JPH03193179A - 固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法 - Google Patents
固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法Info
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- JPH03193179A JPH03193179A JP1333866A JP33386689A JPH03193179A JP H03193179 A JPH03193179 A JP H03193179A JP 1333866 A JP1333866 A JP 1333866A JP 33386689 A JP33386689 A JP 33386689A JP H03193179 A JPH03193179 A JP H03193179A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、破砕した厨芥を含有する廃水に於ける固形物
の処理方法に関するものである。
の処理方法に関するものである。
近年、厨房設備として、ディスポーザを装備する試みが
為されている。この場合には、厨芥をディスポーザによ
って破砕し、その破砕厨芥を水と同時に排水管に排出す
ることとなる。
為されている。この場合には、厨芥をディスポーザによ
って破砕し、その破砕厨芥を水と同時に排水管に排出す
ることとなる。
このように、厨芥をディスポーザによって破砕した後に
、水と共に排水管に排出することができるので、厨芥が
シンクに溜まる毎に、取り出すという煩わしい作業が無
くなるので、主婦等の作業を軽減させることが可能とな
る。
、水と共に排水管に排出することができるので、厨芥が
シンクに溜まる毎に、取り出すという煩わしい作業が無
くなるので、主婦等の作業を軽減させることが可能とな
る。
含有する破砕された厨芥と水とを容易に分離する方法は
あるが、分離された破砕厨芥の処理・処分方法について
有効な方法が無いのが実情である。
あるが、分離された破砕厨芥の処理・処分方法について
有効な方法が無いのが実情である。
強いて、従来の破砕厨芥含有廃水の固液分離方法を挙げ
ると、スクリーン等の固液分離処理装置の利用による方
法があるが、この場合、分離された固形物は、人手によ
り処理・処分されることとなり、実用的では無い。又、
分離された固形物の含水率が高く、所謂汚汁として分離
固形物の取扱時に床等に滴り落ちる状態となる。そのた
め、掃除を強いられることにもなる。而も、この汚汁は
、腐敗し易いため、臭気発生や害虫発生等の原因となり
、環境上、又、衛生上共問題がある。
ると、スクリーン等の固液分離処理装置の利用による方
法があるが、この場合、分離された固形物は、人手によ
り処理・処分されることとなり、実用的では無い。又、
分離された固形物の含水率が高く、所謂汚汁として分離
固形物の取扱時に床等に滴り落ちる状態となる。そのた
め、掃除を強いられることにもなる。而も、この汚汁は
、腐敗し易いため、臭気発生や害虫発生等の原因となり
、環境上、又、衛生上共問題がある。
尚、凝集剤を添加してフロックを形成することによって
脱水することも捉案されているが、水切れが悪く、その
後の操作が、非衛生的になり易いという問題がある。
脱水することも捉案されているが、水切れが悪く、その
後の操作が、非衛生的になり易いという問題がある。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、固液分離された破砕厨芥廃棄物の
取扱性を改善することができる固液分離された破砕厨芥
廃棄物の処理方法を提供することにある。
もので、その目的は、固液分離された破砕厨芥廃棄物の
取扱性を改善することができる固液分離された破砕厨芥
廃棄物の処理方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段]
請求項1記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を固液分離し、そ
の分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものであ
る。
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を固液分離し、そ
の分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものであ
る。
請求項2記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から分離固形物を吐出し乍
ら吸水性高分子物質を噴霧して、分離固形物と吸水性高
分子物質とを混合するものである。
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から分離固形物を吐出し乍
ら吸水性高分子物質を噴霧して、分離固形物と吸水性高
分子物質とを混合するものである。
請求項3記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から吐出される分離固形物
