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JPH03171384A - 情報読取装置 - Google Patents

情報読取装置

Info

Publication number
JPH03171384A
JPH03171384A JP1311691A JP31169189A JPH03171384A JP H03171384 A JPH03171384 A JP H03171384A JP 1311691 A JP1311691 A JP 1311691A JP 31169189 A JP31169189 A JP 31169189A JP H03171384 A JPH03171384 A JP H03171384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
signal
information
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1311691A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kusakabe
進 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=18020307&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03171384(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1311691A priority Critical patent/JPH03171384A/ja
Priority to DE69024765T priority patent/DE69024765T2/de
Priority to SG1996008305A priority patent/SG65595A1/en
Priority to US07/620,219 priority patent/US5170046A/en
Priority to EP90122998A priority patent/EP0430291B1/en
Publication of JPH03171384A publication Critical patent/JPH03171384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する. A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第21図及び第22図)D発明が解決し
ようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図〜第20図) F作用 G実施例 (G1)情報読取装置の全体構11i.(第1図〜第5
図)(G2)情報データ信号或分へのPLL回路部の引
込み(第6図一第8図) (G3) P L I、回路部ノwj4威(第9図〜・
第15図)(G4)情報データのブロック化(第16図
〜第18図) (G5)ブUツク情報データの合或(第19図及び第2
0図) (G6)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は情報読取装WE関し、例えば識別コード(ID
コード)が割り当てられたIDカ一ドでなる情報カード
から送出されるデータを確実に読み取るこtができるよ
うにしたものである。
B発明の概要 本発明は、情報読取装置において、情報データ信号をP
LI、回路部において発生させたパルス信号によって駆
動されるアナロ゜グ/ディジタル変換回路及びディジタ
ルバンドバスフィルタを通じてP L i−回路部に人
力するようにしたことにより、簡易な構成によってP 
L r−回路部を情報データ信号の周波数に高速度でロ
ックさせることができる.C従来の技術 従来IDカードでなる情報カードから情報データを読み
取る情報カード読取装置として、第21図に示すよう?
,こ、例えば2.45(GHz)のマイクo波を搬送波
とする応答要求信号W1を情報読取装置1の応答要求信
号発生回路2において発生して送信アンテナ3から情報
カ一ド4に送出し、情報力・一・ド4から返送されて来
る磨答情報信号W2を情報読取装W1の受信アンテナ5
を介i〜で応答信号処理回路6に取り込むことにより、
情報カ一ド4を例えば人出門証として所持する人出門者
や、情報カード4をタグとして付着されている貨物をチ
ェックする等の情報カード読取システムを構築すること
が考えられている。
かかる情報カード読取システムに適応し得る情報カ一ド
4としては、基板4A上に配線パターンの−・部を形成
するように付着されたダイボールアンテナ4Bと、情報
倍号を形或するS積回路(IC)構或の情報信号発生回
跡4Cと、電源電池推Dとを配線パターン4Eによって
接続し、ダイボールアンテナ4Bの給電点におけるイン
ピーダンスを情報信号発生回路4Cにおいて発生される
情報信号に応じて変更することにより、情報読取袋故1
から応答要求信号W1.!:l,て放出される搬送波に
対する反射率を変更することにより、当該反射波を応答
情報信号W2として返送するようにしたものが提案きれ
ている(特顧昭63−62925号)n情報発生回絡4
Cは第22図に示すような電気的回路構或を有し、例え
ばP−ROMで構威された情報メモリ11に予めIDコ
ードを付して格納された情報データS1を、クロツク発
振回路12のクロツク信号S2によってカウンl・動作
するアドレスカウンタ13のアドレス信号S3によって
読み出して、例えば電界効果盟トランジスタでなるイン
ピーダンス可変回路14に供給する。
インピーダンス可変回路14はグイボールアンテナ4B
の一対の給電点端子T1及びT2間に接続され、かくし
て情報データS1が論理「1」又は論理「0」になった
とき電界効果型トランジスタがオン又はオフ動作するこ
とにより、給電点端子T1及びT2に接続されているダ
イボ・−ルアンテナ4Bの給電点におけるインピーダン
スを可変制御し、か《してダイボール)′ンテナ48に
人14しため答要求信号W1に対する反射率を可変制御
するようになされている、 情報信号発生回路4Cのア・・−ス側給電点端子T1及
びt源端子T3間には電源電池4Dが接続され、これに
より情報データS1によるダイボールアンテナ4Bの給
電点におけろイ゛/ビーダンスの可変制御を常時連続的
になし得るようになされている. 情報メモリ11には情報カ一 ド4に対して固有のID
コードが割り当てられ、かくして情報読取装置1によっ
て情報カ一ド框がもっている情報データをIDコードを
識別したと永読み出すようにし得る. D発明が解決しようとする問題点 ところでかかる構戒の情報カ一ド4から受信アンテナ5
に到来する応答情報信号W2の信号レベルは実際上微弱
であり、しかも応答情報信号W2のデータ伝送レート及
び位相が情報カード4の動作状態に応じて変動する. 因に応答情報信号W2のデータ伝送レートは情報信号発
生回路4Cのクロツク発振回路l2における発振周波数
に応じて決まり、その発振周波数は情報カ一ド4ごとに
IC製作上のばらつき、又はts′g1池のばらつきに
基づいてばらつくことに加えて、情報カード4の外囲温
度が変化すればこれに応じて大幅に変動する(例えば3
倍〜10倍程度)ことを避け得ない。
特に情報カード4に搭載し得るクロツク発振回路12と
しては情報カード4の小型化に適合させるために簡易か
つ小型のものを用いる傾向にあり、実際上外囲温度の影
響を受け易いCR発振器構戒のものを適用するようにな
されているので、発振周波数の変動を回避し得ない. これに加えて受信アンテナ5には、応答情報信号W2の
信号レベルと比較して格段的に高い信号レベルの外来ノ
イズが到来する.外来ノイズとして例えば、送信アンテ
ナ3から送出される応答要求信号Wlが直接受信アンテ
ナ5に到来したものや、応答要求信号W1が情報カード
4の周囲にある壁等において反射して受信アンテナ5に
到来したもの、蛍光灯などのノイズ発生源から到来した
もの、情報読取装yl1が複数台併設されている場合に
他の情報読取装置1から送出された応答要求信号W1が
到来したもの、当該他の情報読取装置1からの応答要求
償号W1と自己の応答要求償号W1とのビート戒分とし
て発生するものなどがあり、これらのノイズ戒分の信号
レベルは、実際上情報カー′1″4から反射波として得
られる応答要求信号W2と比較して格段的に高くなるこ
とを避け得ない. 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、このよう
に過酷なノイズ条件を下において、微弱な応答情報信号
によって搬送されて来る情報デー夕信号を確実に読み取
ることができるようにした情報読取装置を提案しようと
するものである.E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、搬送波
