JPH0366379A - 体外循環用組立体 - Google Patents
体外循環用組立体Info
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- JPH0366379A JPH0366379A JP1201197A JP20119789A JPH0366379A JP H0366379 A JPH0366379 A JP H0366379A JP 1201197 A JP1201197 A JP 1201197A JP 20119789 A JP20119789 A JP 20119789A JP H0366379 A JPH0366379 A JP H0366379A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、心臓治療等に用いて好適な体外i現用組立体
に関する。
に関する。
[従来の技術]
従来、心筋梗塞や心不全患者に対して、経皮的冠動脈形
成術(PTCA、percut6neous tran
sluminalcoronary angiopla
sty) 、大動脈内バルーンポンピング(IABP、
Intra Aortic Ba!oon Pumpi
ng)等が施行される。
成術(PTCA、percut6neous tran
sluminalcoronary angiopla
sty) 、大動脈内バルーンポンピング(IABP、
Intra Aortic Ba!oon Pumpi
ng)等が施行される。
PTCAは、冠動脈狭窄部にバルーンを挿入し、該バル
ーンを拡張することによって狭窄部を拡大するものであ
る。
ーンを拡張することによって狭窄部を拡大するものであ
る。
IARPは、大動脈基部にバルーンを挿入し、該バルー
ンを心拍と同期して拡張、収縮することによって冠血流
量を増加させ、機能低下した心臓を補助するものである
。
ンを心拍と同期して拡張、収縮することによって冠血流
量を増加させ、機能低下した心臓を補助するものである
。
[発明が解決しようとする謀M]
ところで、■PTtl:A施行時に、患者がショック状
態となり非常な危険にきらされることがある。
態となり非常な危険にきらされることがある。
又、■IABPには流量補助の限界があり、心臓の拍出
機能が低下するとその補助機能が軽減し、回復不能にな
ることもある。
機能が低下するとその補助機能が軽減し、回復不能にな
ることもある。
このため、上記■、■の如くの心臓治療術の施行時には
、それらの心臓治療と同時に体外血液循環回路を形成し
て血液の補助循環を行なう必要を生ずることがある。
、それらの心臓治療と同時に体外血液循環回路を形成し
て血液の補助循環を行なう必要を生ずることがある。
然しなから、従来技術では、PTCA、 IABP等の
施行と同時に体外血液循環を行なう場合には、人工肺を
経て送血される酸素加血液を血管に送血するため、上述
のPTCA、IABP等の施行部位と異なる血管部位に
送血カテーテルを挿入する必要がある。
施行と同時に体外血液循環を行なう場合には、人工肺を
経て送血される酸素加血液を血管に送血するため、上述
のPTCA、IABP等の施行部位と異なる血管部位に
送血カテーテルを挿入する必要がある。
このことは、送血カテーテルの血管挿入に伴う施術の複
雑化ヒ、患者の新たな負担を伴って妥当でない。
雑化ヒ、患者の新たな負担を伴って妥当でない。
本発明は、心臓治療術の施行と同時に体外血液循環を行
なうことができる体外循環用組立体を提供することを目
的とする。
なうことができる体外循環用組立体を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段]
請求項1に記載の本発明は、導入具と接続具とを有して
構成される体外循環用組立体であって、該導入具は、血
管に導入可能なシース部と、該シース部と連通し、逆止
弁を設けた複数の導通路を備えた基部とを有して構成さ
れ、該接続具は、上記導入具の該基部が備える該導通路
の少なくとも1つに連結可能であり、該導通路の該逆止
弁を液密に挿通できる管状部を有して構成されるように
したものである。
構成される体外循環用組立体であって、該導入具は、血
管に導入可能なシース部と、該シース部と連通し、逆止
弁を設けた複数の導通路を備えた基部とを有して構成さ
れ、該接続具は、上記導入具の該基部が備える該導通路
の少なくとも1つに連結可能であり、該導通路の該逆止
弁を液密に挿通できる管状部を有して構成されるように
したものである。
請求項2に記載の本発明は、前記導入具が有するシース
部の内径が3〜10mmであるようにしたものである。
