JPH034136Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034136Y2 JPH034136Y2 JP1983189793U JP18979383U JPH034136Y2 JP H034136 Y2 JPH034136 Y2 JP H034136Y2 JP 1983189793 U JP1983189793 U JP 1983189793U JP 18979383 U JP18979383 U JP 18979383U JP H034136 Y2 JPH034136 Y2 JP H034136Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- resin
- cylindrical magnet
- rotor
- thermal expansion
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/2726—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of a single magnet or two or more axially juxtaposed single magnets
- H02K1/2733—Annular magnets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は小型モータ用のロータに関し、使用中
の振れの発生をなくし、また効率のよいモータ
を、安価に得られるようにしたものである。
の振れの発生をなくし、また効率のよいモータ
を、安価に得られるようにしたものである。
(従来技術)
小型モータ用のロータには、円筒磁石を使用し
たものがある。この場合、軸(回転軸、以下同
じ)と円筒磁石の間には、軸と円筒磁石とを位置
決め固定させる中介物を介在させることになる。
この中介物としては、アルミニウムなどの金属
材、あるいは樹脂成形品を用いることが多い。し
かしながら樹脂成形品を使用したものは回転中に
振れが発生し易く、ロータとステータとのエアギ
ヤツプが不均一になり、特に外径が大きいもので
は振れも大きくなりモータの効率が低下する。ま
た、円筒磁石と樹脂との密着度が低下する問題も
ある。一方、アルミニウムを使用したものではロ
ータの慣性も大きくコスト高となるので使用に不
適であつた。
たものがある。この場合、軸(回転軸、以下同
じ)と円筒磁石の間には、軸と円筒磁石とを位置
決め固定させる中介物を介在させることになる。
この中介物としては、アルミニウムなどの金属
材、あるいは樹脂成形品を用いることが多い。し
かしながら樹脂成形品を使用したものは回転中に
振れが発生し易く、ロータとステータとのエアギ
ヤツプが不均一になり、特に外径が大きいもので
は振れも大きくなりモータの効率が低下する。ま
た、円筒磁石と樹脂との密着度が低下する問題も
ある。一方、アルミニウムを使用したものではロ
ータの慣性も大きくコスト高となるので使用に不
適であつた。
(考案の目的)
本考案は従来のものが有する上記問題を解決し
た小型モータ用のロータを提供することを目的と
する。
た小型モータ用のロータを提供することを目的と
する。
(考案の構成)
本考案は上記目的を達成するため、円筒磁石
と、該円筒磁石内に介在する熱膨張の小さい金属
からなる環状の中介物と、該中介物に挿通する軸
とを配し、前記円筒磁石と前記中介物との間およ
び前記中介物と前記軸との間に熱膨張の小さい樹
脂を介在させて一体化したことを特徴とする。
と、該円筒磁石内に介在する熱膨張の小さい金属
からなる環状の中介物と、該中介物に挿通する軸
とを配し、前記円筒磁石と前記中介物との間およ
び前記中介物と前記軸との間に熱膨張の小さい樹
脂を介在させて一体化したことを特徴とする。
また。この中介物に切欠きまたは孔を設けて前
記樹脂を入り込ませるようにしても良い。
記樹脂を入り込ませるようにしても良い。
(実施例)
次に本考案の一実施例を第1,2図に基づいて
説明すると、1は円筒磁石であつて中心に軸2が
挿通されている。円筒磁石1はフエライト磁石、
あるいはプラスチツクマグネツトであり、軸2は
鉄棒の先端にローレツト3を刻設したものであ
る。円筒磁石1と軸2の間には熱膨張の小さい金
属からなる環状の中介物4が後述する樹脂7によ
つて位置決め固定されている。中介物4はアルミ
ニウム板から成つており、その内外周部に切欠き
5,6を各複数個設けたものである。そして必要
に応じ、これらのほかに小孔を設けてもよい。
説明すると、1は円筒磁石であつて中心に軸2が
挿通されている。円筒磁石1はフエライト磁石、
あるいはプラスチツクマグネツトであり、軸2は
鉄棒の先端にローレツト3を刻設したものであ
る。円筒磁石1と軸2の間には熱膨張の小さい金
属からなる環状の中介物4が後述する樹脂7によ
つて位置決め固定されている。中介物4はアルミ
ニウム板から成つており、その内外周部に切欠き
5,6を各複数個設けたものである。そして必要
に応じ、これらのほかに小孔を設けてもよい。
円筒磁石1と中介物4との間、および軸3と中
介物4との間には、熱膨張の小さい樹脂7が介在
させてある。この樹脂7は第1図に示すように円
筒磁石1の内側と軸2の外側に環状に設けられ、
これらの間の部分は波形の帯状になつて連絡して
いる。そして樹脂7は切欠き5,6に入り込み、
円筒磁石1と軸2との間に位置ずれが生じないよ
うにして、これらを一体化している。
介物4との間には、熱膨張の小さい樹脂7が介在
させてある。この樹脂7は第1図に示すように円
