JPH03104069A - 磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置 - Google Patents
磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置Info
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- JPH03104069A JPH03104069A JP24024089A JP24024089A JPH03104069A JP H03104069 A JPH03104069 A JP H03104069A JP 24024089 A JP24024089 A JP 24024089A JP 24024089 A JP24024089 A JP 24024089A JP H03104069 A JPH03104069 A JP H03104069A
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光磁気ディスク装置に用いられる磁界変調用
浮上型磁気ヘッドのロードアンロード装置に関する。
浮上型磁気ヘッドのロードアンロード装置に関する。
光磁気ディスク装置は、透明なディスク状の基板上にT
b−Fe薄膜,などの垂直磁化膜からなる記録膜を形成
し、光ヘッドを介して集光レンズで集束させた光スポッ
トを透明基板を通して光磁気記録膜に照射すると同時に
、バイアス磁界発生コイルにより光磁気記録膜に垂直方
向にバイアス磁界を印加することにより、光スポット照
射部分に記録膜の磁化の方向をデータとして記録する新
しいファイル装置であり、大容量,書き換え可能,ディ
スク可換性などに大きな特徴がある。
b−Fe薄膜,などの垂直磁化膜からなる記録膜を形成
し、光ヘッドを介して集光レンズで集束させた光スポッ
トを透明基板を通して光磁気記録膜に照射すると同時に
、バイアス磁界発生コイルにより光磁気記録膜に垂直方
向にバイアス磁界を印加することにより、光スポット照
射部分に記録膜の磁化の方向をデータとして記録する新
しいファイル装置であり、大容量,書き換え可能,ディ
スク可換性などに大きな特徴がある。
一般に行われている光強度変調記録方式の場合、情報を
書き換える際に、一度、消去磁界一H eを印加しなが
ら、集束させたレーザビームを照射して、照射領域をキ
ュリー温度以上に上げた後、記録膜が冷却される過程に
おいて、消去磁界の方向に、磁化の方向を一様に揃える
消去動作を行ってから、さらに消去磁界とは反対方向の
記録磁界HWを印加して、レーザビームをオン・オフす
ることで、磁化の方向として情報の記録を行っている。
書き換える際に、一度、消去磁界一H eを印加しなが
ら、集束させたレーザビームを照射して、照射領域をキ
ュリー温度以上に上げた後、記録膜が冷却される過程に
おいて、消去磁界の方向に、磁化の方向を一様に揃える
消去動作を行ってから、さらに消去磁界とは反対方向の
記録磁界HWを印加して、レーザビームをオン・オフす
ることで、磁化の方向として情報の記録を行っている。
したがって、オーバーライトができないために、記録時
に転送速度が実効的に低下している。これに対して、オ
ーバーライトが可能となれば、記録,再生とも同一の転
送速度で実行できるので、データ転送速度が向上し、よ
り広範囲な分野に適用可能となる。
に転送速度が実効的に低下している。これに対して、オ
ーバーライトが可能となれば、記録,再生とも同一の転
送速度で実行できるので、データ転送速度が向上し、よ
り広範囲な分野に適用可能となる。
そこで、オーバーライトを可能にするために、これまで
いくつかの方法が提案されている。その中の一つの方法
として、磁界変調記録方式がある。
いくつかの方法が提案されている。その中の一つの方法
として、磁界変調記録方式がある。
これは、情報を書き換える際に、集光レンズで集束させ
たレーザビームを記録膜に照射すると同時に、磁界変調
用磁気ヘッドで記録データに応じた変l!磁界を印加す
ることにより、データが記録膜の磁化の方向として記録
される. しかし、情報を記録する際に光磁気記録膜に200〜3
000e程度の大きな磁界を印加する必要があり、また
、記録密度を上げるために磁界のスイッチング速度を高
速化する必要がある。そこで、磁気ディスク装置に用い
られているような浮動へッドスライダに取り付けた磁界
変調用磁気ヘッドが用いられる場合がある. 浮動へッドスライダは、ディスクの高速回転によって生
じる高速空気流によってディスク上を浮揚し、僅かな磁
界変調用磁気ヘッドと光磁気記録媒体との間隙を保ちな
がら、変調磁界を印加し記録を行うが、浮動へッドスラ
イダは光磁気ディスクの面振れや表面突起に対して、常
にそのスペーシングを一定に保ちながら追従動作させる
ためのジンバルばねによってピッチ,ロール,平行の各
方向に運動自在に保持されると同時に、浮動へッドスラ
イダの浮揚量を制御し、かつ任意の記録トラック上に磁
界変調用磁気ヘッドを移動させるためのヘッド支持を行
うためのサスペンションばねがジンバルばねに付加され
ている。
たレーザビームを記録膜に照射すると同時に、磁界変調
用磁気ヘッドで記録データに応じた変l!磁界を印加す
ることにより、データが記録膜の磁化の方向として記録
される. しかし、情報を記録する際に光磁気記録膜に200〜3
000e程度の大きな磁界を印加する必要があり、また
、記録密度を上げるために磁界のスイッチング速度を高
速化する必要がある。そこで、磁気ディスク装置に用い
られているような浮動へッドスライダに取り付けた磁界
変調用磁気ヘッドが用いられる場合がある. 浮動へッドスライダは、ディスクの高速回転によって生
じる高速空気流によってディスク上を浮揚し、僅かな磁
界変調用磁気ヘッドと光磁気記録媒体との間隙を保ちな
がら、変調磁界を印加し記録を行うが、浮動へッドスラ
イダは光磁気ディスクの面振れや表面突起に対して、常
