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JPH0372055A - 高耐食アモルファス合金 - Google Patents

高耐食アモルファス合金

Info

Publication number
JPH0372055A
JPH0372055A JP20882489A JP20882489A JPH0372055A JP H0372055 A JPH0372055 A JP H0372055A JP 20882489 A JP20882489 A JP 20882489A JP 20882489 A JP20882489 A JP 20882489A JP H0372055 A JPH0372055 A JP H0372055A
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JP
Japan
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atomic
alloy
amorphous alloy
total
highly corrosion
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Application number
JP20882489A
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English (en)
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JPH07103454B2 (ja
Inventor
Koji Hashimoto
功二 橋本
Kazuo Shimamura
和郎 嶋村
Asahi Kawashima
朝日 川嶋
Katsuhiko Asami
勝彦 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP1208824A priority Critical patent/JPH07103454B2/ja
Publication of JPH0372055A publication Critical patent/JPH0372055A/ja
Publication of JPH07103454B2 publication Critical patent/JPH07103454B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、濃塩酸のような過酷な腐食性環境における耐
食材料として好適な高耐食アモルファス合金に関するも
のである。
[従来の技術] 本発明者らは、先に沸騰濃硝酸あるいは更に酸化剤を含
むような過酷な腐食性環境で使用し得る高耐食アモルフ
ァス合金を見出し、下記の4つの発明からなる高耐食ア
モルファス合金を特願昭60−51036号として特許
出願した。
(1)  Taを15−80原子%含み残部は実質的に
Niよりなる高耐食アモルファス合金。
(2)  Taと、Ti、Zr、Nb、Wよりなる群か
ら選ばれる1 filまたは2 f!1以上の元素とを
含み、残部は実質的にNiよりなり、含有率はTaが1
0原子%以上、前記群から選ばれる1f!!または2f
!以上の元素がTaとの音量で15−80原子%である
高耐食アモルファス合金。
(3)  Taと、Feおよび/又はCoとを含み、残
部は実質的にNiよりなり、含有率はTaが15−80
原子%、Feおよび/又はcoが75原子%以下、Ni
が7原子%以上である高耐食アモルファス合金。
(4)  Taと、Ti、Zr%Nb%Wよりなる群か
ら選ばれる1 fffiまたは2種以上の元素とFeお
よび/又はCoとを含み、残部は実質的にNiよりなり
、含有率はTaとTi、Zr、Nb及びWよりなる群か
ら選ばれる1種または2種以上とが、含量で15−80
原子%であり、かつTaが10原子%以上であり、Fe
および/又はCOが75原子%以下でありNiが7原子
%以上である高耐食アモルファス合金。
更に、本発明者らは、沸騰濃塩酸のような過酷な腐食性
環境で使用し得る高耐食アモルファス合金を見出し、特
願昭60−172860号および特願昭60−1728
61号として特許出願した。
特願昭60−172860号は下記の16の発明からな
る。
(1)  Taを30−80原子%含み、残部は実質N
iよりなる高耐食アモルファス合金。
