JPH0334756B2 - - Google Patents
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- JPH0334756B2 JPH0334756B2 JP2115037A JP11503790A JPH0334756B2 JP H0334756 B2 JPH0334756 B2 JP H0334756B2 JP 2115037 A JP2115037 A JP 2115037A JP 11503790 A JP11503790 A JP 11503790A JP H0334756 B2 JPH0334756 B2 JP H0334756B2
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- JP
- Japan
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- fabric
- sewing
- line
- outer fabric
- needle
- Prior art date
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Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 102
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 53
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B39/00—Workpiece carriers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B73/00—Casings
- D05B73/04—Lower casings
- D05B73/12—Slides; Needle plates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ネクタイのセツトバツクテイツピン
グ(set−back tipping)を行うための装置に関
する。
グ(set−back tipping)を行うための装置に関
する。
ネクタイのテイツピングとは、ネクタイの一端
または両端に於て表布に裏布を縫付けることであ
り、この際、裏布が表布に縫付けられる縫目線が
ネクタイの端からその裏側上へセツトバツクされ
る。すなわち縫目線がネクタイの端からその裏側
上にずらされる。このような縫目線がネクタイの
端から裏側へずらすのに必要な表布の過剰量(余
裕)は、通常、縫付けの前に表布に余裕を加える
ことにより与えられるが、従来行われた方法によ
つては、相当な時間及び熟練度を必要とし、ネク
タイの隅にすつきりした美しさを与えることが難
しい。
または両端に於て表布に裏布を縫付けることであ
り、この際、裏布が表布に縫付けられる縫目線が
ネクタイの端からその裏側上へセツトバツクされ
る。すなわち縫目線がネクタイの端からその裏側
上にずらされる。このような縫目線がネクタイの
端から裏側へずらすのに必要な表布の過剰量(余
裕)は、通常、縫付けの前に表布に余裕を加える
ことにより与えられるが、従来行われた方法によ
つては、相当な時間及び熟練度を必要とし、ネク
タイの隅にすつきりした美しさを与えることが難
しい。
本発明は、ネクタイを形成する表布と裏布とを
少なくとも1組の第1縫着線と第2縫着線により
互いに結合したネクタイのセツトバツクテイツピ
ングを行なうための装置を提供するものである。
少なくとも1組の第1縫着線と第2縫着線により
互いに結合したネクタイのセツトバツクテイツピ
ングを行なうための装置を提供するものである。
本発明は、ネクタイを形成する表布と裏布と
を、ネクタイ端の隅部方向を向く少なくとも1組
の第1縫着線および第2縫着線に沿つて互いに結
合したネクタイのセツトバツクテイツピングを行
うための装置において、表布の隅部に交差する部
位に直立ひだを形成する装置と、表布と裏布とを
第1縫着線および第2縫着線に沿つて互いに結合
するようにミシンの針を案内する装置と、針が表
布の隅部区域に位置する時に直立ひだを針通路か
らそらすようにミシンに設けられたひだそらし装
置とを有することを特徴とする。
を、ネクタイ端の隅部方向を向く少なくとも1組
の第1縫着線および第2縫着線に沿つて互いに結
合したネクタイのセツトバツクテイツピングを行
うための装置において、表布の隅部に交差する部
位に直立ひだを形成する装置と、表布と裏布とを
第1縫着線および第2縫着線に沿つて互いに結合
するようにミシンの針を案内する装置と、針が表
布の隅部区域に位置する時に直立ひだを針通路か
らそらすようにミシンに設けられたひだそらし装
置とを有することを特徴とする。
以下、本発明の実施例を添加図面に従つて説明
する。
する。
第7図は、裏布を縫付けたネクタイの端部を示
し、このネクタイは、折目線D,Eの所から平ら
に開くと、ネクタイの端Kからずれた縫目線Hに
沿つて表布Gに縫付けられた裏布Fを露出する。
このように縫合わされた表布Gと裏布Fは、両布
の切断端Jを隠すために裏返しにされる。縫目線
Hの隅部a,b,cは、ネクタイの端Kの相当す
る隅部とともに、額縁の如き形状を形成する。
し、このネクタイは、折目線D,Eの所から平ら
に開くと、ネクタイの端Kからずれた縫目線Hに
沿つて表布Gに縫付けられた裏布Fを露出する。
このように縫合わされた表布Gと裏布Fは、両布
の切断端Jを隠すために裏返しにされる。縫目線
Hの隅部a,b,cは、ネクタイの端Kの相当す
る隅部とともに、額縁の如き形状を形成する。
縫目線Hは、ネクタイの端Kから一定の距離d
だけ内方にずらされ、したがつて、ネクタイの両
側に位置する裏布Fの縫目線Hと縫目線Hとの間
の巾(第7図中の線−線の方向に於ける巾)
がWであれば、表布Gの巾はW+4dとなる。ま
た表布Gは、縫合わされたが裏返される前では、
縫目線H、Hの間に若干の余裕(だぶつき)を必
