JPH0268027A

JPH0268027A - 内視鏡診断用ｘ線テレビジョン装置

Info

Publication number: JPH0268027A
Application number: JP63221017A
Authority: JP
Inventors: Hidenari Shiraki; 白木　英成; Fumio Murakami; 村上　文男; Akira Okubo; 彰大久保
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1988-09-02
Filing date: 1988-09-02
Publication date: 1990-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン装置に関し、
特に、診断時の操作性１診断精度及び効率を向上するこ
とができる技術に関するものである。

〔従来技術〕

従来の内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン装置は、第４図に
示すように、被検体２１に内視鏡２２を装着し、その内
視鏡２２によるａｍ像をテレビカメラ２３で撮像してデ
ィスプレイ２４に表示し、一方、被検体２１に内視鏡２
２を装着した部分を、Ｘ線テレビジミン装置２５でＸ線
透視像を撮像してディスプレイ２６に表示するようにな
っている。

すなわち、この映像システムは、二つのテレビカメラを
それぞれ専用のディスプレイ上に画像を表示し、これを
交互に観察して、内視鏡像の診断と、Ｘ線透視による内
視鏡先端部の位置確認を行っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記従来の方法では、ある時点での診断
行為しか行えず、事後の記録が同時相で行い運いため、
次のような問題があった。

（１）二つの異なったディスプレイ上の画像を見比べ乍
ら操作を行うため、操作者の疲労が大きい。

（２）術中に全ての診断を行わなければ、後刻に。

内視鏡像がどこの像であるかの判定が正確に判りにくい
。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、内視鏡像とＸ線透視像を同時に一個の
ディスプレイ上に主画像、副画像として表示又は記録さ
せ、主にｍｓしたい像（主画像）と副次的に見たい像（
副画像）を相互に見易い大きさと位置に配置することが
できる技術を提供することにある。

本発明の他の目的は、操作性９画像診断の精度及び効率
を向上することができる技術を提供することにある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔課題を解決するための手段〕

前述の目的を達成するために、本発明は、内視鏡に接続
された内視鏡テレビカメラと、前記内視鏡の先端部の体
内位置を確認するためのＸ線テレビジョン装置と、前記
内視鏡テレビカメラ及びＸ線テレビジョン装置からのそ
れぞれの出力画像を同時に一個のディスプレイ又は記録
媒体上に主画像、副画像として表示又は記録する手段を
備えたことを最も主要な特徴とする。

また、前記主画像はディスプレイ画面一杯に映し、副画
像はコーナー部の何れかに小さく映し出す手段を備えた
ことを特徴とする。

また、前記主画像と副画像の入れ替え、それぞれの単独
画像表示、副画像表示領域位置の移動、副画像の拡大縮
小などの画像制御手段を備えたことを特徴とする。

〔作用〕

前述の手段によれば、二つのテレビジョンカメラよりの
映像信号をそれぞれディジタル化し、メモリ領域で主画
像中の指定された場所に副画像をはめ込み、このはめこ
み像のアナログ変換を行うことにより、内視鏡像とＸ線
透視像を同時に一個のディスプレイ又は記録媒体上に主
画像、副画像として表示又は記録させ、主にａｍしたい
像（主画像）と副次的に見たい像（副画像）を相互に見
易い大きさと位置に配置することができる。これにより
、操作者の疲労を低減することができる。

また、前記主画像と副画像の入れ替え、それぞれの単独
表示、副画像位置の移動、副画像の拡大縮小などの画像
処理手段を備えたので、主画像と副画像の選択、主画像
中の副画像位置変換、副画像の拡大縮小機能などは、Ｃ
ＰＵユニットからなる画像処理手段のソフトプログラム
又はインターフェースのハード処理で行うことができる
。

これらにより、操作性９画像診断の精度及び効率を向上
することができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は
省略する。

第１図は、本発明の一実施例の内視鏡診断用Ｘ線テレビ
ジョン装置の概略構成を説明するためのブロック図であ
る。

第１図において、１は内視鏡テレビカメラであり、被検
体に装着された内視鏡により観察される内視鏡像を撮像
するためのものである。２はＸ線テレビカメラであり、
被検体に装着された内視鏡の先端部の体内位置を確認す
るためのＸ線透視像を撮像するものである。３はアナロ
グ・ディジタル（Ａ／Ｄ）変換器、４Ａ、４Ｂは主画像
用フレームメモリである。主画像用フレームメモリ４Ａ
は、内視鏡テレビカメラエからのテレビ画像の全視野を
そのまま記憶するためのものであり、主画像用フレーム
メモリ４Ｂは、Ｘ線テレビカメラ２からのテレビ画像の
全視野をそのまま記憶するためのものである。

