JPH03242313A - 一酸化炭素の精製方法 - Google Patents
一酸化炭素の精製方法Info
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- JPH03242313A JPH03242313A JP2038105A JP3810590A JPH03242313A JP H03242313 A JPH03242313 A JP H03242313A JP 2038105 A JP2038105 A JP 2038105A JP 3810590 A JP3810590 A JP 3810590A JP H03242313 A JPH03242313 A JP H03242313A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B32/00—Carbon; Compounds thereof
- C01B32/40—Carbon monoxide
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、−酸化炭素の精製方法に係り、特に、−酸化
炭素を主成分とし、窒素、二酸化炭素等を含む混合ガス
である製鉄所の副生ガス等から、圧力変動式吸着分離法
(Pressure 5w1na AdsorDtl
On process、以下、略してPSAという)に
より、例えば純度99.95%以上の標準ガス級の高純
度の一酸化炭素を、簡便且つ安価なコストで回収するこ
とができる一酸化炭素の精製方法に関する。
炭素を主成分とし、窒素、二酸化炭素等を含む混合ガス
である製鉄所の副生ガス等から、圧力変動式吸着分離法
(Pressure 5w1na AdsorDtl
On process、以下、略してPSAという)に
より、例えば純度99.95%以上の標準ガス級の高純
度の一酸化炭素を、簡便且つ安価なコストで回収するこ
とができる一酸化炭素の精製方法に関する。
圧力変動式吸着分離法<PSA法ンにより、mlえば、
製鉄工程で発生する転炉排カス又は高炉排ガス等の、−
酸化炭素(co)、二酸化炭素(C02)及び窒素(N
2)等を含有する混合ガスから、−酸化炭素を高濃度に
分離回収しようという試みが種々なされている。 通常、転炉排ガス及び高炉排ガスの組成は下記の範囲内
にある。 Co C02N2 H2 転炉排ガス 50〜87x3〜20% 3〜20χ 1
〜10%高炉排ガス 20〜30% 20〜30X 4
0〜60% 1〜b上記分M回収の具体的方法として
は、1段階吸着装室を用いたPSA法(前処理として、
水、二酸化炭素、硫黄化合物等の除去を行うこともある
)又はCosorb法等が従来より行われている。
製鉄工程で発生する転炉排カス又は高炉排ガス等の、−
酸化炭素(co)、二酸化炭素(C02)及び窒素(N
2)等を含有する混合ガスから、−酸化炭素を高濃度に
分離回収しようという試みが種々なされている。 通常、転炉排ガス及び高炉排ガスの組成は下記の範囲内
にある。 Co C02N2 H2 転炉排ガス 50〜87x3〜20% 3〜20χ 1
〜10%高炉排ガス 20〜30% 20〜30X 4
0〜60% 1〜b上記分M回収の具体的方法として
は、1段階吸着装室を用いたPSA法(前処理として、
水、二酸化炭素、硫黄化合物等の除去を行うこともある
)又はCosorb法等が従来より行われている。
しかしながら、上記従来の一酸化炭素の精製方法を転炉
排ガス等に適用する場合は、回収率を無視して精製効率
を上げたとしても、−酸化炭素の純度を99,0〜99
.5%まで上昇させるのが限界であった。 従って、上記従来の方法によって得られる製品カスとし
ての一酸化炭素は、製鋼吹錬用のアルゴン(Ar )の
代替や、いわゆるC1化学の合成原料としての使用は可
能であったが、例えばCOガス測定器の標準ガスのよう
に高純度を必要とする用途には使用できなかった。 本発明は、転炉排ガス又は高炉排ガス等の一酸化炭素を
主成分として含有する混合ガスから、例えば純度が99
.95%以上で、標準ガスとしても使用可能な高純度の
一酸化炭素を、簡単に且つ安価に得ることができる一酸
化炭素の精製方法を提供することを課題とする。
排ガス等に適用する場合は、回収率を無視して精製効率
を上げたとしても、−酸化炭素の純度を99,0〜99
.5%まで上昇させるのが限界であった。 従って、上記従来の方法によって得られる製品カスとし
ての一酸化炭素は、製鋼吹錬用のアルゴン(Ar )の
代替や、いわゆるC1化学の合成原料としての使用は可
能であったが、例えばCOガス測定器の標準ガスのよう
に高純度を必要とする用途には使用できなかった。 本発明は、転炉排ガス又は高炉排ガス等の一酸化炭素を
主成分として含有する混合ガスから、例えば純度が99
