JPH0288451A - 防水性セメント混和材 - Google Patents
防水性セメント混和材Info
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- JPH0288451A JPH0288451A JP23898288A JP23898288A JPH0288451A JP H0288451 A JPH0288451 A JP H0288451A JP 23898288 A JP23898288 A JP 23898288A JP 23898288 A JP23898288 A JP 23898288A JP H0288451 A JPH0288451 A JP H0288451A
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、モルタル・コンクリート躯体、若しくは、吹
付モルタル・コンクリートの防水性を向上させる、カル
シウムサルホアルミネート化合物及び無定形活性シリカ
質物質とを含有してなる防水性セメント混和材に関する
。
付モルタル・コンクリートの防水性を向上させる、カル
シウムサルホアルミネート化合物及び無定形活性シリカ
質物質とを含有してなる防水性セメント混和材に関する
。
（従来の技術）
従来、防水性を向上させる方法としてはコンクリート等
の躯体表面へ塗装し透水防止性無機質被覆層を形成する
方法（特公昭４９−３９６２０号公報）やコンクリート
躯体自体の遊離石灰中のカルシウム分を捕捉硬化する方
法（特公昭４８−２５７２７号公報）などがある。
の躯体表面へ塗装し透水防止性無機質被覆層を形成する
方法（特公昭４９−３９６２０号公報）やコンクリート
躯体自体の遊離石灰中のカルシウム分を捕捉硬化する方
法（特公昭４８−２５７２７号公報）などがある。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながらコンクリート等は硬化収縮や乾燥収縮等に
よりひび割れが発生する危険性があり、また、プリージ
ング水により生ずる空洞が防水性悪化の原因になり、従
来の防水材では防水性をコンクリート等に付与させるこ
とは困難であった。
よりひび割れが発生する危険性があり、また、プリージ
ング水により生ずる空洞が防水性悪化の原因になり、従
来の防水材では防水性をコンクリート等に付与させるこ
とは困難であった。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、種々検討した結
果、特定の組成からなるセメント混和材が、コンクリー
ト等の防水性を向上させる知見を得て本発明を完成する
に到った。
果、特定の組成からなるセメント混和材が、コンクリー
ト等の防水性を向上させる知見を得て本発明を完成する
に到った。
（ｌＩ題を解決するための手段）
即ち、本発、明はカルシウムサルホアルミネート化合物
と活性シリカ質物質を含有してなる防水性セメント混和
材である。
と活性シリカ質物質を含有してなる防水性セメント混和
材である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明で用いられるカルシウムサルホアルミネート化合
物（以下Ｃ８Ａ物という）とは石灰、セラコラ、ボーキ
サイト等を原料として例えば石灰４、セラコラ６．ボー
キサイト１０割合に配合し、キルンで１，５００℃程度
で焼成し、粉砕することにより製造される。Ｃ８Ａ物の
比表面積は＜５，０００ｍ１り以上が好ましく、７．０
００ ｃｍ’／ ９以上がさらに好ましい。
物（以下Ｃ８Ａ物という）とは石灰、セラコラ、ボーキ
サイト等を原料として例えば石灰４、セラコラ６．ボー
キサイト１０割合に配合し、キルンで１，５００℃程度
で焼成し、粉砕することにより製造される。Ｃ８Ａ物の
比表面積は＜５，０００ｍ１り以上が好ましく、７．０
００ ｃｍ’／ ９以上がさらに好ましい。
比表面積が６．０００σ２／ｇ未満では、防水効果がそ
れほど期待できない。
れほど期待できない。
Ｃ８Ａ物の使用量はセメント１００重量部に対して０．
３〜１０重量部、好ましくは０．５〜５重量部である。
３〜１０重量部、好ましくは０．５〜５重量部である。
０．３重量部未満では防水効果は少ない。
また、１０重量部を越えても防水効果は、さほど変らな
く、強度低下の原因となることもある。
く、強度低下の原因となることもある。
次に本発明に用いられる活性シリカ質物質（以下単にシ
リカという）としては、フェロシリコン等の含シリコン
合金あるいは金属シリコンの製造時に副産する５ｉ０２
を主成分としたシリカダストや珪藻土や酸性白土等が使
用できる。シリカはＳ１０．成分を８０重量％以上含有
し、無定形で、平均粒径１μ程度の微粉末であり、しか
も活性が大きいので好ましい。
リカという）としては、フェロシリコン等の含シリコン
合金あるいは金属シリコンの製造時に副産する５ｉ０２
を主成分としたシリカダストや珪藻土や酸性白土等が使
用できる。シリカはＳ１０．成分を８０重量％以上含有
し、無定形で、平均粒径１μ程度の微粉末であり、しか
も活性が大きいので好ましい。
シリカの使用量は、セメント１００重量部に対して０．
３〜１０重量部が好ましく、０．５〜５重量部が更に好
ましい。０．３重量部未満では防水効果は少なく、１０
重量部を越えても防水効果はそれほど向上せず、強度低
下の原因となることもある。
３〜１０重量部が好ましく、０．５〜５重量部が更に好
ましい。０．３重量部未満では防水効果は少なく、１０
重量部を越えても防水効果はそれほど向上せず、強度低
下の原因となることもある。
Ｃ８Ａ物とシリカとの混合物の粒度は比表面積で６．０
００ ｃｍ２／ ９以上が好ましく、７，０００ ｃｒ
ｎ”７９以上が更に好ましい。
００ ｃｍ２／ ９以上が好ましく、７，０００ ｃｒ
ｎ”７９以上が更に好ましい。
比表面積が６．０００ ｃｍ”／ ９未満だと反応活性
が低く、防水性もさほど期待できない。
が低く、防水性もさほど期待できない。
本発明の防水性セメント混和材（以下混和材という）の
使用量は、セメント１００重量部に対して０．３〜１０
重量部が好ましく、０．５〜５重量部が更に好ましい。
使用量は、セメント１００重量部に対して０．３〜１０
重量部が好ましく、０．５〜５重量部が更に好ましい。
０．３重量部未満だと防水効果は少なく、１０重量部を
越えても防水効果はさほど変らなく強度低下の原因とな
る。
越えても防水効果はさほど変らなく強度低下の原因とな
る。
本発明において、Ｃ８Ａ物はセメントと反応しエトリン
ガイトを生成する。このニドリンガイトは針状結晶でコ
ンクリートの空隙を埋め密実にすることができ、更には
コンクリートの硬化収縮や乾燥収縮を防止する効果があ
り、長期間にわたり防水効果を保持することができる。
ガイトを生成する。このニドリンガイトは針状結晶でコ
ンクリートの空隙を埋め密実にすることができ、更には
