JPH03500522A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
液圧ブレーキ装置
本発明はマスタブレーキシリンダと、ブレーキ力ブースタと、充填チャンバとを
備えるブレーキ装置であって、前記充填チャンバにより、ブレーキ作動の初期の
段階でペダルを比較的短い距離だけ動かしたときに、ブレーキ装置が所定の遮断
圧力になるまで液圧流体にて急速に充填され、該充填チャンバはマスタブレーキ
シリンダの第1チヤンバと伝達可能に連通しかつ第1弁を介して液圧流体リザー
バに接続可能であり、上記第1弁はブレーキ力プースタが作動し、液圧流体の圧
力が遮断圧力よりも低(なったときに閉塞すると共に、ブレーキブースタが不作
動のときに開放するようにした液圧ブレーキ装置に関する。
このように、西独特許公開第3.508.753号の明細書から公知であるかか
る液圧ブレーキ装置において、通常のマスタブレーキシリンダはそれ自体公知で
いわゆる充填段(filling stage)と称されるものと同様のブレー
キ力ブースタによる支援を受ける。充填段は例えば米国特許第4.086.77
0号の明細書からそれ自体公知である。充填段はペダル移動の初期段階にてブレ
ーキを作動させたときに、ブレーキ装置に急速に液圧流体が充填されるように作
用する。故に、ドライバは比較的短い移動距離だけブレーキペダルを踏めばよい
。液圧流体が所定の圧力に達したならば、即ち、遮断圧力に達したならば直ちに
、充填段は遮断される、即ち不作動となる。ブレーキペダルをさらに踏み込んで
も、ブレーキ装置内にてそれ以上特表千3−500522 (2)
液圧流体が動くことはなく、ペダル圧力は液圧を利用して直接、ブレーキ圧力に
変換される。
例えば、西独特許公開第2.450.474号及び米国特許第3゜109、28
7号の明細書から公知であるブレーキ力倍力装置、即ちブースタはブレーキペダ
ルの動作を支援し10通常、ダイヤフラム板と称される可動の仕切板を有する2
つのチャンバを備えている。これらのチャンバ間にはエンジンにより差圧が生じ
、このため、ダイヤフラム板はドライバにより作動されたブレーキペダルの動作
を支援する。
冒頭に引用した西独公開特許第3.508.753号において、充填段及びブレ
ーキ力ブースタは相互に依存し合って機能し得るように設計されている。即ち、
充填段及びブレーキ力ブースタは相互に独立的に作動しない。これは、ブレーキ
力プースタが故障したならば、ドライバは(マスタブレーキシリンダに蓄積した
通常の圧力に加えて)ブレーキペダルを介して、比較的高圧の遮断圧力に達する
まで充填段に作動力を直接加えなければならないため、重大な問題が生ずるとい
う認識を基にしている。
その結果、ペダルの踏み込み力の抵抗が変化するため、ドライバは不快に感する
。
故に、西独特許公開第3.508.753号はブレーキ力プースタが故障したと
き、ブレーキペダルの踏み込み力の抵抗が幾分不規則となるのをドライバに感知
されないようにする。この目的上、ブレーキブースタが作動しているときに閉塞
する一方、ブレーキ力ブースタが不作動のときに開放する弁を介して充填チャン
バが液圧流体リザーバに接続可能であるようにする。該充填チャンバと一次チャ
ンバ(即ち、二重回路ブレーキ装置の一次回路に供給するマスタブレーキシリン
ダ内の高圧チャンバ)との間にスリーブを配設し、該スリーブにより液圧流体は
充填チャンバから高圧チャンバまで流動するのは許容されるが、その反対方向に
流動するのは阻止される。
本発明は請求の範囲の前提部分に記載された型式の液圧ブレーキ装置の機能上の
信頼性をさらに向上させるという問題点を対象にするものである。
本発明によると、この問題点は液圧流体の圧力が遮断圧力以上となったときに閉
塞する第2弁を充填チャンバと一次チャンバとの間の接続回路中に配設すること
により、上記の問題点が解決される。
このため、西独特許第3.508.753号の明細書の前提部分に記載された従
来技術において、充填段の充填チャンバは密封スリーブを介して、マスタブレー
キシリンダの一次チャンバに接続されるが、本発明によると、上記接続導管の間
に、弁を設け、この弁は液圧流体の圧力が充填段の遮断圧力に達したときに閉塞
し、充填チャンバと一次チャンバとの間の伝達可能な連通が遮断されるようにし
、ドライバはこれによりブレーキペダルを踏み込むだけで、及び恐らくブレーキ
