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JPH0339301A - ニトリル基を有する不飽和ポリマー類の水素添加 - Google Patents

ニトリル基を有する不飽和ポリマー類の水素添加

Info

Publication number
JPH0339301A
JPH0339301A JP2164333A JP16433390A JPH0339301A JP H0339301 A JPH0339301 A JP H0339301A JP 2164333 A JP2164333 A JP 2164333A JP 16433390 A JP16433390 A JP 16433390A JP H0339301 A JPH0339301 A JP H0339301A
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JP
Japan
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hydrogenation
solvent
formula
polymer
hydrogen
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JP2164333A
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JP2941897B2 (ja
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Hartmuth Buding
ハルトムート・ブデイング
Joachim Thoermer
ヨアヒム・テルマー
Wilfried Nolte
ビルフリート・ノルテ
Johann Hohn
ヨハン・ホーン
Paul-Christian Fiedler
パウル―クリスチヤン・フイードラー
Thomas Himmler
トーマス・ヒムラー
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/04Reduction, e.g. hydrogenation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • C08C19/02Hydrogenation

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機溶媒中で水添触媒の存在下水素による、
ニトリル基を有しオレフィン系不飽和を有するポリマー
類の選択水素添加方法に関する。
本発明の意味に関して“選択水素添加”は、CN三重結
合は保持しながらのオレフィン系CC二重結合の水素添
加、を意味すると理解される。これに関連して、”CN
三重結合は保持しながら“は、高分子量の出発物質中に
初めから存在しているニトリル基の7%未満、好適には
5%未満、特に3%未満、特別には1.5%未満、が水
素添加されることを意味する。
US−PS3700637には、クロロベンゼン中ロジ
ウムーハロゲン錯体触媒単独での、ジエン/(メタ)ア
クリロニトリル共重合体類のCC二重結合に関する水素
添加が記載されている。プラチナ、ルテニウム、イリジ
ウム、パラジウム、レニウム、コバルトまI;は銅のよ
うな他の金属類単独または異成分から戊るものの適応性
が記載されている。
DE−O32539132には、溶媒としてクロロベン
ゼンを用い、同じそして同様のロジウム触媒による、ブ
タジェン/アクリロニトリル共重合体類の選択水素添加
が記載されており、ここでは、CN三重およびシス−二
重結合が保持され、そしてビニル系トランス−二重結合
が定量的に水素添加される、と記載されている。他の溶
媒類、特にケトン類中では、低い水素添加率のみが得ら
れている。
EP−PS134023には、少量のロジウム錯体化合
物類と2重量%以下のトリフェニルホスファンを用いた
、ニトリルゴムの選択水素添加が記載されている。
ロジウムの産出が少ないにもかかわらず、ロジウムは化
学工業で使用されるばかりでなく、電気工業、ガラスお
よびセラミック工業で広く用いられ、そして近午特に自
動車産業(排気用の触媒)に使用され、この貴金属の不
足は従来避けられないであろう。それ故、ロジウム触媒
に依存しない水素添加方法はすでに以前から探求されて
きていて、多くの提案がなされてきている。
DE−O33337294には、例えばトルエン、2−
