JPH0354099Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354099Y2 JPH0354099Y2 JP12088487U JP12088487U JPH0354099Y2 JP H0354099 Y2 JPH0354099 Y2 JP H0354099Y2 JP 12088487 U JP12088487 U JP 12088487U JP 12088487 U JP12088487 U JP 12088487U JP H0354099 Y2 JPH0354099 Y2 JP H0354099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- nightgown
- hemp
- linen
- bedsores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Bedding Items (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、寝たきりの人に好適な寝衣の改良に
関するものである。
関するものである。
(従来技術)
寝たきりの老人や病人は、長時間布団の上に寝
ているため、布団と身体が接触する部分に身体か
ら出る汗や熱がこもつて床ずれができ易い。特に
近年、平均寿命が延び、寝たきりの老人が多くな
つている現状では大きな問題となつている。
ているため、布団と身体が接触する部分に身体か
ら出る汗や熱がこもつて床ずれができ易い。特に
近年、平均寿命が延び、寝たきりの老人が多くな
つている現状では大きな問題となつている。
このため、床ずれの防止に、発泡プラスチツク
の上面を波型に形成したクツシヨン材の表面を布
団皮で覆つたものも市販されているが、発泡プラ
スチツクは吸湿性や熱伝導性が悪く、湿気や熱が
こもつため、ほとんど効果が得られない。
の上面を波型に形成したクツシヨン材の表面を布
団皮で覆つたものも市販されているが、発泡プラ
スチツクは吸湿性や熱伝導性が悪く、湿気や熱が
こもつため、ほとんど効果が得られない。
このため、本件出願人は、外周に布地を使用し
たふとんカバーの表裏中央部分に方形網目状にカ
ヤ織りした麻布地を複数枚重ね合せ、この周囲を
飾りステツチを設けて縫製し、このふとんカバー
の外周布の一辺にふとん等の出し入れのためのチ
ヤツクを設けた床ずれ防止ふとんカバーを先に提
案した。
たふとんカバーの表裏中央部分に方形網目状にカ
ヤ織りした麻布地を複数枚重ね合せ、この周囲を
飾りステツチを設けて縫製し、このふとんカバー
の外周布の一辺にふとん等の出し入れのためのチ
ヤツクを設けた床ずれ防止ふとんカバーを先に提
案した。
このふとんカバーは、吸湿性、熱伝導性に優れ
た麻布地を複数枚重ねてあるので、空隙も多く、
床ずれの防止効果が大きい。
た麻布地を複数枚重ねてあるので、空隙も多く、
床ずれの防止効果が大きい。
しかしながら、上記カバーを使用する場合、麻
布地とのマツサージ効果により血行を高めて床ず
れを防止するためには、裸で寝ると効果的である
が、冬などは肩側が寒く、また床ずれは主に腰な
どに局部的にできるため、大型のカバーは麻布地
の使用面積も多く、高価となる欠点があつた。
布地とのマツサージ効果により血行を高めて床ず
れを防止するためには、裸で寝ると効果的である
が、冬などは肩側が寒く、また床ずれは主に腰な
どに局部的にできるため、大型のカバーは麻布地
の使用面積も多く、高価となる欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みなされた
もので、最も床ずれのでき易い腰や背中などに局
部的に麻布地を接触させて効果的な治療が得られ
ると共に、使用する麻布地が少なく安価であり、
寝巻やパジヤマと同様に直接着られるので肩の冷
えも防止できる寝衣を提供することを目的とする
ものである。
もので、最も床ずれのでき易い腰や背中などに局
部的に麻布地を接触させて効果的な治療が得られ
ると共に、使用する麻布地が少なく安価であり、
寝巻やパジヤマと同様に直接着られるので肩の冷
えも防止できる寝衣を提供することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、後身頃の前部または一部を、麻繊維
を方形網目状にカヤ織りした麻布地を複数枚重ね
て形成したことを特徴とするものである。
を方形網目状にカヤ織りした麻布地を複数枚重ね
て形成したことを特徴とするものである。
以下、本考案を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図は寝巻きに適用した場合の実施例を示す
