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JPH03146625A - 高純度金属クロムの製造方法 - Google Patents

高純度金属クロムの製造方法

Info

Publication number
JPH03146625A
JPH03146625A JP1283104A JP28310489A JPH03146625A JP H03146625 A JPH03146625 A JP H03146625A JP 1283104 A JP1283104 A JP 1283104A JP 28310489 A JP28310489 A JP 28310489A JP H03146625 A JPH03146625 A JP H03146625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chromium
thermite
metallic
powder
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1283104A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kobayashi
賢一 小林
Tatsuhiko Fujinuma
藤沼 龍彦
Kouji Sasai
笹井 興士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Metals and Chemical Co Ltd
Original Assignee
Japan Metals and Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Metals and Chemical Co Ltd filed Critical Japan Metals and Chemical Co Ltd
Priority to JP1283104A priority Critical patent/JPH03146625A/ja
Priority to DE69010454T priority patent/DE69010454D1/de
Priority to AT90311708T priority patent/ATE108215T1/de
Priority to US07/603,222 priority patent/US5092921A/en
Priority to EP90311708A priority patent/EP0426375B1/en
Publication of JPH03146625A publication Critical patent/JPH03146625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B34/00Obtaining refractory metals
    • C22B34/30Obtaining chromium, molybdenum or tungsten
    • C22B34/32Obtaining chromium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B5/00General methods of reducing to metals
    • C22B5/02Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
    • C22B5/04Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by aluminium, other metals or silicon
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S75/00Specialized metallurgical processes, compositions for use therein, consolidated metal powder compositions, and loose metal particulate mixtures
    • Y10S75/959Thermit-type reaction of solid materials only to yield molten metal

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高純度金属クロムの製造方法に関し、特に、
高純度化のための成分を予め固溶してなるテルミット粗
金属クロムを準備し、ついでこのような粗金属クロムを
真空加熱処理をすることにより不純物含有量の極めて少
ない全体として均質な高純度金属クロムを製造する方法
に関するものであって、電子工業の分野や、クロムを含
む耐食耐熱合金などの素材として有利な高純度金属クロ
ムの製造方法について提案する。
〔従来の技術〕
最近、金属クロムは、半導体、電子材部品および乾式め