を伝送情報データS6によって変調して得た伝送情報デ
ータ信号W2を情報読取装置1に伝送し、当該伝送情報
データ信号W2から伝送情報データS6を抽出する情報
読取システムにおいて、伝送情報データ信号W2をサン
プリングしてディジタル変換出力S18A,S18Bに
変ぱするアナログ/ディジタル変換回路40A、40B
と、このディジタル変換出力S18A,SL8Bに含ま
れている伝送情報データのデータ伝送レートに対応する
周波数通過帯域Jを有するディジタルバンドパスフィル
タ41A,41Bと、このディジタルバンドパスフィル
タ41A,41Bのフィルタ出力S19A,S19Bに
含まれている伝送情報データのデータ伝送レートに対応
する周波数信号に位相ロツク動作するフエーズロツクド
ループ回路部43A,43Bとを具え、フエーズロツク
ドループ回路部43A,43Bの位相ロック状態に応じ
て周波数が変化するフエーズロック出力パルスS21A
,321Bによってアナログ/ディジタル変換回路40
A,40B及びディジタルバンドパスフィルタ41A、
41Bを駆動するようにする。
F作用 アナログ/ディジタル変換回路40A、40B及びディ
ジタルバンドパスフィルタ41A,41Bは、フエーズ
ロツクドループ回路部43A,43Bが自走状熊にある
とき、その発振周波数の浮遊変動状態に応じて変動する
フエーズロック出力パルスS21A,321Bによって
駆動される.従ってこの自走状態においてディジタルバ
ンドパスフィルタ41A,41Bの通過帯域Jの周波数
は広い範囲に亘って変動することにより受信した情報デ
ータ信号の周波数位置を通るようなスキャン動作をする
。このときフエーズロックドルーブ回路部43A、43
B!;!ディジタルバンドパスフィルタ41A,41B
の通過1#−域Jが掛1在受{落している情報デ・〜夕
信号の周波数を通過しようとしたときこれにロックした
状態になる.かくして簡易な構成のディジタルバンドバ
スフィルタ41A,41Bを用いて実用上十分に高速度
で情報データ仇号をフエーズ口ツクドルーブ回路部43
A、43Bによって抽出することができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)情報読取装置の全体!#或 第21図との対め部分に同一符号を付して示す第1図に
おいて、情報読取装置1は応答要求信号発生回路2にお
いて発生した応答要求償号W1に基づいで返送されて来
る応答情報信号W2を第1及び第2系列応答信号取込回
+5J21A及び21Bを有する応答悟号処理回路6に
おいて信号処理するようになされている。
この実施例の場合、、応答要求信号発生回路2は水晶発
振回路22の発振出力に基づいて電圧制御型発振回路2
3,、増幅回路24、分周回路25及び位相比較回路2
6でなるフエーズロツクドループ( P L L )型
の搬送波信号発生回路27において搬送波信号S1を発
生し、これを送信増幅回路28において増幅して、その
増幅出力S2を応答要求信号W1として送信アンテナ3
から送出する。
この実施例の場合情報力=− F 4は、第22図との
対応部分に同一・符号を付して(第2図に)示すように
、情報メモリ11の伝送情報データをデータエンコード
回路16において所定の管理情報を{4加すると共V、
パイフエーズ変調して情報データ信号S6としてインピ
ーダンス可変回路14に供給する. これにより、エンコード回路16は、期間ITO間例え
ば高い信号レベルに立ち上がることにより論理「1」デ
ータを形威し、期間2Tの間低い借号レベルに立ち下が
ることにより論理「0」データを形威してこれを情報デ
ータ信号S6,!:Lて送出する。
データエンコード回路16は当該管理情報を付加する際
に、7ドI/スカウンタ制御圓路17を介してアドレス
カウンタ13のアドレスカウント動作を停止させる。
応答信号処理回路6は情報カ一ド4から返送されて来る
応答情報信号W2を斐信アンテナ5において受信し、当
該受信信号Si1を受信増幅回路31A、31Bを介し
て第1及び第2系列応答体号取込回路21八及び21B
の混合回路33A及び33Bに供給するや 混合回路33A及び33Bには、モれぞれ位相シフト回
路32A及び328において応答要求信号発生同路2の
増幅出力S2の位相をそれぞれ所定の位相シフト量だけ
シフ1・させて得られる位相シフト出力S13A及びS
13Bが与えられ、混合同路33A及び33Bはそれぞ
れ当該位相シフト出力S13A及びS13Bに対して受
信増幅信号S12を乗算するこ.!!:により、混合出
力314A及び314Bを得るや ここで位相シフト回路32Aは、位相シフト出力S13
A占して次式、 S 1 3 A=K.Asinωt ・・・・・・ (1) のように、応答要求信号W1の搬送波角周波数ωを有す
る基準位相の信号を送+45するのに対して、位相シフ
ト回路32Bは次式、 S 1 3 B = K..COS(+) t・・・・
・・ (2) のように、位相シフト出力S i 3 .Aに対して位
相が90゜シフトした位相シフト出力313Bを送出す
る。
これに対して受信増!!II{S号S12は次式S X
 2 = K.sin(ω+ ir) t・・・・・・
 (3) のように、搬送波角周波数ωに対して、情報読取装t1
と情報カード4との間の距離に相当する位相シフト角周
波数αだけ位相偏位した信号として表すことができる。
混合回路33A及び33Bは、(3)式によって表され
る受信増幅信号312に対してそれぞれ(1)式及び(
2)式によって表される位相シフト出力S13A及び3
13Bを乗算する乗算回路で構戒され、これにより混合
回路33A及び33Bから次式、 S14A =313A−312 =K,^sinωt K宜sin (ω+α〉t 2 ・・・・・・ (4) S l 4 B =S13B 31 2 厘K目cosωt K,sin (ω+α)t Z ・・・・・・ (5) のように、位相シフト量αの信号戒分と、搬送波角周波
数ωの2倍の角周波数2ωを有する信号威分とでなる混
合出力S14A及びS14Bが得られる. この混合出力S14A及びS14Bはローバスフィルタ
34A及び34Bに与えられて搬送波角周波数2ωの信
号威分を除去され、これにより次式、 2 で表されるフィルタ出力S15A及びS15Bが増幅回
路35A及び35Bを通じてハイバスフィルタ36A及
び36Bに供給される. (6)式及び(7)式によって表されるフィルタ出力S
15A及び315Bの信号レベルは、第3図に示すよう
に、位相αtが時間tの経過に従って変化したとき、フ
ィルタ出力S15Aは位相αtがα1−π/2、3π/
2、5π/2・・・・・・になると0になる(この信号
レベルが「0」の点をヌルポイント(null pai
nt)と呼ぶ)のに対して、位相αtがα1=0、π、
2π・・・・・・になると最大値を呈する. これに対してフィルタ出力315Bは、フィルタ出力S
15Aがヌルポイントの位相、すなわちαt一π/2、
3π/2、5π/2・・・・・・になったとき信号レベ
ルが最大値になるのに対して、フィルタ出力S15Aが
最大値になる位相、すなわちα1−0,π、2π・・・
・・・においてヌルポイントになるような変化を呈する
. このようにしてフィルタ出力S15A及びS15Bが相
補的な変化を呈するので、フィルタ出力S15A及びS
15Bのうち信号レベルが大きい方のフィルタ出力を選
定するようにすれば、全ての時点において応答要求償号
W2がヌルポイント又はその近傍の低い信号レベルにな
らない状態において有効な受信信号として応答信号処理
回路6内に取り込むことができる。
ハイパスフィルタ36A及び36Bはフィルタ出力S1
5A及びS15Bに含まれている直流〜数(k}tz)
程度の外乱ノイズを除去する.因に直流戒分でなる外乱
ノイズは実際上、情報読取装置1の送信アンテナ3から
送出される応答要求信号W1が移動しない反射物体(例
えば壁)によって反射して受信アンテナ5に到来した場
合に生ずる。また直流〜数(kHz)の外乱ノイズは、
情報カ一ド4が移動した場合に生ずる.かくしてハイパ
スフィルタ36A及び36Bのフィルタ出力S16A及
びS16Bからこれらの低い周波数領域に生ずる外乱ノ
イズが除去されており、当咳フィルタ出力が増幅回路3
7A及び37Bを介してローパスフィルタ38A及び3
8Bに供給される. ローパスフィルタ38A及び38Bは後段のアナUグ/
デイジクル変換回路4OA及び40Bにおいてサンプリ
ング周波数f,でアナ1コグ/7′イジタル変換処理を
実行する際に、折返IJ音を発生させないよ・うにナイ
キスト周波数以上の周波数或分を除去し、これによりフ
ィルタ出力S16A及びSL6B(第5図(八))から
搬送周波数或分を除去して第福図(B)に示すよ・うな
情報データ信号或分S17A及びS17Bを検波するこ
とができるようムニなされている、 アナログ/ディジタル変換回路4〇八及び40Bは増幅
回路39A及び39Bにおいて増輻された情報デークイ