にそのスペーシングを一定に保ちながら追従動作させる
ためのジンバルばねによってピッチ,ロール,平行の各
方向に運動自在に保持されると同時に、浮動へッドスラ
イダの浮揚量を制御し、かつ任意の記録トラック上に磁
界変調用磁気ヘッドを移動させるためのヘッド支持を行
うためのサスペンションばねがジンバルばねに付加され
ている。
第8図は従来の磁界変調用磁気ヘッド機構の使用形体の
一例を示す側面図である。この磁界変調用磁気ヘッド機
構は、スライダ2と、ジンバルばね3と、サスペンショ
ンばね4と、キャリッジ5と、対物レンズ81を具備す
る光ヘッド80とを備えている。
一例を示す側面図である。この磁界変調用磁気ヘッド機
構は、スライダ2と、ジンバルばね3と、サスペンショ
ンばね4と、キャリッジ5と、対物レンズ81を具備す
る光ヘッド80とを備えている。
また、レーザビーム82の照射される光磁気ディスク4
0は、光磁気記録膜41と、保護層42と、基板43と
から戒っている。
0は、光磁気記録膜41と、保護層42と、基板43と
から戒っている。
このような磁界変調用磁気ヘッド機構において、スライ
ダ2はジンバルばね3およびサスペンションばね4によ
って支えられると同時に、サスペンションばね4はその
一端においてキャリッジ5に固定される。また、スライ
ダ2はその適切な浮揚量を安定に実現するため、サスペ
ンシゴンばね4の根元の板ばね効果によって若干の荷重
が負荷される構造である。そして、スライダ2は光磁気
ディスク40の回転停止時にはその表面と接触しており
、光磁気ディスク40が回転を始め、回転速度が上昇す
ると流体力学的効果によってスライダ2は光磁気ディス
ク40上をξクロン量で浮揚する。
ダ2はジンバルばね3およびサスペンションばね4によ
って支えられると同時に、サスペンションばね4はその
一端においてキャリッジ5に固定される。また、スライ
ダ2はその適切な浮揚量を安定に実現するため、サスペ
ンシゴンばね4の根元の板ばね効果によって若干の荷重
が負荷される構造である。そして、スライダ2は光磁気
ディスク40の回転停止時にはその表面と接触しており
、光磁気ディスク40が回転を始め、回転速度が上昇す
ると流体力学的効果によってスライダ2は光磁気ディス
ク40上をξクロン量で浮揚する。
浮上型磁界変調用磁気ヘッドを用いた光磁気ディスク装
置においては、その起動停止方式として光磁気記録媒体
の回転停止時には浮動へッドスライダと光磁気記録媒体
面が接触して設置され、光磁気記録媒体の回転を起動し
、回転数上昇と共に浮動へッドスライダを浮揚させて通
常のオペレーションを行い、光磁気記録媒体の停止時に
光磁気記録媒体の回転数が下がることによってまた浮動
へッドスライダをディスク上にランディングさせる、い
わゆるコンタクトスター+ストップ(CSS)方式を用
いている。本方式では浮動へッドスライダと光磁気記録
媒体表面は接触,低速摺動,離反,抵触摺動.接触の各
段階を経ることになる。
置においては、その起動停止方式として光磁気記録媒体
の回転停止時には浮動へッドスライダと光磁気記録媒体
面が接触して設置され、光磁気記録媒体の回転を起動し
、回転数上昇と共に浮動へッドスライダを浮揚させて通
常のオペレーションを行い、光磁気記録媒体の停止時に
光磁気記録媒体の回転数が下がることによってまた浮動
へッドスライダをディスク上にランディングさせる、い
わゆるコンタクトスター+ストップ(CSS)方式を用
いている。本方式では浮動へッドスライダと光磁気記録
媒体表面は接触,低速摺動,離反,抵触摺動.接触の各
段階を経ることになる。
CSS方式では機構の構戒が簡単で済む特徴をもつが、
次のような問題点を有する。すなわち、CSS時に不可
避的に発生する接触摺動の問題である.ディスクの回転
数が一定速度以上に到達すれば、浮動ヘッドスライダに
は十分な浮揚力が発生するため浮動へッドスライダと光
磁気記録媒体は非接触に保たれるが、光磁気記録媒体の
回転開始直後には浮動へッドスライダに働く浮揚力は小
さく、そのため浮動へッドスライダと光磁気記録媒体は
接触しつつ摺動する状態が発生する。このような接触摺
動は、光磁気記録媒体の停止時にも発生し、この場合に
は浮動へッドスライダは流体潤滑状態から接触摺動状態
へと遷移する。
次のような問題点を有する。すなわち、CSS時に不可
避的に発生する接触摺動の問題である.ディスクの回転
数が一定速度以上に到達すれば、浮動ヘッドスライダに
は十分な浮揚力が発生するため浮動へッドスライダと光
磁気記録媒体は非接触に保たれるが、光磁気記録媒体の
回転開始直後には浮動へッドスライダに働く浮揚力は小
さく、そのため浮動へッドスライダと光磁気記録媒体は
接触しつつ摺動する状態が発生する。このような接触摺
動は、光磁気記録媒体の停止時にも発生し、この場合に
は浮動へッドスライダは流体潤滑状態から接触摺動状態
へと遷移する。
通常浮動へッドスライダは、加工性と耐久性を考慮して
、セラξクス等の極めて硬度の高い材料を用いて作られ
ている.それに対し、光磁気記録媒体は光磁気記録層を
保護するための保護層が表面に設けられているが、その
硬度は浮動へッドスライダにくらべ小さい。それ故、接
触摺動時には摩擦摩耗の問題があり、このとき生じる微
細な摩擦摩耗粉は、浮上中のヘッドと記録媒体間に混入
し、場合によっては安定な浮動へッドスライダの運動を
阻害し、ヘッドクラッシュに至ることがある.あるいは
、スライダに摩擦摩耗粉が付着し、適切な浮上量が得ら
れなくなることがある。
、セラξクス等の極めて硬度の高い材料を用いて作られ
ている.それに対し、光磁気記録媒体は光磁気記録層を
保護するための保護層が表面に設けられているが、その
硬度は浮動へッドスライダにくらべ小さい。それ故、接
触摺動時には摩擦摩耗の問題があり、このとき生じる微
細な摩擦摩耗粉は、浮上中のヘッドと記録媒体間に混入
し、場合によっては安定な浮動へッドスライダの運動を
阻害し、ヘッドクラッシュに至ることがある.あるいは
