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JPH036098A - 配線基板の実装構造および配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板の実装構造および配線基板の製造方法

Info

Publication number
JPH036098A
JPH036098A JP1139250A JP13925089A JPH036098A JP H036098 A JPH036098 A JP H036098A JP 1139250 A JP1139250 A JP 1139250A JP 13925089 A JP13925089 A JP 13925089A JP H036098 A JPH036098 A JP H036098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
electronic components
wiring
shelf
boards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1139250A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Matsunaga
松永 三夫
Yuji Higaki
檜垣 祐治
Yoichi Igarashi
洋一 五十嵐
Toshiyuki Mori
森 利行
Seiji Asai
浅井 誠二
Yoshifumi Asakawa
浅川 喜文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1139250A priority Critical patent/JPH036098A/ja
Publication of JPH036098A publication Critical patent/JPH036098A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話加入者系電子装置等の高密度実装と、回
路ごとの点検、保守が要求される配線基板の実装構造と
、その配線基板の製造方法に関する。
[従来の技術] 電子部品を搭載した配線基板を、個別に点検。
保守可能な実装構造の従来技術としては、フレキシブル
板を折り重ねた特開昭62−26819号公報、および
双方向搭載の特開昭63−50099号公報に開示され
ている技術がある。前者は、個別保守が難しく、後者は
配線基板間隔が広い。
また、配線基板間を開く技術としては、実開昭59−1
73390号公報に開示されている技術がある。
さらに、配線基板のコネクタの接続技術としては、特公
昭62−46956号公報に開示されている技術がある
さらには、電子部品の冷却技術としては、実開昭59−
109192号公報、実開昭59−18441号公報に
開示されている技術がある。
また、フレキシブル基板の組立技術としては、特公昭6
2−23477号公報に開示されている技術がある。
[発明が解決しようとする課題] 従来、シェルフ構造の電子装置では、シェルフに搭載さ
れる配線基板をシェルフの基板挿入ガイドに沿っで収容
しており、配線基板の識別および保守の容易性を持って
いた。しかし、最近の半導体技術の急激な進展に伴い、
配線基板に搭載される電子部品は小型化・高集積化が進
み、配線基板当たりに収容される電子回路数は増大の一
途にある。配線基板内の高密度化が進められている中で
、増目すべき問題点は、第一にシェルフ内の空間の有効
活用がなされていないこと、第二に基板内に収容された
電子回路を一単位ごとに分離する機能が失われているこ
とである。
シェルフ内空間の有効利用については、配線基板の搭載
ピッチを狭くする方法が用いられているが、他回路との
インタフェース確保のためのコネクタの厚さによる制限
、隣接配線基板との接触回避のための配線基板間隙の確
保の制限および配線基板冷却用の冷媒の流路の確保の制
限から配線基板間隙の縮小には限界が来ていた。
次に、電子回路の高集積化に伴い、配線基板内に搭載さ
れる電子回路数は増加の一途であるが、電話加入者用回
路等のように回路−単位ごとに分離保守される機能につ
いては、1枚の配線基板内に多数の回路単位が搭載され
ると、保守時に不具合が出る。
つまり、例として電話加入者1人に対応する1回路単位
を集約して、1枚の配線基板に8電話加入者分を搭載し
たと仮定すると、その中の1加入者の回路に故障もしく
は機能変更があった場合、保守交換単位は配線基板1枚
なので、正常動作をしている他の7回路の加入者の回線
が切断されてしまい、サー・ビスの低下となる。配線基
板への搭載回路数が増大すると、この傾向はますます顕
著になる。また、保守サービス性向上のために、1加入
者回路を1配線基板に収容すると、第一の問題点で述べ
たように、シェルフ内の空間の有効利用が図れず、装置
の容積が大きくなり、高密度化の要求に反する結果とな
る。
本発明の第1の目的は、シェルフ内への電子部品および
電子回路の高密度実装および回路単位の保守、交換が容
易に実現できる配線基板の実装構造を提供することにあ
る。
本発明の第2の目的は、点検後、不良電子部品が搭載さ
れている配線基板を容易に交換し得る配線基板の実装構
造を提供することにある。
本発明の第3の目的は、電子部品をより一層高密度で実
装し得る配線基板の実装構造を提供することにある。
本発明の第4の目的は、電子部品を搭載している配線基
板の点検、保守の作業性をより一層向上させ得る配線基
板の実装構造を提供することにある。
本発明の第5の目的は、シェルフ内に配線基板群を確実
に圧縮させた状態で収納し得る配線基板の実装構造を提
供することにある。
本発明の第6の目的は、配線基板群における電子部品を
