JPH0354430A - 油井管継手の締付方法及び締付異常判定方法 - Google Patents
油井管継手の締付方法及び締付異常判定方法Info
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- JPH0354430A JPH0354430A JP19083689A JP19083689A JPH0354430A JP H0354430 A JPH0354430 A JP H0354430A JP 19083689 A JP19083689 A JP 19083689A JP 19083689 A JP19083689 A JP 19083689A JP H0354430 A JPH0354430 A JP H0354430A
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- tightening
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Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、油井管をいわゆるトルクショルダータイプの
継手によって連結する際に用いる油井管継手の締付方法
及びその異常判定方法に関する.
継手によって連結する際に用いる油井管継手の締付方法
及びその異常判定方法に関する.
従来、油井管を連結するための継手として、第4図に示
されるようなプレミアムジョイントがよく用いられてい
る.第4図に示されたプレミアムジョイントは、いわゆ
るトルクショルダータイプと称されるもので、パイプ2
の先@2aとメタル−メタルシールされるショルダーシ
ール面1aが備えられている. 一般に、油井管を連結する場合、継手と油井管あるいは
油井管と油井管のそれぞれのねじを手締めした後に機械
締めするようにしている.従来、このn械締めは、締付
トルクTを検出し、該締付トルクTが予め定められた最
終トルクTeに到達した時点で終了とするという手順で
行われている. ところで、トルクショルダータイプの油井管継手による
連結の場合、i械締めを行ったときの締吋トルクTの曲
線は第5図に示されるようになる.第5図において、締
付開始から滑らかに上昇する部分は、継手1と油井管2
とのねじ同士の摩擦によって締付トルクTが上昇してい
る部分である.締付トルクTは、途中で屈折点Pを境に
して急激に立上がる特性となっている.この屈折点Pは
、ショルダーシール面1aに油井管2の先端2aが接触
した時点に相当している.締付トルクTがここから急激
に立上がるのは、継手1のショルダーシール面1aとパ
イブ2の先端2aとの間に、締付による圧縮トルク(シ
ールトルクΔ丁)の反力が発生するためである. このシールトルクΔTは、これが小さ過ぎると、メタル
−メタルシール部に必要な面圧を得ることができなくな
り、本来得られるべきシール性能が損われる。逆に、こ
のシールトルクΔTが大き過ぎると、油井管2の先端部
2aに、該シールトルクの反力に起因した座屈が発生し
てしまう.
されるようなプレミアムジョイントがよく用いられてい
る.第4図に示されたプレミアムジョイントは、いわゆ
るトルクショルダータイプと称されるもので、パイプ2
の先@2aとメタル−メタルシールされるショルダーシ
ール面1aが備えられている. 一般に、油井管を連結する場合、継手と油井管あるいは
油井管と油井管のそれぞれのねじを手締めした後に機械
締めするようにしている.従来、このn械締めは、締付
トルクTを検出し、該締付トルクTが予め定められた最
終トルクTeに到達した時点で終了とするという手順で
行われている. ところで、トルクショルダータイプの油井管継手による
連結の場合、i械締めを行ったときの締吋トルクTの曲
線は第5図に示されるようになる.第5図において、締
付開始から滑らかに上昇する部分は、継手1と油井管2
とのねじ同士の摩擦によって締付トルクTが上昇してい
る部分である.締付トルクTは、途中で屈折点Pを境に
して急激に立上がる特性となっている.この屈折点Pは
、ショルダーシール面1aに油井管2の先端2aが接触
した時点に相当している.締付トルクTがここから急激
に立上がるのは、継手1のショルダーシール面1aとパ
イブ2の先端2aとの間に、締付による圧縮トルク(シ
ールトルクΔ丁)の反力が発生するためである. このシールトルクΔTは、これが小さ過ぎると、メタル
−メタルシール部に必要な面圧を得ることができなくな
り、本来得られるべきシール性能が損われる。逆に、こ
のシールトルクΔTが大き過ぎると、油井管2の先端部
2aに、該シールトルクの反力に起因した座屈が発生し
てしまう.
