JPH034717Y2 - - Google Patents
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- JPH034717Y2 JPH034717Y2 JP8315085U JP8315085U JPH034717Y2 JP H034717 Y2 JPH034717 Y2 JP H034717Y2 JP 8315085 U JP8315085 U JP 8315085U JP 8315085 U JP8315085 U JP 8315085U JP H034717 Y2 JPH034717 Y2 JP H034717Y2
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物の内装材や各種の家具、商品陳列
ケースなどにその装飾化粧上、広く使用可能な合
成樹脂製の面縁組立体に関する。
ケースなどにその装飾化粧上、広く使用可能な合
成樹脂製の面縁組立体に関する。
例えば、住居の内装ドアー(リビングドアー)
として、その飾り面縁付きのガラス入りドアーが
実用されているけれども、その従来の面縁は木質
材から枠組み接着されて、そのままドアーに釘止
めされている通例である。
として、その飾り面縁付きのガラス入りドアーが
実用されているけれども、その従来の面縁は木質
材から枠組み接着されて、そのままドアーに釘止
めされている通例である。
そのため、釘頭が露呈してドアーの外観化粧を
阻害するばかりでなく、そのドアーに対する耐久
固定状態が不安定であり、又そのドアー自身木質
製で、且つ面縁の硬い表面でガラス板を直接に挟
持している関係上、ガラス板の保持固定力に劣る
と共に、ガタツキも生じやすい。更に、飾り面縁
としての各種装飾変化に対応させ難い等と云う問
題もある。
阻害するばかりでなく、そのドアーに対する耐久
固定状態が不安定であり、又そのドアー自身木質
製で、且つ面縁の硬い表面でガラス板を直接に挟
持している関係上、ガラス板の保持固定力に劣る
と共に、ガタツキも生じやすい。更に、飾り面縁
としての各種装飾変化に対応させ難い等と云う問
題もある。
本考案はこのような用途で代表される面縁の上
記問題解決を企図しており、特にその施工作業が
容易であるにも拘らず、その取付け後にはガラス
板などを極めて安定良く固定保持できるように改
善したものである。
記問題解決を企図しており、特にその施工作業が
容易であるにも拘らず、その取付け後にはガラス
板などを極めて安定良く固定保持できるように改
善したものである。
以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、第1〜3図は建物の内装用化粧
ドアーに適用した本考案の基本例を表わしてお
り、Mはそのドアーにより代表される被固定物で
あつて、これにはガラス板やその他の嵌込み材G
を嵌込むための開口面Sが明けられている。10
はその開口面Sを区画する角枠、Aはビード保持
ベースであつて、塩化ビニールやABS樹脂など
の硬質な合成樹脂から、予じめ左右対称な断面形
状に押出成形されており、その使用に当つて一定
の短尺寸法にカツトされた上、そのピース形態と
しての複数個が上記開口面Sへ一定間隔おきに座
着固定される。
成を詳述すると、第1〜3図は建物の内装用化粧
ドアーに適用した本考案の基本例を表わしてお
り、Mはそのドアーにより代表される被固定物で
あつて、これにはガラス板やその他の嵌込み材G
を嵌込むための開口面Sが明けられている。10
はその開口面Sを区画する角枠、Aはビード保持
ベースであつて、塩化ビニールやABS樹脂など
の硬質な合成樹脂から、予じめ左右対称な断面形
状に押出成形されており、その使用に当つて一定
の短尺寸法にカツトされた上、そのピース形態と
しての複数個が上記開口面Sへ一定間隔おきに座
着固定される。
つまり、そのための取付座板11が保持ベース
Aに具備されており、該座板11を被固定物Mの
上記開口面Sにフイツトさせ、且つ保持ベースA
の中央個所において被固定物Mの角枠10へ釘1
2を打込むことにより、固定するようになつてい
る。その場合、釘12の打込みに加えて、座板1
1と開口面Sとの相互間へ接着剤を充填すること
