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JPH0336194A - 移動式クレーンの変位抑制機構 - Google Patents

移動式クレーンの変位抑制機構

Info

Publication number
JPH0336194A
JPH0336194A JP17254389A JP17254389A JPH0336194A JP H0336194 A JPH0336194 A JP H0336194A JP 17254389 A JP17254389 A JP 17254389A JP 17254389 A JP17254389 A JP 17254389A JP H0336194 A JPH0336194 A JP H0336194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
pressure
oil chamber
oil
boom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17254389A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Saotome
吉美 早乙女
Masatsuna Kuchiki
聖綱 朽木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP17254389A priority Critical patent/JPH0336194A/ja
Publication of JPH0336194A publication Critical patent/JPH0336194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラフテレンクレーン等の移動式クレーンにおい
て、走行時の振動を抑制するための変位抑制機構に関す
るものである。
〔従来の技術〕 移動式クレーンは、一般に第5図に示すように車輪1に
支持された車両本体2に、ブーム3をブーム俯仰用油圧
シリンダ4を介して水平軸5のまわりに回動自在に支持
させて構成されている。この移動式クレーンにおいて、
走行時に路面の起伏、急な走行加速および減速等に起因
して車両本体2が振動すると、ブーム3等が上下方向に
揺動し、車両本体2の振動がさらに増大され、乗心地が
悪くなる。
この走行時の振動を抑制するための装置として、たとえ
ば特開昭59−18295号公報に示される装置が知ら
れている。この装置は、第6図に示すようにブーム俯仰
用油圧シリンダ18の内部にダンプ機構19を設けて構
成され、このシリンダ18の負荷を保持する油室181
に接続された油路13にカウンタバランス弁12が設け
られ、この油路13と、他方の油室182に接続された
油路17および方向制御弁11に接続された油路14と
の間に電磁式切換弁6とシャトル弁15とが設けられて
いる。
この装置によれば、クレーン作業時は、切換弁16がイ
位置で、方向制御弁11をブーム上げ位置または下げ位
置に切換えると、ポンプ10の吐出油がシリンダー8の
油室181または油室182に流入されてシリンダー8
が伸縮され、ブーム上げ、下げが行われる。そして、走
行時は、上記切換弁16をイ位置にしたままで、上記シ
リンダ18を伸縮させ、地面からブーム先端までの高さ
を下限高さHQから少し上げた位置で、一般道路走行時
の法令による制限高さH2未満の走行適正高さHl  
(Ho <Hl <H2)にセットした後、切換弁16
を口位置に切換える。これにより油路13が切換弁16
とシャトル弁15を介して油路17に連通され、油室1
81と油室182ならびにダンプ機構191とが互いに
連通されて閉回路が形成される。この状態で車両を走行
させることにより車両本体1に対する変位抑制作用が発
揮される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来装置では、走行時の初期セットの際、切換弁1
