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JPH035341A - 光学ガラス - Google Patents

光学ガラス

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Publication number
JPH035341A
JPH035341A JP13809289A JP13809289A JPH035341A JP H035341 A JPH035341 A JP H035341A JP 13809289 A JP13809289 A JP 13809289A JP 13809289 A JP13809289 A JP 13809289A JP H035341 A JPH035341 A JP H035341A
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JP
Japan
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glass
optical
optical glass
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chemical durability
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JP13809289A
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Masanobu Kinoshita
木下 正信
Hiroharu Sagara
相楽 弘治
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Hoya Corp
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Hoya Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/062Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
    • C03C3/064Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
    • C03C3/068Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、屈折率(nd )が1.58〜なる組成を有
し、屈折率(nd)が50〜62である光学ガラスに係
り、特に、上記光学恒数を有し、バリウムクラウンガラ
スおよび重クラウンガラスとして分類される光学ガラス
に関する。
[従来の技術] nd 1. 58〜1. 67、シd50〜62なる光
学恒数を有し、バリウムクラウンガラスあるいは重クラ
ウンガラスとして分類される光学ガラスは、古くから大
量に生産されてきている。
[発明が解決しようとする課題] 近年、光学ガラスを製造するにあたり、ガス燃焼により
ガラスを熔かす従来法よりも熱効率に優れ、公害の発生
も少ない直接通電熔融が広く行われてきている。この直
接通電熔融は、ガラス融液の電気抵抗によるジュール熱
を利用してガラスを熔かすものである。
しかしながら、nd  1.58〜1.67、シd50
〜62なる光学恒数を有し、バリウムクラウンガラスあ
るいは重クラウンガラスとして分類されるガラスは、電
気抵抗値が大きすぎるため、直接通電熔融が極めて困難
であるという問題があった。
また、光学ガラス成形品を得るにあたっては、研摩工程
を必要とせず、プレス加工のみで最終レンズ製品を得る
、いわゆるモールド成形が、近年、脚光を浴びている。
しかしながら、バリウムクラウンガラスあるいは重クラ
ウンガラスとして分類されるガラスにモールド成形を適
用した場合、これらのガラスは屈伏点が高いために成形
温度の上昇をまねき、成形精度の低下、金型の劣化等を
引き起こす。このため、モールド成形にはガラスの屈伏
点をできるだけ低くすることが望ましいが、一般に、ガ
ラスの屈伏点を低くしようとすると、ガラスの化学的耐
久性が低下するのが通例であり、モールド成形に適し、
化学的耐久性にも優れたバリウムクラウンガラスあるい
は重クラウンガラスを得ることは困難であった。
したがって本発明の目的は、nd 1.58〜1゜67
、シd50〜62なる光学恒数を有し、直接通電熔融に
適した低い電気抵抗値を持ち、モールド成形に適する低
い屈伏点を持つとともに、優れた化学的耐久性を有する
光学ガラスを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を解決するためになされたもので、
本発明の光学ガラスは、 SiO+ +B+Ox         36〜62w
t%(ただし、SiO+     23〜62wt%B
I03     0〜28wt%) Li+0          0. 5〜7wt%Ba
O12〜52wt% La+Ox +Al103 +2rO++TiO+  
1〜18wt%(ただし、La+Ot    0. 5
〜11wt%Al20xO〜 7vt% Zto+       0〜8vt% Ti1t       O〜2wt%)NaIo   
           0〜5wt%に20     
        0〜5wt%MgO0〜10wt% CaOO〜15vt% SrOO〜20vt% Z口0                      
     0〜14wt%なる組成を有し、屈折率(n
d )が1.58〜1゜67でアツベ数(νd)が50
〜62であることを特徴とするものである。
ガラスの組成を上記のように厳密に限定することにより
、本発明の目的である、nd 1.58〜1.67、シ
d50〜62なる光学恒数を有し、直接通電熔融に適し
た低い電気抵抗値を持ち、モールド成形に適する低い屈
伏点を持つとともに、優れた化学的耐久性を有する光学
ガラスを提供することが可能となる。
各成分の限定理由は以下のとうりである。
SiO+とBl 03とはガラス骨格を作る成分であり
、合計量が36vt%未満ではndが高くなり過ぎるた
め36wt%以上必要であるが、62wt%を超えると
ndが逆に低くなりすぎるため、これらの成分の合計量
は36〜62wt%に限定される。そして、化学的耐久
性に優れたガラスを得るためには、23wt%以上の5
iQ1が必要であり、28wt%を超えてB2O3を含
有させてはならない。したがって、Sighの量は23
〜62wt%に、またB+ Osの量は0〜28wt%
に、それぞれ限定される。
Li1Oはガラスの電気抵抗値と屈伏点を下げるのに効
果的な成分であり、0. 5wt%以上必要であるが、
7wt%を超えるとガラスの化学的耐久性が低下すると
ともに耐失透性が低下するため、Lil Qの量は0.