プロパノールまたはブタノンのような有機溶媒中ルテニ
ウム−シクロペンタジェニル錯体類を用いた、オレフィ
ン類のための水添方法が記載されている。
溶媒としてのケトン類中ルテニウムーインデニル錯体類
を用いた、オレフィン系不飽和を有するポリマー類の選
択水添方法が、DE−O53541689から公知であ
る。
DH−053540918には、溶媒としてのケトン類
中ルテニウムヒドリドホスファン錯体類を用いた、ニト
リル基を有するオレフィン類の選択水添が記載されてい
る。
EP298386には、例えばベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、エーテル
類およびケトン類のような有機溶媒中ルテニウム−〇O
および/または−Nog体類を用いての、共役ジエンを
有する共重合体類中のCC二重結合の水添が記載されて
る。
DH−O33529252は、溶媒としてのケトン類中
ルテニウムーヒドリドカルボキシラト錯体類を用いた、
ニトリル基を有しオレフィン系不飽和を有する化合物類
の選択水添に関するものである。
オレフィン類用水添触媒としての、ベンゼン/エタノー
ル溶液中のトリス(トリフェニルホスファン)−・塩化
ルテニウム(II)の使用が、Wilkinson他、
、 J、 Chem、 Soc、、 (A) 3143
頁(1968午)に報告されている。溶媒中のエタノー
ルを、メタノール、第三ブタノールまたは2−プロパノ
ールに置き換えると、水添の結果が変化すると記述され
ている。溶媒として、クロロベンゼンおよび純粋なアル
コール類も使用可能であると記述されている。
DE−053433392には、溶媒として低分子量の
ケトンを用い、ルテニウム錯体触媒を用いての、ニトリ
ル基を有しオレフィン系不飽和を有するポリマー類の選
択水添法が記載されている。
しかしながら、DE−053433392中の実施例に
は、従来技術に依ると、ニトリル基を有しオレフィン系
不飽和を有するポリマー類の水添用溶媒に適切であると
されるクロロベンゼン中、ルテニウム錯体触媒類を用い
ると、ゲル含量の高い生成物が得られることが示されて
いる。
例えばシール類のような高品質のゴム製品は、ニトリル
基を有しオレフィン系不飽和を有するポリマー類を、従
来技術に従って水添したものを硬化することで製造する
ことができる。しかしながら、これらのポリマー類は、
特に良好な圧縮永久ひずみを有する硬化生成物が要求さ
れるところの、シール部分のような特殊な用途に必ずし
も適してはいない。この圧縮永久ひずみは、例えばホー
ス類、シール類およびブーツ類のような多くのゴム商品
の為の必須試験標準である。
このように、本発明の目的は、ニトリル基を有し、ルテ
ニウム触媒を用いて水添される。オレフィン系不飽和を
有するポリマー類から得られる、改良された圧縮永久ひ
ずみを有する硬化生成物を得ようとするものである。
驚くべきことに、水添方法の条件が、水添生成物の硬化
生成物の圧縮永久ひずみに影響を与え、そして特に使用
する溶剤の性質がまI;、これらの硬化生成物の圧縮永
久ひずみをも決定することを見い出した。
本発明は、 (i)使用する水素化触媒が式 %式%( [式中、 Xは水素、ハロゲンまたはSnCl 3を表わし、Ll
は水素、)10ゲン、(R’−Coo)nまたは式 1式中、 R1およびR6は互いに独立して水素、メチル、エチル
またはフェニルを表わすか、あるいは、隣接する置換基
が一緒になって、Llがインデニルもしくはフルオレニ
ル系と収るように、炭化水素基を形成することができる
] のシクロペンタジェニルを表わし、 L2はホスファン、ビスホスファンまたはアルサンを表
わし、そして yは0.0.5またはlを表わし、 nは1または2を表わし、 2は1〜4の整数を表わし、そして R6はアルキル、シクロアルキル、アリールまたは1〜
20個のC原子を有するアルキルを表わす] のルテニウム化合物であり、そして (if)使用する溶媒が、 [a)’Ci  Cmのケトン、およびb)−価の第二
もしくは第三Cs  Csのアルコールで、溶媒(i)
中のb)の 含有量が2〜60、好適には5〜50、特に好適には7
〜40%、である1 の混合物である、 ことを特徴とする、 有機溶媒中で水添触媒の存在下水素による、ニトリル基
を有しオレフィン系不飽和を有するポリマー類の選択水
素添加方法、に関する。
シクロペンタジェニル基型のLll配子子例には、シク
ロペンタジェニル、ペンタメチルシクロペンタジェニル
、エチルテトラメチルシクロペンタジェニル、ペンタフ
