JPH0333067A - 潤滑性セラミックス複合材料の製造法 - Google Patents
潤滑性セラミックス複合材料の製造法Info
- Publication number
- JPH0333067A JPH0333067A JP1167879A JP16787989A JPH0333067A JP H0333067 A JPH0333067 A JP H0333067A JP 1167879 A JP1167879 A JP 1167879A JP 16787989 A JP16787989 A JP 16787989A JP H0333067 A JPH0333067 A JP H0333067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- lubricant
- powder
- ceramic composite
- lubricating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000005979 thermal decomposition reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 10
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 13
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 10
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 7
- 238000005245 sintering Methods 0.000 abstract description 7
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000010439 graphite Substances 0.000 abstract description 3
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 238000009694 cold isostatic pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 1
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000001272 pressureless sintering Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000000197 pyrolysis Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、固体潤滑剤分散相とセラミックスマトリクス
相で構成される潤滑性セラミックス複合材料の製造方法
に関するものである。
相で構成される潤滑性セラミックス複合材料の製造方法
に関するものである。
[従来技術]
従来、潤滑性材料とセラミックス材料の複合材の製造方
法には、■分散層となる固体潤滑剤粉末とマトリクス層
となるセラミックス粉末を均一混合、成形し、一般の常
圧焼結法やホットプレス法等を用いて製造する方法■多
孔質セラミックス体に潤滑性材料を含侵・充填する方法
■セラミックスに潤滑性材料ペレット等を接着、焼きば
め等で保持する方法等がとられていた。
法には、■分散層となる固体潤滑剤粉末とマトリクス層
となるセラミックス粉末を均一混合、成形し、一般の常
圧焼結法やホットプレス法等を用いて製造する方法■多
孔質セラミックス体に潤滑性材料を含侵・充填する方法
■セラミックスに潤滑性材料ペレット等を接着、焼きば
め等で保持する方法等がとられていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、■の方法を用いた場合、一般の常圧焼結
法を用いると複合材の強度が極めて小さくなってしまう
欠点がある。ホットプレス法を用いることでいくらかの
改善は見られるものの根本的な解決にはならない。従っ
て部材に対して要求される強度から潤滑性材料の含有量
が決定されることが多い。
法を用いると複合材の強度が極めて小さくなってしまう
欠点がある。ホットプレス法を用いることでいくらかの
改善は見られるものの根本的な解決にはならない。従っ
て部材に対して要求される強度から潤滑性材料の含有量
が決定されることが多い。
■の方法を用いた場合多孔質セラミックスを用いるため
強度が低くなることは避けがたい。
強度が低くなることは避けがたい。
■の方法は、マトリクス材料の強度低下も少なく、かつ
潤滑性材料の占有面積も広い範囲で任意に選べる等利点
は多いが、接着焼きばめ等の工程が複雑であり、マトリ
クス材料の形状も複雑なものが要求される等コスト上の
問題がある。
潤滑性材料の占有面積も広い範囲で任意に選べる等利点
は多いが、接着焼きばめ等の工程が複雑であり、マトリ
クス材料の形状も複雑なものが要求される等コスト上の
問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、潤滑性に秀れ且つ、強度的にも秀れた潤滑性
セラミックス複合材を、焼結時の潤滑剤の熱分解制御及
び後加工にて安価に製造することを目的とする。
のであり、潤滑性に秀れ且つ、強度的にも秀れた潤滑性
セラミックス複合材を、焼結時の潤滑剤の熱分解制御及
