JPH03136480A - 静止画用映像演出装置 - Google Patents
静止画用映像演出装置Info
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- JPH03136480A JPH03136480A JP27516089A JP27516089A JPH03136480A JP H03136480 A JPH03136480 A JP H03136480A JP 27516089 A JP27516089 A JP 27516089A JP 27516089 A JP27516089 A JP 27516089A JP H03136480 A JPH03136480 A JP H03136480A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、静止画用映像演出装置に係り、特に、美術館
、図書館、博物館等の公共施設においてデータベース検
索や情報伝達のための手段として用いるハイビジョン(
高品位テレビジョン、HDTVともいう)静止画番組を
製作する際に用いるのに好適な、静止画用映像演出装置
に関する。
、図書館、博物館等の公共施設においてデータベース検
索や情報伝達のための手段として用いるハイビジョン(
高品位テレビジョン、HDTVともいう)静止画番組を
製作する際に用いるのに好適な、静止画用映像演出装置
に関する。
静止画番組、例えばハイビジョン静止画番組を製作する
に際して、画面の切換時等に独特の映像効果を出すべく
、所望のパターンに従って画像データにワイプ等の演出
を施す場合がある。 このように、画像データにワイプして映像の演出を行う
ための装置には、アナログ方式のものと、デジタル方式
のものがある。 アナログ方式の映像演出装置においては、アナログビデ
オカメラで2枚の撮像された画像データを切換える際に
、アナログビデオ編集機等を用い、編集機ハードの特性
に従った電気信号的なワイプ波形を出力し、2枚の画像
を合成しワイプを行う。 この場合、例えば正弦波等の基本パターンの重ね合わせ
によりワイプを行う。 又、デジタル方式の映像演出装置においては、画像デー
タをワイプの順番に従い直接にフレームメモリに転送し
、前に書き込まれた画像データと書替え(上書さす)る
、この場合、画像データについて画素又はブロック毎に
転送先の位置を設定しなければならないため、ワイプパ
ターンに従って、予め各画素の画像データの転送先の位
置を計算し、計算された位置のデータを保存しておく必
要がある。
に際して、画面の切換時等に独特の映像効果を出すべく
、所望のパターンに従って画像データにワイプ等の演出
を施す場合がある。 このように、画像データにワイプして映像の演出を行う
ための装置には、アナログ方式のものと、デジタル方式
のものがある。 アナログ方式の映像演出装置においては、アナログビデ
オカメラで2枚の撮像された画像データを切換える際に
、アナログビデオ編集機等を用い、編集機ハードの特性
に従った電気信号的なワイプ波形を出力し、2枚の画像
を合成しワイプを行う。 この場合、例えば正弦波等の基本パターンの重ね合わせ
によりワイプを行う。 又、デジタル方式の映像演出装置においては、画像デー
タをワイプの順番に従い直接にフレームメモリに転送し
、前に書き込まれた画像データと書替え(上書さす)る
、この場合、画像データについて画素又はブロック毎に
転送先の位置を設定しなければならないため、ワイプパ
ターンに従って、予め各画素の画像データの転送先の位
置を計算し、計算された位置のデータを保存しておく必
要がある。
しかしながら、前記従来の映像演出装置には、次のよう
な問題点かある。 従来のアナログ方式の映像演出装置においては、ハード
の特性に従った一定のパターン、例えば観音開きや長方
形のパターンでしかワイプを行うことができないため、
ワイプパターンに制約があり、所望するパターンのワイ
プで演出できない場合がある。 又、従来のデジタル方式の映像演出装置においては、ワ
イプパターンに基づき、各画素に転送先のアドレス情報
が付加されており、ワイプパターンを変える毎に始めか
ら再編集しなければならず、その都度、各画素の転送先
アドレスを計算し直さなければならないことから、膨大
な量の計算が必要となり、ワイプパターンの変更が困龍
である。 又、画像データの他に、転送先のアドレス情報を付加し
ておく必要があるため、保存するデータ量が多くなって
しまう。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、各種のパターンのワイプが制約なく行うことがで
