JPH0342271A - 転写材の製造方法 - Google Patents
転写材の製造方法Info
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- JPH0342271A JPH0342271A JP2045274A JP4527490A JPH0342271A JP H0342271 A JPH0342271 A JP H0342271A JP 2045274 A JP2045274 A JP 2045274A JP 4527490 A JP4527490 A JP 4527490A JP H0342271 A JPH0342271 A JP H0342271A
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Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、転写材を極めて容易に短時間で製造する方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来、カラー画像または単色画像を被転写体面上に表現
する転写材として、基体シート上に剥離層をグラビア印
刷法で形成し、次いで図柄層をグラビア印刷法またはス
クリーン印刷法で形成し、接着層をグラビア印刷法で形
成した転写材があった。 このような転写材を被転写体に転写したのち、基体シー
トを剥離・除去することにより剥M層、図柄層、接着層
が転写されて、被転写体表面に画像が形成されるもので
あった。 このような転写材において、図柄層はグラビア印刷法や
スクリーン印刷法によって形成されていた。
する転写材として、基体シート上に剥離層をグラビア印
刷法で形成し、次いで図柄層をグラビア印刷法またはス
クリーン印刷法で形成し、接着層をグラビア印刷法で形
成した転写材があった。 このような転写材を被転写体に転写したのち、基体シー
トを剥離・除去することにより剥M層、図柄層、接着層
が転写されて、被転写体表面に画像が形成されるもので
あった。 このような転写材において、図柄層はグラビア印刷法や
スクリーン印刷法によって形成されていた。
しかし、従来のようなグラビア印刷法やスクリーン印刷
法によって形成された図柄層を有する転写材の製造方法
は、図柄層の版を製作する際に、色分解→各色フィルム
作製→各色刷版作製などいわゆる製版工程を経て各色の
グラビア版またはスクリーン版を製作しりければならず
、製作のためのコストがかかる。また、製版工程は一般
に数多くの複雑な工程からなり、多人数の、9J!練者
が必要であり、そのための製作時間もかかり、特に注文
を受けた客先への印刷見本の提示用として早急に作製し
たい際にはまったく不都合なものであった。 この発明の目的は以上のような問題点を解決し、転写材
を極めて容易に短時間で製造することのできる方法を提
供することにある。
法によって形成された図柄層を有する転写材の製造方法
は、図柄層の版を製作する際に、色分解→各色フィルム
作製→各色刷版作製などいわゆる製版工程を経て各色の
グラビア版またはスクリーン版を製作しりければならず
、製作のためのコストがかかる。また、製版工程は一般
に数多くの複雑な工程からなり、多人数の、9J!練者
が必要であり、そのための製作時間もかかり、特に注文
を受けた客先への印刷見本の提示用として早急に作製し
たい際にはまったく不都合なものであった。 この発明の目的は以上のような問題点を解決し、転写材
を極めて容易に短時間で製造することのできる方法を提
供することにある。
この発明は、以上の目的を達成するために、次のように
構成した。すなわちこの発明は、基体シート上に基体シ
ートから剥離可能な剥離層を形成し、次いでこの上に図
柄層を形成し、さらにこの上に接着層を形成する転写材
の製造方法において、少なくとも図柄層をインクジェッ
ト印刷法によって形成するように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第1図はこの発明によって製造される転写材の一実施例
を示す断面図である。1は基体シート、2は剥離層、3
は図柄層、4は接着層をそれぞれ示す。 基体シー1−1としては、具体的には、ポリエチレンテ
レフタレート・ポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロ
ン・セロハンなどのプラスチックフィルム、あるいはこ
れらと紙との複合フィルムなど通常の転写材の基体シー
トとして用いられるものを使用するとよい。 剥離層2は、基体シートl上に設けられ、転写後は基体
シートlから剥離されるものである。また、転写後には
被転写体5の表面になるため、図柄N3を保護する機能
をも有するものである。剥離層2は通常、グラビア印刷
法により形成される。 剥離層2としては、アクリル系樹脂・ビニル系樹脂など
の熱硬化性樹脂も使用できるが、保護層としての役目を
十分果たさせるためには、ウレタン系樹脂・エポキシ系
樹脂などの熱硬化性樹脂、メチルメタアクリレートなど
の紫外線または電子線硬化性樹脂を用いてもよい、また
、剥離層2として上記の性質の他に被転写体5に対して
接着性を有するものを同様に形成すれば、接着N4の形
成工程を省略することもできる(第3図参照)。 図柄層3はインクジェット印刷法によって形成され、意
匠を被転写体5の表面に形成する層である・したがって
、図柄層3に使用されるインキは顔料または染料を含有
し、また接着性を有する樹脂よりなるインキを用いても
よい。あるいは、何らかの機能を有するインキを使用し