(2)  12原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が30−80原子%であり残部は実質的Niよりな
る高耐食アモルファス合金。
(3)  25原子%以上のTaを含み、Ti。
Zr1Crの群から選ばれる1種又は2 f1以上の元
素とTaとの合計が30−80原子%であり、残部は実
質的にNiよりなる高耐食アモルファス合金。
(4)  12原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が25原子%以上であり、Ti、Zr%Crの群か
ら選ばれる1種又は2種以上の元素とTa及びNbとの
合計が30−80原子%であって、残部は実質的にNi
からなる高耐食アモルファス合金。
(5)30−80原子%以上のTaと2原子%以上のN
iを含み、残部は実質的にFeおよびC。
のいずれか1種又は2 fitからなり、合計を100
原子%とする高耐食アモルファス合金。
(6)  12原子%以上のTaを含み、TaとNbと
の合計が30−80原子%以上であって、2原子%以上
のNiを含み、残部は実質的にFeおよびCOのいずれ
か1種又は2f!からなり合計を100原子%とする高
耐食アモルファス合金。
(7)  25原子%以上のTaを含み、Ti、Zr%
 Crの群から選ばれる1種又は2種以上の元素とTa
との合計が30−80原子%であって、2原子%以上の
Niを含み、残部は実質的にFeおよびCoの1種又は
2f!かうなり、合計を100原子%とする高耐食アモ
ルファス合金。
(8)  12原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が25原子%以上であって、Ti1Zr、Crの群
から選ばれる1 fffi又は2 ff1以上の元素と
TaおよびNbとの合計が30−80原子%であって、
更に2原子%以上のNiを含み、残部は実質的にFeお
よびCOのいずれか1f!又は2 flからなり、合計
を100JJX子%とする高耐食アモルファス合金。
(9)  20原子%以上80原子%未満のTaと7原
子%以下のPを含み、残部は実質的に20原子%以上の
Niよりなり、合計を100原子%とする高耐食アモル
ファス合金。
(10)  ?原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が20原子%以上80原子%未満であって、7原子
%以下のPを含み、残部は実質的に20原子%以上のN
iよりなり合計を100原子%とする高耐食アモルファ
ス合金。
(11)  15原子%以上のTaを含み、Tf、Zr
、Crの群から選ばれる1種又は2種以上の元素とTa
との合計が20原子%以上80原子%未満であり、7原
子%以下のPを含み、残部は実質的にNiよりなり合計
を100N子%とする高耐食アモルファス合金。
(12)  7原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が16原子%以上であって、Ti、Zr、Crの群
から選ばれる1種又は2種以上の元素とTaとNbとの
合計が20原子%以上8゜原子%未満であり、7原子%
以下のPを含み、残部は実質的にNiよりなり合計を1
00原子%とする高耐食アモルファス合金。
(13)  20原子%以上80原子%未満のTaと、
2原子%以上のNiと7原子%以下のPを含み、実質的
残部であるFeおよびCOの1 fl又は2f!とNi
との合計が20原子%以上であって、合計を100原子
%とする高耐食アモルファス合金。
(14)  7原子%以上のTaとNbとの合計が20
原子%以上80原子%未満であって、2原子%以上のN
iと7原子%以下のPを含み、実質的残部であるFeお
よびCoの1種又は2種とNiとの合計が20原子%以
上であり、合計を100原子%とする高耐食アモルファ
ス合金。
(15)  15原子%以上のTaを含み、Ti。
Zr%Crの群から選ばれる1種又は2種以上の元素と
Taとの合計が20原子%以上8“O原子%未満であっ
て、2原子%以上のNi、7原子%以下のPを含み、実
質的残部であるFeおよびCOの1 lfA又は2種と
Niとの合計が20原子%以上であり、合計を100原
子%とする高耐食アモルファス合金。
(16)  7原子%以上のTaを含み、TaとNbの
合計が16原子%以上であって、TilZr%Crの群
から選ばれる1種又は2種以上の元素とTaとNbとの
合計が20原子%以上80原子%未満であり、更に2原
子%以上のNiと7原子%以下のPを含み、実質的残部