ェニルシクロペンタジェニル、ジメチルトリフェニルシ
クロペンタジェニル、インデニルおよびフルオレニルが
含まれる。インデニル及びフルオレニル基型のLl配位
子中のベンゾ環は、1〜6個のC[子を有するアルキル
基類、特にメチル、エチルおよびイソプロピル、1〜4
個のC原子を有するアルコキシ基類、特にメトキシおよ
びエトキン、アリール基類、特にフェニル、およびハロ
ゲン類、特に弗素および塩素、によって置換されていて
もよい。シクロペンタジェニル基型の好適なL1配位子
類は、各場合とも未置換の7クロベンタジエニル、イン
デニルおよびフルオレニル、の基類である。
(R’−Coo)。基型のLl配位子中のR6は、例え
ば、1〜20個、好適には1−12個、特に好適には1
〜6個、のC[子を有する直鎖もしくは分枝鎖状の飽和
炭化水素基類、5〜12個、好適には5〜7個、のC[
子を有する環式炭化水素基類、6〜18個、好適には6
〜lO個、のC原子を有するベンゼン群からの芳香族系
炭化水素基類、および、脂肪族部分中に1〜6個のCy
K子を有する直鎖もしくは分枝鎖状の炭化水素基と、芳
香族部分中にベンゼン群の基、好ましくはフェニル、を
有するアリールlii換されたアルキル基類を含む。
上述したR6基は、任意に、ヒドロキシル、C2〜C6
−アルコキシ、C,−C,−カルバルコキシ、弗素、塩
素、またはジーC,−C,のアルキルアミノで置換され
ていてもよく、そして更に、シクロアルキル、アリール
およびアラルキル基類+;CC,−C6−アルキルで任
意に置換されていてもよい。アルキル、シクロアルキル
およびアラルキル基類はケト基類を含有していてもよい
基R6の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソ
−プロピル、第三ブチル、シクロヘキシル、フェニル、
ベンジルおよびトリフルオロメチルがある。好適なR6
基は、メチル、エチルおよび第三ブチルである。
好適なLz配位子は式 () (11) [式中、 R7、R8およびR9は互いに独立してR6の意味に相
当する] のホスファン類およびアルサン類である。
式(n)および(DI)の好適なL2基は、トリフェニ
ルホスファン、ジエチルフェニルホスファン、トリトリ
ルホスファン、トリナフチルホスファン、ジフェニルメ
チルホスファン、ジフェニルブチルホスファン、トリス
−(p−カルボメトキシフェニル)−ホスファン、トリ
ス−(P−シアノフェニル)−ホスファン、トリブチル
ホスファン、トリス−(トリメトキシフェニル)−ホス
ファン、ビス−(トリメチルフェニル)−フェニルホス
ファン、ビス−(トリメトキシフェニル)−フェニルホ
スファン、トリメチルフェニル−ジフェニルホスファン
、トリメトキシフエニルジフェニルホスファン、トリス
−(ジメチルフェニル)−フェニルホスファン、トリス
−(ジメトキシフェニル)−ホスファン、ビス−(ジメ
チルフェニル)−フェニルホスファン、ビス−(ジメト
キシフェニル)−フェニルホスファン、ジメチルフエニ
ルジフェニルホスファン、ジメトキシフエニルジフェニ
ルホスファン、トリフェニルアルサン、ジトリルフェニ
ルアルサン、トリス−(4−エトキシフェニル)−アル
サン、ジフェニルシクロヘキシルアルサンフェニルアル
サンである。トリアリールホスファン類、特にトリフェ
ニルホスファン、が特に好ましい。
L2配位子の他の例は、式、 11 R1コ [式中、 lは1−10の整数を表わし、そして R I  R1 l、RI!およびRI3は互いに独立
してR6の意味を有する] のビスホスファン類である。
ビスホスファン類の例は、1,2−ビスージフ工二ルホ
スファノエタン、l,2−ビスージアニシルホスファノ
エタン、l+ 3−ビス−ジフェニルホス71ノプロバ
ン、および1.4−ビス−ジフェニルホス7アノブタン
である。好ましくはl。
2−ビスージフェニルホスファノエタンでアリ、そして
特に好ましくは1.3−ビスージフェニルホスファノプ
ロパン、および1.4−ビス−ジフェニルホスファノブ
タンである。
本発明の意味において化合物類(1)の定義にはまた 
L+おいてL2が互いに1個以上の共有結合で結合して
いる化合物類をも含む。上記の具体例は、式 1式中、 qおよびrは、互いに独立して1〜6の整数を表わし、
そして 基R1−R1は互いに独立してR6の意味を有する】 の化合物類である。
上記配位子(V)の例は、1.4−ジホスファ6−シク
ロペンタジエニル−1,1,4−1−リフェニルヘキサ
