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JPH0287457A - 蓄電池電槽の製造方法 - Google Patents

蓄電池電槽の製造方法

Info

Publication number
JPH0287457A
JPH0287457A JP63239255A JP23925588A JPH0287457A JP H0287457 A JPH0287457 A JP H0287457A JP 63239255 A JP63239255 A JP 63239255A JP 23925588 A JP23925588 A JP 23925588A JP H0287457 A JPH0287457 A JP H0287457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermoplastic resin
storage battery
mold
partition
battery case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63239255A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Miyagawa
宮川 四郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyagawa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Miyagawa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP63239255A priority Critical patent/JPH0287457A/ja
Publication of JPH0287457A publication Critical patent/JPH0287457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/10Primary casings; Jackets or wrappings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/10Primary casings; Jackets or wrappings
    • H01M50/102Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure
    • H01M50/103Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure prismatic or rectangular
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内部が1M数の隔室に分割された蓄電池電
槽を射出成形により製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 第12図および第13図には、それぞれ、この発明が適
用され得る蓄電池電槽1および2が斜視図で示されてい
る。第12図に示した蓄電池電槽1と第13図に示した
蓄電池電槽2とは、主として隔室の配列態様において互
いに異なっている。
第12図に示した電槽1は、底面壁(図示されない。)
と複数の側面壁3.4. 5. 6とによって外側の容
器部分7か形成される。容器部分7は、1列に並んだ、
たとえば6つの隔室8.・・・に分割され、そのため、
互いに平行な、たとえば5つの隔壁9.・・・が形成さ
れる。
他方、第13図に示した電1152は、底面壁1゜(第
14図)と4つの側面壁11,12,13゜14とによ
って外側の容器部分15が形成される。
容器部分15は、たとえば3つのものが2列に並んだ合
計6つの隔室16.・・・に分割され、そのため、たと
えば3つの隔壁17.・・・およびこれら隔壁17.・
・・に直交する方向に延びるたとえば4つの隔壁18.
・・・が形成される。
第15図には、第12図に示した電槽1を射出成形する
ための金型19が示されている。m12図をともに参照
しながら説明すると、金型19は、雌型20と雄型21
とを備え、さらに、雌型20のド方には底板22が配置
される。雌型20は、電槽1の容器部分7の外表面に対
応する壁面を与える。また、雄型21は、電槽1の隔室
8.・・・の内表面に対応する壁面をそれぞれ与える複
数のコア23.・・・を形成している。さらに、底板2
2には、射出される溶融した熱可塑性樹脂を受入れる開
口24を有するホットランナ25を備える。ホットラン
ナ25には、雌型20および雄型21によって形成され
たキャビティ26に連通ずる、たとえば7つのゲート2
7が設けられる。
[発明が解決しようとする課題] この発明が解決しようとする課題は、主として、電槽1
または2の各部分における寸法と関連する。
ある種の蓄電池電槽1において、第12図に示すように