【発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の締付方法によれば、前述したよう
に、最終トルクTeのみが菅埋され、継手の締付けは、
締付トルクTがこの最終トルクTeに至った時点で完了
するという手順によっていたため、前記シールトルクΔ
Tが一切考慮されないという問題があった.即ち、一a
に、屈折点Pにおける締付トルク(屈折点トルク)Tx
は、めねじ、おねじのねじ径の干渉量、あるいは潤滑剤
によるめねじ、おねじの摩IJ!!係数の変化等で変動
する.そのため、最終トルクTeのみを管理していたの
では当該最終トルクTeと屈折点トルクT×との差に相
当するシールトルクΔTを管理することかできないとい
う問題があったものである.従って、従来の締付方法で
は、たとえ最終トルクTeが同一となる時点で締付を完
了したとしても、そのときの屈折点トルクTXがたまた
ま高かったときにはシールトルクΔTが十分でなく(シ
ール性能が十分でなく)、逆に屈折点トルクTxかたま
たま低かったときは、シールトルクΔTが大きくなり過
ぎてパイプの先端部に座屈が発生したりするという不具
合が生じることがあった.本発明は、このような従来の
問題に鑑みてなされたものであって、確実にメタル−メ
タルシールの面圧(シールトルク)を管理することがで
き、良好なシール性能を維持すると共に、油井管の先端
部の座屈を防止することができる油井管継手の締付方法
を提供することを目的とする.又、本発明は、このシー
ルトルクをも考慮した上で、締付けが良好に行われたか
否かを判定することのできる油井管継手の締付異常判定
方法を提供することを目的とする, 【課題を解決するための手段] 本発明は、油井管をメタル−メタルシール部を有するト
ルクショルダータイプの継手によって連結する際に用い
る油井管継手の締付方法において、前記継手を締付ける
際の締付トルクを検出する手順と、該締付トルクが急激
に立上がる屈折点トルクを見出す手順と、前記屈折点ト
ルクに予め定められた最小シールトルクを加えた演算ト
ルクを求める手IIと、前記締付トルクが、該演算トル
ク及び予め定められた最小トルクのうち、何れか大きい
方の値に到達したところで、締付けを終了する手順と、
を含むことにより、上記目的を達成したものである. 又、本発明は、油井管をメタル−メタルシール部を有す
るトルクショルダータイプの継手によって連結する際に
用いる油井管継手の締付異常判定方法において、前記継
手を締付ける際の締付トルクを検出する手順と、該締付
トルクが急激に立上がる屈折点トルクを見出す手順と、
該屈折点トルクに予め定められた最小シールトルクを加
えた演算ルトクを求める手順と、該演算トルクが予め定
められた最大トルクを上廻っていたときに、当該締付け
が異常であると判定する手順と、を含むことにより、同
じく上記目的を達成したものである.【作用】 本発明によれば、まず油井管継手の締付方法においては
、継手を締付ける際の締付トルクTを検出し、該締付ト
ルクTが急激に立上がる屈折点トルクT×を見出し、こ
の屈折点トルクTxに予め定められた最小シールトルク
ΔTiinを加えた演算トルクTcを求めるようにして
いる.その上で、この求められた演算トルクTcと予め
定められた最小トルクTIlinとを比較し、このうち
いずれか大きい方の値になったところで締付けを完了す
るようにしている. この結果、締付け完了時のトルク(最終締付トルク)T
fは屈折点トルクTXの大小に伴ってばらつくことにな
るが、予め定められた最小シールトルクΔTlllin
は必ず確保されることになり、良好なシール性能を得る
ことができる.ス、屈折点トルクT×に最小シールトル
クΔTI′lInを加えた演算トルクTCが予め定めら
れた最小トルクTTIInを下廻った場合には、この最
小トルクTninになるまで締付けを行うため、継手部
がゆるんでしまうということもない.この場合、現に発
生ずるシールトルクΔTは、予め定められた最小シール
トルクΔTiinよりも大きな値となるが、前記最小ト
ルクTninを、屈折点トルクTXが低めにばらついた
ときであってもシールトルクΔT(一Tmin −Tx
)によって油井管が座屈を起こさないようなレベルに
設定しておけば全く問題はない。 一方、油井管継手の締付異常判定方法においては、まず
継手を締付ける際の締付トルクTを検出し、該締付トル
クTが急激に立上がる屈折点トルクTXを見出すと共に
、この屈折点トルクTxに予め定められた最小シールト
ルクΔT[nを加えた演算トルクTCが予め定められた
最大トルクT1aXを上廻っていたときに当該締付けが
異常であると判定するようにしている. 例えば、屈折点トルクTxが非常に高めにばらついた場
合、これに予め定められた最小シールトルクΔTmin
を加えると演算トルクTcは非常に高くなってしまう.
