JPH0366243A - バス放送型パケット交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、１つの端末から任意の１つまたは複数の端末
へ同一内容のデータをパケット同報通信により転送する
バス放送型パケット交換機に関するものである。

従来の技術 第４図は従来のバス放送型パケット交換機の構成を示す
もので、交換機の入側加入者線３２−Ｉの一端に接続さ
れた入側加入者線端末装置１〜４と、交換機の出側加入
者線３２−０の一端に接続された出側加入者線端末装置
５〜９と、上記入側加入者線３２−■の他端に接続され
、上記入側加入者線端末装置１〜４が送出した入側加入
者線パケット１０を内部転送バス１１に内部転送バスパ
ケット１５として送出するパケット送信装置１２〜１４
と、上記出側加入者線３２−Ｏの他端に接続され上記内
部転送バス１１上の内部転送バスパケット１５を出側加
入者線端末装置５〜９に出側加入者線パケット１６とし
て送出するパケット受信装置１７〜１９とを有している
。

第５図は上記バス放送型パケット交換機を用いたパケッ
ト同報通信装置におけるバケツ１〜フォーマットを示す
もので、第５図（ａ）、（ｂ）。

（Ｃ）はそれぞれ、入側加入者線パケット１０゜内部転
送バス上の内部転送バスパケット１５および出側加入者
線パケット１６のパケットフォーマットである。

第５図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）において、２１はパケッ
トにより転送すべきデータ、２２はパケットの先頭と終
了を示すデリミタフラグ（Ｆ）、２３はヘッダ部の誤り
制御を行うためのへラダチエツクシーケンス（ＨＣ８）
　、２４．２５はそれぞれ、入側加入者線３２−■およ
び出側加入者線３２−Ｏでのバーチャルサーキット番号
（ＶＣｌ）、２６は内部転送バスパケットがどのバケッ
ト受信装置宛のものかを示す相手先パケット受信装置ア
ドレス（Ａ）である。

第６図は上記従来のバス放送型パケット交換機に用いら
れるパケット受信袋Ｔｍ［１７〜１９を示すもので、こ
のパケット受信装置１７〜１９はそれぞれ内部転送バス
１１に接続されている入力信号線２７と、内部転送バス
■１が複数の場合に用いられるバス集線回路２８と、内
部転送バス１１上のパケットのうち自分宛のパケットの
みを選択するアドレスフィルタ２９と、受信した内部転
送バスパケット１５を出側加入者線パケット１６のフォ
ーマットに変換する加入者線パケット構成回路３０と、
加入者線端末装置にパケットを送出する加入者線回路３
１と、出側加入者線端末装置に接続される出側加入者線
３２−Ｏとを有している。

次に、まず、第４図から第６図を用いて従来のバス放送
型パケット交換機の１対１通信の場合の交換動作を説明
する。

第４図において、入側加入者線端末装置１が出側加入者
線端末装置７宛に送信した入側加入者線パケット１０は
、パケット送信装置１２に入力されると、第５図（ｂ）
に示したパケットフォーマットを持つ内部転送バスパケ
ット１５に変換され、内部転送バス１１に送出される。

ここで、例えば、第５図（ｂ）における相手先パケット
受信装置アドレス２６は、相手先の出側加入者線端末装
置７が接続されているパケット受信装置の番号「２」と
なり、また、出側加入者線バーチャル・す゛−キット番
号２５は’２０１Ｊとなる。

上記内部転送バスパケット１５は、内部転送バス１１に
接続されているすべてのパケット受信装置１７〜１９に
転送されるが、第６図に示したアドレスフィルタ２９の
働きにより、パケット受信袋ｆｉｉ１８のみが上記内部
転送バスパケット１５を受信する。

パケット受信装置１８内では、加入者線パケット構成回
路３０により上記内部転送バスパケット１５を第５図（
ｃ）に示した出側加入者線パケット１６のフォーマット
に変換して出側加入者線端末装置７に出力する。このよ
うにして、バス放送型パケット交換機においては１対１
通信の場合のパケット交換が行なわれる。