部の内径が3〜10mmであるようにしたものである。
請求項3に記載の本発明は、前記導入具が有するシース
部に側孔を設けたものである。
部に側孔を設けたものである。
請求項4に記載の本発明は、前記基部に、先端に活栓が
設けられたチューブを連通ずる通路を有するようにした
ものである。
設けられたチューブを連通ずる通路を有するようにした
ものである。
[作用]
本発明の体外循環用組立体は、導入具のシース部を血管
に経皮的に挿入して用いられる。
に経皮的に挿入して用いられる。
この時、導入具の基部に備えられる1つの導通路には、
例、えばPTCA施行用のカテーテル(ガイドカテーテ
ル、及び該ガイドカテーテルに案内されるバルーンカテ
ーテル)が挿入される。上記カテーテルは該導通路の逆
止弁により血液のリークを伴うことなく該導通路内に液
密に挿入でき、シース部を経て血管内の目的部位(冠動
脈狭窄部)に導入される。
例、えばPTCA施行用のカテーテル(ガイドカテーテ
ル、及び該ガイドカテーテルに案内されるバルーンカテ
ーテル)が挿入される。上記カテーテルは該導通路の逆
止弁により血液のリークを伴うことなく該導通路内に液
密に挿入でき、シース部を経て血管内の目的部位(冠動
脈狭窄部)に導入される。
又、上記導入具の上記1つの導通路には、IABP施行
用のカテーテル(ガイドカテーテル、及び該ガイドカテ
ーテルに案内されるバルーンカテーテル)が挿入される
ものであっても良い、このカテーテルも該導通路の逆止
弁により血液のリークを伴うことなく該導通路内に液密
に挿入でき、シース部を経て血管内の目的部位(大動脈
)に導入される。
用のカテーテル(ガイドカテーテル、及び該ガイドカテ
ーテルに案内されるバルーンカテーテル)が挿入される
ものであっても良い、このカテーテルも該導通路の逆止
弁により血液のリークを伴うことなく該導通路内に液密
に挿入でき、シース部を経て血管内の目的部位(大動脈
)に導入される。
尚、上記導入具は、複数の導通路のそれぞれに、PTC
A用カテーテル、IABP用のカテーテル等の各カテー
テルを挿入し、それらの各カテーテルなシース部から並
列的に血管の目的部位に導入するものであっても良い。
A用カテーテル、IABP用のカテーテル等の各カテー
テルを挿入し、それらの各カテーテルなシース部から並
列的に血管の目的部位に導入するものであっても良い。
然して、上述のPTCA、 IABP等の施行時に、患
者がショックに陥った場合や、IABPの心臓補助機能
を更に補強する必要を生じた場合には、導入具の他の導
通路(PTCA用カテーテルやIABP用カテーテルが
留置されていない導通路)に接続具が挿入される。接続
具は該導通路の逆止弁により血液のリークを伴うことな
く該導通路内に液密に挿入される。そして、この接続具
には体外血液循環回路の送血ラインが接続され、PTC
A、 IABP等の施行と同時に、体外血液循環された
酸素加血液を、接続具からシース部を経て供血すること
ができる。
者がショックに陥った場合や、IABPの心臓補助機能
を更に補強する必要を生じた場合には、導入具の他の導
通路(PTCA用カテーテルやIABP用カテーテルが
留置されていない導通路)に接続具が挿入される。接続
具は該導通路の逆止弁により血液のリークを伴うことな
く該導通路内に液密に挿入される。そして、この接続具
には体外血液循環回路の送血ラインが接続され、PTC
A、 IABP等の施行と同時に、体外血液循環された
酸素加血液を、接続具からシース部を経て供血すること
ができる。
又、危険度の高い患者に対しては、PTCA、 IAB
P等の施行前から、上述の接続具を導入具の導通路に挿
入することにて体外血液循環を行なえるように設定し、
安全にそれら心臓治療術を施行できる。
P等の施行前から、上述の接続具を導入具の導通路に挿
入することにて体外血液循環を行なえるように設定し、
安全にそれら心臓治療術を施行できる。
尚、本発明の実施において、導入具のシース部に挿入さ
れるPTCA用カテーテル等のカテーテルの直径は一般
的に8F、 9F (IF = 1/3+++n )で
ある。このため、上記シース部に上記カテーテルを留置
する状態下で、体外血液循環回路の送血ラインから供給
される血液を接続具から該シース部を経て円滑に血管内
へ送血可能とするため、シース部の内径は 3〜10+
mとするのが好ましく、 5〜7+emとするのがより
好ましい。即ち、シース部の内径が3mmより小さいと
、上記カテーテルの外径との間に十分な流路面積を確保
できず、結果として、必要十分な送血流量が得られず、
体外循環回路の送血ポンプて定圧的に循環する時、圧損
