JPH0317844Y2 - - Google Patents
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- JPH0317844Y2 JPH0317844Y2 JP16232486U JP16232486U JPH0317844Y2 JP H0317844 Y2 JPH0317844 Y2 JP H0317844Y2 JP 16232486 U JP16232486 U JP 16232486U JP 16232486 U JP16232486 U JP 16232486U JP H0317844 Y2 JPH0317844 Y2 JP H0317844Y2
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- JP
- Japan
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- outer needle
- syringe
- needle
- base
- piston rod
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Links
- 238000001574 biopsy Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000009278 visceral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、肝臓、腎臓その他生体の内臓組織の
一部を採取して生体疾患治療の基礎試料を得るた
めに使用する生検針に関する。
一部を採取して生体疾患治療の基礎試料を得るた
めに使用する生検針に関する。
[従来の技術]
従来この種の生検針としては、第7図示のよう
に先端を斜めに削成してその端縁を開放された鋭
利な切断刃aを備えた管状の外針bと、先端を削
成して円錐状の尖頭部cを備えた内針dと、外針
bの基部eに接続したシリンジfと、頭部に内針
dの基部gを埋設したガスケツトhを備え、基部
側に弾発性のあるストツパー片iを備え、シリン
ジf内に挿脱自在としたピストンロツドjとから
成るものは知られている。そしてシリンジfの基
部側の内方に内針dの先端から挿入し、ピストン
ロツドjのガスケツトhをシリンジfの先端部分
まで前進させて第8図A示のように外針bの切断
刃aより内針dの尖頭部cを突出させ、この突出
状態で生体に穿刺する。次いで第7図示のように
ピストンロツドjを後退させピストンロツドjの
ストツパー片iをシリンジfの後端f′に係止して
第8図B示のように内針dの尖頭部cを外針b内
に没入させ、外針bの先端部分に空間kを形成せ
しめると共に、シリンジf内に発生した陰圧を外
針bの内面と、内針dの外面との間に形成される
間隙lを介して、空間kに陰圧を与えて空間k内
に組織を採取するものである。
に先端を斜めに削成してその端縁を開放された鋭
利な切断刃aを備えた管状の外針bと、先端を削
成して円錐状の尖頭部cを備えた内針dと、外針
bの基部eに接続したシリンジfと、頭部に内針
dの基部gを埋設したガスケツトhを備え、基部
側に弾発性のあるストツパー片iを備え、シリン
ジf内に挿脱自在としたピストンロツドjとから
成るものは知られている。そしてシリンジfの基
部側の内方に内針dの先端から挿入し、ピストン
ロツドjのガスケツトhをシリンジfの先端部分
まで前進させて第8図A示のように外針bの切断
刃aより内針dの尖頭部cを突出させ、この突出
状態で生体に穿刺する。次いで第7図示のように
ピストンロツドjを後退させピストンロツドjの
ストツパー片iをシリンジfの後端f′に係止して
第8図B示のように内針dの尖頭部cを外針b内
に没入させ、外針bの先端部分に空間kを形成せ
しめると共に、シリンジf内に発生した陰圧を外
針bの内面と、内針dの外面との間に形成される
間隙lを介して、空間kに陰圧を与えて空間k内
に組織を採取するものである。
しかしながらこのような構成によるときは、ピ
ストンロツドjを後退させて外針bの先端部分の
空間kに陰圧を与える際、ピストンロツドjのス
トツパ片iをシリンジfの後端f′に係止してピス
トンロツドjが前進するのを防止していた。従つ
て陰圧を与える時にはストツパー片iをシリンジ
fに係止させる必要があるため、外針bの先端部
分の空間kに与えられる陰圧は常に一定となり、