であるFeおよびCOの1f!又は2種とNiとの合計
が20原子%以上で、合計を100原子%とする高耐食
アモルファス合金。
また特願昭60−172861号は下記の16の発明か
らなる。
(1)  20−50原子%のTaと10−23原子%
のPを含み残部は実質的にNiよりなる高耐食アモルフ
ァス合金。
(2) 7原子%以上のTaを含み、TaとNbの合計
が20−50原子%であって、10−23原子%のPを
含み残部は実質的にNLよりなる高耐食アモルファス合
金。
(3)  15原子%以上のTaを含み、Ti。
ZrおよびCrの群から選ばれる1種又は2種以上の元
素とTaとの合計が20−50原子%であって、10−
23原子%のPを含み残部は実質的にNiよりなる高耐
食アモルファス合金。
(4) 8原子%以上のTaを含み、TaとNbの合計
が16原子%以上であって、Ti、ZrおよびCrの群
から選ばれる1種または2種以上の元素とTaおよびN
bとの合計が20−50原子%であり、10−23原子
%のPを含み残部は実質的にNiからなる高耐食アモル
ファス合金。
(5)  20−50原子%のTaと10−23原子%
のPと2原子%以上のNiを含み、実質的残部としてF
eおよびCoの1種または2f!!からなり、合計を1
00原子%とする高耐食アモルファス合金。
(6) 7原子%以上のTaを含み、TaとNbとの合
計が20−50原子%であって、10−23原子%のP
と2原子%以上のNiを含み、実質的残部としてFeお
よびCoの1種または2種からなり、合計を100原子
%とする高耐食アモルファス合金。
(7)  15原子%以上のTaを含み、Ti。
ZrおよびC「の群から選ばれる1種または2f!以上
の元素とTaとの合計が20−50原子%であって、1
0−23原子%のPと2原子%以上のNiを含み、実質
的残部としてFeおよびCOの1種または2種からなり
、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
(8) 8原子%以上のTaを含み、TaとNbの合計
が16原子%以上であって、Ti%ZrおよびCrの群
から選ばれる1 fffiまたは2種以上の元素とTa
およびNbとの合計が20−50原子%であり、10−
23原子%のPと2原子%以上のNiを含み、実質的残
部としてFeおよびCOの1種または2種からなり、合
計を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
(9)  20−50原子%のTaと0.05原子%以
上のPを含み、B、SiおよびCの群から選ばれる1種
または2種以上とPとの合計が10−23原子%であっ
て、残部は実質的にNiよりなる高耐食アモルファス合
金。
(10)  7原子%以上のTaと0.05原子%以上
のPを含み、TaとNbの合計が20−50原子%であ
って、かつ、B、SiおよびCの群から選ばれる1種ま
たは2種以上とPとの合計が10−23原子%であって
、残部は実質的にNfよりなる高耐食アモルファス合金
(11)  15原子%以上のTaと0.05原子%以
上のPを含み、Ti%ZrおよびCrの群から選ばれる
1種または2 fff1以上の元素とTaとの合計が2
O−50i子%であって、かつ、B15tおよびCの群
から選ばれる1種または2種以上とPとの合計が10−
23原子%であって、残部は実質的にNiからなる高耐
食アモルファス合金。
(12)  8原子%以上のTaと0.05原子%以上
のPを含み、TaとNbとの合計が16原子%以上であ
り、またTi%ZrおよびCrの群から選ばれる1種ま
たは2種以上の元素とTa、Nbとの合計が20−50
原子%であって、かつ、B、StおよびCの群から選ば
れる1種または2種以上とPとの合計が1O−23yX
子%であって、残部は実質的にNiからなる高耐食アモ
ルファス合金。
(13)  20−50原子%のTa50.05原子%
以上のP及び2原子%以上のNiを含み、B、Siおよ
びCの群から選ばれる1種または2種以上の元素とPと
の合計が10−23原子%であって実質的残部としてF
eおよびCoの1 fiまたは2f!からなり、合計を
100原子%とする高耐食アモルファス合金。
(14)  ?原子%以上のTa、0.05原子%以上
のPおよび2原子%以上のNiを含み、TaとNbとの
合計が20−50原子%であって、かつ、8%Siおよ
びCの群から選ばれる1 fitまたは2 fi1以上
の元素とPとの合計が10−23原子%であって、実質
的残部としてFeおよびCOの1 fflまたは2f!