力ブースタの支援を受けてブレーキ圧力を増大させることが提案される。
充填チャンバと一次チャンバ間にさらに別の弁を追加する本発明の構成により、
従来技術に優る多数の利点が得られる。
本発明によれば、充填段の機能がブレーキブースタが作動するか否かにより左右
される構成は、製造許容誤差及び/又は摩耗により非常な程度にて変化する、弾
性的シールにより発生される摩擦力を利用する必要がなくなる。本発明による構
成は、又、充填室とリザーバとの間の接続部分が開閉するためには、ブレーキ力
プースタのチャンバ内の圧力を特定の値に維持しなければならないとする従来技
術の欠点を解決するものでもある。
さらに、本発明によるブレーキ装置の形態によれば、ブレーキ中にブースタが故
障した場合でも、ドライバが不快感を感じることはなくなる。
請求の範囲の従属項に記載された本発明のさらに発展させた形態によると、液圧
ブレーキ装置の機能は略自己監視することが可能となる。弁に設けられた弾性的
なシールに摩耗による漏洩が生じたならば、このことは、ブレーキがその機能を
直ちに失うことなく、ペダルの移動距離及び抵抗力が大幅に変化することでドラ
イバに感知される。このため、シールが不良であるにも拘わらず、ドライバはブ
レーキが適正に機能する状態にてサービス工場まで走行を続けることが出来る。
以下、添付図面を基にして、本発明の一実施例について詳細に説明する。ここで
、
第1図はブレーキ力ブースタを有するマスタブレーキシリンダの軸方向断面図、
第3図は第1図及び第2図によるブレーキ装置の液圧ブロック回路図、
第4図は第2図の細部の変形例を示す図である。
図面において、その必須の部品を備える公知のマスクブレーキシリンダ10はブ
レーキ力ブースタ12を備えて図示されている。ドライバにより操作されるブレ
ーキペダルは符号14で示されており、ブレーキをかけると、第1図に示したペ
ダル押し棒14′を右方向から左方向に押す。このペダル押し棒は第2の押し棒
18を介して一次ピストン20上に作用するそれ自体公知の制御ハウジング16
に接続される。−次ピストン20が第1図の左方向に動くとき、−次チャンパ2
2内の液圧流体の圧力が増大する。ペダル押し棒14′を作動させると、第2ピ
ストン24も同様に左方向に動き、第2室26内の液圧流体の圧力を増大させる
。これがいわゆる二重回路ブレーキであり、マスタブレーキシリンダ10はいわ
ゆるタンデムマスタシリンダである。
ブレーキ力ブースタ12は同様に、それ自体公知であり、可動ダイヤフラム板3
2及び弾性ダイヤフラム32′により相互に分離された低圧チャンバ28及び高
圧チャンバ30を備えている。大気圧下の空気が空気入口31から高圧チャンバ
30内に入る一方、低圧チャンバ28内にはエンジンにより部分真空が生じ、こ
のため、ダイヤフラム板は第1図の公知の方法にて制御ハウジング16を介して
右方向から左方向に動き、これにより、押し棒18上に作用する。ダイヤフラム
板32は案内ピン34上を案内される。
マスクブレーキシリンダ10には以下に説明する充填段が設けられている。この
充填段はブレーキペダルではなく、ブレーキ力ブースタ12のダイヤフラム板3
2によってのみ作動される環状ピストン36を備えている。
1テ表千3−500522 (3)
この環状ピストン36は一次ピストン20及び第2ピストン24よりも著しく大
きい直径を有し、ダイヤフラム板32により第1図にて左方向に押され、充填室
38に入り、このため、その内部に入れだ液圧流体は一次チャンバ22に強制さ
れた以下に説明する圧力及び状態となる。
充填チャンバ38の外側にはスリーブ40が接している。ばね42がスリーブ4
0上に押圧され、第1図の左側にて固定したストッパに当接する。右側にて、ば
ね42が環状ピストン36のストッパ36′を押圧し、このため、環状ピストン
36は右方向に偏倚される。
充填室38はシール44.46により密封される。
マスクブレーキシリンダ10には、内部に液圧流体が保持されブレーキ装置にお
けるロスを補正する態勢にあるそれ自体公知の補償コンテナ48がさらに設けら
れる。
ロスした液圧流体の補償は枢着レバー50により行われ、この枢着レバール50
は必要なとき、それ自体公知の方法にて、補償コンテナ48と一次及び二次チャ
ンバとの間の伝達可能な連通状態を開放する。この目的上、軸方向に変位可能で
かつ2つのばね54.56の作用を受けて反対方向に偏倚するスリーブ52が設