ンであり、好適には1.5−ジホスファ−7−シクロペ
ンタジエニル−1,1,5−トリフェニルへブタン、お
よび特に好適にはl。
6−ジホスフアー8−シクロペンタジェニル−l。
1.6−1−リフェニルオクタンである。
使用されるルテニウム錯体類(1)は、大部分公知であ
りそして例えばP、 S、 Hallman、 B、 
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382、またはこれらに類似した方法で製造され得る。
本発明に従う方法の為の式(1)の特に好適なルテニウ
ム錯体触媒類は次のものである。
RuC1z(PPhx)x RuHCl(PPhs)3 RuH2(PPhx)a RuH4(PPhi)x RuH(CHsCOO)(PPh3)sRuH(CzH
sCOO)(PPhs) 5Ruu[(cox)3c、
cool(pphs)spu(CH3COO)z(PP
hs)zRuCI(Cp)(PPhs)* RuH(CpXPPb3)z Ru(SnC1s)(CpXPPhs)zRuCl(η
’−CsHyXPPhz)zRuH(’7 ’−CJt
XPPhs)2Ru(SnC1xX17 ’−CsHy
XPPhs)zRuCl(v 6−C,5H9)(PP
hz)zRuH(’7 ”−C1HsXPPhx)*R
u(SnC1x)(η’−C+zHsXPPhs)zR
uCl(v ’−CsHyXdppa)これらの錯体中
、“’ph”はフェニルを表わし、cp”はシクロペン
タジェニルを表わし、モしてdppe”は1.2−ビス
ージフェニルホスファノエタンを表わす。
触媒類(1)は一般に、室温中、(好ましくは高温で)
、ケトン類に溶解する。より正確には、20″Cで2Q
のブタノン中に、触媒3.4gの中の、一般に50重量
%以上、好適には65重量%以上、特に好適には80重
量%以上、が溶解する。
溶媒組成物a)の好適な例は、アセトン、ブタノン、ペ
ンタノン、シクロペンタノンおよびシクロヘキサン、お
よびそれらの混合物である。好ましくは、溶媒組成物a
)として単一のケトンのみが使用される。ブタノン、特
にアセトン、が好適である。
溶媒組成物b)の好適な例は、2−プロパノール、2−
ブタノール、2−メチル−2−プロパノール、2−およ
び3−ペンタノール、3−メチル−2−ブタノール、2
−メチル−2−ブタノール、2−3−および4−ヘキサ
ノール、および4−メチル−2−ブタノールである。好
適なアルコールは2−メチル−2−プロパノールであり
、特に好適には2−ブタノール、さらに特別に好適には
2−プロパノールである。
本発明に従う方法に用いられるニトリル基を有しオレフ
ィン系不飽和を有するポリマー類は、般に、数平均とし
て測定して、500〜500゜000、好適には5.0
00〜400,000、特に好適には10,000〜3
50,000.特別に好適には15,000〜300,
000、の平均分子量11Jnを有する。分子量[nは
、ポリスチレンを標準として用いたゲル透過クロマトグ
ラフィーで測定される。
好適な、ニトリル基を有しオレフィン系不飽和を有する
ポリマー類には、90〜40重量%、好適には85〜5
01i量%、の少なくとも一種類の共役ジエン、10〜
60重量%、好適には15〜50重量%、の少なくとも
一種類の不飽和ニトリル、および0−10重量%、好適
には0〜8重量%、の共役ジエンおよび不飽和ニトリル
類と共重合し得る他の七ノマーを少なくとも一種類を含
有する、共重合体類を含む。
可能な共役ジエンは、例えばブタ−1,3−ジエン、l
−メチルブタ−1,3−ジエン、2.3−ジメチルブタ
−1,3−ジエン、およびペンタ−1,3−ジエン、で
あり、そして可能な不飽和ニトリル類はアクリロニトリ
ルおよびメタアクリロニトリルである。
可能な他のモノマー類は、スチレン、Om−またはp−
メチルスチレン、エチルスチレン、ビニルナフタレンお
よびビニルピリジンのようなビニル芳香族類、アクリル
酸、メタアクリル酸、およびクロトン酸のような3〜5
のC[子を有するσ、β−不飽和モノカルポン酸類、マ
レイン酸、フマル酸、シトラコン酸およびイタコン酸の
ような4〜5のC原子を有するα、β−不飽和ジカルボ
ン酸、および更に、塩化ビニル、塩化ビニリデン、N−
メチロールアクリルアミドおよびビニルC、−C、のア
ルキルエーテル類である。
最も好適な、ニトリル基を有しオレフィン系不飽和を有
、するポリマー類は、0℃未満、好適には一7°C未満
のガラス移転温度を有するニトリルゴム類である。好適
