JPH0372055A - 高耐食アモルファス合金 - Google Patents
高耐食アモルファス合金Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
食材料として好適な高耐食アモルファス合金に関するも
のである。
むような過酷な腐食性環境で使用し得る高耐食アモルフ
ァス合金を見出し、下記の4つの発明からなる高耐食ア
モルファス合金を特願昭60−51036号として特許
出願した。
Niよりなる高耐食アモルファス合金。
ら選ばれる1 filまたは2 f!1以上の元素とを
含み、残部は実質的にNiよりなり、含有率はTaが1
0原子%以上、前記群から選ばれる1f!!または2f
!以上の元素がTaとの音量で15−80原子%である
高耐食アモルファス合金。
部は実質的にNiよりなり、含有率はTaが15−80
原子%、Feおよび/又はcoが75原子%以下、Ni
が7原子%以上である高耐食アモルファス合金。
ら選ばれる1 fffiまたは2種以上の元素とFeお
よび/又はCoとを含み、残部は実質的にNiよりなり
、含有率はTaとTi、Zr、Nb及びWよりなる群か
ら選ばれる1種または2種以上とが、含量で15−80
原子%であり、かつTaが10原子%以上であり、Fe
および/又はCOが75原子%以下でありNiが7原子
%以上である高耐食アモルファス合金。
環境で使用し得る高耐食アモルファス合金を見出し、特
願昭60−172860号および特願昭60−1728
61号として特許出願した。
る。
iよりなる高耐食アモルファス合金。
合計が30−80原子%であり残部は実質的Niよりな
る高耐食アモルファス合金。
素とTaとの合計が30−80原子%であり、残部は実
質的にNiよりなる高耐食アモルファス合金。
合計が25原子%以上であり、Ti、Zr%Crの群か
ら選ばれる1種又は2種以上の元素とTa及びNbとの
合計が30−80原子%であって、残部は実質的にNi
からなる高耐食アモルファス合金。
iを含み、残部は実質的にFeおよびC。
原子%とする高耐食アモルファス合金。
の合計が30−80原子%以上であって、2原子%以上
のNiを含み、残部は実質的にFeおよびCOのいずれ
か1種又は2f!からなり合計を100原子%とする高
耐食アモルファス合金。
Crの群から選ばれる1種又は2種以上の元素とTa
との合計が30−80原子%であって、2原子%以上の
Niを含み、残部は実質的にFeおよびCoの1種又は
2f!かうなり、合計を100原子%とする高耐食アモ
ルファス合金。
合計が25原子%以上であって、Ti1Zr、Crの群
から選ばれる1 fffi又は2 ff1以上の元素と
TaおよびNbとの合計が30−80原子%であって、
更に2原子%以上のNiを含み、残部は実質的にFeお
よびCOのいずれか1f!又は2 flからなり、合計
を100JJX子%とする高耐食アモルファス合金。
子%以下のPを含み、残部は実質的に20原子%以上の
Niよりなり、合計を100原子%とする高耐食アモル
ファス合金。
合計が20原子%以上80原子%未満であって、7原子
%以下のPを含み、残部は実質的に20原子%以上のN
iよりなり合計を100原子%とする高耐食アモルファ
ス合金。
、Crの群から選ばれる1種又は2種以上の元素とTa
との合計が20原子%以上80原子%未満であり、7原
子%以下のPを含み、残部は実質的にNiよりなり合計
を100N子%とする高耐食アモルファス合金。
合計が16原子%以上であって、Ti、Zr、Crの群
から選ばれる1種又は2種以上の元素とTaとNbとの
合計が20原子%以上8゜原子%未満であり、7原子%
以下のPを含み、残部は実質的にNiよりなり合計を1
00原子%とする高耐食アモルファス合金。
2原子%以上のNiと7原子%以下のPを含み、実質的
残部であるFeおよびCOの1 fl又は2f!とNi
との合計が20原子%以上であって、合計を100原子
%とする高耐食アモルファス合金。
原子%以上80原子%未満であって、2原子%以上のN
iと7原子%以下のPを含み、実質的残部であるFeお
よびCoの1種又は2種とNiとの合計が20原子%以
