JPH0346705Y2 - - Google Patents
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- JPH0346705Y2 JPH0346705Y2 JP8033587U JP8033587U JPH0346705Y2 JP H0346705 Y2 JPH0346705 Y2 JP H0346705Y2 JP 8033587 U JP8033587 U JP 8033587U JP 8033587 U JP8033587 U JP 8033587U JP H0346705 Y2 JPH0346705 Y2 JP H0346705Y2
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- core material
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- sliding body
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- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 68
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
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- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
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- 239000012791 sliding layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[利用分野]
本考案は、柄付き束子、特に、接着材を用いる
ことなく柄に不織布等の摺擦体を取付ける型式の
柄付き束子に関するものであり、摺擦体を貫通さ
せた係止具がこの摺擦体を柄から延長させた板状
部との間に挟圧するようにして、摺擦体が確実に
柄に保持されるようにするものである。
ことなく柄に不織布等の摺擦体を取付ける型式の
柄付き束子に関するものであり、摺擦体を貫通さ
せた係止具がこの摺擦体を柄から延長させた板状
部との間に挟圧するようにして、摺擦体が確実に
柄に保持されるようにするものである。
[従来技術及びその問題点]
接着剤を用いることなく柄に保持させるように
した柄付き束子が既に実公昭59−1650号公報に開
示されている。
した柄付き束子が既に実公昭59−1650号公報に開
示されている。
この従来のものでは、柄の先端に上下一対の舌
片が配設され、この柄と別体に形成した一対の長
方形の枠体の一端に係止片を突出させ、細長い帯
状の摺擦体で前記各枠体を長手方向に巻き付ける
とともに、この摺擦体から前記係止片を共に貫通
突出させ、この一対の係止片を柄の先端の舌片間
に形成した被係合部に係合させるようにしたもの
である。
片が配設され、この柄と別体に形成した一対の長
方形の枠体の一端に係止片を突出させ、細長い帯
状の摺擦体で前記各枠体を長手方向に巻き付ける
とともに、この摺擦体から前記係止片を共に貫通
突出させ、この一対の係止片を柄の先端の舌片間
に形成した被係合部に係合させるようにしたもの
である。
この従来のものでは、一対の枠体が柄の先端に
抜け止め状態に装着され、且、これら枠体間に摺
擦体の両端部が挟圧されることから、摺擦体が柄
の先端に保持されることとなる。
抜け止め状態に装着され、且、これら枠体間に摺
擦体の両端部が挟圧されることから、摺擦体が柄
の先端に保持されることとなる。
従つて、それまでの柄付き束子の場合のような
接着工程が不要になることから、生産性が向上す
る。
接着工程が不要になることから、生産性が向上す
る。
ところが、この従来のものでは、摺擦体と柄と
の結合力が弱く、使用中に、枠体に巻き付けた摺
擦体がズレてしまい、摺擦体の保持芯材として機
能する枠体が摺擦体の外部にはみ出してしまうと
いう不都合がある。
の結合力が弱く、使用中に、枠体に巻き付けた摺
擦体がズレてしまい、摺擦体の保持芯材として機
能する枠体が摺擦体の外部にはみ出してしまうと
いう不都合がある。
これは、摺擦体は、装着状態において、これを
保持する芯材に対して柄の長手方向には、確実に
移動が阻止された状態にあるが、これに対して直
角な方向には、芯材との摩擦係合力によつてのみ
保持されているからである。
保持する芯材に対して柄の長手方向には、確実に
移動が阻止された状態にあるが、これに対して直
角な方向には、芯材との摩擦係合力によつてのみ
保持されているからである。
[技術的課題]
本考案は、このような『芯材に摺擦体を巻き付
