JPH03115039A - 給紙センサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写装置等において記録紙の通過等を検知す
るため設置される給紙センサの取付位置に関する。

〔発明の背景〕

画像の転写材として記録紙を使用する複写装置では、記
録紙の搬送状況あるいは給紙時期等を監視する目的等か
ら搬送系路の要所に記録紙の通過あるいは存在を検知出
来る給紙センサが配設される。

この給紙センサには一般にフォトセンサが用いられ、移
動する記録紙の先端によって回動されるアクチエータ等
の部材がフォトセンサの光路を開あるいは閉とすること
によって制御部に信号を送り、それによって搬送状況を
表示したりあるいは関連する機能を作動する方式をとっ
ている。

従ってこの場合記録紙は前述のアクチエータ等の部材を
確実に回動することが必要であって、その目的からアク
チエータと、それに付随して給紙センサもまた紙幅の中
央部に位置されることが多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一方、給紙センサから信号を受ける制御部はユニットの
構成上から装置本体の奥方向の側板のさらに背面に位置
されるため、給紙センサとの隔たりが大きくなってその
間をリードをもって接続しなければならず、リード線両
端の端子の半田付や東線の引き廻し等の作業に多くの努
力と時間を費やしている実状にある。

本発明はこの点を解決して改良した結果、アクチエータ
の位置に関係なく制御部を構成するプリント基板に直接
接続して使用することの出来る給紙センサの提供を目的
としたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ガイド板の下側に記録紙の搬送方向とは直
角に軸部材を設け、該軸部材には前記ガイド板に設けた
溝部分より突出した形状の作動片と接片とを設け、記録
紙が前記作動片を押下げて通過すると、前記接片が基板
に設けたフォトセンサのＯＮ・ＯＦＦ切換を行うことを
特徴とする給紙センサによって達成される。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図および第２図に示す。

第１図はカラー画像形成装置における記録紙の搬送経路
を示したものである。

ｌＯは感光体ドラム、４１ないし４４はそれぞれマゼン
タ、イエロー　シアンおよび黒の各トナーを収容した現
像器であって、前記感光体ドラムｌＯの各回転毎に帯電
・露光・現像のプロセスが繰り返され、前記各現像器に
よるそれぞれ単色のトナー画像の現像が行われ、それ等
の重ね合わせによって感光体ドラム１０面上にカラーの
トナー画像が合成される。

５０は給紙カセット、５１はさばきローラで給紙カセッ
ト５０内の積層した記録紙はさばきローラ５１の作用に
よって最上層から１枚ずつ搬出して給送される。

６１および６２はそれぞれ常時回転状態にある第１給紙
ローラと第２給紙ローラまた７１および７２はそれぞれ
円弧状あるいは直線状をなした各給紙ガイドである。

前記給紙カセット５０より搬出１された記録紙は、第１
給紙ローラ６１により給紙ガイド７１に沿って送られて
Ｕターンすなわち上下反転したあと前記給紙７２の搬送
路を遮切る給紙シャッタＳの立上がり部に当接して一旦
停止する。この場合前記第２給紙ローラ６２は停止状態
にある記録紙の面上をスリップして回転を続ける。

前記第２給紙ローラ６２の直前の搬送路には後述するジ
ャム検出用の給紙センサを作動する作動片１００が配置
されていて、該作動片１００が搬送されｔ二記録紙の先
端により押圧されて反時計方向ｌ；回動することにより
記録紙の通過すなわち正常な搬送状況が確認される。

すなわち給紙カセット５０より搬出された記録紙が一定
時間を経てもなお前記作動片１００を回動しない場合に
はジャム発生と見て自動的に搬送作動が停止し、同時に
外部に警告が表示されるよう番こなっている。

前記感光体ドラムｌＯ上にカラートナー像が合成される
と、トナー像の画像位置と同期した形で給紙シャッタＳ
が退避して記録紙は給紙ガイ臼こ沿って移動し、記録紙
はベルトを用いた転写装置８０＃こよって感光体ドラム
ｌＯとの間で挟持された形で前記のトナー像が転写され
、転写装置８０の転写ベルト８０Ｃに付着した形で記録
紙は搬送される。なお転写装置８０は、前記の感光体ド
ラムｌＯ上にトナー像を形成中は感光体ドラム１０より
離間しＩ；位置関係にあり、転写時より僅かに先立って
圧接状態となるよう制御されている。