、隔室8の幅方向寸法Wは約20〜50mmであり、電
槽1の高さ方向寸法りは約140〜200mmである。
また、隔壁9の肉厚は、その上端において約0.8〜1
.2mmであり、その下端において約1.2〜2.5m
mである。なお、隔壁9に対して、上述の寸法かられか
るようにテーパが付けられているのは、射出成形後の離
型を可能にするためである。
上述したような寸法かられかるように、電槽1の隔室8
はその厚み方向寸法Wが小さいわりには、その高さ方向
寸法が大きい。また、隔壁9の肉厚も比較的薄いもので
ある。これらのことから、第15図に示した雄型21が
形成するコア23のそれぞれは肉薄になるとともにその
自由端までの距離が長くなり、また、隣り合うコア23
間の間隔が狭くなる。
そのため、第16図に示すように、ホットランナ25を
介してキャビティ26内に溶融した熱可塑性樹脂28を
射出したとき、この射出圧力により、コア23がふらつ
いたり傾いたりするといったいわゆる「コア倒れ」とい
う現象が生じゃすい。
第16図において、たとえば“A“で示した部分では、
アンダカットが生じ、熱可塑性樹脂28が固化した後の
離型を不可能にする。他方、“B″で示した部分では、
コア23間の間隔が極端に狭くなり、熱可塑性樹脂28
が流れにくくなる。そのため、射出成形により得られた
電槽1の隔壁9の一部の肉厚が極端に薄くなったり、一
部において穴を発生したりする。
隔壁9における上述した欠陥を防止するためには、設計
上、隔!J、9の肉厚を厚くすることが考えられる。し
かしながら、このような対策を=14しると、隔室8の
内容積が小さくなるか、電槽1の外形寸法が大きくなる
かのいずれかの不都合に遭遇するとともに、電槽1の重
量が増すという欠点をも招く。
ところで、従来の射出成形装置においても、応は、「コ
ア倒れ」をできるだけ防止するための対策が講じられて
いる。すなわち、第15図および第16図に示すように
、複数個のゲート27が設けられ、それぞれのゲート2
7がコア23間の間隙に対応する位置に位置されている
。これによって、射出圧力が、各コア23の両側におい
てできるだけ均等に加わるように配慮されている。しか
しながら、実際には、種々の要因が加わり、このような
対策だけでは不十分であるのが現状である。
上述したような「コア倒れ」を有利に防止する技術とし
て、たとえば特公昭50−2621号公報に記載された
ものがある。この公報に記載の技術では、コアの自由端
を可動ピンによって固定することが行なわれる。そして
、樹脂が金型中に射出されつつある間であって、しかも
樹脂が硬化する前に、可動ピンは、金型の固定型部材の
残部と同一平面となるような距離だけコアから離される
それによって、その後射出された樹脂は、可動ピンによ
って残された穴を充填するようにされる。
しかしながら、この公報に記載された従来技術では、復
雑な構造の金型を用いなければならないとともに、可動
ピンを移動させるタイミングを適正に制御するための装
置が必要となり、したがって、成形装置のコストアップ
を招くという問題がある。
なお、第12図に示した電槽1を射出成形する場合に生
じる問題点は、第13図および第14図に示した電槽2
を射出成形する場合にも、同様に遭遇し、あるいは、場
合によっては、そのような問題点がより顕著に現われる
第13図および第14図に示す電槽2のある種のものは
、第14図に示すように、その高さ方向寸法りは、約8
0mmであり、また、隔室16の幅方向寸法Wは、最低
7mmのものもある。また、隔壁17の肉厚にあっては
、その上端t1において068〜1.2mmであり、そ
の下端t2において1.2〜2.5mmである。また、
側面壁12(ならびに側面壁11,13.14)の肉厚
t3は、約1.7mmである。このような寸法関係から
、隔室16の内表面に対応する壁面を与えるコア、は、
その高さ方向寸法のわりには肉厚が極めて薄くなること
がわかる。また、コア間の距離およびコアと雌型との間
の距離も、極めて小さくなる。特に、コアの肉厚が、前
述した第15図に示すコア23の場合に比べて、さらに
小さくなり、「コア倒れ」がより生じやすくなる。その
ため、特に隔壁17において、前述したような欠陥が生
じやすい。
そこで、この発明は、上述したような「コア倒れ」を防
止し、ひいてはそれによって引き起こされる問題点を解
消し得る、蓄電池電槽の製造方法を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は、底面壁と複数の側面壁とによって外側の容
器部分が形成され、この容器部分を段数の隔室に分割す
る少なくとも1つの隔壁を備える、蓄電池電槽を射出成
形により製造する方法であって、上述した技術的課題を
解決するため、次のような構成を備えることが特徴であ
る。
すなわち、前記容器部分の外表面に対応する壁面を与え
る雌型と、前記複数の隔室の内表面に対応する壁面をそ
れぞれ与える段数のコアを形成した雄型とを備える、金
型を準備するステップと、前記隔壁の少なくとも一部を
形成するものであって、その少なくとも表面が熱可塑性
