JPH036076Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036076Y2 JPH036076Y2 JP8613484U JP8613484U JPH036076Y2 JP H036076 Y2 JPH036076 Y2 JP H036076Y2 JP 8613484 U JP8613484 U JP 8613484U JP 8613484 U JP8613484 U JP 8613484U JP H036076 Y2 JPH036076 Y2 JP H036076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- case
- case lid
- case body
- battery holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、耳かけ式補聴器の電池装置に関す
るものであり、もう少し詳しくいうと、釦形の電
池が着脱可能に装着してなる耳かけ式補聴器の電
池装置に関するものである。
るものであり、もう少し詳しくいうと、釦形の電
池が着脱可能に装着してなる耳かけ式補聴器の電
池装置に関するものである。
第3図は従来のこの種の装置を示し、合成樹脂
成形でなる2つ割りのケースの一方のケース部分
1に欠円筒状の切欠き2が形成された電池ホルダ
3を軸4で軸支し、電池ホルダ3は先端の爪部5
を引いて矢印A方向に回動、引出しうるようにな
つていた。
成形でなる2つ割りのケースの一方のケース部分
1に欠円筒状の切欠き2が形成された電池ホルダ
3を軸4で軸支し、電池ホルダ3は先端の爪部5
を引いて矢印A方向に回動、引出しうるようにな
つていた。
ケース部分1には、さらに、マイクロホン6、
イヤホン7、スイツチ8、電気回路およびボリウ
ム(共に図示せず)等が装着されている。
イヤホン7、スイツチ8、電気回路およびボリウ
ム(共に図示せず)等が装着されている。
以上のような構成でなる従来のものでは、電池
ホルダ3が、その開閉時にケースに対して摺接し
て回動することから、この摺接部の防水シールが
不完全で、装用者の汗や雨滴が電池部分へ侵入す
るという欠点があつた。また、電池が切欠き2の
部分で保持されているため、電池ホルダ3を引き
出した際、電池が落下し易いという欠点もあつ
た。
ホルダ3が、その開閉時にケースに対して摺接し
て回動することから、この摺接部の防水シールが
不完全で、装用者の汗や雨滴が電池部分へ侵入す
るという欠点があつた。また、電池が切欠き2の
部分で保持されているため、電池ホルダ3を引き
出した際、電池が落下し易いという欠点もあつ
た。
この考案の目的は、完全な防水シールを施しう
ると共に、電池の落下のおそれのない電池ホルダ
を備えた耳かけ式補聴器の電池装置を提供するこ
とにある。
ると共に、電池の落下のおそれのない電池ホルダ
を備えた耳かけ式補聴器の電池装置を提供するこ
とにある。
この考案は、ケースを、後面に開口部を有する
ケース本体と、このケース本体に上端部で軸支さ
れて開口部を閉塞するケース蓋とで構成し、ケー
ス本体の下端部を、上面開口した箱状をなし回動
開閉する電池ホルダとしたことにより、上記の目
的を達成しうる構成になるものである。
ケース本体と、このケース本体に上端部で軸支さ
れて開口部を閉塞するケース蓋とで構成し、ケー
ス本体の下端部を、上面開口した箱状をなし回動
開閉する電池ホルダとしたことにより、上記の目
的を達成しうる構成になるものである。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示し、
図において、後面に開口部11を有するケース本
体12と、このケース本体12に軸13によつて
上端部が軸支されたケース蓋体14とで補聴器の
ケースが構成されている。ケース本体12の開口
部11周辺にはパツキン15が装着されており、
ケース蓋体14を閉じて頼着片16へネジ締めす
ることにより、ケースの防水シールが達成され
る。
図において、後面に開口部11を有するケース本
体12と、このケース本体12に軸13によつて
上端部が軸支されたケース蓋体14とで補聴器の
ケースが構成されている。ケース本体12の開口
部11周辺にはパツキン15が装着されており、
ケース蓋体14を閉じて頼着片16へネジ締めす
ることにより、ケースの防水シールが達成され
る。
ケース本体12の下端部は、上面が開口した箱
状の電池ホルダ17として形成されており、電池
ホルダ17は軸18でケース本体に軸支されてい
て、回動開閉可能となつている。電池ホルダ17
の下端には係止片19が一体に形成されており、
この係止片19には、内側に山形の凹部20が、
外側に突条21が形成されており、電池ホルダ1
7を閉じたとき、係止片19はケース蓋体14の
下端部後面に位置する。22は電池ホルダ17に
収納された釦形の電池である。電池ホルダ17の
開口部にはパツキン23が装着されている。
状の電池ホルダ17として形成されており、電池
ホルダ17は軸18でケース本体に軸支されてい
て、回動開閉可能となつている。電池ホルダ17
の下端には係止片19が一体に形成されており、
この係止片19には、内側に山形の凹部20が、
外側に突条21が形成されており、電池ホルダ1
7を閉じたとき、係止片19はケース蓋体14の
下端部後面に位置する。22は電池ホルダ17に
収納された釦形の電池である。電池ホルダ17の
開口部にはパツキン23が装着されている。
ケース蓋体14の下端部にはO−リングを介し
て固定レバー24が可回動に軸支されており、固
定レバー24の端部下面には、突条21に係脱す
る凹溝25が形成されている。また、ケース本体
12の下端部後面には、凹部20が弾接する山形
の突部26が一体に形成されている。
て固定レバー24が可回動に軸支されており、固
定レバー24の端部下面には、突条21に係脱す
る凹溝25が形成されている。また、ケース本体
12の下端部後面には、凹部20が弾接する山形
の突部26が一体に形成されている。
ケース蓋体14の内側には電子回路素子27の
プリント板28が装着されており、この電子回路
と電池22を電気的に接続するための1対の電池
接片29が、ケース蓋体14の下端部内側に突設
されている。
プリント板28が装着されており、この電子回路
と電池22を電気的に接続するための1対の電池
接片29が、ケース蓋体14の下端部内側に突設
されている。
ケース蓋体14の外面には、半固定の調整部3
0、パツキン31を挟持して調整部30をおおう
カバー32、スイツチ33、ボリウム34が装着
されている。なお、カバー32は固定レバー24
によつて電池ホルダ17と同時に固定および解除
が行われる。
0、パツキン31を挟持して調整部30をおおう
カバー32、スイツチ33、ボリウム34が装着
されている。なお、カバー32は固定レバー24
によつて電池ホルダ17と同時に固定および解除
が行われる。
ケース本体12に収納されているマイクロホン
35およびイヤホン36は、導線37によりケー
ス蓋体14に装着された電気部品の所定個所に接
続されている。
35およびイヤホン36は、導線37によりケー
ス蓋体14に装着された電気部品の所定個所に接
続されている。
次に作用について説明する。
第1図の状態から、ケース蓋体14を閉じて、
