JPH03294213A - 再湿性接着シート状パック剤 - Google Patents
再湿性接着シート状パック剤Info
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- JPH03294213A JPH03294213A JP9587090A JP9587090A JPH03294213A JP H03294213 A JPH03294213 A JP H03294213A JP 9587090 A JP9587090 A JP 9587090A JP 9587090 A JP9587090 A JP 9587090A JP H03294213 A JPH03294213 A JP H03294213A
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Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は乾燥時即ち未使用状態では接着性を有しないが
、使用時に水気を帯びると接着性が発現する再湿性接着
シート状パック剤に関するものである。
、使用時に水気を帯びると接着性が発現する再湿性接着
シート状パック剤に関するものである。
(従来の技術)
OD T (occulsive dressing
technfque)効果により顕著な美容効果を発揮
し或いは薬剤の経皮吸収性を高めるrパック」は従来よ
り周知であり、各種のものが市販され或いは自製されて
いる。しかし従来使用されたものは練ペースト状のパッ
ク剤を顔面に塗らなければならず、乾燥するまでべとつ
き、手や毛髪に付着してしまう不便がある。
technfque)効果により顕著な美容効果を発揮
し或いは薬剤の経皮吸収性を高めるrパック」は従来よ
り周知であり、各種のものが市販され或いは自製されて
いる。しかし従来使用されたものは練ペースト状のパッ
ク剤を顔面に塗らなければならず、乾燥するまでべとつ
き、手や毛髪に付着してしまう不便がある。
このため膜状の化粧料をもってパックにかえようとする
試みがなされた。その第1の傾向は水溶性高分子と水を
使用した含水シート状のパック剤であり、第2の傾向は
水溶性高分子と水を主剤としたペースト状組成物を薄膜
化し、乾燥状態にしたもの(例久ば特開昭58−216
109号)である。
試みがなされた。その第1の傾向は水溶性高分子と水を
使用した含水シート状のパック剤であり、第2の傾向は
水溶性高分子と水を主剤としたペースト状組成物を薄膜
化し、乾燥状態にしたもの(例久ば特開昭58−216
109号)である。
(技術的課題)
ところが含水シート状パックは製造直後から高分子の架
橋が進行するため接着性が経時的に消失し、開封すると
水分蒸発により接着性がさらに短時間で失われる欠点を
持っている。またそのままでも接着性があるため取り扱
いにくいということもある。これに対し、後者の化粧料
は乾燥状態のため前記のような欠点等はないが、水溶性
高分子のみであると、使用後皮膚に残る。また粘性が上
がり過ぎて製造が困難であり、多量の水を蒸発させなけ
ればならないため、製剤コスト中乾燥の占める割合が多
大となる。
橋が進行するため接着性が経時的に消失し、開封すると
水分蒸発により接着性がさらに短時間で失われる欠点を
持っている。またそのままでも接着性があるため取り扱
いにくいということもある。これに対し、後者の化粧料
は乾燥状態のため前記のような欠点等はないが、水溶性
高分子のみであると、使用後皮膚に残る。また粘性が上
がり過ぎて製造が困難であり、多量の水を蒸発させなけ
ればならないため、製剤コスト中乾燥の占める割合が多
大となる。
本発明は前記したような欠点乃至問題点を解決するもの
で、その目的は使用時に帯湿させて接着性を発現させる
、常時は乾燥したシート状のパック剤であって、製造が
比較的容易でありかつ製造コスト中に占める乾燥コスト
の割合が少なくて済み、使用法が簡単で顕著な効果を発
揮する再湿性接着シート状パック剤を提供することにあ
る。
で、その目的は使用時に帯湿させて接着性を発現させる
、常時は乾燥したシート状のパック剤であって、製造が
比較的容易でありかつ製造コスト中に占める乾燥コスト
の割合が少なくて済み、使用法が簡単で顕著な効果を発
揮する再湿性接着シート状パック剤を提供することにあ
る。
(技術的手段)
前記目的は、乾燥時接着性がなく、帯湿時に接着性が発
現するシート状パック剤であって、フィルム形成能を有
し、水及び非水溶媒に可溶性又は膨潤性を有する第1の
高分子と、フィルム形成能を有し、非水溶媒にのみ可溶
性又は膨潤性を有する第2の高分子とを具備し、両高分