、スライダに摩擦摩耗粉が付着し、適切な浮上量が得ら
れなくなることがある。
また、CSSを行う場合、光磁気ディスク装置の大きな
特徴の一つであるディスク可換性が維持できなくなる可
能性がある. 本発明は、ディスク起動停止時の接触摺動に起因するヘ
ッドクラッシュなどの問題を解決し、ディスク可換性を
維持できる磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置
を提供することにある。
特徴の一つであるディスク可換性が維持できなくなる可
能性がある. 本発明は、ディスク起動停止時の接触摺動に起因するヘ
ッドクラッシュなどの問題を解決し、ディスク可換性を
維持できる磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置
を提供することにある。
本発明は、透明でディスク状の基板上に垂直磁化膜から
なる記録膜を形成し、この記録膜に垂直方向に磁界を印
加した状態で、この記録膜にレーザ光を照射して加熱し
、この記録膜の磁化の方向を情報として記録する光磁気
ディスク装置に用いられ、前記変調磁界の印加を行う磁
界変調用磁気ヘッドをその一端面に搭載し、流体の流れ
を利用して記録膜面上を浮上するスライダと、このスラ
イダを支えるジンバルばねおよびサスペンションばねか
らなる磁界変調用磁気ヘッド支持体を、この支持体の一
端においてキャリッジに接合し、このキャリッジを回転
型あるいは直進型の位置決めアクチュエータに接合して
なるポジショナ機構を有する磁界変調光磁気ディスク装
置に適用の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置
において、前記ポジショナ機構の動作によって前記スラ
イダが、所定のトラック上に存在する状態で、前記磁界
変調用磁気ヘッド支持体のサスペンションばねの光磁気
ディスク記録膜と対向する一部に接触可能であって、か
つ積層型の圧電アクチュエータによって駆動される変位
拡大機構と、 前記磁界変調用磁気ヘッドのロードアンロード時には、
前記変位拡大機構を前記磁界変調用磁気ヘッド支持体と
一体結合し、かつ磁界変調用磁気ヘッドアクセス時には
分離する分離結合機構と、ディスク交換時には、前記変
位拡大機構を磁界変調用磁気ヘッドとともにディスク外
に待避させる移動機構とを有することを特徴としている
。
なる記録膜を形成し、この記録膜に垂直方向に磁界を印
加した状態で、この記録膜にレーザ光を照射して加熱し
、この記録膜の磁化の方向を情報として記録する光磁気
ディスク装置に用いられ、前記変調磁界の印加を行う磁
界変調用磁気ヘッドをその一端面に搭載し、流体の流れ
を利用して記録膜面上を浮上するスライダと、このスラ
イダを支えるジンバルばねおよびサスペンションばねか
らなる磁界変調用磁気ヘッド支持体を、この支持体の一
端においてキャリッジに接合し、このキャリッジを回転
型あるいは直進型の位置決めアクチュエータに接合して
なるポジショナ機構を有する磁界変調光磁気ディスク装
置に適用の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置
において、前記ポジショナ機構の動作によって前記スラ
イダが、所定のトラック上に存在する状態で、前記磁界
変調用磁気ヘッド支持体のサスペンションばねの光磁気
ディスク記録膜と対向する一部に接触可能であって、か
つ積層型の圧電アクチュエータによって駆動される変位
拡大機構と、 前記磁界変調用磁気ヘッドのロードアンロード時には、
前記変位拡大機構を前記磁界変調用磁気ヘッド支持体と
一体結合し、かつ磁界変調用磁気ヘッドアクセス時には
分離する分離結合機構と、ディスク交換時には、前記変
位拡大機構を磁界変調用磁気ヘッドとともにディスク外
に待避させる移動機構とを有することを特徴としている
。
本発明の磁界変調用磁気へッドロニドアンロード装置に
よれば、スライダとそれを支えるジンバルばね、および
サスペンシaンばねからなる磁界変調用磁気ヘッド支持
体を、その一端においてデータアームに接合し、サスペ
ンションぱねの光磁気ディスク表面と相対する一部に、
当接可能な位置において変位拡大機構を設け、この変位
拡大機構を積層型圧電アクチュエータによって駆動する
ことによって、積層型圧電アクチュエータに電圧を印加
、あるいは除去する場合に、この積層型圧電アクチュエ
ータの伸縮動作を、変位拡大機構によって比較的大きな
運動に拡大できるものとし、スライダの潤滑面が光磁気
ディスクの停止中は、光磁気ディスク表面から離れて設
定しておき、光磁気ディスクが起動して定常回転速度に
達した後に積層型圧電アクチュエータに電圧を印加し、
変位拡大機構のサスペンションばねと当接する部分をデ
ィスク側にたわませることによってスライダの潤滑面を
回転する光磁気記録媒体に接近させ、スライダを光磁気
ディスク表面にローディングさせる。また、この状態か
ら積層型圧電アクチュエータに加えていた電圧を除去し
、その結果、積層型圧電アクチュエータの変位を除去し
、光磁気ディスクの停止時には磁界変調用磁気ヘッド支
持体を構戒するサスペンションばねの一部を、変位拡大
機構の一部で上昇せしめることによってスライダはアン
ローディングされる。以上のように、本発明の磁界変調
用磁気ヘッドロードアンロード装置を用いることによっ
て、光磁気ディスクの起動停正時にも常に浮動ヘッドと
光磁気ディスクは非接触に保たれるため、光磁気ディス
クの摩擦摩耗といった問題を解決することができる。
よれば、スライダとそれを支えるジンバルばね、および
サスペンシaンばねからなる磁界変調用磁気ヘッド支持
体を、その一端においてデータアームに接合し、サスペ
ンションぱねの光磁気ディスク表面と相対する一部に、
当接可能な位置において変位拡大機構を設け、この変位
拡大機構を積層型圧電アクチュエータによって駆動する
ことによって、積層型圧電アクチュエータに電圧を印加
、あるいは除去する場合に、この積層型圧電アクチュエ
