JPH034626Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034626Y2 JPH034626Y2 JP16737385U JP16737385U JPH034626Y2 JP H034626 Y2 JPH034626 Y2 JP H034626Y2 JP 16737385 U JP16737385 U JP 16737385U JP 16737385 U JP16737385 U JP 16737385U JP H034626 Y2 JPH034626 Y2 JP H034626Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear fender
- fender
- rear wheel
- wheel
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は自動2輪車などの車両に用いられる
リヤフエンダに関するものである。
リヤフエンダに関するものである。
従来よりリヤフエンダは、後輪の巻き上げる泥
水などが車体内部に侵入するのを防いで、オイル
タンクやエアクリーナなどが汚れるのを防止する
ものとして用いられている。
水などが車体内部に侵入するのを防いで、オイル
タンクやエアクリーナなどが汚れるのを防止する
ものとして用いられている。
従来、上記汚れ防止機能をより向上するため、
後輪の上方の斜め前方から、上方の斜め後方まで
をおおう合成樹脂製のリヤフエンダがある(たと
えば、特開昭57−963号公報参照)。
後輪の上方の斜め前方から、上方の斜め後方まで
をおおう合成樹脂製のリヤフエンダがある(たと
えば、特開昭57−963号公報参照)。
ところが、上記先行技術では、合成樹脂製のリ
ヤフエンダを車体の前後方向に対して前部と後部
とに2分割しているため、両者を十分にシールし
て接合する必要がある。このため、部品点数およ
び組立工数の増加を招く。つまり、車両の製造性
が悪かつた。
ヤフエンダを車体の前後方向に対して前部と後部
とに2分割しているため、両者を十分にシールし
て接合する必要がある。このため、部品点数およ
び組立工数の増加を招く。つまり、車両の製造性
が悪かつた。
また後輪の巻き上げる泥水が、リヤフエンダの
内面を前方に伝わつた後、リヤフエンダの前端か
ら飛散して、運転者の足などを汚すという不都合
があつた。
内面を前方に伝わつた後、リヤフエンダの前端か
ら飛散して、運転者の足などを汚すという不都合
があつた。
この考案は上記に鑑みてなされたもので、製造
性に優れ、しかも、運転者の足などを汚すおそれ
の少ないリヤフエンダを提供することを目的とし
ている。
性に優れ、しかも、運転者の足などを汚すおそれ
の少ないリヤフエンダを提供することを目的とし
ている。
上記目的を達成するために、この考案は、ま
ず、リヤフエンダが後輪の少なくとも上方の斜め
前方から、上方の斜め後方までをおおつている。
また、上記リヤフエンダ全体を合成樹脂で一体に
形成している。さらに、上記リヤフエンダにおけ
る後輪のほぼ真上あたり、またはこれより後方に
段部を設けて、この段部より後方の上記リヤフエ
ンダの後部を後輪から遠ざけている。
ず、リヤフエンダが後輪の少なくとも上方の斜め
前方から、上方の斜め後方までをおおつている。
また、上記リヤフエンダ全体を合成樹脂で一体に
形成している。さらに、上記リヤフエンダにおけ
る後輪のほぼ真上あたり、またはこれより後方に
段部を設けて、この段部より後方の上記リヤフエ
ンダの後部を後輪から遠ざけている。
この考案によれば、後輪の上方をその円周方向
に広い角度でおおつているから、車体内部に泥水
などが侵入するのを有効に防止する。また、遠心
力によつて飛散した泥水などの一部が、リヤフエ
ンダに設けた段部に当つて下方に落ちるため、リ
ヤフエンダの前端まで到達しない。さらに、リヤ
フエンダを一体に形成することによつて、部品点
数および組立工数が減少する。しかも、このよう
に一体で、かつ段部が形成されたことによつて、
複雑かつ大型化したリヤフエンダが、合成樹脂で
形成されるため、リヤフエンダの成形が容易にな
る。
に広い角度でおおつているから、車体内部に泥水
などが侵入するのを有効に防止する。また、遠心
力によつて飛散した泥水などの一部が、リヤフエ
ンダに設けた段部に当つて下方に落ちるため、リ
ヤフエンダの前端まで到達しない。さらに、リヤ
フエンダを一体に形成することによつて、部品点
数および組立工数が減少する。しかも、このよう
に一体で、かつ段部が形成されたことによつて、
複雑かつ大型化したリヤフエンダが、合成樹脂で
形成されるため、リヤフエンダの成形が容易にな
る。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図はこの考案の実施例を示す側面図であ
り、この図において、1はシートレール、2はリ