要とする。
だけ内方にずらされ、したがつて、ネクタイの両
側に位置する裏布Fの縫目線Hと縫目線Hとの間
の巾(第7図中の線−線の方向に於ける巾)
がWであれば、表布Gの巾はW+4dとなる。ま
た表布Gは、縫合わされたが裏返される前では、
縫目線H、Hの間に若干の余裕(だぶつき)を必
要とする。
本発明の装置は、縫合線を定める決めるための
案内装置を備えた下方板2と、中間板26と、上
方板4とを備え、第1図と第2図に示すように、
下方板2と上方板4はヒンジ装置6により軸心8
を中心として回転自在に枢着されている。したが
つて、下方板2と上方板4は、第2図に示すよう
な相互に角度をなす位置や、第1図に示すような
相互に面接触する位置に位置される。
案内装置を備えた下方板2と、中間板26と、上
方板4とを備え、第1図と第2図に示すように、
下方板2と上方板4はヒンジ装置6により軸心8
を中心として回転自在に枢着されている。したが
つて、下方板2と上方板4は、第2図に示すよう
な相互に角度をなす位置や、第1図に示すような
相互に面接触する位置に位置される。
上記下方板2は、4つの溝10,12,14,
16を有し、これらの溝は隅部A,B,Cに於て
互いに連結されている。上方板4は、下方板2に
第1図に示すように重ねられた時に、上方板4の
外端18が上記溝の内端と一致するような形に作
られている。下方板2の溝の巾は、ミシンの案内
スタツドが動き得るような寸法に定められてい
る。上記下方板2の溝は、ネクタイの端に於て表
布Gと裏布Fとをミシンの針22により縫合わせ
る為の縫目線H及び縫目線の各隅a,b,cの位
置に相当する隅部A,B,Cを規定する。
16を有し、これらの溝は隅部A,B,Cに於て
互いに連結されている。上方板4は、下方板2に
第1図に示すように重ねられた時に、上方板4の
外端18が上記溝の内端と一致するような形に作
られている。下方板2の溝の巾は、ミシンの案内
スタツドが動き得るような寸法に定められてい
る。上記下方板2の溝は、ネクタイの端に於て表
布Gと裏布Fとをミシンの針22により縫合わせ
る為の縫目線H及び縫目線の各隅a,b,cの位
置に相当する隅部A,B,Cを規定する。
一方上記中間板26は、E上記下方板2にヒン
ジ装置28を介して軸心8を中心として回転自在
に枢着されている。この中間板26は、第2図に
示すように上方板4を上げた時下方板2から上げ
られ、上方板4を下げられた時下方板2の上に置
かれる。すなわち中間板26と下方板2の間で裏
布Fを保持するとともに、中間板26と上方板4
の間で表布Gを保持する。
ジ装置28を介して軸心8を中心として回転自在
に枢着されている。この中間板26は、第2図に
示すように上方板4を上げた時下方板2から上げ
られ、上方板4を下げられた時下方板2の上に置
かれる。すなわち中間板26と下方板2の間で裏
布Fを保持するとともに、中間板26と上方板4
の間で表布Gを保持する。
上記中間板26は、3つのひだブレード30,
32,34を有し、これらのブレーード30,3
2,34は、中間板26が下方板2上に乗つた時
に上方に飛出し、それぞれのブレード30,3
2,34は、隅部A,B,Cに向けて延びる。上
記ブレードは巾よりも高さが大である。
32,34を有し、これらのブレーード30,3
2,34は、中間板26が下方板2上に乗つた時
に上方に飛出し、それぞれのブレード30,3
2,34は、隅部A,B,Cに向けて延びる。上
記ブレードは巾よりも高さが大である。
上方板4は、溝36,38,40を有し、上方
板4が下げられた時、上記ブレードが、これらの
溝を介して下げられた上方板4から飛出す。そし
て上方板4に設けた孔50をネクタイの表布Gが
通過する。しかし第13図の実施例に於ける如
く、ヒンジ装置の位置が横方向にずらされている
場合には、このような孔は不要である。
板4が下げられた時、上記ブレードが、これらの
溝を介して下げられた上方板4から飛出す。そし
て上方板4に設けた孔50をネクタイの表布Gが
通過する。しかし第13図の実施例に於ける如
く、ヒンジ装置の位置が横方向にずらされている
場合には、このような孔は不要である。
下方板2の外端42は、溝10,12,14,
16に平行である。ミシンに設けた駆動輪(図示
なし)は、この外端42に係合し、溝に可摺動に
置かれた案内スタツドの案内により下方板2をミ
シンに対して動かす。
16に平行である。ミシンに設けた駆動輪(図示
なし)は、この外端42に係合し、溝に可摺動に
置かれた案内スタツドの案内により下方板2をミ
シンに対して動かす。
また中間板26のブレードは、上方板4中の溝
と協力して、表布Gに上方に出るひだ20を形成
し、これらのひだ20は、それぞれ隅部A,B,
Cに向けて延びる。上記ブレードは、隅に至る少
し前で終るが、ひだ20は、保持されてない部分
46として表布Gの端まで延び、したがつてひだ
20は、下方板2の溝を横切り、縫目線Hをも横
切る。
と協力して、表布Gに上方に出るひだ20を形成
し、これらのひだ20は、それぞれ隅部A,B,
Cに向けて延びる。上記ブレードは、隅に至る少
し前で終るが、ひだ20は、保持されてない部分
46として表布Gの端まで延び、したがつてひだ
20は、下方板2の溝を横切り、縫目線Hをも横
切る。
表布Gの余裕(だぶつき)を保つためには、ミ
シンが隅部に達する時にひだ部46が裏布に縫付
けられることを防ぐことが重要である。このため
に、第10図ないし第12図に示すワイパー装置
がミシンに設けられる。このワイパー装置は、ミ
シンの押えの脚部にブラケツト56により取付け
られる。上記ワイパー装置は、下方板2に対する
ミシンの運動方向に於て針22の上方前方に置か
れた水平軸心上に可揺動に取付けられたブレード
52を有する。ミシンにより下方板2に与えられ
る運動の方向に対する揺動軸心の向きは、下方板
2が各隅部に近づいた時の各ひだブレードの長手
方向に実質的に平行である。
シンが隅部に達する時にひだ部46が裏布に縫付
けられることを防ぐことが重要である。このため
に、第10図ないし第12図に示すワイパー装置