っき用素材等として広く用いられるようになってきたが
、これらの分野では酸素、窒素のようなガス成分の少な
い金属クロム、および硫黄含有量の少ない金属クロムが
望まれている。
金属クロムを製造する従来技術としては、酸化クロムと
アルミニウムを含む混合原料を用い、酸化クロムがアル
ミニウムによって還元される際の反応熱によって起こる
テルミット反応を利用した方法が知られている。このい
わゆる「テルミット法」と呼ばれているこの技術は、不
純物含有量の少ない原料を選定し、反応速度をコントロ
ールすることによって得られる金属クロムの純度を向上
させることができるために、Crt(SOn)i溶液を
電解する方法(いわゆる「電解法」)より化学的に高い
純度の高純度金属クロムを得ることができ、電子材料部
品用等に用いるために最適な方法である。
しかし、テルミット法によって得られる金属クロム中に
は、AlI3.やCr2O,等の形態で存在する酸素や
、Cr、N等として存在する窒素の混入を避けることが
できず、また、硫黄についても、テルミット反応に用い
る酸化クロム等の原料を厳選しても混入することが避け
られず、従って、テルミット反応終了後に生成するテル
ミット金属クロム中には酸素、窒素、硫黄というガス成
分が少なからず存在することになる。これらのガス成分
は、電子材部品用等の性能に悪影響を及ぼす不都合な成
分であり、極力少ない方が有利である。
従来、これらの不純物ガス成分の含有量を極力少なくす
る方法として、特開昭59−56540号公報に開示さ
れているような方法が知られている。この技術は、テル
ミット法により得られたテルミット反応後の金属クロム
中に炭素を加え、真空炉で加熱することによってその金
属クロム中に存在する酸化物を還元し、併せて窒化物お
よび硫化物を加熱分解してチルミント金属クロム中の酸
素、窒素、硫黄を除去しようとする方法である。
また、特開昭63−282217号公報に開示されてい
る技術は、テルミット法により得られたテルミット金属
クロム粉に易硫化金属粉を添加混合して真空中で加熱す
ることにより硫黄を除去する方法に関しての提案である
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特開昭59−56540号公報Gこ開示されている
方法は、酸化物の形態で存在するテルミット金属クロム
中の酸素を還元除去するために、熱処理時に、該テルミ
ット金属クロムに炭素を加えて一緒に加熱する技術であ
る。具体的な方法としては、炭素とテルミット金属クロ
ムとの接触をよくするため、該テルミット金属クロムを
まず粉砕してから炭素粉を加え、さらには必要により塊
状化剤をも添加して混合し、成形し、その後混合成形物
を真空中で加熱する方法である。しかし、この従来方法
は、金属クロム粉と炭素とを完全に均一混合することが
困難である。従って、加熱した場合に酸素の除去が所に
より不充分な部分が残り、また炭素が製品金属クロム中
に未反応のまま残留することがあった。
しかも、粉砕時に粉砕機等からの混入物によって汚染を
招くことがあり、Fe等の不純物重金属の含有が避けら
れないという欠点があった。さらに、塊状化剤を用いた
場合には塊状化剤からの汚染や成型機からの汚染も避け
られないのが実情であった。
さらにまた、この従来方法によれば、硫黄の除去を加熱
分解によっているため、充分除去できないという問題点
をも抱えていた。
加えて、この従来方法は、粉砕、成型工程があるため経
済的にも不利であり、各工程の処理を不純物汚染が起こ
らないように極力注意しなければならないということを
考え併せると、当然改善が必要であった。
また、硫黄が除去できないという、上記従来技術の欠点
を克服する技術として、上記特開昭63−282217
号の方法が提案されている。この従来方法も、前記特開
昭59−56540号公報に開示の方法と同じように、
テルミット金属クロムの粉砕物に対し、後から易硫化金
属粉末を添加混合し、その後に加熱処理を施す方法であ
るが、該テルミット金属クロム粉と易硫化金属粉末との
均一混合が果たせず、硫黄の除去が不充分となり、また
粉砕時に不純物が混入するという上述した同し問題点を
抱えていた。
本発明は、従来技術が抱えている上述した問題点を悉く
克服できる高純度金属クロムのテルミット法による製造
技術を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、テルミット法によって、不純物含有量の少な
い高品質の金属クロムを低コストで製造するために開発
した方法であって、その要旨とするところは、 l酸化クロムとアルミニウムとの混合原料からテルミッ
ト反応によって金属クロムを製造するに当り、前記混合
原料中に、炭素、および易硫化金属粉を予め添加した混
合原料を調整し、その後にかかる混合原料をテルミット
反応させ、炭素と易硫化金属を固溶するテルミット粗金
属クロムを製造し、次いでこの粗金属クロムを真空もし
くは不活性ガス雰囲気とした加熱炉内にて処理すること
により、前記酸素および硫黄などの不純物を除去するこ
とを特徴とする高純度金属クロムの製造方法、であり、 上記易硫化金属粉としては、Ni、 Cu、 Sn、 