.95%以上で、標準ガスとしても使用可能な高純度の
一酸化炭素を、簡単に且つ安価に得ることができる一酸
化炭素の精製方法を提供することを課題とする。
本発明は、−酸化炭素の精製に際して、第1原料ガスの
一酸化炭素を含有する混合ガスから分離回収した、−酸
化炭素を主成分とする製品ガスを第2原料ガスとし、1
段階の又は直列に2段階以上に継設された圧力変動式吸
着分離装置で上記第2原料ガスの全部又は一部を処理し
、高純度の一酸化炭素を分離回収することにより、上記
課題を達成したものである。 又、前記圧力変動式吸着分離装置の廃ガスを低純度製品
として使用するようにしなものである。
一酸化炭素を含有する混合ガスから分離回収した、−酸
化炭素を主成分とする製品ガスを第2原料ガスとし、1
段階の又は直列に2段階以上に継設された圧力変動式吸
着分離装置で上記第2原料ガスの全部又は一部を処理し
、高純度の一酸化炭素を分離回収することにより、上記
課題を達成したものである。 又、前記圧力変動式吸着分離装置の廃ガスを低純度製品
として使用するようにしなものである。
本発明においては、転炉排ガス等の一酸化炭素を主要成
分として含有する混合カスを第1原料ガスとして用い、
この第1原料ガスから一酸化炭素を主成分とする製品ガ
スを分離回収した後、該製品ガスを第2原料ガスとし、
PSA法で第2原料ガスを処理するようにしなので、−
酸化炭素の分離回収効率が更に向上され、PSA法によ
り高純度の一酸化炭素の精製が可能となる。 又、第2原料ガスを処理する際に得られる廃ガスを低純
度製品として使用するようにした場合は、回収率を更に
向上して、コストの一層の低減を図れる。
分として含有する混合カスを第1原料ガスとして用い、
この第1原料ガスから一酸化炭素を主成分とする製品ガ
スを分離回収した後、該製品ガスを第2原料ガスとし、
PSA法で第2原料ガスを処理するようにしなので、−
酸化炭素の分離回収効率が更に向上され、PSA法によ
り高純度の一酸化炭素の精製が可能となる。 又、第2原料ガスを処理する際に得られる廃ガスを低純
度製品として使用するようにした場合は、回収率を更に
向上して、コストの一層の低減を図れる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例が適用される圧力変動式吸
着分離システムの概略構成図である。 本システムは、第1段階の圧力変動式吸着分離装置(以
下、第1分離装置という)50、該第1分離装置50に
直列に継設された第2段階の圧力変動式吸着装置(以下
、第2分離装置という)52、及び、3基のガスホルダ
56.58.60で主に構成されている。 まず、上記システムに供給される第1原料ガスから一酸
化炭素の分離回収を行う第1分離装置50について説明
する。上記第1分離装置50としては、−酸化炭素精製
ユニット54が第2図の概略構成図に示すシステムから
なるPSA装置を備えたものを挙げることができる。上
記PSA装置は、本出願人による特公昭64−1044
3号公報に具体的に開示されているものであり、以下の
実施例では、第1原料ガスに対する処理を上記第2図に
示すPSA装置システムを使用して行う場合を中心に説
明する。 第2図において、吸着塔A及びBは、前段処理装置であ
る二酸化炭素の吸着除去を行うための脱CO2PSA装
置を構成し、吸着塔C〜Fは、後段処理装置である一酸
化炭素の吸着回収を行うための脱N2PSA装置を構成
しており、上記各吸着塔A〜Fは、それぞれ実線で示す
パイプを介して有機的に連結され、以下に詳述する処理
が可能になされている。 前段処理装置の操作について説明する。吸着塔A、Bは
いずれも二酸化炭素を選択的に吸着する吸着剤が充填さ
れており、下方から第1原料ガスが供給されるようにな
されている。この第1原料ガスは、例えば転炉排ガスで
あり、主要成分として−酸化炭素以外に二酸化炭素、窒
素及び水素を含有しているものである。 今、吸着塔Aは減圧下で行うパージ工程が終了し、バル
ブ1〜6は閉じた状態にあり、塔内圧力は、例えば30
0〜30TOr「、場合Gこよってc、t30Torr
以下になっている。 一方、吸着塔Bは、吸着工程か終了し、ノクルブ7〜1
2の全てが閉じた状態からノクルブ9のみを開き、減圧
工程に移行した段階にある。 上記状態を基準に、吸着塔Aに着目して二酸イヒ炭素の
吸着除去のサイクルを説明する。まず、ノ〈ルブ6を開
いて吸着塔Aに前段処理ガス(脱CO2カス)を導入し
、塔内圧力が0.01〜3.0kg/cl’ G、好ま
しくは0.2〜1. Okq/cl”Gに達しな時点で
上記バルブ6を閉じ、次ν1でノくルブ1及び2を開い
て前記第1原料ガスを塔内圧力が上記範囲に維持される
ように流しなカイら二酸化炭素の吸着を行う、なお、上