しかしながら、このように屈折点トルクTxが非常に高
くばらつくというのは、多くの場合、ねじのいずれかの
部分に極めて大きな無理(負荷)がかかつていることが
多く、従って、演算トルクTcにまで締付けを行うと、
その部分が損傷してしまうと考えられる. その一方で、その演算トルクTCにまで至らないうちに
締付を完了してしまうのは、所定の最小シールトルクΔ
Tlinを確保できないことになり、シール性能の低下
が避けられないことになる.いずれにしても、このよう
な締付けがあった場合には締付けは正常に行われたとは
言い難く、継手あるいは油井管を変える等して対応する
べきである. この異常判定は、屈折点トルクTxが見出された時点で
異常判定を行うことができるため、健全な方の継手や油
井管を傷付けなくてすむことが多くなるという点で非常
に有益である。例えば継手のねじの部分の方に阿らかの
異常があり、この異常部分の存在によって屈折点トルク
Txが高くなった場合、当該屈折点トルクT×が見出さ
れた時点で異常判定が行われるため直ちにそれ以上の締
付けを中止することができる. その結果、この継手の異常部分によって健全な油井管の
ねじ部までが損傷を受けてしまうのを防止できる可能性
が高くなり、継手を交換するだけで正常な連結を行うこ
とができることが多くなるものである.
に、最終トルクTeのみが菅埋され、継手の締付けは、
締付トルクTがこの最終トルクTeに至った時点で完了
するという手順によっていたため、前記シールトルクΔ
Tが一切考慮されないという問題があった.即ち、一a
に、屈折点Pにおける締付トルク(屈折点トルク)Tx
は、めねじ、おねじのねじ径の干渉量、あるいは潤滑剤
によるめねじ、おねじの摩IJ!!係数の変化等で変動
する.そのため、最終トルクTeのみを管理していたの
では当該最終トルクTeと屈折点トルクT×との差に相
当するシールトルクΔTを管理することかできないとい
う問題があったものである.従って、従来の締付方法で
は、たとえ最終トルクTeが同一となる時点で締付を完
了したとしても、そのときの屈折点トルクTXがたまた
ま高かったときにはシールトルクΔTが十分でなく(シ
ール性能が十分でなく)、逆に屈折点トルクTxかたま
たま低かったときは、シールトルクΔTが大きくなり過
ぎてパイプの先端部に座屈が発生したりするという不具
合が生じることがあった.本発明は、このような従来の
問題に鑑みてなされたものであって、確実にメタル−メ
タルシールの面圧(シールトルク)を管理することがで
き、良好なシール性能を維持すると共に、油井管の先端
部の座屈を防止することができる油井管継手の締付方法
を提供することを目的とする.又、本発明は、このシー
ルトルクをも考慮した上で、締付けが良好に行われたか
否かを判定することのできる油井管継手の締付異常判定
方法を提供することを目的とする, 【課題を解決するための手段] 本発明は、油井管をメタル−メタルシール部を有するト
ルクショルダータイプの継手によって連結する際に用い
る油井管継手の締付方法において、前記継手を締付ける
際の締付トルクを検出する手順と、該締付トルクが急激
に立上がる屈折点トルクを見出す手順と、前記屈折点ト
ルクに予め定められた最小シールトルクを加えた演算ト
ルクを求める手IIと、前記締付トルクが、該演算トル
ク及び予め定められた最小トルクのうち、何れか大きい
方の値に到達したところで、締付けを終了する手順と、
を含むことにより、上記目的を達成したものである. 又、本発明は、油井管をメタル−メタルシール部を有す
るトルクショルダータイプの継手によって連結する際に
用いる油井管継手の締付異常判定方法において、前記継
手を締付ける際の締付トルクを検出する手順と、該締付
トルクが急激に立上がる屈折点トルクを見出す手順と、
該屈折点トルクに予め定められた最小シールトルクを加
えた演算ルトクを求める手順と、該演算トルクが予め定
められた最大トルクを上廻っていたときに、当該締付け
が異常であると判定する手順と、を含むことにより、同
じく上記目的を達成したものである.【作用】 本発明によれば、まず油井管継手の締付方法においては
、継手を締付ける際の締付トルクTを検出し、該締付ト
ルクTが急激に立上がる屈折点トルクT×を見出し、こ
の屈折点トルクTxに予め定められた最小シールトルク
ΔTiinを加えた演算トルクTcを求めるようにして
いる.その上で、この求められた演算トルクTcと予め
定められた最小トルクTIlinとを比較し、このうち
いずれか大きい方の値になったところで締付けを完了す
るようにしている. この結果、締付け完了時のトルク(最終締付トルク)T
fは屈折点トルクTXの大小に伴ってばらつくことにな
るが、予め定められた最小シールトルクΔTlllin
は必ず確保されることになり、良好なシール性能を得る
ことができる.ス、屈折点トルクT×に最小シールトル
クΔTI′lInを加えた演算トルクTCが予め定めら
れた最小トルクTTIInを下廻った場合には、この最
小トルクTninになるまで締付けを行うため、継手部
がゆるんでしまうということもない.この場合、現に発
生ずるシールトルクΔTは、予め定められた最小シール
トルクΔTiinよりも大きな値となるが、前記最小ト
ルクTninを、屈折点トルクTXが低めにばらついた
ときであってもシールトルクΔT(一Tmin −Tx
)によって油井管が座屈を起こさないようなレベルに
設定しておけば全く問題はない。 一方、油井管継手の締付異常判定方法においては、まず
継手を締付ける際の締付トルクTを検出し、該締付トル
クTが急激に立上がる屈折点トルクTXを見出すと共に
、この屈折点トルクTxに予め定められた最小シールト
ルクΔT[nを加えた演算トルクTCが予め定められた
最大トルクT1aXを上廻っていたときに当該締付けが
異常であると判定するようにしている. 例えば、屈折点トルクTxが非常に高めにばらついた場
合、これに予め定められた最小シールトルクΔTmin
を加えると演算トルクTcは非常に高くなってしまう.