!からなり、合計を100原子%とする高耐食アモルフ
ァス合金。
(15)  15原子%以上のTa、0.05原子%以
上のPおよび2原子%以上のNiを含み、Ti%2「お
よびCrの群から選ばれる1種または2種以上の元素と
Taとの合計が20−50原子%であって、かつ、B、
StおよびCの群から選ばれる1種または2 ffi以
上の元素とPとの合計が10−23原子%であって、実
質的残部としてFeおよびCOの1種または2種からな
り、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合金
(16)  8原子%以上のTa、0.05原子%以上
のPおよび2原子%以上のNiを含み、TaとNbの合
計が16原子%以上であって、Ti、ZrおよびCrの
群から選ばれる1種または2f、!以上の元素とTa、
Nbとの合計が20−50原子%であって、かつ、8%
SiおよびCの群から選ばれる1 fffiまたは2種
以上とPとの合計が10−23原子%であり、実質的残
部としてFeおよびCOの1 fffiまたは2種から
なり、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合
金。
更に、本発明者らは、上記の合金以外にも、濃塩酸のよ
うな酸化力じ乏しく過酷な腐食性酸中でも安定な保護被
膜を形成する高耐食性を備えたアモルファス合金が得ら
れることを見出し、特願昭61−225677号として
下記の合金を出願した。
Ta及びNbのいずれか1種あるいは2種とTi及びN
iを含み、実質的残部としてCuよりなる合金であって
、5原子%以上のTaあるいは15原子%以上のNbの
いずれかを含みTa及びNbのいずれか1種又は2種と
Tiとの合計で30−62.5f!子%とし、Ta及び
Nbのいずれか1種又は2種の−0,6倍ないし4倍の
Niと、Tiの0.6倍ないし4倍のCuがらなり全体
を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
[発明が解決しようとする課題] 濃塩酸は酸化力が乏しくかつ穏やかな環境では金属材料
を保護する不働態皮膜を容易に破壊するため特に腐食性
が激しく、安全に使用し得る金属材料がない。したがっ
て、通常の金属材料の使用がきわめて困難なこのような
腐食性環境において、使用に耐える新しい金属材料の出
現が切望されてきた。
本発明の目的は、濃塩酸のように非酸化性で金属を不働
態化しにくく、かつ極めて過酷な腐食性を備えた環境に
耐える合金を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 請求項(1)の高耐食アモルファス合金は、Zr及び/
又はNbを30〜70原子%含み、残部は実質的にNi
からなる合金であって、スパッタ法により作製されたこ
とを特徴とする請求項(2)の高耐食アモルファス合金
は、Zr及び/又はNbを20原子%以上含み、Ti、
W及び10原子%未満のTaよりなる群から選ばれる1
種又は2種以上を、Zr及び/又はNbとの合計で30
〜70原子%含み、残部は実質的にNiからなる合金で
あって、スパッタ法により作製されたことを特徴とする
通常、合金は固体状態では結晶化しているが合金組成を
限定して溶融状態から超急冷凝固させるなど、固体形成
の過程で原子配列に長周期的規則性を形成させない方法
を適用すると、結晶構造を持たず、液体に類似したアモ
ルファス構造が得られ、このような合金をアモルファス
合金という。
アモルファス合金は、多くは過飽和固溶体の均一な単相
合金であって、従来の実用金属に比べて著しく高い強度
を保有し、かつ組成に応じて異常に高い耐食性をはじめ
種々の特性を示す0本発明者らは、このようなアモルフ
ァス合金の特性を活用する研究を行なった結果、沸騰濃
硝酸あるいは更に酸化剤を含むような過酷な腐食性環境
で使用し得る高耐食アモルファス合金を見出し、特願昭
60−51036号として特許出願し、更に、沸騰濃塩
酸のような過酷な腐食性環境で使用し得る高耐食アモル
ファス合金を見出し、特願昭60−172860号及び
特願昭60−172861号及び特願昭61−2256