搭載した配線基板の品名および機能内容を容易に検索し
得る配線基板の実装構造を提供することにある。
本発明の第7の目的は、シェルフ内に配線基板群を収納
した状態で、電子部品を効果的に冷却し得る配線基板の
実装構造を提供することにある。
本発明の第8の目的は、電子部品をさらに高密度に実装
でき、かつ電子部品の性能の安定化を図り得る配線基板
の実装構造を提供することにある。
また、本発明の第9の目的は、電子部品を高密度で実装
した配線基板を能率よく製造し得る配線基板の製造方法
を提供することにある。
さらに、本発明の第10の目的は、電子部品を高密度で
実装し、かつ電子部品の冷却機能を有する配線基板を能
率よく製造し得る配線基板の製造方法を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 前記第1の目的は、シェルフ内に、複数枚の配線基板を
ブック型に綴った配線基板群を挿脱可能に収納するとと
もに、前記配線基板群をシェルフ内に収納した状態では
配線基板が互いに密着し、前記配線基板群をシェルフ外
に引き出した状態では各配線基板の電子部品に通電した
状態で各配線基板を開閉可能に構成したことにより、達
成される。
前記第1の目的は、前記配線基板群を、挟持する配線基
板と挟持される配線基板とで構成し、挟持する配線基板
を硬質の板材で形成し、挟持される配線基板を可撓性の
材料で形成するとともに。
挟持される配線基板に電子部品を搭載し、かつ前記挟持
する配線基板を表紙とするブック型に構成したことによ
り、さらに良好に達成される。
前記第2の目的は、前記挟持する配線基板に、挟持され
る配線基板を取り外し可能に取り付けたことにより、達
成される。
前記第3の目的は、前記挟持する配線基板に、挟持され
る配線基板を複数枚取り付け、挟持される配線基板のう
ちの隣接する配線基板に、電子部品が互いに重ならない
ように1位置をずらして搭載したことにより、達成され
る。
前記第4の目的は、前記シェルフと配線基板群との間に
、配線基板群をシェルフの前方に引き出した状態でシェ
ルフに一時係留させ、配線基板を開閉させ得るように構
成したことにより、達成される。
前記第5の目的は、前記配線基板群に、該配線基板群を
圧縮状態に保持するロック機構を設けたことにより、達
成される。
前記第6の目的は、前記配線基板群に、電子部品を搭載
した配線基板の品名および機能内容を開示するインデッ
クス手段を設けたことにより、達成される。
前記第7の目的は、前記挟持される配線基板の電子部品
が搭載されている面に、冷却媒体を当接させたことによ
り、また前記冷却媒体を可撓性の材料で形成し、かつ可
撓性の材料で形成された冷却媒体収納袋に入れて構成し
たことにより、さらに前記冷却媒体を、電子部品の厚さ
より厚くかつ硬質のボードで形成し、このボードに電子
部品用窓を設け、この電子部品用窓内に電子部品が入る
ように構成したことによって、達成される。
前記第8の目的は、前記挟持される配線基板の内部に、
電子部品を埋設したことにより、達成される。
前記第9の目的は、予め電子部品用の切り抜き穴を設け
、この切り抜き穴に電子部品を収納しかつ電子部品のリ
ード線を固着したスペーサと、予め配線パターンを形成
した第1.第2の素子板とを用意し、前記第1の素子板
にスペーサを接着し、このスペーサに前記第2の素子板
を接着し、これら第1の素子板とスペーサと第2の素子
板とを一体化した積層体における前記電子部品のリード
線に対応する位置に、貫通スルーホールを明け、この貫
通スルーホールに電気導体を形成し、前記第1、第2の
素子板の配線パターンと電子部品のリード線とを電気的
に接続することにより、達成される。
前記第10の目的は、帯状可撓性プリント配線基板に電
子部品を搭載し、前記帯状可撓性プリント配線基板の電
子部品搭載側に帯状可撓性冷却媒体を貼り付け、前記帯
状可撓性プリント基板と電子部品と帯状可撓性冷却媒体
の一体化物を、必要な長さに切断することにより、達成
される。
[作用] 本発明では、複数枚の配線基板をブック型に綴って配線
基板群を構成しており、その配線基板に電子部品を搭載
し、シェルフ内に配線基板群を収納した状態では、配線
基板が互いに密着するようにしているので、シェルフ内
へ電子部品および電子回路を高密度で実装することが可
能となる9また、本発明では前記配線基板群をシェルフ
外に引き呂した状態では、各配線基板の電子部品に通電
した状態で各配線基板を開閉し得るようにしているので
、回路単位で保守、交換を容易に行うことができる。
さらに、本発明では配線基板群を、挟持する配線基板と
挟持される配線基板とで構成し、挟持する配線基板を硬
質の板材で形成し、挟持される配線基板を可撓性の材料
で形成し、この挟持される配線基板に電子部品を搭載し
、かつ挟持する配線基板を表紙とするブック型に形成し
ているので、より一層良好に、シェルフ内への電子部品
および電子回路の高密度実装が可能となり、かつ回路単
位での保守、交換に有利となる。
しかも、本発明では挟持する配線基板に、電子部品を搭
載した挟持される配線基板を取り外し可能に取り付けて
いるので、点検後、不良電子部品が搭載されている配線
基板を容易に交換することができる。
また、本発明では複数枚からなる挟持される配線基板の
うちの隣接する配線基板に、電子部品が互いに重ならな
いように、位置をずらして搭載しているので、シェルフ
内に収納する状態で、配線基板群をより一層圧縮し得る
ので、電子部品をより一層高密度で実装することができ
る。
さらに2本発明ではシェルフと配線基板群との間に、配
線基板群をシェルフの前方に引き出した状態で、シェル
フに配線基板群を一時係留させ、かつ配線基板を開閉さ
せ得るようにしているので。
電子部品を搭載している配線基板の点検、保守の作業性
をより一層向上させることができる。
