JPH036306Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH036306Y2 JPH036306Y2 JP8637687U JP8637687U JPH036306Y2 JP H036306 Y2 JPH036306 Y2 JP H036306Y2 JP 8637687 U JP8637687 U JP 8637687U JP 8637687 U JP8637687 U JP 8637687U JP H036306 Y2 JPH036306 Y2 JP H036306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- bag
- slide fastener
- closed
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 15
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 6
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000007306 turnover Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、洗濯機で薄生地衣類、レース地等を
洗濯する際、被洗濯物を収納し、洗濯液中に投入
される洗濯用袋の改良に関するものである。
洗濯する際、被洗濯物を収納し、洗濯液中に投入
される洗濯用袋の改良に関するものである。
従来の技術
粗目の生地で縫製された従来の洗濯用袋には、
開口部を紐で結束するものと、開口部をスライド
フアスナーで閉鎖するものとが存するが、本考案
は、後者に属するものである。
開口部を紐で結束するものと、開口部をスライド
フアスナーで閉鎖するものとが存するが、本考案
は、後者に属するものである。
開口部をスライドフアスナーで開閉する洗濯用
袋としては、例えば特公昭52−39264号公報に示
されるように、スライドフアスナーの縫着される
袋生地部分に、スライドフアスナーの全長に亘る
ヒダ状部を形成し、スライドフアスナーが他の被
洗濯物に接触しないようにしたものとか、あるい
は本書添付図面第4図に示されるように、スライ
ドフアスナーAをスライダーBで閉鎖したとき、
該スライダーBが占める位置を蔽つて、粗目の小
ドーム部Cを形成し、スライダーが他の被洗濯物
に接触しないようにしたもの等が存する。
袋としては、例えば特公昭52−39264号公報に示
されるように、スライドフアスナーの縫着される
袋生地部分に、スライドフアスナーの全長に亘る
ヒダ状部を形成し、スライドフアスナーが他の被
洗濯物に接触しないようにしたものとか、あるい
は本書添付図面第4図に示されるように、スライ
ドフアスナーAをスライダーBで閉鎖したとき、
該スライダーBが占める位置を蔽つて、粗目の小
ドーム部Cを形成し、スライダーが他の被洗濯物
に接触しないようにしたもの等が存する。
考案が解決しようとする問題点
前述の特公昭52−39264号公報に示されるもの
では、他の被洗濯物と強く接触するとヒダ状部分
がまくれ返り、スライダーが剥ぎ出しとなつて他
の被洗濯物と接触し、損傷させ易いし、前記第4
図に示す構造のものでは、小ドーム部Cが邪魔と
なつて指頭による小ドーム部Cへのスライダーの
出し入れがやりずらく、小ドーム部Cを大型とす
る必要があり、そのため糸屑等が小ドーム部Cに
詰る等の欠点がある。
では、他の被洗濯物と強く接触するとヒダ状部分
がまくれ返り、スライダーが剥ぎ出しとなつて他
の被洗濯物と接触し、損傷させ易いし、前記第4
図に示す構造のものでは、小ドーム部Cが邪魔と
なつて指頭による小ドーム部Cへのスライダーの
出し入れがやりずらく、小ドーム部Cを大型とす
る必要があり、そのため糸屑等が小ドーム部Cに
詰る等の欠点がある。
考案の目的
上述の現状に鑑み、本考案は、激しい撹拌作用
により他の被洗濯物と強く接触することがあつて
も、スライダーが剥き出しになることがなく、し
かも掩蔽部分への指頭によるスライダーの出し入
れが容易であり、糸屑等の詰まりも生ぜず、外観
も良好な、スライドフアスナーで開口部を開閉で
きる洗濯用袋を提供することを目的としている。
により他の被洗濯物と強く接触することがあつて
も、スライダーが剥き出しになることがなく、し
かも掩蔽部分への指頭によるスライダーの出し入
れが容易であり、糸屑等の詰まりも生ぜず、外観
も良好な、スライドフアスナーで開口部を開閉で