５Ａ、５Ｂは副画像用フレームメモリであり、副画像用
フレームメモリ５Ａは、内視鏡テレビカメラ１からのテ
レビ画像の全視野を縮少して記憶するためのものであり
、副画像用フレームメモリ５Ｂは、Ｘ線テレビカメラ２
からのテレビ画像の全視野を縮少して記憶するためのも
のである。

６はディジタル・アナログ（Ｄ／Ａ）変換器であり、７
は切替スイッチである。切替スイッチ７は、主画像用フ
レームメモリ４Ａ、４Ｂ、副画像用フレームメモリ５Ａ
、５Ｂのうちどのメモリから画像データを読み出すかを
選択するためのものである。

８はディスプレイ回路であり、内視鏡テレビカメラ１か
らのテレビ画像とＸ線テレビカメラ２からのテレビ画像
とを同時に１個のディスプレイ上に、主画像、副画像と
して表示画像を作成するためのものである。

９はコンピュータからなる画像制御装置であり、画像処
理及び前記各部の制御を行うためのものである。１０は
カラーディスプレイであり、１１は操作卓等に設けられ
ている入力装置である。

次に、本実施例の内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン装置の
動作を説明する。

第１図において、内視鏡テレビカメラ１および）ｌテレ
ビカメラ２で撮像された映像信号は、それぞれ増幅され
、Ａ／Ｄ変換器３でディジタル信号に変換された後、主
画像用フレームメモリ４Ａ。

４Ｂ及び副画像用フレームメモリ５Ａ、５Ｂにリアルタ
イムで一フレーム単位で記憶される。この時、主画像用
フレームメモリ４Ａには、内視鏡テレビカメラ１からの
テレビ画像の全視野がそのまま記憶され、主画像用フレ
ームメモリ４Ｂには、Ｘ線テレビカメラ２からのテレビ
画像の全視野がそのまま記憶される。また、副画像用フ
レームメモリ５Ａには、内視鏡テレビカメラ１からのテ
レビ画像の全視野が縮少して記憶され、副画像用フレー
ムメモリ５Ｂには、Ｘ線テレビカメラ２からのテレビ画
像の全視野が縮少して記憶される。

前記各フレームメモリ４Ａ、４Ｂ、５Ａ、５Ｂのそれぞ
れの入出力制御、主画像用フレームメモリ４Ａ、４Ｂの
画像に副画像用フレームメモリ５Ａ、５Ｂの画像をはめ
込む制御、切替スイッチ７の切替制御及び画像縮少処理
は、画像制御装置９によって行われる。前記主画像用フ
レームメモリ４Ａの画像に副画像用フレームメモリ５Ｂ
の画像をはめ込む制御は、主画像用フレームメモリ４Ａ
及び副画像用フレームメモリ５Ｂのそれぞれのアドレス
を指定して読み出し、又主画像用フレームメモリ４Ｂの
画像に副画像用フレームメモリ５Ａの画像をはめ込む制
御は、主画像用フレームメモＩＪ　４　Ｂ及び副画像用
フレームメモリ５Ａのそれぞれのアドレスを指定して読
み出し、切替スイッチ７及びＤ／Ａ変換器６を通してデ
ィスプレイ回路８に入力し、ディスプレイ回路８のメモ
リ上で内視鏡テレビカメラ１からのテレビ画像とＸ線テ
レビカメラ２からのテレビ画像とを同時に１個のディス
（表示用はめ込み画像）プレイ上に主画像。

副画像として表示用合成画像を作成する。この表示用は
め込み画像は、カラーディスプレイ１０に表示される。

一般に、内視鏡像はカラーテレビ信号であり、Ｘ線像は
白黒テレビ信号であるが、両信号共に同期信号を合成し
たコンポジット信号で処理することを基本とするが、同
期信号を映像信号と分離した映像信号でも扱うことがで
きる。

第２図は、第１図に示す内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン
装置により得られるディスプレイ表示画像の一例を示す
。

第２図の（、）において、主画像表示領域Ｓ１に内視鏡
像（カラー表示）Ａが表示され、副画像表示領域Ｓ２に
Ｘ線透視像Ｂがはめ込まれて表示される。

また、第２図の（ｂ）に示すように、第１図に示す画像
制御装置９からの制御信号により、ディスプレイ回路８
を通してカラーディスプレイ１０上の主副画像の入れ替
えを行うことができる。