3号戊分S17A及びS17Bを8ビツI・のデイジク
ルy−ク3113八及びS18Bに変換し、,′:れを
第5図に示すよ・うに通過帯域.Jをもつ周波数特性を
呈するディジタルバンドバスフィルタ41Aをm過さ」
tることにより、情報データ信号成)yj3 1 ′7
八及び317Bから2T$J間データDOT及びI下期
間データD,Tを抽出してなるフィルタllJj力31
9A及び319Bを得るようになされ、このフィルタ出
力S19A及、び319Bをゼ1つクロス検出回路42
A及び42Bに供給する。
かくしてゼロク[]ス検出回路42A及,び42Bは第
4図(C)に示すように情報データ信号成分S17A及
びS17Bに含まれる2T及びI下期間データDOT及
びDITがゼロ点を横切るタイ港ングにおいて「+1」
レベル又はr−1.1,ベルに遷移する情報データDA
TAでなる情報データ信号S20A及びS20Bを送出
する。
ここでアナログ/ディジタル変換回路40A及び40B
のザンブリング時点、ディジタルバンドバスフィルタ4
1A及び41Bの動作クロツク、並びにゼロクロス検出
回路42A及び42Bのゼロクロス検出点のタイ兆ング
は、P L L回路部福3A及び43Bから得られるP
LL出力バルスS21A及び321Bによって制御され
、これによりP L L回路部43A及び43Bが情報
データ信号成分S17A及びS17Bの周波数が情報カ
ード4のデ・一夕伝送1/−}条件に心して変動してい
ても、PLL回路部43A及び43Bが当該周波数の変
動に追従δ゜るようなP L L動作をし得るようにな
されている。
PLIJI路部43A及び43Bはゼロク1:lス検出
回路42A及び42Bの情報データ倫号2OA及び20
Bを位相比較回路44A及び44Bにおいて¥i値制御
型発振盟路45八及び45Bにおいて得られる位相比較
信号822Bと位相比較し、その位相エラー倫号323
A及びS23Bをデdジタル信号処理回路46A及び4
6Bを介してフィードバックデータS24A及びS24
Bに変換して数値制御型発振回路45A及び45Bの発
振周波数を位相エラー信号S23A及びS23Bが「0
」になるように制御する。
かくして数値制御型発振回路45A及び45Bは位相比
較信号S22A及びS22Bの位相を情報データ信号S
20八及び320Bに追従させるような周波数で発振す
る状態に制御され、その発振出力をPI、L山カバルス
S2 1A及びS21BとI2て送出ずると共に、位相
比較回路44A及び44Bを介してデータデコード回路
5OA及び5OBに対するデークサンプリングクロツク
信号S25A及びS25Bとして供給する。
データデコード回路50A及び50Bは情報カ一ド4に
おいて形威されたデータを解読するもので、伝送されて
来たデータに付されているヘツダデータを読み取った後
、バイフエーズ変調されている情報データを復調し、誤
り検出符号(この場合CRCコード(cyclic r
eiJundaney cheek code)を用い
ている)によって伝送誤りの有無を評定する。
データデコード回路50A及び50Bのデコード出力S
3OA及び330Bはデータ処理部21Cの一部をfl
I戒する中央処理ユニット(CPU)51に供給され、
CPU5 1は供給されたデコード出力S30A及びS
30Bのデータを、RAM(random acces
s memory)横威のワークメモリ52を必要に応
じて利用しながら、R O M (read only
 memory)構戊のプログラムメモリ53に格納さ
れているプログラムに基づいてデータ処理をした後、デ
ータ転送回路54を介して伝送データS31として送出
すると共に、表示入出力回路55を介して表示データS
32として送出する.第1図の構或において、搬送波信
号発生回路27において発生された搬送波信号S1に基
づいて応答要求信号W1を送出している状態において微
弱な応答情報信号W2が返送されて来たとき、これを、
第1系列及び第2系列応答信号取込回路21A及び21
Bの位相シフト回路34A,混合回路33A、及び位相
シフト回路34B、混合回路33Bにおいて互いに位相
が90゜ずれた混合出力S14A及びS14Bに変換し
てその後の処理をする。
かくして、たとえ情報カ一ド4及び情報読取装置1間の
距離が丁度ヌルボンイト又はその近傍の値になっていた
としても、混合出力S14A及びS14Bの位相の違い
を利用して第1系列応答信号取込回路21A又は第2系
列応答信号取込回路21Bのいずれか一方から常に実用
上信号処理をするのに十分な信号処理レベルの受信信号
を取り込むことができ、その結果安定に応答情報信号W
2を受信できる. かくするにつきこの実施例においては、第1に、アナロ
グ/ディジタル変換回路40A、ディジタルバンドパス
フィルタ41A1ゼロクロス検出回路42A及びPLL
回路部43A,並びにアナログ/ディジタル変換回路4
0B,ディジタルバンドパスフィルタ41B1ゼロクロ
ス検出回路42B及びPLL回路部43Bの構戒によっ
て、PLL回路部43A及び43Bをその自走時に得ら
れる発振周波数の浮動状態を利用して簡易な構或によっ
て短時間の間にPLL回路部43Aを情報データ信号の
周波数にロックさせることができる.また第2に、この
実施例においては、PLL回路部43A及び43Bは高
速ロック動作をするために、PLL追従動作が一段と高
速な構或を用いている. また第3に、この実施例においては、情報カード4にお
けるデータ伝送レートが大幅に変動する点を考慮してそ
の影響を有効に回避できるように伝送データをブロック
化して伝送するような構威をもっている。
さらに第4に、この実施例においては、CPU51がク
ロツクデータを確実に合或できるような処理を実行する
. これらの特徴的構威について、以下に詳細に説明する. (G2)情報データ信号或分へのPLL回路の引込み前
述したように情報カード4(第2図)はクロツク発振回
路12としてCR発振器構或のものを適用することによ
り、情報カード4を全体として小型かつ簡易化するよう
な工夫がなされているが、実際上CR発振器構戒のクロ
ツク発振回路12は外囲温度の変化によって発振周波数
が最大10倍程度は変動するおそれがあり、このことは
、情報カード4から送出される情報データ信号戒分、従
ってローパスフィルタ38A及び38B(第1図)から
得られる情報データ信号戒分S17A及びS17Bに含
まれるIT期間データI)t’r及び2T期間データD
.の周波数が10倍程度変動するおそれ?あることを意
味している。
このように10倍の変動幅の周波数範囲に含まれる特定
の1つの周波数をもつ情報データ信号或分S17A及び
S17Bがローパスフィルタ38A及び38Bから得ら
れたとき、この情報データ信号或分S17A及びSL7
Bはアナログ/ディジタル変換回路40A及び40Bに
おいてPLL出力パルスS2 1A及び321Bによっ
て決まるサンプリング周波数で8ビットの直列ディジタ
ルデー夕に変換した後、そのディジタル変換出力S18
A及びS18Bは第6図に示す周波数特性をもつディジ
タルバンドバスフィルタ42A及び42Bの通過帯域J
によってフィルタ処理されることにより、IT期間デー
タI)tt及び2T期間データD■を抽出される. ディジタルバンドパスフィルタ42A及び42Bは非巡
回型回路構戒の有限長インパルス応答回路(FIR ,
 finite impulse responsa 
)で構威され、ディジタル変換出力S18A及びS18
Bを縦続接続された第1〜第8段遅延回路61A〜61
■に供給する。
第1段一第0段遅延回路61八一・61l4はセれぞれ
フリツブ′ノロツブ回路によってllliltされ、P
1、L回路部43Aから送出されるP L T,出力バ
ルスS2 1Aをクロツクパルスとして1クロック周期
ずつデイジクル変換出力318八及び318Bの各ビッ
トを遅延させながらシフl・させて行く。
第1段及び第8段遅延回&’}61A及び61Hの遅延
出力は加算回跡62Aにおいて加算されて乗算回路63
Aにおいて重み付け信号WAによって本みイづけされた
後加算回路64に都えられ、以下同様にして第2段及び
第7段遅延回路61B及び61G,第3段及び第6段遅
延回路61C及び61F、第4段及び第5段遅延回路6
1D及び61Eの遅延出力が、モれぞれ加算回路62B
、62C,62Dにおいて加算された後乗算回116 
3 B,63C,63Dにおいて員み付け信号W, 、
W,、WDによって寵みイづけされて加算回路64Gこ
与えられる。
か《して加算回路64の出力端には、第7図に示すよう
に、  IT及び2T期間ダークDIT及びD,Tに対
l,てこれを高い選択度で選択できるような通過帯域6
Iを有するフィルタ出力S19A及びS19Bを得るこ
とができる。
第6図のI1威において、ディジタルバンドバスフィル
タ42A及び42BはP L LバルスS21A及びS
21Bの周波数によって決まる周波数位置に通過帯域J
 (第7図)を設定することかで券、従って通過帯域.