77号として特許出願した。前述のように、濃塩酸は非
酸化性で特に腐食性が激しく、合金自体が安定な不働態
皮膜を形成する能力を持たないと耐食性は得られない。
本発明者らは、アモルファス合金の種々の特性を検討し
ながら更に研究を行なった結果、前記特願昭60−51
036号、60−172860号、60−172861
号及び61−225677号に記載の合金以外に、液体
急冷法で作製した場合には十分な耐食性が得られないが
、スパッタ法を適用して作製することによって、濃塩酸
のような酸化力に乏しく過酷な腐食性酸中でも安定な保
護皮膜を形成する、高耐食性を備えたアモルファス合金
が得られることを見出し、本発明を達成した。
本発明は、特許請求の範囲に示す発明からなるものであ
るが、次の第1表に本発明の構成元素及び含有率を示す
第1表 本発明合金の組成(原子%) 中1 *2 中3 中4 Zr及びNbのいずれか1種又は2種 Ti、W、Taのうち少なくとも12!、但しTaは1
0原子%未満 実質的にNi Zr及びNbのいずれか1 fffi又は2 flの群
とTi、W及び10原子%未満のTaのうち少なくとも
1 fiの群との合計 [作用] 上記組成の合金をスパッタデポジションさせる方法によ
って得られるアモルファス合金は、上記第1表の各元素
が均一に固溶した単相合金である。そのため、本発明の
アモルファス合金には、極めて均一で高耐食性を保証す
る保護皮膜が形成される。
酸化力の乏しい濃塩酸溶液中で金属材料は容易に溶解す
るため、このような環境で金属材料を使用するためには
、安定な保護皮膜を形成する能力を金属材料に付与する
必要がある。これは、有効元素を必要量含む合金を作る
ことによって実現される。しかし、結晶質金属の場合、
多種多量の合金元素を添加すると、しばしば化学的性質
の異なる多相構造となり、所定の耐食性が実現し得ない
ことがある。また、化学的不均一性の発生はむしろ耐食
性に有害である。
これに対し、本発明のアモルファス合金は均一固溶体で
あり、更に、本発明のアモルファス合金は、安定な保護
皮膜を形成させ得る所要量の有効元素を均一に含むもの
であるため、このようなアモルファス合金には、均一な
保護皮膜が生じ、十分に高い耐食性を発揮する。
ところで、本発明の合金のように高融点金属を含む合金
では、該高融点金属の化合物が特に高融点であるため、
溶融急冷法によってアモルファス合金を作製する際に、
しばしば完全に熔融せず、液体急冷法で作製したアモル
ファス合金には、X線回折では検出し得ないような微細
粒として高融点金属化合物が含まれることがある。これ
は、液体急冷法で作製したアモルファスNi−Zr合金
などが塩酸のような激しい腐食性環境で侵され易い原因
となっている。
これに対し、原子状の粒子を集めてアモルファス合金を
作製するスパッタ法では、スパッタの際にターゲットに
存在する高融点金属化合物をも破壊するために、理想的
に均一なアモルファス合金が生じ、Ni−Zrを主体と
するアモルファス合金でも塩酸中で自己不働態化して侵
され難くなり、またNi−Nbを主体とする合金の場合
にも、液体急冷法で作られる合金より更に耐食性の高い
合金が得られるのである。
酸化力の弱い高温の濃塩酸に耐える金属材料が備えるべ
き条件は、非酸化性環境で安定な保護皮膜を形成し得る
高い保護皮膜形成能力を持つと共に、安定な保護被膜を
均一に形成し得る均一性を材料が備えていることである
。これは本発明の組成の合金をスパッタ法で作製するこ
とにより実現され、また合金がスパッタにより作製され
てアモルファス構造を有することは、複雑な組成の合金
を単相固溶体として作成することを可能にし、均一な保
護皮膜形成を保証するものであるスパッタ法はアモルフ
ァス合金を作る一つの方法であって、一般に、作製しよ
うとするアモルファス合金と平均組成が等しいが、単相
ではない複数の結晶相からなるターゲットを焼結や溶融
によって作製して用いたり、作製しようとするアモルフ
ァス合金の主成分からなる金属板に合金化しようとする
元素を載せたり埋め込んだりして得られるターゲットを
用いたりするなどして、容易に所望のアモルファス合金