がミシンに設けられる。このワイパー装置は、ミ
シンの押えの脚部にブラケツト56により取付け
られる。上記ワイパー装置は、下方板2に対する
ミシンの運動方向に於て針22の上方前方に置か
れた水平軸心上に可揺動に取付けられたブレード
52を有する。ミシンにより下方板2に与えられ
る運動の方向に対する揺動軸心の向きは、下方板
2が各隅部に近づいた時の各ひだブレードの長手
方向に実質的に平行である。
ブレード52は逆向きフランジ58に終り、フ
ランジ58の端54は、隅に近づいて来るミシン
針の前方にあるひだ20に接触して、ひだ20の
部分46を、第5図に示す如く、針の進行線外に
ずらす。ブレード52は、第11図に示す位置へ
揺動されるように置かれ、この際、フランジ58
はひだ20上を通過する。ブレード52は、つい
で、最初の下方位置に戻され、この際、ひだ20
はフランジ58の他端60により、第6図に示す
如く、最初の位置の反対側にずらされる。このよ
うに、ひだ20は、ひだブレードにより規定され
た最初の位置の両側にある二つの極端位置間にず
らされ、その角度移動はフランジ58の巾により
変えられる。
ランジ58の端54は、隅に近づいて来るミシン
針の前方にあるひだ20に接触して、ひだ20の
部分46を、第5図に示す如く、針の進行線外に
ずらす。ブレード52は、第11図に示す位置へ
揺動されるように置かれ、この際、フランジ58
はひだ20上を通過する。ブレード52は、つい
で、最初の下方位置に戻され、この際、ひだ20
はフランジ58の他端60により、第6図に示す
如く、最初の位置の反対側にずらされる。このよ
うに、ひだ20は、ひだブレードにより規定され
た最初の位置の両側にある二つの極端位置間にず
らされ、その角度移動はフランジ58の巾により
変えられる。
図示されてない他の実施例に於ては、ひだワイ
パーは、ミシンの基板上に取付けられ、垂直軸心
の周りに前後に弧形運動する。
パーは、ミシンの基板上に取付けられ、垂直軸心
の周りに前後に弧形運動する。
他方順序制御器は、感知装置により作動され、
上記感知装置は、針が第2図にaとして示す位置
即ち、この隅部への縫目線と、この隅部からの縫
目線とが合う位置を占める位置に下方板2が近づ
いたことを検知し得るようなミシン上の位置に取
付けられる。針22のこの位置に於て、ひだ20
はフランジ58の端54により近づく針22から
ずらされている。
上記感知装置は、針が第2図にaとして示す位置
即ち、この隅部への縫目線と、この隅部からの縫
目線とが合う位置を占める位置に下方板2が近づ
いたことを検知し得るようなミシン上の位置に取
付けられる。針22のこの位置に於て、ひだ20
はフランジ58の端54により近づく針22から
ずらされている。
上記順序制御器は、次の作用を行なう機構を
次々に作動する。これらの作動は、 (a) 針により運ばれた糸を切ること、 (b) ミシンに対する治具の前進を停めること、 (c) 針を上方位置へ上げること、 (d) ブレード52を第11図に示す位置へ傾動す
ること、 (e) 針を布中へ下げること、 (f) 下方板をネクタイの隅の角度だけ回すこと、 (g) 隅からの溝に沿う針による縫いを再開するこ
と、 である。
次々に作動する。これらの作動は、 (a) 針により運ばれた糸を切ること、 (b) ミシンに対する治具の前進を停めること、 (c) 針を上方位置へ上げること、 (d) ブレード52を第11図に示す位置へ傾動す
ること、 (e) 針を布中へ下げること、 (f) 下方板をネクタイの隅の角度だけ回すこと、 (g) 隅からの溝に沿う針による縫いを再開するこ
と、 である。
装置の使用においては、まず上方板4および中
間板26が、ヒンジ装置により軸心8を中心にし
て回動して上げられ、裏布Fの形に作られた部分
が下方板2上に平らに置かれて溝上に重ねられ、
裏布Fの切断端Jは、第2図に示す如く、端42
の手前に置かれる。
間板26が、ヒンジ装置により軸心8を中心にし
て回動して上げられ、裏布Fの形に作られた部分
が下方板2上に平らに置かれて溝上に重ねられ、
裏布Fの切断端Jは、第2図に示す如く、端42
の手前に置かれる。
ついで、中間板26が、そのブレード30,3
2,34とともにヒンジ28により下げられて裏
布Fと面接触し、ついで裏布Fよりやや大きい寸
法の同形に予め切断された表布Gの一端が、表側
を下にして、中間板26上に弛く置かれ、ネクタ
イの残部は上方板4中の孔50に通される。表布
Gの各隅部は下方板2の隅部A,B,Cと一致す
るように置かれる。
2,34とともにヒンジ28により下げられて裏
布Fと面接触し、ついで裏布Fよりやや大きい寸
法の同形に予め切断された表布Gの一端が、表側
を下にして、中間板26上に弛く置かれ、ネクタ
イの残部は上方板4中の孔50に通される。表布
Gの各隅部は下方板2の隅部A,B,Cと一致す
るように置かれる。
ついで、上方板4がヒンジ装置6により下げら
れて表布Gと面接触させられ、この際、溝36,
38,40の端により表布Gがブレード30,3
2,34上に引かれて三つの細長いひだ20が形
成される。ひだ20は表布Gの余剰寸法を取上
げ、よつて、切断端は裏布Fの切断端と実質的に
一致する。
れて表布Gと面接触させられ、この際、溝36,
38,40の端により表布Gがブレード30,3
2,34上に引かれて三つの細長いひだ20が形
成される。ひだ20は表布Gの余剰寸法を取上
げ、よつて、切断端は裏布Fの切断端と実質的に
一致する。
裏布Fと表布Gとが組合わされたものを、第1
図中の矢印に沿つてみると、第4図に示す如く
表布Gは、隅部Aの近くに、ひだブレード30の
末端から飛出した保持されてないループ46があ
り、他の隅部B及びCにも同様な保持されてない
ループが形成されている。
図中の矢印に沿つてみると、第4図に示す如く
表布Gは、隅部Aの近くに、ひだブレード30の
末端から飛出した保持されてないループ46があ
り、他の隅部B及びCにも同様な保持されてない
ループが形成されている。
このように表布Gを取付けた下方板2はミシン
