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JPH0328213Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328213Y2
JPH0328213Y2 JP1985164948U JP16494885U JPH0328213Y2 JP H0328213 Y2 JPH0328213 Y2 JP H0328213Y2 JP 1985164948 U JP1985164948 U JP 1985164948U JP 16494885 U JP16494885 U JP 16494885U JP H0328213 Y2 JPH0328213 Y2 JP H0328213Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
check valve
flow path
main body
faucet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985164948U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6273172U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985164948U priority Critical patent/JPH0328213Y2/ja
Publication of JPS6273172U publication Critical patent/JPS6273172U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0328213Y2 publication Critical patent/JPH0328213Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Check Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、湯水混合栓等において流路内での逆
流現象を防止するための逆止弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、湯水混合栓等のように給水側と給湯側の
2系統の配管系を備えるものでは、給水側への湯
の流入及び給湯側への水の流入をそれぞれ防止す
るために逆止弁を設けることが一般に行われてい
る。
この逆止弁は第2図に示すように、湯水混合栓
本体1内の給水または給湯側の流路となる一次側
流路F−1と吐水管側の流路となる二次側流路F
−2との間に筒状の逆止弁本体2を固定するもの
が一般的で、湯水混合栓本体1に着脱可能な盲ブ
ツシユ30によつて出し入れ自在である。
この逆止弁本体2は二次側流路F−2側の面を
弁座3とし、この弁座3に接離する弁体4を弁軸
5に固定し、さらにこの弁軸5を閉弁方向に付勢
するスプリング6を配置するとともに逆止弁本体
2に対する弁体4と弁軸5の移動をガイドするた
めの案内羽根7を設けている。
このような逆止弁構造において、吐水操作によ
つて二次側流路F−2内の圧力が低下すると、一
次側流路F−1内の水圧によつて弁体4はスプリ
ング6の付勢力に抗して弁座3から離れ、水また
は湯を湯水混合栓本体1内に供給できる。また、
吐水を停止すると一次、二次側流路F−1,F−
2内の圧力が平衡状態となり、弁体4はスプリン
グ6によつて弁座3方向へ移動して閉弁し、二次
側流路F−2から一次側流路F−1への湯または
水の逆流を防止できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、湯水混合栓の寒冷地仕様としては内
部流路の凍結を防止するために、水抜き栓を付属
することが通常で、この水抜き栓を開くことによ
つて内部流路の水は全て排出し、夜間の凍結事故
を未然に防いでいる。
しかしながら、逆止弁等のように小型でしかも
構造が比較的複雑なものが介在していると、その
構成要素間で表面張力等の現象によつて水膜を発
生し、このことが凍結に繋がる原因となる場合が
ある。特に、従来例の場合には一次側流路F−1
内に位置する案内羽根7部分にこの現象が生じる
ことが多い。
このような凍結事故を招きやすい逆止弁部分は
専用の水抜き機構を備えていないため、湯水混合
栓に配備した水抜き栓を開いても水が残ることに
なり、逆止弁が凍結してその機能を果たせなくな
るという問題がある。
本考案は、以上のような逆止弁における凍結を
防止するために案出されたもので、逆止弁部分の
水抜きを速やかに行い、凍結事故を確実に防止す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、水栓の本体に外部から内部の一次側
流路に通して組み込まれ、前記水栓の本体内の二
次側流路に弁体の着座面を有し、且つ該弁体を閉
弁方向に付勢するスプリングを備えた逆止弁本体
を持つ逆止弁であつて、前記逆止弁本体に、前記
水栓の本体の外部から操作可能であつて前記弁体
を開弁方向に押動させるスピンドルを組み込み、
前記スピンドルと前記逆止弁本体との間に、該ス
ピンドルが前記弁体を開弁させたとき水栓の本体
の外部と一次側流路とを連通可能とした組み込み
構造を持たせたことを特徴とする。
スピンドルを操作して弁体を押すとこれが水栓
の本体内の二次側流路内の弁座から離れて一次側
流路と二次側流路とが連通する。このため、二次
側流路に水抜き栓を設けていても、一次側流路の
水も二次側流路に流れて排出される。また、スピ
ンドルが弁体を押して流路を開放したときには、
一次側流路が外気に開放され、空気の流入によつ
て水の排出が速やかに行われる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る逆止弁を備えた湯水混合