樹脂から構成された、隔壁部材を準備するステップと、
前記隔壁部材を隣り合う前記コア間に挿入してから、前
記金型に熱可塑性樹脂を射出するステップと、 を備えることが特徴である。
[発明の作用および効果] この発明において、金型に熱可塑性樹脂を射出するとき
、隣り合うコア間には、予め準備された隔壁部材が挿入
されている。したがって、この隔壁部材は、コア間に形
成されるべき間隔を所定値以上に保つ機能を果たし、で
きあがった蓄電池電槽における隔壁の肉厚に対して、最
低の保証を行なう。したがって、隔壁に穴があいたりす
るなどの欠陥が生じることが防止される。
同時に、隔壁部材は、「コア倒れ」を実質的に生じない
ように作用する。特に、隔壁部材の肉厚が隣り合うコア
間の間隔に一致している場合には、隔壁部材の存在によ
り、複数のコアが互いに機械的に固定されたのと同様の
結果が得られ、「コア倒れ」は完璧に生じないようにす
ることもてきる。
隔壁部材を隣り合うコア間に挿入した状態で、金型には
熱可塑性樹脂が射出される。このように射出された熱可
塑性樹脂は、その少なくとも表面が熱可塑性樹脂から構
成された隔壁部材と有利に融合し、隔壁部材は、電槽の
他の部分と一体化され、そのまま隔壁の少なくとも一部
を構成する状態となる。なお、上述したような融合は、
特に、隔壁部材の少なくとも表面がポリプロピレンのよ
うなオレフィン系樹脂から構成され、他方、金型に射出
される熱可塑性樹脂が同種のオレフィン系樹脂であると
き、有利に生じる。
このように、この発明によれば、「コア倒れ」がほとん
どまたは完璧に防止され古るので、雄型に形成されるコ
アが、肉薄であっても、また、その自由端までの長さが
長くても、前述した問題に遭遇することなく射出成形を
実施することができる。そのため、射出成形により問題
なく fuることかできる蓄電池電槽の隔室の寸法的な
制限が広げられ、たとえば、幅方向1」法の小さな隔室
を有するものであっても、高さ方向寸法の大きな隔室を
白゛するものであっても、容易に射出成形により得るこ
とかできる。また、隔壁の肉厚も、はぼIF意に選ぶこ
とかできる。すなわち、予め準備される隔壁部材の肉厚
によって、得られた隔壁の肉厚の最低1♀証を行なうこ
とができるので、隔壁の肉厚を、従来の成形技術では考
えられなかったほどに匪めて薄くすることもできる。す
なわち、本来的には、隔壁は、隔室内に収容される電解
液の通過を防止する機能さえ果たせばよく、したがって
、このような機能を果たし得る限り、隔壁の肉厚を薄く
することができる。また、隔壁部材によって、隔壁のす
べてが形成される場合には、従来のように、離型を可能
にするためのテーバを隔壁に設ける必要はない。これら
のことから、蓄電池電槽の重量を低減させることができ
るとともに、蓄電池車h’Vの外形・j法を従来のまま
保ちながら、隔室の内容損を拡大し、それによって蓄電
池の性能を向上させることができる。逆に、隔室の内容
積を従来のまま保ちながら、蓄電池電槽の外形寸法を小
さくすることも可能である。
また、この発明によれば、前述したように、「コア倒れ
」が防1ト、されるので、たとえば第15図に示すよう
に、ゲート27を多数設ける必要がなくなり、そのため
、金型構造が簡単になり、かつこのような金型を含む成
形装置を小型化できる。
また、「コア倒れ」の防止により、第16図に示すよう
な成形トラブルが生じなくなる。そのため、成形トラブ
ルによる作業中断のロスがなくなるとともに、製品の歩
留りが向上する。
また、蓄電池電槽の一部を構成する隔壁部材が予め準備
され、それを金型内に挿入してから、蓄電池電槽の残り
の部分についてのみ、熱iI5塑性樹脂が射出成形され
る。したがって、このような射出ステップにおいて射出
される熱可塑性樹脂の童を隔壁部材が占める体積分だけ
少なくすることができるので、射出時間および冷却時間
の短縮を図ることができる。
また、たとえば第12図に示す蓄電池電槽1は、従来、
一体向に射出成形されることによって得られるものであ
るが、その場合、側面壁4,6と隔壁9とが交とする部
分において、「ヒケ」が生じる。これは、隔壁9を形成
するように射出された樹脂が固化するとき、収縮するた
めである。しかしながら、この発明によれば、隔壁の少
なくとも一部が、予め用意されたすなわち予め固化され
た隔壁部材によって形成されるため、「ヒケ」がほとん
どまたはまったく生じない。そのため、蓄電池電槽の外
観が優れたものとなる。
[実施例の説明] 第1図ないし第6図には、この発明の一実施例が示され
ている。この実施例は、第12図に示した蓄電池電槽1
と実質的に同じ形状の蓄電池電槽1aを得ようとするも
のである。したがって、第1図ないし第6図において、
第12図および第15図に示す部分に相当の部分には同
様または類似の参照番号を付し、重複する説明は省略す
る。
第1図ないし第4図において、予め用意される隔壁部材
29が実線で示され、後で射出成形により2次的に形成
される電telaの残部が想像線で示されている。
隔壁部材2つは、この実施例では、第12図に示した隔