上であり、合計を100原子%とする高耐食アモルファ
ス合金。
Taとの合計が20原子%以上8“O原子%未満であっ
て、2原子%以上のNi、7原子%以下のPを含み、実
質的残部であるFeおよびCOの1 lfA又は2種と
Niとの合計が20原子%以上であり、合計を100原
子%とする高耐食アモルファス合金。
合計が16原子%以上であって、TilZr%Crの群
から選ばれる1種又は2種以上の元素とTaとNbとの
合計が20原子%以上80原子%未満であり、更に2原
子%以上のNiと7原子%以下のPを含み、実質的残部
であるFeおよびCOの1f!又は2種とNiとの合計
が20原子%以上で、合計を100原子%とする高耐食
アモルファス合金。
らなる。
のPを含み残部は実質的にNiよりなる高耐食アモルフ
ァス合金。
が20−50原子%であって、10−23原子%のPを
含み残部は実質的にNLよりなる高耐食アモルファス合
金。
素とTaとの合計が20−50原子%であって、10−
23原子%のPを含み残部は実質的にNiよりなる高耐
食アモルファス合金。
が16原子%以上であって、Ti、ZrおよびCrの群
から選ばれる1種または2種以上の元素とTaおよびN
bとの合計が20−50原子%であり、10−23原子
%のPを含み残部は実質的にNiからなる高耐食アモル
ファス合金。
のPと2原子%以上のNiを含み、実質的残部としてF
eおよびCoの1種または2f!!からなり、合計を1
00原子%とする高耐食アモルファス合金。
計が20−50原子%であって、10−23原子%のP
と2原子%以上のNiを含み、実質的残部としてFeお
よびCoの1種または2種からなり、合計を100原子
%とする高耐食アモルファス合金。
の元素とTaとの合計が20−50原子%であって、1
0−23原子%のPと2原子%以上のNiを含み、実質
的残部としてFeおよびCOの1種または2種からなり
、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
が16原子%以上であって、Ti%ZrおよびCrの群
から選ばれる1 fffiまたは2種以上の元素とTa
およびNbとの合計が20−50原子%であり、10−
23原子%のPと2原子%以上のNiを含み、実質的残
部としてFeおよびCOの1種または2種からなり、合
計を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
上のPを含み、B、SiおよびCの群から選ばれる1種
または2種以上とPとの合計が10−23原子%であっ
て、残部は実質的にNiよりなる高耐食アモルファス合
金。
のPを含み、TaとNbの合計が20−50原子%であ
って、かつ、B、SiおよびCの群から選ばれる1種ま
たは2種以上とPとの合計が10−23原子%であって
、残部は実質的にNfよりなる高耐食アモルファス合金
。
上のPを含み、Ti%ZrおよびCrの群から選ばれる
1種または2 fff1以上の元素とTaとの合計が2
O−50i子%であって、かつ、B15tおよびCの群
から選ばれる1種または2種以上とPとの合計が10−
23原子%であって、残部は実質的にNiからなる高耐
食アモルファス合金。
のPを含み、TaとNbとの合計が16原子%以上であ
り、またTi%ZrおよびCrの群から選ばれる1種ま
たは2種以上の元素とTa、Nbとの合計が20−50
原子%であって、かつ、B、StおよびCの群から選ば
れる1種または2種以上とPとの合計が1O−23yX
子%であって、残部は実質的にNiからなる高耐食アモ
ルファス合金。
以上のP及び2原子%以上のNiを含み、B、Siおよ
びCの群から選ばれる1種または2種以上の元素とPと
の合計が10−23原子%であって実質的残部としてF
eおよびCoの1 fiまたは2f!からなり、合計を
100原子%とする高耐食アモルファス合金。
のPおよび2原子%以上のNiを含み、TaとNbとの
合計が20−50原子%であって、かつ、8%Siおよ
びCの群から選ばれる1 fitまたは2 fi1以上
の元素とPとの合計が10−23原子%であって、実質
的残部としてFeおよびCOの1 fflまたは2f!