を吸水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機
中で分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するもので
ある。
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から吐出される分離固形物
を吸水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機
中で分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するもので
ある。
請求項4記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を振動篩機によっ
て固液分離し、振動篩機から吐出される分離固形物を吸
水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機中で
分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものである
。
法は、破砕された厨芥を含有する廃水を振動篩機によっ
て固液分離し、振動篩機から吐出される分離固形物を吸
水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機中で
分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものである
。
請求項1乃至4記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の
処理方法に於ては、固液分離された後の分離固形物と吸
水性高分子物質とを混合するものであるから、各固形物
の間に存在する間隙水を吸水性高分子物質によって確実
に吸収して、汚汁が滴り落ち無いようにすることができ
る。
処理方法に於ては、固液分離された後の分離固形物と吸
水性高分子物質とを混合するものであるから、各固形物
の間に存在する間隙水を吸水性高分子物質によって確実
に吸収して、汚汁が滴り落ち無いようにすることができ
る。
請求項2記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法に於ては、遠心分離機から分離固形物を吐出し乍ら吸
水性高分子物質を噴霧して、分離固形物と吸水性高分子
物質とを混合するものであるから、分離固形物に対して
効率的に吸水性高分子物質を添加することができる。
法に於ては、遠心分離機から分離固形物を吐出し乍ら吸
水性高分子物質を噴霧して、分離固形物と吸水性高分子
物質とを混合するものであるから、分離固形物に対して
効率的に吸水性高分子物質を添加することができる。
請求項3記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法に於ては、遠心分離機から吐出される分離固形物を吸
水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機中で
分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものである
、分離固形物と吸水性高分子物質との混合が確実に為さ
れ、各固形物の間に存在する間隙水を吸水性高分子物質
によって確実に吸収して、汚汁が滴り落ち無いようにす
ることができる。
法に於ては、遠心分離機から吐出される分離固形物を吸
水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機中で
分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するものである
、分離固形物と吸水性高分子物質との混合が確実に為さ
れ、各固形物の間に存在する間隙水を吸水性高分子物質
によって確実に吸収して、汚汁が滴り落ち無いようにす
ることができる。
請求項4記載の固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方
法に於ては、破砕された厨芥を含有する廃水を振動篩機
によって固液分離し、振動篩機から吐出される分離固形
物を吸水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練
機中で分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するもの
であるから、分離固形物と吸水性高分子物質との混合が
確実に為され、各固形物の間に存在する間隙水を吸水性
高分子物質によって確実に吸収して、汚汁が滴り落ち無
いようにすることができる。
法に於ては、破砕された厨芥を含有する廃水を振動篩機
によって固液分離し、振動篩機から吐出される分離固形
物を吸水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練
機中で分離固形物と吸水性高分子物質とを混合するもの
であるから、分離固形物と吸水性高分子物質との混合が