なニトリルゴム類は、共重合するアクリロニトリルの含
量がlO〜60、好適には15〜50重量%、であるブ
タジェン/アクリロニトリル共重合体類である。一般に
、これらはlO〜150;好適には25〜95 (ML
  l+4/100℃)のムーニー粘度(DIN535
23)を有する。
出発物質として使用される、ニトリル基を有しオレフィ
ン系不飽和を有するポリマー類およびこれらから製造さ
れろ水添生成物類は両方共、使用する有機溶媒に溶解す
べきである。不利な条件下、特に水添溶液中の高ポリマ
ー濃度、ポリマー類の高分子量、溶媒(I)中の高アル
コール含量および低温、などの条件下では、ポリマーと
溶媒の間で分離が生じる。操作が容易な単一相の混合物
は、上記分離した系を再び混合することで、そして同時
に温度を上昇させることで、一般に得ることができる。
このような場合、−ポリマー溶媒中でよく膨脹している
限り−、水添は、通常、このような分離の悪影響を受け
ない。
ポリマーを基準とする(ルテニウムとして計算される)
触媒の濃度は、一般に2〜500 ppm。
好適には4〜400 ppm、特に好適には5〜300
 ppmvである。不飽和ポリマーの濃度は、総溶液量
を基準にして、一般にl〜99、好適には5〜40!i
量%、である。
水素添加は、20〜250°C1好適には80〜200
℃、特に好適にはtoo−180℃、特別に好適には1
20〜160°C1の温度で、1〜35Qbar、好適
には5〜250bar、特に好適には10〜200 b
ar、の水素圧で、有利に実施させる。 水添率(ポリ
マー中に初めに存在するCC二重結合の総数を基準にし
ての、水添されたCC二重結合の百分率)は、100%
にまでなり得る。
しかしながら、必要ならば、それまでに水添を中断させ
得る。一般に、水添率が80%以上、好適には90%以
上、特に好適には95%以上、特別に好適には99%以
上、のポリマーが製造される。
ポリマー類の水添率はNMRおよびIR分光法で測定さ
れる。
水添後、反応生成物は通常の方法の助けで溶液から分別
される。通常の方法には、例えば蒸発(適宜減圧下)、
蒸気ブローおよび沈殿剤(不溶媒)の添加が含まれる。
分別に続いて、残存する溶媒または水を除去する為の乾
燥が行なわれる。
本発明に従って水添したポリマー類は、一般に、例えば
アセトン、ブタノン、テトラヒドロフラン、塩化メチレ
ン、クロロホルムおよびクロロベンゼンのような溶媒に
可溶である。
水添生成物がゴム類の場合、通常の方法で、パーオキサ
イドもしくは硫黄での硬化または放射線による架橋によ
って、硬化させることができる。
これらが充分に高い分子量を有している場合は、本発明
に従って水添されたポリマー類は、優れた耐候性、オゾ
ン、オイルおよび熱空気に対する優れた耐性、および良
好な低温柔軟性を有する硬化生成物に加工することがで
きる。このような硬化生成物類の使用に好適な分野は、
シール類、ホース類、歯付きの駆動ベルト類、膜類、ケ
ーブルの被覆材料およびねじり振動ダンパなどである。
実施例 比較用従来技術としてのDE−OS3433392.3
529252および3540918に従ういくつかの実
施例(実施例1,2.5.6.14.16)は下記に含
まれる。
技術上の試験に関して、蒸気を反応混合物中にブローす
ることで、ポリマー類を沈殿させた後、真空中40〜6
0°Cの間で乾燥させた。
以下に述べる、ポリマー類の性質は、[a]ポリマー分
離後の水添率(%、■R分光法で測定)、[blゲル値
(重量%、ブタノン中で測定)、[C]ムーニー粘度M
Ll+4(toooO) 、[d] Def。
粘度Vlll  (N9% 80°O)  (R,Ko
opman。
Kautschuk  + Guav+i、Kunst
stoffa 36.no、  2.108頁以後(1
983年))、および[e ] Def。
弾性DE、。(1/l Omm、 80℃)(Cd]と
同じ文献を参照)、である。ムーニー粘度を測定するた
めに、幅350mmの実験用ロール・ミル(冷却水温度
20°C10一ル間げき0 、4 mm、摩擦l:1.
2、フロント・ロール2 Orpm)を2回通過させた
。圧延されたシートを少くとも30分間放置した後、さ
らに先のテストを、DIN53523、パート2および
3に従って実施した。
標準DIN53502.53504.53505および
53517(標準試験見本l)を測定用に用い、Sは引
張強度、Eは砕断時の伸度、M 16゜およびM、。。
は各々100および200%伸度でのモジュラス、H!