6をイ位置にし、方向制御弁11を切換えてシリンダー
8を伸縮させ、ブーム3を俯仰させて走行適正高さHl
にセットした後、切換弁16を口位置に切換えて閉回路
を形成する。これによりシリンダー8の油室181に作
用している負荷圧力がダンプ機構19の油室191に導
かれて蓄圧され、変位抑制作用が発揮される。しかし、
上記油室181に作用している負荷圧力をダンプ機構1
9の油室191に導いて蓄圧するようにしているため、
その蓄圧時に、シリンダー8がジム3の負荷等により上
記ダンプ機構19の油室191の圧縮ボリューム分だけ
急速に縮み、ブーム3は急降下することになる。なお、
ブーム3の急降下量は僅かであってもブーム3が急降下
することは運転者に大きな不安感を与え、好ましくない
また、上記ブーム3の急降下によって、ブーム高さが初
期にセットした走行適正高さHlよりも低くなり、変位
抑制作用が発揮されなくなる。このためブーム3を再度
走行適正高さHlに調節し直す必要があり、その調節作
業が面倒である。
本発明は、このような問題を解消し、クレーン作業後、
走行するために走行モードに切換えた際、ブームが急降
下するおそれをなくし、運転者に不安感を与えることな
く、安全に使用できるようにし、また、ブームを走行適
正高さに保持し、変位抑制作用を確実に発揮させること
ができる移動式クレーンの変位抑制機構を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のために本発明は、移動式クレーンの車両
本体とブームとの間に接続されたブーム俯仰用油圧シリ
ンダと、主油圧ポンプと、主浦圧ポンプの吐出油を上記
シリンダの負荷を保持する第1油室とその反対側の第2
油室とに切換自在に給排する方向制御弁と、上記シリン
ダと方向制御弁との間に接続された変位抑制用アキュム
レータと、上記第1油室と第2油室とアキュムレータと
を互いに連通した閉回路を形成する走行モードと、上記
連通を解除して第1油室と第2油室とに独立して圧油を
給排する作業モードとに切換自在のモード切換弁機構と
、モード選択スイッチと、アキュムレータの蓄圧力検出
手段と、この蓄圧力検出手段により検出した圧力が走行
適正圧力以上でモト選択スイッチにより走行モードが選
択された時に上記モード切換弁機構を走行モードにし、
それ以外の時はモード切換弁機構を作業モードとする制
御手段とを備えている。
この構成において、補助油圧源と、モード選択スイッチ
が走行モードで蓄圧力検出手段による検出圧力が走行適
正圧力未満の時に補助油圧源からの圧油をアキュムレー
タに補給する補給位置となり、それ以外の時に上記補給
を遮断する遮断位置となる補給用切換弁とを設けた構成
としてもよい。
また本発明は、上記の構成において、アキュムレータの
蓄圧力検出手段の代りに、上記シリンダの第1油室の圧
力検出手段を用い、モード選択スイッチが走行モードで
上記圧力検出手段により検出した第1油室の圧力が実質
的に零の時にモード切換弁機構を走行モードにし、それ
以外の時はモード切換手段を作業モードとする制御手段
を備えた構成としている。
この構成において、補助油圧源と、モード選択スイッチ
およびモード切換弁機構が走行モードの時に補助油圧源
からの圧油をアキュムレータおよび上記閉回路に補給し
、それ以外の時に補給を遮断する補給用切換弁とを有す
る構成としてもよい。
〔作 用〕
上記の構成により、アキュムレータの蓄圧力が走行適正
圧力以上、すなわちシリンダの第1油室の圧力と実質的
に同等の圧力にならないと、そ−ド切換弁機構が走行モ
ードに切換わらないことになる。したがって走行モード
への切換え時にはアキュムレータの蓄圧力と、上記第1
油室との蓄圧力とが実質的に同等となっているので、シ
リンダが急速に縮むことおよびブームが急降下すること
を確実に防止でき、運転者に不安感を与えることはない
。また、上記補給用切換弁を用いることにより、作業モ
ードから走行モードに切換える際、作業モードで方向制
御弁を切換えてシリンダを伸縮させ、ブームを走行適正
高さに調節した後、モード選択スイッチを走行モードに