けられている。
ばね56はばね54よりも強度が大きい。ブレーキペダルを操作すると、スリー
ブ52は第1図にて左方向に動き、枢着レパール50が自由とされる。補償コン
テナ48を一次及び二次チャンバに接続させる弁58はばね53により閉じた状
態に維持される。ペダル押し棒14′が復帰移動するとき、スリーブ52は枢着
レバール50に係合し、弁58を開放させ、このため、液圧流体の補充が可能と
なる。
通路60が充填チャンバ38から分岐し、以下に説明するチャンバを介し、穴及
び弁を介して一次チャンパ22に達している。
マスタブレーキ10の縦軸Aに対して垂直な第2図の断面図によると、補償コン
テナ48に加えて、液圧流体リザーバ62が設けられかつ充填段と協働する。
弁機構64(第2図)が充填チャンバ38から伸長する通路60とリザーバ62
との間、及び該通路60と一次チャンバ22との間に配設されている。通路60
はこのようにして、第2図により、最初、リザーバ62に分岐し、ついで、−次
チャンバ22に分岐し、以下に説明する弁がそれぞれ介装されている。第3図の
ブロック回路図も参照すること。
先ず、充填チャンバ22間の接続について説明する。
充填チャンバ38から伸長する通路60はスペース68(第2図)に開放する。
液圧流体の通路は以下さらに詳細に説明する弁69の2つの密封リップの一方を
介して、穴72を通り、弁機構64の縦軸りに対して同軸状に形成されたさらに
別の穴74に入る。さらに別の弁76を介して流路は一次チャンバ22内まで直
接伸長する通路78と合流する。第2図には、−次ブレーキ回路の接続通路66
も図示されている。
充填チャンバ38とリザーバ62との間の接続について以下説明する。充填チャ
ンバ38から伸長する通路60は穴80に開放し、そこから液圧流体の通路は通
路84を通り、弁82を経て室82に達し、該室86は第2図に従いさらに別の
チャンバ88に接続される。通路90はチャンバ88から、通路94を介してリ
ザーバ62に接続された環状スペース92に達する。
通路60とリザーバ62との間の接続の開閉を行う弁82がはね96により偏倚
されて閉塞位置にある。
第1図によると、スロット100が低圧チャンバ28から通路102に達し、そ
の通路102の伸長部分は第2図に図示されている。通路102はダイヤフラム
Mによりチャンバ88から分離されたチャンバ102′に開放する。
最後に、第2図には、通路60と弁76との間の流路から分岐した、大気又は随
意選択的にリザーバ62(第3図も参照)に達する通路104が図示されている
。この通路104は、以下に詳細に説明するように、弁69の密封リップ70に
より通常閉じられている。支持リング106が弁の密封リップを最初に閉塞位置
に保持する。
第3図には、ブレーキ装置の機能上必須の構成要素がブロック略図にて図示され
ている。
ブレーキ装置は次のように機能する。ペダル押し棒14′を介してブレーキペダ
ルを操作すると、ドライバにより加えられた力はそれぞれ第1及び第2ピストン
20.24に伝達される。
ブレーキ力ブースタ12が作動しているとき、低圧チャンバ28内には部分真空
が発生され、これにより、ダイヤフラム板32は環状ピストン36を第1図の左
方向に動かす。液圧流体は充填チャンバ38から通路60を経てスペース68に
、及び圧力勾配により開放位置に動かされるその密封キャップ76′を通り開放
した弁76を介し、通路78を経て第1チヤンバ22に流動する。
ブレーキ力ブースタ12が機能しているとき、通路60からリザーバ62に達す
る流路は、弁82がばね96により付勢されて閉塞位置となるため、ブレーキ中
、最初は閉塞されている。
ブレーキ力ブースタ12が機能しているとき、部分真空が低圧チャンバ28内に
生じ、スロット100及び通路102を通じてチャンバ102′に伝達される。
ブレーキ力ブースタが機能しているときに得られる圧力状態により、弁82は閉
塞状態を保つ。
液圧流体の圧力が例えば22バールルという所定の遮断圧力に達したならば、弁
76が充填チャンバ38と一次チャンバ22との間の流路を閉じ、このため、−
次チャンバ22内の液圧はピストン押し棒14′をさらに動かした場合に限り増
大する。弁76が閉塞すると、−次チャンバ22内で得られる液圧により弾性的
な弁キャップ76′はシール77により穴81内に摺動可能に案内された本体7
9に押し付けられる。