5〜7wt%に限定される。
BaOは所望のndとνdを得るのに必須の成分であり
、12wt%以上必要であるが、52wt%を超えると
ガラスの化学的耐久性が低下するため、BaOの量は1
2〜52wt%に限定される。
La+Ox 、AI+03.1rorおよびTiO+は
、ガラスの化学的耐久性を改善する成分であるとともに
耐失透性の改善に有効な成分であり、合計量で1wt%
以上必要である。中でもLa+03 はその効果が顕著
であり、熔融性等へ悪影響を及さないばかりでなく高屈
折率、低分散のガラスを得るのに有利である等、利点が
多いので、Q、  5wt%以上必要である。しかしな
がら、La+Osは原料が比較的高価であるため、11
wt%を超えて含有させるのは得策でない。AlIO3
の量が7wt%を超えるとガラスの耐失透性が低下し、
1rorの量が8vt%を超えた場合も同様である。ま
た、Ti11の量が2wt%を超えるとガラスの透過率
が低下する。これらの理由により、1a103の量は0
.5〜1lvt%に、AI+O葛の量はQ 〜7 wt
%に、Zr0Iの量は0〜8wt%に、TiO+の量は
0〜2wt%にそれぞれ限定され、これらの成分の合計
量は1〜18wt%に限定される。
Na+ 01K10 、MgO、CaO、SrOおよび
200は、光学恒数の調整、耐失透性の改善、熔融性の
改善等の目的で、夫々0〜5wt%、O〜5vt%、0
〜1Qvt%、0〜15vt%、0〜20wt%および
0〜14wt%の範囲で含有させることができるが、夫
々の範囲を超えると、化学的耐久性の低下や耐失透性の
低下をまねくため、これらの成分の量は上記範囲に限定
される。
なお本発明の光学ガラスにおいては、上述した成分の他
に、通常使用されるAS+03 、Sb+03等の脱泡
剤や、ガラスの特性を悪化させない範囲での少量のF 
5PI05SPbO等を添加することもできる。
本発明の光学ガラスは、原料として通常使用される硅石
粉、硼酸、炭酸リチウム、炭酸バリウム、酸化ランタン
、水酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン
、炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、炭酸カリウム、硝
酸カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム、硝酸ストロンチウム、炭酸ストロンチ
ウム、酸化亜鉛(亜鉛華)等を用い、これらの原料から
なる混合物を白金製坩堝等の耐熱性容器に入れて120
0〜1400℃に加熱して熔解させ、撹拌して均質化、
泡切れを行った後、適当な温度に予熱した金型に鋳込み
徐冷することにより得ることができる。
このときのガラスの熔融は、直接通電熔融も含めた従来
手法をそのまま適用することができ、成形加工も、モー
ルド成形を含む従来手法をそのまま適用することができ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1〜4 実施例1〜4の光学ガラスの出発原料として、硅石粉、
硼酸、炭酸リチウム、炭酸バリウム、酸化ランタン、水
酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、硝酸ストロンチウムおよび酸化亜鉛(亜鉛
華)を用い、これらの出発原料を、最終的に得られるガ
ラスの組成が表−1に示す組成となるように実施例毎に
秤量して、瑞瑞乳鉢で十分に混合した後、得られた混合
物をシリカ坩堝で粗熔解させ、実施例毎にカレットを得
た。
次いで、得られたカレットを、ジルコニア系電鋳レンガ
で作られた溶融炉に入れ、直接通電熔融により1250