すれば、補給用切換弁が補給位置に切換えられ、補助油
圧源からの圧油がアキュムレータに蓄圧され、その蓄圧
力が上記走行適正圧力以上になると、モード切換弁機構
が走行モードに切換えられ、アキュムレータへの蓄圧と
走行モードへの切換えとが自動的に行われる。
一方、アキュムレータの蓄圧力検出手段の代りにシリン
ダの第1油室の圧力検出手段を用いた場合、第1油室の
圧力が実質的に零、すなわちシリンダが鍛縮で、ブーム
が下限高さでないと、モード切換手段を走行モードに切
換えることはできなす、走行モードへの切換え時はシリ
ンダが量線状態であるので、ブームの急降下をより確実
に防止できる。また、補給用切換弁の使用により、シリ
ンダを鍛縮にしてブームを下限高さにした状態で、モー
ド選択スイッチを走行モードにした後、補給用切換弁を
補給位置に切換えることにより、補助油圧源からの圧油
をアキュムレータに蓄圧させるとともに、上記シリンダ
の第1油室に供給してシリンダを伸ばし、ブームの高さ
調節を容易に行う 0 ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示している。第1図において
、主油圧ポンプ20の吐出側油路21にチエツク弁22
および主リリーフ弁23が接続され、さらに、方向制御
弁30、カウンタバランス弁33、モード切換弁機構4
0を介してブーム俯仰用油圧シリンダ50(第6図のシ
リンダ4に相当する)が接続されている。
モード切換弁機構40は次の各弁41,42゜43.4
4.45から成る。第1切換弁41はシリンダ50の第
1油室51に連通ずる油路34と、第2油室52に連通
する油路35との間に接続され、油路34から油路35
への流入を遮断してその逆流を許容するC位置と、両部
路34.35を互いに連通ずるd位置とに切換自在に設
けられている。第1切換弁41はパイロット式であり、
アキュムレータ53の蓄圧力がアキュムレータ油路54
、絞り55、パイロット油路56を経てこの切換弁41
の受信部に人力され、その蓄圧力が設置1 定圧力未満でC位置に保持され、設定圧力以上になると
d位置に切換えられる。
第2切換弁42はアキュムレータ53に連通する油路5
4から油路35への流入を許容してその逆流を遮断する
C位置と、両部路35.54を互いに連通させるd位置
とに切換自在に設けられている。主パイロットチエツク
弁43は油路32から油路35への流入を許容してその
逆流を遮断する向きに設けられ、補助パイロットチエツ
ク弁44は油路54からドレン油路57への流出を遮断
しその逆の流入を許容する向きに設けられている。
各パイロットチエツク弁43.44を開くためのパイロ
ット油路58,59は絞り65および油路64を介して
補助油圧ポンプ(補助油圧源)6コの吐出側油路62に
連通されている。第3切換弁45は、上記油路58,5
9に連通した油路66から油路57への流出を遮断しそ
の逆の流入を許容するg位置と、両部路66.57を互
いに連通ずるh位置とに切換自在に設けられている。
補給用切換弁46はアキュムレータ53への?lt12 補給用で、油路62と油路67との間に設けられ、両部
路62,67の連通を遮断するj位置と、互いに連通ず
るに位置とに切換自在に設けられている。油路67はチ
エツク弁68を介して油路54に連通されている。アキ
ュムレータ53の蓄圧力検出手段として、圧力スイッチ
69が油路54に接続されている。この圧力スイッチ6
9はアキュムレータ53の蓄圧力が走行適正圧力(走行
時に振動抑制作用を発揮するのに必要な圧力)未満でオ
フであり、走行適正圧力以上になるとオンされる。
上記各切換弁42,45.46は電磁式切換弁であり、
第2図に示す電気回路によって切換え制御される。
第2図において、70はダンパスイッチ(モード選択ス
イッチ)であり、オンで走行モード、オフで作業モード
となる。R1は遅延機能を備えたリレー RSl はそ
の接点、PSaは第1図の圧力スイッチ69のA接点、
PSbは同B接点、421、.451,461は第1図
の切換弁42,43 5.46のソレノイドを示す。