筒磁石1の内側と軸2の外側に環状に設けられ、
これらの間の部分は波形の帯状になつて連絡して
いる。そして樹脂7は切欠き5,6に入り込み、
円筒磁石1と軸2との間に位置ずれが生じないよ
うにして、これらを一体化している。
このように構成したこのロータは、中介物を介
して樹脂によつて一体化しているので、径方向の
樹脂成形による成形収縮が非常に小さくでき、外
径振れが小さくできる。実施例にあつては、外径
40mmのロータにおいて、従来の中介物のないロー
タでは外径振れが0.2mmであるのに対し、中介物
を有する本考案のものでは0.05mmという結果がで
ている。
して樹脂によつて一体化しているので、径方向の
樹脂成形による成形収縮が非常に小さくでき、外
径振れが小さくできる。実施例にあつては、外径
40mmのロータにおいて、従来の中介物のないロー
タでは外径振れが0.2mmであるのに対し、中介物
を有する本考案のものでは0.05mmという結果がで
ている。
以上説明した実施例にあつては円筒磁石の内側
と軸の外側をつなぐ部分の樹脂を波形に形成した
が、これは直線状にしてもよい。また中介物のこ
の部分(樹脂でわたりを設けた部分)に小孔を設
け、この小孔により、樹脂が中介物の両側にわた
るようにすれば、一体化がより確実になる。
と軸の外側をつなぐ部分の樹脂を波形に形成した
が、これは直線状にしてもよい。また中介物のこ
の部分(樹脂でわたりを設けた部分)に小孔を設
け、この小孔により、樹脂が中介物の両側にわた
るようにすれば、一体化がより確実になる。
(考案の効果)
本考案は以上説明したように構成したものであ
るから、ロータの慣性を小さくすることができ、
振れも小さくすることができるので、ロータとス
テータとのエアギヤツプを小さくでき、磁気効率
が上り、モータの効率が30%程度向上する効果が
ある。また従来のアルミボスと磁石とを接着した
ものに比し、コストが30%程度になる。
るから、ロータの慣性を小さくすることができ、
振れも小さくすることができるので、ロータとス
テータとのエアギヤツプを小さくでき、磁気効率
が上り、モータの効率が30%程度向上する効果が
ある。また従来のアルミボスと磁石とを接着した
ものに比し、コストが30%程度になる。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図の−線に沿つた断面図である。 1……円筒磁石、2……軸、4……中介物、
5,6……切欠き、7……樹脂。
第1図の−線に沿つた断面図である。 1……円筒磁石、2……軸、4……中介物、
5,6……切欠き、7……樹脂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒磁石と、該円筒磁石内に介在する熱膨張
の小さい金属からなる環状の中介物と、該中介
物に挿通する軸とを配し、前記円筒磁石と前記
中介物との間および前記中介物と前記軸との間
に熱膨張の小さい樹脂を介在させて一体化した
ことを特徴とする小型モータ用のロータ。 (2) 中介物に切欠きまたは孔を設け、該切欠きま
たは孔に前記樹脂を入り込ませたことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の小型
モータ用のロータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979383U JPS6096961U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 小型モ−タ用のロ−タ |
GB08422267A GB2151084B (en) | 1983-12-08 | 1984-09-04 | Rotor for use in an electric motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979383U JPS6096961U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 小型モ−タ用のロ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096961U JPS6096961U (ja) | 1985-07-02 |
JPH034136Y2 true JPH034136Y2 (ja) | 1991-02-01 |
Family
ID=16247297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18979383U Granted JPS6096961U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 小型モ−タ用のロ−タ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096961U (ja) |
GB (1) | GB2151084B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3611609C1 (de) * | 1986-04-07 | 1987-03-12 | Geda Dechentreiter Maschb Gmbh | Bremsmotor |
JPH0638414A (ja) * | 1992-07-14 | 1994-02-10 | Daido Steel Co Ltd | リング状磁石をそなえたロータ |