きる洗濯用袋を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
上述の目的を達成するため、本考案は、開口部
をスライドフアスナーで開閉される洗濯用袋の、
スライダーによる該スライドフアスナーの閉鎖端
の両側におけるフアスナーテープと袋生地との各
縫着部に、合わせ襟状態に形成された覆片が内外
二重に配置され、各覆片の前記閉鎖端の終端部に
位置する端縁は、二枚重ねで袋生地に一体に縫着
されているとともに、各覆片の幅と長さとは、前
記閉鎖端に位置するスライダーを覆いうる幅と長
さとされているという構成を採つている。
をスライドフアスナーで開閉される洗濯用袋の、
スライダーによる該スライドフアスナーの閉鎖端
の両側におけるフアスナーテープと袋生地との各
縫着部に、合わせ襟状態に形成された覆片が内外
二重に配置され、各覆片の前記閉鎖端の終端部に
位置する端縁は、二枚重ねで袋生地に一体に縫着
されているとともに、各覆片の幅と長さとは、前
記閉鎖端に位置するスライダーを覆いうる幅と長
さとされているという構成を採つている。
作 用
上述の構成によると、内外に重なつている覆片
は、合わせ襟状態に形成されているので、常態で
は略平らに開口部上に重なつており、その下にス
ライダーが位置する場合でも、スライダーの高さ
分だけ膨出するものの周辺は略平らな状態を維持
する。
は、合わせ襟状態に形成されているので、常態で
は略平らに開口部上に重なつており、その下にス
ライダーが位置する場合でも、スライダーの高さ
分だけ膨出するものの周辺は略平らな状態を維持
する。
また合わせ襟状態で内外に重なる各覆片は、一
方の側縁が自由端縁とされているので、指頭によ
つて容易に自由端縁がひらかれ、覆片の下方への
スライダーの出し入れを容易に行ないうる。
方の側縁が自由端縁とされているので、指頭によ
つて容易に自由端縁がひらかれ、覆片の下方への
スライダーの出し入れを容易に行ないうる。
また各覆片は一側縁で、フアスナーテープと袋
生地との縫着部に縫着されるとともに、スライド
フアスナーの閉鎖端の終端部に位置する両覆片の
端縁は二枚重ねで袋生地に一体に縫着されている
ので、前述の略平らな状態で開口部上に重なり、
スライダーがその下に位置してもこの略平らな状
態を維持でき、洗濯機による激しい撹拌、他の被
洗濯物との激しい接触が生じても、上述の平らな
重なり状態が失われることは無く、スライダーと
他の被洗濯物との接触による被洗濯物の破損を防
止する。
生地との縫着部に縫着されるとともに、スライド
フアスナーの閉鎖端の終端部に位置する両覆片の
端縁は二枚重ねで袋生地に一体に縫着されている
ので、前述の略平らな状態で開口部上に重なり、
スライダーがその下に位置してもこの略平らな状
態を維持でき、洗濯機による激しい撹拌、他の被
洗濯物との激しい接触が生じても、上述の平らな
重なり状態が失われることは無く、スライダーと
他の被洗濯物との接触による被洗濯物の破損を防
止する。
実施例
第1図ないし第3図は粗目の経メリヤス生地で
長方形袋体に縫製された洗濯用袋1の本考案を適
用した実施例であるが、袋体の形状は球形その他
任意の形態でよいことは勿論である。
長方形袋体に縫製された洗濯用袋1の本考案を適
用した実施例であるが、袋体の形状は球形その他
任意の形態でよいことは勿論である。
洗濯用袋1の開口部2には、スライドフアスナ
ー3が縫着され、スライドフアスナー3の務歯列
4,5はスライダー6によつて噛合、解離され、
開口部2が開閉される。
ー3が縫着され、スライドフアスナー3の務歯列
4,5はスライダー6によつて噛合、解離され、
開口部2が開閉される。
スライダー6によるスライドフアスナー3の閉
鎖端7の両側(第1図、第2図では上下両側)に
おけるフアスナーテープ8,9と袋生地10,1
1との縫着部12,13には、外側の覆片14と
内側の覆片15とが一側縁16,17で縫着さ
れ、その他側縁18,19は自由端縁とされ、こ
の結果として覆片14,15は合わせ襟状態を形
成している。
鎖端7の両側(第1図、第2図では上下両側)に
おけるフアスナーテープ8,9と袋生地10,1
1との縫着部12,13には、外側の覆片14と
内側の覆片15とが一側縁16,17で縫着さ
れ、その他側縁18,19は自由端縁とされ、こ
の結果として覆片14,15は合わせ襟状態を形
成している。
また覆片14,15の、閉鎖端7の終端部20
に位置する端縁21,22は二枚重ねで袋生地1
0,11に一体に縫着されている。
に位置する端縁21,22は二枚重ねで袋生地1
0,11に一体に縫着されている。
また覆片14,15の幅Wと長さLとは、閉鎖