ータの伸縮動作を、変位拡大機構によって比較的大きな
運動に拡大できるものとし、スライダの潤滑面が光磁気
ディスクの停止中は、光磁気ディスク表面から離れて設
定しておき、光磁気ディスクが起動して定常回転速度に
達した後に積層型圧電アクチュエータに電圧を印加し、
変位拡大機構のサスペンションばねと当接する部分をデ
ィスク側にたわませることによってスライダの潤滑面を
回転する光磁気記録媒体に接近させ、スライダを光磁気
ディスク表面にローディングさせる。また、この状態か
ら積層型圧電アクチュエータに加えていた電圧を除去し
、その結果、積層型圧電アクチュエータの変位を除去し
、光磁気ディスクの停止時には磁界変調用磁気ヘッド支
持体を構戒するサスペンションばねの一部を、変位拡大
機構の一部で上昇せしめることによってスライダはアン
ローディングされる。以上のように、本発明の磁界変調
用磁気ヘッドロードアンロード装置を用いることによっ
て、光磁気ディスクの起動停正時にも常に浮動ヘッドと
光磁気ディスクは非接触に保たれるため、光磁気ディス
クの摩擦摩耗といった問題を解決することができる。
さらに、データを記録する際などに、磁界変調用磁気ヘ
ッドをディスクにアクセスするときは、磁界変調用磁気
ヘッド支持体と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置とを分離し、磁界変調用磁気ヘッドだけを光磁気ヘ
ッドと連動して移動させることによって、本発明の磁界
変調用磁気ヘッドロードアンロード装置によって、アク
セス速度が遅くなるというような問題点は生じない。
ッドをディスクにアクセスするときは、磁界変調用磁気
ヘッド支持体と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置とを分離し、磁界変調用磁気ヘッドだけを光磁気ヘ
ッドと連動して移動させることによって、本発明の磁界
変調用磁気ヘッドロードアンロード装置によって、アク
セス速度が遅くなるというような問題点は生じない。
また、ディスク交換時には、磁界変調用磁気ヘッドと磁
界変調用磁気へッドロードアン口一ド装置を一体化して
ディスクの外側に移動待避させることによって、ディス
ク可換性を容易に実現することが可能となる。
界変調用磁気へッドロードアン口一ド装置を一体化して
ディスクの外側に移動待避させることによって、ディス
ク可換性を容易に実現することが可能となる。
以下、図面を参照することによって本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係わる磁界変調用磁気ヘッドロード
アンロード装置の一実施例を示す斜視図である。ここで
は、例えば一つの積層型圧電アクチュエータによって、
ブつの磁界変調用磁気ヘッド支持体をロードアンロード
せしめる構或の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置について説明する。
アンロード装置の一実施例を示す斜視図である。ここで
は、例えば一つの積層型圧電アクチュエータによって、
ブつの磁界変調用磁気ヘッド支持体をロードアンロード
せしめる構或の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置について説明する。
第1図に示される磁界変調用磁気ヘッドロードアンロー
ド装置10において、積層型圧電アクチュエータ25は
、電圧の印加によって変位を生ずるその一端を比較的強
固な剛性を有するハウジング20において固定され、一
方、積層型圧電アクチュエータ25の他端はベース26
に結合されている。ここで、ハウジング20はおよそコ
の字状の形状をなし、その一端はベース26の一端とほ
ぼ同一面にある。
ド装置10において、積層型圧電アクチュエータ25は
、電圧の印加によって変位を生ずるその一端を比較的強
固な剛性を有するハウジング20において固定され、一
方、積層型圧電アクチュエータ25の他端はベース26
に結合されている。ここで、ハウジング20はおよそコ
の字状の形状をなし、その一端はベース26の一端とほ
ぼ同一面にある。
ハウジング20のベース26とほぼ同一面に存在する面
には、支点側ヒンジ22が設けられている。この支点側
ヒンジ22はハウジング20に強固に結合される必要が
あり、従ってハウジング20と一体構造であることが有
効である。この支点側ヒンジ22はコの字状を形成する
ハウジング20の両方の腕部に対称に形成される。また
、ベース26には、その積層型圧電アクチュエータ25
と接合される側と反対側において、作用側ヒンジ21が
設けられている。この場合も、ベース26と一体である
ことが有効である。支点側ヒンジ22と作用側ヒンジ2
lとは同一平面上にはなく、一定の段差をもって構成さ
れている。さらに、支点側ヒンジ22の二つと作用側ヒ
ンジ2lの一つが組となって、それぞれその一端が拡大
レバー23に結合される。やはりこの場合も、各ヒンジ
と拡大レバー23は一体構造であることが有効である。
には、支点側ヒンジ22が設けられている。この支点側
ヒンジ22はハウジング20に強固に結合される必要が
あり、従ってハウジング20と一体構造であることが有
効である。この支点側ヒンジ22はコの字状を形成する
ハウジング20の両方の腕部に対称に形成される。また
、ベース26には、その積層型圧電アクチュエータ25
と接合される側と反対側において、作用側ヒンジ21が
設けられている。この場合も、ベース26と一体である
ことが有効である。支点側ヒンジ22と作用側ヒンジ2
lとは同一平面上にはなく、一定の段差をもって構成さ
れている。さらに、支点側ヒンジ22の二つと作用側ヒ
ンジ2lの一つが組となって、それぞれその一端が拡大
レバー23に結合される。やはりこの場合も、各ヒンジ
と拡大レバー23は一体構造であることが有効である。
さらに拡大レバー23のそれぞれの一端には、図示せぬ
磁界変調用磁気ヘッド支持体と当接するビン24が設け