上記の11〜S成において、クレーン作業を行う場合、
ダンパスイッチ70をオフ(作業モード)にしておけば
、リレーR1は作動せず、その接点RSlが開かれるの
で、各ソレノイド421.451461は消磁され、各
切換弁42,45,4.6が図示のe、g、j位置に保
持される。このため補助油圧ポンプ61から吐出されて
補助リリーフ弁63により調圧された圧油が油路62,
64および絞り65を経てパイロット油路58,59に
流入され、各パイロットチエツク弁43.44が開かれ
る。また、アキュムレータ53の蓄圧力は絞り55、パ
イロットチエツク弁44を経てタンク25にドレンされ
る。したがって圧力スイッチ69は作動しない。
この状態で方向制御弁30をブーム上げ位置aに切換え
ると、主油圧ポンプ20の吐出油がカウンタバランス弁
33を経てシリンダ50の第1油室51に流入され、シ
リンダ50が伸ばされ、ブーム上げが行われる。このと
き主パイロットチエ 4 ツク弁43が開かれているので、シリンダ50の伸長に
伴って第2油室52から排出される油がこのパイロット
チエツク弁43を通過し、方向制御弁30を経てタンク
26に戻される。また、方向制御弁30をブーム下げ位
置しに切換えると、ポンプ22の吐出油が上記と逆に主
パイロットチエツク弁43を経て第2/rIF室52に
流入され、このときの流入圧力でカウンタバランス弁3
3が開かれ、第1油室51内の油がタンク25に戻され
ながらシリンダ50が縮められ、ブーム下げが行われる
次に、車両を走行させる場合、まず、上記作業モードで
図外のブーム伸縮用油圧シリンダによりブーム3を実質
的に量線状態にし、ブーム俯仰用油圧シリンダ50によ
りブーム3を走行適正高さHlに調節する。また、吊荷
を外し、クレーンフック(図示省略)を適度の融通性を
もって車両本体2に係止させる。
その後、ダンパスイッチ70をオン(走行モード)にす
ると、リレーR1が励磁されてその接点]5 R31が閉じられる。なお、この走行モードへの切換え
初期はアキュムレータ53の蓄圧力がタンク圧で、設定
圧力以下であり、圧力スイッチ6つは作動していないの
で、そのA接点PSaは開かれ、B接点PSbが閉しら
れている。このためソレノイド451,461が励磁さ
れ、切換弁45がh位置に、切換弁46かに位置にそれ
ぞれ切換えられる。一方、ソレノイド421は消磁され
、切換弁42はe位置のままである。
上記切換弁45がh位置に切換えられると、パイロット
油路58,59がドレン油路57に連通され、両パイロ
ットチエツク弁43.44が閉じられる。また、切換弁
46かに位置に切換えられると、補助油圧ポンプ61か
らの吐出油がチエツク弁68を経てアキュムレータ53
に流入され、次第に蓄圧される。また、アキュムレータ
53の蓄圧力が絞り55を経てパイロット油路56に導
かれる。
そして、上記アキュムレータ53の蓄圧力が設定圧力以
上になると、その圧力で切換弁41がd6 位置に切換えられ、油路34,35が互いに連通されて
閉回路が形成される。また、上記蓄圧力が設定圧力以上
で圧力スイッチ69が作動され、そのA接点PSaが閉
じられてソレノイド421が励磁され、切換弁42がf
位置に切換えられるとともに、B接点PSbが開かれて
ソレノイド461が消磁され、切換弁46がj位置に戻
される。
こうして切換弁42がf位置に切換えられることにより
、油路5435が互いに連通されてアキュムレータ53
が上記閉回路に連通される。このときアキュムレータ5
3の蓄圧力がシリンダ50の第1油室51の負荷圧力と
同等となっているので、上記切換弁41および42をd
およびf位置に切換えても、シリンダ50が縮むおそれ
はない。また、上記切換弁46がj位置に戻されること
によりアキュムレータ53側への圧油の補給が停止され
るので、上記シリンダ50が伸びるおそれもない。した
がってシリンダ50は停止されたままであり、ブーム3
が走行適正高さHlに停止されたままでシリンダ50の
両油室51,52と、]7 アキュムレータ53とが互いに連通されて閉回路が形成
される。
次に、図外の走行駆動装置により車両]を駆動し、走行