端7に位置する引手23を含むスライダー6を第
2図に示すように覆いうる幅Wと長さLとされて
いる。
端7に位置する引手23を含むスライダー6を第
2図に示すように覆いうる幅Wと長さLとされて
いる。
第3図は図示例の覆片14,15の縫着構造を
覆片14の前半部を反転させて示したもので経メ
リヤス生地よりなる覆片14,15は、前端部2
4,25の鎖線で示す前端外側部26,27をそ
れぞれ矢印Xで示すよう三角状に内側へ折り返し
一側縁16,17とともに袋生地10,11に縫
着し、覆片14,15の前端縁28,29を二重
の斜辺に形成してある。
覆片14の前半部を反転させて示したもので経メ
リヤス生地よりなる覆片14,15は、前端部2
4,25の鎖線で示す前端外側部26,27をそ
れぞれ矢印Xで示すよう三角状に内側へ折り返し
一側縁16,17とともに袋生地10,11に縫
着し、覆片14,15の前端縁28,29を二重
の斜辺に形成してある。
このため前端縁28,29は厚肉で比較的弾性
に富むこととなり、スライダー6の摺動時に覆片
14,15がスライダー6に噛み込まれるのを防
止している。
に富むこととなり、スライダー6の摺動時に覆片
14,15がスライダー6に噛み込まれるのを防
止している。
上述の構成であるから一側縁16,17と端縁
21,22で袋生地10,11に縫着され、他側
縁18,19を自由端縁とされて合わせ襟状態を
形成する覆片14,15は、開口部2の閉鎖端7
に、略平らに配置され、上記縫着構造によつて、
その略平らな状態を常時維持できる。
21,22で袋生地10,11に縫着され、他側
縁18,19を自由端縁とされて合わせ襟状態を
形成する覆片14,15は、開口部2の閉鎖端7
に、略平らに配置され、上記縫着構造によつて、
その略平らな状態を常時維持できる。
しかも合わせ襟状態の打ち合わせ構造故に、自
由端縁たる他側縁18,19部分は、指頭によつ
て容易に拡開し、スライダーの出し入れが著しく
容易となるものである。
由端縁たる他側縁18,19部分は、指頭によつ
て容易に拡開し、スライダーの出し入れが著しく
容易となるものである。
なお、覆片14,15の縫着構造が第3図に示
される実施例に限定されないことは勿論である。
される実施例に限定されないことは勿論である。
効 果
本考案は、上述の構成、作用のものであつて、
内外に重ねて配置された各覆片は、合わせ襟状態
の打ち合わせ構造となつているので、開口部に略
平らに重なつて位置し、しかもその形状の保持力
が強く、スライダーが覆片の下部に位置している
とき、洗濯機による激しい撹拌作用と他の被洗濯
物との強い接触とを受けても、覆片が反転してス
ライダーを露出させる恐れが無く、洗濯用袋と一
緒に洗濯機に投入された他の被洗濯物を損傷する
ことが無い効果を奏する。
内外に重ねて配置された各覆片は、合わせ襟状態
の打ち合わせ構造となつているので、開口部に略
平らに重なつて位置し、しかもその形状の保持力
が強く、スライダーが覆片の下部に位置している
とき、洗濯機による激しい撹拌作用と他の被洗濯
物との強い接触とを受けても、覆片が反転してス
ライダーを露出させる恐れが無く、洗濯用袋と一
緒に洗濯機に投入された他の被洗濯物を損傷する
ことが無い効果を奏する。
また覆片は、合わせ襟状態の自由端縁側が自由
に拡開できるので、指頭によるスライダーの出し
入れが著しく容易となる効果がある。
に拡開できるので、指頭によるスライダーの出し
入れが著しく容易となる効果がある。
さらに覆片は常に略平らに開口部に重なつた形
状を保つので、スライダーの掩蔽部分に糸屑等が
詰る率が著しく小となるし、外観も良好としうる
等の効果を有している。
状を保つので、スライダーの掩蔽部分に糸屑等が
詰る率が著しく小となるし、外観も良好としうる
等の効果を有している。
第1図はスライドフアスナーの閉鎖完了直前の
状態を示す実施の一例の略示平面図、第2図は第
1図に示すもののスライドフアスナーの閉鎖完了
時の状態を示す略示平面図、第3図は第1図に示
すものの要部のみを示す斜視図、第4図は従来品
の一例の要部を示す斜視図である。 1:洗濯用袋、2:開口部、3:スライドフア
スナー、6:スライダー、7:閉鎖部、8,9:
フアスナーテープ、10,11:袋生地、12,
13:縫着部、14,15:覆片、16,17:
一側縁、18,19:他側縁、20:終端部、2
1,22:端縁、W:幅、L:長さ。
状態を示す実施の一例の略示平面図、第2図は第
1図に示すもののスライドフアスナーの閉鎖完了
時の状態を示す略示平面図、第3図は第1図に示
すものの要部のみを示す斜視図、第4図は従来品