そして、本発明では配線基板群に、該配線基板群を圧縮
状態に保持するロック機構を設けているので、シェルフ
内に配線基板を確実に圧縮した状態で収納することがで
きる。
また、本発明では配線基板群に、電子部品を搭載した配
線基板の品名および機能内容を開示するインデックス手
段を設けているので、電子部品を搭載した配線基板の品
名および機能内容を容易に検索することが可能となる。
さらに、本発明では挟持される配線基板の電子部品が搭
載されている面に、冷却媒体を当接させているので、電
子部品を効果的に冷却することができ、電子部品の性能
を良好に保持することができる。
さらにまた5本発明では冷却媒体を可撓性の材料で形成
し、その冷却媒体を可撓性の材料で形成された冷却媒体
収納袋に入れているので、配線基板に搭載された電子部
品に冷却媒体と冷却媒体収納袋とが密着し、より一層効
果的に電子部品を冷却することができる。
また、本発明では冷却媒体を、電子部品の厚さより厚く
かつ硬質のボードで形成し、このボードに電子部品用窓
を設け、この電子部品用窓内に電子部品を入れるように
しているので、電子部品を効果的に冷却できる外、電子
部品を保護することができる。
しかも、本発明では挟持される配線基板の内部に、電子
部品を埋設しているので、電子部品をさらに高密度に実
装でき、かつ電子部品の性能の安定化を図ることができ
る。
また、本発明では予め電子部品用の切り抜き穴を設け、
この切り抜き穴に電子部品を収納しかつ電子部品のリー
ド線を固着したスペーサと、予め配線パターンを形成し
た第1.第2の素子板とを用意し、前記第1の素子板に
スペーサを接着し、このスペーサに前記第2の素子板を
接着し、これら第1の素子板とスペーサと第2の素子板
とを一体化した積層体における前記電子部品のリード線
に対応する位置に、貫通スルーホールを明け、この貫通
スルーホールに電気導体を形成し、前記第1、第2の素
子板の配線パターンと電子部品のリード線とを電気的に
接続するするようにしているので、電子部品を高密度で
実装した配線基板を能率よく製造することが可能となる
さらに、本発明では帯状可撓性プリント配線基板に電子
部品を搭載し、前記帯状可撓性プリント配線基板の電子
部品搭載側に帯状可撓性冷却媒体を貼り付け、前記帯状
可撓性プリント基板と電子部品と帯状可撓性冷却媒体の
一体化物を、必要な長さに切断するようにしているので
、電子部品を高密度で実装し、かつ電子部品の冷却機能
を有する配線基板を能率よく製造することが可能となる
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図〜第4図は本発明配線基板の実装構造の第1の実
施例を示すもので、第1図は実装構造全体の斜視図、第
2図は配線基板群の拡大斜視図、第3図は挟持する配線
基板と挟持される配線基板との結合構造を示す斜視図、
第4図は挟持される配線基板の一部分の斜視図である。
この第1の実施例の配線基板の実装構造では、第1図に
示すように、シェルフ5内に配線基板を群単位で挿脱可
能に収納されている。
前記シェルフ5は、第1図に示すように、両側板と天板
と底板とによりボックス型に形成されており、前後方向
に配線基板群100を引き出し、押し込み得るように構
成されている。前記天板と底板にはそれぞれ幅方向に間
隔をおいて複数条の基板挿入ガイド6が設けられている
前記配線基板群100は、第1図、第2図に示すように
、挟持する配線基板1,1′と、これらの配線基板1,
1′に挟持される複数枚の配線基板2とで、挟持する配
線基板1,1′を表紙とするブック型に構成されている
前記挟持する配線基板1,1′は1機械的強度の大きい
硬質の板材で形成され、かつ電気接続のための配線(図
示せず)を有している。また、挟持する配線基板1,1
′は、第2図から分かるように、蝶番9を介して互いに
開閉可能に連結されている。さらに、挟持する各配線基
板1,1′の後端部には、インタフェースコネクタ3が
設けられており、このインタフェースコネクタ3はイン
タフェースケーブル4を通じて外部装置(図示せず)に
接続されていて、配線基板群100を引き出しても動作
断とならないようになっている。そして、挟持する各配
線基板1,1′の内面には、第2図、第3図に示すよう
に、基板コネクタ8が複数個ずつ固定されている。
前記挟持される配線基板2は、可撓性を有する材料で形
成され、この配線基板2にはプリント配線が施されてい
る。また、挟持される各配線基板2には、第2図〜第4
図に示すように、IC等の電子部品7が搭載されている
。さらに、挟持される配線基板2の後端部10には第4
図に示すように、接栓部11が形成されており、この接
栓部11と基板コネクタ8との嵌合を介して、挟持され
る配線基板2が挟持する配線基板1,1′に取り外し可
能に取り付けられている。この接栓部11は、銅めっき
、はんだめっき、金めつき等により形成されている。そ
して、この接栓部11を当該基板コネクタ8に嵌め込む
ことにより、挟持する配線基板1または1′に挟持され
る配線基板2を電気的に接続し得るように構成されてい
る。
前記各配線基板群1.00は、シェルフ5内から引き出
した状態では、挟持する配線基板1,1′は蝶番9で連
結したことにより、60〜180°の範囲で開くことが
でき、挟持される配線基板2は挟持する配線基板1,1
′の内側に固定された基板コネクタ8に配線基板2の後
端部10の接栓部11を嵌め込んだ結合構造と、配線基
板2を可撓性を持った材料で形成したこととにより、6
0〜180°の範囲で開くことができるように構成され
ている。
前記第1の実施例における配線基板の実装構造は1次の
ように使用される。
まず、挟持する配線基板1,1′と挟持される配線基板
2とでブック型に構成された配線基板群100は、基板