ヤフエンダ、3はオイルタンクである。リヤフエ
ンダ2は後輪Wの前方から、上方の斜め後方まで
をおおい、後輪Wの真上あたりに段部4を立設し
て、この段部4より後方のリヤフエンダ2の後部
5を後輪Wの外周からその半径方向に遠ざけてい
る。段部4は後輪Wの真上あたりより後方に設け
ても良い。この段部4には、段部4より前方の前
部6との間にリブ7が設けられるとともに、テー
ルランプ(図示せず)用の電気コード(図示せ
ず)の挿通する孔4aが設けられている。上記リ
ヤフエンダ2はポリプロピレンなどの合成樹脂で
一体に形成されている。
り、この図において、1はシートレール、2はリ
ヤフエンダ、3はオイルタンクである。リヤフエ
ンダ2は後輪Wの前方から、上方の斜め後方まで
をおおい、後輪Wの真上あたりに段部4を立設し
て、この段部4より後方のリヤフエンダ2の後部
5を後輪Wの外周からその半径方向に遠ざけてい
る。段部4は後輪Wの真上あたりより後方に設け
ても良い。この段部4には、段部4より前方の前
部6との間にリブ7が設けられるとともに、テー
ルランプ(図示せず)用の電気コード(図示せ
ず)の挿通する孔4aが設けられている。上記リ
ヤフエンダ2はポリプロピレンなどの合成樹脂で
一体に形成されている。
左右1対(図示せず)のシートレール1は、そ
の後部1aが無端状に連結され、この後部1aに
ブラケツト8Aが溶接で固着されている。9はチ
ユーブで、左右1対(図示せず)設けられ、シー
トレール1に溶接で固着され、ブラケツト8B,
8Cが設けられている。一方、リヤフエンダ2に
は成形時に形成された取付孔2a,2b,2cが
左右1対(図示せず)設けられて、それぞれ上記
ブラケツト8A,8B,8Cに締結される。ブラ
ケツト8Aには、第2図に示す後方泥除け10
が、その取付孔10aでリヤフエンダ2と共締め
されている。このようにしてリヤフエンダ2は車
体に固定されている。後方泥除け10は上記取付
孔10aで共締めされるとともに、その取付孔1
0bが第1図のリヤフエンダ2の内面に設けられ
た金属製のインサートナツト11Aに対応してボ
ルト締めされて、リヤフエンダ2に固定される。
の後部1aが無端状に連結され、この後部1aに
ブラケツト8Aが溶接で固着されている。9はチ
ユーブで、左右1対(図示せず)設けられ、シー
トレール1に溶接で固着され、ブラケツト8B,
8Cが設けられている。一方、リヤフエンダ2に
は成形時に形成された取付孔2a,2b,2cが
左右1対(図示せず)設けられて、それぞれ上記
ブラケツト8A,8B,8Cに締結される。ブラ
ケツト8Aには、第2図に示す後方泥除け10
が、その取付孔10aでリヤフエンダ2と共締め
されている。このようにしてリヤフエンダ2は車
体に固定されている。後方泥除け10は上記取付
孔10aで共締めされるとともに、その取付孔1
0bが第1図のリヤフエンダ2の内面に設けられ
た金属製のインサートナツト11Aに対応してボ
ルト締めされて、リヤフエンダ2に固定される。
オイルタンク3はその取付孔3a,3bが、リ
ヤフエンダ2の外面に設けられた金属製のインサ
ートナツト11B,11Cにそれぞれ対応して、
リヤフエンダ2の前部6に固定される。リヤフエ
ンダ2の前端12の近傍には、取付孔2dが設け
られ、第2図の前方泥除け13がこの取付孔2d
によつて、リヤフエンダ2に固定される。
ヤフエンダ2の外面に設けられた金属製のインサ
ートナツト11B,11Cにそれぞれ対応して、
リヤフエンダ2の前部6に固定される。リヤフエ
ンダ2の前端12の近傍には、取付孔2dが設け
られ、第2図の前方泥除け13がこの取付孔2d
によつて、リヤフエンダ2に固定される。
上記構成において、リヤフエンダ2は第1図の
後輪Wの前方から、上方の斜め後方までおおつて
いるから、つまり後輪Wの上方をその円周方向に
広い角度でおおつているから、車体内部に泥水な
どが侵入するのを防止して、車体内部に装着する
エアクリーナ(図示せず)やオイルタンク3が、
汚れるのを有効に防止する。
後輪Wの前方から、上方の斜め後方までおおつて
いるから、つまり後輪Wの上方をその円周方向に
広い角度でおおつているから、車体内部に泥水な
どが侵入するのを防止して、車体内部に装着する
エアクリーナ(図示せず)やオイルタンク3が、
汚れるのを有効に防止する。
また、第3図の模式図に示すように、後輪Wの
表面からは、遠心力によつて矢印A方向に泥水が
飛散するが、この泥水の大部分は段部4に当つて
下方に落ちるため、前端12まで到達することが
ない。したがつて、前端12から飛散する泥水の
量が少なくなつて、運転者の足などの汚れるおそ
れが少なくなる。
表面からは、遠心力によつて矢印A方向に泥水が
飛散するが、この泥水の大部分は段部4に当つて
下方に落ちるため、前端12まで到達することが
ない。したがつて、前端12から飛散する泥水の
量が少なくなつて、運転者の足などの汚れるおそ
れが少なくなる。
また、この考案は第1図のリヤフエンダ2を一