JがIT及び2T期間デ・一夕T)+y及びD4と一致
した状態になれば、当該IT及び2TM間データDIT
及びD,Tを抽出してフィルタ出力S19A及、びSl
9Bとしてゼロクロス検出回路42A及び42B(第1
図)に送出することかでき、これによりP i− i−
回路部43A及び43Bのロック状態を維持さ{tるこ
とかできるゆところが実際上情報カ一ドdのデータ伝送
レートはクロツク発振回路12(第2図)の発振周波数
の変動に応じてlO倍程度の範囲で大幅番こばらつくの
で、新たな情報カ一ド4から応答情報信号W2が返送さ
れた来た当初においては、第7図において実線で示すよ
・うに、通過帯域Jが必ずしもIT及び2T期間データ
DI?及びDXTの周波数位置にあるとは限らない。
このままではPLi、回路部43Aは、現在交倍してい
る情報カード益のIT及び2T期間データD +t及び
Textにロックした状態にはなり得す、非ロック状態
のまま数値制御聖発振回路45A及び45Bを目送発振
させる。
ところがこの目送発振状態においては、実際上ローバス
フィルタ38A及び38Bにおいて除去し切れずに情報
信号威分S17A及びS17Bにノイズ威分が混在して
いれば、これがディジタルバンドバスフィルタ41A及
び41Bの通過帯域Jを通ってゼロクロス検出回路42
A及び42B,従ってPLI、回路部43八及び43B
に送り込まれることにより、PLL回路部43A及び4
3Bが当該ノイズ成分に疑似酌に位相ロックしようとす
るような動作をする。しかしこのノイズ或分は定常的に
受信できるわけではないので結局P L i,回路部4
3A及び43BはIT及び2T期間デ−夕DI?及びD
,Tがばらつく範囲全体に亘って通遇弗域Jをふらつか
せるような浮動状態になる。
この結果P L L回路部43A及び43Bが自走発振
状態にあるとき、そのP L L出力バルス21A及び
21Bの周波数がふらつくことにより、実質上通過帯域
,■は第7図において破線で示すように、現在交信して
いる情報カード4のIT及び2T期間データT)+y及
びD.の周波数位置を通ってこれをP L L回路部4
3A及び43Bに取り込むようなスキャン動作をする結
果になり、か《してPLL回路部43A及び43Bを当
該IT及び2T期間データI)+t及びDtrにロック
させた状態に引き込ませる。
この状態は、現在交信している情報カ一ド4から応答情
報信号W2が到来し続ける限り維持され、これによりた
とえ情報カード4のIT及び2TJtJI間データDI
?及びI)zyの周波数位置が大幅にばらついていても
、これを確実にサーチしてデータデコード回路50A及
び50Bを介してCPU5 1に送り込むことができる
かくするにつき、第6図の構戒によれば、アナログ/デ
ィジタル変換回路40A及び40Bが情報データ信号或
分S17A及びS17Bを8ビットの直列データに変換
するのに対応させて8段の遅延回路61A〜61Hを設
けるようにしたことにより、第8図(A)に示すように
、フィルタ出力S19A及びS19Bの信号レベルがビ
ットデータの変化に応じて遷移したとき、リンギングを
発生させないようにできる. 因に非巡回型回路構或のFIRを用いてバンドバスフィ
ルタを構或する場合、縦続接続される遅延回路の段数を
増やせば当該増やした段数に対応するサンプリング時間
の間第8図(B)に示すようなリンギング波形X1が発
生することを避け得ないが、第6図のように構威すれば
、当該リンギング波形X1を発生させないようにし得る
.(G3) P L L回路部の構威 PLL回路部43A及び43B(第1図)は、ゼロクロ
ス検出回路42A及び42Bのゼロクロス検出信号S2
0A及び320Bに基づいて、周波数のばらつきが大き
い情報データ信号の周波数に対して高速度でロック動作
するように構威されている。
ゼロクロス検出回路42A及び42Bは第9図に示すよ
うに、フィルタ出力S19A及び319BをPLL出力
パルスS2 1A及びS21Bによって遅延動作をする
第1段及び第2段遅延回路71A及び71Bを通じて受
けてこれを2クロツク周期遅延させて比較回路72に第
l比較入力CM1として入力すると共に、フィルタ出力
S19A及びS19Bを直接比較回路72の第2比較入
力SM2として入力する構戒を有する. 比較回路72は次式、 CMI>OかつCM2>+X→+1 ・・・・・・ (8) のように、第1比較入力CMIが正でかつ第2比較入力
CM2が正の基準値「+X」より高いとき、正の値「+
1」の情報データ信号S20A及びS20Bを送出する
と共に、次式、 CMI<OかつCM2<−X→−■ ・・・・・・ (9) のように、第1比較入力CM1が負でかつ第2比較入力
CM2が負の基準値「一X」より低いとき、数値「−1
」の情報データ信号S20A及びS20Bを送出する。
これに加えて比較回路72は、(8)式及び(9)式の
入力条件以外の入力条件をもつ第1及び第2比較入力C
MI及びCM2が到来したときにはこれを無視してそれ
以前の値を情報データ信号S20A及びS20Bとして
送出し続ける.(8)式及び(9)式の条件の下に情報
データ信号S20A及びS20Bを出力するのは、第1
0図(B)に示すように、ゼロクロス検出回路42A及
び42Bに与えられるフィルタ出力S19A及びS19
Bに十分大きな3次の高調波或分が含まれているような
場合には、フィルタ出力S19A及びS19Bがその影
響を受けてゼロ点を横切るような状態が生ずるおそれが
あり、このような場合に比較回路72において信号レベ
ルr−X」〜「+X」の範囲に不感帯を設けることによ
り、当該正しくないゼロクロスを検出しないようにする
. 因に第10図(A)に示すように、3次の高調波戒分が
含まれていない理想的な場合には、現在のフィルタ出力
S19A及びS19Bの信号レベルを表す第2比較入力
CM2に対して2サンプル周期分前のフィルタ出力S1
9A及びS19Bの信号レベルを表す第1比較人力CM
Iは、フィルタ出力S19A及びS19Bが正しくゼロ
クロス点を負の信号レベルから正の信号レベルへ横切り
、又は正の信号レベルから負の信号レベルに横切れば、
それぞれ(8)式又は(9)式の条件を満足する状態が
得られることにより、第2比較入力CM2が正の基準値
「+X」又は負の基準値r−X」を超えたタイミングで
信号レベル「+1」又は「−1」に遷移するような情報
データ信号S2OA及び320Bを得ることができる. こわ2に対して第10図(B)の場合のように、第1及
び第2比較入力CM1及びCM2が3高澗波或分の影響
を受けて+″lコクロス点を横切った場合に&j、、(
8)式又は(9)式の条件を満足することができないこ
とにより当該第2比較入力CM2のタイミングで情報デ
ータ信号S20A及び320Bの信号レベルを遷移させ
な(ハようにできる。
かくして第6図について上述したように、8段の遅延囲
路fJItcのディジタルバンドバスフィルタ42A及
び42Bを適用した場合には、第5図?,こ示すよ・う
に、3次高調波威分D。を実用上十分に除去できないお
それがあり、当該3次高調波虎分I)!xがディジタル
バンドバスフィルタ41A及び41Bを通遇したときこ
れをゼロクaス検出回路42A及び42Bにおいて誤検
出するおそれがあるが、第9図の構戒のゼOクaス検出
閘路42A及び42Bを用いればこのおそれを有効に回
避し得る。
このようにしてゼロク目ス検出回i42A及び42Bか
ら得f)れる情報データ信号S2OA及び320B (
第11図(A))は、位相比較回路44A&び44Bの
カウント回路75(第9図)にカウント制111信号と
して与えられるやカウント回路75は情報データ信号5
20A及び320Bの立上り及び立下りに基づいて検出
パルスS41(第IF図(B))を発生し、この検出バ
ルスS41によ゛つて所定の周期1゛2の間論理「1」
レベルC立ち上がるカウンタ動作借号S42(第11図
(C))を発生し、その立1−り7,乙Jl:つて位相
比較体号S22A及び322Bと1/τ麩値制櫛型発振
(i′!l路45A及び45BかC)与えられるパルス
列(第11図(D))のパルス数を期間Tつの間カウン
トする。
ここでカウント回路75は位相比較信号S22A及びS
22Bのパルスを最大8個までカウントするようになさ
れ、8個以上のパルスが到来しかときには一旦ゼQカウ
ントに戻ってカウントし欝すようになされている。
かくしてカウント回路75はカウント動作伊−BS42
(第11図(C))が論理10」レベルに?ち下がって
カウント動作を停止したとき、カウント値r■,〜「7
」の値をもつカウント信号S43を現在値換算回路7G
に与える。
現在{a換算回路76はカウント信号S43として数値
デ・一タr■,一 r7,が与えられたときこれを次式 S4 4=  {(34 3−4)→−0.5}X2・
・・・・・ (10) によって表される換算式によって現在値換算偉号S44
に変換する, かくしてカウント信号$43が数値「0」、「1」、「
2」、「3」、r4」、r5,、「6」、「7」になっ
たときこれが「一7」、「一5」、r=3」、「一i」
、「+1」、「+3」、「+5J、「+7」でなる現在
{l1!換算信号$44に変換される。
この現在値換算信号S44は第12図に示す換算値テー
ブルTABLEを構或する位相エラー換算回路77に現
在値情報として入力される.位相エラー換算回路77は
数値データr’7J〜「+7」を変化範囲とする現在値
換算{M 勺’ S 44を、その変化の仕方に烏じで
数植データ1−15」〜r+15Jの変化幅を有する位
相エラ」言号S23A及びS23Bに変換し、これによ
りカウント範囲が狭いカウント回路75のカウント動作
結果によって得られたデータの変化範囲(すなわちro
」〜「7」)と、前回値保持回路78から与えられる前
回値信号S45どを換算条ぐtとし7て格段的に広い変