挿入ガイド6に沿って押し込まれ、シェルフ5の側板と
隣接する配線基板群100、または隣接する配線基板群
100同士により圧縮された状態で収納されている。
この状態から1個々の配線基板群100の配線基板2に
搭載された電子部品7を回路ごと点検、保守を行う場合
は、当該配線基板群100を基板挿入ガイド6に沿って
シェルフ5内から引き出す。配線基板群100を引き出
しても、インタフェースコネクタ3と外部装置とはイン
タフェースケーブル4で電気的に接続されているので、
電子部品7の動作断とはならない。
前記シェルフ5から当該配線基板群100を引き出すと
、第2図に示すように、挟持する配線基板1.1′は蝶
番9を介して60〜180°の範囲で開き。
挟持される配線基板2は配線基板1,1′の内側に固定
された基板コネクタ8に配線基板2の後端部10の接栓
部11を嵌め込んで結合し、かつ配線基板2を可撓性を
持った材料で形成しているため、60〜180°の範囲
で開くようになっている。
したがって、この第1の実施例では挟持される各配線基
板2に搭載された電子部品7を回路ごと点検、保守を的
確に行うことができる。
電子部品7の点検、保守を行った後、当該配線基板群1
00を閉じ、基板挿入ガイド6に沿って押し込み、シェ
ルフ5内に再び圧縮した状態で収納する。
次に、第5図は本発明配線基板の実装構造の第2の実施
例を示すもので、挟持される配線基板を1枚取り出して
示した斜視図である。
この第2の実施例では挟持される配線基板2の後端部l
Oに圧入端子コネクタ12が設けられている。
この圧入端子コネクタ12は、挟持される配線基板2に
はんだ付け、または圧入端子コネクタ12自体のばね力
により取り付けられている。また、圧入端子コネクタ1
2は第2図、第3図に示す基板コネクタ8には圧入する
ことによって結合され、挟持する配線基板1,1′に、
挟持する配線基板2を機械的および電気的に接続してい
る。
ついで、第6図および第7図は本発明配線基板の実装構
造の第3の実施例を示すもので、第6図は挟持される複
数枚の配線基板の半部の斜視図、第7図は同正面図であ
る。
この第3の実施例では、複数枚配列された挟持される配
線基板2のうちの、隣接する配線基板2の電子部品7が
互いに重ならないように、位置をずらして搭載されてい
る。
その結果、配線基板群100を閉じたときの厚さを講く
することができる外、隣接する配線基板2の電子部品7
が重ならないので、It電子部品の発熱による温度の対
流を防止することができる。
さらに、第8図は本発明配線基板の実装構造の第4の実
施例を示す斜視図である。
この第4の実施例では、シェルフ5の天板と底板にそれ
ぞれ基板挿入ガイド6と、長穴13とが設けられている
。前記長穴13は、基板挿入ガイド6の近傍に、しかも
基板挿入ガイド6と平行に設けられている。各長穴13
は、空気穴兼ガイド穴として機能するようになっている
一方、配線基板群100は挟持する配線基板1と、これ
に後端部10が機械的、電気的に接続された複数枚の挟
持される配線基板2とでブック型に構成されている。
前記挟持する配線基板1の外側の後端部には、上、下端
部にピンブラケット14が固定されている。
各ピンブラケット14には、前記シェルフ5に形成され
た長穴13に嵌合するガイドピン15が設けられている
。各ガイドピン15は、ばね(図示せず)を介して弾発
的に突出付勢されている。
この第4の実施例では、配線基板群100の挟持する配
線基板1の上、下端部を基板挿入ガイド6に嵌め、挟持
する配線基板1の外側の後端部の上。
下端部に設けられたガイドピン15をシェルフ5の天板
と底板に設けられた長穴13に嵌め、前記基板挿入ガイ
ド6と長穴13に沿って配線基板群100をガイドし、
シェルフ5内に収納する。
この配線基板群100の収納状態において、長穴13は
空気穴として作用し、挟持される配線基板2に搭載され
た電子部品(第8図中では省略)を空冷する。
そして、挟持される配線基板2に搭載された電子部品の
点検、保守に際しては、配線基板群100をシェルフ5
の前方へ引き、長穴13の前端部にガイドピン15が接
触する位置まで配線基板群100を引き出すと、上下部
のガイドピン15を支点として、配線基板群100の配
線基板2がこの実施例では90〜180°の範囲で開く
ことができる。
したがって、この実施例によれば、配線基板群100を
シェルフ5の前方に引き出した状態で、シェルフ5に一
時係留させ、配線基板2を開いて点検、保守を行うこと
ができるので、電子部品の点検、保守の作業性をより一
層向上させることができる。
この第4の実施例の他の構成2作用については、前記第
1.第2および第3の実施例と同様である。
続いて、第9図〜第11図は本発明配線基板の実装構造
の第5の実施例を示すもので、第9図は配線基板群の斜
視図、第10図および第11図はそれぞれこの実施例の
要部であるロック機構を示す斜視図である。
この第5の実施例では配線基板群100の前端部に、配
線基板群100を圧縮した状態で縛るロック機構16が
設けられている。
前記ロック機構16の第9図、第10図に示すものは、
ロックプレート17と、バンド18とにより構成されて
いる。前記ロックプレート17は、挟持する一方の配線
基板1に固定されている。前記バンド18の一端部は挟
持する他方の配線基板1′に固定され、他端部の幅方向
の両端部は波型に形成されている。
このロック機構16では、配線基板群100をシェルフ
5に収納する際、バンド18の他端部をロックプレート
17に差し込んで締め付け、第9図に示すように、配線
基板群100を圧縮した状態に保持して収納するように
している。
前記ロック機構16の第11図に示すものは、ロックプ
レート19と、バンド20とにより構成されている。前
記ロックプレート19は、挟持する一方の配線基板(第
