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JPH0354934B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0354934B2
JPH0354934B2 JP11559787A JP11559787A JPH0354934B2 JP H0354934 B2 JPH0354934 B2 JP H0354934B2 JP 11559787 A JP11559787 A JP 11559787A JP 11559787 A JP11559787 A JP 11559787A JP H0354934 B2 JPH0354934 B2 JP H0354934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
naphthalenedisulfonic acid
acid
added
salt
naphthalenedisulfonic
Prior art date
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Expired
Application number
JP11559787A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS63280055A (en
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11559787A priority Critical patent/JPS63280055A/en
Publication of JPS63280055A publication Critical patent/JPS63280055A/en
Publication of JPH0354934B2 publication Critical patent/JPH0354934B2/ja
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〈産業上の利用分野〉 本発明は、洗顔料中間体として重要であるばか
りでなく、耐熱性ポリマー原料である2,6−ナ
フタレンジオールの原料としても重要な化学製品
である2,6−ナフタレンジスルホン酸の製造方
法に関するものである。 〈従来技術とその問題点〉 2,6−ナフタレンジスルホン酸はナフタレ
ン、あるいは、β−ナフタレンスルホン酸を硫
酸、あるいは発煙硫酸によりスルホン化すること
により容易に生成しうるが、他に2,7−ナフタ
レンジスルホン酸、1,6−ナフタレンジスルホ
ン酸、1,7−ナフタレントリスルホン酸、ナフ
タレントリスルホン酸等の副生が避けられず、こ
れらの異性体混合物中より純粋な2,6−ナフタ
レンジスルホン酸を分離する操作を必要とする。
しかし、この2,6−ナフタレンジスルホン酸の
分離方法については限られた方法しか知られてお
らず、また、いずれの方法も分離効率、及び操作
面から言つて、はなはだ不満足なものであつた。 従来、2,6−ナフタレンジスルホン酸と2,
7−ナフタレンジスルホン酸の分離はPBレポー
ト記載の方法(BIOSフアイナルレポートNo.
1152)、即ち、ジスルホン酸の硫酸溶液にアルカ
リ金属塩、あるいはアルカリ土類金属塩を加え、
これらの異性体の塩を生成させ、その溶解度の違
いを利用する方法により行なわれていた。しか
し、この方法では、ナフタレンジスルホン酸塩の
溶解度差が顕著ではないため、得られる2,6−
ナフタレンジスルホン酸金属塩の純度が低く、か
つ回収率も低いという難点があつた。また、無機
塩が廃酸中に蓄積されるため、未反応硫酸を再使
用できないという欠点もあつた。 この改良方法として、特開昭54−163563では
2,6−ナフタレンジスルホン酸について、その
溶解度が最も小さくなる硫酸濃度60〜70%での晶
析による分離法が、また、特公昭59−26619には
分離剤としてアニリンを添加し、2,6−ナフタ
レンジスルホン酸をアニリン塩として析出させる
という分離法が提案されている。しかし、前者で
は異性体間の溶解度差があまり大きくないため、
得られる2,6−ナフタレンジスルホン酸の収
率、純度が低く、後者では純粋な2,6−ナフタ
レンジスルホン酸塩は取れるものの、アニリン塩
の溶解度が比較的大きいため、母液への2,6−
ナフタレンジスルホン酸のアニリン塩の損失が避
けられず、その結果、2,6−ナフタレンジスル
ホン酸の収率の低下、及び分離剤剤であるアニリ
ンを完全に回収できないという欠点が存在した。 〈発明の目的〉 本発明の目的は、かかる従来法の欠点を解決し
ようとするものであつて、分離剤を用いることに
より2,6−ナフタレンジスルホン酸化合物を含
有する溶液より高純度の2,6−ナフタレンジス
ルホン酸を効率よく製造することを可能にし、ま
た、用いた分離剤をほぼ完全に回収し、再使用す
る方法を提供するものである。 〈発明の構成〉 本発明者らは各種ジアミンを用いたスルホン酸
の分離検討の結果、特にパラフエニレンジアミン
とその誘導体を分離剤として用いた場合、分離剤
が2,6−ナフタレンジスルホン酸とのみ硫酸溶
液にほとんど不溶の塩を作ることを見出した。
2,6−ナフタレンジスルホン酸フエニレンジア
ミン塩はアニリン塩と異なり、幅広い硫酸濃度範
囲で極めて低い溶解度しか持たず、従つて、母液
中への漏洩がないという特徴をもつ。 得られた2,6−ナフタレンジスルホン酸ジア
ミン塩は、炭素数1〜5のアルコール溶媒に懸濁
させた後、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリを添加することによりアミン塩を分解
し、2,6−ナフタレンジスルホン酸アルカリ塩
に変換させることができる。2,6−ナフタレン
ジスルホン酸アルカリ塩は炭素数1〜5のアルコ
ール溶媒に不溶であり、一方、ジアミンは可溶で
あるため、濾過、洗浄することにより、容易に分
離剤を除去し、高純度の2,6−ナフタレンジス
ルホン酸金属塩を単離することができる。 一方、分離剤として用いたジアミンは完全にア
ルコール母液中に移行するので、これよりジアミ