!からなり、合計を100原子%とする高耐食アモルフ
ァス合金。
上のPおよび2原子%以上のNiを含み、Ti%2「お
よびCrの群から選ばれる1種または2種以上の元素と
Taとの合計が20−50原子%であって、かつ、B、
StおよびCの群から選ばれる1種または2 ffi以
上の元素とPとの合計が10−23原子%であって、実
質的残部としてFeおよびCOの1種または2種からな
り、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合金
。
のPおよび2原子%以上のNiを含み、TaとNbの合
計が16原子%以上であって、Ti、ZrおよびCrの
群から選ばれる1種または2f、!以上の元素とTa、
Nbとの合計が20−50原子%であって、かつ、8%
SiおよびCの群から選ばれる1 fffiまたは2種
以上とPとの合計が10−23原子%であり、実質的残
部としてFeおよびCOの1 fffiまたは2種から
なり、合計を100原子%とする高耐食アモルファス合
金。
うな酸化力じ乏しく過酷な腐食性酸中でも安定な保護被
膜を形成する高耐食性を備えたアモルファス合金が得ら
れることを見出し、特願昭61−225677号として
下記の合金を出願した。
iを含み、実質的残部としてCuよりなる合金であって
、5原子%以上のTaあるいは15原子%以上のNbの
いずれかを含みTa及びNbのいずれか1種又は2種と
Tiとの合計で30−62.5f!子%とし、Ta及び
Nbのいずれか1種又は2種の−0,6倍ないし4倍の
Niと、Tiの0.6倍ないし4倍のCuがらなり全体
を100原子%とする高耐食アモルファス合金。
を保護する不働態皮膜を容易に破壊するため特に腐食性
が激しく、安全に使用し得る金属材料がない。したがっ
て、通常の金属材料の使用がきわめて困難なこのような
腐食性環境において、使用に耐える新しい金属材料の出
現が切望されてきた。
態化しにくく、かつ極めて過酷な腐食性を備えた環境に
耐える合金を提供することにある。
又はNbを30〜70原子%含み、残部は実質的にNi
からなる合金であって、スパッタ法により作製されたこ
とを特徴とする請求項(2)の高耐食アモルファス合金
は、Zr及び/又はNbを20原子%以上含み、Ti、
W及び10原子%未満のTaよりなる群から選ばれる1
種又は2種以上を、Zr及び/又はNbとの合計で30
〜70原子%含み、残部は実質的にNiからなる合金で
あって、スパッタ法により作製されたことを特徴とする
。
限定して溶融状態から超急冷凝固させるなど、固体形成
の過程で原子配列に長周期的規則性を形成させない方法
を適用すると、結晶構造を持たず、液体に類似したアモ
ルファス構造が得られ、このような合金をアモルファス
合金という。
合金であって、従来の実用金属に比べて著しく高い強度
を保有し、かつ組成に応じて異常に高い耐食性をはじめ
種々の特性を示す0本発明者らは、このようなアモルフ
ァス合金の特性を活用する研究を行なった結果、沸騰濃
硝酸あるいは更に酸化剤を含むような過酷な腐食性環境
で使用し得る高耐食アモルファス合金を見出し、特願昭
60−51036号として特許出願し、更に、沸騰濃塩
酸のような過酷な腐食性環境で使用し得る高耐食アモル
ファス合金を見出し、特願昭60−172860号及び
特願昭60−172861号及び特願昭61−2256
77号として特許出願した。前述のように、濃塩酸は非
酸化性で特に腐食性が激しく、合金自体が安定な不働態
皮膜を形成する能力を持たないと耐食性は得られない。
ながら更に研究を行なった結果、前記特願昭60−51
036号、60−172860号、60−172861
号及び61−225677号に記載の合金以外に、液体
急冷法で作製した場合には十分な耐食性が得られないが
、スパッタ法を適用して作製することによって、濃塩酸
のような酸化力に乏しく過酷な腐食性酸中でも安定な保
護皮膜を形成する、高耐食性を備えたアモルファス合金
が得られることを見出し、本発明を達成した。
るが、次の第1表に本発明の構成元素及び含有率を示す
。
0原子%未満 実質的にNi Zr及びNbのいずれか1 fffi又は2 flの群
とTi、W及び10原子%未満のTaのうち少なくとも
1 fiの群との合計 [作用] 上記組成の合金をスパッタデポジションさせる方法によ
って得られるアモルファス合金は、上記第1表の各元素
が均一に固溶した単相合金である。そのため、本発明の
アモルファス合金には、極めて均一で高耐食性を保証す
る保護皮膜が形成される。
るため、このような環境で金属材料を使用するためには
、安定な保護皮膜を形成する能力を金属材料に付与する