させる。この走行時に、路面の起伏、走行の急な加速、
減速等により車両本体2が振動すると、ブーム2が上下
に揺動し、シリンダ50が伸縮されようとする。このと
き」1記シリンダ50の両油室51.,52とアキュム
レータ53とが瓦いに連通されているので、シリンダ5
0の伸縮に伴う圧力変動がアキュムレータ53と上記閉
回路の油路の圧損とにより抑制され、制振作用が発揮さ
れ、乗心地が改善される。
上記走行後、クレーン作業を行う場合、ダンパスイッチ
70をオフ(作業モード)にすることにより、リレーR
1が消磁され、その接点R8iが開かれるので、ソレノ
イド421,451..461はすべて消磁され、各切
換弁42.45.46が図示のe+g+J位置に戻され
る。このため補助油圧ポンプ61からの吐出油でパイロ
ットチエツク弁43.44が開かれ、パイロット油路5
68 に導かれていたパイロット圧がパイロットチエツク弁4
4を経てタンク26にドレンされ、切換弁41がC位置
に戻され、油路34と35との連通、すなわち両油室5
1,52の連通が遮断される。
また、アキュムレータ53の蓄圧力が絞り55、パイロ
ットチエツク弁44を経てドレンされ、圧力スイッチ6
9が作動しなくなる。以下、前述した作用によりクレー
ン作業が行われる。
次に、別の実施例について説明する。
第3図はシリンダ50の第1油室51の圧力を検出して
制御する場合の実施例を示している。圧力スイッチ71
は第1油室51に連通する油路34に接続されている。
この場合、各ソレノイド421.451,461の制御
のため、第4図の電気回路が使用される。第4図におい
て、psblは第3図の圧力スイッチ71の接点であり
、第1油室51の圧力が実質的に零(シリンダ50が量
線状態)で閉じ、上記圧力が上昇すると開かれる。
R2,R3はリレー R32、R83はその接点、72
は上げスイッチ、73は下げスイッチを示す。
9 なお、他の構成は第1図、第2図の場合と実質的に同一
である。
第3図、第4図において、クレーン作業を行う場合、ダ
ンパスイッチ70がオフ(作業モード)で、ソレノイド
421,451..461が消磁され、各切換弁42,
45.46が図示のe、g。
j位置に保持され、前述した実施例と同様の作用により
ブーム上げ、下げ等のクレーン作業が行われる。この場
合、クレーン作業中は、シリンダ50の第1油室51に
は負荷圧力が作用しており、圧力スイッチ71が作動し
、その接点PSbjが開かれているので、オペレータが
誤ってダンパスイッチ70をオンしてもソレノイド42
1,451.461が励磁されることはなく、各切換弁
42.45.46および切換弁41は作業モードのまま
である。
次に、車両を走行させる場合、まず、上記作業モードで
シリンダ50を量線とし、ブーム3を下限高さHQにす
る。これによって圧力スイッチ71が作動し、その後点
PSbiが閉しられる。そ0 の後、ダンパスイッチ70をオン(走行モード)にする
と、リレーR2が作動して接点R32が閉じ、リレーR
3が作動して接点R83が閉じ、ソレノイド421,4
51が励磁され、切換弁42゜45がe+  g位置に
切換えられる。これにより油路54,35が互いに連通
されてアキュムレータ53が第2浦室に連通され、パイ
ロット油路58゜59がドレン油路5,7に連通され、
各パイロットチエツク弁43.44が閉じられる。しか
し、上げスイッチ72は未だ操作されておらず、切換弁
46がj位置のままであるので、アキュムレータ53に
は蓄圧されず、アキュムレータ53は低圧のままであり
、したがって切換弁41はC位置のままである。
次に、上げスイッチ72をオンすると、ソレノイド46
1が励磁され、切換弁46かに位置に切換えられる。す
ると、補助油圧ポンプ61の吐出油がアキュムレータ5
3に流入され、次第に蓄圧される。このとき?iD助油
圧ポンプ61の吐出油は切換弁42のf位置を経て油路
35にも流入され、1 さらに切換弁41のC位置を経て油路34、第1油室5
1側にも流入される。また、アキュムレタ53の蓄圧力