記の前段処理ガスは、例えば、前段処理を終了したガス
が貯留されているバッファタンク(図示せず)から供給
することができる。 所定の吸着工程が終了した後、バルブ1及び2を閉じ、
バルブ3を開いて塔内圧力を大気圧付近まで降圧(放圧
)させた後、上記バルブ3を閉じる。 次いで、バルブ4を開いて真空ポンプ40により塔内の
強制排気を行い、吸着している二酸化炭素の脱着を行う
。その際、塔内圧力が、例えば300〜30TOr「、
場合によっては30Torr以下に排気を行い、その状
態で後述する後段処理装置からの廃カス(吸着(I)工
程で排出され、タンク43に貯留されている)を塔内に
導入してパージ工程を行う。 上記パージ工程が終了した後は、バルブ4及び5を閉じ
、再び最初の工程に戻り、バルブ6を閉じて上述した後
続の各操作を行う。 上記各操作を、吸着塔A及びBのそれぞれについて順次
繰り返すことにより、二酸化炭素の吸着、脱着による除
去を連続的に行うことが可能となる。 次に、後段処理装置の操作について説明する。 前段処理により、吸着塔A及びBから供給される二酸化
炭素が除去された前段処理ガスは、t&段処理装置に導
入され、ここで窒素、水素が除去され、その結果濃縮さ
れた一酸化炭素(製品ガス)として回収される。 吸着塔C,D、E及びFには、いずれも−酸化炭素を選
択的に吸着する吸着剤が充填されている。 便宜上、吸着塔C及びDに着目して、−酸化炭素の吸着
分離回収のサイクルについて、吸着塔Cが吸着(I)工
程に、吸着塔りが製品ガスの回収工程にある状態を基準
として説明する。 今、バルブ18.17が開いた状態にあり、前段処理ガ
スが吸着塔Cに下方から導入され、上方に流通しており
、吸着塔りではバルブ27が開かれ、減圧排気装置41
により、吸着剤からの一酸化炭素の脱着が行われ、脱着
回収された一酸化炭素は製品ガスタンク42に製品ガス
(第2原料ガス)として貯留される。 吸着塔Cの吸着(I)工程における塔内圧力(吸着圧力
)は、前記前段処理ガスの供給圧によって定まり、通常
は0.01〜3 、0 ko/cn2Gに、好ましくは
0.2〜1 、 Oka/cn2Gに設定される。又、
回収工程における吸着塔pの塔内圧力は300〜30T
orr =場合によっては30Torr以下である。 吸着塔Cにおける吸着(I>工程か終了したら、バルブ
18.17を閉じ、同時にバルブ27も閉じて吸着塔り
における製品ガスの回収工程も終了する。上記吸着(I
)工程の終点は、例えば、吸着塔の出口におけるガス中
の一酸化炭素の濃度がその入口における濃度に等しくな
る時点を一つの目安にして判断される。 次いで、吸着塔C及びDを連結するパイプにあるバルブ
19を開き、吸着塔Cの塔内圧力を大気圧付近まで降圧
させ、そのときに放出されるガスを吸着塔りに導入し、
充填されている吸着剤に一酸化炭素を吸着させる吸着(
n)工程を行う。 上述の如く、吸着塔Cの塔内圧力が大気圧付近になった
ところでバルブ20を開き、製品ガスタンク42より製
品ガスを該吸着塔Cに導入し、吸着剤間の空隙に存在す
る窒素等の雑吸着成分ガスを追い出すパージ工程を行う
、その際、吸着塔Cの上部から流出するパージガスはバ
ルブ19を介して吸着塔りに導入され、パージガス中の
一酸化炭素を吸着する吸着(fir)工程が行われる。 上記パージ工程か終了した後、バルブ1つ及び20を閉
じて、バルブ21を開くことにより吸着塔Cは、減圧排
気装置41により減圧下で行う製品ガスの回収工程に移
行する。 一方、吸着塔りは、バルブ22を開くことによって上記
の吸着(ff)工程及び吸着(III)工程に引き続く
、前段処理ガスによる加圧工程に移り、更に塔内圧力が
所定の吸着圧力に達したならばバルブ23及び24を開
き、該吸着塔りにおける吸着(I)工程に移行する。そ
の後は、上述した吸着塔Cの場合と同様の一連の操作を
行う0以上詳述した一連の操作を吸着塔C及びDの間で
交互に繰り返して行うことにより、連続的に一酸化炭素
を分離精製することが可能となる。 そして、吸着塔E及びFについても、上記吸着塔C及び
Dと同様に一連の操作が交互に行われ、これにより製品
ガスの供給が連続的に、しがち円滑に行われるようにな
されている。 なお、前段処理装置及び後段処理装置をそれぞれ構成す
る吸着塔A、B及び吸着塔C〜Fに充填される吸着剤と
しては、例えば活性炭、活性アルミナ、合成又は天然(
改質したものを含む)ゼオライト等を具体的に挙げるこ
とができる。 又、第2図に示すシステムの操作方法は、前述したもの
に限定されるものでなく、所期の目的が達成される範囲
で任意に変更可能であることはいうまでもない0例えば
、1&段処理装置では、吸着(I)工程の前に行う吸着
(■)工程又は吸着(I[)工程は必ずしも実施しなく
ともよく、同様の操作を、例えば前段処理ガスで直接実