けて、この芯材の一部を柄に機械的に係合させる
ようにした柄付き束子』において、長期使用によ
つても摺擦体から芯材がはみ出さないようにする
ため、摺擦体と芯材とが長手方向に対して直角な
方向においても機械的に係合保持されるようにす
ることをその技術的課題とする。
けて、この芯材の一部を柄に機械的に係合させる
ようにした柄付き束子』において、長期使用によ
つても摺擦体から芯材がはみ出さないようにする
ため、摺擦体と芯材とが長手方向に対して直角な
方向においても機械的に係合保持されるようにす
ることをその技術的課題とする。
[技術的手段]
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は『柄1の先端に、下面に複数の係
合突起11,12を具備する押さえ板10を連設
し、前記係合突起11,12を押さえ板10の長
手方向に一定の間隔を有するように配設し、前記
係合突起11,12の間隔に一致する透孔21,
22を具備する板状の芯材2を別体に設け、前記
係合突起11,12の下端部をその上部より大径
の頭部頭部13とし、前記芯材2の透孔21,2
2のそれぞれは一側が前記頭部13を挿通し得る
大きさの大径部で且他側が頭部13より狭い幅と
なつた長孔とし、芯材2の端部に係合片25を透
孔21,22の大径部側と一致する方向に突出さ
せるとともにこれを芯材2に巻き付けた摺擦体か
ら突出させ、係合突起11,12を芯材2に巻き
付けた摺擦体に貫通させてその頭部13、頭部1
3を芯材2の透孔21,22の小幅部分に抜け止
め状態に係合させるとともにこの係合片25の先
端部を押さえ板10の基端部に水平方向でワンウ
エイ係合させた』ことである。
の技術的手段は『柄1の先端に、下面に複数の係
合突起11,12を具備する押さえ板10を連設
し、前記係合突起11,12を押さえ板10の長
手方向に一定の間隔を有するように配設し、前記
係合突起11,12の間隔に一致する透孔21,
22を具備する板状の芯材2を別体に設け、前記
係合突起11,12の下端部をその上部より大径
の頭部頭部13とし、前記芯材2の透孔21,2
2のそれぞれは一側が前記頭部13を挿通し得る
大きさの大径部で且他側が頭部13より狭い幅と
なつた長孔とし、芯材2の端部に係合片25を透
孔21,22の大径部側と一致する方向に突出さ
せるとともにこれを芯材2に巻き付けた摺擦体か
ら突出させ、係合突起11,12を芯材2に巻き
付けた摺擦体に貫通させてその頭部13、頭部1
3を芯材2の透孔21,22の小幅部分に抜け止
め状態に係合させるとともにこの係合片25の先
端部を押さえ板10の基端部に水平方向でワンウ
エイ係合させた』ことである。
[作用]
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
る。
芯材2に摺擦体を巻き付け、これらの組み合せ
体を押さえ板10の係合突起11,12に係合さ
せた状態では、摺擦体が押さえ板10の下面と芯
材2の上面との間に介装されている。従つて、こ
の部分の摺擦体は、係合突起11,12の頭部1
3,13と芯材2の透孔21,22の周縁部との
係合により、押さえ板1と芯材2によつて挟圧さ
れた状態にある。尚、前記係合のみでは、芯材2
は、押さえ板10の先端側に向う水平方向には移
動可能であるが、係合片25が押さえ板の基端部
とワンウエイ係合しているから、結局、摺擦体を
巻き付けた芯材2は、前記係合状態に保持固定さ
れる。この保持状態においては、係合突起11,
12は、摺擦体を貫通するから、二箇所におい
て、押さえ板10、摺擦体及び芯材2の関係位置
が固定されることとなる。
体を押さえ板10の係合突起11,12に係合さ
せた状態では、摺擦体が押さえ板10の下面と芯
材2の上面との間に介装されている。従つて、こ
の部分の摺擦体は、係合突起11,12の頭部1
3,13と芯材2の透孔21,22の周縁部との
係合により、押さえ板1と芯材2によつて挟圧さ
れた状態にある。尚、前記係合のみでは、芯材2
は、押さえ板10の先端側に向う水平方向には移
動可能であるが、係合片25が押さえ板の基端部
とワンウエイ係合しているから、結局、摺擦体を
巻き付けた芯材2は、前記係合状態に保持固定さ
れる。この保持状態においては、係合突起11,
12は、摺擦体を貫通するから、二箇所におい
て、押さえ板10、摺擦体及び芯材2の関係位置
が固定されることとなる。
このことから、芯材2と摺擦体との関係は、柄
1の延長線方向においても、又、これに直角な方
向においても、ともに相対移動が阻止される。
1の延長線方向においても、又、これに直角な方
向においても、ともに相対移動が阻止される。
次に、組立てに際しては、芯材2に摺擦体を巻
き付けた状態で、係合突起11,12を芯材2の
上層の摺擦体及び透孔21,22の大径部に貫通
