JPH03273476A

JPH03273476A - 自動販売機

Info

Publication number: JPH03273476A
Application number: JP7442590A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Yasaka; 義男矢坂
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-03-23
Filing date: 1990-03-23
Publication date: 1991-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は自動販売機に関する。

（ロ）従来の技術例えば缶入り清涼飲料の自動販売機において、従来のも
のは、商品を補充する際には、自動販売機の所定の商品
格納位置に商品を一本一本装填しなければならず、その
作業は大変面倒で、且つ多くの時間を要するものであっ
た。これは缶入り清涼飲料の自動販売機に限らず、たば
こ等の他の商品の自動販売機においても同様であった。

実公昭４６−３６７２１号公報には、商品格納装置を自
動販売機本体から回動可能に構成し、且つその開口部を
大きくておき、商品格納装置に多数の商品を収納した後
にその商品格納装置を回動させて本体内に位置させる自
動販売機が示されているが、かかる構成においても自動
販売機の商品格納装置に商品を装填するという作業には
変化はなく、面倒で且つ多くの時間を要するものであっ
た。

（ハ）発明が解決しようとする課題本発明は、自動販売機の所定の商品格納位置に商品を個
々に装填するという、面倒で多くの時間を要する作業を
行う必要がなく、商品の補充を簡単に短時間で行うこと
ができる自動販売機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の自動販売機は、複数の商品を収納するとともに
、下方開口を有し、前記商品のその下方開口の通過を規
制するシャッタを備えた商品収納箱と、自動販売機の本
体に設けられた商品格納装置と、前記本体の前記商品格
納装置の上方に出入り自在に設けられ前記商品収納箱を
収容可能とする収納箱ラックと、該収納箱ラックの出入
りに応動して前記シャッタの開閉を行う開閉機構と、前
記商品格納装置に結合されそこから送られる商品の放出
を行う商品放出機構とよりなることを特徴とする。

（ホ）作用複数の商品を収納しシャッタを閉じた状態の商品収納箱
を収納箱ラックに収容し、その後、収納箱ラックを本体
に入れると、かかる動作に応じてシャッタが開放され、
商品が商品格納装置に送られ、自動販売機への装填がな
される。

そして、商品放出機構によって商品の放出、販売がなさ
れる。

（へ）実施例第１図乃至第６図は本発明一実施例である缶入り清涼飲
料の自動販売機を示す。

第１図は自動販売機の本体を示す。

１は自動販売機の本体、２は商品取り出し口３や図示し
ない商品展示部、操作パネルを有し、本体１の前面に開
閉自在に取り付けられて通常は本体１の前面を閉塞する
前蓋、４は本体１内に３組内蔵された販売装置、５は各
販売装置４から後述の如く放出される商品を商品取り出
し口３に導くシ二−夕である。

販売装置４は、本体１内部に固定された商品格納装置と
してのサーペンタイン６と、各サーペンタイン６の下部
に結合されそこから送られる商品の放出を行う商品放出
機構７と、各サーペンタイン６の直上方において出入り
自在に設けられ後述する商品収納箱を収容可能とする収
納箱ラック８とから構成される。

第２図、第３図は本体ｌから収納箱ラック８を引き出し
た状態を示す。

９は収納箱ラック８に固定された取っ手、１゜は本体１
に固定されたレール本体、１１は収納箱ラック８に固定
されレール本体１ｏにより案内されて収納箱ラック８を
本体１から引き出し可能とするレールラック、１２は収
納箱ラック８内にその奥行き方向に４個並べて収容され
た樹脂製の商品収納箱である。各販売装置４において、
サーペンタイン６は本体１の奥行き方向に４列設けられ
ており、収納箱ラック８に収容される商品収納箱１２は
その各々のサーペンタイン６の列に対応する。

１３は商品収納箱１２に形成された下方開口、１４はそ
の下方開口１３に設けられた軸、１５は軸１４を中心に
回動してその下方開口１３を開閉するシャッタ、１６は
商品収納箱１２の内部に複数収納された単一種の缶入り
清涼飲料（以下、単に缶と称する）、１７は商品収納箱
１２の側面に形成された缶１６の残量確認用の窓である
。

１８は下方開口１３に軸１４と並行に設けられた軸、１
９は軸１８に回動自在に設けられシャッタ１５の開閉を
規制するロックレバ−２ｏは各々のサーペンタイン６の
列に対応してその側壁に回転自在に設けられたギア、２
１は各々のギア２０と噛み合った状態でサーペンタイン
６の側壁に摺動自在に設けられたラック、２２はラック
２１を本体１の前方（第３図、第４図中の左方向）に向
けて付勢するバネ、２３はラック２１の移動に応じて回
動する回動レバー　２４は回動レバー２３に固定された
案内環、２５はサーペンタイン６の側壁に固定された案
内環、２６はギア２ｏに固定された案内環である。そし
てこれらにより収納箱ラック８の出入りに応動してシャ
ッタ１５の開閉を行う開閉機構が構成される。シャッタ
１５は商品収納箱１２の下方開口１３を開閉し、内部に
収納されている缶１６の下方開口１３の通過を規制して
いる。

而して、本自動販売機において商品の装填を行うときに
は、あらかじめ内部に缶１６を収納し、シャッタ１５を
ロックレバ−１９に係止して缶１６の脱落を阻止した商
品収納箱１２を用意しておく。そして５本体工から収納
箱ラック８を引き出し、補充したいサーペンタイン６の
列に対応する位置にその商品収納箱１２を収容する（第
４図）。全ての商品収納箱１２の収容が終わると、収納
箱ラック８を本体１内に押し込む。