11図中では省略)に固定され、バンド通し穴は二ロ型
に形成されている。前記バンド20は、一端部が挟持す
る他方の配線板(第11図中では省略)に取り付けられ
、他端部の一方の面には凹凸部が形成されている。
そして、この第11図に示すロック機構16では。
バンド20の他端部をロックプレート19のバンド通し
穴の一半部に通して締め付け、バンド20の端部を折り
返し通し穴の他生部に通して止め、配線基板前100を
シェルフ(図示せず)内に圧縮した状態に保持して収納
し得るようにしている。
なお、この実施例において、バンド18.20の端部に
マジックテープを取り付けておいてもよい。
また、第12図は本発明配線基板の実装構造の第6の実
施例を示す斜視図である。
この第6の実施例では、配線基板群100にその品名お
よび機能内容を開示するインデックス手段21が設けら
れている。
前記インデックス手段21は、挟持する配線基板1.1
′に形成されたスライド穴22と、カーソル23と、挟
持される複数の配線基板2の前端部に設けられたインデ
ックス24と、挟持する配線基板1の外側に設けられた
ガイド部25および表示札26とを有して構成されてい
る。前記スライド穴22は、挟持する各配線基板1,1
′の前端部側に、上下方向に長く形成されている。前記
カーソル23は、挟持する配線基板1,1′に形成され
たスライド穴22に掛は渡されている。前記インデック
ス23は。
挟持される複数の配線基板2の前端部に突設され、かつ
各配線基板2に、上下方向に段差を付けて設けられてい
る。前記ガイド部25は、挟持する配線基板1の外側に
、前記インデックス23に対応する任意の位置にカーソ
ル23を規制し得るように設けられている。前記表示札
26は、挟持される配線基板1の外側に、各インデック
ス24に対応してカーソル23の指示する位置に貼り付
けられている。また、表示札26には各インデックス2
4で、指定される配線基板2の品名および機能内容が記
入されている。
この第6の実施例では、カーソル23をスライド穴22
に沿って移動させ、そのカーソル23を配線基板2のイ
ンデックス24の位置に合わせて止めると、カーソル2
3によりそのインデックス24に該当する配線基板2と
表示札26とが指定され、当該配線基板2の品名および
機能内容が分かるし、また指定された表示札26の品名
および機能内容に該当する配線基板2を検索することが
できる。
ついで、第13図〜第15図は本発明配線基板の実装構
造の第7の実施例を示すもので、第13図は挟持される
配線基板に搭載された電子部品を、冷却媒体収納袋で冷
却する型式の断面図、第14図は同電子部品を、冷却媒
体ボードで冷却する型式の一部拡大断面図、第15図は
第14図に示す型式における斜視図である。
この第7の実施例の第13図に示すものは、挟持される
複数の配線基板2における隣接する配線基板2間に、冷
却媒体収納袋27が介装されている。
前記冷却媒体収納袋27は、例えばゴムや薄いプラスチ
ック材等の可撓性に優れた材料により、挟持される配線
基板2とほぼ同じ広さに形成されている。この冷却媒体
収納袋27には、冷却媒体28が充填されている。
前記冷却媒体28には、シリコーンコンパウンダ等の、
可撓性に優れかつ熱伝導性に優れた材料が用いられる。
前記冷却媒体28を充填した冷却媒体収納袋27の上下
端部および前後端部の少なくとも一つが大気に開放され
、または外部に設置された放熱体(図示せず)に熱的に
接続されている。
この第13図に示す実施例では、配線基板群100の挟
持される複数の配線基板2における隣接する配線基板2
間に、可撓性に優れた冷却媒体収納袋27内にこれも可
撓性に優れた冷却媒体28を充填したものを介装してい
るので、配線基板群100を圧縮した状態で収納した際
、前記冷却媒体入り冷却媒体収納袋27が配線基板2お
よびこれに搭載された電子部品7に密着する。
そして、電子部品7から発せられた熱は、冷却媒体収納
袋27に伝導され、さらに冷却媒体28に伝導される。
ここで、冷却媒体28は熱伝導性に優れているので、冷
却媒体28全体がほぼ均一に温度が上昇し、また冷却媒
体収納袋27は上下端部および前後端部の少なくとも一
つが大気に開放され、または放熱体に熱的に接続されて
いるので、冷却媒体28の熱が冷却媒体収納袋27を通
じて大気または放熱体に対して放熱され、電子部品7が
効果的に冷却される。
また、第14図、第15図に示すものは、配線基板群1
00の挟持される配線基板2の電子部品7が搭載された
面に、冷却媒体ボード29が取り付けられている。
前記冷却媒体ボード29は、金属またはセラミックス等
の硬質材料により、前記配線基板2とほぼ同じ広さに形
成されている。この冷却媒体ボード29は、電子部品7
の厚さより厚く形成されている。
また、冷却媒体ボード29には電子部品7に対応する位
置に、電子部品用窓30が設けられていて、この電子部
品用窓30に電子部品7を入れるようになっている。さ
らに、冷却媒体ボード29は前記配線基板2における電
子部品7の搭載されている面に、接着またはかしめ等に
より固着されている。そして、前記冷却媒体ボード29
も、上下端部および前後端部の少なくとも一つが大気に
開放され、または外部に設置された放熱体に熱的に接続
されている。
この第14図、第15図に示す実施例では、電子部品7
から発せられた熱は冷却媒体ボード29を通じて大気に
放出され、または放熱体に放出されるので、電子部品7
を効果的に冷却することができる。
また、この実施例では冷却媒体ボード29が硬質の材料
により電子部品7の厚さより厚く形成され、かつ電子部
品用窓30が設けられているので、配線基板群100を
圧縮した状態で収納しても、電子部品7を圧迫しないよ
うに保護することができる。
さらに、第16図〜第18図は本発明配線基板の製造方
法の第1の実施例を示すもので、第16図は配線基板の