が絞り55を経てパイロット油路56にも導かれる。そ
して、アキュムレータ535の蓄圧力が設定圧力以上に
なると切換弁41がd位置に切換えられ、油路34,3
5が互いに連通され、閉回路が形成される。さらに、上
記上げスイッチ72を引続いてオンしておくと、補助抽
圧ポンプ53の吐出油がアキュムレータ53および閉回
路、すなわち第1油室51に流入され、これに伴ってシ
リンダ50がラムシリンダの要領で次第に伸ばされ、ブ
ーム3が上昇される。その後、ブーム3が走行適正高さ
Hlまで上昇した時点で、上げスイッチ72をオフする
ことにより、ソレノイド461が消磁され、切換弁46
がj位置に戻され、上記アキュムレータ53および閉回
路への油の補給が停止される。
なお、ブーム3を上げ過ぎた時は、下げスイッチ73を
Jff1作(オフ)することにより、ソレノイド451
が消磁され、前述した作用により補助抽2 圧ポンプ61からの吐出油でパイロットチエツク弁43
が開かれ、上記閉回路内の油がタンク26に流出され、
シリンダ50が縮められ、ブーム3が下げられる。
このようにシリンダ50が量線、ブーム3が下限高さH
Qで、ダンパスイッチ70をオンしてアキュムレータ5
3を第2油室52に連通させ、その後、上げスイッチ7
2をオンしてアキュムレータ53に蓄圧するとともに、
シリンダ50を伸ばし、ブーム3を走行適正高さHlに
調節することにより、走行モードへの切換え初期にブー
ム3が急降下するおそれはなくなる。また、この状態で
走行させることにより、前述した実施例と同様の作用で
振動抑制効果が発揮され、乗心地が改善される。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、作業モードから走行モトに切換
える際、アキュムレータの蓄圧力がシリンダの第1油室
の圧力と実質的に同等の圧力にならないと、走行モード
に切換えることができな3 いようにしたものであり、したがって走行モードへの切
換え時にはアキュムレータの蓄圧力と、上記第1油室と
の蓄圧力とが実質的に同等となっているので、シリンダ
が急速に縮むことおよびブームが急降下することを確実
に防止でき、運転者に不安感を与えることはなく、安心
して使用できる。
請求項2のように、補給用切換弁を用いることにより、
作業モードから走行モードに切換える際、ブームを走行
適正高さに調節した後、モード選択スイッチを走行モー
ドにすれば、補給用切換弁を自動的に補給位置に切換え
、補助油圧源からの圧油をアキュムレータに蓄圧させ、
その蓄圧力が上記走行適正圧力以上になると、モード切
換弁機構を自動的に走行モードに切換え、アキュムレー
タへの蓄圧と走行・モードへの切換えとを自動的に行う
ことができ、操作性を向上できる。
また、請求項3のように、シリンダが量線で、ブームが
下限高さでないと、走行モードに切換えることができな
いようにすれば、走行モードへの切換え初期にブームが
急降下することを一層確実4 に防止できる。
さらに請求項4のように、補給用切換弁を用いることに
より、走行モードへの切換え後、補助油圧源からの吐出
油を利用してアキュムレータへの蓄圧、およびブームの
走行適正高さへの調節を比較的簡単に行うことができ、
操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第2図は同
電気回路図、第3図は別の実施例を示す油圧回路図、第
4図は同電気回路図、第5図は移動式クレーンの側面図
、第6図は従来の油圧回路図である。 22・・・主油圧ポンプ、30・・・方向制御弁、40
・・・モード切換弁機構、41・・・第1切換弁、42
・・・第2切換弁、43・・・主パイロットチエツク弁
、44・・・補助パイロットチエツク弁、45・・・第
3切換弁、46・・・補給用切換弁、50・・・ブーム
俯仰用油圧シリンダ、51・・・第1油室、52・・・
第2油室、53・・・アキュムレータ、61・・・補助
油圧ポンプ(補助油圧源)、6つ・・・圧力スイッチ、
70・・・ダ5 ンパスイッチ(モード選択スイッチ)、R1・・・リレ
ー、R51・・・接点、PSa、PSb・・・圧力スイ