一次チャンバ22内の液圧がさらに増大すると、弁キャップ76′により囲繞さ
れた押し棒76″は第2図のばね力Feに抗して上方に押圧される。これが生ず
ると、弁82が開放し、このため、通路60に存在する充填チャンバ38内の圧
力は通路90を介してリザーバ62に釈放されて減圧する。上述の工程はブレー
キ力ブースタ12が機能していることを特徴とする
特表千3−500522(4)
真空圧力の低下により、ブレーキ力ブースタ12が機能しないとき、室102′
内には真空圧が全く発注されず、その結果、弁82はダイヤフラムMを介して開
放位置に押圧される。弁76の密封キャンプ76′を経て通路78に達する通路
の流動抵抗は弁82を通ってリザーバ62に達する流動抵抗より大きいため、ブ
レーキカブースタがal能していないとき、充填段は不作動である。
ダイヤフラムMの有効圧力面積のため、弁82が開放し、よって充填段が不作動
となる圧力を正確に設定することが可能となる。
ブレーキ中、ブレーキ力ブースタ12が故障した場合、ばねFe’が液圧に抗し
て弁82(その有効面積は比較的小さい)を開放させ、これにより、充填段も同
様に不作動となる。
極めて慎重なドライバは例えば、22バールという遮断圧力に達するほどの力に
て長時間に亘り、ブレーキを作動させることは絶対にないと考えられる。本発明
による構成はかかる場合でさえ、ドライバがシール77.76′が不良であるこ
とを感知することを可能にする。これは次のように行われる。上述のように、圧
力が蓄積するとき(ペダル押し棒14′の前方ストローク時)、液圧流体は弁6
9の密封リップ71上を自由に流動する。
復帰ストローク時、即ち、第1図のペダル押し棒14’が右方向に向けて後方に
動くとき、−次チャンバ22内の圧力は徐々に低下する。環状ピストン36はば
ね42により第1図の右側に付勢される。ばね42は充填室38内の圧力が一次
チャンパ22内におけるよりも著しく急速に低下するように寸法法めされる。こ
のため、充填チャンバ38及び凹所68内には直ちに部分真空が生ずる。シール
77.76’が不良でもある場合、圧力勾配により、弁69の密封リップ70は
通路104から持ち上げられ、これにより、大気と伝達可能に連通される。
この動作中、密封リップは支持リングの背後に拘束され、このため、その後、通
路104は開放状態を保つ。従って、次のブレーキ作動時、充填チャンバ内に圧
力が蓄積することは最早不可能となり、このことはブレーキ時のペダルの移動距
離が著しく増大するため、ドライバにより明確に感知される。
減圧時、その上を流体が流動する弁69の内側密封リップ71の機能も又自動的
に監視される。それは、密封リップ71が最早、適正に接近していないならば、
弁69の他方の密封リップ70の内側の真空が増加し、その結果、通路104へ
の軸が開放する。このようにして、空気は充填チャンバ38内に流入し、数回の
ブレーキ作動後、充填段が機能を喪失し、ドライバはペダルの移動距離が著しく
増大したことによりこれを感知し、これにも拘わらず依然機能しているブレーキ
を使用して、サービス工場まで運転することが出来る。
上述した機能は充填段の遮断圧力を22バールを設定したならば、第3図を参照
して次のように要約されよう。
1)ブレーキ力ブースタが機能している場合弁82は22バールまで閉塞してい
る。
弁76は22バールまで開放している。
弁82は22パ一ル以上にて開放する。
弁76は22パ一ル以上にて閉塞する。
弁69は常時閉塞している。
2)ブレーキ力ブースタが機能していない場合弁82は開放する。
弁76は閉塞する。
弁69は閉塞する。
3)弁76又はシール77が不良である場合弁69は開放する。
第4図には、第2図の弁機構4を大型化した変形例が図示されている。第4図に
よる構造はばねFeに代えて2つの異なるばねFeI及びFeIIを使用する点
にて基本的に第2図の構造と異なる。
ばねFelは弁76の本体79を下方位置に保持する。
チェンジ102′内に十分な真空が生じない場合であっても、真空ピストン11
4が弁押し棒113に達することは出来ない。かかる理由のため、弁82は真空
が不十分でも閉塞したままである。
充填チャンバ及び−次チャンバ内の真空が約6乃至8バールに達したとき、本体
79は第4図にてリング115に向けて上方に動く。この場合、ばねFeIは圧
縮される。これで弁押し捧113は真空ピストン114の可動領域内にあり、チ