しかしながら、このように屈折点トルクTxが非常に高
くばらつくというのは、多くの場合、ねじのいずれかの
部分に極めて大きな無理(負荷)がかかつていることが
多く、従って、演算トルクTcにまで締付けを行うと、
その部分が損傷してしまうと考えられる. その一方で、その演算トルクTCにまで至らないうちに
締付を完了してしまうのは、所定の最小シールトルクΔ
Tlinを確保できないことになり、シール性能の低下
が避けられないことになる.いずれにしても、このよう
な締付けがあった場合には締付けは正常に行われたとは
言い難く、継手あるいは油井管を変える等して対応する
べきである. この異常判定は、屈折点トルクTxが見出された時点で
異常判定を行うことができるため、健全な方の継手や油
井管を傷付けなくてすむことが多くなるという点で非常
に有益である。例えば継手のねじの部分の方に阿らかの
異常があり、この異常部分の存在によって屈折点トルク
Txが高くなった場合、当該屈折点トルクT×が見出さ
れた時点で異常判定が行われるため直ちにそれ以上の締
付けを中止することができる. その結果、この継手の異常部分によって健全な油井管の
ねじ部までが損傷を受けてしまうのを防止できる可能性
が高くなり、継手を交換するだけで正常な連結を行うこ
とができることが多くなるものである.
以下、本発明の実施例を添付した図面を参照して詳細に
説明する. 第5図は、トルクショルダータイプの継手における締付
トルクTと時間の関係を示したものである. 第4図に示したバイプ2の先@2aがショルダーシール
面1aに到達したときから締付トルクTは急上昇するた
め、この屈折点Pを見出し、該屈折点Pにおけるトルク
Txと与えられた3つの初期設定値とで締付機本体の制
御を行う.3つの初期設定値として、最小トルクTni
n、最大トルクTnax . &小シールトルクΔTr
tinを使用する. まず、第3図を用いて、本発明の実施例が適用される諦
付装置の概略梢戒を説明する.第3図において、符号1
はトルクショルダータイプの油井管継手、2は油井管で
ある.油井管継手1にはカップリングチャック3が、又
、油井管2にはパイプチャック4が取り付けられる.符
号5はトルクロードセンサー付駆動部で、制御装置6か
らの指示によりこのトルクロードセンサー付駆動部5を
経由して油井管継手1とパイプ2が締付・連結される. 制御装置6には表示・操作部7が設けられており、又、
CPU9、記憶装置(RAM,ROM等)10が備えら
れている.制御装置8は、トルクロードセンサー付駆動
部5からデータを入力し、後述するフローチャートに従
って演算処理した後、演算結果から締付けの異常を判定
する。異常でないときは、トルクロードセンサー付駆動
部5を制御し、締付けを行わせる. 締付機本体6からの指示により締付けを開始した後、C
PU9はロードセンサーから得られるある時刻tiにお
ける締付トルクTiと、時刻j ie+における締付ト
ルクT ielからΔ’T’i=(T.ヤ+)−(Ti
)を得て、勾配Mi=ΔTi/(t;ヤ+−11)を算
出する. 算出された勾配Miは、第5図の屈折点P以後で急に大
きくなることから、この勾配Miから屈折点トルクTx
を求めることができる.求められた屈折点トルクTXか
ら、該屈折点トルクT×に最小シールトルクΔTlli
nを加えた演算トルクTCを算出し、この演算トルクT
cが前記最小トルクTninを上廻っているときは、締
付機本体6によって演算トルクTcまで締め、ここで締
付けを終了する.これにより少なくとも最小シールトル
クΔTninが確保される.演算トルクTcが前記最小
トルク’rninを下廻っていた場合には、最小トルク
T1nまで締付けて締付けを完了する.次に、第l図に
示したフローチャートを参照して上記油井管継手の締付
方法及び締付異常判定方法を、より具体的に説明する. まず、ステップ102で制御装置6の記憧8置10に初
期設定値として最小トルクTnin , Ik大トルク
Tnax , Ijt小シールトルクΔT1nを入力し
記憶させる.ステップ104では制御装置6によりトル
クロードセンサー付駆動部5を駆動して締付けを開始す
る. 締付けを開始すると共に、ステップ106でトルクロー
ドセンサー付駆動部5のセンサーから入力されてくる締
付トルクTiをモニタする.ステップ108では、勾配
M+が順次演算される.より具体的には、この勾配Mi
の計算は、例えば0.1秒程度の間隔で締付トルクTi
を求め、ばらつきを考慮して5〜10点の締付トルクを