もので、図において1は後身頃、2は袖、3は衿
で、前記後身頃1は、第2図に示すように、麻繊
維を方形網目状にカヤ織りした麻布地4を3〜6
枚程度重ねて形成されている。
もので、図において1は後身頃、2は袖、3は衿
で、前記後身頃1は、第2図に示すように、麻繊
維を方形網目状にカヤ織りした麻布地4を3〜6
枚程度重ねて形成されている。
この麻布地4の織りピツチは、1.2〜2.8mmの方
形網目状にカヤ織りしたものが好ましい。織りピ
ツチが1.2mm未満では通気性が悪く、床ずれの防
止効果が少なく、また2.8mmを越えると、切断し
たときの耳端がほつれ易く、縫製や使用上不都合
がある。
形網目状にカヤ織りしたものが好ましい。織りピ
ツチが1.2mm未満では通気性が悪く、床ずれの防
止効果が少なく、また2.8mmを越えると、切断し
たときの耳端がほつれ易く、縫製や使用上不都合
がある。
このように複数枚重ねた麻布地4は、その周縁
をバイヤステープ5で止め、後身頃1の周縁の布
6に縫着されている。
をバイヤステープ5で止め、後身頃1の周縁の布
6に縫着されている。
なお、麻布地4は綿との混紡のものでも良い
(作用)
次に上記構成の寝巻きを、寝たきりの老人や病
人に着せたときの作用について説明する。
人に着せたときの作用について説明する。
寝巻きは肌着を付けず直接着せ、この状態で寝
ていると、身体に直接、接触している麻繊維は、
それ自体の作用として体内から出る発汗を急速に
吸収すると共に、外部にも急速に発散して乾燥す
るため、肌に粘らず、しかも麻繊維自体は熱の良
導体であるため、体温を適度に調整し、清涼感を
与えることができる。
ていると、身体に直接、接触している麻繊維は、
それ自体の作用として体内から出る発汗を急速に
吸収すると共に、外部にも急速に発散して乾燥す
るため、肌に粘らず、しかも麻繊維自体は熱の良
導体であるため、体温を適度に調整し、清涼感を
与えることができる。
また身体に触れる部分は、織目が粗いので、最
初に寝た感じはむしろ痛いが、身体を局部的に刺
激してマツサージ効果により血行を高め、次第に
寝心地も良くなつて、長時間寝たきりの病人や老
人の床ずれを予防できると共に、一旦床ずれにな
つた人でも短期間に回復し、従来の市販されてい
るものにはない著しい効果が得られた。
初に寝た感じはむしろ痛いが、身体を局部的に刺
激してマツサージ効果により血行を高め、次第に
寝心地も良くなつて、長時間寝たきりの病人や老
人の床ずれを予防できると共に、一旦床ずれにな
つた人でも短期間に回復し、従来の市販されてい
るものにはない著しい効果が得られた。
また複数枚重ねられている麻布地4は中央部を
縫着せず、その周縁部だけを縫着しているので、
上下に重なつた麻布地4……が互いに横方向に滑
り、局部的な摩耗や伸びを防止して、更にマツサ
ージ効果を高めると共に、耐久性を増大させるこ
とができる。この場合、重ね合せた麻布地4の中
央部分を縫着してしまうと、横方向の移動が規制
されるため、身体の当る中央部分だけが、局部的
に摩耗したり織目が伸びたりして、破け易くなつ
てしまう問題がある。
縫着せず、その周縁部だけを縫着しているので、
上下に重なつた麻布地4……が互いに横方向に滑
り、局部的な摩耗や伸びを防止して、更にマツサ
ージ効果を高めると共に、耐久性を増大させるこ
とができる。この場合、重ね合せた麻布地4の中
央部分を縫着してしまうと、横方向の移動が規制
されるため、身体の当る中央部分だけが、局部的
に摩耗したり織目が伸びたりして、破け易くなつ
てしまう問題がある。
また麻繊維は綿繊維に比べて弾力性があり、し
かも3〜6枚程度重ねることにより、隙間が十分
確保されると共に、局部的に加わる力が分散さ
れ、床ずれの予防効果に優れている。
かも3〜6枚程度重ねることにより、隙間が十分
確保されると共に、局部的に加わる力が分散さ
れ、床ずれの予防効果に優れている。
また本考案の寝巻は、通常の寝巻同様に、前身
頃を開くことができるので、オシメの交換や着せ
換えも容易に行えことができる。
頃を開くことができるので、オシメの交換や着せ
換えも容易に行えことができる。
また着たまま寝るので、麻布地で作つたふとん
カバーに比べて肌への接触面積が大きく、しかも
床ずれ部分に確実に接触しているので、治療効果
が大きく、使用する高価な麻布地4の量も少な
い。
カバーに比べて肌への接触面積が大きく、しかも
床ずれ部分に確実に接触しているので、治療効果
が大きく、使用する高価な麻布地4の量も少な
い。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、後
身頃1の下半分を、麻布地4を複数枚重ねて形成