化範囲(すなわちr −15,+ ” r+15J )
をもつ位相エラー信号S23A及び8 23Bへの換算
数を選定するようになされている.かかる#I威の位相
比較回路44A及び44Bにおいて、第13図(A)に
示すように前回の位相比較動作において位相エラー信号
S23A及び823Bの値が「+l」であったとすれば
、この値「+1」が前回値保持回路74に保持されてい
ることにより今回の位相エラー検出動作において前回値
信号S45として位相エラー換算回路77に与えられる
. このとき位相エラー換算回路77は第13図の換算値テ
ーブルTABLEにおいて前回値として「+1」の欄が
指定され、これにより現在値が「−7」、「−5」、「
−3」、「−1」、「+1」、「+3」、「+5」、「
+7」になれば、これに応じて位相エラー信号S23A
及び323Bの値が「+9」、「−5」、「−3」、「
一1」、「+1」、「+3」、「+5」、「+7」を取
り得る状態になる。
従ってこのときの位相比較動作範囲は、カウント回路7
5のカウント信号S43が「1」、「2」・・・・・・
「7」になったとき現在値換算回路76が現在値換算信
号S44として「−5」、「−3」・・・・・・「+7
」までの僅に換算することにより位相エラー換算回路7
7は位相エラー信号S23A及び323Bとして数値「
一5」、「−3」・・・・・・「+7」の値を送出し得
る. これに加えてカウント回路75のカウント量が最大カウ
ント値「7」を超えて最小カウント僅「O」に戻ったと
き、現在値換算回路76は当該カウント信号343を数
値「−7」に換算して現在値換算信号344として位相
エラー換算回路77に与えることにより、位相エラー換
算回路77は数値「+9」を位相エラー信号S23A及
びS23Bとして送出する。
かくして位相比較回路44A及び44Bはカウント回路
75のカウント動作範囲「0」〜「7」に対応して位相
エラー量「−5」〜「+9」の範囲の位相エラー信号S
23A及び323Bを送出することになる. ところでこのような位相比較動作をした結果、位相エラ
ー信号S23A及び323Bとして第13図(B)に示
すように、数値「+9」が前回値保持回路78に保持さ
れた状態になると、次の位相比較動作は第12図の換算
値テーブルTAB LEの前回値「+9」の欄に示すよ
うに、カウント回路75がカウント値「O」〜「7」ま
でのカウント信号S43を送出したとき位相エラー信号
S23A及びS23Bの値は当該前回値「+9」を中心
として「+3」〜I:+15Jに移動する.この実施例
の場合、位相エラー信号S23A及びS23Bはその上
限値としてr+15Jに制限され、かしくてその後位相
エラー信号S23A及び323Bの値が上昇しても当該
上限値r+15Jにおいて飽和する。
これに対して第13図(A)の範囲において位相比較動
作をした結果、前回値保持回路78に第13図(C)に
示すように、数値「−5」が保持されたときには、位相
比較回路44A及び44Bはカウント回路75がカウン
ト値「0」〜「7」のカウント信号S43を送出したと
き、これに応じて位相エラー信号S23A及び323B
として数値r−13J〜「+1」の位相比較動作範囲に
おいて位相比較動作する. さらにその結果前回値が第13図(D)に示すように、
数値r−134であったとすると、これに続く位相比較
動作においてカウント回路75がカウント値「0」〜「
7」のカウント信号S43を送出したとき、これに応じ
て位相エラー信号S23A及び323Bは数値r−15
4〜「−7」の範囲に位相比較動作範囲を移動させる。
このようにして位相比較回路44A及び44Bにおいて
は、カウント回路75のカウント信号S43として同じ
カウント値の位相比較結果を得た場合であっても続いて
生ずる位相比較動作は、前回の位相動作において位相エ
ラー信号S23A及び323Bとして送出された前回値
を中心とする位相比較動作範囲に移動できることにより
、実質上位相比較範囲を一段と拡大することができ、し
かもその結果得ることができる位相エラー信号S23A
及び323Bの変化量に不連続を生じさせないように、
直線的な変化を生じさせることができる. このような直線的な変化は、当該位相エラー信号S23
A及び323Bを用いてディジタル信号処理回路46A
及び46Bを介して数値制御型発振回路45A及び45
Bを数値制御する際に不安定な動作を生じさせないよう
にし得、かくして安定なPLL引込み動作を実現できる
比較回路44A及び44Bの位相エラー信号S23A及
び323Bはダイジクル信号処理回路46A′Blび4
6Bの1次亀み何け回路81において所定の重み付けを
されk後1次加算回路82に−Vえられると共に、2次
加算回路83に与えられる。
2次加算回路83の加算出力325は2次遅延回路84
においてlザンブリング周狗1だけ遅延された後2次加
算同路83にフィー ドバックされ、これにより2次加
賀回路83は順次位相比較回路44A及び44Bから専
えられる位相エラー信号S23A及びS23Bの1−一
−クル積算値を表す加算出力S45を送出する。
2次遅延回路84から得られる加算出力S45は2次重
み{づけ回路85を介して1次加算回路82に供給され
、かくしてl次加算回路82から現在の位相比較動作が
実行される前までの位相比較動作番こおげる1・−クル
位相エラー看に現在の位相比較動作による位相エラー景
を加算j7た加算出力が得られ、これがフィードバック
データS24A及びS248として数値制御型発振回路
45A及び45Bに供給される。
?値制御型発振回路45A及び45Y3は、、第14図
に示すように、フィー ドバックデータ24A及び24
Bを数値制御回路85に供給1−、これ(対応ずる7ビ
ツl・の数値制御4’A号S50を発生さ{4−る。
数値制御信号S50は2ビツ1・の選択信−WS50A
をセレクタ86に供給すると共に、5ビツl・のべき数
信号S 5 Q Bをべき乗係数回1387に供給する
. セレクタ86は、(96〜127)人力端ニマスククロ
ツクCLKを夛けると共に、172分周回路88におい
てマスククロツクC L Kを1/2分周することによ
り得られる1/2分周クロツクCLK.,を(64〜9
5)入力端に受け、さらにこの172分周ク}コックC
I、KI,を1/2分周回路89において分周して得ら
れる174分周クロツクCLK■を(32〜・63)大
力端に受け、さらにこの174分周ク口ツクC L K
 a,を1/2分周回路90において分周して得られる
1/8分周クロツクCLK,.を(0〜31)入力端に
受ける。
?くしてセ1/クタ86に入力されるマスククロツクC
LK,1/2分周クロツクCI,K..、i/4分周ク
ロツクCLK■及び178分周クIコツク CLK a
mぱ選択信号S50Aによって選択されて選択出力S5
1としてべき乗係数回路87に与えられる. べき乗回987ば次式、 ?ように、2の32乗根の値Xを数値制御回路85から
与えられるべき数信号350Bによって人力されるべき
数n(nwO”■31)によって次式S2 1A  (
32 1B)=x”    ・・・・・・ (12)の
ように、xllのべき乗演算を実行してこの演算結果を
係数として選択出力S51の周波数に乗算したと同様の
周波数fのパルス列信号を位相比較信号S22A及びS
 2 2 B,並びにPLL出力パルスS2 1A及び
321Bとして送出する。
?14図の構成、I.’:’.おいて、フィードバック
データS24A及びS24Bは、数値「0」〜「127
」の範囲の値を取り得るようになされているのに対して
、数値制御回B85はこれを4つの範囲、すなわち数値
rQ,〜「31」、「32」〜r63」、「64」へ■
r95J、「96J〜rl27 Jに分けて各範囲につ
いて指数関数的に変化する周波数fのパルス列信号でな
る位相比較信号S22A及びS22Bを送出する. すなわちまずフィードバックデータ24A及び24Bが
第iの範囲、すなわち数植rQJ−r31」のとき数値
制御回路85は選択信号S50Aによってセレクタ回路
86を(0〜31)入力端を選択する状態に制御し、こ
れにより178分周クロツクCLK..を選択出力S5
1としてべき乗係数問路87に供給させる. これに加えて数値制御同路85はフィードバックデータ
S24A及びS24Bの内容が数値「O」〜「31」の
いずれかであることに対応して当該数値nを表すべき数
信号350Bをべき乗係数回路87に与えることにより
、1/8分周クロツクCLKsmの周波数f0に対して
次式、 r=x”  ・ f0 ・・・・・・ (13) によって表され周波数fのパルス列信号を発生させてこ
れを位相比較信号S22A及びS22Bとして数値制御
型発振回路45A及び45Bから位相比較回路44A及
び44Bのカウント回路75(第9図)に与える。
かくして数値制御型発振回路45A及び45Bは、第1
5図に示すように、N=rO,〜「31」の第1の範囲
において、位相比較信号S22A及び322Bのパルス
列信号の周波数fとして、1f0から2f.までの1オ
クターブ分の変化を32段階(約1.03倍のステップ
をもつ)に分けて指数関数的に変化させることができる
また数値制御回路85はフィードバックデータS24A
及びS24Bの値が数値「32」〜「63」になると、
選択信号S50Aによって174分周クロツクCLK4
mを選択させて選択出力351に送出させると共に、べ
き数信号350Bとして数値「O」〜「3l」をべき数
係数回路87に供給させる。
かくして数値制御型発振回路45A及び45Bはフィー
ドバックデータS24A及びS24Bの値Nが、第15
図に示すように、「32」〜「63」の範囲になると、
1/4分周クロツクCLK4.の周波数2f.からべき
数信号S50Bによって表される32段階の変化をする
ことにより1オクターブ高い周波数、すなわち4f.の