を製造することができる。
従って、例えば、Ni板にZr及びNbの何れかあるい
はこの両者を載せたり埋め込んだりしたターゲットを用
いるスパッタ法によって、高耐食性を備えた本発明のア
モルファスNi−Zr。
Ni−Nb又はNi−Zr−Nb合金を得ることカテキ
る。この場合、生成するアモルファス合金に場所による
不均一性の発生を避けるために、例えば、第1図に示す
如く、スパッタ装置チャンバ4内で複数のサブストレイ
ト2をチャンバの中心軸の回りに公転させると共に(図
中、1はサブストレイトの公転軸である。)、サブスト
レイト2自体も自転させることが望ましい。図中、3は
ターゲットである。
このような方法により、生成するアモルファス合金中の
合金元素の濃度を自由に変えることもできる。更に、N
iにZrやNbと共に、Ti、WやTaを埋め込んだり
載せたりしたターゲットを用いるなど、様々なターゲッ
トと方法を組合せることによって、Ni−Zr、Ni−
Nb、Ni −Zr−Nb、  Ni−Zr−Ti、 
 Ni−Zr  −W、  Ni−Nb−Ti、  N
1−Nb−W、  Ni  −Zr−Nb−Ti、  
Ni−Zr−Nb  −W、  Ni−Zr−Nb−T
i  −W、  Ni−Zr−Ta。
N  1−Nb−Ta、  N  1−Zr−Nb−T
a。
Ni−Zr−Nb−Ti−Ta、  Ni−Zr  −
W−Ta、  Ni−Zr−Ti  −W−Ta、  
Ni  −Nb−Ti−Ta、  Ni−Nb  −W
−Ta、  Ni−Nb−Ti  −W−Ta、  N
i−Zr−Nb  −Ti−W−Ta等の高耐食アモル
ファス合金が得られる。2つのターゲットを用いる方法
においては、特にサブストレイトの公転と自転が、均一
なアモルファス合金を作成するために必要である。
前述の如く、スパッタ法で作成した本発明の組成の合金
は前記各元素が均一に固有した単相のアモルファス合金
である。均一固溶体である本発明のアモルファス合金に
は、極めて均一で高耐食性を保証する保護被膜が形成さ
れる。
即ち、酸化力の弱い高温の濃塩酸に耐える金属料が備え
るべき条件は、前述の如く、非酸化性環境で安定な保護
被膜が材料に均一に生じる高い保護被膜形成能力を持つ
ことである。これは本発明の合金組成で実現され、また
合金がアモルファス構造を有することは、複雑な組成の
合金を単相固溶体として作成することを可能にし、均一
な保護被膜形成を保証するものである。
次に、本発明における各成分組成を限定する理由を述べ
る。
Zr、Nb、Ti、W、Taはいずれも非酸化性の酸中
で保護被膜を形成して耐食性を担う元素であり、これら
の元素を30〜70原子%含むNi基合金は、スパッタ
法で容易にアモルファス構造になる。従って、本発明の
請求項(1)においては、Zr及び/又はNbを30〜
70原子%含む必要があり、また本発明の請求項(2)
においては、Zr及び/又はNbとTi、W、Taの少
なくとも1種との合計を30〜70原子%含む必要があ
る。この場合、Zr及び/又はNbの全量をTi、W、
Taで置換すると十分な耐食性が得られないため、本発
明の請求項(2)においてZr及び/又はNbを20原
子%以上含む必要がある。ところで、Ni、Taを主成
分とするアモルファス合金は本来高耐食性であるが、本
発明の請求項(2)においてTaは10原子%未満とす
る。Niは、本発明の合金の実質的残部をなすが、Ti
、Zr、Nb、Ta、W等の高融点金属と合金を形成し
アモルファス化するための元素であって、本発明におい
てはアモルファス化のためにNiは30原子%以上含む
必要がある。
[実施例] 以下、具体的な実施例について説明する。
実施例1 直径100mm、厚さ6mmのNi円板上の中心から半
径29mmの円周上に、直径20mm。
厚さ1mmのZr円板を4個及び6個載せたものをそれ
ぞれターゲットとし、第1図に示した装置を用い、Ar
を5mfL/minの速度で流しながら2X10−’T
orrの真空に保ち、自転ならびに公転している304
ステンレス鋼及びガラスのサブストレイト2に各々スパ
ッタデポジションを行った。X線回折の結果、生じた合