最小二乗法で平均化し、勾配M1を前述した弐M,=Δ
Ti/ N i+I j i )によって順次求める
ようにする. ステップ110では、この勾配M1の計算の結果により
該勾配Miの急変があったか否かが判断される.この判
定は勾配Miが設定勾配MOより大きくなったか否かに
よって行う。設定勾配MOは例えばtan 4 5゜
(=1)、油井管によっては2〜4とする. 勾配Miが急変したと判定されたときは、ステップ11
2でそのときの締付トルクTiを屈折点トルクT×とし
て確定する. ステップ114では、この屈折点T×に初期設定値とし
て記憶している最小シールトルクΔT1nを加えて/1
ijM.トルクTcを求める.ステップ116以降は求
められた演算トルクTCに基づいて締付の合否の判定を
含む分類が行われる. まず、ステップ116においては、演算トルクTcが予
め設定されている最小トルクTllinより大きいか否
かが判定される.ここで演算トルクTCが最小トルクT
Ilinより小さかったときには、ステップ120で該
最小トルクTllinまで締付けたうえで当該締付を完
了する.この結果、実際のシールトルクΔTは最小シー
ルトルクΔTIlinより大きくなるためトルクショル
ダー面におけるシール性能はより向上する.しかしなが
ら、締付けは最小トルクTlinまでしか行っていない
ため、油井管2の先端部2aが座屈したりする恐れはな
い.それは、屈折点トルクT×が低くばらついたときで
あっても油井管の先端に座屈が発生しないように、予め
最小トルクT[nが設定されているためである. 一方、ステップ116でTc >T珀inが成立したと
きは、ステップ118に進んで演算トルクTCが最大ト
ルクT naxより大きいか否かが判定される.もし演
算トルクTcが最大トルクT Ilaxより小さかった
ときには、ステップ122に進んで該演算トルクTcま
で締付けた上で締付けを完了する.この結果、座屈を起
こすことなく、且つ最小シールトルクΔTl1inが確
保された締付けが行えることになる. これに対し、ステップ118において演算トルクTcが
締付最大トルクT naxより大きいと判定されたとき
には、ステップ124に進み、この時点で締付けを中止
すると共に異常を表示する.これは、たとえ最大トルク
T laxまで締付けたとしても所定の最小シールトル
クΔT ninが確保できないためであり、又、この最
小シールトルクΔT1inをi保するために締付最大ト
ルクT iaxを超えて締付けた場合には油井管先端の
座屈の心配があるためである. 従って、締付けをこの時点で中止することができるため
、例えば異常の原因が継手圓にあった場合にはこの継手
を交換することにより再度締付け直すことが可能となる
. 第2図は、この合否の関係を示したものである。 図において、Aのラインは屈折点トルクTXに最小シー
ルトルクΔT1nを加えた演算トルクTcが,なお最小
トルクTlinに至らない例を示している.この場合は
シールトルクΔTを更に増加し、最小トルクTIlin
にまで締付けて当該締付けを完了する. なお、この場合の締付けは合格とされる.Bのラインは
、屈折点トルクT×に最小シールトルクΔT minを
加えた演算トルクTcが予め設定された最小トルクT1
nと最大トルクT naxとの間に入っている例を示し
ている.この場合、締付けはyixトルクTcまで行わ
れ、従って、最小シールトルクΔTlinは必ず確保さ
れる.この締付けは合格とされる. Cのラインは、屈折点トルクT×に最小シールトルクΔ
Tlinを加えた演算トルクTcが最大トルクT ma
xより大きくなってしまう例を示している.この場合、
締付けは中止され不合格の判定がなされる. なお、このCの場合においては、この実施例では演算ト
ルクTcが最大トルクT laXより大き〜)と判断さ
れた時点で異常と判定し、この判定と共に直ちに締付け
を中止するようにしていたが、状況に応じ、例えば締付
けを途中で中止するのが困難な場合等にあっては、一応
最大トルクT l1a+<まで締付けた上で異常出力を
出すような構成とするようにしてもよい. 【発明の効果] 以上説明したとおり、本発明によれば、シールトルクを
も考慮した上で油井管の締付けを行うことができるよう
になり、所定のシール性能を必ず確保することができる
ようになると共に、油井管の先端部を座屈させたりする
ことがなくなるという優れた効果が得られる。 又、シールトルクの観点から締付けの異常を判定するこ
とができるため、極めて信頼性のある締付けを行うこと
ができるようにもなる.