が大きくなり、溶血の虞れを生ずる。又、シース部の内
径が10■より大きいと1、該シース部の経皮的な挿入
が困難になる。
れるPTCA用カテーテル等のカテーテルの直径は一般
的に8F、 9F (IF = 1/3+++n )で
ある。このため、上記シース部に上記カテーテルを留置
する状態下で、体外血液循環回路の送血ラインから供給
される血液を接続具から該シース部を経て円滑に血管内
へ送血可能とするため、シース部の内径は 3〜10+
mとするのが好ましく、 5〜7+emとするのがより
好ましい。即ち、シース部の内径が3mmより小さいと
、上記カテーテルの外径との間に十分な流路面積を確保
できず、結果として、必要十分な送血流量が得られず、
体外循環回路の送血ポンプて定圧的に循環する時、圧損
が大きくなり、溶血の虞れを生ずる。又、シース部の内
径が10■より大きいと1、該シース部の経皮的な挿入
が困難になる。
又、本発明の実施において、導入具のシース部に側孔を
設ける場合には、該シース部が上述の如くのカテーテル
を留置する状態下で、該シース部の血液流出開口面積を
確保し、必要十分な送血流量が得られる。
設ける場合には、該シース部が上述の如くのカテーテル
を留置する状態下で、該シース部の血液流出開口面積を
確保し、必要十分な送血流量が得られる。
又、本発明の実施において、先端に活栓が設けられたチ
ューブと連通ずる通路を有するようにした場合には、こ
の通路を用いることにより、心臓治療等と同時に、薬液
注入、血液採取を行なうことができる。
ューブと連通ずる通路を有するようにした場合には、こ
の通路を用いることにより、心臓治療等と同時に、薬液
注入、血液採取を行なうことができる。
[実施例]
第1図は本発明の体外循環用組立体を構成する導入具の
一例を示す断面図、第2図は本発明の体外循環用組立体
を構成する接続具の一例を示す断面図、第3図は本発明
の体外循環用組立体に用いられる血管拡張器の一例を示
す断面図である。
一例を示す断面図、第2図は本発明の体外循環用組立体
を構成する接続具の一例を示す断面図、第3図は本発明
の体外循環用組立体に用いられる血管拡張器の一例を示
す断面図である。
体外循環用組立体10は、導入具20と接続具30とを
有して構成され、血管拡張器40を付帯的に備える。
有して構成され、血管拡張器40を付帯的に備える。
導入具20は、第1図に示す如く、シース部21と基部
22とを有して構成される。
22とを有して構成される。
シース部21は、血管に経皮的に挿入して用いられる。
この時、シース部21には複数の側孔21トIが設けら
れている。
れている。
基部22は、シース部21の一端部を接合保持して該シ
ース部21と連通し、第1導通路23と第2導通路24
を備える。各導通路23.24の開口部にはシース部2
1の側から外部への血液のリークを阻止する逆止弁25
.26が設けられている。
ース部21と連通し、第1導通路23と第2導通路24
を備える。各導通路23.24の開口部にはシース部2
1の側から外部への血液のリークを阻止する逆止弁25
.26が設けられている。
又、基部22は、サブ通路27を備えている。
この通路27は、先端に活栓が設けられたチューブと連
通し、薬液注入口、血液採取口等として機能する。
通し、薬液注入口、血液採取口等として機能する。
尚、シース部21は、フッ素樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリエステル系エラストマー等で形成され
る。又、基部22は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ボリアくド、ポリカーボネート、ポリスチレン等で形成
される。
プロピレン、ポリエステル系エラストマー等で形成され
る。又、基部22は、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ボリアくド、ポリカーボネート、ポリスチレン等で形成
される。
接続具30は、第2図に示す如く、上記導入具20の基
部22が備える第1導通路23に連結可能であり、該第
1導通路23の逆止弁25を液密に挿通できる管状部3
1を有して構成される。管状部31には体外血液循環回
路の送血ラインが接続される。尚、接続具30は、管状
部31の外周部に接続キャップ32を備え、接続キャッ
プ32のめねじ部32Aを基部22の第1導通路23ま
わりに設けられているおねじ部23Aに螺合することに
て、該接続具30を導入具20に固定できる。
部22が備える第1導通路23に連結可能であり、該第
1導通路23の逆止弁25を液密に挿通できる管状部3