ッチ69の接点、71・・・圧力スイッチ、PSbl・
・・圧力スイッチ71の接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、移動式クレーンの車両本体とブームとの間に接続さ
    れたブーム俯仰用油圧シリンダと、主油圧ポンプと、主
    油圧ポンプの吐出油を上記シリンダの負荷を保持する第
    1油室とその反対側の第2油室とに切換自在に給排する
    方向制御弁と、上記シリンダと方向制御弁との間に接続
    された変位抑制用アキュムレータと、上記第1油室と第
    2油室とアキュムレータとを互いに連通した閉回路を形
    成する走行モードと、上記連通を解除して第1油室と第
    2油室とに独立して圧油を給排する作業モードとに切換
    自在のモード切換弁機構と、モード選択スイッチと、ア
    キュムレータの蓄圧力検出手段と、この蓄圧力検出手段
    により検出した圧力が走行適正圧力以上でモード選択ス
    イッチにより走行モードが選択された時に上記モード切
    換弁機構を走行モードにし、それ以外の時はモード切換
    弁機構を作業モードとする制御手段とから成ることを特
    徴とする移動式クレーンの変位抑制機構。 2、補助油圧源と、モード選択スイッチが走行モードで
    蓄圧力検出手段による検出圧力が走行適正圧力未満の時
    に補助油圧源からの圧油をアキュムレータに補給する補
    給位置となり、それ以外の時に上記補給を遮断する遮断
    位置となる補給用切換弁とを有することを特徴とする請
    求項1記載の移動式クレーンの変位抑制機構。 3、移動式クレーンの車両本体とブームとの間に接続さ
    れたブーム俯仰用油圧シリンダと、主油圧ポンプと、主
    油圧ポンプの吐出油を上記シリンダの負荷を保持する第
    1油室とその反対側の第2油室とに切換自在に給排する
    方向制御弁と、上記シリンダと方向制御弁との間に接続
    された変位抑制用アキュムレータと、上記第1油室と第
    2油室とアキュムレータとを互いに連通した閉回路を形
    成する走行モードと、上記連通を解除して第1油室と第
    2油室とに独立して圧油を給排する作業モードとに切換
    自在のモード切換弁機構と、モード選択スイッチと、上
    記シリンダの第1油室の圧力検出手段と、モード選択ス
    イッチが走行モードで上記圧力検出手段により検出した
    第1油室の圧力が実質的に零の時にモード切換弁機構を
    走行モードにし、それ以外の時はモード切換手段を作業
    モードとする制御手段とから成ることを特徴とする移動
    式クレーンの変位抑制機構。 4、補助油圧源と、モード選択スイッチおよびモード切
    換弁機構が走行モードの時に補助油圧源からの圧油をア
    キュムレータおよび上記閉回路に補給し、それ以外の時
    に補給を遮断する補給用切換弁を有することを特徴とす
    る請求項3記載の移動式クレーンの変位抑制機構。
JP17254389A 1989-07-03 1989-07-03 移動式クレーンの変位抑制機構 Pending JPH0336194A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7089734B2 (en) 2000-05-25 2006-08-15 J.C. Bamford Excavators Limited Hydraulic system for wheeled loader

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7089734B2 (en) 2000-05-25 2006-08-15 J.C. Bamford Excavators Limited Hydraulic system for wheeled loader

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