きると共に、ワイプパターンの変更が容易で、且つ、保
存するデータ量が少ない静止画用映像演出装置を提供す
ることを課題とする。
な問題点かある。 従来のアナログ方式の映像演出装置においては、ハード
の特性に従った一定のパターン、例えば観音開きや長方
形のパターンでしかワイプを行うことができないため、
ワイプパターンに制約があり、所望するパターンのワイ
プで演出できない場合がある。 又、従来のデジタル方式の映像演出装置においては、ワ
イプパターンに基づき、各画素に転送先のアドレス情報
が付加されており、ワイプパターンを変える毎に始めか
ら再編集しなければならず、その都度、各画素の転送先
アドレスを計算し直さなければならないことから、膨大
な量の計算が必要となり、ワイプパターンの変更が困龍
である。 又、画像データの他に、転送先のアドレス情報を付加し
ておく必要があるため、保存するデータ量が多くなって
しまう。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、各種のパターンのワイプが制約なく行うことがで
きると共に、ワイプパターンの変更が容易で、且つ、保
存するデータ量が少ない静止画用映像演出装置を提供す
ることを課題とする。
本発明は、所望のワイプパターンに対応するグラデーシ
ョンデータを生成する手段と、前記グラデーションデー
タを閾値で2値化し、2値化されたグラデーションデー
タに基づき、マスクデータを作成するための手段と、作
成されたマスクデータに基づき、静止画像データを切抜
くための手段と、前記閾値を順次変化させて各閾値につ
きマスクデータを作成し、作成された各マスクデータで
複数の静止画像データを切抜き合成して、該静止画像デ
ータのワイプ処理を行うための手段とを備えたことによ
り、前記課題を達成したものである。
ョンデータを生成する手段と、前記グラデーションデー
タを閾値で2値化し、2値化されたグラデーションデー
タに基づき、マスクデータを作成するための手段と、作
成されたマスクデータに基づき、静止画像データを切抜
くための手段と、前記閾値を順次変化させて各閾値につ
きマスクデータを作成し、作成された各マスクデータで
複数の静止画像データを切抜き合成して、該静止画像デ
ータのワイプ処理を行うための手段とを備えたことによ
り、前記課題を達成したものである。
本発明においては、静止画用映像演出装置において、所
望のワイプパターンに対応するグラデーションデータを
生成し、当該グラデーションデータを順次値の変化され
た閾値で2値化して当該各間値につきマスクデータを作
成し、作成されたマスクデータに基づき、複数の静止画
像データを順次切抜き合成して、該複数の静止画像デー
タのワイプ処理を行う。 従って、グラデーションデータでマスクデータを作成で
きるため、従来のアナログ方式の如くワイプパターンの
ハード的な制約がなく、例えば円形ワイプ、長方形ワイ
プ、ロータリーワイプ等種々のパターンのワイプが制約
なく行い得る。又、従来のデジタル方式の如く各画素の
転送先アドレス計算を必要としないことから、ワイプパ
ターンの変更が、比較的簡単に行える。又、従来のデジ
タル方式に比べてアドレスデータを保存する必要がない
ため、保存するデータ量が少ない。
望のワイプパターンに対応するグラデーションデータを
生成し、当該グラデーションデータを順次値の変化され
た閾値で2値化して当該各間値につきマスクデータを作
成し、作成されたマスクデータに基づき、複数の静止画
像データを順次切抜き合成して、該複数の静止画像デー
タのワイプ処理を行う。 従って、グラデーションデータでマスクデータを作成で
きるため、従来のアナログ方式の如くワイプパターンの
ハード的な制約がなく、例えば円形ワイプ、長方形ワイ
プ、ロータリーワイプ等種々のパターンのワイプが制約
なく行い得る。又、従来のデジタル方式の如く各画素の
転送先アドレス計算を必要としないことから、ワイプパ
ターンの変更が、比較的簡単に行える。又、従来のデジ
タル方式に比べてアドレスデータを保存する必要がない
ため、保存するデータ量が少ない。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 第1図に、本発明の実施例に係るハイビジョン静止画用
映像演出装置の構成を示す。 第1図に示すように、この演出装置には、主に、静止画
像データ(実施例では、赤R5緑G、 i#Bの各画素
数が横1920X11035)を入力するための画像入
力部10と、入力された画像データを格納するための画
像格納部12と、格納された画像データを後記演出制御
部18の指令によりワイプ実行部20に転送するための
