JPH03500215A - 洗い出し可能な記録担体を使用する印刷版の製造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 洗い出し可能な記録担体を使用する印刷版の製造本発明は印刷版を製造する方法 において、原画を点および行毎に光電走査し、その際得られた走査信号をデジタ ル画像信号に変換し、該デジタル画像信号で感光性記録担体に線および行毎に原 画を記録するための光源を制御することで印刷版を製造する方法に関するすでに 印刷技術では、例えばオフセット印刷で印刷すべき原版を反射複写感光材で露光 して製造する方法が公知である。印刷する前に顧客に校正のｔ；めに提出する最 終印刷物のための校正刷を得るために反射複写材料を使用する。顧客がこの校正 刷にその承諾を与えた後にこの反射複写感光材を透明材料に複写し、それによっ て今度はさらに露光過程においてオフセット板を露光し、それでオフセット印刷 機で印刷する。オフセット板を露光することはコピー枠でコンタクトコピーによ り複写で得られた透明フィルムによるかまたは反射露光で複写カメラを使用して 露光した反射複写感光材によるかのいづれかで行う。

第１の場合に不利として認められることは第２のフィルムを製造しなけらばなら ないことおよび複写に際して鮮明度損失が生じることである。第２の場合には高 価な複写カメラが必要であり同様に該カメラで反射露光の際に質の低下が生じる 。

これら両法では高銀含有のエマルジ腸ン層を有するフィルムないしは感光材を使 用するが、その際化学的に激しい薬剤でその潜像を現像し、激しい蒸気を放出し 、使い古しＩ；現像液を処理することが必要であり、このことは公知のように、 大きな環境公害である。

従って本発明の課題は画像の質を向上し、製版の方法を簡単にしかつ全過程を環 境無公害に構成することである。前記課題は本発明により、光源を使用して感光 性記録担体に原画を記録する際に黒の（光不透過性）洗い出し可能な層を有し、 露光した場所は硬化し、露光しなかっｔ；場所は洗い出しできる記録担体を使用 し、その際該層を白色の、洗い出しに対して抵抗を有する層にもたらすことで解 決される。前記洗い出しされる記録担体は直接印刷版として製版に使用され、そ の際白色担体はおもにオフセットまたは凹版印刷の製版のためにＵＶ光透過性で ある。

オフセット印刷版の製造は、点および行毎に光源に露光されている記録担体との コンタクトコピーによりＵＶ光でオフセット板を直接露光することで行う。

エツチング凹印刷版の製造は前記の印刷原画とのコンタクトコピーにより光点走 査したカーポンチツシュで被覆された凹版塁をＵＶ光で露光して行う。

網グラビア印刷版の製造は前述の印刷原版をグラビア印刷機用走査原版として使 用することで行う。

版に使用される記録材料は白の両面被覆した紙フェルトまたは同様のもので構成 し、その際被覆層は透過性の合成樹脂よりなり、核材の被覆層面上に黒の（光不 透過性）洗い出せる層をもたらし、露光した場所では硬化し、非露光場所では洗 い出しができる特徴がある。この場合に有利には透過性フィルム材の製造に使わ れるデュポン社からの“１ｌｏｌｆ“の記号での、すなわち洗い出し裏引きフィ ルム（ｗａｓｂｏｆｆ　１ｉｎｅ　Ｆｉ１ｍ＋）の被覆層を使用する。これにつ いて印刷物Ｄｕｐｏｎｔ、　Ｎｒ。

ＧＰ７５３−０１Ｍａ０１８４３・５”ならびにＷｏｌｆシステムの記事で改良 されていることを“Ｄｅｒ　Ｄｒｕｅｋ−ｓｐｉｅｇｅｌ”　、９．１９８７． ５ｅｉｔｅ７、は指示している、この層は未作用状態では黒く、一種の減色法に よって像が生成する。すなわち、非露光部分は作用過程の間除去される。該層は 潜像生成に使用される銀をわずかに含む。この層によりすぐれた鮮鋭度および最 適な密度が得られかつ該層はスペクトルのＵＶ範囲でレーザー光を使用して作業 することができ従って新聞紙面のファクシミリ伝送またはオフセット印刷におけ るコンピュタ−・トウ・プレート技術用の記録担体はきわめて適している。