られている。
磁界変調用磁気ヘッド支持体と当接するビン24が設け
られている。
第2図は、本実施例の磁界変調用磁気ヘッドロードアン
ロード装置の動作を説明するための、中立線で切断した
側面断面図である。第1図において説明したように、作
用側ヒンジ2lはベース26に接合され、支点側ヒンジ
22は図に見えぬハウジング20の一端に接合されてい
る。ここで、積層型圧電アクチュエータ25に図示せぬ
電圧供給手段によって電圧が加えられると、第2図に示
すX方向に積層型圧電アクチュエータ25は伸長する。
ロード装置の動作を説明するための、中立線で切断した
側面断面図である。第1図において説明したように、作
用側ヒンジ2lはベース26に接合され、支点側ヒンジ
22は図に見えぬハウジング20の一端に接合されてい
る。ここで、積層型圧電アクチュエータ25に図示せぬ
電圧供給手段によって電圧が加えられると、第2図に示
すX方向に積層型圧電アクチュエータ25は伸長する。
この時、積層型圧・電アクチュエ丁夕25を支えるハウ
ジング20が外部に強固に固定されているものとすると
、ハウジング20の剛性は高いため積層型圧電アクチュ
エータ25の変形量の大部分はベース26側に生じる。
ジング20が外部に強固に固定されているものとすると
、ハウジング20の剛性は高いため積層型圧電アクチュ
エータ25の変形量の大部分はベース26側に生じる。
したがって、第2図においてベース26はX方向に変位
する.ここで、支点側ヒンジ22はハウジング20に固
定され、一方作用側ヒンジ2lはベース26に固定され
る構造のため、作用側ヒンジ21は支点側ヒンジ22に
対して相対的にX方向へ移動する。
する.ここで、支点側ヒンジ22はハウジング20に固
定され、一方作用側ヒンジ2lはベース26に固定され
る構造のため、作用側ヒンジ21は支点側ヒンジ22に
対して相対的にX方向へ移動する。
次に、拡大レバー23に注目すると、拡大レバー23に
は作用側ヒンジ2lおよび支点側ヒンジ22の双方が結
合されており、かつ各ヒンジは前記のような運動を行う
ことから拡大レバー23はその一端を支点側ヒンジ22
によって拘束され作用側ヒンジ2lによってモーメント
を受ける。それ故、容易に理解されるように、拡大レバ
ー23のヒンジと結合される側の他端は第2図中に示す
Z方向に運動する。
は作用側ヒンジ2lおよび支点側ヒンジ22の双方が結
合されており、かつ各ヒンジは前記のような運動を行う
ことから拡大レバー23はその一端を支点側ヒンジ22
によって拘束され作用側ヒンジ2lによってモーメント
を受ける。それ故、容易に理解されるように、拡大レバ
ー23のヒンジと結合される側の他端は第2図中に示す
Z方向に運動する。
この拡大レバー23の解放端のZ方向変位量はそれぞれ
の拡大レバー23に結合される作用側ヒンジ21と支点
側ヒンジ22のZ方向の離反距離と拡大レバー23のX
方向長さとの比でおおよそ決定される。
の拡大レバー23に結合される作用側ヒンジ21と支点
側ヒンジ22のZ方向の離反距離と拡大レバー23のX
方向長さとの比でおおよそ決定される。
すなわち、拡大レバー23の解放端のZ方向変位は積層
型圧電アクチュエータ25の変位量に対し、両ヒンジ間
の距離が短く、かつ拡大レバー23の長さが長いほど拡
大率が高まる。一般に用いられている積層型圧電アクチ
ュエータ25の変位量はおよそ100vの電圧に対して
10から20ミクロン程度が得られることから、例えば
この拡大率を20倍にとることで拡大レバー23の解放
端のZ方向変位は100■あたり200から400ミク
ロンとすることができる.この変位量は磁界変調用磁気
ヘッド支持体を構戒するサスペンションばねの一部を変
位させて磁界変調用磁気ヘッドのロードアンロードを実
現するためには十分なものであることは明らかである。
型圧電アクチュエータ25の変位量に対し、両ヒンジ間
の距離が短く、かつ拡大レバー23の長さが長いほど拡
大率が高まる。一般に用いられている積層型圧電アクチ
ュエータ25の変位量はおよそ100vの電圧に対して
10から20ミクロン程度が得られることから、例えば
この拡大率を20倍にとることで拡大レバー23の解放
端のZ方向変位は100■あたり200から400ミク
ロンとすることができる.この変位量は磁界変調用磁気
ヘッド支持体を構戒するサスペンションばねの一部を変
位させて磁界変調用磁気ヘッドのロードアンロードを実
現するためには十分なものであることは明らかである。
第3図は第1図の実施例の実際の光磁気ディスク装置へ
の適用例を説明する平面図である。磁界変調用磁気ヘッ
ド支持体1はキャリッジ5にその一端で固定され、スラ
イダ2はへッドシーク軌跡45に沿って図示せぬポジシ
ョナアクチュエータによって、図示せぬ光磁気ヘッドと
同じ位置に移動される構造である.第23図ではスライ
ダ2は、光磁気ディスク40の外周側のロードアンロー
ドトラック44上にオントラックしているものとする.
この状態において、磁界変調用磁気ヘッド支持体1と磁
界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置10は結合分
離装置30で結合する.例えば、磁界変調用磁気ヘッド
ロードアンロード装置10に取り付けられている結合棒
31が、磁界変調用磁気ヘッド支持体lに設けられてい
る穴32に挿入され、図示せぬ結合指令信号により磁界
変調゛用磁気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッドロ
ードアンロード装置10が結合し一体化する。
の適用例を説明する平面図である。磁界変調用磁気ヘッ
ド支持体1はキャリッジ5にその一端で固定され、スラ
イダ2はへッドシーク軌跡45に沿って図示せぬポジシ
ョナアクチュエータによって、図示せぬ光磁気ヘッドと
同じ位置に移動される構造である.第23図ではスライ
ダ2は、光磁気ディスク40の外周側のロードアンロー
ドトラック44上にオントラックしているものとする.