画像転送部14と、オペレータが映像演出のために、ワ
イプ実行時間や画像データの順番等の演出コマンドを入
力するための演出コマンド入力部16と、入力された演
出コマンドを元に、画像データの演出を制御すると共に
、前記画像転送部14や後記ワイプ時間制御部22の制
御を行うための演出制御部18と、ワイプ実行のコマン
ドが入力された場合にマスクを作成し、このマスクで画
像データの切抜き合成を行ってワイプ処理を実行するワ
イプ実行部20と、入力演出コマンドで指定されたワイ
プ実行時間に従ってワイプ実行部20のワイプ制御を行
うと共に、後記閾値格納部24に閾値を書き込み格納す
るためのワイプ時間制御部22と、マスク作成のために
グラデーションデータを2値化する閾値を格納する(実
施例では2つの閾値を格納する)ための閾値格納部24
と、切抜き合成された画像データをデジタル/アナログ
<D/A)変換してハイビジョン画像として表示するた
めの、ハイビジョンモニタからなる表示部26とが備え
られる。 前記ワイプ実行部20には、ワイプのため切抜いて合成
しようとする2枚の画像を各1枚ずつ記憶するための入
力画像メモリ28A、28Bと、前記演出コマンド入力
部16に入力された演出コマンドに従ってワイプ用のグ
ラデーションデータ(実施例テハ8 bit 、256
’Pa調)を生成するためのグラデーション生成部3
0と、生成されたグラデーションデータを格納するため
のグラデーション格納メモリ32と、前記閾値格納部2
4から出力される2値化間値で前記グラデーション格納
メモリ32のグラデーションデータを2値化してマスク
データを作成するための2値化部34と、作成されたマ
スクデータにより画像の切抜き合成を行うための合成部
36と、合成された画像データを格納するための合成m
Rメモリ38とが備えられる。 前記グラデーション格納メモリ32には、横1920X
tlI1035のメモリ容量を持つものを用いることが
できる。 以下、実施例の作用を説明する。 実施例に係るハイビジョン静止画用映像演出装置が行う
演出処理は、演出準備と演出実行の2つの処理に分けて
行われる。実施例では、画面に表示する画像をA画像か
ら8画像へ観音開きにワイプしながら切替える演出処理
を行うものである。 演出準備処理を行う際には、画像入力部10により、切
抜き合成しワイプさせようとする複数枚の画像のデータ
(実施例ではR,G、Bの各画素数が横1920X縦1
035)を入力し、入力画像データを画像格納部12に
書き込んで格納する。 このようにして演出準備処理が完了した後には、次のよ
うに演出実行処理を行う。 演出実行処理を行う際には、入力された演出コマンドに
基づき、第2図に示す流れ図に従って静止画像データを
処理してワイプを実行する。 まず、演出コマンドを演出コマンド入力部16から演出
制御部18に入力して、ワイプパターンの種類、切抜き
合成により演出しようとする2枚の画面の画像データ名
、ワイプ処理時間等を指定する(ステップ101)。 次いで、演出制御部18は、入力演出コマンドに基づき
、画像転送部14に画像転送指令を、ワイプ時間制御部
22にワイプ時間制御指令を、グラデーション生成部3
0にグラデーションデータ生成指令をれぞれ入力する(
ステップ102)。 次いで、画像転送部14は、演出コマンドで指定された
画面2枚分の静止画像データ(例えばA画像、8画像)
を画像格納部12から読込み、入力画像メモリ28A、
28Bにそれぞれ転送する。 (ステップ103)。 次いで、グラデーション生成装置は、演出コマンドで指
定されたワイプパターンのグラデーションデータを生成
し、生成されたグラデーションデータをグラデーション
格納メモリ32に転送して記憶させる(ステップ104
)、生成されるグラデーションデータは、階調が0〜2
55の範囲のものである。又、実施例ではワイプパター
ンが観音開きであり、例えば第1図又は第3図(A)に
示すように、画面中央部のKmが0で、左右両端部のl
ll’fAが255のグラデーションデータを生成する
。 次いで、ワイプ時間制御部22は、演出コマンドに従い
、閾値格納部24に上、下2つσ第1、第2の閾値を書
込み、演出コマンドにより指定されたワイプ処理時間内
にワイプが完了するように閾値を変化させる。実施例で
は第1の閾値を1ステツプずつ順次増加(カウントアツ
プ)させる(ステップ105)。 次いで、2値化部34では、指定された閾値を元に前記
生成されたグラデーションデータを2値化し、マスクデ
ータを作成する(ステップ106)、この場合、マスク
データの作成において、第2の閾値≦グラデーションデ
ータく第1の閾値の関係がある画素についてはマスクデ