させて、芯材2を押さえ板10の基端側に押し込
む。これにより、頭部13,13は、透孔21,
22の小幅部に移動して係合突起11,12は芯
材2に対して上下方向では抜止め状態になる。そ
の後、係合突起11,12が透孔21,22の小
幅部の端縁に略当接した時点で、係合片25が押
さえ板10の基端部にワンウエイ係合することと
なる。これにより、水平方向の移動は、係合突起
11,12と透孔21,22の周縁との当接と、
係合片25と押さえ板10の基端部とのワンウエ
イ係合とによつて阻止されることとなる。
き付けた状態で、係合突起11,12を芯材2の
上層の摺擦体及び透孔21,22の大径部に貫通
させて、芯材2を押さえ板10の基端側に押し込
む。これにより、頭部13,13は、透孔21,
22の小幅部に移動して係合突起11,12は芯
材2に対して上下方向では抜止め状態になる。そ
の後、係合突起11,12が透孔21,22の小
幅部の端縁に略当接した時点で、係合片25が押
さえ板10の基端部にワンウエイ係合することと
なる。これにより、水平方向の移動は、係合突起
11,12と透孔21,22の周縁との当接と、
係合片25と押さえ板10の基端部とのワンウエ
イ係合とによつて阻止されることとなる。
この結果、芯材2の上面に位置する摺擦体は、
押さえ板10と芯材2との間に挟圧され、他の摺
擦体部分は、芯材2を包囲した状態で柄1の先端
部に装着されることとなる。
押さえ板10と芯材2との間に挟圧され、他の摺
擦体部分は、芯材2を包囲した状態で柄1の先端
部に装着されることとなる。
[効果]
本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
有する。
芯材2と摺擦体との関係は、柄1の延長線方向
においても、又、これに直角な方向においても、
共に相対移動が阻止されるから、長期使用によつ
ても芯材2が摺擦体からはみ出すことはない。
においても、又、これに直角な方向においても、
共に相対移動が阻止されるから、長期使用によつ
ても芯材2が摺擦体からはみ出すことはない。
組立てに際しても、芯材2に摺擦体を巻き付け
て係合突起11,12を前記摺擦体に貫通させた
後、芯材2と摺擦体との組み合わせ体を押さえ板
10の基端側に水平移動させるだけであるから、
摺擦体の装着が簡単である。
て係合突起11,12を前記摺擦体に貫通させた
後、芯材2と摺擦体との組み合わせ体を押さえ板
10の基端側に水平移動させるだけであるから、
摺擦体の装着が簡単である。
透孔21,22の周縁と頭部13,13との係
合によつて芯材2が抜止め状態に保持されたもの
を水平方向の係合によつて保持状態に固定するも
のであるから、カギ状部相互が係合するだけで芯
材2が抜止め状態に保持される型式のものに比べ
て芯材2の保持状態が強固である。
合によつて芯材2が抜止め状態に保持されたもの
を水平方向の係合によつて保持状態に固定するも
のであるから、カギ状部相互が係合するだけで芯
材2が抜止め状態に保持される型式のものに比べ
て芯材2の保持状態が強固である。
[実施例]
以下、本考案の実施例を第1図から第7図に基
いて説明する。
いて説明する。
第1図〜第5図に示す第1実施例は、第3図、
第4図のように、芯材2の一端から係合片25を
突出させ、この芯材2に形成した一対の透孔2
1,22の前記係合片25側を大径部26とし、
その反対側を幅の狭い小幅部27としたもので、
この小幅部27,27の周縁に添つて全体として
係合片25の反対方向に傾斜隆起する隆起部2
3,24を芯材2の下面に設けている。
第4図のように、芯材2の一端から係合片25を
突出させ、この芯材2に形成した一対の透孔2
1,22の前記係合片25側を大径部26とし、
その反対側を幅の狭い小幅部27としたもので、
この小幅部27,27の周縁に添つて全体として
係合片25の反対方向に傾斜隆起する隆起部2
3,24を芯材2の下面に設けている。
前記大径部26の大きさは、係合突起11,1
2の先端の頭部13,13直径よりも大きく設定
され、他方の小幅部27の幅は頭部13の直径よ
りも小さく且係合突起11,12の軸部の直径よ
りも僅かに大きく設定してある。
2の先端の頭部13,13直径よりも大きく設定
され、他方の小幅部27の幅は頭部13の直径よ
りも小さく且係合突起11,12の軸部の直径よ
りも僅かに大きく設定してある。
また、上記頭部13,13の上面は、隆起部2
3,24の傾斜と同様の傾斜面となつている。
3,24の傾斜と同様の傾斜面となつている。
次に、係合片25の先端には垂直面の先端側が
斜めに降下する傾斜面となつた係合部Aを具備さ
せてあり、係合突起11,12の軸部が小幅部2
7,27の端縁に略一致した状態において一致す
る押さえ板10の基端部には、第1、第2図のよ
うに垂直面の前方側(押さえ板10の先端側)が
上方に傾斜する傾斜面となつた係合部Bが配設さ