製造過程の説明図、第17図は同製品である配線基板の
断面図、第18図はスペーサに予め設けられた切り抜き
穴と電子部品との関係を示す拡大平面図である。
この製造方法の第1の実施例では、配線基板群の挟持さ
れる配線基板2を次のように製造する。
すなわち、第16図に示すように、第1.第2の素子板
:H,32と、電子部品7を搭載したスペーサ36とを
用意する。
ついで、第1の素子板31の一方の面に、電子部品7を
搭載したスペーサ36を積層し、このスペーサ36の他
方の面に、第2の素子板32を積層し、これら第1の素
子板31とスペーサ36と第2の素子板32とを一体化
する。
前記第1.第2の素子板31.32は、プラスチック板
等で形成された基材33に、予めスルーホール34と配
線パターン35とを形成して構成されている。
前記スペーサ36は、金属板またはプラスチック板で形
成されており、このスペーサ36には予め電子部品7を
受は入れる切り抜き穴37が明けられている。また、ス
ペーサ36には切り抜き穴37に予め電子部品7を嵌め
、そのリード線7−1をはんだや接着材等により取り付
けている。さらに、前記スペーサ36は第1の素子板3
1と第2の素子板32とに接着材38により接着され、
一体化されている。
前記第1の素子板31と、電子部品7を取り付けたスペ
ーサ36と、第2の素子板32とを一体化した積層体3
9に、厚さ方向に貫通する貫通スルーホール40を設け
る。この貫通スルーホール40は、スペーサ36に取り
付けられた電子部品7のリード線7−1に該当する位置
に設ける。
ついで、前記貫通スルーホール40に、スルーホールめ
っき工法等により電気導体40’を形成し、第1.第2
の素子板31,32の基材33に形成された配線パター
ン35と電子部品7のリード線7−1とを電気的に接続
し、第17図に示すごとき配線基板2を得る。
前記第1の素子板31と、電子部品7を取り付けたスペ
ーサ36と、第2の素子板32とを積層して接着した後
は、積層体39の表面からは電子部品7およびそのリー
ド線7−1が見えないが、予めスペーサ36の切り抜き
穴37の位置を数値制御装置に記憶しておくことにより
、リード線7−1を知ることができる。而して、貫通ス
ルーホール40を設ける際には、リード線7−1に該当
する位置に、数値制御装置を備えた工作機械を使用して
位置出しを行い、貫通スルーホール40を穿設する。
この実施例によれば、既存の電子部品、例えば汎用IC
等をそのまま利用して電子部品内蔵型配線基板を製造す
ることができるばかりでなく、挟持される配線基板2の
製造工程も、従来実用化されている多層配線基板の製造
工程を利用して製造することが可能である。
なお、この実施例では積層体39をさらに2層以上積層
した配線基板を製造することもできる。
そして、この実施例で製造された配線基板2は、電子部
品7を内蔵しているので、電子部品7の機能を安定化す
ることができ、また電子部品7の実装密度を向上させる
ことができるし、スルーホールめっき工法により電子部
品7のリード線7−1と第1.第2の素子板31.32
の基材33に形成された配線パターン35とを電気的に
接続しているので、その接続の信頼性を向上させること
ができる。
進んで、第19図および第20図は本発明配線基板の製
造方法の第2の実施例を示すもので、第19図は製造過
程の説明図、第20図は製品である配線基板の拡大斜視
図である。
この実施例では、挟持される配線基板2を次のようにし
て製造する。
つまり、帯状可撓性プリント配線基板41を用い、その
一方の面にIC等の電子部品7を搭載し、かつ電気的に
接続する。前記帯状可撓性プリント配線基板41への電
子部品7のリード線の電気的接続は、クリーム状のはん
だを付けた後、加熱するりフローはんだ付け、またはレ
ーザ等により連続的に行う。
ついで、前記電子部品7を搭載した帯状可撓性プリント
配線基板41の一方の面に、帯状可撓性冷却媒体42を
重ね、貼り付ける。この帯状可撓性冷却媒体42は、熱
伝導性と柔軟性とを有するプラスチックシート等で形成
され、かつ帯状可撓性プリント配線基板41とほぼ同じ
幅に形成されている。
前記帯状可撓性プリント配線基板41への帯状可撓性冷
却媒体42の貼り付けは、UV接着材を用いての接着、
または熱かしめ等により連続的に行う。
次に、帯状可撓性プリント配線基板41と、電子部品7
と、帯状可撓性冷却媒体42の一体化物を連続的に検査
する。検査の結果、不良個所にマーキングをしておく。
ついで、不良個所を切除し、帯状可撓性プリント配線基
板41と、電子部品7と、帯状可撓性冷却媒体42の一
体化物を必要な長さに切断し、第20図に示すごとき配
線基板2を製造する。
この実施例では、電子部品7の一方の面に可撓性冷却媒
体を積層した挟持される配線基板2を能率よく製造する
ことが可能となる。
[発明の効果コ 以上説明した本発明の請求項1記載の発明によれば、複
数枚の配線基板をブック型に綴って配線基板群を構成し
ており、その配線基板に電子部品を搭載し、シェルフ内
に配線基板群を収納した状態では、配線基板が互いに密
着するようにしているので、シェルフ内へ電子部品およ
び電子回路を高密度で実装し得る効果があり、また前記
配線基板群をシェルフ外に引き出した状態では、各配線
基板の電子部品に通電した状態で各配線基板を開閉し得
るようにしているので、回路単位で保守。
交換を容易に行い得る効果がある。
本発明の請求項2記載の発明によれば、配線基板群を、
挟持する配線基板と挟持される配線基板とで構成し、挟
持する配線基板を硬質の板材で形成し、挟持される配線
基板を可撓性の材料で形成し、この挟持される配線基板
に電子部品を搭載し、かつ挟持する配線基板を表紙とす
るブック型に形成しているので、より一層良好に、シェ
ルフ内への電子部品および電子回路の高密度実装が可能
