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JPH0269188A - l−カルニチンの製造法 - Google Patents

l−カルニチンの製造法

Info

Publication number
JPH0269188A
JPH0269188A JP63218269A JP21826988A JPH0269188A JP H0269188 A JPH0269188 A JP H0269188A JP 63218269 A JP63218269 A JP 63218269A JP 21826988 A JP21826988 A JP 21826988A JP H0269188 A JPH0269188 A JP H0269188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carnitine
medium
microbial
monascus
cultured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63218269A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Nakayama
清 中山
Masayo Miyama
三山 雅代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BIO-LE KK
Nippon Pet Food Co Ltd
Original Assignee
BIO-LE KK
Nippon Pet Food Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BIO-LE KK, Nippon Pet Food Co Ltd filed Critical BIO-LE KK
Priority to JP63218269A priority Critical patent/JPH0269188A/ja
Publication of JPH0269188A publication Critical patent/JPH0269188A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、微生物を培地に培養してt−カルニチンまた
はt−カルニチンに富む微生物菌体をえ、これを処理す
ることによシ、を−カルニチン、またはt−カルニチン
に富む製品を製造する方法に関するものである。
を−カルニチンは脂肪酸のミトコンドリアへの輸送に必
須の物質で、ビタミン13T  とも呼ばれ、心臓疾患
、脂肪血症■ff3 !f1などの医療用に、また栄養
強化に使われる有用な物質である。J従って種々の動物
の飼料用としてもt−カルニチンに富む製品は有用であ
る。
従来の技術 を−カルニチンを製造する方法は種々知られているが、
化学合成化合物を出発原料として使用する方法が大半で
あシ、それ以外に天然物からt−力ルニチンをえる方法
は牛肉からの抽出法、牛乳処理液からの製法(公開特許
公告、昭62−65555号)が知られている程度であ
る。食品、飼料素材である植物性のものにはt−カルニ
チ/はほとんど存在しないことが報告されている(日本
栄養・食料学会誌37巻13〜17頁、1984年)。
生体に対する安全性の面から考えると、生体への使用に
あたっては化学合成化合物を原料とする方法では、製品
の純度、安全性について充分な配慮が必要であシ、日本
では合成品は食品添加物として認められていない。この
点、天然物由来のものが応用上有利であるが、牛肉、牛
乳からの製法は原料が高価である欠点をもつ。
安価な培地に微生物を培養して菌体をえることは比較的
簡単であシ、もし、を−カルニチンに富む微生物菌体が
えられるならば、生体へのt−カルニチンの応用の面で
有利である。しかし、従来微生物の乙−力ルニチン生産
については、ストレプトコッカス・ヘモリチクスC甚■
匹どcoccus hemol ticus )、 ト
ルラ酵母、ビール酵母、ノイロスポラ・クラツサ(Ne
uros oracrassa ) 、  エメリセラ
・カドリリネアタア(Kmericella  uad
rilineata )  でその存在が示されている
のみで、しかもその分析値からみると、培地成分由来の
ものかどうかも明らかでない程度である(フレンケル(
G、Fraθnke1):ビタミンおよびホルモン(V
itamim and Horn−one ”)第15
巻74〜118頁、1957年)。
発明が解決しようとする問題点と問題を解決するだめの
手段 本発明者らは、を−カルニチンの微生物を用いる製造法
について、上記したような従来技術の欠点を克服すべく
、広く微生物のt−力ルニチン生産について研究を進め
た結果、モナヌクス(MOna8Cu8 ”)  属、
アスペルギルス(坦トrgillus ”)属、ペニシ
リウム(Penicillium )属、リゾーブヌ(
Rh1zopus )  属に属する微生物が菌体中に
t−カルニチンを高濃度に生産することをみいだして、
この発見に基いて本発明?完成するに至った。
作用 発明に使用する微生物は、モナスクス属、アスペルギル
ス属、ペニシリウム属、およびリゾープス属の何れかの
属に属する微生物菌株であシ、その代表的列としては、
モナヌクス・アン4033、 アスペルギルス・オリゼ
ー(Aspsr歳−ペニシリウム・カマンベルチー(P
enicilliumcamemberti )工F’
05855、ペニシリウ4.クリンゲヌム(Penic