確実に為され、各固形物の間に存在する間隙水を吸水性
高分子物質によって確実に吸収して、汚汁が滴り落ち無
いようにすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すもので、遠心分離機
としてをスクリューデカンタ形遠心分離機を用いたもの
である。
としてをスクリューデカンタ形遠心分離機を用いたもの
である。
このスクリューデカンタ形遠心分離機1は、回転軸2と
、この回転軸2の周囲に配し、別の駆動源によって回転
する内胴スクリュー3と、この内胴スクリュー3の周囲
に配した外胴4と、この外胴4の周囲を囲むカバー5と
、このカバー5の一部に設けた脱水ケーキ排出口6と、
カバー5の一部に設けた分離液排出ロアと、回転軸2の
一方の端部に軸受8を介して取り付けたギアボックス9
と、回転軸2の端部に取り付けられ、破砕厨芥含有廃水
Aを回転軸2の途中に設けた吐出口11から吐出する破
砕厨芥含有廃水供給管10と、回転軸2の端部に取り付
けられ、回転軸2と外胴4との間に形成された固形物排
出口15に噴射ノズル14を開口させる薬剤供給管12
と、ギアボックス9の反対側に取り付けられた軸受16
及び■プーリ17と、ベース18と、安全装置19とを
有する。
、この回転軸2の周囲に配し、別の駆動源によって回転
する内胴スクリュー3と、この内胴スクリュー3の周囲
に配した外胴4と、この外胴4の周囲を囲むカバー5と
、このカバー5の一部に設けた脱水ケーキ排出口6と、
カバー5の一部に設けた分離液排出ロアと、回転軸2の
一方の端部に軸受8を介して取り付けたギアボックス9
と、回転軸2の端部に取り付けられ、破砕厨芥含有廃水
Aを回転軸2の途中に設けた吐出口11から吐出する破
砕厨芥含有廃水供給管10と、回転軸2の端部に取り付
けられ、回転軸2と外胴4との間に形成された固形物排
出口15に噴射ノズル14を開口させる薬剤供給管12
と、ギアボックス9の反対側に取り付けられた軸受16
及び■プーリ17と、ベース18と、安全装置19とを
有する。
又、破砕厨芥含有廃水供給管lOには、ディスポーザ(
図示せず)を取り付けたシンク(図示せず)が連絡して
いる。
図示せず)を取り付けたシンク(図示せず)が連絡して
いる。
更に、薬剤供給管12には、薬液ホッパ20と連絡し、
途中にはバルブ22,23とコンプレッサー24とが配
設されている。バルブ22と23とは、薬液ホッパ20
内に投入された所定量の吸水剤21が吸湿するのを防止
するために設けられている。コンプレッサー24は、吸
水剤21をエアの力によって噴霧するためのものである
。
途中にはバルブ22,23とコンプレッサー24とが配
設されている。バルブ22と23とは、薬液ホッパ20
内に投入された所定量の吸水剤21が吸湿するのを防止
するために設けられている。コンプレッサー24は、吸
水剤21をエアの力によって噴霧するためのものである
。
此処で、吸水剤21としては、例えば澱粉にポリアクリ
ル酸をグラフト重合した吸水性高分子物質が使用される
。吸水性高分子物質としては、デンプン系、ポリアクリ
ル酸系等の種々の組成の吸水力を有するポリマーであれ
ば、如何なるものであっても良い(例えば、井守出版発
行のr高吸水性ポリマーJ増田房義著参照。)。
ル酸をグラフト重合した吸水性高分子物質が使用される
。吸水性高分子物質としては、デンプン系、ポリアクリ
ル酸系等の種々の組成の吸水力を有するポリマーであれ
ば、如何なるものであっても良い(例えば、井守出版発
行のr高吸水性ポリマーJ増田房義著参照。)。
次に、斯くして構成された装置を利用して、破砕厨芥含
有廃水供給管10を介して供給されて来る破砕厨芥含有
廃水の処理方法の一例について説明する。
有廃水供給管10を介して供給されて来る破砕厨芥含有
廃水の処理方法の一例について説明する。
破砕厨芥含有廃水Aは、予め調整槽(図示せず)に貯留
されており、予定量貯留される(所定の水位に達する)
と、スクリューデカンタ形遠心分離機1が稼動する。
されており、予定量貯留される(所定の水位に達する)
と、スクリューデカンタ形遠心分離機1が稼動する。
スクリューデカンタ形遠心分離機1が、予め設定した回
転数に達すると、ポンプにより直接、或いは軽量槽を介
して、調整槽より破砕厨芥含有廃水Aは、破砕厨芥含有
廃水供給管10を介して供給される。外胴4内部の破砕
厨芥含有廃水Aば、比重の差があるため、遠心力によっ
て液体と固体とに分離される。比重の大きい固体は、外
胴4内壁に層を為して堆積する。外胴4内壁に層を為し
て堆積した固形物Bは、外胴4より僅かに遅い速度で回
転する内胴スクリュー3で搬送され乍ら、固形物排出口
15から連続的に排出される。
転数に達すると、ポンプにより直接、或いは軽量槽を介
して、調整槽より破砕厨芥含有廃水Aは、破砕厨芥含有
廃水供給管10を介して供給される。外胴4内部の破砕
厨芥含有廃水Aば、比重の差があるため、遠心力によっ
て液体と固体とに分離される。比重の大きい固体は、外
胴4内壁に層を為して堆積する。外胴4内壁に層を為し
て堆積した固形物Bは、外胴4より僅かに遅い速度で回
転する内胴スクリュー3で搬送され乍ら、固形物排出口
15から連続的に排出される。
この際、固形物排出口15の部位に設けた噴射ノズル1