この状態において、磁界変調用磁気ヘッド支持体1と磁
界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置10は結合分
離装置30で結合する.例えば、磁界変調用磁気ヘッド
ロードアンロード装置10に取り付けられている結合棒
31が、磁界変調用磁気ヘッド支持体lに設けられてい
る穴32に挿入され、図示せぬ結合指令信号により磁界
変調゛用磁気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッドロ
ードアンロード装置10が結合し一体化する。
そして、磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装W1
0を構威するピン24は磁界変調用磁気ヘッド支持体1
を構或するサスペンションばね4に対し、そのスライダ
2の存在する側において重なり合う構造である。第2図
を用いて説明したように、本状態においてピン24を昇
降せしめることによってそれと当接するサスペンション
ばね4は昇降動作を行い、このときサスペンションばね
4はその一端をキャリッジ5に固定されていることから
、スライダ2においてはビン24の変位量がさらに拡大
されて昇降可能であることは言うまでもない。
0を構威するピン24は磁界変調用磁気ヘッド支持体1
を構或するサスペンションばね4に対し、そのスライダ
2の存在する側において重なり合う構造である。第2図
を用いて説明したように、本状態においてピン24を昇
降せしめることによってそれと当接するサスペンション
ばね4は昇降動作を行い、このときサスペンションばね
4はその一端をキャリッジ5に固定されていることから
、スライダ2においてはビン24の変位量がさらに拡大
されて昇降可能であることは言うまでもない。
したがって、積層型圧電アクチュエータ25の微少な変
位は大きく拡大され、その結果スライダ2は十分に光磁
気ディスク40の表面から離れてアンロードできること
になり、アンロード時の外乱等によるスライダ2と光磁
気ディスク4oとの接触の可能性は極めて軽微となる.
したがって、磁気ディスク装置で用意されているような
C S S fil域を設ける必要がなくなり、データ
領域を減少させることはなくなる. 第4図(a).(b)は本実施例の磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置の動作をさらに詳細に説明する
ための側面図である。第4図では説明に必要のない部分
は省略されている。まず、図示せぬ積層型圧電アクチュ
エータに電圧が印加されていない状態を示す第4図(a
)において、すなわち磁界変調光磁気ディスク装置の非
動作時にはピン24間のたわみはない。この状態におい
て、サスペンションばね4は予め僅かな変形を受け、そ
の結果スライダ2は磁気ディスク40からアンロードさ
れている。磁界変調光磁気ディスク装置が動作を開始し
た後、図示せぬ積層型圧電アクチュエータに電圧を加え
ることで、さきに説明したようにビン24は第4図(b
)に示されるようにdだけ変位する。この状態でピン2
4とサスペンションばね4とは非接触となり、スライダ
2は光磁気ディスク40上にロードされる。本実施例で
は磁界変調光磁気ディスク装置の動作中に常に積層型圧
電アクチュエータに電圧を加えている必要があるが、変
形保持動作において積層型圧電アクチュエータに流れる
電流は殆どなく、またロードアンロード動作の速度を調
整することによって変位中の突入電流も僅かに設定でき
ることは言うまでもなく、装置構或に障害となることは
ない。
位は大きく拡大され、その結果スライダ2は十分に光磁
気ディスク40の表面から離れてアンロードできること
になり、アンロード時の外乱等によるスライダ2と光磁
気ディスク4oとの接触の可能性は極めて軽微となる.
したがって、磁気ディスク装置で用意されているような
C S S fil域を設ける必要がなくなり、データ
領域を減少させることはなくなる. 第4図(a).(b)は本実施例の磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置の動作をさらに詳細に説明する
ための側面図である。第4図では説明に必要のない部分
は省略されている。まず、図示せぬ積層型圧電アクチュ
エータに電圧が印加されていない状態を示す第4図(a
)において、すなわち磁界変調光磁気ディスク装置の非
動作時にはピン24間のたわみはない。この状態におい
て、サスペンションばね4は予め僅かな変形を受け、そ
の結果スライダ2は磁気ディスク40からアンロードさ
れている。磁界変調光磁気ディスク装置が動作を開始し
た後、図示せぬ積層型圧電アクチュエータに電圧を加え
ることで、さきに説明したようにビン24は第4図(b
)に示されるようにdだけ変位する。この状態でピン2
4とサスペンションばね4とは非接触となり、スライダ
2は光磁気ディスク40上にロードされる。本実施例で
は磁界変調光磁気ディスク装置の動作中に常に積層型圧
電アクチュエータに電圧を加えている必要があるが、変
形保持動作において積層型圧電アクチュエータに流れる
電流は殆どなく、またロードアンロード動作の速度を調
整することによって変位中の突入電流も僅かに設定でき
ることは言うまでもなく、装置構或に障害となることは
ない。
また、周知のようにスライダ2には所定の荷重がサスペ
ンションばね4によって負荷されるため、その負荷に勝
ってアンロード動作を行うためには数十グラム程度の力
が必要となるが、本実施例で用いる積層型圧電アクチュ
エータの発生力は極めて大きいため、十分にアンロード
動作を行うことができることは言うまでもない。
ンションばね4によって負荷されるため、その負荷に勝
ってアンロード動作を行うためには数十グラム程度の力
が必要となるが、本実施例で用いる積層型圧電アクチュ
エータの発生力は極めて大きいため、十分にアンロード
動作を行うことができることは言うまでもない。
第5図は第1図の実施例の実際の光磁気ディスク装置へ
の通用例で、磁界変調用磁気ヘッドをアクセスする場合
を説明する平面図である.磁界変調用磁気ヘッド支持体
1と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装W10と
は、結合分離装置30で分離する。例えば、図示せぬ分
離指令信号により、磁界変調用磁気ヘッドロードアンロ
ード装置10に取り付けられている結合棒31と、磁界
変調用磁気ヘッド支持体lに設けられている穴32との
結合が切り放され、磁界変調用磁気ヘッド支持休1と磁
界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置IOが分離す
る。そして、磁界変調用磁気ヘッド支持体lは、図示せ
ぬ光磁気ヘッドと連動してヘッドシーク軌跡45に沿っ
て連動して移動する.このように、磁界変調用磁気ヘッ
ド支持体1をアクセスする際に、磁界変調用磁気へソド
ロードアンロード装置10が及ぼす影響はなく、アクセ
ス速度が低下するという問題は生じない,,。
の通用例で、磁界変調用磁気ヘッドをアクセスする場合
を説明する平面図である.磁界変調用磁気ヘッド支持体