び後加工にて安価に製造することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために本発明の製造法は、潤滑性材
料粉末とセラミックス粉末を均一分散させた混合粉を用
いて成形体を成形する工程と、潤滑性材料の熱分解を制
御するとともにマトリクス形成用セラミックスを焼結す
る工程と、焼結された焼結体から不必要な部分を加工に
て除去してやる工程で、潤滑性に富んだ潤滑剤・セラミ
ックス複合層及び強度的に秀れたセラミックス単独層で
構成されるセラミックス系複合材製造を実現するもので
ある。
料粉末とセラミックス粉末を均一分散させた混合粉を用
いて成形体を成形する工程と、潤滑性材料の熱分解を制
御するとともにマトリクス形成用セラミックスを焼結す
る工程と、焼結された焼結体から不必要な部分を加工に
て除去してやる工程で、潤滑性に富んだ潤滑剤・セラミ
ックス複合層及び強度的に秀れたセラミックス単独層で
構成されるセラミックス系複合材製造を実現するもので
ある。
[作用]
上記の構成を有する本発明は、潤滑性材料粉末が均一に
分散したセラミックス成形体を潤滑性材料の熱分解を焼
結条件の雰囲気、及び昇温率、焼結温度、保持時間等を
成形体の形状、潤滑性材料、マトリクスセラミックス材
料の種類によって選定することで、得られる焼結体中に
潤滑剤とセラミックスの複合体層と、セラミックスの単
独層が形成される。
分散したセラミックス成形体を潤滑性材料の熱分解を焼
結条件の雰囲気、及び昇温率、焼結温度、保持時間等を
成形体の形状、潤滑性材料、マトリクスセラミックス材
料の種類によって選定することで、得られる焼結体中に
潤滑剤とセラミックスの複合体層と、セラミックスの単
独層が形成される。
その後の加工によって、潤滑性に富んだ潤滑剤とセラミ
ックスの複合体層を摺動面として利用し、セラミックス
単独層にて部材としての強度を確保できる形状に加工す
る。
ックスの複合体層を摺動面として利用し、セラミックス
単独層にて部材としての強度を確保できる形状に加工す
る。
なお潤滑性に富んだ複合体層の不用部分の除去加工は、
セラミックス単独層の加工に較べて、潤滑剤を含むがゆ
えに容易である。
セラミックス単独層の加工に較べて、潤滑剤を含むがゆ
えに容易である。
[実施例]
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
マトリクス用セラミックスとしてアルミナ、潤滑材料と
してグラファイトを用いた。
してグラファイトを用いた。
アルミナ粉末及びグラファイト粉末を成形用バインダー
としてPVAを用いボールミルで湿式混合し、成形用混
合粉を作製した。この粉末を冷間静水圧成形装置を用い
て成形し、成形体を得た。この成形体を充分に乾燥した
後02ガス分圧をコントロールしながら500〜700
℃まで急昇温し、成形体表面層のグラファイトを酸化分
解させた。
としてPVAを用いボールミルで湿式混合し、成形用混
合粉を作製した。この粉末を冷間静水圧成形装置を用い
て成形し、成形体を得た。この成形体を充分に乾燥した
後02ガス分圧をコントロールしながら500〜700
℃まで急昇温し、成形体表面層のグラファイトを酸化分
解させた。
以後N2ガス中にてアルミナの焼結温度1600℃まで
昇温し、2時間保持することで、アルミナ単独層及びグ
ラファイト−アルミナ複合体層で構成された焼結体を得
た。この焼結体をダイヤモンドブレードを用いて切断加
工した後、中央部の不用部を電着ダイヤモンドコアドリ
ルで除去し、ダイヤモンド砥石を用いて、平面研削及び
内・外研削を行い、軸受形状の潤滑性セラミックス複合
体を得た。
昇温し、2時間保持することで、アルミナ単独層及びグ
ラファイト−アルミナ複合体層で構成された焼結体を得
た。この焼結体をダイヤモンドブレードを用いて切断加
工した後、中央部の不用部を電着ダイヤモンドコアドリ
ルで除去し、ダイヤモンド砥石を用いて、平面研削及び
内・外研削を行い、軸受形状の潤滑性セラミックス複合
体を得た。
[発明の効果]
以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、セラミックス単独層にて部材の強度を確保し、かつ潤
滑剤・セラミックス複合体層にて、秀れた摺動特性を得
ることのできる、潤滑性セラミックス複合体を、潤滑剤
熱分解制御、焼結法及び加工法を用いて、低コストで製
造することができる。
、セラミックス単独層にて部材の強度を確保し、かつ潤
滑剤・セラミックス複合体層にて、秀れた摺動特性を得
ることのできる、潤滑性セラミックス複合体を、潤滑剤
熱分解制御、焼結法及び加工法を用いて、低コストで製
造することができる。
第1図は本発明を具体化した実施例を示すもので、本発
明による基本的な製造工程図である。
明による基本的な製造工程図である。
Claims (1)
- 1 固体潤滑剤を含む潤滑剤・セラミックス複合層及び
セラミックス単独層にて構成されるセラミックス系複合
材を潤滑剤の熱分解を制御し焼結するようにしたことを