組織の採取時に対応せる任意の陰圧に調整出来な
い問題があり、また再度ピストンロツドjを後退
させて陰圧を高めることが出来なかつた。
ストンロツドjを後退させて外針bの先端部分の
空間kに陰圧を与える際、ピストンロツドjのス
トツパ片iをシリンジfの後端f′に係止してピス
トンロツドjが前進するのを防止していた。従つ
て陰圧を与える時にはストツパー片iをシリンジ
fに係止させる必要があるため、外針bの先端部
分の空間kに与えられる陰圧は常に一定となり、
組織の採取時に対応せる任意の陰圧に調整出来な
い問題があり、また再度ピストンロツドjを後退
させて陰圧を高めることが出来なかつた。
[解決しようとする問題点]
本考案はかかる従来の問題を解消し、組織の採
取時に対応させて外針に任意の陰圧を与えること
が出来、かつ簡単に操作出来る生検針を提供しよ
うとするものである。
取時に対応させて外針に任意の陰圧を与えること
が出来、かつ簡単に操作出来る生検針を提供しよ
うとするものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、前記問題を解決するためになされた
ものであつて、開放された先端の外側を切断刃に
削成した管状の外針と、外針の基部から外針内に
挿入したときに先端に削成した鋭利な尖頭部が切
断刃より外方に突出する挿脱自在の内針と、外針
の基部に着脱自在としたシリンジと、シリンジ内
に挿入したときにシリンジ内面に気密に摺動する
ガスケツトを備えたピストンロツドと、外針の基
部とシリンジとの間に配設した外針側からシリン
ジ側に向つての気体の流れを順方向とする逆止弁
とから成る。
ものであつて、開放された先端の外側を切断刃に
削成した管状の外針と、外針の基部から外針内に
挿入したときに先端に削成した鋭利な尖頭部が切
断刃より外方に突出する挿脱自在の内針と、外針
の基部に着脱自在としたシリンジと、シリンジ内
に挿入したときにシリンジ内面に気密に摺動する
ガスケツトを備えたピストンロツドと、外針の基
部とシリンジとの間に配設した外針側からシリン
ジ側に向つての気体の流れを順方向とする逆止弁
とから成る。
[実施例]
以下本考案を図面により説明する。
第1図ないし第6図は本考案実施の1例を示す
ものである。
ものである。
図面で、1は外針、2は内針、3はシリンジ、
4はピストンロツド、5は逆止弁である。
4はピストンロツド、5は逆止弁である。
外針1は、管状体の先端1aを斜めに削成し
て、その外側に開放された切断刃6を備えるもの
であつて、その基部1bに後記する内針2を貫通
させるようにした基筒7を設けた。
て、その外側に開放された切断刃6を備えるもの
であつて、その基部1bに後記する内針2を貫通
させるようにした基筒7を設けた。
内針2は、先端2aを斜めに削成して傾斜状の
鋭利な尖頭部8を備えるものであつて、外針1の
基部1bから外針1内に挿脱自在に設けて、外針
1内に挿入したとき、第2図示のように先端2a
に削成した尖頭部8が外針1の切断刃6より外方
に突出して外針1の先端1aを閉塞するようにし
た。また、内針2の基部2bには外針1の基部1
bに設けた基筒7に係合する係合部9を設けた。
鋭利な尖頭部8を備えるものであつて、外針1の
基部1bから外針1内に挿脱自在に設けて、外針
1内に挿入したとき、第2図示のように先端2a
に削成した尖頭部8が外針1の切断刃6より外方
に突出して外針1の先端1aを閉塞するようにし
た。また、内針2の基部2bには外針1の基部1
bに設けた基筒7に係合する係合部9を設けた。
シリンジ3は、案内筒3aと、その先端に外針
1の基部1bの基筒7に着脱自在に連結する嘴管
3bとから成るものである。
1の基部1bの基筒7に着脱自在に連結する嘴管
3bとから成るものである。
ピストンロツド4は、シリンジ3の案内筒3a
内に挿脱自在としたロツド4aと、その先端に案
内筒3aの内面に気密に摺接するガスケツト4b
とから成るものである。
内に挿脱自在としたロツド4aと、その先端に案
内筒3aの内面に気密に摺接するガスケツト4b
とから成るものである。
逆止弁5は、第1図および第3図示のように前
後の夫々に通気路10a,10bを備えた弁筐
と、弁筐10内の脚部10cによつてほぼ中央部
のみ保持された可撓性材料から成る膜状の弁体1
1とから成るものであつて、第4図示のように外
針1の基部1bに設けた基筒7と、逆止弁5の弁
筐10の一方の通気路10aとを可撓性材料から
成るチユーブ12を介して連結し、更にシリンジ