金はアモルファスであることが確認され、またX線マイ
クロアナライザーを用いた分析によってその組成はNi
−37,3原子%Zr及びNi−67,5原子%Zr合
金であることが明らかになった。
これらの合金は30℃のINのHCj2中で自己不働態
化しており、極めて高い耐食性を示した。
これに対し、スパッタ法に用いたNiとZrを原料とし
て、アルゴンアーク溶解法によってNi−Zr母合金を
作製し、この母合金から液体急冷法によって作製したア
モルファスNi−64原子%Zr合金は、30℃のIN
のHCJZ中で活性溶解し、孔食を受けた。
この結果から、スパッタ法で作製した本発明の合金が、
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食性アモルファス
合金であることが判明した。
実施例2 直径foomm、厚さ8mmのNi円板上の中心から半
径29mmの円周上に、直径20 mm。
厚さ1mmのNb円板を4個載せたものをターゲットと
し、第1図に示した装置を用い、Arを5ml/min
の速度で流しながら2×10″′4Torrの真空じ保
ち、自転ならびに公転している304ステンレス鋼及び
ガラスのサブストレイト2にスパッタデポジションを行
った。X線回折の結果、生じた合金はアモルファスであ
ることが確認され、またX線マイクロアナライザーを用
いた分析によってその組成はNi−34原子%Nb合金
であることが明らかになった。
これらの合金は30℃の6N  HCf中で自己不働態
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
 (SCE)における不働態保持電流密度は、0.15
A/lT1″であった。
一方、スパッタ法に用いたNiとNbを原料として、ア
ルゴンアーク溶解法によってNi−Nb母合金を作製し
、この母合金から液体急冷法によって作製したアモルフ
ァスNi−35原子%Nb合金について調べた結果、こ
の合金は30℃の6NのHCl1中で自己不働態化して
いるが、0.5V (SCE)における不働態保持電流
密度はI A / c rdであった。
この結果から、スパッタ法で作製した本発明の合金が、
液体急冷法で作製した対応するアモルファス合金より、
著しく高い耐食性を備えている高耐食アモルファス合金
であることが判明した。
実施例3 直径100mm、厚さ6mmのNi円板上の中心から半
径29mmの円周上に、Zrと共にNb、Ti、Wの3
種の内の1種以上を等間隔で載せた種々のターゲットを
用意し、第1図に示す装置を用い、Arを5mu/mi
nの速度で流しなから2X10−’Torrの真空に保
ち、自転ならびに公転している304ステンレス鋼及び
ガラスのサブストレイトにスパッタデポジションを行っ
た。X線回折の結果、生じた合金No、3−1〜3−1
2はいずれもアモルファスであることが確認された。X
線マイクロアナライザーを用いた分析によってその組成
を解析した。得られた合金No、3−1〜3−12の組
成を第2表に示す。
第2表 これらの合金は30℃のINのHCjZ中で自己不働態
化しており、極めて高い耐食性を示した。
これに対し、スパッタ法に用いたNiとZr。
Ti、Wを原料として、アルゴンアーク溶解法によって
種々の母合金を作成し、この母合金から液体急冷法によ
って各々、第2表に示す組成となるように作製したアモ
ルファス合金は、いずれも30℃のINのHCf中で活
性溶解し、孔食を受けた。
この結果から、スパッタ法で作製した本発明の合金が、
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
実施例4 直径100mm、厚さ6mmのNi円板上の中心から半
径29mmの円周上に、Zr、Ti。
Wの3種の金属の内1 f1以上を等間隔で載せた種々
のターゲットを用意し、第1図に示した装置を用い、A
rを5mi/minの速度で流しながら2xlO−’T
orrの真空に保ち、自転ならびに公転している304
ステンレス鋼及びガラスのサブストレイトにスパッタデ
ポジションを行った。
X線回折の結果、生じた合金No、4−1〜4−5はい