となり、かつ回路単位での保守、交換に有利となる効果
がある。
本発明請求項3記載の発明によれば、挟持する配線基板
に、電子部品を搭載した挟持される配線基板を取り外し
可能に取り付けているので、点検後、不良電子部品が搭
載されている配線基板を容易に交換し得る効果がある。
本発明の請求項4記載の発明によれば、複数枚からなる
挟持される配線基板のうちの隣接する配線基板に、電子
部品が互いに重ならないように。
位置をずらして搭載しているので、シェルフ内に収納す
る状態で、配線基板群をより一層圧縮し得るので、電子
部品をより一層高密度で実装し得る効果がある。
本発明の請求項5記載の発明によれば、シェルフと配線
基板群との間に、配線基板群をシェルフの前方に引き出
した状態で、シェルフに配線基板群を一時係留させ、か
つ配線基板を開閉させ得るようにしているので、電子部
品を搭載している配線基板の点検、保守の作業性をより
一層向上させ得る効果がある。
本発明の請求項6記載の発明によれば、配線基板群に、
該配線基板群を圧縮状態に保持するロック機構を設けて
いるので、シェルフ内に配線基板を確実に圧縮した状態
で収納し得る効果がある。
本発明の請求項7記載の発明によれば、配線基板群に、
電子部品を搭載した配線基板の品名および機能内容を開
示するインデックス手段を設けているので、電子部品を
搭載した配線基板の品名および機能内容を容易に検索し
得る効果がある。
本発明の請求項8記載の発明によれば、挟持される配線
基板の電子部品が搭載されている面に、冷却媒体を当接
させているので、電子部品を効果的に冷却することがで
き、電子部品の性能を良好に保持し得る効果がある。
本発明の請求項9記載の発明によれば、冷却媒体を可撓
性の材料で形成し、その冷却媒体を可撓性の材料で形成
された冷却媒体収納袋に入れているので、配線基板に搭
載された電子部品に冷却媒体と冷却媒体収納袋とが密着
する結果、より一層効果的に電子部品を冷却し得る効果
がある。
本発明の請求項10記載の発明によれば、冷却媒体を、
電子部品の厚さより厚くかつ硬質のボードで形成し、こ
のボードに電子部品用窓を設け、この電子部品用窓内に
電子部品を入れるようにしているので、電子部品を効果
的に冷却できる外、電子部品を保護し得る効果がある。
本発明の請求項11記載の発明によれば、挟持される配
線基板の内部に、電子部品を埋設しているので、電子部
品をさらに高密度に実装でき、かつ電子部品の性能の安
定化を図り得る効果がある。
また、本発明の請求項12記載の発明によれば、予め電
子部品用の切り抜き穴を設け、この切り抜き穴に電子部
品を収納しかつ電子部品のリード線を固着したスペーサ
と、予め配線パターンを形成した第1.第2の素子板と
を用意し、前記第1の素子板にスペーサを接着し、この
スペーサに前記第2の素子板を接着し、これら第1の素
子板とスペーサと第2の素子板とを一体化した積層体に
おける前記電子部品のリード線に対応する位置に。
貫通スルーホールを明け、この貫通スルーホールに電気
導体を形成し、前記第1.第2の素子板の配線パターン
と電子部品のリード線とを電気的に接続するするように
しているので、電子部品を高密度で実装した配線基板を
能率よく製造し得る効果がある。
さらに、本発明の請求項13記載の発明によれば。
帯状可撓性プリント配線基板に電子部品を搭載し。
前記帯状可撓性プリント配線基板の電子部品搭載側に帯
状可撓性冷却媒体を貼り付け、前記帯状可撓性プリント
基板と電子部品と帯状可撓性冷却媒体の一体化物を、必
要な長さに切断するようにしているので、電子部品を高
密度で実装し、かつ電子部品の冷却機能を有する配線基
板を能率よく製造し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明配線基板の実装構造の第1の実
施例を示すもので、第1図は実装構造全体の斜視図、第
2図は配線基板群の拡大斜視図、第3図は挟持する配線
基板と挟持される配線基板との結合構造を示す斜視図、
第4図は挟持される配線基板の一部分の斜視図である。 第5図は本発明配線基板の実装構造の第2の実施例を示
すもので、挟持される配線基板を1枚取り出して示した
斜視図である。第6図および第7図は本発明配線基板の
実装構造の第3の実施例を示すもので、第6図は挟持さ
れる複数枚の配線基板の半部の斜視図、第7図は同正面
図である。第8図は本発明配線基板の実装構造の第4の
実施例を示す斜視図である。第9図〜第11図は本発明
配線基板の実装構造の第5の実施例を示すもので、第9
図は配線基板群の斜視図、第10図および第11図はそ
れぞれこの実施例の要部であるロック機構を示す斜視図
、第12図は本発明配線基板の実装構造の第6の実施例
を示す斜視図である。第13図〜第15図は本発明配線
基板の実装構造の第7の実施例を示すもので、第13図
は挟持される配線基板に搭載された電子部品を、冷却媒
体収納袋で冷却する型式の断面図、第14図は同電子部
品を、冷却媒体ボードで冷却する型式の一部拡大断面図
、第15図は第14図に示す型式における斜視図である
。第16図〜第18図は本発明配線基板の製造方法の第
1の実施例を示すもので、第16図は配線基板の製造過
程の説明図、第17図は同製品である配線基板の断面図
、第18図はスペーサに予め設けられた切り抜き穴と電
子部品との関係を示す拡大平面図である。第19図およ
び第20図は本発明配線基板の製造方法の第2の実施例
を示すもので、第19図は製造過程の説明図、第20図
は製品である配線基板の拡大斜視図である。 100・・配線基板群、1,1′・・・挟持する配線基
板、2・・・挟持される配線基板、3・・・インタフェ
ースコネクタ、4・・・インタフェースケーブル、5・
・シェルフ、6・・・基板挿入ガイド、7・・・電子部
品、8・・・配線基板コネクタ、9・・・蝶板、11・