周波数を有するパルス列でなる位相比較信号S22A及
び322Bを送出することかできる。
以下同様にしてフィードバックデータS24A及びS2
4Bが第15図の数値N=r63J〜「95」の第3の
範囲になったとき、又は数値「95」〜rl27 Jの
第4の範囲になったとき、数値制御回路85が172分
周クロツクCLK..又はマスタクロックCLKをセレ
クタ86において選択させて選択出力S51としてぺき
乗係数回路87に供給させると共に、べき数信号350
Bとして数値「O」〜「31Jをべき数としてべき乗係
数回路87に与える。  これにより、1/2分周クロ
ツクCLK.、又はマスタクロツクCLKの周波数4f
.、又は8f.からそれぞれ32ステップずつ指数関数
的に1オクターブ高い周波数8f0、又は16r0にま
で変化するようなパルス列信号でなる位相比較回路S2
2A及び322Bを数値制御型発振回路45A及び45
Bの出力として送出させる。
第14図の構戒によれば、フィードバックデータS24
A及びS24Bとして直線的に変化する数値Nのデータ
が到来したとき、これを指数関数的に変化する周波数を
もつパルス列信号を発生できるようにしたことにより、
位相比較回路44A及び44Bに与えられる情報データ
信号S2OA及び320Bの周波数がたとえ大幅にばら
ついたとしても、そのばらついた周波数範囲全体に亘っ
て容易に追従することができるような位相比較信号S2
2A及びS22Bを発生させることができる. 因に受信した情報データの周波数が大きく変動すること
により位相エラー信号S23A及び323Bが大きくな
ると、これに応じて位相比較的信号S22A及びS22
Bが指数関数的に大きくなり、その結果位相ロック状態
からはずれるような変動が生ずると位相ロック状態への
引き込み動作が格段的に強まることにより引込み速度が
一段と高くなる。
(G4)情報データのブロック化 情報カード4(第2図)の情報メモリ11に格納されて
いる情報データは、比較的小さい所定の情報量ずつの単
位ブロックデータにブロック化されて格納されており、
情報メモリ11から情報データS1としてインピーダン
ス可変回路14に送出する際に、各単位ブロックデータ
を所定の順序で繰り返し読み出すようになされている。
この実施例の場合、情報メモリ11の情報データは、第
l6図に示すように、4つの単位ブロックBLKI〜B
LK4にブロック化され、各単位ブロックデー夕が26
バイトの情報量をもつように?されている。
単位ブ口ツクデークBLKI,Bi=K2、B I−K
 3 及びB I− K 4は16バイ1・分のブロッ
クデータDATA.,、D A T A n z、DA
TA■及、びDATA■を1’L、このブロックデ〜夕
に対して割り当てられたブ1コック番号を表ず2バイ1
一分のブロック番号データDFINI .. Dmui
 .. D■、及びDIIIM4と、  2バイト分の
誤り検出符号データD r: ll(, 1、L)c+
ic,!、丁) I:llT:l.l及びDc,lci
+を順次イ4加すると共に、フ1コツクデークD A 
T A n +、DATAll!、DATA■及びDA
TAヮ,の先頭に当該カードに削り当てられたカード搦
号を表ず6バイ1・分の共通のカド番弓データD No
がそれぞれ付加されている。
かくして各単位ブロックデータB L K 1〜BLK
4は、それぞれ情報データを単独で伝送できるような情
報をもつようになされている。
情報メモリ11の各単位ブロックデータB L K1=
BLK4を情報カ一ド4(第2図)から送出する際には
、情報メモリ11は第17図に示すように、単位ブロッ
クデータB L K 1、B I, K 2、B L 
K 3及びBLK4をその順序で読み出してデー・クエ
ンコード回路1Gに供給し、各単位ブロックデータはデ
ータエンコード回路16においてセキフーリテイコード
を含むヘツダデータHをそれぞれ付加された後、バイフ
エーズ変澗ざれてインピーダンス可変回路14に送出さ
れる. ここでデータエンコード回路16は各単位ブlコックデ
ータB L K 1、B T− K 2、B L K 
3及びBL K 4を読み出ず前に、アドI/スカウン
タ制御回路17を介して゛アドレスカウンタ13のカウ
ン}・動作を一旦停止させた状態に制御し、この状態で
一・ツダデ・一タHを付加するようになされている。
その結果情報カ一ド4は、それぞれへッダデータHが付
加された単位ブ口ツクデータB L K 1、B L 
K 2、B 1− K 3及びB L K 4をその順
序で配列してなる1フレーム分のフレームデータ列F 
RMを繰り返し連続的にダイボールアンテナ4Bから送
出する。
第16図及び第17図の構或によれば、伝送しようとす
る情報データを比較的少ないデータ餡の単位ブ1】ツク
データB L K i − B L K 4にブ12ツ
ク化し、各単位ブロックデー夕ごと6こ独立的に伝送情
報データを伝送できるよう6こしたことにより、応答情
報信号W4を情報読取装置lに読み取らせる乙こつき、
情報データの読取速度及び読取精度を一段と高めること
ができる。
因乙こ応答信号処理回路6において応答情報信号W2を
受信する際に、応答情報信号W2の侶号1/ヘルが微弱
であること、情報カ一ド4が移動した場合には応答情報
信M−W2を安定に受信で閣なくなるおそれがあること
等の原因によって1フレーム分のフレームデータ列FR
Mの一部が受信できな(なったり、受信情報デ・一タに
誤りが発生したりした場合には、l71/−ム分のフレ
ームデータ列FRMのうちそれまで受信していた単位ブ
ロックデータBLKI−BLK4を有意情報としては使
用できないので廃棄し、その後正常な応答情報信号W2
が到来するのを待って改めて応答情報信号W2を受信し
始めるようにする必要があるが、当該再受信を正常受信
ができる最初の単位ブΩツクデータのタイ犬ングから受
信を開始することができる。
例えば第18図(A)に示すように、第1一第4の単位
ブロックデータBLKI〜・B L K 4でなる1フ
レーム分のフレームデータ列FRM.、FR M−−+
 、F R M.。,・・・・・・を連続的に伝送して
いる間に、m番目のフレームデータ列FRMいの第2番
目の単位ブロックデータを応答信号処理回路6が正常に
受信できなかったとき、第18図(B)において示すよ
うに、第3番目の単位ブロックデータから正常な受信が
できるようになれば、当該第3番目の単位ブロックデー
タから4つの単位ブロックデー夕をm番目のフ1/−ム
データ列FRM,として取り込めば艮いこどになる。
これに対して第18図(C)に示すように、1フレーム
分のフレームデータ列ごとに情報データを伝送しようと
する場合には、m番目のフレームデータ列FRM.(第
18図(A))の一部に正常な受信ができない状態が生
じたときには、次のフレームデータ列、すなわちm −
t− 1番目のフレームデー夕列FRM..,が到来す
るのを待たなければ正常な受信ができないことになる。
従って結局第16図及び第17図の構威によれば、情報
カード4から送出される応答情報信号W2の受信を単位
ブロックデータごとに受信できる分、効率良く情報を読
み取ることができる。
特にこの実施例の場合のように、搬送波として周波数が
2.45 (GHz)程度のマイクロ波を適用する場合
、第3図について上述したように、情報カード4と情報
読取装置1との間の距離に対応する位相量αに基づいて
受信信号がOになるようないわゆるヌルボンイトが生ず
ることを避け得ないので、例えば情報カード4が一定速
度で移動しているような場合には情報カード4がヌルポ
イントを通過するごとに受信ができない状態に陥るおそ
れがあり、従って第18図(B)に示すように、正常な
受信ができる状態になったときには直ちに当咳データを
取り込み得るようにできることにより、情報読取装1f
1の情報読取動作を一段と効率良く、しかも読取精度を
高めることができる.(G5)ブロック情報データの合
或 情報読取装置1の応答信号処理回路6は第16図及び第
l7図について上述したように、ブロック化されて伝送
されて来る情報データをデータデコード回路50A及び
50Bにおいてデコードしたとき、これをCPU5 1
によってワークメモリ52に設けられているデータメモ
リMEM (第19図)に第20図に示すプロックデー
タ合威処理手順を経て取り込んで行く. この場合データメモリMEMはj枚の情報カード4から
読み取った情報データをそれぞれ別個に記憶する情報デ
ータメモリ部M1、M2・・・・・・Mjを有し、各情
報データメモリ部M1、M2・・・・・・Mjは1フレ
ームデータ列FRMとして読み取った4つの単位ブロッ
クデータBLKI 1〜BLKI4、BLK2 1〜B
LK24・・・・・・BLKj 1〜BLKj4をそれ
ぞれデータ書込フラグFil〜F14、F21〜F24
・・・・・・Fjl〜Fj4が付されたメモリエリアに
それぞれ記憶する。
単位ブロックデータBLKII〜BLK14、BLK2
 1〜BLK24・・・・・・BLKj  1〜BLK
j4には、それぞれ読み取った情報カード4のカード番
号データBNI、BN2・・・・・・BNjと、タイマ
データTMI、TM2・・・・・・TMjとを記憶する
ようになされ、これによりデータ書込フラグF11〜F
14、F21〜F24・・・・・・Fjl〜Fj4と共
に単位ブロックデータBLKI 1〜BLK14、BL
K2 1−BLK24・・・・・・BLKj 1〜BL
Kj4を書き込み、伝送する際の管理データを形戒する
ブロックデータ構或処理手順(第20図)において、C
PU5 1はステップSPIにおいて当該処理手順を開
始した後、ステップSP2においてデータメモリMEM
の管理データ、すなわちタイマデータTMI、TM2・
・・・・・TMj、データ書込フラブFil〜F14、