次に、第７図を用いて上記従来のパケット交換機におけ
るパケット同報通信の交換動作を説明する。

入側加入者線端末装置１から出側加入者線端末装置７，
８．９宛に送信された同報通信パケットとしての入側加
入者線パケット１０は、パケット送信装置１２により、
内部転送バスパケット３４．３５および３６に変換され
内部転送バス１１上に送出される。ここで、同報通信パ
ケットとしての入側加入者線パケット１０の相手先の出
側加入者線端末装置は３端末であるので、パケット送信
装置１２の送出する内部転送バスパケットは３パケツト
３４〜３６となり、この内部転送バスパケット３４〜３
６の相手先パケット受信装置アドレス２６は、それぞれ
、”２Ｊ、ｒ３」、”３Ｊとなる。また、出側加入者線
バーチャルサーキット番号２５はそれぞれ’、２０１Ｊ
ｌ　　’３０１Ｊ。

「３０２」となる。

内部転送バスパケット３４はパケット受信装置１８によ
って、また内部転送バスパケッｌ−３５。

３６はパケット受信装置１９によって受信され、各パケ
ット受信装置内では、１対１通信の場合と同様の処理が
行われ、出側力１１人者線端末装置７゜８．９に加入者
線パケット３７，３８．３９が送出される。

このように、従来のパケット通信装置によっても、任意
の複数の相手先に対するパケット同報通信が行える。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のバス放送型パケット交換機で
は、パケット同報通信を行う場合、１つの送信パケット
に対してパケット送信装置が相手先の出側加入者線端末
装置の数だけの内部転送バスパケットを送出しなければ
ならないため、パケット送信装置は内部転送バスパケッ
トの送出に要する処理時間が相手先の出側加入者線端末
装置数に比例して増大するという問題があった。

また、内部転送バス上のトラヒックが相手先の出鋼加入
者線端末装置数に比例して増大するため、同報通信の相
手先の出側加入者線端末数が多い場合や、或は交換機が
同時に取扱う同報通信数が多い場合には、内部転送バス
上でパケットの軸輪が起こり、交換機のスループットが
著しく低下する可能性があるという問題があった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
相手先の出側加入者線端末装置数が多い場合や、同時に
交換される同報通信数が多い場合でも、内部転送バス上
でパケットの輻輪が生じない優れたバス放送型パケット
機を提供することを目的としたものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、内部転送バスパケ
ットのヘッダ部分に、同報通信用パケットであるか否か
の識別情報部と、同報通信用である場合にどの同報通信
に関するものかを示す同報通信識別番号部を設けて送出
する１つまたは複数のパケット送信装置と、１本または
複数本の内部伝送路によってバス状に前記パケット送信
装置に接続され、受信した内部転送バスパケットの同報
通信識別番号を出側加入者側バーチャルサーキット番号
に変換する変換テーブルと、前記内部伝送路より受信、
した内部転送バスパケットを出側加入者線パケットに変
換して出力する加入者線パケット構成回路とを有する１
つまたは複数のパケット受信装置とを具備したものであ
る。

作　　用 したがって、本発明によれば、内部転速バスパケットに
付与された同報通信識別番号によって内部転送バス上で
の同報通信用パケットの宛先を管理することにより、入
側加入者線端末装置の送出したパケットの宛先の１つま
たは複数のパケット受信装置に接続された複数の出側加
入者線端末装置である場合においても、入側加入者線パ
ケットに対してパケット送信装置が送出する内部転送バ
スパケットは１パケツトですみ、よって、相手先の出側
加入者線端末装置数が多い場合や、同時に交換される同
報通信数が多い場合でも、内部転送バス上の輻輪が発生
することがないという効果を有する。

実施例 第１図は本発明によるバス放送型パケット交換機の一実
施例における内部転送バスパケットのパケットフォーマ
ットを示すもので、第１図において、１０１は端末間で
転送されるデータ、１０２はパケットの先頭と終了を示
すデリミタフラグ（Ｆ）、１０３は相手先パケット受信
装置アドレス（Ａ）であり、内部転送バスパケットが同
報通信用の場合には同報通信用パケットであることの識
別用として特別な番号（例えば○）とする。１０４は出
側加入者線パケットのバーチャルサーキット番号ＶＣＩ
（０）であり、内部転送バスパケットが同報通信用の場
合にはバーチャルサーキット番号（ＶＣＩ）の代わりに
同報識別番号（ＢＩＤ）とする。１０５はヘッダ部の誤
り制御を行なうためのヘッダヂエックシーケンス（１０
５）である。