ンを鉱酸塩として単離するることによつて、ある
いは炭素数1〜5のアルコール溶媒を蒸留により
除去しフリーアミンの形で回収し、2,6−ナフ
タレンジスルホン酸分離工程にリサイクルするる
ことができる。 本発明により、以下のことが極めて容易に達成
できるようになつた。 高純度の2,6−ナフタレンジスルホン酸を
高収率に製造することができる。 分離剤として用いたジアミンの母液への損失
がないため、ほぼ完全に回収、リサイクルする
ことができる。 本発明の第1の態様によれば、2,6−ナフタ
レンジスルホン酸を含有する溶液に、この溶液中
において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得ることを
特徴とする2,6−ナフタレンジスルホン酸の製
造方法が提供される。 本発明の第2の態様によれば、2,6−ナフタ
レンジスルホン酸を含有する溶液に、この溶液中
において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得、前記濾
液(A)に鉱酸を加え析出するパラフエニレンジアミ
ン鉱酸塩を単離し、2,6−ナフタレンジスルホ
ン酸分離剤としてリサイクルすることを特徴とす
る2,6−ナフタレンジスルホン酸の製造方法が
提供される。 本発明の第3の態様によれば、2,6−ナフタ
レンジスルホン酸を含有する溶液に、この溶液中
において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得、前記濾
液(A)よりアルコール溶媒を蒸留により除去した後
の母液を2,6−ナフタレンジスルホン酸分離剤
としてリサイクルすることを特徴とする2,6−
ナフタレンジスルホン酸の製造方法が提供され
る。 〈発明の具体的構成〉 以下、本発明を4つの工程にわけて更に詳しく
説明する。 (第1工程) 2,6−ナフタレンジスルホン酸を含有する溶
液を得る工程。例えば、ナフタレンまたはβ−ナ
フタレンスルホン酸を硫酸、あるいは発煙硫酸等
のスルホン化剤でスルホン化し、2,6−ナフタ
レンジスルホン酸、2,7−ナフタレンジスルホ
ン酸を主成分とする反応溶液を得るジスルホン化
工程。 (第2工程) 上記ジスルホン化反応溶液などの2,6−ナフ
タレンジスルホン酸を含む溶液中において、所定
量の芳香族ジアミンを生成する化合物を添加し、
ナフタレンジスルホン酸をジアミン塩として分離
する工程。 (第3工程) 上記第2工程で得られた2,6−ナフタレンジ
スルホン酸のジアミン塩を炭素数1〜5のアルコ
ール溶媒に懸濁させ、不活性気体の存在下、アル
カリを添加し、2,6−ナフタレンジスルホン酸
アルカリ塩とジアミンに分解させ、析出する結晶
を濾別後、濾塊を炭素数1〜5のアルコールで洗
浄する2,6−ナフタレンジスルホン酸アルカリ
塩の単離工程。 (第4工程) 上記第3工程のアルコール母液中に回収した分
離剤のジアミンを、溶媒を蒸留により除去したの
ち直接、あるいは母液に鉱酸を添加して、アミン
の鉱酸塩を析出させ濾別後、鉱酸塩の形で第2工
程に再使用するリサイクル工程。 本発明で用いる2,6−ナフタレンジスルホン
酸を含有する溶液とは、一般にナフタレン、およ
びβ−ナフタレンスルホン酸のスルホン化により
得られる2,6−、および2,7−ナフタレンジ
スルホン酸を主生成物とする異性体混合物を言
い、β−ナフタレンスルホン酸およびナフタレン
トリスルホン酸が混入していてもよい。また、あ
らかじめ異性体混合物から2,7−ナフタレンジ
スルホン酸を分離した後の混合液、あるいは、
2,6−ナフタレンジスルホン酸濃度が低い廃酸
等にも本発明は適用可能である。 また、この時の硫酸水溶液中の硫酸濃度(硫
酸/(硫酸)+水))は、好ましくは80%以下、よ
り好ましくは〜60%以下の範囲に調整することが
望ましい。80%超では2,6−ナフタレンジスル
ホン酸フエニレンジアミン塩の母液の溶解度が増
し、分離率が若干低下するためである。 第1工程で用いるスルホン化剤のモル倍率は、
理論量の1〜3倍の範囲で用いることが好まし
い。反応温度はジスルホン化を目的とした標準的
な反応温度でよく、一般的には140〜190℃の範囲
であればよい。 第2工程で用いる芳香族ジアミンとは、下記一
般式で表わされる化合物であり、塩酸塩、ある
いは硫酸塩といつた塩の形でも用いることができ
る。 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) 本発明でのジアミンの使用量は、2,6−ナフ
タレンジスルホン酸含有量に対し、0.5〜1.5倍モ
ル、好ましくは0.9〜1.3倍モル使用するのがよ
い。 ジアミンは結晶をそのまま添加してもよいし、
また水、あるいは炭素数1〜5のアルコール溶媒
の溶液を滴下してもよい。 一般式で表わされる化合物の中ではR1〜R4
が水素であるものが工業的に得られやすく好まし
い。 さらには、芳香族ジアミンの有機酸とのアミド
化合物、例えばモノアセチル体等も使用すること
ができる。このように、本発明においては2,6
−ナフタレンジスルホン酸を含有する溶液中で、
特にその水溶液中で上記一般式で示される芳香
族ジアミンを加水分解により容易に生成するもの
であればいかなる化合物でもよい。 第3工程で用いる炭素数1〜5のアルコール溶
媒とは、メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、sec
−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノ
ール等のジアミンを溶解するものであればよく、
含水、無水の別を問わない。 第3工程で使用するアルカリとは、水酸化ナト
リウム等のアルカリ金属塩の水酸化化合物、水酸
化カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化化合
物、およびアンモニアが好ましく、アルカリの添
加量は、2,6−ナフタレンジスルホン酸ジアミ
ン塩中の2,6−ナフタレンジスルホン酸に対し
2.0〜3.0モル倍が好ましい。2.0モル倍未満ではジ
アミン塩が完全に分解せず、結晶中にアミンが混
入する。アルカリ添加量を3.0モルを超えて使用