により、その固定力を増強しても良い。又、保持
ベースA自身をその角隅部の接着などにより枠組
み一体化した上で、上記開口面Sの全体に亘り座
着させることも可能である。
Aに具備されており、該座板11を被固定物Mの
上記開口面Sにフイツトさせ、且つ保持ベースA
の中央個所において被固定物Mの角枠10へ釘1
2を打込むことにより、固定するようになつてい
る。その場合、釘12の打込みに加えて、座板1
1と開口面Sとの相互間へ接着剤を充填すること
により、その固定力を増強しても良い。又、保持
ベースA自身をその角隅部の接着などにより枠組
み一体化した上で、上記開口面Sの全体に亘り座
着させることも可能である。
その取付座板11として、第3図の基本例では
これを狭幅な左右一対の分別状態に配設している
が、これに代えて第4図の部分変形例に示すよう
に、該座板11を全体として広幅な連続状態に形
成すると共に、その中央個所から被固定物Mの凹
欠13内へ圧入される楔脚14を突設してもさし
つかえない。何れにしても、その座板11の外側
一端部からは、位置決め用のガイドスカート15
が連続的に屈曲されており、そのスカート15を
被固定物Mの角枠10に当てがうことによつて、
保持ベースAを容易に正しく固定できるようにな
つている。
これを狭幅な左右一対の分別状態に配設している
が、これに代えて第4図の部分変形例に示すよう
に、該座板11を全体として広幅な連続状態に形
成すると共に、その中央個所から被固定物Mの凹
欠13内へ圧入される楔脚14を突設してもさし
つかえない。何れにしても、その座板11の外側
一端部からは、位置決め用のガイドスカート15
が連続的に屈曲されており、そのスカート15を
被固定物Mの角枠10に当てがうことによつて、
保持ベースAを容易に正しく固定できるようにな
つている。
16は取付座板11の内側他端部(第4図の形
態では中途部)から断面倒立L字型として外向き
連続に張り出された左右一対のフツク板であり、
その座板11との平行状態を保つて向かい合う相
互間が、後述する両縁ビードの受け入れ凹溝Pと
して各々区画形成されている。その各フツク板1
6の張り出し先端は、実質上断面先細り円錐型の
楔部17として径大に膨出されている。その両フ
ツク板16における座板11との平行部分は、第
3図のように相互の連続一体な橋絡状態にあつて
も、又第4図のような各別の分離状態にあつても
良い。
態では中途部)から断面倒立L字型として外向き
連続に張り出された左右一対のフツク板であり、
その座板11との平行状態を保つて向かい合う相
互間が、後述する両縁ビードの受け入れ凹溝Pと
して各々区画形成されている。その各フツク板1
6の張り出し先端は、実質上断面先細り円錐型の
楔部17として径大に膨出されている。その両フ
ツク板16における座板11との平行部分は、第
3図のように相互の連続一体な橋絡状態にあつて
も、又第4図のような各別の分離状態にあつても
良い。
上記被固定物Mに対する保持ベースAの固定後
に、その保持ベースAへ組付けられる左右一対の
両縁ビードBは、その何れもがやはり塩化ビニー
ルやABS樹脂などの硬質な合成樹脂から、互い
に対称な直角三角形の基本的輪郭を形作る断面形
状として押出成形されている。その使用上、所定
の寸法にカツトされて、上記開口面Sに適応する
化粧作用の可能な角型などに枠組み一体化される
こと、言うまでもない。
に、その保持ベースAへ組付けられる左右一対の
両縁ビードBは、その何れもがやはり塩化ビニー
ルやABS樹脂などの硬質な合成樹脂から、互い
に対称な直角三角形の基本的輪郭を形作る断面形
状として押出成形されている。その使用上、所定
の寸法にカツトされて、上記開口面Sに適応する
化粧作用の可能な角型などに枠組み一体化される
こと、言うまでもない。
即ち、各両縁ビードBの化粧主体板18は上記
直角三角形の言わば斜辺をなすものとして、上記
取付座板11並びに嵌込み材Gの両表面と一定角
度α,βに交叉する関係のテーパー状に設定され
ており、その嵌込み材Gに向かつて延在する内側
一端部には、軟質な塩化ビニール樹脂などのクツ
シヨン性に富むシールリツプ19が、硬質な両縁
ビードB自身との一体に同時成形されている。そ