必要がある。これは、有効元素を必要量含む合金を作る
ことによって実現される。しかし、結晶質金属の場合、
多種多量の合金元素を添加すると、しばしば化学的性質
の異なる多相構造となり、所定の耐食性が実現し得ない
ことがある。また、化学的不均一性の発生はむしろ耐食
性に有害である。
あり、更に、本発明のアモルファス合金は、安定な保護
皮膜を形成させ得る所要量の有効元素を均一に含むもの
であるため、このようなアモルファス合金には、均一な
保護皮膜が生じ、十分に高い耐食性を発揮する。
では、該高融点金属の化合物が特に高融点であるため、
溶融急冷法によってアモルファス合金を作製する際に、
しばしば完全に熔融せず、液体急冷法で作製したアモル
ファス合金には、X線回折では検出し得ないような微細
粒として高融点金属化合物が含まれることがある。これ
は、液体急冷法で作製したアモルファスNi−Zr合金
などが塩酸のような激しい腐食性環境で侵され易い原因
となっている。
作製するスパッタ法では、スパッタの際にターゲットに
存在する高融点金属化合物をも破壊するために、理想的
に均一なアモルファス合金が生じ、Ni−Zrを主体と
するアモルファス合金でも塩酸中で自己不働態化して侵
され難くなり、またNi−Nbを主体とする合金の場合
にも、液体急冷法で作られる合金より更に耐食性の高い
合金が得られるのである。
き条件は、非酸化性環境で安定な保護皮膜を形成し得る
高い保護皮膜形成能力を持つと共に、安定な保護被膜を
均一に形成し得る均一性を材料が備えていることである
。これは本発明の組成の合金をスパッタ法で作製するこ
とにより実現され、また合金がスパッタにより作製され
てアモルファス構造を有することは、複雑な組成の合金
を単相固溶体として作成することを可能にし、均一な保
護皮膜形成を保証するものであるスパッタ法はアモルフ
ァス合金を作る一つの方法であって、一般に、作製しよ
うとするアモルファス合金と平均組成が等しいが、単相
ではない複数の結晶相からなるターゲットを焼結や溶融
によって作製して用いたり、作製しようとするアモルフ
ァス合金の主成分からなる金属板に合金化しようとする
元素を載せたり埋め込んだりして得られるターゲットを
用いたりするなどして、容易に所望のアモルファス合金
を製造することができる。
はこの両者を載せたり埋め込んだりしたターゲットを用
いるスパッタ法によって、高耐食性を備えた本発明のア
モルファスNi−Zr。
る。この場合、生成するアモルファス合金に場所による
不均一性の発生を避けるために、例えば、第1図に示す
如く、スパッタ装置チャンバ4内で複数のサブストレイ
ト2をチャンバの中心軸の回りに公転させると共に(図
中、1はサブストレイトの公転軸である。)、サブスト
レイト2自体も自転させることが望ましい。図中、3は
ターゲットである。
合金元素の濃度を自由に変えることもできる。更に、N
iにZrやNbと共に、Ti、WやTaを埋め込んだり
載せたりしたターゲットを用いるなど、様々なターゲッ
トと方法を組合せることによって、Ni−Zr、Ni−
Nb、Ni −Zr−Nb、 Ni−Zr−Ti、
Ni−Zr −W、 Ni−Nb−Ti、 N
1−Nb−W、 Ni −Zr−Nb−Ti、
Ni−Zr−Nb −W、 Ni−Zr−Nb−T
i −W、 Ni−Zr−Ta。
a。
W−Ta、 Ni−Zr−Ti −W−Ta、
Ni −Nb−Ti−Ta、 Ni−Nb −W
−Ta、 Ni−Nb−Ti −W−Ta、 N
i−Zr−Nb −Ti−W−Ta等の高耐食アモル
ファス合金が得られる。2つのターゲットを用いる方法
においては、特にサブストレイトの公転と自転が、均一
なアモルファス合金を作成するために必要である。
は前記各元素が均一に固有した単相のアモルファス合金
である。均一固溶体である本発明のアモルファス合金に
は、極めて均一で高耐食性を保証する保護被膜が形成さ
れる。
るべき条件は、前述の如く、非酸化性環境で安定な保護
被膜が材料に均一に生じる高い保護被膜形成能力を持つ
ことである。これは本発明の合金組成で実現され、また
合金がアモルファス構造を有することは、複雑な組成の
合金を単相固溶体として作成することを可能にし、均一
な保護被膜形成を保証するものである。
る。
で保護被膜を形成して耐食性を担う元素であり、これら
の元素を30〜70原子%含むNi基合金は、スパッタ
法で容易にアモルファス構造になる。従って、本発明の
請求項(1)においては、Zr及び/又はNbを30〜
70原子%含む必要があり、また本発明の請求項(2)
においては、Zr及び/又はNbとTi、W、Taの少
なくとも1種との合計を30〜70原子%含む必要があ
る。この場合、Zr及び/又はNbの全量をTi、W、
