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JPH0320297Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0320297Y2
JPH0320297Y2 JP5040585U JP5040585U JPH0320297Y2 JP H0320297 Y2 JPH0320297 Y2 JP H0320297Y2 JP 5040585 U JP5040585 U JP 5040585U JP 5040585 U JP5040585 U JP 5040585U JP H0320297 Y2 JPH0320297 Y2 JP H0320297Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
opening
bag body
locking
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5040585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61166922U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5040585U priority Critical patent/JPH0320297Y2/ja
Publication of JPS61166922U publication Critical patent/JPS61166922U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0320297Y2 publication Critical patent/JPH0320297Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、車両等の室内における所望の壁部
分、例えばインストルメントパネル、コンソール
ボツクス等の壁面に簡単に接着することができ、
小物入れやゴム入れ等に供される吊下げ用器具を
有する袋に関するものである。
従来の技術 従来、この種の袋としては、実公昭53−31662
号公報で開示されるようなものがある。
この袋は、弾性材からなる環状に成形された線
体によつて開口部が保持され開口状態を維持し、
また上記線体の延長部分が二本の直線状部を形成
していて、これがインストルメントパネル等の壁
面側に設けられた二条の案内溝内に嵌入されるこ
とにより、該壁面に保持されるようになつてい
る。
しかしながら、上記袋は常時開口状態にあるの
で、ゴミ袋として使用するときは中味が露出状態
となり、見栄えが悪い。
また、袋の開口部を形成するための線体が壁か
ら大きく突出するので、手等が触れ易く、邪魔に
なることがあり、さらに、手等が触れると落下す
ることがあるので、上記線体の二本の直線状部に
位置する係止部およびそれと係合する溝側の切欠
が別途落下防止手段として設けられねばならない
のみでなく、袋の取付部位や使用する袋本体の構
造にも制約が存するし、強い取付強度を要する等
の問題が存する。
考案が解決しようとする課題 前記従来技術の問題点に鑑み、本考案は、上部
が開口部とされている扁平な袋本体を、平坦な垂
直または垂直に近い壁面であれば、任意の個所に
単なる押圧のみで取り付けることができ、袋本体
の構造にも格別の制約が少なく、袋本体の挿脱も
容易であり、中味が見えにくく、見栄えも良好と
なり、人体の動きの邪魔にもなりにくい吊下げ用
器具を有する袋を提供することを課題としてい
る。
課題を解決するための手段 前述の課題を解決するため、本考案は、上端が
開口部とされた扁平な袋本体の内側の開口縁に、
該開口縁の長さ方向に沿つて、弾性材で一体に形
成されている係止具の、細長形状の支持部材が取
り付けられており、袋本体の上下方向と略平行に
形成されている前記係止具の環状の係止部材が、
壁に固定されるべき保持具に形成されている平面
視で略コ字形の溝内に挿脱自在に挿入され、該係
止部材の弾性変形による復元弾性で係止されてお
り、前記保持具の背面壁には、接着剤層が形成さ
れているという構成を採用している。
作 用 本考案において、袋本体に組み付けられている
保持具の背面壁の接着剤層を利用して、所望の壁
面に押し付けるのみで、袋本体の壁面への吊り下
げが完了する。
扁平な袋本体の内側の開口縁に、弾性材製の係
止具の細長形状の支持部材が取り付けられている
ので、袋本体の開口部はほぼ扁平に閉じた状態に
維持され、該開口部は小さな力で押し広げられ、
その力が除去されると、支持部材の弾性で閉じた
状態に復帰する。
係止部材は弾性材により環状に形成されて上記