の一例の要部を示す斜視図である。 1:洗濯用袋、2:開口部、3:スライドフア
スナー、6:スライダー、7:閉鎖部、8,9:
フアスナーテープ、10,11:袋生地、12,
13:縫着部、14,15:覆片、16,17:
一側縁、18,19:他側縁、20:終端部、2
1,22:端縁、W:幅、L:長さ。
Claims (1)
- 開口部をスライドフアスナーで開閉される洗濯
用袋の、スライダーによる該スライドフアスナー
の閉鎖端の両側におけるフアスナーテープと袋生
地との各縫着部に合わせ襟状態に形成された覆片
が内外二重に配置され、各覆片の前記閉鎖端の終
端部に位置する端縁は、二枚重ねで袋生地に一体
に縫着されているとともに、各覆片の幅と長さと
は、前記閉鎖端に位置するスライダーを覆いうる
幅と長さとされている洗濯用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8637687U JPH036306Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8637687U JPH036306Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63196683U JPS63196683U (ja) | 1988-12-19 |
JPH036306Y2 true JPH036306Y2 (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=30942623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8637687U Expired JPH036306Y2 (ja) | 1987-06-03 | 1987-06-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036306Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5561602B2 (ja) * | 2010-08-12 | 2014-07-30 | 日本発條株式会社 | シートカバー |
-
1987
- 1987-06-03 JP JP8637687U patent/JPH036306Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63196683U (ja) | 1988-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4172300A (en) | Pouch zipper blanket and methods of constructing and utilizing same | |
US2821723A (en) | Button-on sheets for blankets, comforters, and quilts | |
JPH0556086U (ja) | ブラジャー用洗濯ネット | |
JPH036306Y2 (ja) | ||
WO2015001784A1 (ja) | ポケット口の閉止構造 | |
JP2696093B2 (ja) | ブラジャー用洗濯ネット | |
JP3704680B2 (ja) | 防水衣料 | |
JP2872897B2 (ja) | 袖付き衣類用洗濯ネット | |
JP3223796U (ja) | 洗濯ネット | |
JP3059906U (ja) | 衣服のポケット | |
JPH02161913A (ja) | ふとんカバーおよびその製造方法 | |
JP3054935B2 (ja) | 布団カバー | |
JP2593977Y2 (ja) | スポーツシャツ | |
JP6681631B1 (ja) | 洗濯用ネットおよびその製造方法 | |
KR100521356B1 (ko) | 의류의 봉제 방법 | |
JPH0733750Y2 (ja) | 洗濯ネット | |
JPH0241123Y2 (ja) | ||
JP2004044005A (ja) | 顎ガード付き衣服 | |
JP3070386U (ja) | 収納袋付き上着 | |
JPH0226892Y2 (ja) | ||
JP2004033564A (ja) | 掛け布団カバー | |
JPH0727024Y2 (ja) | 洗濯ネット | |
JP3023619U (ja) | 洗濯用ネット | |
JPH0241122Y2 (ja) | ||
JPS6312721Y2 (ja) |