子が可塑剤とともに非水溶媒に溶解されたものを展膏、
乾燥してなる再湿性接着シート状パック剤によって達成
することができる。
現するシート状パック剤であって、フィルム形成能を有
し、水及び非水溶媒に可溶性又は膨潤性を有する第1の
高分子と、フィルム形成能を有し、非水溶媒にのみ可溶
性又は膨潤性を有する第2の高分子とを具備し、両高分
子が可塑剤とともに非水溶媒に溶解されたものを展膏、
乾燥してなる再湿性接着シート状パック剤によって達成
することができる。
前記成分中、第1の高分子は水と水量外の溶媒に可溶又
は膨潤可能であり、これに対し第2の高分子は非水溶媒
にのみ可溶又は膨潤可能であるが、本発明はこれら2種
の高分子を併用する点に一つの特徴がある。これによっ
て使用時の膜強度を維持することができるようになり、
使用後、基剤の皮膚への残置かなくなり、感触が良好と
なる。また製品中の含水分量は水主体製造の場合よりも
極端に少なくなりかつ気化熱、比熱の大差により乾燥コ
スト、工程時間が著しく減少する。
は膨潤可能であり、これに対し第2の高分子は非水溶媒
にのみ可溶又は膨潤可能であるが、本発明はこれら2種
の高分子を併用する点に一つの特徴がある。これによっ
て使用時の膜強度を維持することができるようになり、
使用後、基剤の皮膚への残置かなくなり、感触が良好と
なる。また製品中の含水分量は水主体製造の場合よりも
極端に少なくなりかつ気化熱、比熱の大差により乾燥コ
スト、工程時間が著しく減少する。
しかし帯湿能力(水分吸収能)が小さいと、使用時に水
分量が相対的に多過ぎることがあり、それによって水溶
性高分子自体の溶は出しが起る虞れがある。その場合、
該高分子は皮膚上に残って化粧品としての価値を低下さ
せることになるので、第3の高分子として氷にのみ可溶
の高分子を配合しても良い。
分量が相対的に多過ぎることがあり、それによって水溶
性高分子自体の溶は出しが起る虞れがある。その場合、
該高分子は皮膚上に残って化粧品としての価値を低下さ
せることになるので、第3の高分子として氷にのみ可溶
の高分子を配合しても良い。
水及び非水溶媒に可溶の第1の高分子としてはヒドロキ
シプロピルセルロース、ポリビニルピロッドン等から選
ばれた1種又は2種以上のものが使用できる。
シプロピルセルロース、ポリビニルピロッドン等から選
ばれた1種又は2種以上のものが使用できる。
非水溶媒にのみ可溶の第2の高分子としてはエチルセル
ロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレート、メタアクリル
酸アクリル酸メチルコポリマーの内から選ばれた1種又
は2種以上の高分子が使用できる。
ロース、カルボキシメチルエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースフタレート、メタアクリル
酸アクリル酸メチルコポリマーの内から選ばれた1種又
は2種以上の高分子が使用できる。
水にのみ可溶の第3の高分子としてはメチルセルロース
、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩類、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースナトリウムの内から選ばれた1種又は2種以上の
高分子が使用できる。
、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩類、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースナトリウムの内から選ばれた1種又は2種以上の
高分子が使用できる。
前記の高分子は非水溶媒によって溶解され、展膏、乾燥
されるが、その際、適当量の可塑剤が配合される。また
、通常、化粧品に使用される薬剤、美容剤はもちろん、
さらに製品時は乾燥しているため、溶液中で不安定な薬
剤、美容剤も併せて配合することができる。非水溶媒と
してはアルコール(エチルアルコール)が使用し易いが
、その他の有機溶剤例えば塩化メチレンの如く、製品へ
の残留性が少なく人体に害の少ないものは使用可能であ
る。 本発明のパック剤は上述の構成により不織布乃至
フィルムのような基剤上に展延され、製剤とされる。該
基剤は前記組成の混合物の展延を目的とするので、使用
時には剥離するものであってもまた剥離しないものであ
っても良い。
されるが、その際、適当量の可塑剤が配合される。また
、通常、化粧品に使用される薬剤、美容剤はもちろん、
さらに製品時は乾燥しているため、溶液中で不安定な薬