F21〜F24・・・・・・Fj1〜Fj4をイニシャ
ライズすることにより論理rQJデータを書き込む. その後CPU5 1はステップSP3において、データ
合威許可信号CSが論理rlJであるか否かを判断し、
否定結果が得られたとき(このことはデータ合威許可信
号CSがcs= roJの状態にあってデータ合威禁止
状態にあることを意味する)  CPU51は上述のス
テップSP2に戻ってデータ合或許可信号CSが論理「
1」 (このことはデータの合或処理に対する禁止が解
除されたことを意味する)になるのを待ち受ける。
この実施例の場合、CPU5 1には外部からデータ合
或許可信号CSが与えられ、その論理レベルが必要に応
じて切り換えられることにより、CS− rOJになっ
たとき新たに受信した単位ブロックデータをデータメモ
リMEMに書き込むことにより合戒することを禁止する
と共に、それまでにデータメモリMEMに書き込まれて
いたデータを全て廃棄するような処理をなし得るように
なされている. CPU5 1はステップSP3において肯定結果が得ら
れたときステップSP4に移って単位ブロックデータが
入力されたか否かの判断をする。
ここで現在交信している情報カード4があると、?i 
P U 5 1 6mはデータデコー・ド回路50AX
L1:50Bからデコー ド出力33 0A又はS30
Bとして第17図に示すよ・うなブロックデー・ク列F
RMが順次人力されて来る。
そこでCPU5 1は各単位ブ1コツク!−クB LK
 1 = B L K 4に付されているヘッダデータ
HにMついてステップSP4の判断を実行する。
ここでft定結果が得られると、 CPU5 1はステ
ップSP5において各単位ブロックデータBL K 1
〜B 1− K 4の誤り検出符号データD■C1・r
−)cica(第16図)に基づいてデータに誤りが俯
いか否かの判断をする。
ここで肯定結果が得られると誤りなく各単位ブ0 ツク
7’−9 B L K 1− B L K 4を受借し
たことを確認し得たことになり、CPU51は続いてス
テップSP6以下の処理を実行することにより、単位ブ
ロックデータB L K 1−・B L K 4に基づ
いてブロックデータの合威処理を実行する。
これに対しCステップSP4又はステップSP5におい
て盃定結果が得られると、CPU5 1はデータの合或
処理をせずに−1二述のステップSP3に戻る。
CPU5 1はステップSP6において現在取り込んだ
単位フ1コツクダークのうちからカード番号テ゛一夕J
)NOと、データメモリMEMのメモリ部M1〜M,i
に書き込まれているカード番号データBNl”−BNj
と比較して一致するメモリ部を選出すると共に、当sS
選出されたメモリ部のタイマデータTMI〜TMjが正
であることを確認する。
ここで否定結果が得られると、このことは、現在受信し
たブ1コツクデータBLKI〜BLK4を送出した情報
カ一ド4から過去所定の保持時間(二の実施例の場合0
.5 (sec :l )の間にデータを受信したこと
がな(ハことを意味しており、このときCPU5 1は
ステップSP7に移ってメモリ部M1〜MjのうちにT
M.i=0 (j=1−J)のメモリ部があるか査かの
判断をする。
このステップSP7の判断は、メモリ部Ml〜M jの
うちからデータを保存するために使用されていないいわ
ゆる空レ1ているメモリエリアを探すことを意味L7、
肯定結宋が得ら41,たときC P tJ 51はステ
ップSP8に移って当該空いているメモリエリアのタイ
マデータTM j  ( J = 1〜.J )として
保持時間データ「50」を書き込み、これにより当該受
信した単位ブロックデータの書き込みを予約した状態に
なる。
これに対してステップSP7において盃定結果が得られ
ると、このことは、メモリ部M 1 −M jに空いて
いるメモリエリアがないことを意味し、このときC P
 tJ 5 1は当該受信した単位プロックデー夕を捨
てて上述のステップSP3に戻る。
またステップSP6において肯定結果が得られると、こ
のことは、過去に保持時間の間に当該更新している情報
メモリから単位ブロックデータBL K 1〜B T−
 K 4を書き込んだメモリ部Mj (j=1〜j)が
あることを意味しており、このときCPU5 1ぱステ
ッフ゜SP8に移って当該メモリエリアのタイマデータ
TMj(j−1〜j)に保持時間データ「50」を書き
込むことにより、当該メモリエリアに新たに受倫した単
位ブOツクデークB L K 1 =− B L K 
4を書き込むための予約状態にする。
この予約状態になったときCPtJ51はステップSP
9に移って当該選出したメモリ部Mj (j一1〜j)
において、現在受信した単位ブロックデータBLKj 
 (j=1〜4)に含まれるブロック番号データDII
N最 (i=1〜4)に基づいて、当該ブロック番号デ
ータの4I iに相当するデータ書込フラグFji(j
=1〜j,i=1−4)が「0」であるか否かの判断す
る。
ここで肯定結沫が得られると、このことは、当該ブロッ
ク番号iのメモリエリアにブロックデータBLKj i
  (j=1〜j、1−1〜4)が書き込まれていない
ことを意味し、このときC P U 51はステップS
PIOに移って当該ブロック番号iのブロックデータメ
モリエリアに現在受信した単位ブロックデー夕を書き込
み、かつデータ書込フラグFjiに「1」をセットする
。かくしてCPU5 1は現在受信した単位ブロックデ
ータB I,Ki(i=1〜4)を、送出された情報カ
ード4について選出されたメモリエリアに書き込んだ状
態にすることができる. これに対してステップSP9において否定結果が得られ
ると、このことは、当該選出したメモリエリアに既に同
じ情報カードの同じ単位ブロックデータが書き込まれて
いたことを意味し、このときCPU5 1は新たなデー
タの書込処理をせずに上述のステップSP3に戻る. 続いてCPU5 1はステップSPIIにおいて当該選
出したメモリ部MJ(j−1〜j)のデータ書込フラグ
Fjl〜Fj4 (j=1〜j)が全て論理「1」レベ
ルになったか否かの判断をする.ここで否定結果が得ら
れると、このことは、現在交信している情報カード4か
ら全ての単位ブロックデータBLKI、BLK2、BL
K3、BLK4をデータメモリMEMに取り込んでいな
いことを意味し、このときCPU5 1は上述のステッ
プSP3に戻って未だ受信していない単位ブロックデー
タについてこれを受信してデータメモリMEMに書き込
む処理を実行できるように準備する.これに対してステ
ップSPIIにおいて肯定結果が得られると、このこと
は現在交信している情報カード4から全ての単位ブロッ
クデータBLK1、BLK2、BLK3、BLK4をデ
ータメモIJ M E Mに取り込むことができたこと
を意味し、従ってブロックデータの合成が終了したこと
を意味する。
このときCPU5 1はステップSP12に移って合威
されたフレームデータをデータ伝送回路54に伝送した
後、上述のステップSP3に戻ることにより新たな単位
ブロックデータの到来を待ち受ける状態になる. 第19図及び第20図の構威において、CPU51は新
たなブロックデータが入力されるごとにこれをステップ
SP4においてti認し、ステップSP5においてデー
タ誤りがないことを確認した後、当該受信した単位ブロ
ックデータのカード番号及びブロック番号に基づいて、
データメモリMEMに受信したカード番号と同じカード
番号のデータがある場合当該メモリエリアを選出する(
ステツプSP6、SP8).そして選出したメモリ部M
Jにおいて受信した単位ブロックデータのブロック番号
と同じブロック番号のデータ書込フラグFjiの内容を
見て、データが書き込まれていないとき現在受信した単
位ブロックデータを書き込み(ステップSP9、SP 
1 0) 、これに対して既にデータが書き込まれてい
るときには新たに受信したデータを捨てる. また受信した単位プロックデー夕のカード番号D8。と
同じカード番号のデータがデータメモリMEMに書き込
まれていないときには、空いているメモリ部MJ (j
−1〜j)を選出して当該メモリ部に受信した単位ブロ
ックデータを書き込むのに対して、空いているメモリエ
リアがないときには現在受信したブロックデータをデー
タメモリMEMに書き込まずに捨てるようにする.かく
して受信した単位ブロックデー夕がもつカード番号デー
タD Noについて、1フレーム分のデータすなわち4
つのブロックデータを全てデータメモリMEMに書き込
んだとき、これをデータ書込フラグFjiによって確認
して(ステップSP11)、当該受信した単位ブロック
データの合或を終了する。
以上の構或によれば、複数の情報カード4から複数のブ
ロックデータにブロック化してなる情報データが順次伝
送されて来たとき、これを合或することにより受信した
情報データを確実に再現することができる。
?G6〉他の実施例 (1)  第16図及び第17図の実施例においては、
カード番号データDNO、 ブロックデータDATA■
〜DATA■、 ブロック番号データD lull〜D
IlN4及び誤り検出符号データD CRCI − D
 CRC4でなる単位ブロックデータBLKI〜BLK
4に対してそれぞれセキュリティデータをもつヘッダデ
ータHを付けて1フレーム分のフレームデータFRMと
して伝送するようにした場合について述べたが、セキュ
リティデータをヘッダデータHに入ることに代え、又は
これに加えて、カード番号データp++oにセキュリテ
ィデータを入てイ云送ずイ,よ)C7、”、しでも良い
(2)」述の実施例においでも,ヱ、、本髭明くI↑#
i”Atノ! −i゛にー)い゛こ通用した場合につい
て述べたが、*’jD1リ1は、−オt6、一眼1っず
、要は級りl!j +−/情報j・−;う゛は, =?