Taで置換すると十分な耐食性が得られないため、本発
明の請求項(2)においてZr及び/又はNbを20原
子%以上含む必要がある。ところで、Ni、Taを主成
分とするアモルファス合金は本来高耐食性であるが、本
発明の請求項(2)においてTaは10原子%未満とす
る。Niは、本発明の合金の実質的残部をなすが、Ti
、Zr、Nb、Ta、W等の高融点金属と合金を形成し
アモルファス化するための元素であって、本発明におい
てはアモルファス化のためにNiは30原子%以上含む
必要がある。
径29mmの円周上に、直径20mm。
ぞれターゲットとし、第1図に示した装置を用い、Ar
を5mfL/minの速度で流しながら2X10−’T
orrの真空に保ち、自転ならびに公転している304
ステンレス鋼及びガラスのサブストレイト2に各々スパ
ッタデポジションを行った。X線回折の結果、生じた合
金はアモルファスであることが確認され、またX線マイ
クロアナライザーを用いた分析によってその組成はNi
−37,3原子%Zr及びNi−67,5原子%Zr合
金であることが明らかになった。
化しており、極めて高い耐食性を示した。
て、アルゴンアーク溶解法によってNi−Zr母合金を
作製し、この母合金から液体急冷法によって作製したア
モルファスNi−64原子%Zr合金は、30℃のIN
のHCJZ中で活性溶解し、孔食を受けた。
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食性アモルファス
合金であることが判明した。
径29mmの円周上に、直径20 mm。
し、第1図に示した装置を用い、Arを5ml/min
の速度で流しながら2×10″′4Torrの真空じ保
ち、自転ならびに公転している304ステンレス鋼及び
ガラスのサブストレイト2にスパッタデポジションを行
った。X線回折の結果、生じた合金はアモルファスであ
ることが確認され、またX線マイクロアナライザーを用
いた分析によってその組成はNi−34原子%Nb合金
であることが明らかになった。
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
(SCE)における不働態保持電流密度は、0.15
A/lT1″であった。
ルゴンアーク溶解法によってNi−Nb母合金を作製し
、この母合金から液体急冷法によって作製したアモルフ
ァスNi−35原子%Nb合金について調べた結果、こ
の合金は30℃の6NのHCl1中で自己不働態化して
いるが、0.5V (SCE)における不働態保持電流
密度はI A / c rdであった。
液体急冷法で作製した対応するアモルファス合金より、
著しく高い耐食性を備えている高耐食アモルファス合金
であることが判明した。
径29mmの円周上に、Zrと共にNb、Ti、Wの3
種の内の1種以上を等間隔で載せた種々のターゲットを
用意し、第1図に示す装置を用い、Arを5mu/mi
nの速度で流しなから2X10−’Torrの真空に保
ち、自転ならびに公転している304ステンレス鋼及び
ガラスのサブストレイトにスパッタデポジションを行っ
た。X線回折の結果、生じた合金No、3−1〜3−1
2はいずれもアモルファスであることが確認された。X
線マイクロアナライザーを用いた分析によってその組成
を解析した。得られた合金No、3−1〜3−12の組
成を第2表に示す。
化しており、極めて高い耐食性を示した。
種々の母合金を作成し、この母合金から液体急冷法によ
って各々、第2表に示す組成となるように作製したアモ
ルファス合金は、いずれも30℃のINのHCf中で活
性溶解し、孔食を受けた。
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
径29mmの円周上に、Zr、Ti。
のターゲットを用意し、第1図に示した装置を用い、A
rを5mi/minの速度で流しながら2xlO−’T
orrの真空に保ち、自転ならびに公転している304
ステンレス鋼及びガラスのサブストレイトにスパッタデ
ポジションを行った。
ずれもアモルファスであることが確認された。X線マイ
クロアナライザーを用いた分析によってその組成を解析
した。得られた合金No。
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
(SCE)における不働態保持電流密度は0.2A/
m’以下であった。
アーク溶解法によって種々の母合金を作成し、この母合
金から液体急冷法によって各々、第3表に示す組成とな
るように作製したアモルファス合金は、いずれも30℃
の6N HCJ2中で自己不働態化しているが、0.