上に置かれ、この際、ミシンの案内スタツドは下
方板2の溝16中に入れられ、駆動輪は、下方板
2の端42に駆動係合され、よつて、ミシンが縫
目線Hの方向に進められ、ミシンの針の往復動が
始められて、表布Gと裏布Fとを縫合わせる動作
が縫目線Hに沿つて隅部Aに近づくまで続けられ
る。
上に置かれ、この際、ミシンの案内スタツドは下
方板2の溝16中に入れられ、駆動輪は、下方板
2の端42に駆動係合され、よつて、ミシンが縫
目線Hの方向に進められ、ミシンの針の往復動が
始められて、表布Gと裏布Fとを縫合わせる動作
が縫目線Hに沿つて隅部Aに近づくまで続けられ
る。
ワイパーブレード52のフランジ58は、下方
板2に対するミシンの運動方向に於て針の前に置
かれており、端54はひだ20を、針22の進行
線外の位置L(第10図)へずらし、よつて、ひ
だは、針が位置aに達した時に、第5図に示よう
に、針により捕捉されない。ついで、順序制御器
が針の糸24を切り、針を点aにできるるだけ近
寄せた後に針の往復動を停める。針が、上方に出
るひだから離れた後、上記制御器によりブレード
52がそのピボツト装置を中心として揺動され、
この際、ブレード52は、先づ、針から遠ざかる
方向に揺動されてひだ上に乗り、ついで、その最
初の位置に戻る。ブレードがひだ上を通過した
後、表布Gはその弾力性により元の位置に戻り、
そこで、戻り運動中のブレードの端60に接触し
て針の反対側へすなわち第10図にRとして示
し、第6図に説明図的に示した位置へずらされ
る。
板2に対するミシンの運動方向に於て針の前に置
かれており、端54はひだ20を、針22の進行
線外の位置L(第10図)へずらし、よつて、ひ
だは、針が位置aに達した時に、第5図に示よう
に、針により捕捉されない。ついで、順序制御器
が針の糸24を切り、針を点aにできるるだけ近
寄せた後に針の往復動を停める。針が、上方に出
るひだから離れた後、上記制御器によりブレード
52がそのピボツト装置を中心として揺動され、
この際、ブレード52は、先づ、針から遠ざかる
方向に揺動されてひだ上に乗り、ついで、その最
初の位置に戻る。ブレードがひだ上を通過した
後、表布Gはその弾力性により元の位置に戻り、
そこで、戻り運動中のブレードの端60に接触し
て針の反対側へすなわち第10図にRとして示
し、第6図に説明図的に示した位置へずらされ
る。
ついで、針は、ミシンと下方板2との間に何ら
の相対運動も行われない中に再び下げられ、よつ
て、針は、前に占めていた孔またはその極めて近
くの点に於て裏布F中へ再び入る。ついで、下方
板2は、手動または、下方板2の端42への駆動
輪の作用により回動され、この角度運動の間、針
はピボツトとして働く。上方板4の回動が完了す
ると、針の往復動が再開され、下方板2に対する
ミシンの前進が、開かれたままの表布ループをこ
の隅部に残して、この隅部から遠ざかる方向に進
められる。
の相対運動も行われない中に再び下げられ、よつ
て、針は、前に占めていた孔またはその極めて近
くの点に於て裏布F中へ再び入る。ついで、下方
板2は、手動または、下方板2の端42への駆動
輪の作用により回動され、この角度運動の間、針
はピボツトとして働く。上方板4の回動が完了す
ると、針の往復動が再開され、下方板2に対する
ミシンの前進が、開かれたままの表布ループをこ
の隅部に残して、この隅部から遠ざかる方向に進
められる。
上方板4が回動した後、縫着操作が縫目線Hに
沿つて、次の溝14の長手方向に、針が隅部Bに
近づくまで進められ、ここで、上述と同様な操作
が行われ、よつて、隅部Bにも表布Gのループが
残される。ついで、縫着が溝12に沿つて進めら
れた後が上方板4が回動して隅部Cに表布Gの直
立開放ループが残され、ついで、縫着が溝10に
沿つて続けられた後終了される。
沿つて、次の溝14の長手方向に、針が隅部Bに
近づくまで進められ、ここで、上述と同様な操作
が行われ、よつて、隅部Bにも表布Gのループが
残される。ついで、縫着が溝12に沿つて進めら
れた後が上方板4が回動して隅部Cに表布Gの直
立開放ループが残され、ついで、縫着が溝10に
沿つて続けられた後終了される。
ついで、縫糸が切られて、上方板4の回動が完
了すると、針の往復動が再開され、下方板2や上
方板4がミシンから取り外される。上方板4と中
間板26とが部分的に上げられ、ネクタイの組立
てられた端(裏布を縫付けられた端)が、中間板
26のブレードから脱され、この時のネクタイ
は、第9図に説明図的に示すような断面を有す
る。ついで、ひだの縫目線Hに対応する位置にあ
る開放ループが縫われる。ついで、表布Gと裏布
Fとを縫着したものがひつくり返されよつて、切
断端Jが隠され、ついで、ネクタイは、縫目線H
が端Kから等距離の所に来る様にプレスされる。
上述と同様な操作が、必要な場合には、ネクタイ
の他端に於ても行われる。
了すると、針の往復動が再開され、下方板2や上
方板4がミシンから取り外される。上方板4と中
間板26とが部分的に上げられ、ネクタイの組立
てられた端(裏布を縫付けられた端)が、中間板
26のブレードから脱され、この時のネクタイ
は、第9図に説明図的に示すような断面を有す
る。ついで、ひだの縫目線Hに対応する位置にあ
る開放ループが縫われる。ついで、表布Gと裏布
Fとを縫着したものがひつくり返されよつて、切
断端Jが隠され、ついで、ネクタイは、縫目線H
が端Kから等距離の所に来る様にプレスされる。
上述と同様な操作が、必要な場合には、ネクタイ
の他端に於ても行われる。
以上に於て既に明らかなる如く、対向する縫目
線間に存在する表布Gの過剰分は、表布をGひだ
ブレード上に掛けることによりその区域中に引か
れる。上述した如く、表布Gは裏布Fより大きな
形に切断され、表布Gをブレード上に掛けること
により、表布Gの切断端が、裏布Fの切断端と実
質的に一致する迄引かれる。この操作は、表布G
がその面内で真に自由に動き得ることを前提とす
るものであるが、実際には、この自由度が与えら
れない場合がある。例えば、表布Gを横切つて3