して、そのシールリツプ19の左右一対により、
嵌込み材Gの表面を弾力的に挟持するようになつ
ている。そのシールリツプ19の断面形状は、勿
論図例のような「フ」字型に限らない。
直角三角形の言わば斜辺をなすものとして、上記
取付座板11並びに嵌込み材Gの両表面と一定角
度α,βに交叉する関係のテーパー状に設定され
ており、その嵌込み材Gに向かつて延在する内側
一端部には、軟質な塩化ビニール樹脂などのクツ
シヨン性に富むシールリツプ19が、硬質な両縁
ビードB自身との一体に同時成形されている。そ
して、そのシールリツプ19の左右一対により、
嵌込み材Gの表面を弾力的に挟持するようになつ
ている。そのシールリツプ19の断面形状は、勿
論図例のような「フ」字型に限らない。
他方、テーパー状化粧主体板18から外方に向
かつて延長された外側他端部には、先付けされて
いる保持ベースAのガイドスカート15も含む取
付座板11を被覆し得るカバースカート20とし
て、額縁状に屈曲形成されていると共に、その内
向き屈曲先端部が角枠10へ接当するようになつ
ている。
かつて延長された外側他端部には、先付けされて
いる保持ベースAのガイドスカート15も含む取
付座板11を被覆し得るカバースカート20とし
て、額縁状に屈曲形成されていると共に、その内
向き屈曲先端部が角枠10へ接当するようになつ
ている。
更に、21は各テーパー状化粧主体板18の一
端部付近から上記直角三角形の一辺をなす如く、
取付座板11との平行状態として内向きに張り出
された押込み脚であり、保持ベースAの上記凹溝
P内へ押込まれる。その押込まれた時には、押込
み脚21の張り出し先端に膨出形成された断面先
細り円錐型の楔部22が、上記フツク板16の先
端楔部17と咬み合う如く、その抜け止め状態に
係止されるようになつている。
端部付近から上記直角三角形の一辺をなす如く、
取付座板11との平行状態として内向きに張り出
された押込み脚であり、保持ベースAの上記凹溝
P内へ押込まれる。その押込まれた時には、押込
み脚21の張り出し先端に膨出形成された断面先
細り円錐型の楔部22が、上記フツク板16の先
端楔部17と咬み合う如く、その抜け止め状態に
係止されるようになつている。
23はその押込み脚21の張り出し中途部に列
設された所要数の凸条であつて、これが上記取付
座板11から対応的に突設された所要数の凸条2
4と係合作用することにより、上記抜け止め効果
が増強されている。つまり、押込み脚21と座板
11との接触面が、凹溝P内に向かう押込み脚2
1の押込みを許しつつも、その爾後的には逆に抜
け出さぬよう粗面化されているわけである。
設された所要数の凸条であつて、これが上記取付
座板11から対応的に突設された所要数の凸条2
4と係合作用することにより、上記抜け止め効果
が増強されている。つまり、押込み脚21と座板
11との接触面が、凹溝P内に向かう押込み脚2
1の押込みを許しつつも、その爾後的には逆に抜
け出さぬよう粗面化されているわけである。
25は同じく各テーパー状化粧主体板18の他
端部付近から上記直角三角形の他辺をなす如く、
その押込み脚21と直角な角度θの方向に沿つ
て、やはり内向きに張り出された規制脚であり、
その張り出し先端が押込み脚21の上記先端楔部
22と対応するフツク形態の楔部26として膨出
されている。その規制脚25の先端楔部26と、
押込み脚21の先端楔部22との向かい合う相互
によつて、外方に向かい徐々に狭幅となる楔間隙
Wが開口区成されており、以つて保持ベースAに
おける上記フツク板16との相対的な押込み通過
を許容しつつも、その爾後的には両縁ビードBの
上記両先端楔部22,26により、フツク板16
の先端楔部17を抜け止め状態となるよう挟持す
るようになつているわけである。
端部付近から上記直角三角形の他辺をなす如く、
その押込み脚21と直角な角度θの方向に沿つ
て、やはり内向きに張り出された規制脚であり、
その張り出し先端が押込み脚21の上記先端楔部
22と対応するフツク形態の楔部26として膨出
されている。その規制脚25の先端楔部26と、
押込み脚21の先端楔部22との向かい合う相互
によつて、外方に向かい徐々に狭幅となる楔間隙
Wが開口区成されており、以つて保持ベースAに