DE202005017833U1 (de) * | 2005-11-16 | 2007-03-29 | Sinnotec Entwicklungsgesellschaft Ltd. | Elektromotor mit Permanentmagneten als Antrieb vom Umwälzlüfter bei Backgeräten und Kombidämpfern |
ES2377665T3 (es) * | 2007-08-16 | 2012-03-29 | Young-Chun Jeung | Rotor de motor de corriente continua sin escobillas |
US8766502B2 (en) | 2011-09-27 | 2014-07-01 | Lg Innotek Co., Ltd. | Rotor having shaft slip inhibition structure and motor having the same |
CA3014912A1 (en) | 2016-02-19 | 2017-08-24 | Moog Inc. | Rotor assembly of an electric motor |
CN108134466A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-08 | 成都银河磁体股份有限公司 | 非直线型筋板磁体转子组件 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57180341A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-06 | Japan Servo Co Ltd | Rotor |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1009827A (en) * | 1963-10-09 | 1965-11-10 | Sanyo Electric Co | Dynamo-electric machine ferrite core rotors |
US3531670A (en) * | 1968-09-16 | 1970-09-29 | Bendix Corp | Rotary electrical apparatus having metallic sleeve for embracing the peripheral sections of permanent magnet rotor |
JPS5286620U (ja) * | 1975-12-25 | 1977-06-28 | ||
US4060745A (en) * | 1976-03-25 | 1977-11-29 | Sundstrand Corporation | Structure for attaching a permanent magnet to a rotating shaft |
JPS541809A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-09 | Citizen Watch Co Ltd | Rotor magnetic and its manufacture |
GB2035715A (en) * | 1978-11-23 | 1980-06-18 | Waurick & Ass B G | Asynchronous electrical machines and rotors therefor |
JPS55143675U (ja) * | 1979-03-30 | 1980-10-15 | ||
JPS5698349A (en) * | 1980-01-07 | 1981-08-07 | Hitachi Ltd | Rotor of rotary electric machine and manufacture thereof |
US4427911A (en) * | 1982-01-04 | 1984-01-24 | Imc Magnetics Corp. | Rotor for a stepper motor having a sheet metal support for the magnet |
AT376849B (de) * | 1982-09-15 | 1985-01-10 | Philips Nv | Elektromotor |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP18979383U patent/JPS6096961U/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-04 GB GB08422267A patent/GB2151084B/en not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57180341A (en) * | 1981-04-30 | 1982-11-06 | Japan Servo Co Ltd | Rotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096961U (ja) | 1985-07-02 |
GB8422267D0 (en) | 1984-10-10 |
GB2151084B (en) | 1986-12-31 |
GB2151084A (en) | 1985-07-10 |
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