:出7j−る拍報汽{から当該δ′轄七デー・−イ゛苓
読♂r取イ’ t+2 ’?:+15,二広 <ij’
fJ↑1コt’ ;5  、了 。!4: ブ)べ−Z
’F A  と6、1(3)第1 4 ’I,2iの実
施イ列の3品合1,:;二、゜7スク・二川ス・>1 
.<(”(: L Kを3段を1/2分周1”l M 
t3 B、89及び90に、}ミつて分周ずるよう^こ
1、,たが、分間比j,、(これ乙二1服I′:−ず、
必要乙ご応(二で変甲l、得る。
またべき乗係数回路870べき乗数0 =−・31及び
’! (?) 411 1よ、、これを必要に応1::
て変更し得る。
(4)第14図の実施例の場合、フィードバックデータ
S24A及びS24Bから位相比$2信号3′;′2A
及びS22Bへの変換演算を、ハ・−1・的1−段し、
=よ一丁で実行したが、これをソフト的手段によ゛一)
で実行するよ・うにしでも良い。
Fi発四〇)効果 上述のように本発明1之よれは、情報データ送出凋から
送出される情報データをP L L回路部の追従動作状
態を表ずPL I−出ノJバルスt,“二よつ′7:駆
動されるアノログ7,・′ディジタル変換回路、ディジ
タルバンドパスブイルタを通!; 7: P T, L
 Il!.!l路部に取り込むよっに16たごとにより
、P L L回路部の自走発振状態?,こおいてアナl
:lJグ7/゛′ディジタル変摸[:)1路及びデf・
゛2タルバンドバスフィルタを動作さ→4・るP I−
 i一出力パルスの闇波諌(がi” L L..回路部
の11走発振状態(8二応1二て浮動1るごとを有効r
利用1、2てスキャン動作さゼ′るようr1−たことL
汀より、FL. T−.回路部を情報チ一一一夕信号q
)周波数(7こ高連度ζ.一引き込ませることができる
5、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による情報読取装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図因、情報カー ドの構或を示すブI−
Iツク簡、第3図は第1レiiレ“) l−r−バスフ
1゛ルタ34A及ひ34Bのフィルタ出力を示す47f
A”%’1波形図、第4図は第1図の応答信月処理回路
6の↑I′f報データ復調動作を示すイ3号波形図、鮎
?]図は弟jじくlのディジタルバンドハスノイルタ゛
41Agび41Bの周波a特性を示−4特11一曲線図
、第6鎮1ムス颯l13i (J)ディジタルハンドバ
スフィルタ41A及び41Bの構成を示す接綺t.of
,弟7図1,i′やのスキャ・ン幼作の説明に供する特
性曲線図、第6図はそのリンギング波形発生防止効果の
説明に供する信号波形図、、第9図は第1図のPLL回
路部43A及び43Bの詳細構成を示ずブUツク図.、
第10ビ<j f+J:第9図のゼロクロス検214削
路42八及び42Bの動作の説明に供する信号波形図、
第11図は第9図のカウント回路75における位相ヲt
−出動作の説明に供する信号波形図、第12図ほ第9図
の位相Jラー換X回路の換3E値テーブルをふす図表、
第13図はその位相比較動作範囲の移動@作の説明に供
する路線図、第l4図は第9図の数俤制御型発振回路O
詳細構威を示すブロック図、第15図はその数値周波数
変換特性を示す特性曲線図、第16図及び第17図は情
報データのブロック化の説明に供する略線図、第18図
はブロック化の効果の説明1.;−. {共ずる略線}
スi,’75 1 9図はデータメモリの構威を示す図
表、第20図はブ「1ツクデータの合成処理手1頓を示
ずノLl−チヤ−1・、第21図むよ情報冫5−ド読取
システj,を示ずブ匂ツク図、第22図は従来の情報カ
ー ドの梢威を示すフロック図である。 1・・・・・・・情報読取装翁、2・・・・・・廠答要
求信号発住回路、4・・・・・情報カード、6・・・・
・・応答信号処理回路、21A、21B・・・・・・第
1系列、第2系列1iee ′A信号取込同路、2IC
・・・・・・データ処理部、32八、32B・・・・・
・位相シフ}回路、33A、33B・・・・・混合回路
、40A、40B・・・・・・アナログ/ディジタル変
換回路、41A,41B・・・・・・ディジタルバンド
バスフィルタ、42A,42B・・・・・・ゼロクロス
検出回路、43A、43B・・・・・・P L L回路
部、44A、44B・・・・・・位相比較回路、45A
、45B・・・・・・数値制御型発振回路、46A、4
6B・・・・・・ディジタル信号処理回路、51・・・
・・・CPU、52・・・・・・ワークメモリや NS/′)F 5′/うA 革 3 反 Kl D27 f)tr 通遇qi久Oス%q’/劾采 茶 7 白 ゛,ギンr*弗Oセ主乃」L 債扱データn復9ity!+ 蔓 4 目 =j2IN42B)テ′イジグルバンドノYスフィルタ
ぞイジゲ2】レバンドバスフィルタO構族椙 0 臼 イX相上U≠ζ0 万シさ−/)位相検8う11ブフイ
乍茶ii 回 数徨−JIK数変換者住 椿l5 図 1立ネ呂毘蚊φ刊丁範荏呂tつ1+量力夢 l3 回 1じ(イ11 S’l H ”!!. ・5t5#D 
Th/)# t’rFJ 構,N茶 l4 閏 情名失テ゛一夕/)揖広二 躬l6目 フレームテ“一タO送−t テ“−メメそりの構威 弔 I9 厠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 搬送波を伝送情報データによつて変調して得た伝送情報
    データ信号を情報読取装置に伝送し、当該伝送情報デー
    タ信号から上記伝送情報データを抽出する情報読取シス
    テムにおいて、 上記伝送情報データ信号をサンプリングしてディジタル
    変換出力に変換するアナログ/ディジタル変換回路と、 上記ディジタル変換出力に含まれている上記伝送情報デ
    ータのデータ伝送レートに対応する周波数通過帯域を有
    するディジタルバンドパスフィルタと、 上記ディジタルバンドパスフィルタのフィルタ出力に含
    まれている上記伝送情報データのデータ伝送レートに対
    応する周波数信号に位相ロック動作するフエーズロツク
    ドループ回路部と を具え、上記フエーズロツクドループ回路部の位相ロッ
    ク状態に応じて周波数が変化する位相ロック出力パルス
    によつて上記アナログ/ディジタル変換回路及びディジ
    タルバンドパスフィルタを駆動する ことを特徴する情報読取装置。
JP1311691A 1989-11-30 1989-11-30 情報読取装置 Pending JPH03171384A (ja)

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