4から、固形物Bに吸水剤21が噴霧されて、各固形物
Bの間に存在する間隙水が吸水剤2Iによって確実に吸
収され、混合される。
4から、固形物Bに吸水剤21が噴霧されて、各固形物
Bの間に存在する間隙水が吸水剤2Iによって確実に吸
収され、混合される。
此処で、吸水剤21はバルブ22を開けることによって
所定量が切り出され、バルブ22と23との間に蓄えら
れ、バルブ22を閉じた後に、バルブ23を開くと同時
にコンプレッサー24からエアーを供給し、このエアー
によって、上述した如く、噴射ノズル14から噴霧され
る。
所定量が切り出され、バルブ22と23との間に蓄えら
れ、バルブ22を閉じた後に、バルブ23を開くと同時
にコンプレッサー24からエアーを供給し、このエアー
によって、上述した如く、噴射ノズル14から噴霧され
る。
一方、分離された液Cは、外胴4内を流れて越流堰5A
を経て、分離液排出ロアから排出される。
を経て、分離液排出ロアから排出される。
上述した操作を順次繰り返して行なうことによって、破
砕厨芥含有廃水供給管10を介して連続的に供給される
破砕厨芥含有廃水Aは、確実に固液分離されると共に、
固形物Bが吸水剤21によ0 って汚汁の出ない固形物とされる。斯くして処理された
固形物は、汚汁が出ないから、取扱が容易となり、而も
、腐敗し難くなるため、臭気発生や害虫発生という不具
合を生じない。
砕厨芥含有廃水供給管10を介して連続的に供給される
破砕厨芥含有廃水Aは、確実に固液分離されると共に、
固形物Bが吸水剤21によ0 って汚汁の出ない固形物とされる。斯くして処理された
固形物は、汚汁が出ないから、取扱が容易となり、而も
、腐敗し難くなるため、臭気発生や害虫発生という不具
合を生じない。
尚、第1図に於ては、調整槽水位が減して、所定の水位
に達すると、ポンプが停止する。停止後所定の時間経過
した、スクリューデカンタ形遠心分離機1が停止するよ
うになっている。又、吸水剤の供給は、廃水供給ポンプ
が作動し、所定の時間が経過後より、バルブ23及びコ
ンプレッサー24のエアにより噴射されるようになって
いる。
に達すると、ポンプが停止する。停止後所定の時間経過
した、スクリューデカンタ形遠心分離機1が停止するよ
うになっている。又、吸水剤の供給は、廃水供給ポンプ
が作動し、所定の時間が経過後より、バルブ23及びコ
ンプレッサー24のエアにより噴射されるようになって
いる。
更に、スクリューデカンタ形遠心分離機1の回転の停止
と共に、吸水剤の供給は停止される。
と共に、吸水剤の供給は停止される。
第2図は本発明の別の実施例を示すもので、第1図と同
様に遠心分離機としてをスクリューデカンタ形遠心分離
機を用いているが、本例では、スクリューデカンタ形遠
心分離機IAの回転軸2には、吸水剤21の薬剤供給管
12が連絡しておらず、脱水ケーキ排出口6から排出さ
れる脱水ケキ排出口28に連絡している。
様に遠心分離機としてをスクリューデカンタ形遠心分離
機を用いているが、本例では、スクリューデカンタ形遠
心分離機IAの回転軸2には、吸水剤21の薬剤供給管
12が連絡しておらず、脱水ケーキ排出口6から排出さ
れる脱水ケキ排出口28に連絡している。
1
尚、その他の構成は、第1図に示す実施例と同様である
から、同一の符号を付してその説明を省略する。
から、同一の符号を付してその説明を省略する。
脱水ケーキ排出口28の下部には、ニーダーパグミキザ
ー等と称される混練機25が配置されている。この混練
機25は、モータ26によって回転し、固形物Bと吸水
剤21とを混合するためのものである。
ー等と称される混練機25が配置されている。この混練
機25は、モータ26によって回転し、固形物Bと吸水
剤21とを混合するためのものである。
本実施例に於ては、スクリューデカンタ形遠心分離機I
Aの脱水ケーキ排出口28から、固形物Bが排出された
後に、薬剤供給管12を介して吸水剤21がエアーによ
って注入される。そして、混練機25に於て、十分に混
合される。その後に排出口27から排出される。
Aの脱水ケーキ排出口28から、固形物Bが排出された
後に、薬剤供給管12を介して吸水剤21がエアーによ
って注入される。そして、混練機25に於て、十分に混
合される。その後に排出口27から排出される。
本実施例に於ても、上記実施例と同様の作用・効果を奏
することができる。
することができる。
又、本実施例に於ては、コンプレッサー24によって吸
水剤21を圧入する方式としたが、混練機25に自然落
下させる方式としても良い。
水剤21を圧入する方式としたが、混練機25に自然落
下させる方式としても良い。
更に、混練機は、廃水供給ポンプの作動と共に2
作動し、混練機が全て排出された後に停止するようにな
っている。
っている。
尚、第1図及び第2図に示す各実施例では、遠心分離機
として、スクリューデカンタ形遠心分離機を用いたが、
遠心力によって固液分離できるものであれば、本発明の
目的は達成されるので、これに限定するものではない。
として、スクリューデカンタ形遠心分離機を用いたが、
遠心力によって固液分離できるものであれば、本発明の
目的は達成されるので、これに限定するものではない。
第3図は、本発明の更に別の実施例を示すもので、振動