3は23℃のンヨアA硬度、およびC,は150°C/
70時の圧縮永久ひずみである。
2 、1 kgの無作為に集積させたアクリロニトリル
/ブタジェン乳化ポリマー(アクリロニトリル含有量:
33.9重量%、ムーニー粘度ML l+4(100℃
)が28)を17.9kgのブタノンに注意深く空気を
排除しながら溶解させて調製した溶液を、最初、窒素で
不活性化させた40Qのオートクレーブ中に入れた。こ
の溶液を水素なしで125°Cに加熱し、3.327g
のトリス(トリフェニルホスファン)−塩化ルテニウム
(II)(ポリマーを基準にして167 ppmのRu
)を1.6kgのブタノンに同様にして注意深く空気を
排除しながら溶解させて調製した溶液を加え、そして水
添を140barの水素圧下135°Cで5時間行った
生成物の性質(1)は表1に要約しである。
実施例2(比較実施例) 1.693gの触媒(ポリマーを基準にして、85pp
mのRu)を用いて水添を行った以外は、実施例1と同
様の操作を行った。l 40 barの水素圧下135
°Cで5時間反応を行った後の水添率は96.0%であ
り、冷却し、その時の水添率は97.5%であった。(
各場合とも、IR分光法で測定)。
実施例3 2 、1 kgの実施例1と同様のポリマーを15.3
8に9のブタノンに注意深く空気を排除しながら溶解さ
せて調製した溶液を、窒素で不活性化させた40Qのオ
ートクレーブ中に入れ、前もって注意深く溶解酸素を除
いt;2−プロパノール2.93に9を加えた。この混
合物を、水素なしで125℃に加熱し、1.693gの
トリス(トリフェニルホスファン)−塩化ルテニウム(
■)(ポリマーを基準にして、85ppmのRu)を1
.6kgのブタノンに同様に注意深く酸素を排除しなが
ら溶解させて調製した溶液を加え、そして水添を140
 barの水素圧下135°0で5時間行なった。生成
物の性質は表1に要約しである。
実施例4 混合物類を、実施例1および3に従って合皮したポリマ
ー類を用いて下記の組成に従って調製しt;。
100.00 3.00 2.00 1.00 0.50 45.00 3.00 重量部の水添したポリマー 重量部の酸化亜鉛 (Bayer AG、 Leverkusen製■Zi
nkoxyd akLivを使用)重量部の酸化マグネ
シウム (Merck & Go、、  Inc、、 USA製
■Maglite DEを使用) 重量部のオクチル化ジフェニルアミン (Bayer AG、 Leverkusen製■Vu
lkanox OCDを使用) 重量部2−メルカプトベンゾイミダゾ ールの亜鉛塩 (Bayer AGXLeverkusen製@ Vu
lkanox 2MB2を使用)重量部のカーボンブラ
ックN326 (N326(De AG、 Wesseling製@C
1rax N326を使用) 重量部インシアヌール酸トリアリル (Akzo−Chemie、 Dtlren製■Per
kalink 305−50Dpdを使用)7.00 
 重量部ビス(第3プチルパーオキシイソグロピル)ベ
ンゼン(40%) (Akzo−Chemie、 Dijren製■Par
kadox 14/40を使用)硬化生成物(II)に
対して測定した値を表1に示す。硬(ヒは、180’c
で15分行なった。その後、150°Cで6時間、硬化
を行なった。試験見本として、S  2barを用いた
考−上 [al [b] [C]ゼロ値 99.6 1.0 0 99.8 0.5 6 (1)熱空気中100°Cで 3日間保存後 24 46 43.4 8 33 42.9 S (MPa) E [%] 28.7 45 27.6 45 II、。
CS [%1 0 40.4 9 36.9 表1は、従来技術に比べて、本発明に従って製造した生
成物がより有利な圧縮永久ひずみを有する硬化生成物を
与えることを示している。
実施例1 2 、1 kgの実施例1と同様のポリマーを17.9
に9のアセトンに注意深く酸素を排除しながら溶解させ
て調製した溶液を、最初、窒素で不活性化させた40Q
のオートクレーブ中に入れた。この溶液を水素なしで1
25°Cに加熱し、3.984gのトリス(トリフェニ
ルホスファン)−m化ルテニウム(■)(ポリマーを基
準にして200ppmのRu)を1.6kgのアセトン
に同様に注意深く酸素を排除しながら溶解させて調製し
た溶液を加え、そして水添をl 4 Q barの水素
圧下135°Cで5時間行なった。生成物の性質(1)
は表2に要約しである。
実施例6 1.693gの触媒(ポリマーを基準にして8s pp
mのRu)を用いて水添を行なった以外は、実施例5と
同様の操作を行なった。l 40 barの水素圧下1
35°Cで5時間反応を行なった後の水添率は93.4
%であり、冷却し、その時水添率は95.6%であった
(各場合とも、IR分光法で測定)。
実施例7 2 、1 kgの実施例1と同様のポリマーを15.3
8kgのアセトンに注意深く空気を排除しながら溶解さ
せて調製した溶液を、窒素で不活性化させた40Qのオ
ートクレーブ中に入れ、前もって注意深く溶解酸素を除
いた2−プロパノール2.93kgを加えた。この混合
物を、水素なしで125°Cに加熱し、1.693gの
トリス(トリフェニルホスファン)−塩化ルテニウム(
■)(ポリマーを基準にして、85ppmのRu)を1
.6kgのアセトンに同様に注意深く酸素を排除しなが
ら溶解させて調製した溶液を加え、そして水添をl 4
0 barの水素圧下135°Cで5時間行なった。生
成物の性質は表2に要約しである。
実施例8 表2に示した性質(II)を有する硬化生成物を、実施
例5および7に従って調製したポリマー類から、実施例
4に従って製造した。
表2 [a] [b] [c]ゼロ値 99.4 0.8 2 99.4 0.7 9 98 37.1 88 37.7 S (MPa) E[%1 28.0 40 29.5 60 L369     70 CS (%1         41     35.