5V (SCE)における不働態保持電流密度は1.5
A/crn”以上であった。
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
径29mmの円周上に、W、Ti。
を組み合せて等間隔で載せた種々のターゲットを用意し
、第1図に示した装置を用い、Arを5 m 12 /
m i nの速度で流しなから2X10−’Torr
の真空に保ち、自転ならびに公転している304ステン
レス鋼及びガラスのサブストレイトにスパッタデポジシ
ョンを行った。X線回折の結果、生じた合金No、5−
1〜5−6はいずれもアモルファスであることが確認さ
れた。X線マイクロアナライザーを用いた分析によって
その組成を解析した。得られた合金No、5−1〜5−
6の組成を第4表に示す。
化しており、極めて高い耐食性を示し、例えば0.5V
(SCE)における不働態保持N流密度はIA/n1
!以下であった。
アーク溶解法によって種々の母合金を作製し、この母合
金から液体急冷法によって、各々、第4表に示す組成と
なるように作製したアモルファス合金は、いずれも30
℃の12NのHCfL中で自己不働態化しているが、0
.5V(SCE)における不働態保持電流密度は1.5
A / c rn”以上であった。
液体急冷法で作製した対応する組成のアモルファス合金
より著しく高い耐食性を備える、高耐食アモルファス合
金であることが判明した。
ッタ法で容易に作製されるZr或はNbを必須元素とし
て含むアモルファスNi−耐熱金属合金であって、酸化
力の乏しい塩酸のような激しい腐食性環境においても安
定な保護被膜を形成して自己不働態化する高耐食アモル
ファス合金である。
パッタ装置の一例を示す概略図である。 1・・・サブストレイトの公転軸、 2・・・自申云するサブストレイト、 3・・・ターゲット、 4・・・チャンバ。
Claims (2)
- (1)Zr及び/又はNbを30〜70原子%含み、残
部は実質的にNiからなる合金であって、スパッタ法に
より作製されたことを特徴とする高耐食アモルファス合
金。 - (2)Zr及び/又はNbを20原子%以上含み、Ti
,W及び10原子%未満のTaよりなる群から選ばれる
1種又は2種以上を、Zr及び/又はNbとの合計で3
0〜70原子%含み、残部は実質的にNiからなる合金
であって、スパッタ法により作製されたことを特徴とす
る高耐食アモルファス合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1208824A JPH07103454B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 高耐食アモルファス合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1208824A JPH07103454B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 高耐食アモルファス合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0372055A true JPH0372055A (ja) | 1991-03-27 |
JPH07103454B2 JPH07103454B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=16562722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1208824A Expired - Lifetime JPH07103454B2 (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 高耐食アモルファス合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07103454B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1989-08-11 JP JP1208824A patent/JPH07103454B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN115449722B (zh) * | 2022-09-22 | 2023-12-12 | 南京中远海运船舶设备配件有限公司 | 一种适用于海洋舰船壳体的铜基非晶复合涂层及其制备方法和应用 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07103454B2 (ja) | 1995-11-08 |
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