ータの階調を0とし、第2の閾値〉グラデーションデー
タ、又は第1の閾値≦グラデーションデータの間係があ
る画素については、マスクデータの階調を255とする
。 第3図に、閾値を順次増加させた際のマスクデータの変
化の例を示す、第3図(A)に示すように、第1、第2
の閾値は、共に階調Oを与えた場合、グラデーションは
全て第1の閾値以上のため、マスクデータは画面の全体
的に階調が255に指定される。又、第3図(B)に示
すように、第1の閾値に階調100を、第2の閾値に0
を与えた場合、第1の閾値以下のグラデーションの部分
に階調Oが、そのほかの部分に階調255が入り、中央
部が塗りつぶされたマスクデータが作成される。又、第
3図(C)に示すように、第1の閾値に階調200を与
えた場合、両端部に階調0を残すマスクデータが作成さ
れる。又、第3図(D)に示すように、第1の閾値に階
TA 256を与えた場合、マスクデータは図面の全体
的に階調255に塗りつぶされる。 次いで合成部36において、前記のように作成されたマ
スクデータに基づき、入力画像メモリ28A、28B内
に記憶されている2枚の画@(A画像、B画@)を切抜
き合成し、合成画像メモリ38に転送する(ステップ1
07)、この場合、マスクデータの値が階調Oの部分を
8画像のデータとし、階調255の部分をA画像のデー
タとして切抜き合成する。 次いで、表示部26において、合成画像メモリ38中の
画像データをデジタル/アナログ<D/A)変換し表示
する(ステップ108)。 前記ステップ105から108までの処理は、ワイプ時
間制御部22で第1の閾値を1ステツプずつカウントア
ツプしてゆき、その閾値の値が256になるまで繰返し
実行する(ステップ109)、これにより、マクスデー
タが原状変化するため、A画像、88mを切抜き合成し
た合成画像は順次変化し、ワイプ処理が指定されたワイ
プ時間内に実行されることになる0以上のようにしてA
画像から8画像に切替わるワイプ処理を実行する。 なお、前記実施例においては、第3図に示すような中央
部から両端にかけて階調が増えるパターンのグラデーシ
ョンデータを用いると共に、第1の閾値データのみを変
化させてワイプ処理を行っていたが、本発明に係る静止
画用映像演出装置でワイプ処理の条件は、このようなも
のに限定されず、他のパターンのグラデーションデータ
、あるいは2以上の閾値についてその値を変化させてマ
スク画像を生成し、画像の切抜き合成を行うことができ
る。 例えば、第2の閾値についてもその値を変化させれば、
別の演出効果を実現できる。 又、A、B、CWJ像のような3枚以上の画像をワイプ
処理して切替える場合にも本発明は適用できる。 又、例えば第4図(A)に示すような画像Aから第4図
<8)に示すような画@Bに、画面下から上へ向かって
ワイプすれば、画像中の山が少しずつ噴火していく如き
動的な映像効果を得ることができる。即ち、ワイプパタ
ーンの工夫により従来行い得なかった新しい演出効果を
見出せるものである。 又、前記実施例においては、ハイビジョン静止画番組デ
ータを製作する装置に係る映像演出装置を例示したが、
本発明はこのようなハイビジョンに関するものに限定さ
れず、他の静止画番組データ、例えばNTSC方式テレ
ビジョン用の静止画データについて映像演出する装置に
本発明を適用することができる。
。 第1図に、本発明の実施例に係るハイビジョン静止画用
映像演出装置の構成を示す。 第1図に示すように、この演出装置には、主に、静止画
像データ(実施例では、赤R5緑G、 i#Bの各画素
数が横1920X11035)を入力するための画像入
力部10と、入力された画像データを格納するための画
像格納部12と、格納された画像データを後記演出制御
部18の指令によりワイプ実行部20に転送するための
画像転送部14と、オペレータが映像演出のために、ワ
イプ実行時間や画像データの順番等の演出コマンドを入
力するための演出コマンド入力部16と、入力された演
出コマンドを元に、画像データの演出を制御すると共に
、前記画像転送部14や後記ワイプ時間制御部22の制
御を行うための演出制御部18と、ワイプ実行のコマン
ドが入力された場合にマスクを作成し、このマスクで画
像データの切抜き合成を行ってワイプ処理を実行するワ
イプ実行部20と、入力演出コマンドで指定されたワイ
プ実行時間に従ってワイプ実行部20のワイプ制御を行
うと共に、後記閾値格納部24に閾値を書き込み格納す
るためのワイプ時間制御部22と、マスク作成のために
グラデーションデータを2値化する閾値を格納する(実
施例では2つの閾値を格納する)ための閾値格納部24
と、切抜き合成された画像データをデジタル/アナログ