第２図は上記実施例におけるバス放送型バケツ　０ ト交換機に用いられるパケット受信装置の構成を示すも
ので、２０１は内部転送バスに接続されている入力信号
線、２０２は内部転送バスが複数の場合に用いられる集
線回路、２０３は内部転送バス上のパケットを選択受信
するアドレスフィルタ、２０４は受信した内部転送バス
パケットの同報通信識別番号ＢＩＤを出側加入者側バー
チャルサーキット番号ＶＣＩ（０）に変換する変換テー
ブル、２０５は受信した内部転送バスパケットを出側加
入者線パケットのフォーマットに変換する加入者線パケ
ット構成回路、２０６は出側加入者線端末装置にパケッ
トを送出する加入者線回路、２０７−０は出側加入者線
端末装置に接続される出側加入者線である。

第３図は、上記実施例におけるバス放送型パケット交換
機を示すブロック図である。第３図において、３０１〜
３０４は交換機の入側加入者線２０７−　Ｉの一端に接
続された入側加入者線端末装置、３０５〜３０９は交換
機の出鋼加入者線２０７−０の一端に接続された出側加
入者線端末装置、３１０〜３１２は入側加入者線２０７
−　Ｉの他端に接続され、入側加入者線端末装置３０１
〜３０４が送出した入側加入者線パケットを内部転送バ
ス３１３上に内部転送バスパケットとして送出するパケ
ット送信装置、３１４〜３１６は上記出側加入者線２０
７−０の他端に接続され、内部転送バス３１３上の内部
転送バスパケットを出側加入者線端末装置３０５〜３０
９に出側加入者線パケットとして送出するパケット受信
装置、３１７は入側加入者線端末装置３０１から送出さ
れる入側加入者線パケット、３１８は入側加入者線パケ
ット３１７に対応する内部転送バスパケット、３１９．
３２０，３２１はそれぞれ出側加入者線端末装置３０７
，３０８．３０９宛の出側加入者線パケットである。

次に上記実施例の動作について説明する。入側加入者線
端末装置が送出する入側加入者線パケットの宛先がそれ
ぞれ１つの出側加入者線端末装置に宛てたものである場
合、パケット送信装置３１０〜３１２は第１図に示した
パケットフォーマットで内部転送バスパケットを送出す
る。

各パケット受信装置３１４〜３１６においては、前記第
４図および第６図に示した従来のパケット交換機におけ
る場合と同様に、第２図に示したアドレスフィルタ２０
３が自パケット受信装置宛の内部転送バスパケットのみ
を受信し、加入者線パケット構成回路２０５により出側
加入者線パケットに変換し、加入者線回路２０６を介し
て出側加入者線２０７に送出する。

次に第３図を用いてパケット同報通信の交換動作につい
て説明する。第３図において、入側加入者線端末装置３
０１から送信された同報通信パケットである入側加入者
線パケット３１７は、パケット送信装置３１０により、
１つの内部転送バスパケット３１８に変換されて内部転
送バス３１３上に送出される。

ここで、内部転送バスパケット３１８のパケットフォー
マットは第１図に示したものであり、同報通信用パケッ
トであることを示すため、相手先パケット受信装置アド
レス１０３は「Ｏ」となり、また同報通信識別番号１０
４はｒｌｏＯＪとなる。

各パケット受信装置３１４〜３１６においては、アドレ
スフィルタ２０３が内部転送バス上を転送されてきた内
部転送バスパケット３１８の相手先パケット受信装置ア
ドレス１０３を読み取り、その内容が「Ｏ」である場合
は、更に、前記内部転送バスパケット３１８の同報通信
識別番号１０４を読み取り、その番号がアドレスフィル
タ２０３に予め設定された同報通信識別番号の１つと一
致した場合、前記内部転送バスパケット３１８を変換テ
ーブル２０４に転送する。