説明する. 第5図は、トルクショルダータイプの継手における締付
トルクTと時間の関係を示したものである. 第4図に示したバイプ2の先@2aがショルダーシール
面1aに到達したときから締付トルクTは急上昇するた
め、この屈折点Pを見出し、該屈折点Pにおけるトルク
Txと与えられた3つの初期設定値とで締付機本体の制
御を行う.3つの初期設定値として、最小トルクTni
n、最大トルクTnax . &小シールトルクΔTr
tinを使用する. まず、第3図を用いて、本発明の実施例が適用される諦
付装置の概略梢戒を説明する.第3図において、符号1
はトルクショルダータイプの油井管継手、2は油井管で
ある.油井管継手1にはカップリングチャック3が、又
、油井管2にはパイプチャック4が取り付けられる.符
号5はトルクロードセンサー付駆動部で、制御装置6か
らの指示によりこのトルクロードセンサー付駆動部5を
経由して油井管継手1とパイプ2が締付・連結される. 制御装置6には表示・操作部7が設けられており、又、
CPU9、記憶装置(RAM,ROM等)10が備えら
れている.制御装置8は、トルクロードセンサー付駆動
部5からデータを入力し、後述するフローチャートに従
って演算処理した後、演算結果から締付けの異常を判定
する。異常でないときは、トルクロードセンサー付駆動
部5を制御し、締付けを行わせる. 締付機本体6からの指示により締付けを開始した後、C
PU9はロードセンサーから得られるある時刻tiにお
ける締付トルクTiと、時刻j ie+における締付ト
ルクT ielからΔ’T’i=(T.ヤ+)−(Ti
)を得て、勾配Mi=ΔTi/(t;ヤ+−11)を算
出する. 算出された勾配Miは、第5図の屈折点P以後で急に大
きくなることから、この勾配Miから屈折点トルクTx
を求めることができる.求められた屈折点トルクTXか
ら、該屈折点トルクT×に最小シールトルクΔTlli
nを加えた演算トルクTCを算出し、この演算トルクT
cが前記最小トルクTninを上廻っているときは、締
付機本体6によって演算トルクTcまで締め、ここで締
付けを終了する.これにより少なくとも最小シールトル
クΔTninが確保される.演算トルクTcが前記最小
トルク’rninを下廻っていた場合には、最小トルク
T1nまで締付けて締付けを完了する.次に、第l図に
示したフローチャートを参照して上記油井管継手の締付
方法及び締付異常判定方法を、より具体的に説明する. まず、ステップ102で制御装置6の記憧8置10に初
期設定値として最小トルクTnin , Ik大トルク
Tnax , Ijt小シールトルクΔT1nを入力し
記憶させる.ステップ104では制御装置6によりトル
クロードセンサー付駆動部5を駆動して締付けを開始す
る. 締付けを開始すると共に、ステップ106でトルクロー
ドセンサー付駆動部5のセンサーから入力されてくる締
付トルクTiをモニタする.ステップ108では、勾配
M+が順次演算される.より具体的には、この勾配Mi
の計算は、例えば0.1秒程度の間隔で締付トルクTi
を求め、ばらつきを考慮して5〜10点の締付トルクを
最小二乗法で平均化し、勾配M1を前述した弐M,=Δ
Ti/ N i+I j i )によって順次求める
ようにする. ステップ110では、この勾配M1の計算の結果により
該勾配Miの急変があったか否かが判断される.この判
定は勾配Miが設定勾配MOより大きくなったか否かに
よって行う。設定勾配MOは例えばtan 4 5゜
(=1)、油井管によっては2〜4とする. 勾配Miが急変したと判定されたときは、ステップ11
2でそのときの締付トルクTiを屈折点トルクT×とし
て確定する. ステップ114では、この屈折点T×に初期設定値とし
て記憶している最小シールトルクΔT1nを加えて/1
ijM.トルクTcを求める.ステップ116以降は求