<D/A)変換してハイビジョン画像として表示するた
めの、ハイビジョンモニタからなる表示部26とが備え
られる。 前記ワイプ実行部20には、ワイプのため切抜いて合成
しようとする2枚の画像を各1枚ずつ記憶するための入
力画像メモリ28A、28Bと、前記演出コマンド入力
部16に入力された演出コマンドに従ってワイプ用のグ
ラデーションデータ(実施例テハ8 bit 、256
’Pa調)を生成するためのグラデーション生成部3
0と、生成されたグラデーションデータを格納するため
のグラデーション格納メモリ32と、前記閾値格納部2
4から出力される2値化間値で前記グラデーション格納
メモリ32のグラデーションデータを2値化してマスク
データを作成するための2値化部34と、作成されたマ
スクデータにより画像の切抜き合成を行うための合成部
36と、合成された画像データを格納するための合成m
Rメモリ38とが備えられる。 前記グラデーション格納メモリ32には、横1920X
tlI1035のメモリ容量を持つものを用いることが
できる。 以下、実施例の作用を説明する。 実施例に係るハイビジョン静止画用映像演出装置が行う
演出処理は、演出準備と演出実行の2つの処理に分けて
行われる。実施例では、画面に表示する画像をA画像か
ら8画像へ観音開きにワイプしながら切替える演出処理
を行うものである。 演出準備処理を行う際には、画像入力部10により、切
抜き合成しワイプさせようとする複数枚の画像のデータ
(実施例ではR,G、Bの各画素数が横1920X縦1
035)を入力し、入力画像データを画像格納部12に
書き込んで格納する。 このようにして演出準備処理が完了した後には、次のよ
うに演出実行処理を行う。 演出実行処理を行う際には、入力された演出コマンドに
基づき、第2図に示す流れ図に従って静止画像データを
処理してワイプを実行する。 まず、演出コマンドを演出コマンド入力部16から演出
制御部18に入力して、ワイプパターンの種類、切抜き
合成により演出しようとする2枚の画面の画像データ名
、ワイプ処理時間等を指定する(ステップ101)。 次いで、演出制御部18は、入力演出コマンドに基づき
、画像転送部14に画像転送指令を、ワイプ時間制御部
22にワイプ時間制御指令を、グラデーション生成部3
0にグラデーションデータ生成指令をれぞれ入力する(
ステップ102)。 次いで、画像転送部14は、演出コマンドで指定された
画面2枚分の静止画像データ(例えばA画像、8画像)
を画像格納部12から読込み、入力画像メモリ28A、
28Bにそれぞれ転送する。 (ステップ103)。 次いで、グラデーション生成装置は、演出コマンドで指
定されたワイプパターンのグラデーションデータを生成
し、生成されたグラデーションデータをグラデーション
格納メモリ32に転送して記憶させる(ステップ104
)、生成されるグラデーションデータは、階調が0〜2
55の範囲のものである。又、実施例ではワイプパター
ンが観音開きであり、例えば第1図又は第3図(A)に
示すように、画面中央部のKmが0で、左右両端部のl
ll’fAが255のグラデーションデータを生成する
。 次いで、ワイプ時間制御部22は、演出コマンドに従い
、閾値格納部24に上、下2つσ第1、第2の閾値を書
込み、演出コマンドにより指定されたワイプ処理時間内
にワイプが完了するように閾値を変化させる。実施例で
は第1の閾値を1ステツプずつ順次増加(カウントアツ
プ)させる(ステップ105)。 次いで、2値化部34では、指定された閾値を元に前記
生成されたグラデーションデータを2値化し、マスクデ
ータを作成する(ステップ106)、この場合、マスク
データの作成において、第2の閾値≦グラデーションデ
ータく第1の閾値の関係がある画素についてはマスクデ
ータの階調を0とし、第2の閾値〉グラデーションデー
タ、又は第1の閾値≦グラデーションデータの間係があ
る画素については、マスクデータの階調を255とする
。 第3図に、閾値を順次増加させた際のマスクデータの変
化の例を示す、第3図(A)に示すように、第1、第2
の閾値は、共に階調Oを与えた場合、グラデーションは
全て第1の閾値以上のため、マスクデータは画面の全体
的に階調が255に指定される。又、第3図(B)に示
すように、第1の閾値に階調100を、第2の閾値に0
を与えた場合、第1の閾値以下のグラデーションの部分
に階調Oが、そのほかの部分に階調255が入り、中央
部が塗りつぶされたマスクデータが作成される。又、第
3図(C)に示すように、第1の閾値に階調200を与
えた場合、両端部に階調0を残すマスクデータが作成さ