するのは、アルカリ使用量が増大するだけで無意
味である。また、アルカリは水溶液、あるいは炭
素数1〜5のアルコール溶媒の溶液として添加す
ればよい。 ジアミン塩の分解時の温度は20〜50℃が好まし
い。また、撹拌時間は条件により異なり限定する
のが困難であるが、一般的には0.1〜10時間要す
る。 上記の当該条件を満たすことにより、容易な操
作で2,6−ナフタレンジスルホン酸ジアミン塩
のケーキより、2,6−ナフタレンジスルホン酸
アルカリ塩を収率95〜99%、純度95〜99%と高収
率かつ高純度で製造することが可能である。 第4工程では、アルコール溶媒を蒸留により除
去したのち得たジアミンを直接リサイクルする場
合アルコールを幾分含有する濃縮液をリサイクル
しても差しつかえない。また母液に鉱酸を添加し
てジアミンの鉱酸塩を析出させ、濾別後、鉱酸塩
の形でリサイクルする方法においても鉱酸塩を完
全に乾燥させる必要はなく、アルコールを含んだ
状態でリサイクルを行なつても差しつかえない。
これらいずれの方法においてもジアミンの回収率
は98%以上と高く、また、リサイクルによつて得
られる2,6−ナフタレンジスルホン酸アルカリ
塩の収率、品質は変化しない。また、本工程で回
収されるアルコール溶媒は、第3工程で再使用さ
れるのは勿論である。用いる鉱酸としては、硫酸
が好ましい。 〈実施例〉 実施例 1 四つ口フラスコに60%β−ナフタレンスルホン
酸水和物347部を入れ、180℃まで昇温した。ここ
に、253部の濃硫酸を1時間にわたり滴下後、180
℃で更に5時間スルホン化反応を続けた。この時
得られた組成は、2,6−ナフタレンジスルホン
酸0.29モル、2,7−ナフタレンジスルホン酸
0.55モル、1,6−ナフタレンジスルホン酸0.04
モル、1,7−ナフタレンジスルホン酸0.05モ
ル、ナフタレントリスルホン酸0.06モルであつ
た。 このナフタレンジスルホン酸異性体混合物に水
500部を添加し、90℃にてパラフエニレンジアミ
ン硫酸塩60部を添加した。同温度にて1時間撹拌
後、室温まで冷却し、析出する結晶を濾過し、
420部の水にて洗浄した。このウエツトケーキに
メタノールを加え懸濁させたのち、50%水酸化ナ
トリウム水溶液56部を添加した。1時間撹拌を続
け、2,6−ナフタレンジスルホン酸フエニレン
ジアミン塩を分解させ、2,6−ナフタレンジス
ルホン酸ナトリウム塩に変換させ析出させた。こ
れを濾別し、メタノール550部で洗浄し2,6−
ナフタレンジスルホン酸ナトリウム塩の結晶を得
た。 実施例 2 一方パラフエニレンジアミンの溶解しているメ
タノール溶液に濃硫酸38部を加え、析出するパラ
フエニレンジアミン硫酸塩を濾別回収した。 四つ口フラスコに60%β−ナフタレンスルホン
酸水和物347部を入れ、180℃まで昇温する。ここ
に、253部の濃硫酸を1時間にわたり滴下後、180
℃で更に5時間スルホン化反応を続けた。このナ
フタレンジスルホン酸異性体混合物に水500部を
添加し、90℃にて、さきに回収したパラフエニレ
ンジアミン硫酸塩ウエツトケーキとパラフエニレ
ンジアミン硫酸塩1部を添加した。以下、実施例
1と同様の操作を行なつた。 実施例 3〜5 実施例2と同様の操作をさらに3回繰り返し
た。 実施例1〜5の結果を表1に示す。なお、添加
パラフエニレンジアミン硫酸塩の数値は、重量部
を示した。また、このリサイクルにおいて分離剤
パラフエニレンジアミンの回収率は98.2モル%に
なつた。
<Industrial Application Field> The present invention deals with 2,6-naphthalene, which is a chemical product that is not only important as an intermediate for facial cleansing agents, but also as a raw material for 2,6-naphthalene diol, which is a raw material for heat-resistant polymers. The present invention relates to a method for producing disulfonic acid. <Prior art and its problems> 2,6-naphthalene disulfonic acid can be easily produced by sulfonating naphthalene or β-naphthalene sulfonic acid with sulfuric acid or fuming sulfuric acid. By-products such as naphthalenedisulfonic acid, 1,6-naphthalenedisulfonic acid, 1,7-naphthalene trisulfonic acid, and naphthalene trisulfonic acid are unavoidable, and 2,6-naphthalenedisulfonic acid is purer than the isomer mixture of these isomers. requires an operation to separate the
However, only a limited number of methods are known for separating 2,6-naphthalenedisulfonic acid, and all of these methods are extremely unsatisfactory in terms of separation efficiency and operation. Conventionally, 2,6-naphthalenedisulfonic acid and 2,
7-Naphthalenedisulfonic acid was separated using the method described in the PB report (BIOS Final Report No.