おける上記フツク板16との相対的な押込み通過
を許容しつつも、その爾後的には両縁ビードBの
上記両先端楔部22,26により、フツク板16
の先端楔部17を抜け止め状態となるよう挟持す
るようになつているわけである。
尚、このような両縁ビードBの構成は、第1〜
3図の基本例と第4図の変形例との相互に同一で
あるため、その第4図に第1〜3図との共通符号
を記入するにとどめて、その変形例に係る構成の
詳細な説明を省略する。
3図の基本例と第4図の変形例との相互に同一で
あるため、その第4図に第1〜3図との共通符号
を記入するにとどめて、その変形例に係る構成の
詳細な説明を省略する。
上記両縁ビードBの左右一対は、被固定物Mに
対する保持ベースAの固定後に、先づその何れか
一方が第3,4図の矢印Fで示す方向から押込ま
れて、その保持ベースAに組付けられ、次いでガ
ラス板などの嵌込み材Gを、その一方のビードB
により支持させる如く開口面Sへ嵌め入れた後、
残る他方のビードBを上記矢印Fと反対の方向か
ら押込む如くに、保持ベースAへ組付け一体化す
ることにより、茲に嵌込み材Gが安定・堅牢な保
持状態として、被固定物Mに取付け拘束されるの
である。
対する保持ベースAの固定後に、先づその何れか
一方が第3,4図の矢印Fで示す方向から押込ま
れて、その保持ベースAに組付けられ、次いでガ
ラス板などの嵌込み材Gを、その一方のビードB
により支持させる如く開口面Sへ嵌め入れた後、
残る他方のビードBを上記矢印Fと反対の方向か
ら押込む如くに、保持ベースAへ組付け一体化す
ることにより、茲に嵌込み材Gが安定・堅牢な保
持状態として、被固定物Mに取付け拘束されるの
である。
以上のように、本考案に係る合成樹脂製の面縁
組立体は、ドアーなどの被固定物Mに設けられた
開口面Sへ座着固定されるビード保持ベースA
と、その後保持ベースAにその被覆状態となるよ
う組付けられ、且つガラス板などの嵌込み材Gを
弾力的に挟持する対称な左右一対の両縁ビードB
とから成り立つており、 特にその保持ベースAには、上記開口面Sへの
取付座板11と平行な状態として、その座板11
との向かい合う相互間に受け入れ凹溝Pを画定す
る左右一対のフツク板16を外向きに張り出し、
他方両縁ビードBの各個には、上記座板11並び
に嵌込み材Gの両表面と一定角度α,βに交叉す
る関係のテーパー状化粧主体板18から、上記受
け入れ凹溝P内へ座板11との平行な方向に沿い
押込まれる押込み脚21と、その押込み脚21の
先端楔部22と相俟つてフツク板16の先端楔部
17を、該押込み脚21と直角な方向から抜け止
め状態に挟持する規制脚25とを何れも内向きに
張り出し、且つその規制脚25の先端を上記押込
み脚21の先端楔部22と対応位置する楔部26
として膨出させると共に、 上記化粧主体板18の延長両端部に、保持ベー
スAの取付座板11を被覆するカバースカート2
0と、嵌込み材Gの表面に弾圧する軟質なシール
リツプ19とを各々連成したので、被固定物Mへ
先付けされた保持ベースAに対して、その後両縁
ビードBを組付けるに当り、その作業を所謂ワン
タツチ式の高能率に行なえるにも拘らず、その爾
後的には抜け出るおそれが全然ない安定な組付け
状態を得られる効果があり、冒頭に述べた従来の
問題点が完全に解消される。
組立体は、ドアーなどの被固定物Mに設けられた
開口面Sへ座着固定されるビード保持ベースA
と、その後保持ベースAにその被覆状態となるよ
う組付けられ、且つガラス板などの嵌込み材Gを
弾力的に挟持する対称な左右一対の両縁ビードB
とから成り立つており、 特にその保持ベースAには、上記開口面Sへの
取付座板11と平行な状態として、その座板11
との向かい合う相互間に受け入れ凹溝Pを画定す
る左右一対のフツク板16を外向きに張り出し、
他方両縁ビードBの各個には、上記座板11並び
に嵌込み材Gの両表面と一定角度α,βに交叉す
る関係のテーパー状化粧主体板18から、上記受
け入れ凹溝P内へ座板11との平行な方向に沿い
押込まれる押込み脚21と、その押込み脚21の
先端楔部22と相俟つてフツク板16の先端楔部
17を、該押込み脚21と直角な方向から抜け止
め状態に挟持する規制脚25とを何れも内向きに