壁9に対応する寸法および形状を有している。なお、隔
壁部材は、隔壁9の一部のみを形成するものとして用意
されてもよい。隔壁部材29は、たとえばポリプロピレ
ンのようなオレフィン系樹脂から構成されることが好ま
しい。隔壁部材29を製造するにあたっては、個々に射
出成形することによっても、あるいは、射出成形または
押出成形品からの切出しによってもよく、その方法は問
わない。
次に、これら隔壁部材2つは、第6図に示すような金型
19aの雄型21aが形成するコア23a間に挿入され
る。なお、第6図においては、隣り合うコア23a間の
間隙にテーバが形成されていなくてもよい。
上述のように、隔壁部材2つを隣り合うコア23a間に
挿入してから、第6図に示すように、雌型20a1雄型
21aおよび底板22aが合わされる。なお、このよう
に合わされた金型19a内に形成されるキャビティ26
aの形状は、第1図ないし第4図に示した容器部分7の
外面形状から明らかであろう。
次に、第6図に示した開口24aから、熱可塑性樹脂2
8aが、ホットランナ25aを介して、キャビティ26
a内に射出される。ここで用いる熱可塑性樹脂28aと
しては、前述した隔壁部材29を(1カ成する樹脂と同
種の樹脂、すなわち、ポリプロピレンのようなオレフィ
ン系熱可塑性樹脂であることが好ましい。このように、
金型19aに2次的に射出された熱可塑性樹脂は、既に
金型内に配置されていた隔壁部材29と融合し、互いに
一体化される。
なお、第6図に示した金型19aにおいて、ホットラン
ナ25aからキャビティ26a内に連通ずるゲート27
aは、単に1つだけしか設けられていないことに注「1
すべきである。しかし、従来のように、ゲートを多数設
けることを妨げるものではない。
このようにして得られた蓄電池電槽1aの一部が第5図
に示されている。第5図に示すように、隔壁部材29は
、その周縁部において、電t61aの容器部分7に対し
て、前述した射出成形ステップによって接合されるが、
このような接合の信頼性を高めるために、隔壁部材29
の周縁部を両側から挾むような形状の接合部30が形成
される。
接合部30は、上述した2次的な成形ステップにおいて
、容器部分7と同時に形成されるものである。
第7図および第8図には、この発明の他の実施例が示さ
れている。なお、第7図は、前述した第5図に)■当の
図であり、第8図は、第7図の矢印■方向から見た図で
ある。第7図および第8図において、前述した実施例に
含まれる要素に相当の要素には、同様の参照符号を付し
、重複する説明は省略する。
第7図および第8図に示した実施例では、リブ′31が
、隔壁部材29上に形成されることが特徴である。これ
らリブ31は、隔室8内に挿入される極板(図示せず)
の位置決めを行なう機能を果たすものである。リブ31
は、熱可塑性樹脂を射出するステップにおいて、容器部
分7および接合部30と同時に形成される。なお、そう
ではなく、Jブヨ1が予め形成された隔壁部材2つを用
い、これを金型に挿入してから、上述したような射出ス
テップを実施する方法もあり得る。
第9図および第10図には、それぞれ、この発明のさら
に他の実施例が示されている。これらの図面は、第8図
に対応している。
第9図を参照して、隔壁部材29には、断面丁字状の周
縁部32が形成され、これを取囲むように、接合部30
が、第8図の場合よりも大きい厚み方向・j”法をもっ
て形成される。これによって、隔壁部材2つと容器部分
7との接合の信頼性がさらに高められる。なお、接合部
3oの厚み方向寸法は、最大限、リブ31の突出高さを
越えない範囲まで厚くすることかできる。
第10図の実施例では、接合部30が、隔壁部+429
の周縁部の比較的広い領域を覆うように形成される。こ
のことも、隔壁部材29と容器部分7との接合の餉頼性
をより高める効果がある。
なお、以上述べた各実施例において、隔壁部材29の周
縁部を挾むように接合部30が形成されたが、このよう
な接合部30は、必須のものではない。すなわち、隔壁
部材2つの周縁部の端面のみか容器部分7の内面に接す
るような状態で、隔壁部材つと容器部分7との接合が図
られてもよい。
第11図には、この発明のさらに他の実施例が示されて
いる。ここに示した蓄電池電槽2aは、第13図に示し
た蓄電池電槽2と大質的に同様の寸法および形状を有し
ている。また、第11図は、第1図と同様の手法により
描かれている。
第13図に示した隔壁17を形成するように、隔壁部+
4’ 34が用意される。この隔壁部材34は、前述し
た実施例と同様、金型に挿入され、次いで、この金型に
熱可塑性樹脂が射出される。これによって、容器部分1
5および隔壁18が形成され、隔壁部材34は、これら
容器部分15および隔壁18に接合された状態となる。
この実施例においても、隔壁部材34の周縁部は、容器
部分15の内面から張り出した接合部35によって挾ま
れた状態とされ、接合の信頼性か高められている。
以上、この発明を図示した各実施例に関連して説明した
が、この発明の範囲内において、その他いくつかの変形
例が可能である。