体に形成することによつて、部品点数および組立
工数が減少する。また、リヤフエンダ2はこのよ
うに一体で、かつ段部4が形成されたことによつ
て、複雑かつ大型化する。これに対し、この考案
はリヤフエンダ2が合成樹脂で形成されているか
ら、リヤフエンダ2の成形が容易である。したが
つて、製造性が良い。
体に形成することによつて、部品点数および組立
工数が減少する。また、リヤフエンダ2はこのよ
うに一体で、かつ段部4が形成されたことによつ
て、複雑かつ大型化する。これに対し、この考案
はリヤフエンダ2が合成樹脂で形成されているか
ら、リヤフエンダ2の成形が容易である。したが
つて、製造性が良い。
また、この実施例では、たとえばインサートナ
ツト11B,11Cを設けて、リヤフエンダ2に
オイルタンク3を取付けることとしたから、オイ
ルタンク3を車両本体の組立と別に、サブアセン
ブリで予め、リヤフエンダ2に組付けておくこと
ができるので、生産能率が向上する。また、オイ
ルタンク3を取付けるブラケツトが不要になるか
ら、部品点数が減少する。
ツト11B,11Cを設けて、リヤフエンダ2に
オイルタンク3を取付けることとしたから、オイ
ルタンク3を車両本体の組立と別に、サブアセン
ブリで予め、リヤフエンダ2に組付けておくこと
ができるので、生産能率が向上する。また、オイ
ルタンク3を取付けるブラケツトが不要になるか
ら、部品点数が減少する。
以上説明したように、この考案によれば、後輪
の上方をその円周方向に広い角度でおおうととも
に、段部を形成して泥切れを図つたので、車体内
部、運転者の足などの汚れるおそれが少ない。ま
た、リヤフエンダを一体に形成することによつ
て、部品点数および組立工数が減少する。しか
も、複雑かつ大型化したリヤフエンダは、合成樹
脂で形成されているため、成形が容易になる。し
たがつてリヤフエンダの製造性が良い。
の上方をその円周方向に広い角度でおおうととも
に、段部を形成して泥切れを図つたので、車体内
部、運転者の足などの汚れるおそれが少ない。ま
た、リヤフエンダを一体に形成することによつ
て、部品点数および組立工数が減少する。しか
も、複雑かつ大型化したリヤフエンダは、合成樹
脂で形成されているため、成形が容易になる。し
たがつてリヤフエンダの製造性が良い。
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図は同斜視図、第3図は作用を示す模式図であ
る。 W……後輪、2……リヤフエンダ、4……段
部、5……後部。
2図は同斜視図、第3図は作用を示す模式図であ
る。 W……後輪、2……リヤフエンダ、4……段
部、5……後部。
Claims (1)
- 後輪の少なくとも上方の斜め前方から、上方の
斜め後方までをおおうリヤフエンダであつて、こ
のリヤフエンダを合成樹脂で一体に形成するとと
もに、上記リヤフエンダにおける後輪のほぼ真上
あたり、またはこれより後方に、段部を設けて、
この段部より後方の上記リヤフエンダの後部を後
輪から遠ざけたリヤフエンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16737385U JPH034626Y2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16737385U JPH034626Y2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276789U JPS6276789U (ja) | 1987-05-16 |
JPH034626Y2 true JPH034626Y2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=31099243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16737385U Expired JPH034626Y2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034626Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2599147Y2 (ja) * | 1992-03-09 | 1999-08-30 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のリヤフェンダ |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP16737385U patent/JPH034626Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6276789U (ja) | 1987-05-16 |
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