1152), that is, adding an alkali metal salt or an alkaline earth metal salt to a sulfuric acid solution of disulfonic acid,
This was done by generating salts of these isomers and taking advantage of their differences in solubility. However, in this method, the difference in solubility of naphthalene disulfonate is not significant, so the resulting 2,6-
The problem was that the naphthalene disulfonic acid metal salt had a low purity and a low recovery rate. Another drawback was that unreacted sulfuric acid could not be reused because inorganic salts were accumulated in the waste acid. As an improved method, 2,6-naphthalenedisulfonic acid is separated by crystallization at a sulfuric acid concentration of 60 to 70%, where its solubility is the lowest, in JP-A-54-163563, and in JP-A-59-26619. has proposed a separation method in which aniline is added as a separating agent and 2,6-naphthalenedisulfonic acid is precipitated as an aniline salt. However, in the former case, the difference in solubility between isomers is not very large, so
The yield and purity of the obtained 2,6-naphthalenedisulfonic acid are low, and although pure 2,6-naphthalenedisulfonic acid salt can be obtained in the latter case, the solubility of the aniline salt is relatively high, so 2,6-
Loss of the aniline salt of naphthalenedisulfonic acid was unavoidable, resulting in a decrease in the yield of 2,6-naphthalenedisulfonic acid and a drawback that aniline, which is a separation agent, could not be completely recovered. <Object of the Invention> The object of the present invention is to solve the drawbacks of such conventional methods, and by using a separating agent, a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid compound can be obtained with higher purity. The present invention makes it possible to efficiently produce 6-naphthalenedisulfonic acid, and also provides a method in which the separation agent used can be almost completely recovered and reused. <Structure of the Invention> As a result of studies on the separation of sulfonic acids using various diamines, the present inventors have found that when paraphenylenediamine and its derivatives are used as separating agents, the separating agent is 2,6-naphthalenedisulfonic acid. It was found that only sulfuric acid solutions produce salts that are almost insoluble.
Unlike aniline salts, 2,6-naphthalenedisulfonic acid phenylenediamine salts have extremely low solubility over a wide range of sulfuric acid concentrations, and are therefore characterized by no leakage into the mother liquor. The obtained 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is suspended in an alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms, and then the amine salt is decomposed by adding an alkali such as sodium hydroxide or potassium hydroxide. It can be converted into an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid. Alkaline salts of 2,6-naphthalenedisulfonic acid are insoluble in alcohol solvents having 1 to 5 carbon atoms, whereas diamines are soluble, so the separating agent can be easily removed by filtration and washing, resulting in high purity. The 2,6-naphthalenedisulfonic acid metal salt can be isolated. On the other hand, since the diamine used as a separating agent completely migrates into the alcohol mother liquor, the diamine can be isolated from this as a mineral acid salt, or the alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms can be removed by distillation. It can be recovered in free amine form and recycled to the 2,6-naphthalenedisulfonic acid separation step. With the present invention, the following can now be accomplished very easily. High purity 2,6-naphthalenedisulfonic acid can be produced in high yield. Since there is no loss of the diamine used as a separation agent to the mother liquor, it can be almost completely recovered and recycled. According to a first aspect of the invention, in a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. Provided is a method for producing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, which comprises washing with alcohols of numbers 1 to 5 to obtain a filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid. Ru. According to a second aspect of the invention, in a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. A filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid are obtained by washing with several alcohols, and a mineral acid is added to the filtrate (A) to precipitate paraphenylenediamine mineral. A method for producing 2,6-naphthalenedisulfonic acid is provided, which comprises isolating the acid salt and recycling it as a 2,6-naphthalenedisulfonic acid separating agent. According to a third aspect of the invention, in a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. Wash with several alcohols from 1 to 5 to obtain a filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, and remove the alcohol solvent from the filtrate (A) by distillation. 2,6-naphthalenedisulfonic acid, which is characterized by being recycled as a separating agent.
A method for producing naphthalenedisulfonic acid is provided. <Specific Structure of the Invention> The present invention will be explained in more detail below by dividing it into four steps. (First step) A step of obtaining a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid. For example, disulfonation in which naphthalene or β-naphthalenesulfonic acid is sulfonated with a sulfonating agent such as sulfuric acid or oleum to obtain a reaction solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid or 2,7-naphthalenedisulfonic acid as the main components. Process. (Second step) Adding a compound that produces a predetermined amount of aromatic diamine to a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid such as the disulfonation reaction solution,
A process of separating naphthalene disulfonic acid as a diamine salt. (Third step) The diamine salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid obtained in the second step is suspended in an alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms, and an alkali is added in the presence of an inert gas. , 2,6-naphthalenedisulfonic acid alkali salt is isolated by decomposing it into an alkali salt of 6-naphthalenedisulfonic acid and a diamine, filtering off the precipitated crystals, and washing the filtered mass with an alcohol having 1 to 5 carbon atoms. (Fourth step) The diamine as a separating agent recovered in the alcohol mother liquor in the above third step is removed by distillation and then directly or by adding mineral acid to the mother liquor to precipitate the mineral acid salt of the amine and filtering. After separation, the recycling process is reused in the second process in the form of mineral salts. The solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid used in the present invention generally refers to a solution containing 2,6- and 2,7-naphthalenedisulfonic acids obtained by sulfonation of naphthalene and β-naphthalenesulfonic acid as main products. It refers to a mixture of isomers, which may contain β-naphthalenesulfonic acid and naphthalenetrisulfonic acid. In addition, a mixed liquid after separating 2,7-naphthalenedisulfonic acid from the isomer mixture in advance, or
The present invention is also applicable to waste acids etc. that have a low concentration of 2,6-naphthalenedisulfonic acid. Further, the sulfuric acid concentration (sulfuric acid/(sulfuric acid) + water) in the sulfuric acid aqueous solution at this time is preferably adjusted to a range of 80% or less, more preferably ~60% or less. This is because if it exceeds 80%, the solubility of the mother liquor of 2,6-naphthalenedisulfonic acid phenylenediamine salt increases, and the separation rate decreases slightly. The molar ratio of the sulfonating agent used in the first step is
It is preferable to use it in a range of 1 to 3 times the theoretical amount. The reaction temperature may be a standard reaction temperature for the purpose of disulfonation, and is generally in the range of 140 to 190°C. The aromatic diamine used in the second step is a compound represented by the following general formula, and can also be used in the form of a salt such as a hydrochloride or a sulfate. (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
The amount of diamine used in the present invention is 0.5 to 1.5 times the mole content of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, preferably 0.9 It is best to use ~1.3 times the mole. Diamine may be added as a crystal, or
Alternatively, water or a solution of an alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms may be added dropwise. Among the compounds represented by the general formula, R 1 to R 4
is hydrogen because it is easily obtained industrially. Furthermore, amide compounds of aromatic diamines and organic acids, such as monoacetyl compounds, can also be used. In this way, in the present invention, 2,6
- in a solution containing naphthalenedisulfonic acid,
In particular, any compound may be used as long as it easily produces the aromatic diamine represented by the above general formula by hydrolysis in its aqueous solution. The alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms used in the third step includes methanol, ethanol, n-propanol, isopropanol, n-butanol, sec
- Any substance that dissolves diamines such as butanol, tert-butanol, n-pentanol, etc.