特徴とする潤滑性セラミックス複合材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167879A JPH0333067A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 潤滑性セラミックス複合材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167879A JPH0333067A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 潤滑性セラミックス複合材料の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333067A true JPH0333067A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15857776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1167879A Pending JPH0333067A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 潤滑性セラミックス複合材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0333067A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180074965A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 한국세라믹기술원 | 판상 세라믹-flg 복합체 및 그 제조방법 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1167879A patent/JPH0333067A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180074965A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 한국세라믹기술원 | 판상 세라믹-flg 복합체 및 그 제조방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20120172193A1 (en) | Method for producing pressurelessly sintered zirconium diboride/silicon carbide composite bodies | |
US4019913A (en) | Process for fabricating silicon carbide articles | |
CN108640672A (zh) | 一种镁铝尖晶石透明陶瓷的制备方法 | |
DE69213288T2 (de) | Einsatzstücke bevorzugt zum bearbeiten von hitzefesten Materialien und Verfahren zu ihrer Herstellung. | |
DE2910628A1 (de) | Verfahren zur herstellung eines reaktionsgebundenen siliziumkarbidkoerpers | |
RU2573146C1 (ru) | КОМПОЗИЦИЯ УГЛЕРОДНОЙ ЗАГОТОВКИ ДЛЯ ПОЛУЧЕНИЯ SiC/C/Si КЕРАМИКИ И СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ SiC/C/Si ИЗДЕЛИЙ | |
JPH0368708A (ja) | 開気孔を有する多孔体の改質方法 | |
JPH0333067A (ja) | 潤滑性セラミックス複合材料の製造法 | |
JPH02296771A (ja) | 複合セラミックスとその製造方法 | |
DE4405331C2 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Keramikbauteils | |
US3296021A (en) | Heat-resistant and oxidationproof materials | |
JPH07215777A (ja) | 多孔質セラミックス及びその製造方法 | |
KR20040027788A (ko) | 고밀도 스테인레스 소결체를 위한 결합제 및 그 제조방법 | |
JPS5918165A (ja) | 窒化珪素焼結体の製造方法 | |
JPS61101447A (ja) | セラミツクス成形体の製造方法 | |
JPH10253259A (ja) | ローラハース炉用ローラ材及びその製造方法 | |
JPH0567593B2 (ja) | ||
DE3942744A1 (de) | Keramisches spritzguss-formteil und verfahren zu seiner herstellung durch spritzguss | |
JPS6197166A (ja) | 炭化珪素焼結体の製造方法 | |
JPH01249643A (ja) | セラミックスボールの製造方法 | |
JPH07291722A (ja) | セラミックス焼結体の製造方法 | |
KR920002294B1 (ko) | 모세관형 세라믹 공구 제조법 | |
JPH04119966A (ja) | 反応焼結炭化ケイ素焼結体の製造方法 | |
JPH01115888A (ja) | 半導体製造用治具の製造方法 | |
JPH10231174A (ja) | 固体潤滑材が分散する複合セラミツクスおよびその製造方法 |