変換テーブル２０４では、前記内部転送バスパケットの
同報通信識別番号を対応する出側バーチャルサーキット
番号に変換し、加入者線パケット構成回路２０５に転送
する。

この時、変換テーブル２０４内に設定されている出側バ
ーチャルサーキット番号が１つの同報通信識別番号に対
して複数個ある場合は、変換テーブル２０４は内部転送
バスパケット３１８を複製　３ ４ して出側バーチャルザーキット番号の数と同数の内部転
送バスパケットを加入者線パケット構成回路２０５に転
送する。

加入者線パケット構成回路２０５は内部転送パケット３
１８を出側加入者線パケットのフォーマットに変換し、
加入者線回路２０６を介して出側加入者線端末３０７〜
３０９に出側加入者線パケット３１９，３２０．３２１
を送出する。

なお、上記実施例においては、各パケット受信装置内の
アドレスフィルタ２０３への受信すべき同報通信識別番
号の設定、および変換テーブル２０４への同報通信識別
番号と出側バーチャルサーキット番号との対応関係の設
定は、各同報通信が開始される時の呼設定手続きの際に
行なわれるものとする。

このように上記実施例によれば、内部転送バスパケット
３１８の宛先を同報通信識別番号で管理し、さらに、パ
ケット受信装置内で同報通信識別番号を出側加入者線バ
ーチャルサーキット番号に変換することによって、複数
の出側加入者線端末装置に対するパケット同報通信を行
なうことができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、１つまたは複数のパケ
ット受信装置に接続された複数の出側加入者線端末装置
に対するパケット同報通信を、内部転送バス上のパケッ
ト数を増加させることなく行なうように構成したので、
同報通信の相手先が増加しても内部転送バス上でのパケ
ット・の輻幀が発生せず、交換機のスルーブツトの低下
が生じないという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるバス放送型パケット
交換機の内部転送バスパケットのフォーマットを示す説
明図、第２図は本発明の一実施例におけるバス放送型パ
ケット交換機のパケット受信装置の構成を示すブロック
図、第３図は本発明の一実施例におけるバス放送型パケ
ット交換機でパケット同報通信が行われる場合を示すブ
ロック図、第４図は従来のバス放送型パケット交換機に
おいて１対１通信の交換が行われる場合を示したブロッ
ク図、第５図は上記従来のバス放送型パケット交換機に
用いられるパケットフォーマットを示す説明図、第６図
は上記従来のバス放送型パケット交換機におけるパケッ
ト受信装置の構成を示すブロック図、第７図は」二記従
来のパケット交換機においてパケット同報通信が行われ
る場合を示すブロック図である。 ３０１〜３０４・・・入側加入者線端末装置、３０５〜
３０９・・・出側加入者線端末装置、３１０〜３１２・
・・パケット送信装置、３１３・・・内部転送バス、３
１４〜３１６・・・パケット受信装置、３１７・・・入
側加入者線パケット、３１８・・・内部転送バスパケッ
ト、３１９〜３２１・・・出側加入者線パケット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入側加入者線に接続された入側加入者線端末装置と、 前記入側加入者線端末装置が送出した入側加入者線パケ
   ットのヘッド部分に同報通信用パケットであるか否かを
   示す識別情報部と同報通信用である場合にどの同報通信
   に関するものかを示す同報通信識別番号部を設けた内部
   転送バスパケットとして送出する１つまたは複数のパケ
   ット送信装置と、 １本または複数本の内部伝送路によってバス状に前記パ
   ケット送信装置に接続され、受信した内部転送バスパケ
   ットの同報通信識別番号を出側加入者側バーチャルサー
   キット番号に変換する変換テーブルと、前記内部伝送路
   より受信した内部転送バスパケットを出側加入者線パケ
   ットに変換して出力する加入者線パケット構成回路とを
   有する１つまたは複数のパケット受信装置と、 出側加入者線に接続され前記出側加入者線パケットを入
   力する出側加入者線端末装置とを備えたバス放送型パケ
   ット交換機。