れる。又、第3図(D)に示すように、第1の閾値に階
TA 256を与えた場合、マスクデータは図面の全体
的に階調255に塗りつぶされる。 次いで合成部36において、前記のように作成されたマ
スクデータに基づき、入力画像メモリ28A、28B内
に記憶されている2枚の画@(A画像、B画@)を切抜
き合成し、合成画像メモリ38に転送する(ステップ1
07)、この場合、マスクデータの値が階調Oの部分を
8画像のデータとし、階調255の部分をA画像のデー
タとして切抜き合成する。 次いで、表示部26において、合成画像メモリ38中の
画像データをデジタル/アナログ<D/A)変換し表示
する(ステップ108)。 前記ステップ105から108までの処理は、ワイプ時
間制御部22で第1の閾値を1ステツプずつカウントア
ツプしてゆき、その閾値の値が256になるまで繰返し
実行する(ステップ109)、これにより、マクスデー
タが原状変化するため、A画像、88mを切抜き合成し
た合成画像は順次変化し、ワイプ処理が指定されたワイ
プ時間内に実行されることになる0以上のようにしてA
画像から8画像に切替わるワイプ処理を実行する。 なお、前記実施例においては、第3図に示すような中央
部から両端にかけて階調が増えるパターンのグラデーシ
ョンデータを用いると共に、第1の閾値データのみを変
化させてワイプ処理を行っていたが、本発明に係る静止
画用映像演出装置でワイプ処理の条件は、このようなも
のに限定されず、他のパターンのグラデーションデータ
、あるいは2以上の閾値についてその値を変化させてマ
スク画像を生成し、画像の切抜き合成を行うことができ
る。 例えば、第2の閾値についてもその値を変化させれば、
別の演出効果を実現できる。 又、A、B、CWJ像のような3枚以上の画像をワイプ
処理して切替える場合にも本発明は適用できる。 又、例えば第4図(A)に示すような画像Aから第4図
<8)に示すような画@Bに、画面下から上へ向かって
ワイプすれば、画像中の山が少しずつ噴火していく如き
動的な映像効果を得ることができる。即ち、ワイプパタ
ーンの工夫により従来行い得なかった新しい演出効果を
見出せるものである。 又、前記実施例においては、ハイビジョン静止画番組デ
ータを製作する装置に係る映像演出装置を例示したが、
本発明はこのようなハイビジョンに関するものに限定さ
れず、他の静止画番組データ、例えばNTSC方式テレ
ビジョン用の静止画データについて映像演出する装置に
本発明を適用することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、各種パターンのワ
イプが制約なく行うことができると共に、保存するデー
タ量が少ない、且つ、ワイプパターンの変更が容易であ
るため、システムの構成が比較的簡単であり、ワイプ演
出のコストが低くなるという優れた効果が得られる。
イプが制約なく行うことができると共に、保存するデー
タ量が少ない、且つ、ワイプパターンの変更が容易であ
るため、システムの構成が比較的簡単であり、ワイプ演
出のコストが低くなるという優れた効果が得られる。
第1図は、本発明の実施例に係るハイビジョン静止画用
映像演出装置の全体的な構成を示すブロック図、 第2図は、前記実施例の作用を説明するための流れ図、 第3図は、同じく、閾値の変化に対するマスクデータの
変化の例を示す線図、 第4図は、同じく、ワイプ処理画像の例を示す平面図で
ある。 10・・・画像入力部、 12・・・画像格納部、 14・・・画像転送部、 16・・・演出コマンド入力部、 18・・・演出制御部、 20・・・ワイプ実行部、 22・・・ワイプ時間制御部、 24・・・閾値格納部、 26・・・表示部、 28A、28B・・・入力画像メモリ、30・・・グラ
デーション生成部、 32・・・グラデーション格納メモリ、34・・・2値
化部、 36・・・合成部、 38・・・合成画像メモリ。
映像演出装置の全体的な構成を示すブロック図、 第2図は、前記実施例の作用を説明するための流れ図、 第3図は、同じく、閾値の変化に対するマスクデータの
変化の例を示す線図、 第4図は、同じく、ワイプ処理画像の例を示す平面図で
ある。 10・・・画像入力部、 12・・・画像格納部、 14・・・画像転送部、 16・・・演出コマンド入力部、 18・・・演出制御部、 20・・・ワイプ実行部、 22・・・ワイプ時間制御部、 24・・・閾値格納部、 26・・・表示部、 28A、28B・・・入力画像メモリ、30・・・グラ
デーション生成部、 32・・・グラデーション格納メモリ、34・・・2値
化部、 36・・・合成部、 38・・・合成画像メモリ。
Claims (1)