1を有して構成される。管状部31には体外血液循環回
路の送血ラインが接続される。尚、接続具30は、管状
部31の外周部に接続キャップ32を備え、接続キャッ
プ32のめねじ部32Aを基部22の第1導通路23ま
わりに設けられているおねじ部23Aに螺合することに
て、該接続具30を導入具20に固定できる。
尚、管状部31は、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂
、ポリプロピレン等で形成され、キャップ32はポリア
ミド、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂等で形成され
る。
、ポリプロピレン等で形成され、キャップ32はポリア
ミド、ポリカーボネート、塩化ビニル樹脂等で形成され
る。
血管拡張器40は、上記導入具20の基部22が備える
第1導通路23、及びシース部21を貫通する如くに挿
通されて、該シース部21を血管に導く、この時、血管
拡張器40は、第3図に示す如く、拡張器本体部41の
基端部まわりに接続キャップ42を備え、接続キャップ
42のめねじ部42Aを基部22の第1導通路23まわ
りに設けられているおねじ部23Aに螺合することにて
、該血管拡張器40と導入具20とを一体化できる。又
、血管拡張器40の拡張器本体部41は導入具20の第
1導通路23が備える逆止弁25を液密に挿通できる。
第1導通路23、及びシース部21を貫通する如くに挿
通されて、該シース部21を血管に導く、この時、血管
拡張器40は、第3図に示す如く、拡張器本体部41の
基端部まわりに接続キャップ42を備え、接続キャップ
42のめねじ部42Aを基部22の第1導通路23まわ
りに設けられているおねじ部23Aに螺合することにて
、該血管拡張器40と導入具20とを一体化できる。又
、血管拡張器40の拡張器本体部41は導入具20の第
1導通路23が備える逆止弁25を液密に挿通できる。
又、血管拡張器40は、接続キャップ42の外端面に逆
止弁43を備え、この逆止弁43を液密に貫通するくニ
ガイドワイヤ44を挿通できる。
止弁43を備え、この逆止弁43を液密に貫通するくニ
ガイドワイヤ44を挿通できる。
尚、拡張器本体部41はポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリエステル系エラストマー等で形成され、接続キャ
ップ42はボリアくド、ポリカーボネート、塩化ビニル
樹脂等で形成される。
、ポリエステル系エラストマー等で形成され、接続キャ
ップ42はボリアくド、ポリカーボネート、塩化ビニル
樹脂等で形成される。
以下、上記体外循環用組立体10の導入具20を血管に
留置する手順について説明する。
留置する手順について説明する。
(1)内針と外針とを相嵌合した留置針を経皮的に血管
挿入する。
挿入する。
(2)留置針の内針を抜去し、くニガイドワイヤ44を
外針中を経て血管内に留置する。その後、外針も抜去す
る。
外針中を経て血管内に留置する。その後、外針も抜去す
る。
(3)導入具20に血管拡張器40を一体化した状態で
、これらの導入具20と血管拡張器40をくニガイドワ
イヤ44に沿って血管挿入する。その後、くニガイドワ
イヤ44と血管拡張器40とを抜去し、導入具20を血
管留置する。
、これらの導入具20と血管拡張器40をくニガイドワ
イヤ44に沿って血管挿入する。その後、くニガイドワ
イヤ44と血管拡張器40とを抜去し、導入具20を血
管留置する。
次に、上述の如く、血管に留置した導入具20の使用方
法について説明する。
法について説明する。
(A)先ず、導入具20の基部22に備えられる第2導
通路24に、例えばPTCA施行用のカテーテル(ガイ
ドカテーテル、及び該ガイドカテーテルに案内されるバ
ルーンカテーテル)を、該第2導通路24に予め挿通さ
れているガイドワイヤにて案内しながら挿入する。上記
カテーテルは該第2導通路24の逆止弁26により血液
のリークを伴うことなく該導通路24内に液密に挿入で
き、シース部21を経て血管内の目的部位(冠動脈狭窄
部)に導入される。
通路24に、例えばPTCA施行用のカテーテル(ガイ
ドカテーテル、及び該ガイドカテーテルに案内されるバ
ルーンカテーテル)を、該第2導通路24に予め挿通さ
れているガイドワイヤにて案内しながら挿入する。上記
カテーテルは該第2導通路24の逆止弁26により血液
のリークを伴うことなく該導通路24内に液密に挿入で
き、シース部21を経て血管内の目的部位(冠動脈狭窄
部)に導入される。
又、上記導入具20の第2導通路24には、IABP施
行用のカテーテル(ガイドカテーテル、及び該ガイドカ
テーテルに案内されるバルーンカテーテル)が、該第2
導通路24に予め挿通されているガイドワイヤに案内さ
れながら挿入されるものであっても良い、このカテーテ
ルも該第2導通路24の逆止弁26により血液のリーク
を伴うことなく該導通路24内に液密に挿入でき、シー
ス部21を経て血管内の目的部位(大動脈基部〉に導入
される。
行用のカテーテル(ガイドカテーテル、及び該ガイドカ
テーテルに案内されるバルーンカテーテル)が、該第2
導通路24に予め挿通されているガイドワイヤに案内さ
れながら挿入されるものであっても良い、このカテーテ
ルも該第2導通路24の逆止弁26により血液のリーク
を伴うことなく該導通路24内に液密に挿入でき、シー
ス部21を経て血管内の目的部位(大動脈基部〉に導入
される。
CB)然して、上述のPTCA、 IABP等の施行時
に、患者がシBツクに陥った場合や、IABPの心臓補
助機能を更に補強する必要を生じた場合には、導入具2
oの第1導通路23に接続具30が挿入される。接続具
30は該第1導通路23の逆止弁25により血液のリー
クを伴うことなく該導通路23内に液密に挿入される。
に、患者がシBツクに陥った場合や、IABPの心臓補
助機能を更に補強する必要を生じた場合には、導入具2
oの第1導通路23に接続具30が挿入される。接続具
30は該第1導通路23の逆止弁25により血液のリー
クを伴うことなく該導通路23内に液密に挿入される。
そして、この接続具30には体外血液循環回路の送血ラ
インが接続され、PTCA、 IABP等の施行と同時
に、体外血液循環された酸素加点液を、接続具30から
シース部21を経て供血することができる。
インが接続され、PTCA、 IABP等の施行と同時
に、体外血液循環された酸素加点液を、接続具30から
シース部21を経て供血することができる。
又、危険度の高い患者に対しては、PTCA、IABP
等の施行前から、上述の接続具30を導入具20の第1
導通路23に挿入することにて体外血液循環を行なえる
ように設定し、安全にそれら心臓治療術を施行できる。
等の施行前から、上述の接続具30を導入具20の第1
導通路23に挿入することにて体外血液循環を行なえる
ように設定し、安全にそれら心臓治療術を施行できる。
尚、上記実施例において、導入具20のシース部21に
挿入されるPT(:A用カテーテル等のカテーテルの直
径は一般的に8F、9Fである。このため、上記シース
部21に上記カテーテルを留置する状態下で、体外血液
循環回路の送血ラインから供給される血液を接続具30
から該シース部21を経て円滑に血管内へ送血可能とす
るため、シース部21の内径は前述の[作用]の項にて
述べた理由により、3〜10mmとするのが好ましく、
5〜7mmとするのがより好ましい。
挿入されるPT(:A用カテーテル等のカテーテルの直
径は一般的に8F、9Fである。このため、上記シース
部21に上記カテーテルを留置する状態下で、体外血液
循環回路の送血ラインから供給される血液を接続具30
から該シース部21を経て円滑に血管内へ送血可能とす
るため、シース部21の内径は前述の[作用]の項にて
述べた理由により、3〜10mmとするのが好ましく、
5〜7mmとするのがより好ましい。
又、上記実施例においては、導入具20のシース部21
に側孔21Hを設けであるから、該シース部21に上述
の如くのカテーテルを留置する状態下で、該シース部2
1の血液流出開口面積を確保し、必要十分な送血流量が
得られる。
に側孔21Hを設けであるから、該シース部21に上述
の如くのカテーテルを留置する状態下で、該シース部2
1の血液流出開口面積を確保し、必要十分な送血流量が
得られる。
又、上記実施例においては、基部22にサブ通路27を
設けるようにしたから、この通路27を用いることによ
り、心臓治療等と同時に、薬液注入、血液採取を行なう
ことができる。
設けるようにしたから、この通路27を用いることによ
り、心臓治療等と同時に、薬液注入、血液採取を行なう
ことができる。
尚、本発明の実施において、導入具の基部は、3以上の
導通路を備えるものであっても良い。
導通路を備えるものであっても良い。
又、本発明の実施において、接続具は、導入具の基部が
備える2以上の導通路のそれぞれに連結きれるものであ
っても良い。
備える2以上の導通路のそれぞれに連結きれるものであ
っても良い。
又、本発明の実施において、導入具の基部が備える導通
路は、カテーテルの挿入、体外血液循環回路の送血ライ
ンが接続された接続具の挿入の他、薬液供給ラインが接
続された接続具等の他の挿入体が挿入されるものであっ
ても良い。