3の嘴管3bと、弁筐10の他方の通気路10b
とを可撓性材料から成るチユーブ13を介して連
結して、外針1側からシリンジ3側に向つて気体
の流れを順方向として気体が外針1側に向うとき
弁体11で逆止出来るようにした。そしてシリン
ジ3の案内筒3a内に挿入したピストンロツド4
を後退させてシリンジ3内に陰圧を発生させたと
きには、外針1内のエアAは第3図示の矢印の如
く弁筐10の一方の通気路10aから入り、仮想
線示のように弁体11を押圧し、その周縁部分を
弁筐10内に離反させ、離反したときに生じた空
隙sおよび脚部10c間を経過し、更に弁筐10
の他方の通気路10bを経てシリンジ3内に入
り、外針1内に陰圧を与え、ピストンロツド4の
後退を停止したときには、シリンジ3内のエア圧
で弁体11は押圧されて実線示のように元の位置
に復帰して弁筐10の一方の通気路10aを閉塞
してエアの逆流を防止すると共に、ピストンロツ
ド4の前進を防止するようにした。
後の夫々に通気路10a,10bを備えた弁筐
と、弁筐10内の脚部10cによつてほぼ中央部
のみ保持された可撓性材料から成る膜状の弁体1
1とから成るものであつて、第4図示のように外
針1の基部1bに設けた基筒7と、逆止弁5の弁
筐10の一方の通気路10aとを可撓性材料から
成るチユーブ12を介して連結し、更にシリンジ
3の嘴管3bと、弁筐10の他方の通気路10b
とを可撓性材料から成るチユーブ13を介して連
結して、外針1側からシリンジ3側に向つて気体
の流れを順方向として気体が外針1側に向うとき
弁体11で逆止出来るようにした。そしてシリン
ジ3の案内筒3a内に挿入したピストンロツド4
を後退させてシリンジ3内に陰圧を発生させたと
きには、外針1内のエアAは第3図示の矢印の如
く弁筐10の一方の通気路10aから入り、仮想
線示のように弁体11を押圧し、その周縁部分を
弁筐10内に離反させ、離反したときに生じた空
隙sおよび脚部10c間を経過し、更に弁筐10
の他方の通気路10bを経てシリンジ3内に入
り、外針1内に陰圧を与え、ピストンロツド4の
後退を停止したときには、シリンジ3内のエア圧
で弁体11は押圧されて実線示のように元の位置
に復帰して弁筐10の一方の通気路10aを閉塞
してエアの逆流を防止すると共に、ピストンロツ
ド4の前進を防止するようにした。
尚、図示例では、第5図示のように弾性材料か
ら成り、外径が外針1の内径より小径であつて、
外針1の基部1bから外針1内に挿入したときに
外針1の内面1cに圧接する屈曲部14aを備え
る挿入杆14を、外針1内から内針2を抜いた状
態で外針1内に挿入したとき挿入杆14の屈曲部
14aが外針1の内面1cに圧接して外針1内よ
り容易に抜けないようにすると共に、外針1の内
面1cと挿入杆14との間に間隙部15が形成さ
れ、かつ外針1の先端1aと挿入杆14の端部1
4bとの間に組織の採取用の空間部16が形成さ
れるようにした。
ら成り、外径が外針1の内径より小径であつて、
外針1の基部1bから外針1内に挿入したときに
外針1の内面1cに圧接する屈曲部14aを備え
る挿入杆14を、外針1内から内針2を抜いた状
態で外針1内に挿入したとき挿入杆14の屈曲部
14aが外針1の内面1cに圧接して外針1内よ
り容易に抜けないようにすると共に、外針1の内
面1cと挿入杆14との間に間隙部15が形成さ
れ、かつ外針1の先端1aと挿入杆14の端部1
4bとの間に組織の採取用の空間部16が形成さ
れるようにした。
以上の如く構成した実施品の内臓組織の摘出操
作を説明すると、まず第2図示のように外針1内
に内針2を挿入し、一体に組み立てて第6図A示
のように生体の目的部位又はその近傍まで穿刺す
る。次いで第6図B示のように外針1内から内針
2を抜き取り、続いて第5図および第6図C示の
ように外針1内に挿入杆14を挿入し、挿入杆1
4の屈曲部14aを外針1の内面1cに圧接して
外針1内に間隙部15を形成すると共に、外針1
の先端部分に空間部16を形成する。更に第4図
および第6図D示のように外針1の基部1bの基
筒7と、シリンジ3の嘴管3bとの間に前後の
夫々にチユーブ12,13とを連接した逆止弁5
を連結する。そしてピストンロツド4を後退させ
シリンジ3内に陰圧を発生せしめ、この陰圧を逆
止弁5および外針1内に形成された間隙部15を
介して、外針1の先端部分に形成された空間部1
6に陰圧を与え、第6図E示のように外針1の先
端1aを患部に挿入すると共に、第6図F示のよ