Hgのうちから選ばれるいずれか少なくとも1種の金属
粉末を用いる。
また、テルミット粗金属クロム中に残留する酸素を還元
するためには、該テルミット粗金属クロム中に残留する
酸素に対してモル比で0.8〜1.2の範囲内の炭素を
添加することが望ましく、そして、硫黄の除去のために
はテルミット粗金属クロム中に残留する硫黄に対しモル
比でQ、8〜1.2の範囲の易硫化金属粉を添加するこ
とが望ましい。
かような有効成分を予め混合含有させてなるテルミット
粗金属クロムを熱処理することにより不純物を除去する
に当っては、テルミット粗金属クロムを粉砕する前処理
を施してから、真空加熱炉内で加熱処理することはより
有効な方法であると言える。
また、粗テルミット金属クロムを加熱して不純物を除去
する処理の際、粉砕に引続き塊状化剤を混合して粗金属
クロムを塊状化し、しかる後に真空加熱炉内で加熱する
ことは有効な方法である。
〔作 用〕
次に本発明方法の内容について詳細に説明する。
酸化クロムをアルミニウムにより還元するというテルミ
ット法による金属クロムの製造技術においては、酸化ク
ロムとアルミニウムとの配合比によって、生成する金属
クロム中に残留する酸素の量が決定される。そして、一
般には、こうして得られたテルミット粗金属クロム中に
はかなりの酸素を含有していることはよ(知られている
ところである。これに対して、1掲の各従来技術は、い
ずれもテルミット粗金属クロム中に含有する酸素や窒素
、硫黄等のガス成分を除去する技術ではあるが、炭素や
易硫化金属を、混合原料の段階で添加するものではない
ために、熱処理を施すべき金属クロムと均質に混合する
ことができず、それ故に偏析を起こして°高純度のもの
ができないという問題点を抱えていた。
そこで、本発明では、テルミット反応用出発混合原料中
に、予め酸化クロムを還元するために用いるアルミニウ
ムや、塩素酸カリウム等の発熱剤と共に、炭素と易硫化
金属を所定量添加混合することにより、これらの成分を
テルミット粗金属クロム中に予め均質に完全固溶させる
方法に想到した。
このように、炭素および易硫化金属を予め含有させたテ
ルミット反応用原料を用いることが、この発明の第1の
特徴である。
そして、テルミット粗金属クロム中に残留する酸素を還
元して一酸化炭素とするのに必要とされる炭素量は、当
該残留酸素量に対し、モル比で0.8〜1.2の範囲と
なるように添加する。
一方、テルミット粗金属クロム中に残留する硫黄を硫化
物として除去するための易硫化金属については、テルミ
ット粗金属クロム中に含まれる硫黄に対し、モル比で 0.8〜1.2の範囲内の量とする。
このような適正な量の炭素および易硫化金属を混合原料
中に予め添加しておくと、反応温度が2000℃前後と
高温にもかかわらず、チルミー/ )反応終了後のテル
ミット粗金属クロム中には揮散することがなく、かつ均
質に炭素および易硫化金属を固溶させることができる。
なお、上記炭素としては、グラファイト粉または炭素粉
を添加するか、もしくはクロムカーバイドを使用するこ
とが好ましく、また、上記易硫化金属としては、Ni、
 Cu、 Sn、 Hgのなかから選ばれる少なくとも
1種からなる金属粉を使用することが好ましい。
なお、炭素の量を酸素に対し、0.8〜1.2とする理
由は、以後の加熱処理によって酸素を一酸化炭素として
除去するのに適切な範囲の量であるからであり、とくに
その量が0.8以下だと製品中に酸素の残留量が多くな
り、1.2以上だと製品中に炭素の残留量が多くなる。
また、易硫化金属の量を硫黄に対し0.8〜1.2とす
る理由は、O3゛8以下だと製品中に硫黄残留量が多く
なり、1.2以上だと未反応硫化金属が残留するように
なるためである。
さて、本発明においては、上述のような操作によって得
られる炭素および易硫化金属を固溶した状態にあるテル
ミット粗金属クロムは、必要に応じ製品として適切なサ
イズとなるように分割あるいは粉砕した後、真空加熱装
置に装入し、真空中または不活性ガス雰囲気中で熱処理
を行う。
この真空上熱処理は、0.1〜2ト一ル前後の真空中あ
るいは不活性ガス中で、1200℃以上の温度で数時間
の加熱を行うことによって行うことが好ましく、より好
ましくは0.1−0.3 トール、1250℃以上の温
度で少な(とも5時間の処理を行うことが好ましい。
このような処理により、得られた金属クロムの酸素含有
量は300pρm以下、炭素含有量1100pp以下、
硫黄含有量20ppm以下のものが得られ、テルミット
反応後の粗金属クロム粉に対し炭素または易硫化金属を
添加する従来方法と比べて純度が向上する。また、従来
技術のように、チルミント反応後に炭素または易硫化金
属を添加する方法では、テルミット金属クロムを微粉に
、した後、再び成型する必要があったのに対し、本発明
ではその必要が全くなくなり、工程が簡素化する上、製
品の不純物含有量のバラツキも減少する効果もある。
なお、粉砕したテルミット粗金属クロムは、成型して塊
成化してもよい。
〔実施例〕
実施例−1 (11マグネシアクリンカ−でライニングした内径0.