つのひだ出し手段がある場合には、各ひだ出し手
段を同時に作動させようとしても、外側のひだ出
し手段は布を自由端から引入れ得るが、中間のひ
だ出し手段は布を外側ひだ出し手段を経て引張ら
なければならないから、布を端から引入れること
が摩擦力により少なくとも部分的に妨害される。
しかし、外側ひだ出し手段はクランプ効果を呈
し、よつて、中間ひだ出し手段の作用は、表布を
緊張させることになる。この緊張は、恒久的余裕
(だぶつき)を与えるのに作用しない。
線間に存在する表布Gの過剰分は、表布をGひだ
ブレード上に掛けることによりその区域中に引か
れる。上述した如く、表布Gは裏布Fより大きな
形に切断され、表布Gをブレード上に掛けること
により、表布Gの切断端が、裏布Fの切断端と実
質的に一致する迄引かれる。この操作は、表布G
がその面内で真に自由に動き得ることを前提とす
るものであるが、実際には、この自由度が与えら
れない場合がある。例えば、表布Gを横切つて3
つのひだ出し手段がある場合には、各ひだ出し手
段を同時に作動させようとしても、外側のひだ出
し手段は布を自由端から引入れ得るが、中間のひ
だ出し手段は布を外側ひだ出し手段を経て引張ら
なければならないから、布を端から引入れること
が摩擦力により少なくとも部分的に妨害される。
しかし、外側ひだ出し手段はクランプ効果を呈
し、よつて、中間ひだ出し手段の作用は、表布を
緊張させることになる。この緊張は、恒久的余裕
(だぶつき)を与えるのに作用しない。
第13図ないし第16図に示す治具は、この問
題を克服する為に設計されたものである。この治
具は、隅部A,B,Cおよび細長い溝64を有す
る下方板62を有し、下方板62には、横方向に
ずらされたヒンジ装置68によりひだ板66が取
付けられている。このひだ板66は、下方板62
に面接触するように置かれ、下方板62から上げ
られる。ひだ板66の形は、下方板62に面接触
するように置かれた時に、外端が下方板62中の
溝64の内方端と一致するように作られる。
題を克服する為に設計されたものである。この治
具は、隅部A,B,Cおよび細長い溝64を有す
る下方板62を有し、下方板62には、横方向に
ずらされたヒンジ装置68によりひだ板66が取
付けられている。このひだ板66は、下方板62
に面接触するように置かれ、下方板62から上げ
られる。ひだ板66の形は、下方板62に面接触
するように置かれた時に、外端が下方板62中の
溝64の内方端と一致するように作られる。
第14図に示す如く、ひだ板66は、その上面
に細長い中心直立リブ98を有し、このリブ98
は、ひだ板66が下方板62に面接触した時に、
隅部Bに於ける溝64の内方端で終わる。ひだ板
66は、さらに一組の横方向の短い直立リブ70
を有し、これらはの短い直立リブ70それぞれ隅
部AおよびCに向かい、溝64の端で終わる。
に細長い中心直立リブ98を有し、このリブ98
は、ひだ板66が下方板62に面接触した時に、
隅部Bに於ける溝64の内方端で終わる。ひだ板
66は、さらに一組の横方向の短い直立リブ70
を有し、これらはの短い直立リブ70それぞれ隅
部AおよびCに向かい、溝64の端で終わる。
治具はさらに、上方板72を有し、この上方板
72は、ヒンジ装置74により下方板62に取付
けられ、上方位置と下方位置との間を動く。この
上方板72は、下方位置に於ては、ひだ板66上
に重なり、両板の周辺形は一致する。ひだ板72
の横端上には4つのフランジ片76が置かれ、こ
れらフランジ片76は、上方板72から下方に、
ひだ板66のリブ70が上方に出る距離とほぼ同
じ距離だけ出る。
72は、ヒンジ装置74により下方板62に取付
けられ、上方位置と下方位置との間を動く。この
上方板72は、下方位置に於ては、ひだ板66上
に重なり、両板の周辺形は一致する。ひだ板72
の横端上には4つのフランジ片76が置かれ、こ
れらフランジ片76は、上方板72から下方に、
ひだ板66のリブ70が上方に出る距離とほぼ同
じ距離だけ出る。
各隅部A,B,Cには、即ち、リブ98,70
の終端の近くには、相隣るフランジ片76の間に
隙間78,78aが残される。上方板72の下面
には、スポンジゴムの如き柔軟材料製のブロツク
80が、上方板が下げられた時にひだ板66に接
触するような位置に取付けられる。各ブロツク8
0の垂直端82は、横方向リブ70の一つに平行
にかつ、これに近く置かれる。
の終端の近くには、相隣るフランジ片76の間に
隙間78,78aが残される。上方板72の下面
には、スポンジゴムの如き柔軟材料製のブロツク
80が、上方板が下げられた時にひだ板66に接
触するような位置に取付けられる。各ブロツク8
0の垂直端82は、横方向リブ70の一つに平行
にかつ、これに近く置かれる。
上方板72の中心線に沿つて細長い溝84が作
られ、この溝84は細長体86が通過し、細長体
86はヒンジ装置88により上方板72上に取付
けられる。
られ、この溝84は細長体86が通過し、細長体
86はヒンジ装置88により上方板72上に取付
けられる。
上方板72が下げられた時にリブ98に重なる
細長体86の部分90は逆U形の溝を成し、この
溝は、リブ98を受入れ得る寸法を有する。細長
体86は、ばね92により、部分90が上方板7
2より下になる位置へ弾発されるが、ばね92の
力に抗して上方板72に向けて上げられて、その
下端94がフランジ片76の下端96とほゞ同じ
高さになる位置にも置かれる。
細長体86の部分90は逆U形の溝を成し、この
溝は、リブ98を受入れ得る寸法を有する。細長
体86は、ばね92により、部分90が上方板7
2より下になる位置へ弾発されるが、ばね92の
力に抗して上方板72に向けて上げられて、その
下端94がフランジ片76の下端96とほゞ同じ
高さになる位置にも置かれる。
装置の使用の際には、まず、ひだ板66および
上方板72が上げられ、ネクタイの裏布F(第1
4図にのみ示す)の形に作られた片が下方板62
上に置かれて、溝64上にも重ねられる。つい
で、ひだ板66が裏布F上に下げられ、よつて、
裏布がF下方板62に対して堅く押付けられる。