ネジ締めによりケース本体12にケース蓋体14
を固定する。
ネジ締めによりケース本体12にケース蓋体14
を固定する。
電池ホルダ17を閉じると、凹部20と突部2
6の弾接により、電池ホルダ17は閉止状態で保
持されるが、さらに固定レバー24を回動して突
条21に凹溝25を係合させることにより、電池
ホルダ17のパツキン23がケース本体12の下
端部に押圧され、防水シールが確保される。電池
22の交換の際は、固定レバー24を回動して凹
溝25から突条21を解放し、電池ホルダ17を
図示のように開いて電池22を交換するのである
が、電池ホルダ17が箱状のものであるため、電
池22の落下のおそれはない。
6の弾接により、電池ホルダ17は閉止状態で保
持されるが、さらに固定レバー24を回動して突
条21に凹溝25を係合させることにより、電池
ホルダ17のパツキン23がケース本体12の下
端部に押圧され、防水シールが確保される。電池
22の交換の際は、固定レバー24を回動して凹
溝25から突条21を解放し、電池ホルダ17を
図示のように開いて電池22を交換するのである
が、電池ホルダ17が箱状のものであるため、電
池22の落下のおそれはない。
また、電池22とケース蓋体14に装着された
電子回路との接続は、電池接片29と電池22の
両極との接触で達成される。
電子回路との接続は、電池接片29と電池22の
両極との接触で達成される。
以上のように、この考案は、ケースをケース本
体とケース蓋体との結合構成とし、ケース本体の
下端部を、上面が開口した箱状の電池ホルダで形
成し、回動開閉する電池ホルダに固定レバーが係
脱するようにしたので、電池ホルダの防水シール
を完全になし得、さらには電池交換時に電池が落
下するおそれがなく、補聴器の信頼性を向上し、
取扱いも容易となしうる。
体とケース蓋体との結合構成とし、ケース本体の
下端部を、上面が開口した箱状の電池ホルダで形
成し、回動開閉する電池ホルダに固定レバーが係
脱するようにしたので、電池ホルダの防水シール
を完全になし得、さらには電池交換時に電池が落
下するおそれがなく、補聴器の信頼性を向上し、
取扱いも容易となしうる。
第1図はこの考案の一実施例の一部透視斜視
図、第2図は当該実施例の要部側面図、第3図は
従来のものの一部斜視図である。 11……開口部、12……ケース本体、14…
…ケース蓋体、17……電池ホルダ、19……係
止片、20……凹部、21……突条、22……電
池、23……パツキン、24……固定レバー、2
5……凹溝、26……突部、29……電地接片。
図、第2図は当該実施例の要部側面図、第3図は
従来のものの一部斜視図である。 11……開口部、12……ケース本体、14…
…ケース蓋体、17……電池ホルダ、19……係
止片、20……凹部、21……突条、22……電
池、23……パツキン、24……固定レバー、2
5……凹溝、26……突部、29……電地接片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 後面開口したケース本体と、このケース本体
に上端部で軸支されたケース蓋体と、前記ケー
ス本体の下端部を形成し上記開口した箱状をな
し回動開閉可能の電池ホルダと、この電池ホル
ダに一体に形成され前記ケース蓋体の下端後面
に延びる係止片と、前記ケース蓋体に軸支され
前記係止片に係脱する固定レバーと、前記ケー
ス蓋体の下端部内側に突設された1対の電池接
片とを備えてなる耳かけ式補聴器の電池装置。 (2) 係止片に形成された山形の凹部と、ケース本
体の下端部後面に形成され前記凹部が弾接する
突部とを備えた実用新案登録請求の範囲第1項
記載の耳かけ式補聴器の電池装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8613484U JPS611999U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 耳かけ式補聴器の電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8613484U JPS611999U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 耳かけ式補聴器の電池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611999U JPS611999U (ja) | 1986-01-08 |
JPH036076Y2 true JPH036076Y2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=30637160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8613484U Granted JPS611999U (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 耳かけ式補聴器の電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS611999U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151626A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Fukuda Denshi Co Ltd | 医療機器 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5188099B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2013-04-24 | リオン株式会社 | 耳穴形補聴器 |
JP4569709B2 (ja) * | 2009-02-20 | 2010-10-27 | パナソニック株式会社 | 補聴器 |
US8345905B2 (en) * | 2009-03-10 | 2013-01-01 | Panasonic Corporation | Hearing aid |
JP4554718B1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-09-29 | パナソニック株式会社 | 補聴器 |
JP2013157791A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Panasonic Corp | 補聴器 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP8613484U patent/JPS611999U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007151626A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Fukuda Denshi Co Ltd | 医療機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611999U (ja) | 1986-01-08 |
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