れている。前記係合部A,Bによりワンウエイ係
合が実現され、既述のように組立てるとこれら係
合部が抜止め状態にロツクされる。
斜めに降下する傾斜面となつた係合部Aを具備さ
せてあり、係合突起11,12の軸部が小幅部2
7,27の端縁に略一致した状態において一致す
る押さえ板10の基端部には、第1、第2図のよ
うに垂直面の前方側(押さえ板10の先端側)が
上方に傾斜する傾斜面となつた係合部Bが配設さ
れている。前記係合部A,Bによりワンウエイ係
合が実現され、既述のように組立てるとこれら係
合部が抜止め状態にロツクされる。
特に、この実施例では、頭部13,13を小幅
部27,27の周縁に係合させた状態で、最終の
ロツク状態となるように水平移動させる際、隆起
部23,24の傾斜部と頭部13,13の傾斜面
との対接により、押さえ板10と芯材2との間に
挟まれる摺擦体層が一層挟圧されることとなる。
部27,27の周縁に係合させた状態で、最終の
ロツク状態となるように水平移動させる際、隆起
部23,24の傾斜部と頭部13,13の傾斜面
との対接により、押さえ板10と芯材2との間に
挟まれる摺擦体層が一層挟圧されることとなる。
尚、押さえ板10の下面から突出する係合突起
11および係合突起12は共に柄1の延長線に配
設され、柄1の射出成形時に柄1、押さえ板10
および係合突起11,12が一体的に形成され
る。
11および係合突起12は共に柄1の延長線に配
設され、柄1の射出成形時に柄1、押さえ板10
および係合突起11,12が一体的に形成され
る。
次に、摺擦体3としては、不織布を採用し、帯
状の不織布を摺擦体3とする。この摺擦体3は、
第1図のように、その一端を芯材2の下面に添わ
せた状態からこの芯材2を二重に包囲するように
巻き付けるようにしてあり、摺擦体3の他方の端
部は、芯材2の上面に巻き付けられた摺擦体のさ
らに上面に位置する。
状の不織布を摺擦体3とする。この摺擦体3は、
第1図のように、その一端を芯材2の下面に添わ
せた状態からこの芯材2を二重に包囲するように
巻き付けるようにしてあり、摺擦体3の他方の端
部は、芯材2の上面に巻き付けられた摺擦体のさ
らに上面に位置する。
このため、前記摺擦体3には、第5図に示すよ
うに、摺擦体3の一端の近傍には、係合突起1
1,12の間隔に合せて第1開口31,32が配
設され、他方の端部から芯材2の長さに一致する
距離を離れた位置には、同様の間隔で第2開口3
3,34が配設されている。
うに、摺擦体3の一端の近傍には、係合突起1
1,12の間隔に合せて第1開口31,32が配
設され、他方の端部から芯材2の長さに一致する
距離を離れた位置には、同様の間隔で第2開口3
3,34が配設されている。
従つて、上記したように、第2開口33に続く
端部を芯材2の下面に添わせて摺擦体3の中程を
芯材2の前方から後方に向つて巻き付けると第2
開口33,34が芯材2の透孔21,22と一致
し、この摺擦体3をさらに同方向に巻き付ける
と、前記第2開口33,34の上方に第1開口3
1,32が位置した状態に芯材2重に巻き付けら
れることとなり、第1開口31と第2開口34
が、第1開口32と第2開口33とがそぞれ一致
した状態となる。又、上記のように巻き付けた状
態において係合片25と一致する部分には、第3
開口35が形成されているから、上記のように芯
材2に摺擦体3を巻き付けると係合片25がこの
摺擦体3から突出することとなる。
端部を芯材2の下面に添わせて摺擦体3の中程を
芯材2の前方から後方に向つて巻き付けると第2
開口33,34が芯材2の透孔21,22と一致
し、この摺擦体3をさらに同方向に巻き付ける
と、前記第2開口33,34の上方に第1開口3
1,32が位置した状態に芯材2重に巻き付けら
れることとなり、第1開口31と第2開口34
が、第1開口32と第2開口33とがそぞれ一致
した状態となる。又、上記のように巻き付けた状
態において係合片25と一致する部分には、第3
開口35が形成されているから、上記のように芯
材2に摺擦体3を巻き付けると係合片25がこの
摺擦体3から突出することとなる。
このように、摺擦体3を芯材2に巻き付けて、
既述の作用の項において説明した手順で頭部1
3,13を摺擦体3の開口から芯材2の透孔2
1,22に貫通させてその小幅部27,27の周
縁に係合させるように、摺擦体3と芯材2の組み
合せ体を水平移動させると係合突起11,12の
軸部が小幅部27,27の端縁に略一致した時点
で、係合片25が押さえ板10の基端部に水平移
動阻止状態に係合する。これにより、摺擦体3
が、押さえ板10に塊上に装着されることとな
る。
既述の作用の項において説明した手順で頭部1
3,13を摺擦体3の開口から芯材2の透孔2
1,22に貫通させてその小幅部27,27の周
縁に係合させるように、摺擦体3と芯材2の組み