上方板72が上げられ、ネクタイの裏布F(第1
4図にのみ示す)の形に作られた片が下方板62
上に置かれて、溝64上にも重ねられる。つい
で、ひだ板66が裏布F上に下げられ、よつて、
裏布がF下方板62に対して堅く押付けられる。
ついで、ネクタイの表布Gの細長い形の片が、
その長手軸心がリブ98に沿うようにひだ板66
上に弛く置かれ、この際、ヒンジ装置68,74
の位置がずらされていることにより、表布Gの残
部がヒンジ線を超えて飛出すことが可能になる。
これと同様なヒンジ装置が、第1図の実施例にも
有利に用いられ得る。表布Gは、裏布とほゞ同形
であるが、裏布より寸法が大であり、従つて、リ
ブ98,70上に掛けられてもなお、溝64上に
重なり得る。
その長手軸心がリブ98に沿うようにひだ板66
上に弛く置かれ、この際、ヒンジ装置68,74
の位置がずらされていることにより、表布Gの残
部がヒンジ線を超えて飛出すことが可能になる。
これと同様なヒンジ装置が、第1図の実施例にも
有利に用いられ得る。表布Gは、裏布とほゞ同形
であるが、裏布より寸法が大であり、従つて、リ
ブ98,70上に掛けられてもなお、溝64上に
重なり得る。
ついで、上方板72が表布Gに向けて下げら
れ、細長体86の溝部90が先ず、ばね92の影
響により表布に接触し、よつて、リブ98が溝9
0中に入るのにつれて表布Gがリブ98の周りに
掛けられる。表布中にこのように作られたひだは
リブ98及び溝90の前端を超えて延びて前方の
隙間78a中を通過し、よつて、上記ひだは、隅
部Bにある溝64上に重なる表布の部分にまで連
続する。溝90の姿勢が板72に対して下向きで
あることにより、布を、リブ98上で折曲げるこ
とにより取上げる仕事は、フランジ片76がリブ
70に近づいて、表布上に上述のクランプ効果を
及ぼして布の内方運動を妨げるに至る前に行われ
る。
れ、細長体86の溝部90が先ず、ばね92の影
響により表布に接触し、よつて、リブ98が溝9
0中に入るのにつれて表布Gがリブ98の周りに
掛けられる。表布中にこのように作られたひだは
リブ98及び溝90の前端を超えて延びて前方の
隙間78a中を通過し、よつて、上記ひだは、隅
部Bにある溝64上に重なる表布の部分にまで連
続する。溝90の姿勢が板72に対して下向きで
あることにより、布を、リブ98上で折曲げるこ
とにより取上げる仕事は、フランジ片76がリブ
70に近づいて、表布上に上述のクランプ効果を
及ぼして布の内方運動を妨げるに至る前に行われ
る。
溝90がリブ98上に置かれた後も、上方板7
2は、ばね92を圧縮しながらさらに下げられ、
溝部90は、フランジ片76間に形成された隙間
中に入る。このさらに続けての下降の際に、ブロ
ツク80および隙間78を形成するフランジ76
の端は、直立リブ70と協力してリブ70上に表
布Gを掛け、よつて、溝64を超えてそれぞれ隅
部AおよびCの方向に延びる横方向ひだを形成す
る。
2は、ばね92を圧縮しながらさらに下げられ、
溝部90は、フランジ片76間に形成された隙間
中に入る。このさらに続けての下降の際に、ブロ
ツク80および隙間78を形成するフランジ76
の端は、直立リブ70と協力してリブ70上に表
布Gを掛け、よつて、溝64を超えてそれぞれ隅
部AおよびCの方向に延びる横方向ひだを形成す
る。
上方板72が下方位置に保持されると、治具
が、第1図の実施例において述べたと同様にミシ
ンに入れられ、ミシンの押えはフランジ片76の
上端に係合し、同時に、治具は溝64に案内され
て、上記溝により規定された線に沿つて布GとF
との間の縫目が形成される。
が、第1図の実施例において述べたと同様にミシ
ンに入れられ、ミシンの押えはフランジ片76の
上端に係合し、同時に、治具は溝64に案内され
て、上記溝により規定された線に沿つて布GとF
との間の縫目が形成される。
縫いが完了すると、上方板72が上げられ、ひ
だ板66が、縫い合わされた両布間から取出され
る。この様に縫い合わされたものは内側と外側と
をひつくり返され、この際、リブ98,70によ
り与えられた余裕により縫目線は、第1図の実施
例に就て述べたと同様に、ネクタイの端からずら
される。
だ板66が、縫い合わされた両布間から取出され
る。この様に縫い合わされたものは内側と外側と
をひつくり返され、この際、リブ98,70によ
り与えられた余裕により縫目線は、第1図の実施
例に就て述べたと同様に、ネクタイの端からずら
される。
以上述べたように本発明によれば、ネクタイを
作る上に必要とされる表布の過剰量を適当に選定
でき、熟練度を必要とせずに短い時間で、すつき
りした美しさのネクタイを製造できる。
作る上に必要とされる表布の過剰量を適当に選定
でき、熟練度を必要とせずに短い時間で、すつき
りした美しさのネクタイを製造できる。
第1図はネクタイの縫合わせに用いられる装置
の平面図、第2図は構成する各板を示すために開
かれた第1図の装置の平面図、第3図は第1図の
−線による断面図、第4図は第1図の−
線による断面図、第5図および第6図は縫合わせ
の次々の段階に於けるネクタイ布の状態を示す説
明図、第7図は縫合わされたネクタイの裏面図、
第8図は第7図の−線による断面図、第9図
はネクタイをひつくり返すの前の第8図の断面と
同じ線による断面図、第10図は装置のワイパー
ブレードの平面図、第11図は他の姿勢にある上
記ワイパーブレードを示す平面図、第12図は第
10図に対する立面図、第13図は本発明の他の
実施例による装置の閉じられた状態における平面
図、第14図は第13図の断面図、第15図は第
13図の装置の開かれた状態における平面図、第
16図は第13図の装置の部分側面図である。 D,E…ネクタイの折目線、F…裏布、G…表
布、H…縫目線、J…布の切断端、K…ネクタイ
の端、2…下方板、4…上方板、6…ヒンジ装
置、10,12,14,16…溝、26…中間
板、30,32,34…ひだブレード、36,3
8,40…溝、22…ミシン針、24…縫糸、5
2…ワイパーブレード。
の平面図、第2図は構成する各板を示すために開