It doesn't matter whether it is hydrated or anhydrous. The alkali used in the third step is preferably a hydroxide compound of an alkali metal salt such as sodium hydroxide, a hydroxide compound of an alkaline earth metal such as calcium hydroxide, and ammonia, and the amount of the alkali added is 2, For 2,6-naphthalenedisulfonic acid in 6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt
The amount is preferably 2.0 to 3.0 times by mole. If the amount is less than 2.0 moles, the diamine salt will not be completely decomposed and the amine will be mixed into the crystal. It is meaningless to use more than 3.0 moles of alkali since it only increases the amount of alkali used. Further, the alkali may be added as an aqueous solution or a solution of an alcohol solvent having 1 to 5 carbon atoms. The temperature during decomposition of the diamine salt is preferably 20 to 50°C. Further, the stirring time varies depending on the conditions and is difficult to limit, but generally requires 0.1 to 10 hours. By satisfying the above conditions, 2,6-naphthalenedisulfonic acid alkali salt can be easily produced from a cake of 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt in a high yield of 95-99% and purity of 95-99%. It is possible to produce with high yield and high purity. In the fourth step, if the diamine obtained is directly recycled after the alcohol solvent has been removed by distillation, the concentrate containing some alcohol may be recycled. Also, in the method of adding mineral acid to the mother liquor to precipitate diamine mineral salts, and recycling them in the form of mineral salts after filtration, it is not necessary to completely dry the mineral salts, and the mineral salts contain alcohol. There is no harm in recycling it.
In any of these methods, the diamine recovery rate is as high as 98% or more, and the yield and quality of the alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid obtained by recycling remain unchanged. Moreover, the alcohol solvent recovered in this step is of course reused in the third step. The mineral acid used is preferably sulfuric acid. <Examples> Example 1 347 parts of 60% β-naphthalenesulfonic acid hydrate was placed in a four-necked flask, and the temperature was raised to 180°C. After dropping 253 parts of concentrated sulfuric acid over 1 hour, 180 parts of concentrated sulfuric acid was added.
The sulfonation reaction was continued for an additional 5 hours at °C. The composition obtained at this time was 0.29 mol of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, 0.29 mol of 2,7-naphthalenedisulfonic acid,
0.55 mol, 1,6-naphthalenedisulfonic acid 0.04
mole, 0.05 mole of 1,7-naphthalene disulfonic acid, and 0.06 mole of naphthalene trisulfonic acid. water to this naphthalene disulfonic acid isomer mixture.
500 parts of paraphenylene diamine sulfate were added at 90°C. After stirring at the same temperature for 1 hour, cool to room temperature, filter the precipitated crystals,
Washed with 420 parts of water. Methanol was added to this wet cake to suspend it, and then 56 parts of a 50% aqueous sodium hydroxide solution was added. Stirring was continued for 1 hour, and the 2,6-naphthalenedisulfonic acid phenylenediamine salt was decomposed and converted into 2,6-naphthalenedisulfonic acid sodium salt, which was precipitated. This was filtered, washed with 550 parts of methanol, and the 2,6-
Crystals of naphthalene disulfonic acid sodium salt were obtained. Example 2 On the other hand, 38 parts of concentrated sulfuric acid was added to a methanol solution in which paraphenylenediamine was dissolved, and the precipitated paraphenylenediamine sulfate was collected by filtration. Add 347 parts of 60% β-naphthalene sulfonic acid hydrate to a four-necked flask and raise the temperature to 180°C. After dropping 253 parts of concentrated sulfuric acid over 1 hour, 180 parts of concentrated sulfuric acid was added.
The sulfonation reaction was continued for an additional 5 hours at °C. 500 parts of water was added to this naphthalenedisulfonic acid isomer mixture, and at 90°C, the paraphenylenediamine sulfate wet cake recovered earlier and 1 part of paraphenylenediamine sulfate were added thereto. Hereinafter, the same operations as in Example 1 were performed. Examples 3 to 5 The same operation as in Example 2 was repeated three more times. The results of Examples 1 to 5 are shown in Table 1. Note that the numerical value of added paraphenylenediamine sulfate shows parts by weight. In addition, in this recycling, the recovery rate of the separating agent paraphenylenediamine was 98.2 mol%.

【表】 ナフタレンスルホン酸全量
2) β〓ナフタレンスルホン酸からの収率
実施例 6 四つ口フラスコにナフタレン128部を入れ、160
℃まで昇温した。ここに120部の濃硫酸を30分に
わたり滴下後、同温度で3時間スルホン化反応を
続けた。この後、更に180℃まで昇温し230部の濃
硫酸を1時間にわたり滴下後、同温度で6時間ス
ルホン化反応を続けた。この時、得られた組成
は、2,6−ナフタレンジスルホン酸0.25モル、
2,7−ナフタレンジスルホン酸0.51モル、1,
6−ナフタレンジスルホン酸0.05モル、1,7−
ナフタレンジスルホン酸0.06モル、ナフタレント
リスルホン酸0.02モルであつた。このナフタレン
ジスルホン酸異性体混合物に水100部を添加し、
90℃にてパラフエニレンジアミン27部を水200部
に溶解した溶液を30分にわたり滴下した。同温度
にて1時間撹拌後、室温まで冷却し析出する結晶
を濾過し、水にて洗浄した。 このウエツトケーキにメタノールを加え懸濁さ
せた後、50%水酸化カリウム水溶液70部を添加し
た。1時間撹拌を続け、2,6−ナフタレンジス
ルホン酸フエニレンジスルホン酸フエニレンジア
ミン塩を分解させ、2,6−ナフタレンジスルホ
ン酸カリウム塩に変換させ、析出させた。これを
濾別してメタノール450部で洗浄し、2,6−ナ
フタレンジスルホン酸カリウム塩の結晶を得た。 実施例 7 一方パラフエニレンジアミンの溶解しているメ
タノール溶液に濃硫酸33部を加え、析出するパラ
フエニレンジアミン硫酸塩を濾別回収した。 四つ口フラスコにナフタレン128部を入れ、160
℃まで昇温した。ここに濃硫酸120部を30分にわ
たり滴下後、同温度で3時間スルホン化反応を続
けた。さらに、180℃まで昇温し、濃硫酸230部を
1時間にわたり滴下後、同温度で6時間スルホン
化反応を続けた。このナフタレンジスルホン酸異
性体混合物に水300部を添加し、90℃にてさきに
回収したパラフエニレンジアミン硫酸塩とパラフ
エニレンジアミン硫酸塩1部を添加した。以下、
実施例6と同様の操作を行なつた。 実施例 8〜9 実施例7と同様の操作を更に3回繰り返した。 実施例6〜10の結果を表2に示す。なお、添加
パラフエニレンジアミン、パラフエニレンジアミ
ン硫酸塩の数値は、重量部を示した。 なお、このリサイクルにおいてパラフエニレン
ジアミンの回収率は98.0モル%となつた。
[Table] Total amount of naphthalenesulfonic acid
2) Yield example from β〓 naphthalene sulfonic acid 6 Put 128 parts of naphthalene into a four-necked flask,
The temperature was raised to ℃. After 120 parts of concentrated sulfuric acid was added dropwise over 30 minutes, the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 3 hours. Thereafter, the temperature was further raised to 180°C, 230 parts of concentrated sulfuric acid was added dropwise over 1 hour, and the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 6 hours. At this time, the obtained composition was 0.25 mol of 2,6-naphthalenedisulfonic acid,
2,7-naphthalenedisulfonic acid 0.51 mol, 1,
0.05 mol of 6-naphthalenedisulfonic acid, 1,7-
The amounts were 0.06 mol of naphthalene disulfonic acid and 0.02 mol of naphthalene trisulfonic acid. Add 100 parts of water to this naphthalene disulfonic acid isomer mixture,
A solution of 27 parts of paraphenylenediamine dissolved in 200 parts of water was added dropwise over 30 minutes at 90°C. After stirring at the same temperature for 1 hour, the mixture was cooled to room temperature, and the precipitated crystals were filtered and washed with water. After adding methanol to this wet cake and suspending it, 70 parts of a 50% aqueous potassium hydroxide solution was added. Stirring was continued for 1 hour to decompose the phenylene diamine salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid and phenylene disulfonic acid, converting it to potassium salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, and precipitating it. This was filtered and washed with 450 parts of methanol to obtain crystals of 2,6-naphthalenedisulfonic acid potassium salt. Example 7 On the other hand, 33 parts of concentrated sulfuric acid was added to a methanol solution in which paraphenylenediamine was dissolved, and the precipitated paraphenylenediamine sulfate was collected by filtration. Put 128 parts of naphthalene in a four-necked flask and add 160 parts
The temperature was raised to ℃. After 120 parts of concentrated sulfuric acid was added dropwise over 30 minutes, the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 3 hours. Furthermore, the temperature was raised to 180°C, 230 parts of concentrated sulfuric acid was added dropwise over 1 hour, and the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 6 hours. 300 parts of water was added to this naphthalenedisulfonic acid isomer mixture, and the paraphenylenediamine sulfate and 1 part of paraphenylenediamine sulfate recovered earlier were added at 90°C. below,
The same operation as in Example 6 was performed. Examples 8-9 The same operation as in Example 7 was repeated three more times. The results of Examples 6 to 10 are shown in Table 2. Note that the values for added paraphenylene diamine and paraphenylene diamine sulfate are in parts by weight. In this recycling, the recovery rate of paraphenylenediamine was 98.0 mol%.