剤、美容剤も併せて配合することができる。非水溶媒と
してはアルコール(エチルアルコール)が使用し易いが
、その他の有機溶剤例えば塩化メチレンの如く、製品へ
の残留性が少なく人体に害の少ないものは使用可能であ
る。 本発明のパック剤は上述の構成により不織布乃至
フィルムのような基剤上に展延され、製剤とされる。該
基剤は前記組成の混合物の展延を目的とするので、使用
時には剥離するものであってもまた剥離しないものであ
っても良い。
(効果)
本発明は以上の如く構成されているので、顔面スチーム
後、洗顔後或いは美容のための化粧水、乳液等を塗布し
た後で、貼付すると、それらの水分により帯湿しで該当
部分に接着し、ODT効果を発揮させパックを行なうこ
とができる。その際パック剤を適当な大きさに切り、必
要な孔を開け、顔面等へ接着するだけで良く、ペースト
状のパック剤を塗るのと異なり手を汚さずに済むので非
常に扱いが容易である。従って使用直前まで乾燥状態に
置かれているから、接着性の経時的低下はなく、また取
扱いもし易い。
後、洗顔後或いは美容のための化粧水、乳液等を塗布し
た後で、貼付すると、それらの水分により帯湿しで該当
部分に接着し、ODT効果を発揮させパックを行なうこ
とができる。その際パック剤を適当な大きさに切り、必
要な孔を開け、顔面等へ接着するだけで良く、ペースト
状のパック剤を塗るのと異なり手を汚さずに済むので非
常に扱いが容易である。従って使用直前まで乾燥状態に
置かれているから、接着性の経時的低下はなく、また取
扱いもし易い。
特に本発明のものは、非水溶媒系にのみ可溶の高分子を
使用することで水溶性高分子の使用量を可能な限り制限
することにより接着性コントロールができる点を特徴と
するが、水にのみ可溶の第3の高分子をも使用すること
ができるので、パック時化粧水等の使用量が多い場合で
も、パック側の水分吸収能力の大きなものを使用するこ
とにより個人に応じた好適なパックが行なえる。水溶性
高分子のみの場合、或いは水溶性高分子の使用1が多過
ぎるパック剤は水分吸収能力が大となるイわりに膜強度
が不足することとなるが、本発明ζパック剤は既述の通
り水溶性高分子の使用量をす滅することができるので強
度上の問題も起らず、使用中に溶けたりちぎれたりして
皮膚上に残置することがない。
使用することで水溶性高分子の使用量を可能な限り制限
することにより接着性コントロールができる点を特徴と
するが、水にのみ可溶の第3の高分子をも使用すること
ができるので、パック時化粧水等の使用量が多い場合で
も、パック側の水分吸収能力の大きなものを使用するこ
とにより個人に応じた好適なパックが行なえる。水溶性
高分子のみの場合、或いは水溶性高分子の使用1が多過
ぎるパック剤は水分吸収能力が大となるイわりに膜強度
が不足することとなるが、本発明ζパック剤は既述の通
り水溶性高分子の使用量をす滅することができるので強
度上の問題も起らず、使用中に溶けたりちぎれたりして
皮膚上に残置することがない。
(実施例)
以下本発明を実施例について説明する。
1、第1の高分子であるヒドロキシプロピルセルロース
35重量部、ポリビニルピロリドンに3工5重量部、第
2の高分子であるエチルセルロース10重量部をエチル
アルコール150重量部中に溶解し、可塑剤としてのポ
リエチレングリコール40030重量部とともに均一分
散したものを不織布上に展延、乾燥させて本発明のパッ
ク剤を得た。
35重量部、ポリビニルピロリドンに3工5重量部、第
2の高分子であるエチルセルロース10重量部をエチル
アルコール150重量部中に溶解し、可塑剤としてのポ
リエチレングリコール40030重量部とともに均一分
散したものを不織布上に展延、乾燥させて本発明のパッ
ク剤を得た。
2、実施例1と同組成のものに第3の高分子であるメチ
ルセルロース10重量部を添加し、その他は前記と同様
の工程により不織布に支持された本発明のパック剤を得
た。
ルセルロース10重量部を添加し、その他は前記と同様
の工程により不織布に支持された本発明のパック剤を得
た。
実験結果
前記により得られたパック剤を水分使用量の異なる複数
の被験者に使用させたところ、実施例1〜口のいずれの
ものについても殆んど問題はなく、第1、第2高分子の
みを用いなおかつ水分使用量の多い者の行なったケース
でも実験の限りでは皮膚にパック剤が残置されることも
なく、概して使用感は優良であった。その結果を別表1
〜4に示す。
の被験者に使用させたところ、実施例1〜口のいずれの
ものについても殆んど問題はなく、第1、第2高分子の
みを用いなおかつ水分使用量の多い者の行なったケース
でも実験の限りでは皮膚にパック剤が残置されることも