このエマル９１７層は従来のフィルムに比較して非常に少ない銀を含み、高濃度 の黒色顔料とゼラチンとの組合せである。露光することによつてエマルジタン層 に潜像が生じる。該エマル９８７層の非常に低い銀含有量は製版用フィルムのふ つうのエマルジ１ン含有量の略２５％であるが現像により可視像を引き起すため には十分でない。特殊な’Ｗｏｌｆ”−処理で活性剤は保護膜をしみ通り、それ によってその中に含まれている靭皮展開剤はエマルジ８ン層に放散される。それ により交錯反応が始り、その結果として潜像領域で硬化し、黒色顔料はゼラチン 中に固着される。非露光の画像部は常法で固定される。洗い出し相においては過 剰の注入量ならびに未露光の像部分からの未結合の顔料を有するゼラチンは溶解 する。ここにおいて灰色の像部分は生じない。顔料が存在するかまたは存在しな いかである。すなわち、ただ完全に黒色化した面があるかまたは黒色化した面が ないかだけである。このような層の現像剤はデュポン社から市場に売り出されて いる。

本発明による方法の大きな利点は反射複写感光材の焼付は過程は透過フィルム材 に分配されること、および次にこの焼付は過程の際に発生する品質損失を避ける ことである１反射複写感光材から複写カメラによりオフセット板を露光する際に 同様にその除虫じる品質損失を避けられる。というのはオフセット板を露光する ことはＵＶ光により反射複写感光材と直接コンタクトで行われるからである。該 材料は完全に黒色かまたは黒色でないかであるから硬調なＵＶ光で作業ができる ので、斑点、切断縁、またはほかの汚染、斑点はオフセット板の露光過程で除去 される。

そのほか使用されるエマルジョン層はｔ；だ路銀含有量のＫを有するにすぎない ので、その現像および定着を化学的に殆ど犯かされない方法で行うことができる 。さらに有利なことはこうして製造した記録担体はこれまでのふつうのグラフィ ックフィルムの略半値に達するにすぎないことにあるが、このことは複写過程の 節約ないし複写カメラの節約に加えて本方法のコストを著しく減少する。また有 利なことは顧客が校正した校正刷から直接版を製造し、従って印刷版を製造する 本方法は簡単でかつ顧客からの校正結果を直接印刷版に造り出すことにある。

手続補正書（自船 平成　２　年７　月２０日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．印刷版を製造する方法において、原画を点および行毎に光電走査し、その際 得られた走査信号をディジタル画像信号に変換し、該ディジタル画像信号で感光 性記録担体に線および行毎に原画を記録するための光源を制御し、記録担体とし ては黒色の（光非透過性の）洗い出し可能な層を有し、該層の露光された部分は 硬化しかつ露光されなかった部分は洗い出される材料を使用し、その場合に該層 を洗い出しに対して抵抗性を有する白色の支持体材料に施し、該記録担体を露光 の後に洗い出して該洗い出しされた記録担体を印刷版の直接製造に印刷原版とし て使用することを特徴とする印刷版を製造する方法。
2. ２．請求項１記載の方法に使用する記録材料において、オフセットまたは凹版印 刷版を製造するための自色の支持体材料がＵＶ透過性であることを特徴とする記 録材料。
3. ３．ＵＶ光での露光によるオフセット印刷版の製造を印刷原画でのコンタクトコ ピーによって行う請求項１記載の方法。
4. ４．予め走査したカーボンチッシュで被覆した凹版をＵＶ光での露光によるエッ チング凹印刷版の製造することを印刷画でのコンタクトコピーによって行う請求 項１記載の方法。
5. ５．グラビア印刷版を製造することは、印刷原版をグラビア印刷機のための走査 原版として使用することにより行うことを特徴とする請求項１記載の方法。
6. ６．請求項１または３または４または５のいずれか１項記載の方法に使用する記 録材料において、該記録材料は白色の、両面被覆した紙フェルトまたは同様なも のから構成し、その際該被覆は透明な合成樹脂から構成し、該材料の被覆された 側面上に洗い出しできるエマルジョンをもたらすことを特徴とする記録材料。