められた演算トルクTCに基づいて締付の合否の判定を
含む分類が行われる. まず、ステップ116においては、演算トルクTcが予
め設定されている最小トルクTllinより大きいか否
かが判定される.ここで演算トルクTCが最小トルクT
Ilinより小さかったときには、ステップ120で該
最小トルクTllinまで締付けたうえで当該締付を完
了する.この結果、実際のシールトルクΔTは最小シー
ルトルクΔTIlinより大きくなるためトルクショル
ダー面におけるシール性能はより向上する.しかしなが
ら、締付けは最小トルクTlinまでしか行っていない
ため、油井管2の先端部2aが座屈したりする恐れはな
い.それは、屈折点トルクT×が低くばらついたときで
あっても油井管の先端に座屈が発生しないように、予め
最小トルクT[nが設定されているためである. 一方、ステップ116でTc >T珀inが成立したと
きは、ステップ118に進んで演算トルクTCが最大ト
ルクT naxより大きいか否かが判定される.もし演
算トルクTcが最大トルクT Ilaxより小さかった
ときには、ステップ122に進んで該演算トルクTcま
で締付けた上で締付けを完了する.この結果、座屈を起
こすことなく、且つ最小シールトルクΔTl1inが確
保された締付けが行えることになる. これに対し、ステップ118において演算トルクTcが
締付最大トルクT naxより大きいと判定されたとき
には、ステップ124に進み、この時点で締付けを中止
すると共に異常を表示する.これは、たとえ最大トルク
T laxまで締付けたとしても所定の最小シールトル
クΔT ninが確保できないためであり、又、この最
小シールトルクΔT1inをi保するために締付最大ト
ルクT iaxを超えて締付けた場合には油井管先端の
座屈の心配があるためである. 従って、締付けをこの時点で中止することができるため
、例えば異常の原因が継手圓にあった場合にはこの継手
を交換することにより再度締付け直すことが可能となる
. 第2図は、この合否の関係を示したものである。 図において、Aのラインは屈折点トルクTXに最小シー
ルトルクΔT1nを加えた演算トルクTcが,なお最小
トルクTlinに至らない例を示している.この場合は
シールトルクΔTを更に増加し、最小トルクTIlin
にまで締付けて当該締付けを完了する. なお、この場合の締付けは合格とされる.Bのラインは
、屈折点トルクT×に最小シールトルクΔT minを
加えた演算トルクTcが予め設定された最小トルクT1
nと最大トルクT naxとの間に入っている例を示し
ている.この場合、締付けはyixトルクTcまで行わ
れ、従って、最小シールトルクΔTlinは必ず確保さ
れる.この締付けは合格とされる. Cのラインは、屈折点トルクT×に最小シールトルクΔ
Tlinを加えた演算トルクTcが最大トルクT ma
xより大きくなってしまう例を示している.この場合、
締付けは中止され不合格の判定がなされる. なお、このCの場合においては、この実施例では演算ト
ルクTcが最大トルクT laXより大き〜)と判断さ
れた時点で異常と判定し、この判定と共に直ちに締付け
を中止するようにしていたが、状況に応じ、例えば締付
けを途中で中止するのが困難な場合等にあっては、一応
最大トルクT l1a+<まで締付けた上で異常出力を
出すような構成とするようにしてもよい. 【発明の効果] 以上説明したとおり、本発明によれば、シールトルクを
も考慮した上で油井管の締付けを行うことができるよう
になり、所定のシール性能を必ず確保することができる
ようになると共に、油井管の先端部を座屈させたりする
ことがなくなるという優れた効果が得られる。 又、シールトルクの観点から締付けの異常を判定するこ
とができるため、極めて信頼性のある締付けを行うこと
ができるようにもなる.