張り出し、且つその規制脚25の先端を上記押込
み脚21の先端楔部22と対応位置する楔部26
として膨出させると共に、 上記化粧主体板18の延長両端部に、保持ベー
スAの取付座板11を被覆するカバースカート2
0と、嵌込み材Gの表面に弾圧する軟質なシール
リツプ19とを各々連成したので、被固定物Mへ
先付けされた保持ベースAに対して、その後両縁
ビードBを組付けるに当り、その作業を所謂ワン
タツチ式の高能率に行なえるにも拘らず、その爾
後的には抜け出るおそれが全然ない安定な組付け
状態を得られる効果があり、冒頭に述べた従来の
問題点が完全に解消される。
つまり、両縁ビードBの各個はそのテーパー状
化粧主体板18と、互いに直角な交叉角度θのも
とに張り出された押込み脚21並びに規制脚25
との三辺により、基本的に直角三角形を形作る輪
郭形状として設定されており、その交叉する両脚
21,25の先端楔部22,26によつて、保持
ベースAにおけるフツク板16の先端楔部17を
抜け止め状態に挟持するようになつているため、
決して離脱しない完全な組付け状態を得ることが
できるのである。
化粧主体板18と、互いに直角な交叉角度θのも
とに張り出された押込み脚21並びに規制脚25
との三辺により、基本的に直角三角形を形作る輪
郭形状として設定されており、その交叉する両脚
21,25の先端楔部22,26によつて、保持
ベースAにおけるフツク板16の先端楔部17を
抜け止め状態に挟持するようになつているため、
決して離脱しない完全な組付け状態を得ることが
できるのである。
又、そのようなテーパー状化粧主体板18の延
長両端部に、カバースカート20とシールリツプ
19が連成されているので、そのスカート20を
被固定物Mへ容易にフイツトさせることができ、
併せてシールリツプ19によりガラス板などの嵌
込み材Gをも、好適な弾圧状態のもとに正しく挟
持することができる。これらが、テーパー状化粧
主体板18の言わば自由端部に設定されているか
らである。
長両端部に、カバースカート20とシールリツプ
19が連成されているので、そのスカート20を
被固定物Mへ容易にフイツトさせることができ、
併せてシールリツプ19によりガラス板などの嵌
込み材Gをも、好適な弾圧状態のもとに正しく挟
持することができる。これらが、テーパー状化粧
主体板18の言わば自由端部に設定されているか
らである。
更に、上記安定な組付け状態を得られるにも拘
らず、その両縁ビードBの押込み脚21はフツク
板16との平行状態にあり、上記矢印Fで示す方
向から受け入れ凹溝P内へ押込まれるようになつ
ているため、そのテーパー状化粧主体板18の弾
性変形作用や、上記楔間隙Wの開口形態などとも
相俟つて、著しく簡便に且つ確実に組付け作業す
ることができるのであり、従い合成樹脂から押出
成形される製品であることも相伴なつて、量産効
果にも富む実益大な考案と言える。
らず、その両縁ビードBの押込み脚21はフツク
板16との平行状態にあり、上記矢印Fで示す方
向から受け入れ凹溝P内へ押込まれるようになつ
ているため、そのテーパー状化粧主体板18の弾
性変形作用や、上記楔間隙Wの開口形態などとも
相俟つて、著しく簡便に且つ確実に組付け作業す
ることができるのであり、従い合成樹脂から押出
成形される製品であることも相伴なつて、量産効
果にも富む実益大な考案と言える。
第1図は本考案の適用一例に係る化粧ドアーの
正面図、第2図は第1図の−線に沿う全体的
な拡大断面図、第3図は第2図の要部を抽出して
示す拡大断面図、第4図は第3図に対応する部分
変形例の断面図である。 M……被固定物、G……嵌込み材、S……開口
面、A……ビード保持ベース、P……受け入れ凹
溝、B……両縁ビード、W……楔間隙、11……
取付座板、16……フツク板、18……テーパー
状化粧主体板、19……シールリツプ、20……
カバースカート、21……押込み脚、23,24
……凸条、25……規制脚、17,22,26…
…先端楔部。
正面図、第2図は第1図の−線に沿う全体的
な拡大断面図、第3図は第2図の要部を抽出して
示す拡大断面図、第4図は第3図に対応する部分
変形例の断面図である。 M……被固定物、G……嵌込み材、S……開口