・・接栓部、12・・・圧入端子コネクタ、13・・・
長穴、15・・・ガイドビン、16・・・ロック機構、
17・・・ロックプレート、18・・・バンド、19・
・・ロックプレート、20・・・バンド、21・・・イ
ンデックス手段、22スライド穴、23・・・カーソル
、24・・・インデックス、26・・・表示札、27・
・・冷却媒体収容袋、28・・・冷却媒体、29・・・
冷却媒体ボード、30・・・電子部品用窓、31.32
・・第1.第2の素子板、35・・配線パターン、36
・・・スペーサ、37・・・切り抜き穴。 38・・・接着材、39・・・積層体、40・・・貫通
スルーホール、40′・・・電気導体、41・・・帯状
可撓性プリント配線基板、42・・・帯状可撓性冷却媒
体。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. シェルフ内に、複数枚の配線基板をブック型に綴
    った配線基板群を挿脱可能に収納するとともに、前記配
    線基板群をシェルフ内に収納した状態では配線基板が互
    いに密着し、前記配線基板群をシェルフ外に引き出した
    状態では各配線基板の電子部品に通電した状態で各配線
    基板を開閉可能に構成したことを特徴とする配線基板の
    実装構造。
  2. 2. 前記配線基板群を、挟持する配線基板と挟持され
    る配線基板とで構成し、挟持する配線基板を硬質の板材
    で形成し、挟持される配線基板を可撓性の材料で形成す
    るとともに、挟持される配線基板に電子部品を搭載し、
    かつ前記挟持する配線基板を表紙とするブック型に構成
    したことを特徴とする請求項1記載の配線基板の実装構
    造。
  3. 3. 前記挟持する配線基板に、挟持される配線基板を
    取り外し可能に取り付けたことを特徴とする請求項2記
    載の配線基板の実装構造。
  4. 4. 前記挟持する配線基板に、挟持される配線基板を
    複数枚取り付け、挟持される配線基板のうちの隣接する
    配線基板に、電子部品が互いに重ならないように、位置
    をずらして搭載したことを特徴とする請求項2または3
    記載の配線基板の実装構造。
  5. 5. 前記シェルフと配線基板群との間に、配線基板群
    をシェルフの前方に引き出した状態でシェルフに一時係
    留させ、かつ配線基板を開閉させ得るように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の配線基板の実装構造。
  6. 6. 前記配線基板群に、該配線基板群を圧縮状態に保
    持するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の配線基板の実装構造。
  7. 7. 前記配線基板群に、電子部品を搭載した配線基板
    の品名および機能内容を開示するインデックス手段を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の配線基板の実装構
    造。
  8. 8. 前記挟持される配線基板の電子部品が搭載されて
    いる面に、冷却媒体を当接させたことを特徴とする請求
    項2記載の配線基板の実装構造。
  9. 9. 前記冷却媒体を可撓性の材料で形成し、かつ可撓
    性の材料で形成された冷却媒体収納袋に入れて構成した
    ことを特徴とする請求項8記載の配線基板の実装構造。
  10. 10. 前記冷却媒体を、電子部品の厚さより厚くかつ
    硬質のボードで形成し、このボードに電子部品用窓を設
    け、この電子部品用窓内に電子部品を入れるように構成
    したことを特徴とする請求項8記載の配線基板の実装構
    造。
  11. 11. 前記挟持される配線基板の内部に、電子部品を
    埋設したことを特徴とする請求項2記載の配線基板の実
    装構造。
  12. 12. 予め電子部品用の切り抜き穴を設け、この切り
    抜き穴に電子部品を収納しかつ電子部品のリード線を固
    着したスペーサと、予め配線パターンを形成した第1,
    第2の素子板とを用意し、前記第1の素子板にスペーサ
    を接着し、このスペーサに前記第2の素子板を接着し、
    これら第1の素子板とスペーサと第2の素子板とを一体
    化した積層体における前記電子部品のリード線に対応す
    る位置に、貫通スルーホールを明け、この貫通スルーホ
    ールに電気導体を形成し、前記第1,第2の素子板の配
    線パターンと電子部品のリード線とを電気的に接続する
    ことを特徴とする配線基板の製造方法。
  13. 13. 帯状可撓性プリント配線基板に電子部品を搭載
    し、前記帯状可撓性プリント配線基板の電子部品搭載側
    に帯状可撓性冷却媒体を貼り付け、前記帯状可撓性プリ
    ント基板と電子部品と帯状可撓性冷却媒体の一体化物を
    、必要な長さに切断することを特徴とする配線基板の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07240583A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Nec Corp 多層プリント配線板およびその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07240583A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Nec Corp 多層プリント配線板およびその製造方法

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