うに外針1をその周方向に回転させて切断刃6で
組織を切断し、空間部16内に採取し、その後外
針1を生体から抜き取る。
作を説明すると、まず第2図示のように外針1内
に内針2を挿入し、一体に組み立てて第6図A示
のように生体の目的部位又はその近傍まで穿刺す
る。次いで第6図B示のように外針1内から内針
2を抜き取り、続いて第5図および第6図C示の
ように外針1内に挿入杆14を挿入し、挿入杆1
4の屈曲部14aを外針1の内面1cに圧接して
外針1内に間隙部15を形成すると共に、外針1
の先端部分に空間部16を形成する。更に第4図
および第6図D示のように外針1の基部1bの基
筒7と、シリンジ3の嘴管3bとの間に前後の
夫々にチユーブ12,13とを連接した逆止弁5
を連結する。そしてピストンロツド4を後退させ
シリンジ3内に陰圧を発生せしめ、この陰圧を逆
止弁5および外針1内に形成された間隙部15を
介して、外針1の先端部分に形成された空間部1
6に陰圧を与え、第6図E示のように外針1の先
端1aを患部に挿入すると共に、第6図F示のよ
うに外針1をその周方向に回転させて切断刃6で
組織を切断し、空間部16内に採取し、その後外
針1を生体から抜き取る。
前記のように構成したので、外針1の先端部分
に陰圧を与える際、逆止弁5の弁体11の作動に
よつて従来のようにピストンロツド4のストツパ
片のシリンジ3への係止操作を行うことなくピス
トンロツド4の後退の停止を任意の位置で行うこ
とが出来る。従つて組織の採取時に対応させて外
針1に任意の陰圧を与えることが出来ると共に、
再びピストンロツド4を後退させることによつて
外針1に再度陰圧を与えることが出来るので操作
が極めて簡単である。
に陰圧を与える際、逆止弁5の弁体11の作動に
よつて従来のようにピストンロツド4のストツパ
片のシリンジ3への係止操作を行うことなくピス
トンロツド4の後退の停止を任意の位置で行うこ
とが出来る。従つて組織の採取時に対応させて外
針1に任意の陰圧を与えることが出来ると共に、
再びピストンロツド4を後退させることによつて
外針1に再度陰圧を与えることが出来るので操作
が極めて簡単である。
図面で、17は内針2の基部2bの係合部9に
設けた係止片であつて、外針1の基部1bの基筒
7に設けた凹部18に係止させて内針2が外針1
内で回転するのを防止する。
設けた係止片であつて、外針1の基部1bの基筒
7に設けた凹部18に係止させて内針2が外針1
内で回転するのを防止する。
前記実施例では内針2の先端2aを斜めに削成
して切口が傾斜状の尖頭部8としたが、先端2a
を円錐状に削成して鋭利な尖頭部としてもよい。
して切口が傾斜状の尖頭部8としたが、先端2a
を円錐状に削成して鋭利な尖頭部としてもよい。
また外針1の先端1aを軸線に対して鋭角に削
成したが鈍角ないし直角に削成してもよい。
成したが鈍角ないし直角に削成してもよい。
更に外針1内に陰圧を与える手段としてシリン
ジ3と、ピストンロツド4とから成る手動式手段
を用いたが、小型の真空ポンプを用いてもよい。
ジ3と、ピストンロツド4とから成る手動式手段
を用いたが、小型の真空ポンプを用いてもよい。
[考案の効果]
このように本考案によるときは、内針を管状の
外針の基部から挿入したとき、内針の尖頭部を外
針の切断刃より突出させるようにしたので、生体
に対して容易にかつ確実に穿刺出来、また外針の
基部とシリンジとの間に外針側からシリンジ側に
向つて気体の流れを順方向とする逆止弁を設けた
ので、シリンジ内に挿脱自在としたピストンロツ
ドを後退させたとき、シリンジ内に発生した陰圧
を逆止弁を介して外針内に確実に与えることが出
来ると共に、従来のようにシリンジとピストンロ
ツドのストツパ片とによる係止操作を行うことな
く、ピストンロツドの後退の停止を任意の位置で
行うことが出来る。従つて、組織の採取時に対応
させて外針に任意の陰圧を与えることが出来、か
つ極めて簡単に操作することが出来る等の効果が
ある。
外針の基部から挿入したとき、内針の尖頭部を外
針の切断刃より突出させるようにしたので、生体
に対して容易にかつ確実に穿刺出来、また外針の
基部とシリンジとの間に外針側からシリンジ側に
向つて気体の流れを順方向とする逆止弁を設けた
ので、シリンジ内に挿脱自在としたピストンロツ
ドを後退させたとき、シリンジ内に発生した陰圧
を逆止弁を介して外針内に確実に与えることが出
来ると共に、従来のようにシリンジとピストンロ
ツドのストツパ片とによる係止操作を行うことな