スクリーン30を固液分離機として用いた一例を示すも
のである。
スクリーン30を固液分離機として用いた一例を示すも
のである。
振動スクリーン30は、篩網32が配置された容器31
と、この容器31の下部に設けた加振モータ33と、容
器31と架台35とを連結するスプリング34と、容器
31内に破砕厨芥廃水を供給する取込口36と、固形物
排出口37と、分離液排出口38とを備えている。
と、この容器31の下部に設けた加振モータ33と、容
器31と架台35とを連結するスプリング34と、容器
31内に破砕厨芥廃水を供給する取込口36と、固形物
排出口37と、分離液排出口38とを備えている。
又、固形物排出口37は、管路39を介して混練機40
と連絡している。この混練機39は、第2図の混練機2
5と同様のものであって、モータ41が備え付けられて
いる。
と連絡している。この混練機39は、第2図の混練機2
5と同様のものであって、モータ41が備え付けられて
いる。
3
一方、薬剤ホッパ20には、モータ42を有する定量供
給器43が取り付けられている。この定量供給器43に
よって、所定の薬剤21が、管路44を介して混練機4
0に供給されるようになっている。
給器43が取り付けられている。この定量供給器43に
よって、所定の薬剤21が、管路44を介して混練機4
0に供給されるようになっている。
本実施例に於ては、調整槽に貯留されていた破砕厨芥廃
水Aが、所定の水位に達すると、振動スクリーン30が
稼動する。振動スクリーン30が予め設定された振動数
に達すると、ポンプにより直接、或いは軽量槽を介して
調整槽より破砕厨芥廃水Aが、その取込口36から振動
スクリーン30内に取り込まれる。そして、その固形物
Bが、篩網32によって液体と分離され、加振モータ3
3による作用によって、固形物排出口37方向へ移動さ
れ、固形物排出口37から管路39を介して混練機40
に供給される。同時に、薬剤ホッパ20に設けた定量供
給器43を作動して、所定量の薬剤21を管路44を介
して供給する。その後、混練機40によって固形物Bと
薬剤2とを十分に混合し、排出口45から排出する。
水Aが、所定の水位に達すると、振動スクリーン30が
稼動する。振動スクリーン30が予め設定された振動数
に達すると、ポンプにより直接、或いは軽量槽を介して
調整槽より破砕厨芥廃水Aが、その取込口36から振動
スクリーン30内に取り込まれる。そして、その固形物
Bが、篩網32によって液体と分離され、加振モータ3
3による作用によって、固形物排出口37方向へ移動さ
れ、固形物排出口37から管路39を介して混練機40
に供給される。同時に、薬剤ホッパ20に設けた定量供
給器43を作動して、所定量の薬剤21を管路44を介
して供給する。その後、混練機40によって固形物Bと
薬剤2とを十分に混合し、排出口45から排出する。
4
本実施例に於ても、前記実施例と同様の効果を奏するこ
とができる。
とができる。
尚、本実施例に於ける吸水剤の供給及び停止、混練機の
作動及び停止は、第2図に示す実施例と同様にして行な
った。
作動及び停止は、第2図に示す実施例と同様にして行な
った。
又、本実施例では、振動スクリーン30を用いた場合に
ついて説明したが、振動を用いた固液分離機であれば、
同様の効果を奏することができるので、これに限定する
ものではない。
ついて説明したが、振動を用いた固液分離機であれば、
同様の効果を奏することができるので、これに限定する
ものではない。
次に、本発明を更に具体的な実施例によって詳述する。
先ず、以下の実施厨芥を用意した。尚、%は何れも重量
%を表す。
%を表す。
果物類・野菜類 65%(バナナ、西瓜35%、キャベ
ツ ジャガイモ1 レタス、人参等30%)肉・魚類
20%(豚肉10%、魚10%)残飯類 15%(残飯
、茶殻等) 次に、この実施厨芥を第3図に示す振動スクリーン30
に掛けて、固液分離を行なう。これを、235g毎に3
つに分ける。そして、第1番目のも5 のには、吸水剤を0.7%混合した。第2番目のものに
は、吸水剤を1%混合した。第3番目のものには、吸水
剤を混合しなかった。これ等を、24時間静置して、固
形物から浸出する水N(一般に汚汁とされる水量)の違
いを見た。その結果は次の通りであった。尚、静置時に
、48g/cfflの加重を掛けた。
ツ ジャガイモ1 レタス、人参等30%)肉・魚類
20%(豚肉10%、魚10%)残飯類 15%(残飯
、茶殻等) 次に、この実施厨芥を第3図に示す振動スクリーン30
に掛けて、固液分離を行なう。これを、235g毎に3
つに分ける。そして、第1番目のも5 のには、吸水剤を0.7%混合した。第2番目のものに
は、吸水剤を1%混合した。第3番目のものには、吸水
剤を混合しなかった。これ等を、24時間静置して、固
形物から浸出する水N(一般に汚汁とされる水量)の違
いを見た。その結果は次の通りであった。尚、静置時に
、48g/cfflの加重を掛けた。
第1番目のものは、24時間までの水の浸出は無かった
。24時間後の浸出水量、1滴。単位固形物量当たり浸
出水量は0であった。48時間後の単位固形物量当たり
浸出水量は24m j27Kg−dayであった。
。24時間後の浸出水量、1滴。単位固形物量当たり浸