8表2は、従来技術に比べて、本発明に従って製造しI
;生成物がより有利む圧縮永久ひずみを有する硬化生成
物を与えることを示している。
実施例9 実施例7と同様に操作を行なった。ポリマーを一定量(
2、1kg)送り込み、溶媒の総量を大体、一定にし、
アセトン/2−グロパノールの溶媒の組成を表3に従っ
て変化させた。各場合とも、140barの水素圧下1
35°Cで5時間反応後、水添率の分析のためのサンプ
ルを反応槽から取り出し、モして水添が終了した。測定
された生成物の性質(1)を表4に示す。
実施例1O 表4に示した性質(II)を有する硬化生成物を、実施
例9のポリマー類から、実施例4に従って製造した。
表 3 溶媒中の2−プロパノール含有量の水添率に対する影響
した溶媒の使用量 アセトン(kg) 17.9 16.88 16.38 13.38 11.48 2−プロパ ノール (kg) 0.0 1.46 2.93 4.88 6.83 (%) 93.4 97.8 98.9 99.3 99.6 木) 反応槽から採取した反応混合物は単一相ではなかった。
表4 (重量%) 7.3 14.7 24.6 34.3 [al        98..8  99.4  9
9.3  99.8[bl         O,40
,70,30,4[clゼロ値  78  79  7
9  82169   188   175   19
134.9  37.7  36.9  38.7S 
(MPa) E[%1 28.7  29.5  26.4  28.7245
   260   235   245H3゜ CS [%] 70   70   69   69 36.6  35.8  37.3  37.5実施例
11(比較実施例) 2−プロパノールの代わりにメタノールを使用した以外
は、実施例7と同様に操作を行なった。
ポリマーを一定量(2、1kg)送り込み、溶媒の総量
を大体一定にし、アセトン/メタノールの溶媒の組成を
表5に従って変化させた。各場合とも、140 bar
の水素圧下135°Cで5時間反応後、IR分光法によ
る水添率の分析の為のサンプルを反応槽から取り出した
。測定された結果を同様に表5に示す。これによれば、
溶媒中の構成成分としてのメタノールは有意に水添率を
低下させる。
表5 溶媒中のメタノールの水添率に対する影響した溶媒の使
用量 アセトン (kg) メタノール (kg) 17.9  16.88  15.3g0.0   1
.46  2.93 (重量%) 7.3 14.7 反応後の水添率 (%)      93.4  57
.9  56.1実施例12 水添を、アセトン/エタノール混合物を用いて実施例1
1に従って行なった。使用した混合比および到達した水
添率を表6に示す。これから、エタノールの添加は水添
率を低下させることがわかる。
表6 溶媒中のエタノールの水添率に対する影響した溶媒の使
用量 アセトン (kg) エタノール (kg) 17.9  16.88  15.380.0   1
.46  2.93 実施例13 2 、1 kgの実施例1と同様のポリマーを15.3
9kyのブタノンに注意深く酸素を排除しながら溶解さ
せて調製した溶液を、最初、窒素で不活性化させた4(
)Qのオートクレーブ中に入れ、そして前もって溶解酸
素を注意深く除いたl−プロパノール3.0kgを加え
た。この溶液を水素なしで125℃に加熱し、1.69
3gのトリス(トリフェニルホスファン)−塩化ルテニ
ウム(II)(、Nリマーを基準にして85ppmのR
u)を1.6kgのブタノンに同様に注意深く酸素を排
除しながら溶解させてMl!lた溶液を加え、そして水
添を140barの水素圧下135°Cで5時間行なっ
た。l−プロパノールを、l−ブタノール、2−ブタノ
ールおよび2−メチル−2−プロパノールに置き換えて
更に水添実験を行なった。
各場合とも、l 40 barの水素圧下135℃で5
時間反応後測定した水添率を表7に示す。
表7 溶媒中の種々のアルコールの水添率に対する影響溶媒の
使用量 ブタノン(kg) 17.9 15.3915.3915.3915.391−プロパ