なく、概して使用感は優良であった。その結果を別表1
〜4に示す。
表
表
水
Claims (6)
- (1)乾燥時接着性がなく、帯湿時に接着性が発現する
シート状パック剤であって、フィルム形成能を有し、水
及び非水溶媒に可溶性又は膨潤性を有する第1の高分子
と、フィルム形成能を有し、非水溶媒にのみ可溶性又は
膨潤性を有する第2の高分子とを具備し、両高分子が可
塑剤とともに非水溶媒に溶解されたものを展膏、乾燥し
てなる再湿性接着シート状パック剤。 - (2)第3の高分子として水にのみ可溶性又は膨潤性を
有する高分子を具備した請求項第1項記載の再湿性接着
シート状パック剤。 - (3)非水溶媒は、エチルアルコール、塩化メチレン、
メタノールその他の有機溶媒からなる請求項・第1項記
載の再湿性接着シート状パック剤。 - (4)第1の高分子はヒドロキシプロピルセルロース、
ポリビニルピロリドンの如く水と非水溶媒に可溶性又は
膨潤性を有する1種又は2種以上の高分子からなる請求
項第1項記載の剤。 - (5)第2の高分子はエチルセルロース、カルボキシメ
チルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースフタレート、メタアクリル酸アクリル酸メチルコ
ポリマーの如く非水溶媒のみに可溶性又は膨潤性を有す
る1種又は2種以上の高分子からなる請求項第1項記載
の再湿性接着シート状パック剤。 - (6)第3の高分子はメチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸塩類、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ムの如く水にのみ可溶性又は膨潤性を有する1種又は2
種以状の高分子からなる請求項第2項記載の再湿性接着
シート状パック剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2095870A JP2538848B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 再湿性接着シ―ト状パック剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2095870A JP2538848B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 再湿性接着シ―ト状パック剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03294213A true JPH03294213A (ja) | 1991-12-25 |
JP2538848B2 JP2538848B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=14149391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2095870A Expired - Lifetime JP2538848B2 (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 再湿性接着シ―ト状パック剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538848B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07330575A (ja) * | 1994-06-10 | 1995-12-19 | Kao Corp | シート状パック |
JPH11116435A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-04-27 | Nitto Denko Corp | 美白化粧シートおよびその使用方法 |
JPH11292736A (ja) * | 1998-04-03 | 1999-10-26 | Kao Corp | シート状パック |
KR100601187B1 (ko) * | 2004-06-03 | 2006-07-13 | 박순태 | 친환경 접착성 직물지의 제조방법 |
-
1990
- 1990-04-11 JP JP2095870A patent/JP2538848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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