- (1)所望のワイプパターンに対応するグラデーション
データを生成する手段と、 前記グラデーションデータを閾値で2値化し、2値化さ
れたグラデーションデータに基づき、マスクデータを作
成するための手段と、 作成されたマスクデータに基づき、静止画像データを切
抜くための手段と、 前記閾値を順次変化させて各閾値につきマスクデータを
作成し、作成された各マスクデータで複数の静止画像デ
ータを切抜き合成して、該静止画像データのワイプを行
うための手段と、 を備えたことを特徴とする静止画用映像演出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27516089A JPH03136480A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 静止画用映像演出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27516089A JPH03136480A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 静止画用映像演出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03136480A true JPH03136480A (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=17551513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27516089A Pending JPH03136480A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 静止画用映像演出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03136480A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994024815A1 (en) * | 1993-04-16 | 1994-10-27 | Avid Technology, Inc. | Media pipeline with multichannel video processing and playback |
US5608465A (en) * | 1994-01-28 | 1997-03-04 | Scitex Im Acquisition Corp. | Video mixer control signal generator modular element |
JP2005267564A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Yamaha Corp | 映像合成装置 |
JP2008131518A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Sony Corp | 画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP27516089A patent/JPH03136480A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994024815A1 (en) * | 1993-04-16 | 1994-10-27 | Avid Technology, Inc. | Media pipeline with multichannel video processing and playback |
US5608465A (en) * | 1994-01-28 | 1997-03-04 | Scitex Im Acquisition Corp. | Video mixer control signal generator modular element |
JP2005267564A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Yamaha Corp | 映像合成装置 |
JP2008131518A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Sony Corp | 画像処理装置及び画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム |
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