ずれもアモルファスであることが確認された。X線マイ
クロアナライザーを用いた分析によってその組成を解析
した。得られた合金No。
4−1〜4−5の組成を第3表に示す。
第3表 これらの合金は30℃の6NのHCl2中で自己不働態
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
 (SCE)における不働態保持電流密度は0.2A/
m’以下であった。
一方、スパッタ法に用いた金属を原料として、アルゴン
アーク溶解法によって種々の母合金を作成し、この母合
金から液体急冷法によって各々、第3表に示す組成とな
るように作製したアモルファス合金は、いずれも30℃
の6N  HCJ2中で自己不働態化しているが、0.
5V (SCE)における不働態保持電流密度は1.5
A/crn”以上であった。
この結果から、スパッタ法で作製した本発明の合金が、
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
実施例5 直径100mm、厚さ6mmのNi円板上の中心から半
径29mmの円周上に、W、Ti。
Taの金属の内の2f!!以上とZr及び/又はNbと
を組み合せて等間隔で載せた種々のターゲットを用意し
、第1図に示した装置を用い、Arを5 m 12 /
 m i nの速度で流しなから2X10−’Torr
の真空に保ち、自転ならびに公転している304ステン
レス鋼及びガラスのサブストレイトにスパッタデポジシ
ョンを行った。X線回折の結果、生じた合金No、5−
1〜5−6はいずれもアモルファスであることが確認さ
れた。X線マイクロアナライザーを用いた分析によって
その組成を解析した。得られた合金No、5−1〜5−
6の組成を第4表に示す。
第4表 これら合金は30℃の12NのHCfL中で自己不働態
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
 (SCE)における不働態保持N流密度はIA/n1
!以下であった。
一方、スパッタ法に用いた金属を原料として、アルゴン
アーク溶解法によって種々の母合金を作製し、この母合
金から液体急冷法によって、各々、第4表に示す組成と
なるように作製したアモルファス合金は、いずれも30
℃の12NのHCfL中で自己不働態化しているが、0
.5V(SCE)における不働態保持電流密度は1.5
A / c rn”以上であった。
この結果から、スパッタ法で作製した本発明の合金が、
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
[発明の効果コ 以上詳述した通り、本発明のアモルファス合金は、スパ
ッタ法で容易に作製されるZr或はNbを必須元素とし
て含むアモルファスNi−耐熱金属合金であって、酸化
力の乏しい塩酸のような激しい腐食性環境においても安
定な保護被膜を形成して自己不働態化する高耐食アモル
ファス合金である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアモルファス合金の作製に好適なス
パッタ装置の一例を示す概略図である。 1・・・サブストレイトの公転軸、 2・・・自申云するサブストレイト、 3・・・ターゲット、  4・・・チャンバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Zr及び/又はNbを30〜70原子%含み、残
    部は実質的にNiからなる合金であって、スパッタ法に
    より作製されたことを特徴とする高耐食アモルファス合
    金。
  2. (2)Zr及び/又はNbを20原子%以上含み、Ti
    ,W及び10原子%未満のTaよりなる群から選ばれる
    1種又は2種以上を、Zr及び/又はNbとの合計で3
    0〜70原子%含み、残部は実質的にNiからなる合金
    であって、スパッタ法により作製されたことを特徴とす
    る高耐食アモルファス合金。
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