ノール(kg) 3.0 1−ブタノール(kg) ブタノール(kg) 3.0 2−メチル−2 プロパノール(kg) 3.0 (重量%) 15.0 15.0 15.0 15.0 実施例1.1 (比較実施例) 809 の無作為に集積させたアクリロニトリ ル/ブタジェン乳化コポリマー (アクリロニトリ ル含有量: 34.8重量%、 ムーニー粘度 L 1+4 (100℃)が29)を1.451gのブタノ
ンに注意深く空気を排除しながら溶解させて調製した溶
液を、最初、窒素で不活性化させた3Qのオートクレー
ブ中に入れた。この溶液を水素なしで125℃に加熱し
、143.5mgのRuH(CHxCOO)(PPhs
)z  (ポリマーを基準にして85ppmのRu;p
h−フェニル)を162gのブタノンに同様にして注意
深く空気を排除しながら溶解させて調製した溶液を加え
、そして水添をl 40 barの水素圧下135°C
で5時間行った。水添率測定の為サンプルを取り出した
。水添率は、IR分光法で測定して、90.4%であっ
た。
実施例15 1809の実施例14と同様のポリマーを1゜210y
のブタノンに注意深く空気を排除しながら溶解させて調
製した溶液を、窒素で不活性化させた3Qのオートクレ
ーブ中に入れ、前もって注意深く溶解酸素を除いた2−
プロパノール2429を加えた。この混合物を、水素な
しで125°Cに加熱し、143.5+++gのRuH
(CHsCOO)(PPhx)x(ポリマーを基準にし
て85ppmのRu ; Pt+−フェニル)を162
gのブタノンに同様にして注意深く酸素を排除しながら
溶解させて調製した溶液を加え、そして水添を140 
barの水素圧下135°Cで5時間行った。反応槽か
らサンプルを取り出しIR分光法で測定した水添率は9
9.2%であつ tこ 。
実施例16(比較実施例) 実施例14と同様にして操作を行なった。但し、触媒と
して173.41119のRuHz(PPhs)i  
(ポリマーを基準にして85ppmのRu;Ph−フェ
ニル)を使用した。水添率は72.1%(IR分光法で
測定)であった。
実施例17 実施例15と同様にして操作を行なった。但し、触媒と
して173.4mgのRuHz(PPhs)*  (ポ
リマーを基準にして85ppmのRu;Ph−フェニル
)を使用した。水添率は98.4%(IR分光法で測定
)であった。
本発明に従って実施した全ての実施例において、得られ
た生成物に関して行なったI R分光分析で は、 ニトリル基の水添は全く認められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(i)使用する水添触媒が式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Xは水素、ハロゲンまたはSnCl_3を表わし、L^
    1は水素、ハロゲン、(R^6−COO)_nまたは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R^1およびR^5は互いに独立して水素、メチル、エ
    チルまたはフェニルを表わすか、あるいは、隣接する置
    換基が一緒になつて、L^1がインデニルもしくはフル
    オレニル系となるように、炭化水素基を形成することが
    できる] のシクロペンタジエニルを表わし、 L^2はホスファン、ビスホスファンまたはアルサンを
    表わし、そして yは0、0.5または1を表わし、 nは1または2を表わし、 zは1〜4の整数を表わし、そしてR^6はアルキル、
    シクロアルキル、アリールまたは1〜20個のC原子を
    有するアラルキルを表わす] のルテニウム化合物であり、そして (ii)使用する溶媒が、 [a)C_3−C_6のケトン、および b)一価の第二もしくは第三C_3−C_8のアルコー
    ルで、溶媒(ii)中のb)の 含有量が重量で2〜60である] の混合物である、 ことを特徴とする、 有機溶媒中で水添触媒の存在下水素による、ニトリル基
    を有しオレフィン系不飽和を有するポリマー類の選択水
    素添加方法。
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