かかる押し込み時の動作を以下に詳述する。

収納箱ラック８を引き出した状１！！（第４図）から、
収納箱ラック８を本体１に押し込むと、回動レバー２３
の先端に設けられている案内棒２４が収納箱ラック８の
底面を滑っていく（第５図）。

そして、案内棒２４が収納箱ラック８の端部２８に達す
ると、ラック２１を介したバネ２２の付勢によりラック
２１が図中右方向に移動し、案内棒２４は図中時計方向
に回転する（第６図）、、このラック２１の移動により
ラック２１と噛み合っているギア２０が図中時計方向に
回転し、そのギア２０に固定されている案内棒２６がロ
ックレバ−１９を反時計方向に回転させ、シャッタ１５
の固定を解除する。これにより、商品収納箱１２内に収
納されている缶１６がその自重によってサーペンタイン
６内に落下し、装填される。

そして、通常は本体Ｉのサーペンタイン６内に収納され
た缶１６は図示しない冷却装置の作動により冷却される
。商品の販売は、周知の構造を持つ商品放出機構７によ
り缶１６の固定を解除して放出することによりなされる
。商品放出機＄７により放出された缶１６は前蓋の商品
取り出し口３に送られる。

販売によりある種の商品が売り切れたときには、収納箱
ラック８を引き出して空になった商品収納箱１２を取り
出し、上述した装填時と同様の手順で缶８の補充を行え
ばよい。

収納箱ラック８の引き出し時には、回動レバー２３に固
定された案内棒２４が収納箱ラック８７）端部２８から
外れて収納箱ラック８の底面を滑っていき、ランク２１
は図中右方向に移動する。

従って、ラック２１と噛み合っているギア２０が図中反
時計方向に回転し、そのギア２０に固定されている案内
棒２６はロックレバ−１９から離れ、ロックレバ−１９
は軸１８に設けられているねじりバネ２９によって反時
計方向に回転する。

それと同時に、シャッタ１５は収納箱ラック８に固定さ
れた案内棒２５によって押されて反時計方向に回動し、
シャッタ１５はロックレバ−１９によって閉じた状態に
固定される。

尚、サーペンタイン６内に缶１６を送り込んで装填が終
了して空になった商品収納箱１２は、すぐに収納箱ラッ
ク８を引き出して取り出してもよいが、その時に、缶１
６が収納されている新たな商品収納箱１２を収納箱ラッ
ク８に収容しておけば、その商品収納箱１２が補助的な
商品格納装置としても働き、より多くの缶１６を自動販
売機内に格納しておくことができる。

以上の構成によれば、複数の缶１６を収納しシャッタ１
５を閉じた状態の商品収納箱１２を収納箱ラック８に収
容し、その後、収納箱ラック８を本体に入れると、その
動作に応じてシャッタ１５が開放され、缶１６が商品格
納装置としてのサーペンタイン６に送られ、自動販売機
への装填がなされる。従って、自動販売機の所定の商品
格納位置に缶】６を個々に一本一本装填するという、面
倒で多くの時間を要する作業を行う必要がない。よって
、商品の補充を簡単に短時間で行うことができる。また
商品収納箱１２が補助的な商品格納装置としても利用す
ることができるので、自動販売機の商品格納量を増大さ
せることができる。

尚、商品収納箱１２は、その清涼飲料の工場出荷時にお
いて缶１６を収納した状態にしておくことが望ましいが
、工場出荷時には通常の収納箱に缶１６を入れておき、
自動販売機の管理者の事務所等において、その通常の収
納箱から本発明の商品収納箱１２に缶１６を入れ替える
構成とした場合でも、その入れ替えの手間はがかるもの
の、自動販売機の設置場所における商品充填の作業は簡
単になり時間も大幅に短縮できるという点においては何
ら変わらない効果がある。実施例においては、商品収納
箱１２は樹脂製であったが、その他の材質を使ったもの
であってもよい。

（ト）発明の効果本発明によれば、複数の商品を収納しシャッタを閉じた
状態の商品収納箱を収納箱ラックに収容し、その後、収
納箱ラックを本体に入れると、かかる動作に応じてシャ
ッタが開放され、商品が商品格納装置に送られ、自動販
売機への装填がなされるので、自動販売機の所定の商品
格納位置に商品を個々に装填するという、面倒で多くの
時間を要する作業を行う必要がなく、商品の補充を簡単
に短時間で行うことができる。更に、商品収納箱が補助
的な商品格納装置としても作用し、自動販売機の商品格
納量を増大させることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例である缶入り清涼飲料の自動販
売機を示し、第１図は斜視図、第２図及び第３図は販売
装置の斜視図、第４図乃至第６図は販売装置の模式的側
面図である。１・・・本体、６・・・サーペンタイン、７・・・商品
放出機構、８・・・収納箱ラック、１２・・・商品収納
箱、１３・・・下方開口、１５・・・シャッタ、１６・
・・缶、１９・・・ロックレバ−２０・・・ギア、２１
・・・ラック、２２・・・バネ、２３・・・回動レバー・・・案内棒。２４゜２５゜

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の商品を収納するとともに、下方開口を有し
、前記商品のその下方開口の通過を規制するシャッタを
備えた商品収納箱と、自動販売機の本体に設けられた商
品格納装置と、前記本体の前記商品格納装置の上方に出
入り自在に設けられ前記商品収納箱を収容可能とする収
納箱ラックと、該収納箱ラックの出入りに応動して前記
シャッタの開閉を行う開閉機構と、前記商品格納装置に
結合されそこから送られる商品の放出を行う商品放出機
構とよりなることを特徴とする自動販売機。