1と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装W10と
は、結合分離装置30で分離する。例えば、図示せぬ分
離指令信号により、磁界変調用磁気ヘッドロードアンロ
ード装置10に取り付けられている結合棒31と、磁界
変調用磁気ヘッド支持体lに設けられている穴32との
結合が切り放され、磁界変調用磁気ヘッド支持休1と磁
界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置IOが分離す
る。そして、磁界変調用磁気ヘッド支持体lは、図示せ
ぬ光磁気ヘッドと連動してヘッドシーク軌跡45に沿っ
て連動して移動する.このように、磁界変調用磁気ヘッ
ド支持体1をアクセスする際に、磁界変調用磁気へソド
ロードアンロード装置10が及ぼす影響はなく、アクセ
ス速度が低下するという問題は生じない,,。
第6図は第1図の実施例の実際の光磁気ディスク装置へ
の適用例で、光磁気ディスクを交換する場合を説明する
平面図である。第3図で説明したように、磁界変調用磁
気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロ
ード装置10が結合分離装置30で結合して、磁界変調
用磁気ヘッド支持体1を光磁気ディスク40からアンロ
ードした後、光磁気ディスクを交換する際に、一体化し
た磁界変調用磁気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置10をラックビニオンなどの移
動機構60により、光磁気ディスク40の外側に移動待
避させる。このようにすることにより、光磁気ディスク
を容易に交換することが可能となり、光ディスクの大き
な特徴の一つであるディスク可換性を保つことが可能と
なる。
の適用例で、光磁気ディスクを交換する場合を説明する
平面図である。第3図で説明したように、磁界変調用磁
気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッドロードアンロ
ード装置10が結合分離装置30で結合して、磁界変調
用磁気ヘッド支持体1を光磁気ディスク40からアンロ
ードした後、光磁気ディスクを交換する際に、一体化し
た磁界変調用磁気ヘッド支持体1と磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置10をラックビニオンなどの移
動機構60により、光磁気ディスク40の外側に移動待
避させる。このようにすることにより、光磁気ディスク
を容易に交換することが可能となり、光ディスクの大き
な特徴の一つであるディスク可換性を保つことが可能と
なる。
第7図は、第l図の実施例を備えた磁界変調光磁気ディ
スク装置の一例を示す側面図である。さらに、この磁界
変調光磁気ディスク装置は、磁界変調用磁気ヘッド1と
、スライダ2と、ジンパルばね3と、サスペンションば
ね4と、キャリッジ5と、結合部70と、光磁気ヘッド
ボジシゴナアクチュエータ71と、対物レンズ81を具
備する光磁気ヘッド80とを備えている。
スク装置の一例を示す側面図である。さらに、この磁界
変調光磁気ディスク装置は、磁界変調用磁気ヘッド1と
、スライダ2と、ジンパルばね3と、サスペンションば
ね4と、キャリッジ5と、結合部70と、光磁気ヘッド
ボジシゴナアクチュエータ71と、対物レンズ81を具
備する光磁気ヘッド80とを備えている。
また、レーザビーム82が照射される光磁気ディスク4
0は、記録膜4lと、保護層42と、基板43とから威
っている。
0は、記録膜4lと、保護層42と、基板43とから威
っている。
このような磁界変調光磁気ディスク装置において、磁界
変調用磁気ヘッド支持体1と光磁気ヘッド80は結合部
70で結合し、光磁気ヘッドポジショナアクチュエータ
7lによって一体化して連動する。
変調用磁気ヘッド支持体1と光磁気ヘッド80は結合部
70で結合し、光磁気ヘッドポジショナアクチュエータ
7lによって一体化して連動する。
さらに、本発明の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロー
ド装置ではビンとサスペンションばねとの接触が不可避
であるが、当接部分にセラミックを用いることで接触部
分の耐摩耗性を向上させることができ、またその結果、
ヘッドクラッシュの危険性を滅少でき、当接部分をスラ
イダシーク方向に対してテーバ面とすることで、スライ
ダをシークさせつつアンロードせしめることも可能とす
ることかでき、その結果磁気ヘッド支持体に加わる慣性
力によってスライダを光磁気ディスクの外部に移動せし
め、磁界変調光磁気ディスク装置の非稼動時の耐衝撃性
をさらに高めることもできるものである。
ド装置ではビンとサスペンションばねとの接触が不可避
であるが、当接部分にセラミックを用いることで接触部
分の耐摩耗性を向上させることができ、またその結果、
ヘッドクラッシュの危険性を滅少でき、当接部分をスラ
イダシーク方向に対してテーバ面とすることで、スライ
ダをシークさせつつアンロードせしめることも可能とす
ることかでき、その結果磁気ヘッド支持体に加わる慣性
力によってスライダを光磁気ディスクの外部に移動せし
め、磁界変調光磁気ディスク装置の非稼動時の耐衝撃性
をさらに高めることもできるものである。
以上説明してきたように、本発明の磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置は、光磁気記録ディスクが停止
している場合にはスライダと光磁気ディスクを非接触な
状態に設定し、ディスクの回転数が定格回転数に達した
後にスライダを光磁気ディスク上にローディングしある
いはアンローデイングすることによって、常に光磁気記
録媒体と磁気ヘッドを非接触に保つことができ、スライ
ダと光磁気記録媒体の接触摺動や吸着といった問題の発
生を回避することができ、磁界変調用磁気ヘッドアクセ
ス時には、磁界変調用磁気ヘッドと磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置を分離することにより、アクセ
ス速度の低下という問題点を回避すると同時に、アンロ
ーディング後はスライダをサスペンションばねとピンと
の接触によって強固に保持し、ディスク交換時には磁界
変調用磁気ヘッドとともに磁界変調用磁気ヘッドロード
アンロード装置をディスクの外側に移動待避させること
によって、装置非稼動時にも十分な装置信頼性を有し、
光ディスクの大きな特徴である非接触,ディスク可換性
を容易に維持することができる。
ドロードアンロード装置は、光磁気記録ディスクが停止
している場合にはスライダと光磁気ディスクを非接触な
状態に設定し、ディスクの回転数が定格回転数に達した
後にスライダを光磁気ディスク上にローディングしある
いはアンローデイングすることによって、常に光磁気記
録媒体と磁気ヘッドを非接触に保つことができ、スライ
ダと光磁気記録媒体の接触摺動や吸着といった問題の発
生を回避することができ、磁界変調用磁気ヘッドアクセ
ス時には、磁界変調用磁気ヘッドと磁界変調用磁気ヘッ