く、ピストンロツドの後退の停止を任意の位置で
行うことが出来る。従つて、組織の採取時に対応
させて外針に任意の陰圧を与えることが出来、か
つ極めて簡単に操作することが出来る等の効果が
ある。
第1図ないし第6図は本考案実施の1例を示す
もので、第1図は分解した斜視図、第2図は外針
内に内針を挿入した状態を示す截断側面図、第3
図は第1図の−線截断面図、第4図は外針の
基部にシリンジを連結した状態を示す側面図、第
5図は外針内に挿入杆を挿入した状態を示す截断
側面図、第6図は本考案品の使用状態を示す説明
用線図、第7図は従来品の截断側面図、第8図は
その使用状態を示す説明用図である。 1…外針、1a…外針の先端、1b…外針の基
部、2…内針、2a…内針の先端、3…シリン
ジ、4…ピストンロツド、4b…ガスケツト、5
…逆止弁、6…切断刃、8…尖頭部。
もので、第1図は分解した斜視図、第2図は外針
内に内針を挿入した状態を示す截断側面図、第3
図は第1図の−線截断面図、第4図は外針の
基部にシリンジを連結した状態を示す側面図、第
5図は外針内に挿入杆を挿入した状態を示す截断
側面図、第6図は本考案品の使用状態を示す説明
用線図、第7図は従来品の截断側面図、第8図は
その使用状態を示す説明用図である。 1…外針、1a…外針の先端、1b…外針の基
部、2…内針、2a…内針の先端、3…シリン
ジ、4…ピストンロツド、4b…ガスケツト、5
…逆止弁、6…切断刃、8…尖頭部。
Claims (1)
- 開放された先端の外側を切断刃に削成した管状
の外針と、外針の基部から外針内に挿入したとき
に先端に削成した鋭利な尖頭部が切断刃より外方
に突出する挿脱自在の内針と、外針の基部に着脱
自在としたシリンジと、シリンジ内に挿入したと
きにシリンジ内面に気密に摺動するガスケツトを
備えたピストンロツドと、外針の基部とシリンジ
との間に配設した外針側からシリンジ側に向つて
の気体の流れを順方向とする逆止弁とから成る生
検針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16232486U JPH0317844Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16232486U JPH0317844Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6368309U JPS6368309U (ja) | 1988-05-09 |
JPH0317844Y2 true JPH0317844Y2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=31089478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16232486U Expired JPH0317844Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317844Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1864650A4 (en) * | 2005-03-29 | 2014-01-15 | Hi Lex Corp | DOUBLE NEEDLE FOR MEDICAL TREATMENT, BONE PUNCTURE NEEDLE, AND BONE MARROW SAMPLING DEVICE |
WO2010120294A1 (en) * | 2009-04-15 | 2010-10-21 | C.R. Bard, Inc. | Biopsy apparatus having integrated fluid management |
WO2011126109A1 (ja) * | 2010-04-08 | 2011-10-13 | 学校法人久留米大学 | 吸引穿刺方法と吸引穿刺装置 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP16232486U patent/JPH0317844Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6368309U (ja) | 1988-05-09 |
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