5 mの反応容器内に、酸化クロム100 kg、針状
アルミニウム40 kg、塩素酸カリウム14 kg、
黒鉛粉120 gおよび錫粉50gの混合原料を装入し
、着火剤を用いて着火し、テルミット反応により反応を
進行させることにより、テルミット粗金属クロム57k
gを製造した。得られたこのテルミット粗金属クロム1
0kgを、約10〜301mのサイズに粉砕し、真空加
熱炉に装入した。
この真空加熱炉を0.05)−ルまで排気し、1300
℃に昇温し、6時間保持した。その後、室温まで冷却し
、製品金属クロム9.9kgを得た。
(2)また、比較のため、黒鉛粉と錫粉を添加しない混
合原料を準備し、これをテルミット反応させ、ついでこ
のようにして得られたテルミット粗金属クロム10kg
を、246μm以下まで微粉砕したもの(比較例1)、
これと同じ< 10kgを10〜30m1のサイズに粉
砕したもの(比較例2)を得た。
これらのテルミット金属クロムに炭素粉20kgおよび
錫粉10gをそれぞれ添加混合し、その金属クロムと炭
素および錫粉との混合物を真空炉中で上記と同様の条件
で加熱処理した。
(3)第1表に、本発明により製造されたテルミット粗
金属クロムおよび製品金属クロムの分析値を示すと共に
、比較例で得たものについても示す。
また、得られた製品金属クロムと比較例2で得られた金
属クロム各々10kgの任意の個所4点からサンプリン
グを行い、分析を行った。その精巣を第2表に示す。
第1表から、本発明は、比較例と比べて酸素。
窒素、硫黄の各ガス化成分が低く、また、第2表から、
比較例では、サンプリング箇所によって製品金属クロム
中の不純物元素についてバラツキがみられるのに対し、
本発明は、均一な成分となっていた。
第 表 (単位ppm) 実施例−2 マグネシアクリンカ−でライニングした内径0.5 m
の反応炉内に、酸化クロム100kg、  針状アルミ
ニウム40kg、塩素酸カリウム14kg、およびクロ
ムカーバイド粉0.5kgとNi粉25gを予め混合し
た混合原料を装入し、着火剤を使ってテルミット反応を
起こさせることによりテルミット粗金属クロムを製造し
た。
得られたテルミット粗金属クロムを246μm以下に粉
砕し、しかる後に、アルミナの容器に装入し真空加熱炉
に入れた。1トール以下に排気後、1300℃まで昇温
し゛、5時間保持した。その後、室温まで冷却し、粉末
材料に適した246μm以下の高純度金属クロム粉を製
造した。
第3表に得られたテルミット粗金属クロムと製品金属ク
ロム粉の成分組成を示す。
第 表 〔発明の効果〕 以上説明したように、テルミット処理と加熱脱酸処理と
の2段階の処理を経て製造された本発明法にかかる製品
金属クロムは、従来技術のもとてのテルミット法によっ
て得た製品金属クロムと比較して、不純物含有量が低く
、かつ酸素、硫黄。
窒素のガス化成分量にバラツキのない高純度のものと言
える。しかも、本発明によれば、このような優れた品質
のものを低コストで製造できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸化クロムとアルミニウムとの混合原料からテルミ
    ット反応によって金属クロムを製造するに当り、前記混
    合原料中に、炭素、および易硫化金属粉を予め添加した
    混合原料を調整し、その後にかかる混合原料をテルミッ
    ト反応させ、炭素と易硫化金属を固溶するテルミット粗
    金属クロムを製造し、次いでこの粗金属クロムを真空も
    しくは不活性ガス雰囲気とした加熱炉内にて処理するこ
    とにより、前記粗金属クロム中に残留する酸素および硫
    黄などの不純物を除去することを特徴とする高純度金属
    クロムの製造方法。 2、上記易硫化金属粉として、Ni、Cu、Sn、Hg
    のうちから選ばれるいずれか少なくとも1種の金属粉末
    を用いることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。 3、上記混合原料中に添加する炭素の量は、上記該粗金
    属クロムに残留する酸素に対してモル比で0.8〜1.
    2の範囲となるように予め混合原料中に添加し、そして
    、易硫化金属の量は、前記粗金属クロム中に残留する硫
    黄に対しモル比で0.8〜1.2の範囲内となるような
    易硫化金属粉を予め混合原料中に配合することを特徴と
    する請求項1または2に記載の製造方法。 4、不純物除去元素を含有してなるテルミット粗金属ク
    ロムを熱処理して不純物を除去する際、テルミット粗金
    属クロムを粉砕する前処理を施してから、真空加熱炉内
    で加熱処理することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載の製造方法。 5、不純物除去元素を含有してなる粗テルミット金属ク
    ロムを加熱することによる不純物除去の処理に先立ち、
    前記粉砕処理の後に、引続き塊状化剤を混合して粗金属
    クロムの塊状化を行い、しかる後に真空加熱炉内で加熱
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記
    載の高純度金属クロムの製造方法。
JP1283104A 1989-11-01 1989-11-01 高純度金属クロムの製造方法 Pending JPH03146625A (ja)

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