行することもできる。 続いて、本実施例の精製方法について、再び第1図に基
づいて説明する。 本実施例では、前記第2図に示したPSA装置システム
で製造され、製品ガスタンク42に貯留されている一酸
化炭素を主成分とする製品ガスを第2原料ガスRとして
使用する。 前述の如くしてPSA法により前記第1原料ガスよりも
純度が向上された一酸化炭素を主成分とする第2原料ガ
スRは、−酸化炭素精製ユニット54から導出され、低
純度製品co用バッファタンク56に貯留され、更に該
タンク56より第2分離装置52に導入され、ここでも
PSA法により更に純度が向上された一酸化炭素からな
る精製カス(高純度製品ガス)P+が製造され、高純度
COホルダ58に貯留された後、高純度製品ガスとして
所望の用途に供給される。 本実施例においては、前記第2原料ガスRの一部は低純
度COホルダ6oに貯留され、該ホルダ60において、
第2分離装置52における吸着工程で排出され、上記C
Oホルダ6oに導入される廃ガスP2と混合され、得ら
れた低純度製品ガスP3は合成化学の原料等として供給
される。なお、この低純度製品ガスP3の製造は必ずし
も実施しなくともよい。 本実施例における前記第1分離装置50は、前述した如
く、前記第2図に示したシステムと同一の構成からなり
、その基本操作も同一である。即ち、上記第1分離装置
50自体が、二酸化炭素を吸着除去する脱C02−PS
A装置からなる前段処理と、−酸化炭素の吸着分離回収
を行う脱N2−PSA装置からなる後段処理とで構成さ
れている。 又、前記第2分離装置52は、図面からもわかるように
、前記第2図に示したシステムの後段処理装置と同一の
構成からなり、詳細は省略するが、その基本的操作も同
一である。但し、前述の如く、吸着(I)工程で排出さ
れる廃ガスは第2原料ガスRの一部と混合され、低純度
製品ガスP3として利用されるようになっている。なお
、第2分離装置52では、第1分離装置50(第2図)
でC〜Fで示した4基の吸着塔を、それぞれ便宜上1〜
4の符号で示した。 以上詳述した如く、本実施例によれば、既に濃縮されて
一酸化炭素を主成分とする第2原料ガスRに対して、吸
着塔1〜4で構成される第2分離装置52により更に脱
N2−PSA法を適用するため、極めて高純度の一酸化
炭素を製造することかできる0例えば、第1原料ガスが
70%の一酸化炭素を含有している場合には、精製ガス
P1を99.95%以上の高純度に精製することができ
る。 又、本実施例では、第1分離装置で二酸化炭素の除去も
行うことができるため、炭酸ガスの含有量が比較的高い
第1原料カスの精製も可能である。 吸着工程で排出される廃ガスP2は、第2原料カスRの
一部と混合して、低純度製品カスとして利用してもよく
、又、燃料ガス等としても利用可能である。 次に、第1図に示したPSA装置を用い、下記第1表に
示す7エ程のスゲジュールに従って、第2分離装置52
の各吸着塔1〜4を操作した場合の具体例を示す。 第 1 表 実施例条件及び結果は以下に示す通りであった。 (a)充填剤 モルデナイト系ゼオライト1 k(J
/筒 (わ)原料ガス組成 C0=98.5%(第2原料ガス
)N2=1.3% C02=0.03% N2=0.1% 量 550J2/h (C)入口ガス圧力 0 、8kg/ci2G出ロガス
圧力 500〜1000μIAg(d)製品ガス構成
CO≧99.95%N2≦0.03 CO2≦0.02 H2≦0.01 量 200β/h (e)廃ガス組成 C0=97.7〜97.5% N2 卒1.9〜2.0% C02=0.1〜0.4% N2=0.4〜0.8% 量 350℃/h (f)Co回収率 =(低純製品中のCOカス量 +高純製品中のCOカス量) /原料ガス中のCOカス量 この収率は1段の吸着装置の収率のみで決まり、60〜
80%程度である。 上記結果より、本実施例が極めて有効であることが明ら
かである。 以上、本発明方法を具体的に詳述したが、本発明の一酸
化炭素の精製方法は前記実施例に示したものに限定され
るものでないことはいうまでもない。 例えば、第2原料ガスの供給手段は、前記第2図に示し
たPSA装置に限られるものでなく、酸化炭素を主要成
分の一つとして含有する混合ガスから一酸化炭素を主成
分とするガスに濃縮できる方法であれば、他の構成から
なるSPA装置であっても、又はc osorb法等の
他の手段であってもよい。 又、実施例では、第1分離装置50に、1段のPSA装
置が直列に継設された装置を用いる場合を示したが、必
要に応じて、例えば、前記の第2分離装置と同構成のP
SA装置を、該第2分M装置に更に直列に継設し、2段
、3段・・・とじて、−ih化炭素の純度を更に向上さ
せることも可能である。その際、各段階における廃ガス
はその前の段階の製品ガスと混合し、低純度製品ガスと