コンクリートの硬化収縮や乾燥収縮を防止する効果があ
り、長期間にわたり防水効果を保持することができる。
又、シリカを加えることにより、コンクリート中の石灰
分とポゾラン反応を生じエトリンガイトで密実なったコ
ンクリートをより密実にすることができ、それによって
、更に防水効果を向上させることができる。
分とポゾラン反応を生じエトリンガイトで密実なったコ
ンクリートをより密実にすることができ、それによって
、更に防水効果を向上させることができる。
本発明で用（・られるセメントとしては普通・早強・超
早強などのポルトランドセメントや、これらポルトラン
ドセメントにスラグやフライアッシュなどを混合した混
合セメントが使用できる。
早強などのポルトランドセメントや、これらポルトラン
ドセメントにスラグやフライアッシュなどを混合した混
合セメントが使用できる。
（実施例）
以下実施例で本発明を更に説明する。
実施例１゜
表−１に示す配合を用いて、表−２に示すコンクリート
配合でコンクリートを混練りした。
配合でコンクリートを混練りした。
コンクリート打ち込み後、φ１５Ｘ３０ｃｍ、中心孔の
直径２．ＯｃＴｎの日中試験体を用い、７日間２０℃水
中で養生し、透水試験を行なった。尚、試験方法はアウ
トプット方法とし、試験体外側面から水圧１０ ｋｌ
／ ａｎ２を４８時間加え、中心孔からにじみでる水量
を測定し、透水比を求めた結果を表−３に示す。
直径２．ＯｃＴｎの日中試験体を用い、７日間２０℃水
中で養生し、透水試験を行なった。尚、試験方法はアウ
トプット方法とし、試験体外側面から水圧１０ ｋｌ
／ ａｎ２を４８時間加え、中心孔からにじみでる水量
を測定し、透水比を求めた結果を表−３に示す。
比表面積は、配合Ａ１のみ窒素吸着法により、他はプレ
ーン法により測定。
ーン法により測定。
二使用材料〉
：普通ポルトランドセメント 電気化学工業■社製商品
名「アンデスセメント」 ｒｓＡ物：電気化学工業■社製商品名「デンカＣＳ Ａ
”２０ Ｊ ノリカニ日本重化学工業■社製商品名ｒｓ−Ｆパウダー
」 〕 ：粗骨材 新潟県糸魚用市姫用産天然粗骨材、Ｆ
−Ｍ６．９６ ３ ：細骨材 新潟県糸魚用市姫用産天然細骨材、Ｆ
−Ｍ２．７２ （発明の効果） 本発明の防水性セメント混和材を使用することによって
、顕著な防水効果が得られた。
名「アンデスセメント」 ｒｓＡ物：電気化学工業■社製商品名「デンカＣＳ Ａ
”２０ Ｊ ノリカニ日本重化学工業■社製商品名ｒｓ−Ｆパウダー
」 〕 ：粗骨材 新潟県糸魚用市姫用産天然粗骨材、Ｆ
−Ｍ６．９６ ３ ：細骨材 新潟県糸魚用市姫用産天然細骨材、Ｆ
−Ｍ２．７２ （発明の効果） 本発明の防水性セメント混和材を使用することによって
、顕著な防水効果が得られた。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- カルシウムサルホアルミネート化合物と活性シリカ質物
質とを含有してなる防水性セメント混和材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23898288A JPH0288451A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 防水性セメント混和材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23898288A JPH0288451A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 防水性セメント混和材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288451A true JPH0288451A (ja) | 1990-03-28 |
Family
ID=17038172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23898288A Pending JPH0288451A (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 防水性セメント混和材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0288451A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002029796A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
| KR100450147B1 (ko) * | 2001-03-14 | 2004-09-30 | 김동렬 | 건축물의 미장 또는 도포용 몰타르의 제조 방법 및이로부터 제조된 몰타르 |
| JP2006219319A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
| JP2011126729A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 自己治癒性セメント混和材及びセメント組成物 |
| WO2023157714A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | デンカ株式会社 | セメント混和材、セメント組成物、セメントコンクリート |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP23898288A patent/JPH0288451A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002029796A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
| KR100450147B1 (ko) * | 2001-03-14 | 2004-09-30 | 김동렬 | 건축물의 미장 또는 도포용 몰타르의 제조 방법 및이로부터 제조된 몰타르 |
| JP2006219319A (ja) * | 2005-02-09 | 2006-08-24 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
| JP2011126729A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 自己治癒性セメント混和材及びセメント組成物 |
| WO2023157714A1 (ja) * | 2022-02-21 | 2023-08-24 | デンカ株式会社 | セメント混和材、セメント組成物、セメントコンクリート |
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