第1図は、本発明の実施例の手順を示す流れ図、第2図
は、最小シールトルクと締付トルクとの関係により締付
けの合否を判定する例を示す線図、第3図は、本発明を
実施する自動締付装置の概略構成を示すブロック図、 第4図は、トルクショルダータイプの継手に,り油井管
を接続したときの一部破断の斜視図、@5図は、締付け
の際の時間と締付トルクのコ化の関係を示す線図である
. 1・・・油井管継手、 1a・・・油井管継手のショルダーシール面、2・・・
油井管、 2a・・・油井管の先端部、 5・・・トルクロードセンサー付駆動部、6・・・締付
機本体、 7・・・表示部、 ΔT・・・シールトルク、 ΔTiin・・・最小シールトルク、 T×・・・屈折点トルク、 Tf・・・最終締付トルク、 Tc・・・演算トルク、 T1・・・時刻tiにおけるトルク、 T 1ax・・・最大トルク、 Tnin・・・最小トルク、 辷 M 1 ・・時間t 自 における勾配,
は、最小シールトルクと締付トルクとの関係により締付
けの合否を判定する例を示す線図、第3図は、本発明を
実施する自動締付装置の概略構成を示すブロック図、 第4図は、トルクショルダータイプの継手に,り油井管
を接続したときの一部破断の斜視図、@5図は、締付け
の際の時間と締付トルクのコ化の関係を示す線図である
. 1・・・油井管継手、 1a・・・油井管継手のショルダーシール面、2・・・
油井管、 2a・・・油井管の先端部、 5・・・トルクロードセンサー付駆動部、6・・・締付
機本体、 7・・・表示部、 ΔT・・・シールトルク、 ΔTiin・・・最小シールトルク、 T×・・・屈折点トルク、 Tf・・・最終締付トルク、 Tc・・・演算トルク、 T1・・・時刻tiにおけるトルク、 T 1ax・・・最大トルク、 Tnin・・・最小トルク、 辷 M 1 ・・時間t 自 における勾配,
Claims (2)
- (1)油井管をメタル−メタルシール部を有するトルク
シヨルダータイプの継手によつて連結する際に用いる油
井管継手の締付方法において、前記継手を締付ける際の
締付トルクを検出する手順と、 該締付トルクが急激に立上がる屈折点トルクを見出す手
順と、 前記屈折点トルクに予め定められた最小シールトルクを
加えた演算トルクを求める手順と、前記締付トルクが、
該演算トルク及び予め定められた最小トルクのうち、何
れか大きい方の値に到達したところで、締付けを終了す
る手順と、を含むことを特徴とする油井管継手の締付方
法。 - (2)油井管をメタル−メタルシール部を有するトルク
シヨルダータイプの継手によつて連結する際に用いる油
井管継手の締付異常判定方法において、 前記継手を締付ける際の締付トルクを検出する手順と、 該締付トルクが急激に立上がる屈折点トルクを見出す手
順と、 該屈折点トルクに予め定められた最小シールトルクを加
えた演算ルトクを求める手順と、 該演算トルクが予め定められた最大トルクを上廻つてい
たときに、当該締付けが異常であると判定する手順と、 を含むことを特徴とする油井管継手の締付異常判定方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19083689A JPH0354430A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 油井管継手の締付方法及び締付異常判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19083689A JPH0354430A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 油井管継手の締付方法及び締付異常判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354430A true JPH0354430A (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16264573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19083689A Pending JPH0354430A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 油井管継手の締付方法及び締付異常判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354430A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5402688A (en) * | 1993-03-17 | 1995-04-04 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method and apparatus for determining the tightened condition of a pipe joint |
US6212763B1 (en) * | 1999-06-29 | 2001-04-10 | Frederic M. Newman | Torque-turn system for a three-element sucker rod joint |
JP2010255710A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 油井管用特殊ねじ継手の締め付け方法 |
US8280639B2 (en) | 2008-11-28 | 2012-10-02 | Key Energy Services, Llc | Method and system for monitoring the efficiency and health of a hydraulically driven system |
US8590401B2 (en) | 2008-11-28 | 2013-11-26 | Key Energy Services, Llc | Method and system for controlling tongs make-up speed and evaluating and controlling torque at the tongs |
CN103674389A (zh) * | 2013-11-18 | 2014-03-26 | 北京宇航系统工程研究所 | 一种确定导管密封接头拧紧力矩的试验方法 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP19083689A patent/JPH0354430A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5402688A (en) * | 1993-03-17 | 1995-04-04 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method and apparatus for determining the tightened condition of a pipe joint |
US6212763B1 (en) * | 1999-06-29 | 2001-04-10 | Frederic M. Newman | Torque-turn system for a three-element sucker rod joint |
US8280639B2 (en) | 2008-11-28 | 2012-10-02 | Key Energy Services, Llc | Method and system for monitoring the efficiency and health of a hydraulically driven system |
US8590401B2 (en) | 2008-11-28 | 2013-11-26 | Key Energy Services, Llc | Method and system for controlling tongs make-up speed and evaluating and controlling torque at the tongs |
US9027416B2 (en) | 2008-11-28 | 2015-05-12 | Key Energy Services, Llc | Method and system for controlling tongs make-up speed and evaluating and controlling torque at the tongs |
JP2010255710A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 油井管用特殊ねじ継手の締め付け方法 |
CN103674389A (zh) * | 2013-11-18 | 2014-03-26 | 北京宇航系统工程研究所 | 一种确定导管密封接头拧紧力矩的试验方法 |
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