して利用してもよい。 又、本発明方法に適用されるPSA装置は、第1図に示
したものに限られるものでなく、−酸化炭素の純度向上
に適用可能なものであれば任意の構成からなるPSA装
置を適用することができる。
る。 第1図は、本発明の一実施例が適用される圧力変動式吸
着分離システムの概略構成図である。 本システムは、第1段階の圧力変動式吸着分離装置(以
下、第1分離装置という)50、該第1分離装置50に
直列に継設された第2段階の圧力変動式吸着装置(以下
、第2分離装置という)52、及び、3基のガスホルダ
56.58.60で主に構成されている。 まず、上記システムに供給される第1原料ガスから一酸
化炭素の分離回収を行う第1分離装置50について説明
する。上記第1分離装置50としては、−酸化炭素精製
ユニット54が第2図の概略構成図に示すシステムから
なるPSA装置を備えたものを挙げることができる。上
記PSA装置は、本出願人による特公昭64−1044
3号公報に具体的に開示されているものであり、以下の
実施例では、第1原料ガスに対する処理を上記第2図に
示すPSA装置システムを使用して行う場合を中心に説
明する。 第2図において、吸着塔A及びBは、前段処理装置であ
る二酸化炭素の吸着除去を行うための脱CO2PSA装
置を構成し、吸着塔C〜Fは、後段処理装置である一酸
化炭素の吸着回収を行うための脱N2PSA装置を構成
しており、上記各吸着塔A〜Fは、それぞれ実線で示す
パイプを介して有機的に連結され、以下に詳述する処理
が可能になされている。 前段処理装置の操作について説明する。吸着塔A、Bは
いずれも二酸化炭素を選択的に吸着する吸着剤が充填さ
れており、下方から第1原料ガスが供給されるようにな
されている。この第1原料ガスは、例えば転炉排ガスで
あり、主要成分として−酸化炭素以外に二酸化炭素、窒
素及び水素を含有しているものである。 今、吸着塔Aは減圧下で行うパージ工程が終了し、バル
ブ1〜6は閉じた状態にあり、塔内圧力は、例えば30
0〜30TOr「、場合Gこよってc、t30Torr
以下になっている。 一方、吸着塔Bは、吸着工程か終了し、ノクルブ7〜1
2の全てが閉じた状態からノクルブ9のみを開き、減圧
工程に移行した段階にある。 上記状態を基準に、吸着塔Aに着目して二酸イヒ炭素の
吸着除去のサイクルを説明する。まず、ノ〈ルブ6を開
いて吸着塔Aに前段処理ガス(脱CO2カス)を導入し
、塔内圧力が0.01〜3.0kg/cl’ G、好ま
しくは0.2〜1. Okq/cl”Gに達しな時点で
上記バルブ6を閉じ、次ν1でノくルブ1及び2を開い
て前記第1原料ガスを塔内圧力が上記範囲に維持される
ように流しなカイら二酸化炭素の吸着を行う、なお、上
記の前段処理ガスは、例えば、前段処理を終了したガス
が貯留されているバッファタンク(図示せず)から供給
することができる。 所定の吸着工程が終了した後、バルブ1及び2を閉じ、
バルブ3を開いて塔内圧力を大気圧付近まで降圧(放圧
)させた後、上記バルブ3を閉じる。 次いで、バルブ4を開いて真空ポンプ40により塔内の
強制排気を行い、吸着している二酸化炭素の脱着を行う
。その際、塔内圧力が、例えば300〜30TOr「、
場合によっては30Torr以下に排気を行い、その状
態で後述する後段処理装置からの廃カス(吸着(I)工
程で排出され、タンク43に貯留されている)を塔内に
導入してパージ工程を行う。 上記パージ工程が終了した後は、バルブ4及び5を閉じ
、再び最初の工程に戻り、バルブ6を閉じて上述した後
続の各操作を行う。 上記各操作を、吸着塔A及びBのそれぞれについて順次
繰り返すことにより、二酸化炭素の吸着、脱着による除
去を連続的に行うことが可能となる。 次に、後段処理装置の操作について説明する。 前段処理により、吸着塔A及びBから供給される二酸化
炭素が除去された前段処理ガスは、t&段処理装置に導
入され、ここで窒素、水素が除去され、その結果濃縮さ
れた一酸化炭素(製品ガス)として回収される。 吸着塔C,D、E及びFには、いずれも−酸化炭素を選
択的に吸着する吸着剤が充填されている。 便宜上、吸着塔C及びDに着目して、−酸化炭素の吸着
分離回収のサイクルについて、吸着塔Cが吸着(I)工
程に、吸着塔りが製品ガスの回収工程にある状態を基準
として説明する。 今、バルブ18.17が開いた状態にあり、前段処理ガ
スが吸着塔Cに下方から導入され、上方に流通しており
、吸着塔りではバルブ27が開かれ、減圧排気装置41
により、吸着剤からの一酸化炭素の脱着が行われ、脱着
回収された一酸化炭素は製品ガスタンク42に製品ガス
(第2原料ガス)として貯留される。 吸着塔Cの吸着(I)工程における塔内圧力(吸着圧力
)は、前記前段処理ガスの供給圧によって定まり、通常
は0.01〜3 、0 ko/cn2Gに、好ましくは