〜1300℃に加熱して熔融させ、撹拌して均質化を図
り、泡切れを行った後、金型を用いて板状に成形し、徐
冷して板状の光学ガラスを得た。次に板状ガラスから所
定重量のガラス塊を切出し、従来の研摩法により球状プ
リフォームを得た後、モールド成形により計4種類の非
球面凸レンズ状の光学レンズを得た。
このようにして得られた各光学レンズの、ヘリウムラン
プのd線に対する屈折率(nd ) 、アツベ数(νd
)および屈伏点を測定したところ、ndが1.589〜
1.658、νdが51〜61、屈伏点が570〜59
5℃であり、いずれの実施例で得られた光学レンズも、
所望のnd及びνdを有するとともに、モールド成形に
適する低い屈伏点を持つことが確認された。
また、各実施例で得られた光学レンズの耐酸性(Da)
および耐水性(Dw )を、それぞれJOGIS(日本
光学硝子工業会規格)06 1975に基づいて測定し
たところ、Daが0.18〜0゜70wt%(ただし、
減量率) 、Dwが0.01〜0.06wt%(ただし
、減量率)であり、いずれの光学レンズも化学的耐久性
に優れていることが確認された。
さらに、実施例1〜2で得られた光学レンズの比抵抗を
測定したところ、第1図に示すように、従来のバリウム
クラウンガラスおよび重クラウンガラスに比べて、はる
かに低い電気抵抗値を持つことが確認された。
比較例1〜2 従来の重クラウンガラスであるSK5と5SK5の組成
、nd 、νd 、屈伏点、DaおよびDWを表−1の
比較例1と比較例2にそれぞれ示す。
表−1から明らかなように、SK5のnd、νdは実施
例1と同一であるが、屈伏点が実施例1よりも100℃
以上も高い。また、5SK5のnd、νdは実施例2と
同一であるが、屈伏点が実施例2よりも100℃近くも
高い。
さらに、SK5および5SK5の比抵抗を測定したとこ
ろ、第1図に示すように、実施例1〜2で得られた光学
レンズに比べて、はるかに高い電気抵抗値を持つことが
確認された。
(以下、余白) [発明の効果コ 以上説明したように、本発明の光学ガラスは、nd 1
.58〜1.67、シd50〜62なる光学恒数を有し
、直接通電熔融に適した低い電気抵抗値を持ち、モール
ド成形に適する低い屈伏点を持つとともに、優れた化学
的耐久性を有している。
したがって本発明を実施することにより、ndl、58
〜1.67、シd50〜62なる光学恒数を有する光学
ガラスの、製造工程の簡略化、生産コストの低減、納期
の短縮等を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1.2の光学ガラスおよび比較例1.
2の光学ガラスの比抵抗と温度との関係を表すグラフで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_2+B_2O_3 36〜62wt%(
    ただし、SiO_2 23〜62wt% B_2O_3 0〜28wt%) Li_2O 0.5〜7wt% BaO 12〜52wt% Li_2O_3+Al_2O_3+ZrO_2+TiO
    _2 1〜18wt%(ただし、La_2O_3 0.
    5〜11wt%Al_2O_3 0〜7wt% ZrO_2 0〜8wt% TiO_2 0〜2wt%) Na_2O 0〜5wt% K_2O 0〜5wt% MgO 0〜10wt% CaO 0〜15wt% SrO 0〜20wt% ZnO 0〜14wt% なる組成を有し、屈折率(nd)が1.58〜1.67
    でアッベ数(νd)が50〜62であることを特徴とす
    る光学ガラス。
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