出水量は0であった。48時間後の単位固形物量当たり
浸出水量は24m j27Kg−dayであった。
第2番目のものは、約15時間経過後から浸出水が見ら
れた。24時間後の浸出水量、l1nlであった。単位
固形物量当たり浸出水量は45m Q 7Kg・day
であった。48時間後の単位固形物量当たり浸出水量は
156m、j27Kg−dayであった。
れた。24時間後の浸出水量、l1nlであった。単位
固形物量当たり浸出水量は45m Q 7Kg・day
であった。48時間後の単位固形物量当たり浸出水量は
156m、j27Kg−dayであった。
第3番目のものは、静置後に直ちに水が滴り落ちた。2
4時間後の浸出水量、60「lであった。単位固形物量
当たり浸出水量は257m l 7Kg−dayであっ
G た。48時間後の単位固形物量当たり浸出水量は271
m 127Kg−dayであった。
4時間後の浸出水量、60「lであった。単位固形物量
当たり浸出水量は257m l 7Kg−dayであっ
G た。48時間後の単位固形物量当たり浸出水量は271
m 127Kg−dayであった。
上述した如く、吸水剤と混合しない分離固形物は、その
取扱時に汚汁として多量の水が滴り落ちるが、吸水剤と
混合することによって、汚汁の滴りは無くなり、取扱が
容易に改善されることが確認された。
取扱時に汚汁として多量の水が滴り落ちるが、吸水剤と
混合することによって、汚汁の滴りは無くなり、取扱が
容易に改善されることが確認された。
第1番目及び第2番目のものが、15時間以上に亘って
浸出水が見られないのは、吸水剤と固形物とが混合され
ると、固形物の間に介在している間隙水が、吸水剤によ
って吸収され、汚汁の滴りが無くなるものと解される。
浸出水が見られないのは、吸水剤と固形物とが混合され
ると、固形物の間に介在している間隙水が、吸水剤によ
って吸収され、汚汁の滴りが無くなるものと解される。
従って、処理される破砕厨芥の種類に応じて、吸水剤の
混合割合を増やすことによって、24時間以上の長時間
静置しても、汚汁の滴りを無くすことが可能である。
混合割合を増やすことによって、24時間以上の長時間
静置しても、汚汁の滴りを無くすことが可能である。
尚、第1番目のものに於て、48時間後に浸出水が見ら
れたのは、吸水剤によって吸収された間隙水が浸出した
のでは無(、破砕厨芥自体から水が浸出して来たものと
解される。従って、吸水剤の量を多くして置くと、吸水
剤が更にこれ等の水を7 吸収し、汚汁の滴り落ちが防止できることが期待できる
。
れたのは、吸水剤によって吸収された間隙水が浸出した
のでは無(、破砕厨芥自体から水が浸出して来たものと
解される。従って、吸水剤の量を多くして置くと、吸水
剤が更にこれ等の水を7 吸収し、汚汁の滴り落ちが防止できることが期待できる
。
尚、上述した実験厨芥は、昭和48年3月に東京部下水
道局が発表した標準厨芥に比較的近いものとした。因に
、この標準厨芥の割合は以下の通りである。
道局が発表した標準厨芥に比較的近いものとした。因に
、この標準厨芥の割合は以下の通りである。
果物類・野菜類 69.2%(果物類 36.8%、野
菜類 32.4%) 肉・魚類 18.4% 残飯類 12.4% 尚、%は何れも重量%を現す。
菜類 32.4%) 肉・魚類 18.4% 残飯類 12.4% 尚、%は何れも重量%を現す。
以上の如く、請求項1乃至4記載の固液分離された破砕
厨芥廃棄物の処理方法によれば、各固形物の間に存在す
る間隙水を吸水性高分子物質によって確実に吸収して、
汚汁が滴り落ち無いようにすることができる。その結果
、ディスポーザを使用することによって排出される破砕
厨芥を含有する廃水は、固液分離された後に、その固形
物が吸8 水剤と混合されて、汚汁の出ない固形物とすることが可
能となる。而も、その汚汁の出ない固形物は、腐敗し難
いため、臭気発生や害虫発生等の不具合が無く、環境上
、衛生上の問題が無い。
厨芥廃棄物の処理方法によれば、各固形物の間に存在す
る間隙水を吸水性高分子物質によって確実に吸収して、
汚汁が滴り落ち無いようにすることができる。その結果
、ディスポーザを使用することによって排出される破砕
厨芥を含有する廃水は、固液分離された後に、その固形
物が吸8 水剤と混合されて、汚汁の出ない固形物とすることが可
能となる。而も、その汚汁の出ない固形物は、腐敗し難
いため、臭気発生や害虫発生等の不具合が無く、環境上
、衛生上の問題が無い。
第1図は本発明の一実施例に係る固液分離された破砕厨
芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図である。 第2図は本発明の別の実施例に係る固液分離された破砕
厨芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図である。 第3図は本発明の更に別の実施例に係る固液分離された
破砕厨芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図であ
る。 〔主要な部分の符号の説明〕 1・・・スクリューデカンタ形遠心分離機A・・・破砕