転写装置８０の下流側には定着装置が位置して、転写ベ
ル）　８０Ｃによって搬送された画像転写流の記録紙は
定着ローラ対６３によってトナー像を溶着し定着したの
ち、排紙ローラ対６４を介して装置本体上部または左側
方の排出部へと給送される。

前記の搬送路に設けた給紙センサについて、この斜視図
を示したのが第２図である。第２図においてｌＯｌは前
記作動片１００を貫通し一体に支持する軸部材、１０２
は前記軸部材１０１の一方の端部に固定した接片であり
、従って前記の作動片１００と軸部材１０１と接片１０
２は一体化された上で、軸部材１０１を介して装置本体
の前後の側板１０３の間に軸受は支持され、その自重に
よる回転モーメントによりストッパ１０３Ａに当接して
静止状態とされている。

１０４は前記給紙ガイド７２を形成する上下一対のガイ
ド板、１０４Ａは前記各ガイド板１０４の紙幅の中央部
に該当する位置に設けた溝部分すなわち長穴であって前
記作動片１００は長穴１０４Ａを挿通して記録紙の搬送
路を遮切る姿勢に付勢されている。

１０２Ａは前記接片１０２の折曲げ部であって、側板１
０３の長穴１０３Ａを挿通して側板１０３の背面に突出
し制御部のプリント基板１０５に直接接続した給紙セン
サたるフォトセンサ１０６の光路を遮切り、該フォトセ
ンサ１０６をＯＦＦの状態としている。なお長穴１０３
Ａの一端は接片１０２の作動を制限するストッパ部１０
３Ｂとなっている。

給紙ガイド７１を通過した記録紙がその先端をもって前
記作動片１００を押圧し、反時計方向に回転すると軸部
材ｌＯ１を介して前記接片１０２も同方向に回転されて
フォトセンサ１０６をＯＮに切替える。

その信号を制御部が受けることにより記録紙の搬送状況
が正常と判断されて搬送作動がさらに継続される。

一方記録紙が給紙カセット５０より搬出されたあと、一
定時間を経過しても前記フォトセンサ１０６がなおＯＦ
Ｆの状態のままにあれば記録紙の搬送に異常ありと判断
されて搬送作動が直ちに停止され、搬送不能となった記
録紙の除去等の指示が表示される。

なお本実施例においては、給紙部に設けた給紙センサに
ついて説明したが、排紙部に設けることも勿論可能であ
る。また前記作動片１００を、接片１０２の自重による
回転モーメントを利用して時計方向に付勢しているが、
前記接片１０２あるいは作動片１００を引張バネ等の弾
性部材をもって付勢するよう構成することも勿論可能で
ある。

〔発明の効果〕

本発明により、複写装置等に用いる給紙センサを装置本
体の奥側に位置する制御系の基板上に直接取付けること
が可能となり、その結果給紙センサの支持部材や東線の
レイアウトならびにそれに伴う作業も不要となって、構
成が簡単で組立の容易な複写装置等の給紙センサが提供
されることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の給紙センサを備える画像形成装置の部
分断面図、第２図はその要部斜視図。 ｌＯ・・・感光体ドラム　　　５０・・・給紙カセット
６１、（６２）・・・第１（第２）給紙ローラ７１．７
２・・・給紙ガイド １０１・・・軸部材 １０３・・・側板 ＋０５・・・プリント基板 Ｓ・・・シャツタ板 １００・・・作動片 １０２・・・接片 １０４・・・ガイド板 １０６・・・フォトセンサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガイド板の下側に記録紙の搬送方向とは直角に軸部材を
   設け、該軸部材には前記ガイド板に設けた溝部分より突
   出した形状の作動片と接片とを設け、記録紙が前記作動
   片を押下げて通過すると、前記接片が基板に設けたフォ
   トセンサのＯＮ・ＯＦＦ切換を行うことを特徴とする給
   紙センサ。