面、A……ビード保持ベース、P……受け入れ凹
溝、B……両縁ビード、W……楔間隙、11……
取付座板、16……フツク板、18……テーパー
状化粧主体板、19……シールリツプ、20……
カバースカート、21……押込み脚、23,24
……凸条、25……規制脚、17,22,26…
…先端楔部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ドアーなどの被固定物Mに設けられた開口面
Sへ座着固定されるビード保持ベースAと、 その後保持ベースAにその被覆状態となるよ
う組付けられ、且つガラス板などの嵌込み材G
を弾力的に挟持する対称な左右一対の面縁ビー
ドBとから成り、 その保持ベースAには、上記開口面Sへの取
付座板11と平行な状態として、その座板11
との向かい合う相互間に受け入れ凹溝Pを画定
する左右一対のフツク板16を外向きに張り出
し、 他方、面縁ビードBの各個には、上記座板1
1並びに嵌込み材Gの両表面と一定角度α,β
に交叉する関係のテーパー状化粧主体板18か
ら、上記受け入れ凹溝P内へ座板11との平行
な方向に沿い押込まれる押込み脚21と、 その押込み脚21の先端楔部22と相俟つて
フツク板16の先端楔部17を、該押込み脚2
1と直角な方向から抜け止め状態に挟持する規
制脚25とを、何れも内向きに張り出し、且つ
その規制脚25の先端を上記押込み脚21の先
端楔部22と対応位置する楔部26として膨出
させると共に、 上記化粧主体板18の延長両端部に、保持ベ
ースAの取付座板11を被覆するカバースカー
ト20と、嵌込み材Gの表面に弾圧する軟質な
シールリツプ19とを各々連成したことを特徴
とする合成樹脂製の面縁組立体。 2 ビード保持ベースAを短尺寸法にカツトされ
たピース形態として、その複数個を被固定物M
の開口面Sへ、一定間隔おきに座着固定したこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲・第1
項記載の合成樹脂製の面縁組立体。 3 ビード保持ベースAの取付座板11と、各面
縁ビードBの押込み脚21との接触面を、凸条
23,24の付与により粗面化したことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲・第1項記載の
合成樹脂製の面縁組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315085U JPH034717Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315085U JPH034717Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198491U JPS61198491U (ja) | 1986-12-11 |
JPH034717Y2 true JPH034717Y2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=30631516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8315085U Expired JPH034717Y2 (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034717Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0412533A (pt) * | 2003-07-30 | 2006-09-19 | Century Glass Llc | sistema de vidraça |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP8315085U patent/JPH034717Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61198491U (ja) | 1986-12-11 |
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