また、主画像表示領域Ｓ１の中での副画像表示領域Ｓ２
の位置を移動する例を第３図を用いて説明する。

第３図において、主画像表示領域Ｓ１中のはめ込む副画
像表示領域Ｓ２の位置は、画像制御装置９からの移動ア
ドレス信号を切替えることによって移動することができ
る。前記移動アドレス信号は、あらかじめ設定しておく
ことができる。

また、主副画像を単独で表示したい時、副画像の拡大縮
小機能などは、ＣＰｔＪユニットからなる画像制御装置
（画像処理手段）９の従来から知られている公知のソフ
トプログラム又はインターフェースのハード処理で行う
ことができる。

また、ディスプレイ回路８の出力画像を記録しておきた
い時は、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）、磁気ディス
ク、イメージングカメラ、ビデオプリンタ等の記録装置
を接続して記録すればよい。

また、前記各処理制御の指示設定の入力は、入力装置１
１によって行う。

以上の説明かられかるように、本実施例によれば、次の
ような効果を得ることができる。

（１）同時相に確認しなければならない二つのテレビ画
像が一つのカラーディスプレイ１０上で観察できるので
、操作性２画像診断精度及び効率を向上することができ
る。

（２）リモートコントロールによりワンタッチで主副画
像の入れ替えや主画像表示領域Ｓ１内で主画像Ａの邪魔
にならない位置へ副画像表示領域Ｓ２を移動することが
できる。

（３）内視鏡検査後でもＶＴＲ等に記載されたはめ込み
像を観察することにより、正確な診断を行うことができ
る。

（４）本発明は、テレビジョン装置の方式の違い、例え
ば、白黒とカラー、走査線数やアスペクト比の相違等と
は関係な〈実施することができる。

以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、内視鏡像とＸ
線透視像を同時に一個のディスプレイ又は記録媒体上に
主画像、副画像として表示又は記録させ、主に観察した
い像（主画像）と副次的に見たい像（副画像）を相互に
見易い大きさと位置に配置することができる。これによ
り、操作者の疲労を低減することができ、かつ内視鏡像
とＸ線透視像の合成映像信号を記録装置に、連続又はス
チル像として記録することができる。

また、主画像と副画像の選択、主画像中の副画像位置変
換、副画像の拡大縮小処理などは、ｃｐＵユニットから
なる画像処理手段により行うことができる。

これらにより、操作性２画像診断の精度及び効率を向上
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は５本発明の一実施例の内視鏡診断用Ｘ線テレビ
ジョン装置の概略構成を説明するためのブロック図、第２図は、第１図に示す内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン
装置により得られるディスプレイ表示画像の一例を示す
図、第３図は、第１図に示す内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン
装置において、主画像表示領域の中での副画像表示領域
の位置を移動する例を説明するための図、第４図は、従来の内視鏡診断用Ｘ線テレビジョン装置の
問題点を説明するための図である。図中、１・・・内視鏡テレビカメラ、２・・・Ｘ線テレ
ビカメラ、３・・・アナログ・ディジタル（Ａ／Ｄ）変
換器、４Ａ、４Ｂ・・・主画像用フレームメモリ、５Ａ
、５Ｂ・・・副画像用フレームメモリ、６・・・ディジ
タル・アナログ（Ｄ／Ａ）変換器、７・・・切替スイッ
チ、８・・・ディスプレイ回路、９・・・画像制御装置
、１０・・・カラーディスプレイ、１１・・・入力装置
。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内視鏡に接続された内視鏡テレビカメラと、前記
内視鏡の先端部の体内位置を確認するためのＸ線テレビ
ジョン装置と、前記内視鏡テレビカメラ及びＸ線テレビ
ジョン装置からのそれぞれの出力画像を同時に一個のデ
ィスプレイ又は記録媒体上に主画像、副画像として表示
又は記録する手段を備えたことを特徴とする内視鏡診断
用Ｘ線テレビジョン装置。
（２）前記主画像はディスプレイ画面一杯に映し、副画
像はコーナー部の何れかに小さく映し出す手段を備えた
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の内視鏡
診断用Ｘ線テレビジョン装置。
（３）前記主画像と副画像の入れ替え、それぞれの単独
画像表示、副画像表示領域位置の移動、副画像の拡大縮
小などの画像制御手段を備えたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項又は第２項に記載の内視鏡診断用Ｘ線テ
レビジョン装置。