栓の一部切欠平面図であり、逆止弁要素に付した
番号は従来例で述べたものと同一である。
10は湯水混合栓本体1の背部に着脱可能に配
置した逆止弁取付け具で、これに一体的に螺合連
結した逆止弁本体2は湯水混合栓本体1の一次側
流路F−1と二次側流路F−2を区画する隔壁1
1の取付け座12にパツキン13を配置して固定
されている。
逆止弁取付け具10は逆止弁本体2に螺合する
雌螺子14とこれに同軸上に開設した孔15を有
し、雌螺子14にはスピンドル16を螺合すると
ともに孔15との間にはパツキン17を配置して
いる。
スピンドル16の周面は図示のようにパツキン
17よりも上の部分の外径が孔15の内径よりも
少し小さい。このため、スピンドル16が弁体4
を押し下げる方向に移動すると、パツキン17が
孔15から離れてシールが解かれると同時にスピ
ンドル16の外径が小さい部分が孔15の中に位
置し、この孔15とスピンドル16の外周面との
隙間によつて一次側流路F−1が外部に連通可能
となる。
逆止弁本体2内には従来例と同様に二次側流路
F−2に弁座3を備えてこれに接離する弁体4を
スプリング6付勢された弁軸5の一端に連結し、
さらに逆止弁本体2内での移動をガイドするため
の案内羽根7を設けている。
さらに、20は二次側流路F−2側の湯水混合
栓本体1の前面に回動自在に設けた水抜き栓で、
先端に脱落防止用の補助螺子21を形成するとと
もに基端の摘み部22側にはパツキン23と取付
け用の螺子24を設けている。
逆止弁要素は水側及び湯側の供給系にともに設
けられ、湯と水は混合して吐水管31から吐水さ
れる。
上記構成において、内部流路の水抜きを行うに
は、水抜き栓20を開くと同時にスピンドル16
を弁軸5方向に移動させ、パツキン17と孔15
とのシールを解き、さらにこのスピンドル16の
移動によつて弁軸5を押圧して弁体4を弁座3か
ら離し逆止弁を開弁させる。
以上の操作によつて、一次側流路F−1と二次
側流路F−2とは連通し、かつスピンドル16側
のシールが解かれるために孔15部分が空気孔と
して機能し、水抜き栓20から内部溜水を速やか
に排出できる。
また、スピンドル16を弁軸5側に移動させる
ことによつて、逆止弁要素を収納する部分の容積
が縮小し、内部の水はこのスピンドル16の動作
で強制的に水抜き栓20側に排除され、かつ容積
縮小により逆止弁部分に残る水滴の量も低減でき
る。
従つて、一次側流路F−1及び二次側流路F−
2の残留水を同時に排出しかつ案内羽根7に生じ
やすい水膜等も完全に除去できるので、凍結を確
実に防止できる。
〔考案の効果〕
本考案は、外部からの操作によつて開弁して一
次側流路と二次側流路内の水を同時に水抜き栓か
ら排出でき、しかも逆止弁要素部分を収納する空
間を一時的に縮小させることにより残留水滴量も
小さくできるので、逆止弁の凍結を確実に防止で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る逆止弁を湯水混合栓に配
置した場合の一部切欠平面図、第2図は従来例の
断面図である。 1……湯水混合栓本体、2……逆止弁本体、3
……弁座、4……弁体、5……弁軸、6……スプ
リング、7……案内羽根、10……逆止弁取付け
具、11……隔壁、12……取付け座、14……
雌螺子、15……孔、16……スピンドル、17
……パツキン、20……水抜き栓、F−1……一
次側流路、F−2……二次側流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水栓の本体に外部から内部の一次側流路に通し
    て組み込まれ、前記水栓の本体内の二次側流路に
    弁体の着座面を有し、且つ該弁体を閉弁方向に付
    勢するスプリングを備えた逆止弁本体を持つ逆止
    弁であつて、 前記逆止弁本体に、前記水栓の本体の外部から
    操作可能であつて前記弁体を開弁方向に押動させ
    るスピンドルを組み込み、 前記スピンドルと前記逆止弁本体との間に、該
    スピンドルが前記弁体を開弁させたとき水栓の本
    体の外部と一次側流路とを連通可能とした組み込
    み構造を持たせたことを特徴とする逆止弁。
JP1985164948U 1985-10-26 1985-10-26 Expired JPH0328213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164948U JPH0328213Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164948U JPH0328213Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273172U JPS6273172U (ja) 1987-05-11
JPH0328213Y2 true JPH0328213Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=31094530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985164948U Expired JPH0328213Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0328213Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58182071U (ja) * 1982-05-29 1983-12-05 北村バルブ株式会社 給水栓における制水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273172U (ja) 1987-05-11

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