路は、カテーテルの挿入、体外血液循環回路の送血ライ
ンが接続された接続具の挿入の他、薬液供給ラインが接
続された接続具等の他の挿入体が挿入されるものであっ
ても良い。
[発明の効果コ
以上のように本発明の体外循環用組立体によれば、心臓
治療術の施行と同時に体外血液循環を行なうことができ
る。
治療術の施行と同時に体外血液循環を行なうことができ
る。
第1図は本発明の体外循環用組立体を構成する導入具の
一例を示す断面図、第2図は本発明の体外循環用組立体
を構成する接続具の一例を示す断面図、第3図は本発明
の体外循環用組立体に用いられる血管拡張器の一例を示
す断面図である。 10・・・体外循環用組立体、 20・・・導入具、 21・・・シース部、 21H・・・側孔、 22・・・基部、 23・・・第1導通路、 24・・・第2導通路、 25.26・・・逆止弁、 27・・・サブ通路、 30・・・接続具、 31・・・管状部。
一例を示す断面図、第2図は本発明の体外循環用組立体
を構成する接続具の一例を示す断面図、第3図は本発明
の体外循環用組立体に用いられる血管拡張器の一例を示
す断面図である。 10・・・体外循環用組立体、 20・・・導入具、 21・・・シース部、 21H・・・側孔、 22・・・基部、 23・・・第1導通路、 24・・・第2導通路、 25.26・・・逆止弁、 27・・・サブ通路、 30・・・接続具、 31・・・管状部。
Claims (4)
- (1)導入具と接続具とを有して構成される体外循環用
組立体であって、該導入具は、血管に導入可能なシース
部と、該シース部と連通し、逆止弁を設けた複数の導通
路を備えた基部とを有して構成され、該接続具は、上記
導入具の該基部が備える該導通路の少なくとも1つに連
結可能であり、該導通路の該逆止弁を液密に挿通できる
管状部を有して構成されることを特徴とする体外循環用
組立体。 - (2)前記導入具が有するシース部の内径が3〜10m
mである請求項1記載の体外循環用組立体。 - (3)前記導入具が有するシース部に側孔を設けた請求
項1又は2記載の体外循環用組立体。 - (4)前記基部に、先端に活栓が設けられたチューブを
連通する通路を有する請求項1記載の体外循環用組立体
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201197A JPH0366379A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 体外循環用組立体 |
DE1990619886 DE69019886T2 (de) | 1989-08-04 | 1990-08-01 | Katheter und Instrumentarium zur extrakorporalen Zirkulation. |
EP19900114762 EP0411605B1 (en) | 1989-08-04 | 1990-08-01 | Catheter and assembly for extracorporeal circulation |
AU60126/90A AU623031B2 (en) | 1989-08-04 | 1990-08-02 | Catheter and assembly for extracorporeal circulation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1201197A JPH0366379A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 体外循環用組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0366379A true JPH0366379A (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=16436957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1201197A Pending JPH0366379A (ja) | 1989-08-04 | 1989-08-04 | 体外循環用組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0366379A (ja) |
-
1989
- 1989-08-04 JP JP1201197A patent/JPH0366379A/ja active Pending
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