袋本体の上下方向とほぼ平行に配置されており、
この係止部材が保持具の平面視で略コ字形の溝内
へ挿入され、係止部材の弾性変形による復元弾性
で係止されているにすぎないので、手指で環状の
係止部材を摘み、上方へ引き抜くのみで、袋本体
を保持具から外し、内容物の投棄等を行うことが
でき、取付けは係止部材を保持具の溝内へ挿入す
ることのみで行いうる。
実施例 第1図および第2図で示されるように、本考案
に係る袋は、車両室内のコンソールボツクス等の
壁面1に固定することのできる保持具2、保持具
2に挿入された係止具3および係止具3の支持部
材11により上部の開口部の内側の開口縁6を保
持された扁平な袋本体4との三者で構成されてい
る。
袋本体4は、第6図および第7図で示されるよ
うに、合成樹脂フイルム等をヒートシール成形等
の公知の手段により成形して構成され、その開口
部は筒状の二重壁たる開口縁5,6が袋本体4の
前後壁7,8の各々の上部に設けられることによ
り形成されている。また、この開口部には面フア
スナ9が設けられると共に、外側の開口縁5に舌
状の把手10が固着されている。面フアスナ9や
把手10は必要に応じて設けられるものである。
また、内側の開口縁6には、係止具3の細長形
状の支持部材11と係止部材12との接続部13
が貫通するスリツト14が設けられている。
このため、袋本体4は開口縁6にスリツト14
から挿入された係止具3の支持部材11を介して
支えられ、そのとき開口部はほぼ扁平状態を保
ち、大きく開き切つてしまうことがない。面フア
スナ9を利用すれば、開口部は完全に閉じる。開
口部を開くときは、把手10を指で持つて外方向
へ引張るのみで良い。
次に、袋本体4の開口縁6に係止された係止具
3は、第1図ないし第7図で示されるように、上
記袋本体4の開口部に沿つて固定される支持部材
11の他、係止部材12と両部材11,12間を
つなぐ接続部13とを備えている。支持部材11
は、弾性材からなる細長形状の薄板として形成さ
れ、開口部の内側の開口縁6の内部に沿つて収納
される幅とされ、かつ開口縁6に腰を与えること
ができる程度の長さを有している。
なお、支持部材11は開口縁6の成形後、その
スリツト14から開口縁6内に挿入されるか、ま
たは開口縁6のシール成形と同時に収納されるも
のである。あるいは、開口縁6に支持部材11を
外から当ててヒートシール等により接着するよう
にしても良い。
係止部材12は弾性材によりほぼ矩形の環状に
形成され、その左右の対向部分15は外側へ膨出
するごとく略くの字形に形成されており、また支
持部材11の長さ方向と略直角方向に設定されて
いることから、袋本体4に対してはその上下方向
とほぼ平行になるよう配置されることとなる。
接続部13は係止部材12の上記左右の対向部
分15と支持部材11の中央上縁とを結ぶ板材で
あつて、第5図で示されるように係止部材12側
から切欠16が設けられることにより略U字形に
形成されている。この接続部13によつて係止部
材12と支持部材11とは一体化されることにな
る。望ましくは、これら三者11,12,13は
ポリプロピレン等の合成樹脂の射出成形により一
体的に成形される。
上記のような係止部3が挿入されている保持具
2は第1図、第2図および第8図ないし第11図
で示されている。これらの図で示されるように、
保持具2はコンソールボツクス等の壁1に接着す
るために、両面接着テープ等の接着剤層の形成さ
れた平滑な背面壁17と、前記係止具3の係止部
材12の背面と接する正面壁18と、これら両壁
17,18を接続する周壁19とを備えた略ブロ
ツク形に構成されており、またその中心部分には
上記正面壁18との間で係止部材12の挿入溝た
る溝21を形成する平面視が略コ字形の溝形成部
材20が突設されている。溝形成部材20は正面
壁18よりも前方に突出した部分の左右の内側壁
24が、上記正面壁18と共同して係止部材12
の左右の対向部分15を把持する斜めの溝21を
形成し、この左右の斜めの溝21間の距離は前記
対向部分15の斜めの溝21と接し得る外側部分
間の距離よりもやや小さくなるように設定されて
いる。したがつて、外力が加わらないとき係止部
材12の左右の対向部分15は第1図の鎖線位置
にあるが、上記溝21中に挿入されたときは破線
位置まで弾性変形し、溝21中から引き抜かれな
い限り、この姿勢を維持することになる。
なお、第2図によつて符号22は保持部2を壁
1に固定するための両面粘着テープ等の接着剤層
であり、保持具2の背面壁17に予め取り付けら
れている。また、第9図における符号23は樹脂
成形に際し生ずるヒケ等を防止するための空洞で
ある。
しかして以上のような袋を使用するには、最初
に保持具2を第2図のごとくコンソールボツクス
等の壁1に、背面壁17の接着剤層22によつて