かれた第1図の装置の平面図、第3図は第1図の
−線による断面図、第4図は第1図の−
線による断面図、第5図および第6図は縫合わせ
の次々の段階に於けるネクタイ布の状態を示す説
明図、第7図は縫合わされたネクタイの裏面図、
第8図は第7図の−線による断面図、第9図
はネクタイをひつくり返すの前の第8図の断面と
同じ線による断面図、第10図は装置のワイパー
ブレードの平面図、第11図は他の姿勢にある上
記ワイパーブレードを示す平面図、第12図は第
10図に対する立面図、第13図は本発明の他の
実施例による装置の閉じられた状態における平面
図、第14図は第13図の断面図、第15図は第
13図の装置の開かれた状態における平面図、第
16図は第13図の装置の部分側面図である。 D,E…ネクタイの折目線、F…裏布、G…表
布、H…縫目線、J…布の切断端、K…ネクタイ
の端、2…下方板、4…上方板、6…ヒンジ装
置、10,12,14,16…溝、26…中間
板、30,32,34…ひだブレード、36,3
8,40…溝、22…ミシン針、24…縫糸、5
2…ワイパーブレード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ネクタイを形成する表布と裏布とを、ネクタ
イ端の隅部方向を向く少なくとも1組の第1縫着
線および第2縫着線は沿つて互いに結合したネク
タイのセツトバツクテイツピングを行ための装置
において、表布の隅部に交差する部位に直立ひだ
を形成する装置と、表布と裏布とを第1縫着線お
よび第2縫着線に沿つて互いに結合するようにミ
シンの針を案内する置と、針が表布の隅部区域に
位置する時に直立ひだを針通路からそらすように
ミシンに設けられたひだそらし装置とを有するこ
とを特徴とする装置。 2 ひだそらし装置は、直立ひだを第2縫着線の
方向にそらしてから第1縫着線の方向にそらすこ
とを特徴とする請求項1に記載の装置。 3 ひだそらし装置は、第1縫着線および第2縫
着線に対して動くワイパー装置を有することを特
徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。 4 ワイパー装置の相対運動は、まず第1縫着線
の長さに沿つて動いてから第2縫着線の長さに沿
つて動くことを特徴とする請求項3に記載の装
置。 5 針が隅部区域に近付くことを検出する装置を
設け、この検出装置でワイパー装置を前後方向に
動かすことを特徴とする請求項4に記載の装置。 6 表布と裏布をともに保持する装置と、この保
持装置に設けられた表布にひだを形成する装置と
を有し、この保持装置の一部が第1縫着線および
第2縫着線に沿つてミシンの針を案内する装置の
一部を形成することを特徴とする請求項1ないし
請求項5のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8135414 | 1981-11-24 | ||
GB8135414 | 1981-11-24 | ||
GB8214345 | 1982-05-17 | ||
GB8214345 | 1982-05-17 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18379782A Division JPS58130087A (ja) | 1981-11-24 | 1982-10-21 | ネクタイのセットバックティッピングを行うための装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039786A JPH039786A (ja) | 1991-01-17 |
JPH0334756B2 true JPH0334756B2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=26281365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2115037A Granted JPH039786A (ja) | 1981-11-24 | 1990-04-27 | ネクタイのセットバックティッピングを行うための装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4644885A (ja) |
JP (1) | JPH039786A (ja) |
DE (3) | DE3249922C2 (ja) |
IT (1) | IT1189423B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8312309D0 (en) * | 1983-05-05 | 1983-06-08 | Amf Inc | Jig in sewing machine |
DE3343238A1 (de) * | 1983-11-30 | 1985-06-05 | Kochs Adler Ag, 4800 Bielefeld | Werkstueck-klemmhalter fuer naeheinrichtungen |
DE3405721A1 (de) * | 1984-02-17 | 1985-08-22 | Kochs Adler Ag, 4800 Bielefeld | Werkstueck-klemmhalter fuer naeheinrichtungen |
DE3490774T (ja) * | 1984-10-25 | 1987-02-19 | ||
DE3512358A1 (de) * | 1985-04-04 | 1986-10-09 | Kochs Adler Ag, 4800 Bielefeld | Naehguthalter zum naehen des spitzenbereichs von krawatten |
GB2200211B (en) * | 1986-12-08 | 1991-01-16 | Fuji Electric Co Ltd | Vibration-type transducer |