された厨芥を含有する廃水B・・・分離固形物 C・・・分離液 9 14・・・噴射ノズル 2J・・・吸水剤 25.40・・・混練機 30・・振動スクリーン(振動篩機)。 0
芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図である。 第2図は本発明の別の実施例に係る固液分離された破砕
厨芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図である。 第3図は本発明の更に別の実施例に係る固液分離された
破砕厨芥廃棄物の処理方法を適用するための説明図であ
る。 〔主要な部分の符号の説明〕 1・・・スクリューデカンタ形遠心分離機A・・・破砕
された厨芥を含有する廃水B・・・分離固形物 C・・・分離液 9 14・・・噴射ノズル 2J・・・吸水剤 25.40・・・混練機 30・・振動スクリーン(振動篩機)。 0
Claims (4)
- (1)破砕された厨芥を含有する廃水を固液分離し、そ
の分離固形物と吸水性高分子物質とを混合することを特
徴とする固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法。 - (2)破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から分離固形物を吐出し乍
ら吸水性高分子物質を噴霧して、分離固形物と吸水性高
分子物質とを混合することを特徴とする固液分離された
破砕厨芥廃棄物の処理方法。 - (3)破砕された厨芥を含有する廃水を遠心分離機によ
って固液分離し、遠心分離機から吐出される分離固形物
を吸水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機
中で分離固形物と吸水性高分子物質とを混合することを
特徴とする固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法。 - (4)破砕された厨芥を含有する廃水を振動篩機によっ
て固液分離し、振動篩機から吐出される分離固形物を吸
水性高分子物質と共に混練機に収容し、この混練機中で
分離固形物と吸水性高分子物質とを混合することを特徴
とする固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01333866A JP3077985B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01333866A JP3077985B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193179A true JPH03193179A (ja) | 1991-08-22 |
JP3077985B2 JP3077985B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=18270822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01333866A Expired - Fee Related JP3077985B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 固液分離された破砕厨芥廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077985B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1035092A3 (de) * | 1999-03-08 | 2001-11-14 | STOCKHAUSEN GmbH & CO. KG | Mischung aus einem pflanzlichen Rückstand und einem wasserabsorbierenden Polymerisat |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP01333866A patent/JP3077985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1035092A3 (de) * | 1999-03-08 | 2001-11-14 | STOCKHAUSEN GmbH & CO. KG | Mischung aus einem pflanzlichen Rückstand und einem wasserabsorbierenden Polymerisat |
US6444730B1 (en) | 1999-03-08 | 2002-09-03 | Stockhausen Gmbh & Co. Kg | Mixture of a vegetable residue and a water-absorbing polymer product |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3077985B2 (ja) | 2000-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |