これはインクジェット印刷に特に適している。
第一の方法では、式Iの化合物は、紙生産におけるパル
プに直接に添加できる。
第二の適用の方法は、式Iの化合物の溶液を基材に散布
することである。この場合における溶液は、水溶液また
は僅かに揮発性の有機溶媒中の溶液である。油溶性の式
1の化合物を使用する場合には、式Iの化合物の有機溶
媒溶液で材料を散布または浸漬するのが、特に適切であ
る。乳濁液または分散液を使用するのも可能である。
しかし、普通には、染料に対して親和力のある塗料を基
材に適用し、式Iの化合物をこの塗料に添加する。塗料
は、通常、固形充填剤、結合剤および慣用の添加剤から
なる。
充填剤は塗料のバルクを構成する。適当な充填剤の例は
、Stow、カオリン、タルク、珪酸のカルシウム塩、
マグネシウム塩もしくはアルミニウム塩、石膏、ゼオラ
イト、ベントナイト、けいそう土、バーミニキュライト
、デンプンまたは日本特許公開公報JP−A−60−2
60377号に記述されている表面が改質されたS i
 Otである。二酸化チタン、硫酸バリウム、酸化マグ
ネシウム、石灰、白墨または炭酸マグネシウムのような
白色顔料の少量を、これらがインクジェット印刷の密度
を極端に下げることが無ければ、塗料中の充填剤と共に
使用してもよい。
透明な投影できる記録材料用に適した塗料は、顔料およ
び充填剤のような如何なる光分散性粒子を含まないのが
よい。
結合剤は、充填剤を互いに結合せしめ、そして基材に結
合せしめる。
典型的な常用される結合剤は、水溶性のポリマー、例え
ばポリビニルアルコール、部分的に加水分解されたポリ
酢酸ビニル、セルロースエーテル、ポリビニルピロリド
ンおよびこれらの共重合体、ポリエチレンオキシド、ポ
リアクリル酸の塩、アルギン酸ナトリウム、(被)酸化
期、ゼラチン、カゼイン、植物性ゴム、デキストリン、
アルブミン、ポリアクリレートまたはアクリレート/メ
タアクリレート共重合体の分散系、天然または合成ゴム
のラテックス、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリビニ
ルエーテル、マレイン酸の共重合体、メラミン樹脂、尿
素樹脂または日本特許公開公報JP−A−61−184
290または61−134291号に記載されている化
学的に改質したポリビニルアルコール等である。
塗膜に染料をもっと堅固に固定する追加的染料受容体ま
たは媒染剤を結合剤に添加できる。
酸性染料のための乾燥受容体は、カチオン性または両性
の性質のものである。
カチオン性の受容体の例は、高分子アンモニウム化合物
、例えば塩化ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ポリジアリルジメチルアンモニウム、塩化ポリ
メタアクリルオキシエチルヒドロキシアンモニウム、塩
化ポリビニルベンジルメチルイミダゾリウム、塩化ポリ
ビニルベンジルビコリニウムまたは塩化ポリビニルベン
ジルトリブチルアンモニウムである。
他の例は、塩基性ポリマー、例えばポリ−(ジメチルア
ミノエチル)メタアクリレート、ポリアルキレンポリア
ミンおよびこれらのジシアンジアミドとの縮合物、アミ
ン/エピクロルヒドリンのポリ縮合物または日本特許公
開公報JP−A−57−36692,57−84591
,57−187289,57−191084,58、−
177890,58−208157,59−20696
,59−33176,59−96987,59−198
188,60−49990,60−71796,6G−
72785、60−161188、60−187582
.60−189481、60−189482、61−1
4979、61−43593、61−57379.61
−57380,61−58788.61−61887、
61−63477、6172581、61−95977
、61−134291号に、または米国特許4,547
,405および4,554,181号に、並びに西独特
許公開公報DE−A−3,417,582号に記載され
ている化合物である。
両性染料受容体と、例えば、ゼラチンである。
染料結合性の塗膜は、他の添加剤の多数、例えば抗酸化
剤、他の光安定剤(本発明に従う紫外線吸収剤に属さな
い紫外線吸収剤も含む。)、粘度改良剤、蛍光増白剤、
殺生物剤および/または帯電防止剤を含んでいてもよい
特に適する抗酸化剤の代表例は、立体的障害のフェノー
ル類およびハイドロキノン、例えば英国特許公開公報C
B−A2088777号または日本特許公開公報JP−
A60−72785.60−72786および6O−7
1796号に記載されている抗酸化剤である。
特に適している光安定剤の代表例は、有機ニーツケル化
合物および立体的障害アミン、例えば日本特許公開公報
JP−A−58−152072,81−146591,
81−163886,60−72785および81−1
46591号に、または英国特許公開公報GB−A−2
088777、日本特許公開公報JP−A59−169
883および61−177279号で開示されている光
安定剤である。
式Iの化合物と組み合わせて塗料に加えてもよい適当な
紫外線吸収剤は、例えば、リサーチジスクロージー? 
(Research Disclosure ) N1
124゜239(1984)、 J)、 284.英国
特許公開公報GB−A2088777号および欧州特許
公開公報EP−A−0280650号に開示されている
インクジェット印刷のための記録基材に式■の化合物と
共に一緒に使用する適当な紫外線吸収剤は、特に2−ヒ
ドロキシフェニルベンゾトリアゾール類そして、最も特
に2− (2’−ヒドロキシ−3′ 5′−ジーter
t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾールと2− (2
’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5′−ポリ
グリコールプロピオネート−フェニル)ベンゾトリアゾ
ールである。
紫外線吸収剤は塗料に乳濁液または分散液として添加で
きる。
もしも式■の化合物が酸であるならば、これは塗料の中
でアルカリを添加して溶解できる。
酸でない式Iの化合物は、塗料中で直接にかまたは乳濁
液もしくは分散液の形状でそれに添加することによるか
の何れかの方法で溶解できる。
塗料は普通の方法で基材、例えば紙に適用され、そして
加熱により乾燥される。
上述したように、式!の化合物は水溶液としても、記録
材料に別々の操作で、単独に、または他の上述の成分と
共に適用できる。
適用は散布により、糊付プレスによる糊付けにより、別
々の塗装工程によりまたは浴槽中の浸漬により実施でき
る。
このような後処理で記録材料を処理した後、・追加の乾
燥工程は必要である。
記録用基材は、式Iの化合物の少なくとも一種を、1な
いし10000に/rrr、最も好マシくは50ないし
2000■/−含有する。
〔実施例〕
実施例1ニ シリカ/ポリビニルアルコールを基材にした塗料を下記
の成分から製造する: ポリビニルアルコール〔リーデル デ バーエン ゲー
エムベーハ−(Riedel de Haen Gmb
H)製)の10%液      ・・・16.34 g
ジーtert−オクチルフェニルポリエチレンオキシド
          ・・・・0.02 gシリカ〔2
44型、ダブリュー、アール、ブレース アンド :2
. (W、R,Grace and Co、)製〕・・
・・2.00g 水                ・ ・ ・ ・9
.54 g得られた塗料を超音波で分散し、24μmの
メツシュの大きさをもつポリエステル繊維の篩でろ過す
る。2Nの水酸化ナトリウムの溶液を添加することによ
りpHを7.0迄調節する。
塗料を針金製施用具(wire applicator
)で写真用紙に36μmの厚さで適用する。温風で乾燥
すると、塗膜は約5.0 g / rdの重さになる。
記録材料を式■の紫外線吸収剤を含有する本発明のイン
ク組成物および紫外線吸収剤を含まない対照のインク組
成物で印刷する。
このインクは下記のようにして製造される:紫外線吸収
剤6gを、水80gとグリセリン15gの混合物に溶解
する。
染料溶液をC,1,酸性染料黄色23またはC,1,酸
性染料赤色35の4g、水80gおよびグリセリン1,
5gから製造する。両方の溶液を孔径0.3μmのろ過
膜でろ過し、合わせる。
かくして得られた印刷用インク組成物は下記の組成から
なる: 水              80%グリセリン  
    15% 染料          2% 紫外線吸収剤      3% ブランクの試験片は、上記と同量の染料溶液を、水86
gとグリセリン15gの混合物と合わせることにより作
製される。
下記の紫外線吸収剤(欧州特許公開公報EP−A−16
5608号明細書に記載の方法に準じて合成される。)
が使用される。
このインクをヒューウレットーパッカード(Hewle
tt−Packard)社製「シンク−ジェット」イン
クジェット印刷機のインクカートリッジに満たす。19
2X96ドツト/ 1nch”  (75,6X 37
.8ドツト#)の密度を持つ印刷物の試験片が作製され
る。
印刷物を完全に乾燥するために一週間貯蔵した後、A状
態(status A)のフィルターを使用するマクベ
ス(Macbeth) T RCJ度計で、印刷物の試
験片の色強度が測定される。
次いで、印刷物の試験片を、10kJ/cdまでの光エ
ネルギーで、6 mmの厚さの窓ガラスの後ろにおいで
ある8 1 kluxの密度をもつキセノンランプでア
トラスーウェザロメータ中照射する。
色強度の損失率を確認するために、色濃度をもう一度測
定する。
結果を下表に報告する。より低い数値は堅牢性がより高
いことを表す。
無添加    51%      81%B−13% 
     41 %        66%B−23%
      39%        63%実施例2: 染料C,1,フード黒色2と紫外線吸収剤E−1を使用
して、実施例1に記載の方法と同様にして印刷物の試験
片を作製する。
その試験片を実施例1と同様にして曝光しく但し、光エ
ネルギーは5kJ/cofのみまでである。)、色濃度
の損失度を測定する。
無添加      15% ト13!%      11% 実施例3: C,1,直接染料青色199と紫外線吸収剤E−1を使
用して、実施例1に記載の方法と同様にして印刷物の試
験片を作製する。
その試験片を実施例1と同様にして、光エネルギー45
.kJ/aIで曝光し、色波度の損失度を測定する。
無添加      lB属 ト13%      11% 実施例4ニ シリカ/ポリビニルアルコールを基材にした塗料を、式
lの水溶性の紫外線吸収剤を入れてまたは入れないで、
製造する。
ポリビニルアルコール〔リーデル デ バーエン ゲー
エムベーハ−(Riedel de Haen Gmb
H)製〕の10%水溶液16.36g1インヴアンジン
(Invandin)@l J F C界面活性剤(チ
バーガイギー社製)の10%水溶液0.15 gおよび
水10、51 gを添加し、−緒にして攪拌した。
次に、シリカ20g〔シロイド(Syloid)型24
4、ダブリュー、アール、ブレース コ。
(W、R,Grace Co、)製)2.Ogを秤量し
て添加し、超音波により分散した。
得られた塗料を24μmのメツシュの大きさをもつポリ
エステル繊維の篩でろ過した。そして水酸化リチウムで
pHを7.0迄調節した。
次いで塗料を、針金を巻きつけた塗布棒で写真用紙製基
材上に60μmの厚さで施用した。
温風で乾燥すると、塗膜は約8g/yrrの乾燥量にな
った。
水溶性の式Iの紫外線吸収剤を含む全乾燥塗膜重量8g
/nfの同様の塗膜を上述と同様の方法で作製する。し
かし、ここでは水14.2 gと紫外線吸収剤E−1、
E−2の各々の追加の0゜52gが使用された。この紫
外線吸収剤をポリビニルアルコール/表面活性剤の混合
物に直接に溶解せしめた。
比較例として、乳化できる紫外線吸収剤混合物をIg/
耐含有する塗I!A重量8g/rdのインクジェット記
録用紙を作製した。この紫外線吸収剤の混合物は、50
%のβ−[3−(2−H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチル−フェニ
ル]−プロピオン酸ポリエチレングリコール300エス
テル、38%のビス−(β−[3−(2−H−ベンゾト
リアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシ−5−ter
t−ブチルフェニル]−プロピオン酸)−ポリエチレン
グリコール300エステルおよび12%のポリエチレン
グリコール300からなる。
乳化剤:カテムル(にatemul) I G −70
〔シアー ケミカル社(Scher Chemical
 Inc、)製〕を、リサーチ ジスクロジャー(Re
searchDisclosure) 295115 
(1988年11月刊行)に記載されているように、紫
外線吸収剤の混合物を乳化するのに使用した。
かくして、水性ポリビニルアルコール10%溶液16.
36g、カテムルIG−70の0.23gおよび水15
.06gを一緒にして攪拌し、上述の紫外線吸収剤の混
合物0.54 gを秤量し、攪拌して入れ、次いで超音
波により乳化した。
次いで、シリカZOgを添加し、2回目の超音波を使っ
て分散した。次いで得られた塗料を中和し、ろ過し、上
述と同じ方法でインクジェット用紙を作製するのに使用
した。
インクジェットインクは、水48.75 gとジエチレ
ングリコール4&75gに溶解したC61、酸性染料黄
色17の2.5gから製造した。
次いで、実施例1に記載しである方法に従って、このイ
ンクを上述の特別に作製した紙上に印刷した。
印刷物の堅牢性を同じく同様の方法で評価した。
5kJ/aIの全照射エネルギーになった後、紫外線吸
収剤を含有しない試験片は、70%の濃度損失を示した
。これに対し本発明の紫外線吸収剤E−1とE−2を含
有する試験片は、各々23と30%の濃度損失を示した
。しかし、乳化できる紫外線吸収剤を含む試験片の法度
損失は91%であった。この試験の条件下では、本発明
の紫外線吸収剤は堅牢性に対して有益な効果を示したが
、比較例の紫外線吸収剤の効果は有益でなかったことは
明瞭である。
実施例5: 紫外線吸収剤を含有しない、またはE−1とE−2の紫
外線吸収剤の各々を含有する実施例4で使用したインク
ジェット用紙を異なる種類の染料を含有するインクジェ
ットインクで印刷し、堅牢性を評価した。
C,1,酸性染料黄色17の代わりに、C,1,酸性染
料赤色14、C,1,酸性染料赤色249およびC,1
,直接染料赤色227が実施例4に記載されているイン
クジェットインクを作製するのに使用された。10kJ
/aIの曝光をした後の結果を下表に示す:

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、基:−R_4−SO_3Mまたは−R_4−
    CO_2Mを表し; R_2は、もしもR_1が水素原子または炭素原子数1
    ないし4のアルキル基を表すならば、−SO_3M基を
    表し;そして、もしもR_1が−R_4−CO_2Mま
    たは−R_4−SO_3Mを表すならば、水素原子また
    は−SO_2Mを表し;R_3は水素原子、塩素原子ま
    たは炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し; R_4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1
    ないし4のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互
    いに独立して式IIまたはIII ▲数式、化学式、表等があります▼II ▲数式、化学式、表等があります▼III (式中、R_5は水素原子、炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、−R_4−CO_2Mまたは−R_4−SO
    _3Mを表し; R_6は水素原子、塩素原子、炭素原子数1ないし4の
    アルキル基または−SO_3Mを表し;R_7は水素原
    子、塩素原子または炭素原子数1ないし4のアルキル基
    を表し; R_8、R_9およびR_1_0は各々が互いに独立し
    て水素原子、塩素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
    ル基、フェニル基または−SO_3Mを表す。)により
    表される基を表し; Mは水素原子、Li、Na、K、1/2Ca、1/2M
    g、1/2Zn、1/2Co(II)、1/2Cu(II)
    、1/2Ni(II)、 1/3Cr(III)、1/3Fe(III)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_1、R_1_2、R_1_3およびR
    _1_4は各々互いに独立して水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、2−ヒドロキシエチル基、シ