貼着固定し、その溝21内に第6図および第7図
のごとく袋本体4と一体化してある係止具3の係
止部材12を差し込めば良い。これにより係止部
材12は第1図のごとく溝21の斜面の作用で弾
性変形し、その結果保持具2内に強固に固定保持
されることとなる。そして袋本体4に対し紙片等
の小物を出し入れするには、把手10をもつて外
方向へ引張れば良く、これにより面フアスナ9が
開いて開口部が開く。開口部には板バネ状の支持
部材11が設けられていることからその開口は円
滑である。
考案の効果 本考案は以上のような構成および作用からなる
ので、平坦な垂直または垂直に近い壁面であれ
ば、任意の如何なる壁面にも、小物入れあるいは
ゴミ入れ用の袋として吊り下げて使用することが
でき、袋の着脱もきわめて容易に行いうる効果を
奏する。
また係止具の細長形状の支持部材を内側の開口
縁に取り付けることのできる袋構造であれば如何
なる材質、形状の袋本体であつても利用できる効
果も有している。
また袋本体を開口部も含めてほぼ扁平に保つて
壁に吊り下げることが出来、従つて、中味を見え
難くして見栄えの向上を図り得、また手等が引掛
り難くなつて邪魔にならなくなる。
さらに、係止部材が環状に形成されていること
から、従来のごとき切欠等を設けずとも係止部材
の弾力を利用するのみで袋の固定を強固に行うこ
とがきると共に、指を引掛け易いので、抜き取り
も容易になし得るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る吊下げ用器具を有する袋の一
実施例を示し、第1図は要部の縦断面図で第2図
の−線位置に相当する断面図、第2図は、保
持具と係止具との係合状態を示す正面図、第3図
ないし第5図は係止具の一例を示し、第3図はそ
の正面図、第4図は第3図における−線断面
図、第5図は平面図、第6図および第7図は袋本
体に係止具を装着した状態を示し、第6図はその
正面図、第7図は第6図における−線断面
図、第8図ないし第11図は保持具の一例を示
し、第8図はその正面図、第9図は背面図、第1
0図は第8図における−線断面図、第11図
は第9図におけるXI−XI線断面図である。 1:壁、2:保持具、3:係止具、4:袋本
体、6:開口縁、11:支持部材、12:係止部
材、17:背面壁、21:溝、22:接着剤層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端が開口部とされた扁平な袋本体の内側の開
    口縁に、該開口縁の長さ方向に沿つて、弾性材で
    一体に形成されている係止具の、細長形状の支持
    部材が取り付けられており、袋本体の上下方向と
    略平行に形成されている前記係止具の環状の係止
    部材が、壁に固定されるべき保持具に形成されて
    いる平面視で略コ字形の溝内に挿脱自在に挿入さ
    れ、該係止部材の弾性変形による復元弾性で係止
    されており、前記保持具の背面壁には、接着剤層
    が形成されている吊下げ用器具を有する袋。
JP5040585U 1985-04-04 1985-04-04 Expired JPH0320297Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040585U JPH0320297Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JP5040585U JPH0320297Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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Publication Number Publication Date
JPS61166922U JPS61166922U (ja) 1986-10-16
JPH0320297Y2 true JPH0320297Y2 (ja) 1991-05-01

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ID=30568506

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JP5040585U Expired JPH0320297Y2 (ja) 1985-04-04 1985-04-04

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JPS61166922U (ja) 1986-10-16

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