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JPH03708A - 吸水性材料 - Google Patents

吸水性材料

Info

Publication number
JPH03708A
JPH03708A JP13565289A JP13565289A JPH03708A JP H03708 A JPH03708 A JP H03708A JP 13565289 A JP13565289 A JP 13565289A JP 13565289 A JP13565289 A JP 13565289A JP H03708 A JPH03708 A JP H03708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
polymer
crosslinking
degree
pyridine skeleton
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13565289A
Other languages
English (en)
Inventor
Takakazu Niwa
丹羽 敬和
Sadao Asahi
朝比 貞夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Chemical Co Ltd filed Critical Koei Chemical Co Ltd
Priority to JP13565289A priority Critical patent/JPH03708A/ja
Publication of JPH03708A publication Critical patent/JPH03708A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は吸水性材料及び吸水方法に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]従来水と
接触すると短時間のうちに出来るだけ多くの水をとり込
む能力を有する吸水性材料について多くの提案がなされ
ている。例λばポリスチレンオキサイドの変性物、ポリ
ビニルピロリドンやスルホン化ポリスチレンの架橋せし
めたものあるいはデン粉−アクリロニトリルグラフト共
重合体のケン化物などの高分子を用いたものがある。
このような高分子はきわめて吸水能があるが、酸性液中
では、吸水能が低下するのみならず高分子が変性してし
まい、吸水能が全く無くなってしまうことさえ起ってく
る。
又吸水した水を除去するには、かかる従来の吸水性材料
を加熱蒸発させねばならない為多くのエネルギーを要し
ている。
本発明の目的は酸性水溶液中でも吸水性を発揮しアルカ
リ性で脱水可能な可逆性をもつ吸水性材料及び特定の高
分子と酸性水溶液とを接触させてなる吸水方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段J すなわち本発明は、主鎖又は側鎖にピリジン骨格の塩を
有しかつ架橋度が4%以下である高分子(以下、高分子
(1)という)を有効成分とすることを特徴とする吸水
性材料を提供するものである。更に本発明は、主鎖又は
側鎖にピリジン骨格を有しかつ架橋度が4%以下である
高分子(以下、高分子(2)という)と酸性水溶液とを
接触させることを特徴とする吸水方法を提供するもので
ある。
高分子(2)は、ピリジン骨格を有するモノマー類を重
合させるか、高分子の主鎖又は側鎖にピリジン骨格を導
入することにより得られる。高分子(2)を酸性物質又
はその水溶液と接触させることにより本発明に於けるピ
リジン骨格の塩を有する高分子(1)を得ることができ
る。酸性物質としては、硫酸、塩酸などの鉱酸類あるい
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の有機カルボン酸や有
機スルホン酸類を用いることができる。
ピリジン骨格を有するモノマー類としては、例えば2−
ビニルピリジン、3−ビニルピリジン。
4−ビニルピリジン、2−メチル−5−ビニルピリジン
、3−メチル−4−ビニルピリジン、2−メチル−6−
ビニルピリジン、5−エチル−2−ビニルピリジン、4
−ビニル−2−メチルピリジン、ビニルキノリン、ビニ
ルイソキノリン等があげられる。これらのうちでも本発
明の目的のためにはビニルピリジン類を用いるのが便利
である。
本発明に於ける高分子(1)及び(2)の架橋は、架橋
剤を用いて行なうのが便利である。架橋剤としては、通
常ジビニルベンゼンを用いる。使用するジビニルベンゼ
ンとしては、ジビニルベンゼンの他にビニルエチルベン
ゼン等が含まれているものを用いても良い。ジビニルフ
タレートやエチレングリコールジアクリレート等のビニ
ルエステル類も架橋剤として用いることが出来るが、耐
酸性の問題からジビニルベンゼンを用いることが好まし
い、従って高分子(2)及び(1)は、それぞれビニル
ピリジン類とジビニルピリジン類を重合させて得られる
共重合体及びこの共重合体の塩が好ましい0本発明に用
いられる高分子(2)及び(1)として、ビニルピリジ
ン類のみの塊状重合あるいは懸濁重合より得られるホモ
ポリマー及びこのホモポリマーの塩でも充分にそれぞれ
の本発明の目的を達成することができる。
本発明に於ける架橋度は、4%以下であり好ましくは0
.2%〜1%である。架橋度を有する高分子の場合には
、架橋度の問題がきわめて重要である。架橋度が大きす
ぎると吸水能が不充分であり、少なすぎると水への溶解
をきたすこともある。ビニルピリジン類と架橋剤との重
合法は、イオン重合、ラジカル重合等いかなる方法でも
よいがラジカル重合法が便利である。
酸性物質を含む水溶液を用いて吸水するにあったでは、
高分子(1)を吸水性材料として用いる他に、高分子(