0.2〜1 、 Oka/cn2Gに設定される。又、
回収工程における吸着塔pの塔内圧力は300〜30T
orr =場合によっては30Torr以下である。 吸着塔Cにおける吸着(I>工程か終了したら、バルブ
18.17を閉じ、同時にバルブ27も閉じて吸着塔り
における製品ガスの回収工程も終了する。上記吸着(I
)工程の終点は、例えば、吸着塔の出口におけるガス中
の一酸化炭素の濃度がその入口における濃度に等しくな
る時点を一つの目安にして判断される。 次いで、吸着塔C及びDを連結するパイプにあるバルブ
19を開き、吸着塔Cの塔内圧力を大気圧付近まで降圧
させ、そのときに放出されるガスを吸着塔りに導入し、
充填されている吸着剤に一酸化炭素を吸着させる吸着(
n)工程を行う。 上述の如く、吸着塔Cの塔内圧力が大気圧付近になった
ところでバルブ20を開き、製品ガスタンク42より製
品ガスを該吸着塔Cに導入し、吸着剤間の空隙に存在す
る窒素等の雑吸着成分ガスを追い出すパージ工程を行う
、その際、吸着塔Cの上部から流出するパージガスはバ
ルブ19を介して吸着塔りに導入され、パージガス中の
一酸化炭素を吸着する吸着(fir)工程が行われる。 上記パージ工程か終了した後、バルブ1つ及び20を閉
じて、バルブ21を開くことにより吸着塔Cは、減圧排
気装置41により減圧下で行う製品ガスの回収工程に移
行する。 一方、吸着塔りは、バルブ22を開くことによって上記
の吸着(ff)工程及び吸着(III)工程に引き続く
、前段処理ガスによる加圧工程に移り、更に塔内圧力が
所定の吸着圧力に達したならばバルブ23及び24を開
き、該吸着塔りにおける吸着(I)工程に移行する。そ
の後は、上述した吸着塔Cの場合と同様の一連の操作を
行う0以上詳述した一連の操作を吸着塔C及びDの間で
交互に繰り返して行うことにより、連続的に一酸化炭素
を分離精製することが可能となる。 そして、吸着塔E及びFについても、上記吸着塔C及び
Dと同様に一連の操作が交互に行われ、これにより製品
ガスの供給が連続的に、しがち円滑に行われるようにな
されている。 なお、前段処理装置及び後段処理装置をそれぞれ構成す
る吸着塔A、B及び吸着塔C〜Fに充填される吸着剤と
しては、例えば活性炭、活性アルミナ、合成又は天然(
改質したものを含む)ゼオライト等を具体的に挙げるこ
とができる。 又、第2図に示すシステムの操作方法は、前述したもの
に限定されるものでなく、所期の目的が達成される範囲
で任意に変更可能であることはいうまでもない0例えば
、1&段処理装置では、吸着(I)工程の前に行う吸着
(■)工程又は吸着(I[)工程は必ずしも実施しなく
ともよく、同様の操作を、例えば前段処理ガスで直接実
行することもできる。 続いて、本実施例の精製方法について、再び第1図に基
づいて説明する。 本実施例では、前記第2図に示したPSA装置システム
で製造され、製品ガスタンク42に貯留されている一酸
化炭素を主成分とする製品ガスを第2原料ガスRとして
使用する。 前述の如くしてPSA法により前記第1原料ガスよりも
純度が向上された一酸化炭素を主成分とする第2原料ガ
スRは、−酸化炭素精製ユニット54から導出され、低
純度製品co用バッファタンク56に貯留され、更に該
タンク56より第2分離装置52に導入され、ここでも
PSA法により更に純度が向上された一酸化炭素からな
る精製カス(高純度製品ガス)P+が製造され、高純度
COホルダ58に貯留された後、高純度製品ガスとして
所望の用途に供給される。 本実施例においては、前記第2原料ガスRの一部は低純
度COホルダ6oに貯留され、該ホルダ60において、
第2分離装置52における吸着工程で排出され、上記C
Oホルダ6oに導入される廃ガスP2と混合され、得ら
れた低純度製品ガスP3は合成化学の原料等として供給
される。なお、この低純度製品ガスP3の製造は必ずし
も実施しなくともよい。 本実施例における前記第1分離装置50は、前述した如
く、前記第2図に示したシステムと同一の構成からなり
、その基本操作も同一である。即ち、上記第1分離装置
50自体が、二酸化炭素を吸着除去する脱C02−PS
A装置からなる前段処理と、−酸化炭素の吸着分離回収
を行う脱N2−PSA装置からなる後段処理とで構成さ
れている。 又、前記第2分離装置52は、図面からもわかるように
、前記第2図に示したシステムの後段処理装置と同一の
構成からなり、詳細は省略するが、その基本的操作も同
一である。但し、前述の如く、吸着(I)工程で排出さ
れる廃ガスは第2原料ガスRの一部と混合され、低純度
製品ガスP3として利用されるようになっている。なお
、第2分離装置52では、第1分離装置50(第2図)
でC〜Fで示した4基の吸着塔を、それぞれ便宜上1〜