し、袖と衿なしとしたもので、最も床ずれのでき
易い腰に当る部分だけ麻を用いたものである。
身頃1の下半分を、麻布地4を複数枚重ねて形成
し、袖と衿なしとしたもので、最も床ずれのでき
易い腰に当る部分だけ麻を用いたものである。
第4図は更に異なる実施例を示すもので複数枚
重ねた麻布地4を凸形に裁断し、後身頃1と前身
頃7,7の脇側を一体に形成して、腰全体を覆う
ようにしたものである。
重ねた麻布地4を凸形に裁断し、後身頃1と前身
頃7,7の脇側を一体に形成して、腰全体を覆う
ようにしたものである。
なお上記実施例では、寝巻に適用した場合の実
施例について説明したが、パジヤマやネグリジ
エ、幼児用のおくるみなど種々の寝衣に応用する
ことができる。
施例について説明したが、パジヤマやネグリジ
エ、幼児用のおくるみなど種々の寝衣に応用する
ことができる。
(考案の効果)
以上説明した如く、本考案に係る寝衣によれ
ば、最も床ずれのでき易い腰や背中などに局部的
に麻布地を接触させて、効果的な治療が行えしか
も使用する麻布地の量が少なく、麻布地で形成し
たふとんカバーに比べて価格も3分の1程度と安
価であり、寝巻やパジヤマと同様に直接着られる
ので、肩の冷えも防止できるなど、種々の効果を
有するものである。
ば、最も床ずれのでき易い腰や背中などに局部的
に麻布地を接触させて、効果的な治療が行えしか
も使用する麻布地の量が少なく、麻布地で形成し
たふとんカバーに比べて価格も3分の1程度と安
価であり、寝巻やパジヤマと同様に直接着られる
ので、肩の冷えも防止できるなど、種々の効果を
有するものである。
第1図は本考案の一実施例による寝巻の背面
図、第2図は第1図の後身頃の断面図、第3図は
他の実施例による寝巻の背面図、第4図は更に異
なる実施例を示すもで片側の前身頃を開いた状態
を示す正面図である。 1……後身頃、2……袖、3……衿、4……麻
布地、5……バイヤステープ、6……布。
図、第2図は第1図の後身頃の断面図、第3図は
他の実施例による寝巻の背面図、第4図は更に異
なる実施例を示すもで片側の前身頃を開いた状態
を示す正面図である。 1……後身頃、2……袖、3……衿、4……麻
布地、5……バイヤステープ、6……布。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 後身頃の全部または一部を、麻繊維を方形網
目状にカヤ織りした麻布地を複数枚重ねて形成
したことを特徴とする寝衣。 (2) カヤ織りした麻布地の織りピツチが1.2〜2.8
mmである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
寝衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12088487U JPH0354099Y2 (ja) | 1987-08-06 | 1987-08-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12088487U JPH0354099Y2 (ja) | 1987-08-06 | 1987-08-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6426318U JPS6426318U (ja) | 1989-02-14 |
JPH0354099Y2 true JPH0354099Y2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=31367396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12088487U Expired JPH0354099Y2 (ja) | 1987-08-06 | 1987-08-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354099Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4906499B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2012-03-28 | 株式会社東郷製作所 | コネクタ |
-
1987
- 1987-08-06 JP JP12088487U patent/JPH0354099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6426318U (ja) | 1989-02-14 |
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