合せ体を水平移動させると係合突起11,12の
軸部が小幅部27,27の端縁に略一致した時点
で、係合片25が押さえ板10の基端部に水平移
動阻止状態に係合する。これにより、摺擦体3
が、押さえ板10に塊上に装着されることとな
る。
尚、上記芯材2を第6図のように、その下面に
多数の針状突起28,28を突設する構成とした
場合には、摺擦体3の芯材2の下面に添う部分が
これら針状突起28,28に係合することとなつ
て、摺擦の際に横滑りすることがない。
多数の針状突起28,28を突設する構成とした
場合には、摺擦体3の芯材2の下面に添う部分が
これら針状突起28,28に係合することとなつ
て、摺擦の際に横滑りすることがない。
又、上記実施例の場合には、一つの摺擦体3に
よつて、芯材2を二重に包囲するようにしたが、
第7図のように、二つの摺擦体3,3によつて芯
材2を二重に包囲することも可能であり、さらに
は、柄1の延長線に対して直角方向に摺擦体3を
巻き付けることも可能である。
よつて、芯材2を二重に包囲するようにしたが、
第7図のように、二つの摺擦体3,3によつて芯
材2を二重に包囲することも可能であり、さらに
は、柄1の延長線に対して直角方向に摺擦体3を
巻き付けることも可能である。
第1図は本考案の第1実施例の要部断面図、第
2図は押さえ板10の裏面の斜視図、第3図は芯
材2の断面図、第4図はその平面図、第5図は摺
擦体3の平面図、第6図は芯材2の変形例の説明
図、第7図は他の実施例の要部断面図であり、図
中、 1……柄、10……押さえ板、11,12……
係合突起、13……頭部、2……芯材、21,2
2……透孔、25……係合片。
2図は押さえ板10の裏面の斜視図、第3図は芯
材2の断面図、第4図はその平面図、第5図は摺
擦体3の平面図、第6図は芯材2の変形例の説明
図、第7図は他の実施例の要部断面図であり、図
中、 1……柄、10……押さえ板、11,12……
係合突起、13……頭部、2……芯材、21,2
2……透孔、25……係合片。
Claims (1)
- 芯材に摺擦体を巻き付けて、この芯材の一部を
柄に機械的に係合させるようにした柄付き束子に
おいて、柄1の先端に、下面に複数の係合突起1
1,12を具備する押さえ板10を連設し、前記
係合突起11,12を押さえ板10の長手方向に
一定の間隔を有するように配設し、前記係合突起
11,12の間隔に一致する透孔21,22を具
備する板状の芯材2を別体に設け、前記係合突起
11,12の下端部をその上部より大径の頭部1
3とし、前記芯材2の透孔21,22のそれぞれ
は一側が前記頭部13を挿通し得る大きさの大径
部で且他側が頭部13よりも狭い幅となつた長孔
とし、芯材2の端部に係合片25を透孔21,2
2の大径部側と一致する方向に突出させるととも
に芯材2に巻き付けた摺擦体から突出させ、係合
突起11,12を芯材2に巻き付けた摺擦体に貫
通させてその頭部13,13を芯材2の透孔2
1,22の小幅部分に抜け止め状態に係合させる
とともに前記係合片25の先端部を押さえ板10
の基端部に水平方向でワンウエイ係合させた柄付
き束子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033587U JPH0346705Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033587U JPH0346705Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189155U JPS63189155U (ja) | 1988-12-05 |
JPH0346705Y2 true JPH0346705Y2 (ja) | 1991-10-02 |
Family
ID=30931051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8033587U Expired JPH0346705Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346705Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5084935B2 (ja) * | 2011-04-08 | 2012-11-28 | 花王株式会社 | 清掃具 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP8033587U patent/JPH0346705Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63189155U (ja) | 1988-12-05 |
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