4の符号で示した。 以上詳述した如く、本実施例によれば、既に濃縮されて
一酸化炭素を主成分とする第2原料ガスRに対して、吸
着塔1〜4で構成される第2分離装置52により更に脱
N2−PSA法を適用するため、極めて高純度の一酸化
炭素を製造することかできる0例えば、第1原料ガスが
70%の一酸化炭素を含有している場合には、精製ガス
P1を99.95%以上の高純度に精製することができ
る。 又、本実施例では、第1分離装置で二酸化炭素の除去も
行うことができるため、炭酸ガスの含有量が比較的高い
第1原料カスの精製も可能である。 吸着工程で排出される廃ガスP2は、第2原料カスRの
一部と混合して、低純度製品カスとして利用してもよく
、又、燃料ガス等としても利用可能である。 次に、第1図に示したPSA装置を用い、下記第1表に
示す7エ程のスゲジュールに従って、第2分離装置52
の各吸着塔1〜4を操作した場合の具体例を示す。 第 1 表 実施例条件及び結果は以下に示す通りであった。 (a)充填剤 モルデナイト系ゼオライト1 k(J
/筒 (わ)原料ガス組成 C0=98.5%(第2原料ガス
)N2=1.3% C02=0.03% N2=0.1% 量 550J2/h (C)入口ガス圧力 0 、8kg/ci2G出ロガス
圧力 500〜1000μIAg(d)製品ガス構成
CO≧99.95%N2≦0.03 CO2≦0.02 H2≦0.01 量 200β/h (e)廃ガス組成 C0=97.7〜97.5% N2 卒1.9〜2.0% C02=0.1〜0.4% N2=0.4〜0.8% 量 350℃/h (f)Co回収率 =(低純製品中のCOカス量 +高純製品中のCOカス量) /原料ガス中のCOカス量 この収率は1段の吸着装置の収率のみで決まり、60〜
80%程度である。 上記結果より、本実施例が極めて有効であることが明ら
かである。 以上、本発明方法を具体的に詳述したが、本発明の一酸
化炭素の精製方法は前記実施例に示したものに限定され
るものでないことはいうまでもない。 例えば、第2原料ガスの供給手段は、前記第2図に示し
たPSA装置に限られるものでなく、酸化炭素を主要成
分の一つとして含有する混合ガスから一酸化炭素を主成
分とするガスに濃縮できる方法であれば、他の構成から
なるSPA装置であっても、又はc osorb法等の
他の手段であってもよい。 又、実施例では、第1分離装置50に、1段のPSA装
置が直列に継設された装置を用いる場合を示したが、必
要に応じて、例えば、前記の第2分離装置と同構成のP
SA装置を、該第2分M装置に更に直列に継設し、2段
、3段・・・とじて、−ih化炭素の純度を更に向上さ
せることも可能である。その際、各段階における廃ガス
はその前の段階の製品ガスと混合し、低純度製品ガスと
して利用してもよい。 又、本発明方法に適用されるPSA装置は、第1図に示
したものに限られるものでなく、−酸化炭素の純度向上
に適用可能なものであれば任意の構成からなるPSA装
置を適用することができる。
本発明の一酸化炭素精製方法によれば、転炉排ガス又は
高炉排ガス等の一酸化炭素を主要成分として含有する混
合ガスを第1原料ガスとして用い、最終的に分析用標準
ガスとしても使用可能な高純度の一酸化炭素を簡単に且
つ安価に得ることができる。
高炉排ガス等の一酸化炭素を主要成分として含有する混
合ガスを第1原料ガスとして用い、最終的に分析用標準
ガスとしても使用可能な高純度の一酸化炭素を簡単に且
つ安価に得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例に適用される圧力変動式吸
着分離装置の概略構成図、 第2図は、第2原料ガスの供給手段の概略構成図である
。 A〜F、1〜4・・・吸着塔、 R・・・第2原料ガス、 50・・・第1分離装置、
52・・・第2分離装置、 Pl・・・高純度製品ガス
、Pl・・・廃ガス、 P3・・・低純度製品ガ
ス。
着分離装置の概略構成図、 第2図は、第2原料ガスの供給手段の概略構成図である
。 A〜F、1〜4・・・吸着塔、 R・・・第2原料ガス、 50・・・第1分離装置、
52・・・第2分離装置、 Pl・・・高純度製品ガス
、Pl・・・廃ガス、 P3・・・低純度製品ガ
ス。
Claims (2)
- (1)第1原料ガスの一酸化炭素を含有する混合ガスか
ら分離回収した、一酸化炭素を主成分とする製品ガスを
第2原料ガスとし、 1段階の又は直列に2段階以上に継設された圧力変動式
吸着分離装置で上記第2原料ガスの全部又は一部を処理
し、高純度の一酸化炭素を分離回収することを特徴とす
る一酸化炭素の精製方法。 - (2)請求項1において、前記圧力変動式吸着分離装置
の廃ガスを低純度製品として使用することを特徴とする