【表】 実施例 11 四つ口フラスコに60%β−ナフタレンジスルホ
ン酸水和物347部を入れ、170℃まで昇温した。こ
こに253部の濃硫酸を1時間にわたり滴下後、同
温度にて8時間スルホン化反応を続けた。この
時、得られた組成は2,6−ナフタレンジスルホ
ン酸0.28モル、2,7−ナフタレンジスルホン酸
0.54モル、1,6−ナフタレンジスルホン酸0.05
モル、1,7−ナフタレンジスルホン酸0.07モ
ル、ナフタレントリスルホン酸0.02モルであつ
た。このナフタレンジスルホン酸異性体混合物に
水400部を添加して80℃にてパラフエニレンジア
ミン塩酸塩40部を添加した。同温度にて1時間撹
拌後、室温まで冷却し、析出する結晶を濾別し、
水にて洗浄した。 このウエツトケーキにメタノールを加え、懸濁
させた後、50%水酸化ナトリウム水溶液56部を添
加した。1時間撹拌を続け、2,6−ナフタレン
ジスルホン酸フエニレンジアミン塩を分解させ、
2,6−ナフタレンジスルホン酸ナトリウム塩に
変換させ析出させた。これを濾別し、メタノール
500部で洗浄し、2,6−ナフタレンジスルホン
酸ナトリウム塩の結晶を得た。 実施例 12 一方、パラフエニレンジアミンの溶解している
メタノール溶液をエバポレーターで減圧濃縮して
メタノールを除去した。 四つ口フラスコに60%β−ナフタレンスルホン
酸水和物347部を入れ、170℃まで昇温した。ここ
に、253部の濃硫酸を1時間にわたり滴下後、同
温度にて8時間スルホン化反応を続けた。このナ
フタレンジスルホン酸異性体混合物に水400部を
添加し、先のパラフエニレンジアミン濃縮液とパ
ラフエニレンジアミン塩酸塩1部を加えた。以
下、実施例11と同様の操作を行なつた。 実施例 13〜15 実施例12と同様の操作を更に3回繰り返した。 実施例11〜15の結果を表3に示す。なお、添加
パラフエニレンジアミン塩酸塩の数値は重量部を
示した。 また、このリサイクルにおいて分離剤パラフエ
ニレンジアミンの回収率は97.8モル%になつた。
[Table] Example 11 347 parts of 60% β-naphthalenedisulfonic acid hydrate was placed in a four-necked flask, and the temperature was raised to 170°C. After dropping 253 parts of concentrated sulfuric acid over 1 hour, the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 8 hours. At this time, the obtained composition was 0.28 mol of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, 0.28 mol of 2,7-naphthalenedisulfonic acid
0.54 mol, 1,6-naphthalenedisulfonic acid 0.05
mole, 0.07 mole of 1,7-naphthalene disulfonic acid, and 0.02 mole of naphthalene trisulfonic acid. 400 parts of water was added to this naphthalenedisulfonic acid isomer mixture, and 40 parts of paraphenylenediamine hydrochloride was added at 80°C. After stirring at the same temperature for 1 hour, it was cooled to room temperature, and the precipitated crystals were filtered off.
Washed with water. Methanol was added to this wet cake to suspend it, and then 56 parts of a 50% aqueous sodium hydroxide solution was added. Continue stirring for 1 hour to decompose the 2,6-naphthalenedisulfonic acid phenylenediamine salt,
It was converted into 2,6-naphthalenedisulfonic acid sodium salt and precipitated. Filter this and methanol
Washing with 500 parts gave crystals of 2,6-naphthalenedisulfonic acid sodium salt. Example 12 On the other hand, a methanol solution in which paraphenylenediamine was dissolved was concentrated under reduced pressure using an evaporator to remove methanol. 347 parts of 60% β-naphthalenesulfonic acid hydrate was placed in a four-necked flask, and the temperature was raised to 170°C. After dropping 253 parts of concentrated sulfuric acid over 1 hour, the sulfonation reaction was continued at the same temperature for 8 hours. 400 parts of water was added to this naphthalenedisulfonic acid isomer mixture, and the above paraphenylenediamine concentrate and 1 part of paraphenylenediamine hydrochloride were added. Hereinafter, the same operations as in Example 11 were performed. Examples 13-15 The same operation as in Example 12 was repeated three more times. The results of Examples 11 to 15 are shown in Table 3. Note that the numerical value of added paraphenylenediamine hydrochloride indicates parts by weight. In addition, in this recycling, the recovery rate of the separating agent paraphenylenediamine was 97.8 mol%.

【表】 ナフタレンスルホン酸全量
2) β〓ナフタレンスルホン酸からの収率
比較例 四つ口フラスコに60%β−ナフタレンスルホン
酸水和物347部を入れ、180℃まで昇温した。ここ
に263部の濃硫酸を1時間にわたり滴下後、180℃
で5時間スルホン化反応を続けた。この時、得ら
れた組成は2,6−ナフタレンジスルホン酸0.28
モル、2,7−ナフタレンジスルホン酸0.58モ
ル、1,6−ナフタレンジスルホン酸0.04モル、
1,7−ナフタレンジスルホン酸0.05モル、ナフ
タレントリスルホン酸0.03モルであつた。このナ
フタレンジスルホン酸異性体混合物に水500部を
添加して60℃にてアニリン119部を添加した。同
温度にて3時間撹拌後、室温まで冷却し、析出す
る結晶を濾過し、水にて洗浄した。 このウエツトケーキに水を加え、懸濁させた
後、50%水酸化ナトリウム45部を添加した。1時
間撹拌を続け、2,6−ナフタレンジスルホン酸
アニリン塩を分解させ、2,6−ナフタレンジス
ルホン酸ナトリウム塩に変換させ析出させた。こ
れを濾別して、2,6−ナフタレンジスルホン酸
ナトリウム塩の結晶を得た。β−ナフタレンジス
ルホン酸からの収率17.2%、純度97.1%であつ
た。 また、2,6−ナフタレンジスルホン酸ナトリ
ウム濾別時の母液中に回収できたアニリンは、添
加したアニリンに対して47.1%であつた。 〈発明の効果〉 以上述べたところから明らかなように、本発明
法によれば、2,6−ナフタレンジスルホン酸を
含む溶液から、たとえ種々の異性体を含む溶液か
らであつても、2,6−ナフタレンジスルホン酸
をほとんど完全に分離することができる。 さらに、2,6−ナフタレンジスルホン酸の分
離に用いたジアミンをほぼ完全に回収して上記分
離サイクルに再利用することができ、これによつ
ても2,6−ナフタレンジスルホン酸の分離には
悪影響を及ぼさず、ジアミンの完全利用を行うこ
とができる。
[Table] Total amount of naphthalenesulfonic acid
2) Yield comparison example from β-naphthalenesulfonic acid 347 parts of 60% β-naphthalenesulfonic acid hydrate was placed in a four-necked flask, and the temperature was raised to 180°C. After dropping 263 parts of concentrated sulfuric acid over 1 hour, the mixture was heated to 180°C.