てもよい、またインクジェット印刷法で画像を形成する
インキとして水性インキが好ましい。このようなインキ
を用いて、インクジェット印刷法により剥離層2の上に
図柄層3を形成する。 インクジェット印刷法は通常利用できるどのような種類
のものでもよい、基本的には、プリント写真、写真フィ
ルム、印刷物、手痛き原稿などをスキャナー、カメラな
どでインプットした画像情報やコンピュータで作製した
画像をコンピュータで色彩調節、編集などの操作をした
後、カラー画像の場合であれば3色または4色以上のノ
ズルからインキを噴射させて、前記剥離層2の上に画像
を形成する。 接着層4は、基体シート1上の剥#層2を被転写体5表
面に固着させ、また図柄層3を被転写体5に固着させる
ためのものである。接着層4は、図柄N3に続いて通常
、グラビア印刷法により形成される。接着層4としては
、被転写体5であるプラスチック成型品などの表面素材
に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。 たとえば、被転写体5がAS樹脂の場合はアクリル系樹
脂やビニル系樹脂を、ポリプロピレンの場合は塩素化ポ
リプロピレン系樹脂やエチレン酢酸ビニル共重合樹脂な
どを用いるとよい。 前記したように、被転写体5に対して接着性を有する剥
離N2を形成した場合は、接着層4は不要である。この
場合、剥離層2の上に形成された図柄層3の上から接着
性を有する剥離層2が被転写体5表面に圧着され接着す
る。図柄層3を形成するインキには接着性があってもよ
いが、特に接着性を有さなくてもインクシエンド印刷法
による図柄N3の層厚は通常薄いので、剥H層2と被転
写体5との間にはさまれるようにして固着することがで
きる。 なお、剥離N2や接着層4などの層も図柄層3と同様に
インクジェット印刷法によっても形成することができる
。このようにすることによって各層の形成方法が統一さ
れ、工程を各層の形成ごとに分ける必要がなくなるので
、さらに容易にかつ短時間で製造することが可能となる
。 また、この発明にかかる転写材は、前記した層構成のも
のに限定されず、求める意匠に応じて適宜設計変更をす
ることができる。たとえば、金属光沢が必要な場合は、
金属蒸着層などを構成層とするとよい。あるいは、剥#
[Ii2や接着N4をパターン状に形成したり、基体シ
ート1として凹凸表面を有するものを使用したり、表面
保護層やマット層、または、前記金属蒸着層を設けると
きに必要により形成される蒸着アンカー層などの各種の
層をtl Tfc15とすることができ、これらの層も
従来のグラビア印刷法やスクリーン印刷法などの形成方
法に限られずにインクシエンド印刷法で形成することが
できる。
構成した。すなわちこの発明は、基体シート上に基体シ
ートから剥離可能な剥離層を形成し、次いでこの上に図
柄層を形成し、さらにこの上に接着層を形成する転写材
の製造方法において、少なくとも図柄層をインクジェッ
ト印刷法によって形成するように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第1図はこの発明によって製造される転写材の一実施例
を示す断面図である。1は基体シート、2は剥離層、3
は図柄層、4は接着層をそれぞれ示す。 基体シー1−1としては、具体的には、ポリエチレンテ
レフタレート・ポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロ
ン・セロハンなどのプラスチックフィルム、あるいはこ
れらと紙との複合フィルムなど通常の転写材の基体シー
トとして用いられるものを使用するとよい。 剥離層2は、基体シートl上に設けられ、転写後は基体
シートlから剥離されるものである。また、転写後には
被転写体5の表面になるため、図柄N3を保護する機能
をも有するものである。剥離層2は通常、グラビア印刷
法により形成される。 剥離層2としては、アクリル系樹脂・ビニル系樹脂など
の熱硬化性樹脂も使用できるが、保護層としての役目を
十分果たさせるためには、ウレタン系樹脂・エポキシ系
樹脂などの熱硬化性樹脂、メチルメタアクリレートなど
の紫外線または電子線硬化性樹脂を用いてもよい、また
、剥離層2として上記の性質の他に被転写体5に対して
接着性を有するものを同様に形成すれば、接着N4の形
成工程を省略することもできる(第3図参照)。 図柄層3はインクジェット印刷法によって形成され、意
匠を被転写体5の表面に形成する層である・したがって
、図柄層3に使用されるインキは顔料または染料を含有
し、また接着性を有する樹脂よりなるインキを用いても
よい。あるいは、何らかの機能を有するインキを使用し
てもよい、またインクジェット印刷法で画像を形成する
インキとして水性インキが好ましい。このようなインキ
を用いて、インクジェット印刷法により剥離層2の上に
図柄層3を形成する。 インクジェット印刷法は通常利用できるどのような種類
のものでもよい、基本的には、プリント写真、写真フィ
ルム、印刷物、手痛き原稿などをスキャナー、カメラな
どでインプットした画像情報やコンピュータで作製した
画像をコンピュータで色彩調節、編集などの操作をした
後、カラー画像の場合であれば3色または4色以上のノ
ズルからインキを噴射させて、前記剥離層2の上に画像
を形成する。 接着層4は、基体シート1上の剥#層2を被転写体5表
面に固着させ、また図柄層3を被転写体5に固着させる
ためのものである。接着層4は、図柄N3に続いて通常
、グラビア印刷法により形成される。接着層4としては
、被転写体5であるプラスチック成型品などの表面素材
に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。 たとえば、被転写体5がAS樹脂の場合はアクリル系樹
脂やビニル系樹脂を、ポリプロピレンの場合は塩素化ポ
リプロピレン系樹脂やエチレン酢酸ビニル共重合樹脂な
どを用いるとよい。 前記したように、被転写体5に対して接着性を有する剥
離N2を形成した場合は、接着層4は不要である。この
場合、剥離層2の上に形成された図柄層3の上から接着
性を有する剥離層2が被転写体5表面に圧着され接着す
る。図柄層3を形成するインキには接着性があってもよ
いが、特に接着性を有さなくてもインクシエンド印刷法
による図柄N3の層厚は通常薄いので、剥H層2と被転
写体5との間にはさまれるようにして固着することがで
きる。 なお、剥離N2や接着層4などの層も図柄層3と同様に
インクジェット印刷法によっても形成することができる
。このようにすることによって各層の形成方法が統一さ
れ、工程を各層の形成ごとに分ける必要がなくなるので
、さらに容易にかつ短時間で製造することが可能となる
。 また、この発明にかかる転写材は、前記した層構成のも
のに限定されず、求める意匠に応じて適宜設計変更をす
ることができる。たとえば、金属光沢が必要な場合は、
金属蒸着層などを構成層とするとよい。あるいは、剥#
[Ii2や接着N4をパターン状に形成したり、基体シ
ート1として凹凸表面を有するものを使用したり、表面
保護層やマット層、または、前記金属蒸着層を設けると
きに必要により形成される蒸着アンカー層などの各種の
層をtl Tfc15とすることができ、これらの層も
従来のグラビア印刷法やスクリーン印刷法などの形成方
法に限られずにインクシエンド印刷法で形成することが
できる。
【作用]
この発明によって得られる転写材は、基体シート上1に
基体シート1から剥離可能な剥離層2が形成され、次い
でこの上に図柄層3が形成され、さらにこの上に接着N
4が形成された転写材であり、少なくとも図柄113が
インクシエンド印刷法によって形成されたものである。 この転写材を接着N4側が被転写体5表面に接するよう
に重ね合わせ、加熱、加圧することによって図柄層3は
被転写体5表面に接着される。 次に基体シートlを剥すと、基体シートlと剥離層2と
の界面で111離が起こる。ここで、被転写体5の表面
に接着層4、図柄N3、剥離層2が転写され、被転写体
5の表面に、画像を表現することができる(第2図参照
)。 【考案の効果】 この発明の転写材の製造方法は、基体シート上に基体シ
ートから剥離可能な剥gI層を形成し、次いでこの上に
図柄層を形成し、さらにこの上に接着層を形成する転写
材の製造方法において、少なくとも図柄層をインクジェ
ット印刷法によって形成するものであるので、図柄印刷
のためには、プリント写真、写真フィルム、印刷物、手
描き原稿またはコンピュータで作製した画像などを直接
画像原稿とすることができ、そのための版を作製する必
要がない。したがって、従来製作時間と費用のかかった
複雑な製版工程を省略することができるので極めて容易
に短時間で転写材の製造を行うことができる。 この発明の転写材の製造方法は、たとえば顧客に商品サ
ンプルを提出するような用途において特に大きな効果が
ある。すなわち、転写材は立体形状の容器の表面加飾に
よく利用されるが、商品のパンケージのデザインの完成
見本を顧客に提示説明する場合、転写材を従来の製造方
法にて製作すると費用・時間ともか、かり、サンプル製
作には相応しくない、また、サンプル提示後に印刷絵柄
の修正の要請を受けた場合は、転写材を改めて製造し直
すことが必要であり、サンプル製造のために費やした時
間・費用が無駄になる。 一方、商品パッケージサンプルに絵付けする手段として
転写材を使わない方法では、手描き方法がある0手描き
方法ではでき上がりの印刷図柄とは質が異なるためサン
プルとしては不十分である上、かなりの費用・時間がか
かるため、サンプル製作には不適当である。その他、容
器表面に直接にインクジェット印刷法その他の印刷方法
で印刷することも考えられるが、立体形状の表面に印刷
するのは熟練技術を要し、商品ごとに形状・サイズが異
なるため特定の治具が必要になるなど、複雑な工程にな
り、印刷工程も手間のかかる方法である。
基体シート1から剥離可能な剥離層2が形成され、次い
でこの上に図柄層3が形成され、さらにこの上に接着N
4が形成された転写材であり、少なくとも図柄113が
インクシエンド印刷法によって形成されたものである。 この転写材を接着N4側が被転写体5表面に接するよう
に重ね合わせ、加熱、加圧することによって図柄層3は
被転写体5表面に接着される。 次に基体シートlを剥すと、基体シートlと剥離層2と
の界面で111離が起こる。ここで、被転写体5の表面
に接着層4、図柄N3、剥離層2が転写され、被転写体
5の表面に、画像を表現することができる(第2図参照
)。 【考案の効果】 この発明の転写材の製造方法は、基体シート上に基体シ
ートから剥離可能な剥gI層を形成し、次いでこの上に
図柄層を形成し、さらにこの上に接着層を形成する転写
材の製造方法において、少なくとも図柄層をインクジェ
ット印刷法によって形成するものであるので、図柄印刷
のためには、プリント写真、写真フィルム、印刷物、手
描き原稿またはコンピュータで作製した画像などを直接
画像原稿とすることができ、そのための版を作製する必
要がない。したがって、従来製作時間と費用のかかった
複雑な製版工程を省略することができるので極めて容易
に短時間で転写材の製造を行うことができる。 この発明の転写材の製造方法は、たとえば顧客に商品サ
ンプルを提出するような用途において特に大きな効果が
ある。すなわち、転写材は立体形状の容器の表面加飾に
よく利用されるが、商品のパンケージのデザインの完成
見本を顧客に提示説明する場合、転写材を従来の製造方
法にて製作すると費用・時間ともか、かり、サンプル製
作には相応しくない、また、サンプル提示後に印刷絵柄
の修正の要請を受けた場合は、転写材を改めて製造し直
すことが必要であり、サンプル製造のために費やした時
間・費用が無駄になる。 一方、商品パッケージサンプルに絵付けする手段として
転写材を使わない方法では、手描き方法がある0手描き
方法ではでき上がりの印刷図柄とは質が異なるためサン
プルとしては不十分である上、かなりの費用・時間がか
かるため、サンプル製作には不適当である。その他、容
器表面に直接にインクジェット印刷法その他の印刷方法
で印刷することも考えられるが、立体形状の表面に印刷
するのは熟練技術を要し、商品ごとに形状・サイズが異
なるため特定の治具が必要になるなど、複雑な工程にな
り、印刷工程も手間のかかる方法である。
第1図はこの発明によって製造される転写材の一実施例
を示す断面図、第2図はこの発明によって製造される転
写材が被転写体に転写された状態を示す断面図、第3図
はこの発明によって製造される転写材の一実施例を示す
断面図である。 ■・・・基体シート、2・・・!J、+I N層、3・
・・図柄層、4・・・接着剤、5・・・被転写体
を示す断面図、第2図はこの発明によって製造される転
写材が被転写体に転写された状態を示す断面図、第3図
はこの発明によって製造される転写材の一実施例を示す
断面図である。 ■・・・基体シート、2・・・!J、+I N層、3・
・・図柄層、4・・・接着剤、5・・・被転写体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基体シート上に基体シートから剥離可能な剥離層を
形成し、次いでこの上に図柄層を形成し、さらにこの上
に接着層を形成する転写材の製造方法において、少なく
とも図柄層をインクジェット印刷法によって形成するこ
とを特徴とする転写材の製造方法。 2 基体シート上に基体シートから剥離可能でかつ接着
性を有する剥離層を形成し、次いでこの上に図柄層をイ
ンクジェット印刷法によって形成することを特徴とする
転写材の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615789 | 1989-04-26 | ||
JP1-106157 | 1989-04-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342271A true JPH0342271A (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=14426464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2045274A Pending JPH0342271A (ja) | 1989-04-26 | 1990-02-26 | 転写材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342271A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10329415A (ja) * | 1997-05-30 | 1998-12-15 | Canon Inc | インクジェット記録用転写媒体 |
JP2012126025A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Seiko Epson Corp | 転写媒体及びその製造方法、並びに転写物 |
JP2012126026A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Seiko Epson Corp | 転写媒体及びその製造方法、並びに転写物 |
JP2012166455A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Seiko Epson Corp | 熱転写媒体、熱転写媒体の製造方法、画像形成方法および記録物 |
JP2012200873A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-22 | Seiko Epson Corp | 転写媒体、転写媒体の製造方法、画像形成方法および記録物 |
JP2013059974A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Seiko Epson Corp | 転写媒体及びその製造方法、並びに転写物 |
JP2013059973A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Seiko Epson Corp | 転写媒体、及びその製造方法、並びに転写物 |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP2045274A patent/JPH0342271A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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