ドロードアンロード装置を分離することにより、アクセ
ス速度の低下という問題点を回避すると同時に、アンロ
ーディング後はスライダをサスペンションばねとピンと
の接触によって強固に保持し、ディスク交換時には磁界
変調用磁気ヘッドとともに磁界変調用磁気ヘッドロード
アンロード装置をディスクの外側に移動待避させること
によって、装置非稼動時にも十分な装置信頼性を有し、
光ディスクの大きな特徴である非接触,ディスク可換性
を容易に維持することができる。
第1図は、本発明に係わる磁界変調用磁気ヘッドロード
アンロード装置の一実施例を示す斜視図、第2図は、第
l図の実施例の側面図、 第3図は、第1図の実施例の部分平面図、第4図は、第
1図の実施例の動作を説明する側面図、 第5図は、第1図の実施例の磁界変調用磁気ヘッドをア
クセスする際の平面図、 第6図は、第1図の実施例の光磁気ディスクを交換する
際の平面図、 第7図は、第1図の実施例を用いた磁界変調光磁気ディ
スク装置の側面図、 第8図は、従来の磁界変調光磁気ディスク装置の使用状
態を説明する側面図である。 1・・・・・磁界変調用磁気ヘッド 2・・・・・スライダ 3・・・・・ジンバルばね 4・・・・・サスペンションばね 5・・・・・キャリッジ lO・・・・・磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置 20・・・・・ハウジング 21・・・・・作用側ヒンジ 22・・・・・支点側ヒンジ 23・・・・・拡大レバー 24・・・・・ピン 25・・・・・積層型圧電アクチュエータ26・・・・
・ベース 30・・・・・結合分離装置 31・・・・・結合棒 32・・・・・穴 光磁気ディスク 記録膜 保護層 基板 ロードアンロードトラック へッドシーク軌跡 移動機構 結合部 光磁気ヘッドポジショナアクチ ュエータ 80・・・・・光磁気ヘッド 8l・・・・・対物レンズ 82・・・・・レーザビーム 40・ 4l・ 42・ 43・ 44・ 45・ 60・ 70・ 71・
アンロード装置の一実施例を示す斜視図、第2図は、第
l図の実施例の側面図、 第3図は、第1図の実施例の部分平面図、第4図は、第
1図の実施例の動作を説明する側面図、 第5図は、第1図の実施例の磁界変調用磁気ヘッドをア
クセスする際の平面図、 第6図は、第1図の実施例の光磁気ディスクを交換する
際の平面図、 第7図は、第1図の実施例を用いた磁界変調光磁気ディ
スク装置の側面図、 第8図は、従来の磁界変調光磁気ディスク装置の使用状
態を説明する側面図である。 1・・・・・磁界変調用磁気ヘッド 2・・・・・スライダ 3・・・・・ジンバルばね 4・・・・・サスペンションばね 5・・・・・キャリッジ lO・・・・・磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード
装置 20・・・・・ハウジング 21・・・・・作用側ヒンジ 22・・・・・支点側ヒンジ 23・・・・・拡大レバー 24・・・・・ピン 25・・・・・積層型圧電アクチュエータ26・・・・
・ベース 30・・・・・結合分離装置 31・・・・・結合棒 32・・・・・穴 光磁気ディスク 記録膜 保護層 基板 ロードアンロードトラック へッドシーク軌跡 移動機構 結合部 光磁気ヘッドポジショナアクチ ュエータ 80・・・・・光磁気ヘッド 8l・・・・・対物レンズ 82・・・・・レーザビーム 40・ 4l・ 42・ 43・ 44・ 45・ 60・ 70・ 71・
Claims (1)
- (1)透明でディスク状の基板上に垂直磁化膜からなる
記録膜を形成し、この記録膜に垂直方向に磁界を印加し
た状態で、この記録膜にレーザ光を照射して加熱し、こ
の記録膜の磁化の方向を情報として記録する光磁気ディ
スク装置に用いられ、前記変調磁界の印加を行う磁界変
調用磁気ヘッドをその一端面に搭載し、流体の流れを利
用して記録膜面上を浮上するスライダと、このスライダ
を支えるジンバルばねおよびサスペンションばねからな
る磁界変調用磁気ヘッド支持体を、この支持体の一端に
おいてキャリッジに接合し、このキャリッジを回転型あ
るいは直進型の位置決めアクチュエータに接合してなる
ポジショナ機構を有する磁界変調光磁気ディスク装置に
適用の磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置にお
いて、前記ポジショナ機構の動作によって前記スライダ
が、所定のトラック上に存在する状態で、前記磁界変調
用磁気ヘッド支持体のサスペンションばねの光磁気ディ
スク記録膜と対向する一部に接触可能であって、かつ積
層型の圧電アクチュエータによって駆動される変位拡大
機構と、 前記磁界変調用磁気ヘッドのロードアンロード時には、
前記変位拡大機構を前記磁界変調用磁気ヘッド支持体と
一体結合し、かつ磁界変調用磁気ヘッドアクセス時には
分離する分離結合機構と、ディスク交換時には、前記変
位拡大機構を磁界変調用磁気ヘッドとともにディスク外
に待避させる移動機構とを有することを特徴とする磁界
変調用磁気ヘッドロードアンロード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24024089A JPH03104069A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24024089A JPH03104069A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104069A true JPH03104069A (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=17056542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24024089A Pending JPH03104069A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 磁界変調用磁気ヘッドロードアンロード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03104069A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04285777A (ja) * | 1991-03-13 | 1992-10-09 | Sharp Corp | ディスク装置 |
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KR100275925B1 (ko) * | 1994-06-24 | 2000-12-15 | 이형도 | 헤드와 디스크표면을 보호할 수 있도록 한 하드디스크 드라이브 |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24024089A patent/JPH03104069A/ja active Pending
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