ャンバ102′内の真空圧が失われると、弁ピストン114が弁押し棒113に
より弁82を開放することが出来る。次で、充填チャンバ内の圧力が直ちに低下
する。チャンバ102′内に十分な真空が存在するとき、弁ピストン114はダ
イヤフラムMによりその上方位置(第4図)に押圧される。液圧流体の圧力が2
2バールとなるまでブレーキをさらにかけると、本体79は第4図の2つのばね
FeI及びFe1Iの力の抗して上方に動き、弁押し棒113がストッパ116
に当たり、このため弁82が開放し、充填チャンバ内の圧力が低下する。
第4図に関して説明した機構は、ドライバが例えば、長時間の操作により、上記
ブースタが故障しないのに、ブレーキ力ブースタの真空圧が所定の値以下まで低
下したとき、ブレーキ装置が効いていると誤ワて判断しないようにする点で有利
である。第4図の機構において、充填チャンバ内の遮断圧力は2段階に制御され
る。充填チャンバ及び−次回路には、約6乃至8バールという比較的低い圧力が
蓄積する。充填段はこの圧力状態にならない限り遮断されることはない。しかし
、この圧力で、ブレーキのいわゆるアイドル動作は解消され、ブレーキライニン
グはブレーキディスク等に接触する。この圧力となるまで、充填段及び−次ピス
トン双方に対する圧力が増大する。即ち、工程は比較的大きい液圧有効面積にて
行われる。従って、関係するペダルの移動距離は比較的短(なる。
国際調査報告
国際調査報告
Eρ8900400
Claims (4)
- 1.マスタマスタシリンダ(10)と、ブレーキブースタ(12)と、ブレーキ 作動の初期の段階でペダルを比較的短い距離だけ動かしたときにブレーキ装置が 所定の遮断圧力になるまで液圧流体にて迅速に充填されるようにするための充填 チャンバ(38)と、を備え、前記充填チャンバ(38)がマスタブレーキシリ ンダ(10)の一次チャンバ(22)と伝達可能に連通する一方、第1弁(82 )を介して液圧流体リザーバ(62)に接続可能であり、前記第1弁(82)は 、ブレーキカプースタ(12)が機能して液圧流体の圧力が遮断圧力以下になっ たときに閉塞し、ブレーキカブースタが機能していないとき開放するようになさ れている、液圧ブレーキ装置において、 液圧流体の圧力が遮断圧力以上となったときに閉塞する第2弁(76)を、第1 充填チャンバ(38)と一次チャンバ(22)との間の接続導管(60、72、 74、78)に配設することを特徴とする液圧ブレーキ装置。
- 2.第1及び第2弁(82、76)が相互に結合されていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載のブレーキ装置。
- 3.第2弁(76)が、穴(81)内を案内されかつ摺動シール(77)により 前記穴(81)に密封される本体(79)を備えることを特徴とする請求項1又 は2の一方に記載のブレーキ装置。
- 4.分岐通路(104)が、充填チャンバ(38)と一次チャンバ(22)との 間の接続導管(60、72、74、78)から外部大気又はリザーバ(62)ま で伸長しかつ第3弁(69)により閉塞されるようにし、前記第3弁(69)は 摺動シール(77)の機能喪失時、外部大気又はリザーバのそれぞれと一次チャ ンバ(22)との間の伝達可能な連通を許容するようにしたことを特徴とする請 求項3記載のブレーキ装置。
Applications Claiming Priority (2)
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DE8805017.3 | 1988-04-15 | ||
DE8805017U DE8805017U1 (de) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | Hydraulische Bremsvorrichtung |
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JPH03500522A true JPH03500522A (ja) | 1991-02-07 |
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Family Applications (1)
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