JPS63212395A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-05 | ジューキ株式会社 | ミシンにおけるフラツプ返し装置 |
GB8704896D0 (en) * | 1987-03-03 | 1987-04-08 | Automated Machinery Systems | Pressure foot for sewing machine |
GB8805442D0 (en) * | 1988-03-08 | 1988-04-07 | Automated Machinery Systems | Handling apparatus |
DE3812800C2 (de) * | 1988-04-16 | 1996-11-21 | Hans Dipl Ing Scholl | Verfahren zum Anbringen eines Stoffstreifens mit einem Reißverschlußteil an einer Vorderhose und Näheinheit zur Durchführung des Verfahrens |
US5016549A (en) * | 1989-01-24 | 1991-05-21 | Kochs Alder Aktiengesellschaft | Attaching a strip of cloth with a zip-fastener component to a trouser forepart |
DE3929100A1 (de) * | 1989-09-01 | 1991-03-14 | Liba Maschf | Vorrichtung zum zufuehren einer krawatteneinlage zum auflagetisch einer krawatten-naehmaschine |
IL91564A0 (en) * | 1989-09-08 | 1990-04-29 | Beta Eng & Dev Ltd | Workholder for necktie sewing and clamp therefor |
JP2545379Y2 (ja) * | 1990-06-25 | 1997-08-25 | ジューキ株式会社 | イセ込み装置付ローディング装置 |
IT1264837B1 (it) * | 1993-06-17 | 1996-10-17 | Mgi Coutier Gournay S A | Insieme articolato in particolare dispositivo di fermo per portiere di autoveicoli |
IT1264831B1 (it) * | 1993-06-17 | 1996-10-15 | Frigerio & Corazza Snc | Apparecchio per incappucciatura di punte di cravatte e macchina per il suo impiego |
JP2001512330A (ja) * | 1997-01-31 | 2001-08-21 | エイエムエフ リース インコーポレイテッド | ミシンの押さえ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1990644U (de) * | 1968-08-01 | Durkoppwerke GmbH, 4800 Bielefeld | Einspann vorrichtung an Nahschablonen | |
IT997425B (it) * | 1973-07-26 | 1975-12-30 | Necchi Spa | Morsetto della stoffa in macchina per cucire |
US4010701A (en) * | 1975-10-30 | 1977-03-08 | Raymond Helfont | Sewing machine accessory |
US4029032A (en) * | 1976-05-13 | 1977-06-14 | Medynski Joseph M | Tie sewing machine |
-
1982
- 1982-09-03 US US06/414,754 patent/US4644885A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-10-06 DE DE3249922A patent/DE3249922C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1982-10-06 DE DE8228076U patent/DE8228076U1/de not_active Expired
- 1982-10-06 DE DE19823237034 patent/DE3237034A1/de active Granted
- 1982-11-23 IT IT49550/82A patent/IT1189423B/it active
-
1990
- 1990-04-27 JP JP2115037A patent/JPH039786A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE8228076U1 (de) | 1985-08-14 |
DE3237034C2 (ja) | 1988-02-18 |
IT8249550A0 (it) | 1982-11-23 |
JPH039786A (ja) | 1991-01-17 |
IT1189423B (it) | 1988-02-04 |
DE3237034A1 (de) | 1983-06-09 |
US4644885A (en) | 1987-02-24 |
DE3249922C2 (ja) | 1990-09-13 |
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