2)を当該水溶液中に入れることによっても行なうこと
ができる1通常、高分子(2)を酸性物質を含む水溶液
の中に入れるのが便利である。酸性物質の水溶液の中に
入れることにより高分子(2)は、ピリジン骨格の塩と
なると同時に吸水能を発揮し吸水する。
本発明における酸性水溶液は前記のごとき酸性物質を含
有する水溶液である。
本発明の吸水性材料は、酸性水溶液の固化、ゲル化剤と
して有用である。又吸水された水の脱着も可能である。
すなわち本発明の吸水性材料を用いて水を吸収させた後
、吸水した材料をアルカリ性水溶液に加えると吸水した
水をほとんど脱水させる特性を有している。
本発明の高分子(1)及び(2)は、耐酸性を有してい
る特徴を有している。従って、水を吸収した後に該高分
子を加熱しても吸水性材料の特性を失わない。
次に本発明を実施例を用いて説明する。
実施例1 4−ビニルピリジンlog、ジビニルベンゼン(55%
純度品)0.2gの混合物にベンゾイルパーオキサイド
O,1gを溶解し50℃で一夜放置した。放置後、塊状
樹脂を粉砕して取出した。
この樹脂を熱水で洗條後乾燥し、ビニルピリジン−ジビ
ニルベンゼン共重合体(架橋度1%)を得た。
この樹脂1gを100m℃の10%酢酸水溶液に入れた
ところ、酢酸水溶液はゲル状に固化した。
実施例2 実施例1で合成したビニルビリジンージビニルベンゼン
共重合体1gを80℃の30%硫酸水溶液に浸したとこ
ろ10倍の吸水率を示した。該樹脂をI NNaOH中
に徐々に加えたところ、吸水した水分を脱離した粉状樹
脂が、NaOH水溶液中に沈殿した。
この樹脂をよ(水洗乾燥した後、30%硫酸水溶液に再
度浸したところやはり10倍の吸水率を示した。
実施例3 2−ビニルピリジンLog、80%純度のジビニルベン
ゼン0.1g、ベンゾイルパーオキサイド0.1gを1
00g水溶液中ポリビニルアルコールを懸濁安定剤とし
て懸濁させ70℃で5時間重合した。得られたポリマー
(架橋度0.8%)をよく水洗した後、10%のギ酸水
溶液に入れたところ50倍の吸水率を示した。
実施例4 3−メチル−4−ビニルピリジンLog、アゾビスイソ
ブチロニトリルO,1gの混合液を100gの水及びO
,Olgのポリビニルアルコールを含む混合溶液中で懸
濁させなから80’Cで5時間重合した。得られたポリ
マーをよく水洗した後、40%H2So4に浸したとこ
ろ25倍の吸水率を示した。
実施例5 実施例4で合成した樹脂を用いて10%酢酸水溶液に浸
したところ150倍の吸水率を示した。
この吸水樹脂を80℃で乾燥後水の中に入れたところ乾
燥前と同じ結果となった。
実施例6 実施例4で合成した樹脂を用いて10%ギ酸水溶液に浸
したところ100倍の吸収率を示した6実施例7 ジビニルベンゼンを0.73gに変えた以外は実施例1
と同様にしてビニルピリジン−ジビニルベンゼン共重合
体(架橋度4%)を得た。
この樹脂を用いて実施例2と同様にして吸水試験を行な
ったところ、吸水率は5倍であった。
比較例 ジビニルベンゼンを1.1gに変えた以外は実施例1と
同様にしてビニルピリジン−ジビニルベンゼン共重合体
(架橋度6%)を得た。
この樹脂を用いて実施例2と同様にして吸水試験を行な
ったところ、吸水率は2倍であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主鎖又は側鎖にピリジン骨格の塩を有しかつ架橋度
    が4%以下である高分子を有効成分とすることを特徴と
    する吸水性材料。 2、主鎖又は側鎖にピリジン骨格を有しかつ架橋度が4
    %以下である高分子と酸性水溶液とを接触させることを
    特徴とする吸水方法。
JP13565289A 1989-05-29 1989-05-29 吸水性材料 Pending JPH03708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13565289A JPH03708A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吸水性材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13565289A JPH03708A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吸水性材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03708A true JPH03708A (ja) 1991-01-07

Family

ID=15156797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13565289A Pending JPH03708A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 吸水性材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03708A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07508985A (ja) * 1992-07-08 1995-10-05 ジ・アップジョン・カンパニー マイコバクテリウム・チュバーキュローシスに対して有効な5’−インドリニルオキサゾリジノン類

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07508985A (ja) * 1992-07-08 1995-10-05 ジ・アップジョン・カンパニー マイコバクテリウム・チュバーキュローシスに対して有効な5’−インドリニルオキサゾリジノン類

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