    クロヘキシル基、フェニル基またはベンジル基を表す。 )を表す。〕により表される化合物の少なくとも一種を
    光安定剤として含有する水性インク組成物。
  2. (2)式 I 〔式中、a)R_1が水素原子、メチル基
    またはエチル基を表し;そしてR_2が SO_3Mを表すか;または b)R_1が−R_4−SO_3Mまたは −R_4−CO_2Mを表し; そしてR_2は、水素原子を表すかのどちらかであり; R_3は水素原子、塩素原子またはメチル基を表し; R_4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1
    ないし3のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互
    いに独立して式IIまたはIII(式中、R_5は水素原子
    、メチル基、エチル基、−R_4−CO_2Mまたは −R_4−SO_3Mを表し; R_6は水素原子または−SO_3Mを表し;R_7は
    水素原子、塩素原子またはメチル基を表し; R_8は水素原子を表し; R_9およびR_1_0は各々が互いに独立して水素原
    子、塩素原子、メチル基、エチル基または−SO_3M
    を表す。)により表される基を表し;Mは水素原子、L
    i、Na、K、 1/2Ni(II)または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し;そして R_1_1、R_1_2、R_1_3およびR_1_4
    は各々が互いに独立して水素原子、メチル基、エチル基
    またはヒドロキシエチル基を表す。〕により表される化
    合物の少なくとも一種を含有する請求項(1)記載の水
    性インク組成物。
  3. (3)式 I 〔式中、a)R_1が水素原子またはメチ
    ル基を表し; そしてR_2がSO_3Mを表すか;またはb)R_1
    は−R_4−SO_3Mまたは −R_4−CO_2Mを表し; そしてR_2は水素原子を表すかのどちらかであり; R_3は水素原子を表し; R_4は未置換のまたはOH−置換された炭素原子数1
    ないし3のアルキレン基を表し;XおよびYは各々が互
    いに独立して式IIまたはIII(式中、R_5はR_1と
    同じ意味を持ち;R_6はR_2と同じ意味を持ち; R_7は水素原子を表し; R_8は水素原子を表し; R_9は水素原子またはメチル基を表し; そしてR_1_0は水素原子、メチル基または−SO_
    3Mを表す。)により表される基を表し;Mは水素原子
    、Li、Na、K、 1/2Ni(II)または ▲数式、化学式、表等があります▼ を表し;そして R_1_1、R_1_2、R_1_3およびR_1_4
    は各々が互いに独立して水素原子、メチル基、エチル基
    またはヒドロキシエチル基を表す。〕により表される化
    合物の少なくとも一種を光安定剤として含有する水性イ
    ンク組成物。
  4. (4)式 I により表される化合物の少なくとも一種を
    0.01ないし20重量%含有する請求項(1)記載の
    水性インク組成物。
  5. (5)式 I により表される化合物の少なくとも一種を
    0.1ないし10重量%含有する請求項(1)記載の水
    性インク組成物。
  6. (6)水を少なくとも30重量%含有する請求項(1)
    記載の水性インク組成物。
  7. (7)インクジェット印刷のために請求項(1)記載の
    インク組成物を使用する方法。
  8. (8)請求項(1)で定義された式 I により表される
    化合物を水性インク組成物用の光安定剤として使用する
    方法。
  9. (9)式 I により表される化合物を少なくとも一種含
    有する記録材料。
  10. (10)インクジェット印刷工程に適当な請求項(9)
    記載の記録材料。
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