たとえば、隔壁部材は、そのすべてが熱可塑性樹脂から
構成されたが、その少なくとも表面が熱可塑性樹脂から
構成されていればよい。すなわち、隔壁部月は、たとえ
ば、任意の材料からなる芯材を備え、その表面を覆うよ
うに熱riJ塑性樹脂がコーティングされたものを用い
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の実施により得ようとす
る蓄電池電槽1aを示す斜視図である。 第2図は、第1図の線■−■に沿う断面図である。 第3図は、第1図に示した蓄電池電槽1aの上面図であ
る。第4図は、第3図の線TV−IVに沿う断面図であ
る。第5図は、第1図に示した蓄電池電槽1aの一部を
拡大して示す斜視図である。第6図は、第1図に示した
蓄電池7ヒ槽1aを得るための金型19aを示す断面図
である。 第7図は、この発明の他の実施例を実施して得られた蓄
電通電#凸の一部を示す斜視図である。第8図は、第7
図の矢印■方向から見た図である。 第9図および第10図は、それぞれ、この発明のさらに
他の実施例を示し、第8図に相当の図である。 第11図は、この発明のさらに他の実施例の実施により
得ようとする蓄電池電槽2aを示す斜視図である。 第12図は、6つの隔室8が1列に並んだ従来の蓄電池
電槽1を示す斜視図である。第13図は、2列に並んだ
合計6つの隔室16を備える従来の蓄電池電槽2を示す
斜視図である。第14図は、第13図の線XIV−XI
Vに沿う断面図である。第15図は、第12図に示した
蓄電池電槽1を射出成形により得るための金型19を示
す断面図である。第16図は、第15図に相当の図であ
って、この発明か解決しようとする課題としての「コア
倒れ」状態を示す断面図である。 図において、la、2aは蓄電池電槽、3,4゜5.6
,11,12,13.14は側面壁、715は容器部分
、8.16は隔室、9. 17. 18は隔壁、10は
底面壁、19aは金型、20aは雌型、21aは雄型、
23aはコア、29,34は隔壁部材、30.35は接
合部である。 第1図 第り図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 底面壁と複数の側面壁とによって外側の容器部分が形成
    され、前記容器部分を複数の隔室に分割する少なくとも
    1つの隔壁を備える、蓄電池電槽を射出成形により製造
    する方法において、 前記容器部分の外表面に対応する壁面を与える雌型と、
    前記複数の隔室の内表面に対応する壁面をそれぞれ与え
    る複数のコアを形成した雄型とを備える、金型を準備し
    、 前記隔壁の少なくとも一部を形成するものであって、そ
    の少なくとも表面が熱可塑性樹脂から構成された、隔壁
    部材を準備し、 前記隔壁部材を隣り合う前記コア間に挿入してから、前
    記金型に熱可塑性樹脂を射出する、各ステップを備える
    ことを特徴とする、蓄電池電槽の製造方法。
JP63239255A 1988-09-24 1988-09-24 蓄電池電槽の製造方法 Pending JPH0287457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63239255A JPH0287457A (ja) 1988-09-24 1988-09-24 蓄電池電槽の製造方法

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JP63239255A JPH0287457A (ja) 1988-09-24 1988-09-24 蓄電池電槽の製造方法

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JPH0287457A true JPH0287457A (ja) 1990-03-28

Family

ID=17042042

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63239255A Pending JPH0287457A (ja) 1988-09-24 1988-09-24 蓄電池電槽の製造方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH0287457A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209986A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toyota Motor Corp 二次電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209986A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toyota Motor Corp 二次電池

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