一酸化炭素の精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038105A JPH03242313A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 一酸化炭素の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038105A JPH03242313A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 一酸化炭素の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03242313A true JPH03242313A (ja) | 1991-10-29 |
Family
ID=12516193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2038105A Pending JPH03242313A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 一酸化炭素の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03242313A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5683492A (en) * | 1995-05-24 | 1997-11-04 | Linde Aktiengesellschaft | Process for the recovery of carbon monoxide from a purge gas containing at least carbon monoxide, nitrogen and hydrogen |
JP2009222352A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Jfe Steel Corp | 高炉ガスの分離方法 |
JP2009226258A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 高炉ガスの分離方法、および高炉ガスの分離装置 |
JP2009226257A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 高炉ガスの分離方法、および高炉ガスの分離システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078613A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | Kawasaki Steel Corp | 吸着法を使用して一酸化炭素を含む混合ガスより一酸化炭素を精製する方法 |
JPH0359727A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Fujitsu Ltd | マイクロプロセッサにおける退避・復元方式 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2038105A patent/JPH03242313A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078613A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | Kawasaki Steel Corp | 吸着法を使用して一酸化炭素を含む混合ガスより一酸化炭素を精製する方法 |
JPH0359727A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Fujitsu Ltd | マイクロプロセッサにおける退避・復元方式 |
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JP2009222352A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Jfe Steel Corp | 高炉ガスの分離方法 |
JP2009226258A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 高炉ガスの分離方法、および高炉ガスの分離装置 |
JP2009226257A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 高炉ガスの分離方法、および高炉ガスの分離システム |
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