ilium chrysogenum ) aTcc9
480 、  リゾープス・オリゼー(Rh1zopu
soryzaθ)工F05414などがあげられる。こ
れらの菌のほとX7どが醸造食品、酪農製品の製造に永
く応用されてきた実績のある菌である。
本発明においてこれらの微生物を培養する方法には、普
通微生物応用の分野の人が常識とする方法によればよい
。培地としては微生物の利用する炭X源(グルコース、
シュクロース、でん粉、糖蜜、有機酸など)、窒素源(
硫安、塩安のようなアンモニウム塩、尿素など)の他に
リン酸塩、カリウム塩、マグネシウム塩、その他微量の
無機元素、菌株の必要に応じてビタミン、アミノ酸、塩
基などの微量栄養素をふくむ培地を使用する。これらの
培地成分は、酵母エキス、麦芽エキス、ペプトンのよう
な複雑な天然物から供給される場合もある。培養の温度
、pHは、使用する微生物の生育しうる温度、pHであ
れば如何なる温度、pHでも行いうるが、一般に20〜
35℃が望ましく、pHは4〜9が望ましい。
以下実施夕1について説明する。
実施例 実施例1〜7 グルコース1係、ペプトン0.5%、酵母エキス0.3
%、麦芽エキス13憾の組成の培地(pH10)を50
−づつ300mjの三角フラスコに分注して、115℃
、20分加圧滅菌したものに第1表に示した微生物を接
種して、26℃で十 毎分220回転で一日間振とう培養した。菌体を炉別し
て、乾燥し、石英砂を加えて乳針で破砕し、戸別して、
を−カルニチン含有液をえたー。
このものについて除蛋白、カラム分画後、酵素法により
t−カルニチンの定量を行った。各微生物菌株について
、フラスコ1本からえた菌体の乾燥(105℃、4時間
)重量、を−カルニチン量、菌体12あたりのL−カル
ニチン量は第1表に示す如くであった。
これらのt−力ルニチン量は、使用した原料中のt−力
ルニチン量(フラスコ1本あたり約4775’)i上ま
わり、特にモナヌクス・アンカ、アスペルギルス・オリ
ゼー ペニシリウム・カマンベルチーで生成層が多かっ
た。
発明の効果 本発明は、上述したように、食品、飼料、飼料用に用い
うる有用な天然物由来の安価なt−カルニチン、もしく
はt−カルニチン含有製品の製造法?提供するものであ
る。
特許出願人 パイオール株式会社 代表者  中 山   清 日本ベットフード株式会社 代表者  大 津  裕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. モナスクス(¥Monascus¥)属、アスペルギル
    ス(¥Aspergillus¥)属、ペニシリウム(
    ¥Penicillium¥)属、リゾープス(¥Rh
    izopus¥)属の何れかに属する微生物を培地に培
    養して、l−カルニチン含有菌体を収得し、該菌体を処
    理してl−カルニチン、またはl−カルニチンに富む製
    品をえることを特徴とするl−カルニチン、またはl−
    カルニチンに富む製品の製造法。
JP63218269A 1988-09-02 1988-09-02 l−カルニチンの製造法 Pending JPH0269188A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63218269A JPH0269188A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 l−カルニチンの製造法

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JP63218269A JPH0269188A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 l−カルニチンの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0269188A true JPH0269188A (ja) 1990-03-08

Family

ID=16717223

Family Applications (1)

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JP63218269A Pending JPH0269188A (ja) 1988-09-02 1988-09-02 l−カルニチンの製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9072407B2 (en) 2007-08-10 2015-07-07 Koninklijke Philips N.V. Machine for preparing beverages, in particular coffee, with limescale-prevention systems and relative method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9072407B2 (en) 2007-08-10 2015-07-07 Koninklijke Philips N.V. Machine for preparing beverages, in particular coffee, with limescale-prevention systems and relative method

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