The sulfonation reaction was continued for 5 hours. At this time, the obtained composition was 2,6-naphthalenedisulfonic acid 0.28
mol, 2,7-naphthalenedisulfonic acid 0.58 mol, 1,6-naphthalenedisulfonic acid 0.04 mol,
The amounts were 0.05 mol of 1,7-naphthalenedisulfonic acid and 0.03 mol of naphthalene trisulfonic acid. 500 parts of water was added to this naphthalenedisulfonic acid isomer mixture, and 119 parts of aniline was added at 60°C. After stirring at the same temperature for 3 hours, the mixture was cooled to room temperature, and the precipitated crystals were filtered and washed with water. Water was added to this wet cake to suspend it, and then 45 parts of 50% sodium hydroxide was added. Stirring was continued for 1 hour to decompose the 2,6-naphthalenedisulfonic acid aniline salt, converting it to 2,6-naphthalenedisulfonic acid sodium salt, and precipitating it. This was filtered to obtain crystals of 2,6-naphthalenedisulfonic acid sodium salt. The yield from β-naphthalenedisulfonic acid was 17.2%, and the purity was 97.1%. Furthermore, the amount of aniline recovered in the mother liquor during filtration of sodium 2,6-naphthalenedisulfonate was 47.1% based on the added aniline. <Effects of the Invention> As is clear from the above description, according to the method of the present invention, 2,6-naphthalenedisulfonic acid can be extracted from a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, even from a solution containing various isomers. 6-Naphthalenedisulfonic acid can be separated almost completely. Furthermore, the diamine used in the separation of 2,6-naphthalenedisulfonic acid can be almost completely recovered and reused in the above separation cycle, which also has an adverse effect on the separation of 2,6-naphthalenedisulfonic acid. The diamine can be fully utilized without any adverse effects.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 2,6−ナフタレンジスルホン酸を含有する
溶液に、この溶液中において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得ることを
特徴とする2,6−ナフタレンジスルホン酸の製
造方法。 2 2,6−ナフタレンジスルホン酸を含有する
溶液に、この溶液中において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得、前記濾
液(A)に鉱酸を加え析出するパラフエニレンジアミ
ン鉱酸塩を単離し、2,6−ナフタレンジスルホ
ン酸分離剤としてリサイクルすることを特徴とす
る2,6−ナフタレンジスルホン酸の製造方法。 3 2,6−ナフタレンジスルホン酸を含有する
溶液に、この溶液中において、 一般式 (R1〜R4は同一または異なり、水素、塩素、
フツ素、臭素、または、ヨウ素原子、または、低
級のアルキル基である) で表わされる芳香族ジアミンを生成する化合物を
分離剤として加え、析出した2,6−ナフタレン
ジスルホン酸ジアミン塩を単離後、これを炭素数
1〜5のアルコールに懸濁させ、アルカリを添加
し、析出した2,6−ナフタレンジスルホン酸ア
ルカリ塩を濾別後、このアルカリ塩中に残存する
分離剤であるジアミンを炭素数1〜5のアルコー
ルで洗浄して、分離剤を含む濾液(A)と2,6−ナ
フタレンジスルホン酸アルカリ塩とを得、前記濾
液(A)よりアルコール溶媒を蒸留により除去した後
の母液を2,6−ナフタレンジスルホン酸分離剤
としてリサイクルすることを特徴とする2,6−
ナフタレンジスルホン酸の製造方法。
[Scope of Claims] 1 In a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, in this solution, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. A method for producing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, which comprises washing with 1 to 5 alcohols to obtain a filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid. 2 Into a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, in this solution, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. A filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid are obtained by washing with several alcohols, and a mineral acid is added to the filtrate (A) to precipitate paraphenylenediamine mineral. A method for producing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, which comprises isolating the acid salt and recycling it as a 2,6-naphthalenedisulfonic acid separating agent. 3 Into a solution containing 2,6-naphthalenedisulfonic acid, in this solution, the general formula (R 1 to R 4 are the same or different, hydrogen, chlorine,
A compound that produces an aromatic diamine represented by (a fluorine, bromine, or iodine atom, or a lower alkyl group) is added as a separating agent, and the precipitated 2,6-naphthalenedisulfonic acid diamine salt is isolated. This is suspended in an alcohol having 1 to 5 carbon atoms, an alkali is added, and the precipitated alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid is filtered off. Wash with several alcohols from 1 to 5 to obtain a filtrate (A) containing a separating agent and an alkali salt of 2,6-naphthalenedisulfonic acid, and remove the alcohol solvent from the filtrate (A) by distillation. 2,6-naphthalenedisulfonic acid, which is characterized by being recycled as a separating agent.
Method for producing naphthalene disulfonic acid.
JP11559787A 1987-05-12 1987-05-12 Production of 2,6-naphthalenedisulfonic acid Granted JPS63280055A (en)

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