JPH025658Y2 - - Google Patents
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- JPH025658Y2 JPH025658Y2 JP18834483U JP18834483U JPH025658Y2 JP H025658 Y2 JPH025658 Y2 JP H025658Y2 JP 18834483 U JP18834483 U JP 18834483U JP 18834483 U JP18834483 U JP 18834483U JP H025658 Y2 JPH025658 Y2 JP H025658Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- motor case
- brake mechanism
- encoder
- rotor
- Prior art date
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 19
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はワークを空間移動させるアーム及び弁
開閉時等の作業を行うハンドを具備したマニピユ
レータ、関節形クレーン、各種ロボツト等の駆動
に用いられるモータユニツトに関する。
開閉時等の作業を行うハンドを具備したマニピユ
レータ、関節形クレーン、各種ロボツト等の駆動
に用いられるモータユニツトに関する。
一般にたとえば前記のマニピユレータを駆動す
るには小形のモータユニツトが用いられる。この
モータユニツトはモータ、ブレーキ機構、減速
機、エンコーダをユニツト化したものである。そ
して、従来のこの種モータユニツトは第1図に示
す如く構成されていた。
るには小形のモータユニツトが用いられる。この
モータユニツトはモータ、ブレーキ機構、減速
機、エンコーダをユニツト化したものである。そ
して、従来のこの種モータユニツトは第1図に示
す如く構成されていた。
すなわち、図中5はモータケースであつて、こ
のモータケース5内の一端部にはモータ2が設け
られている。またこのモータ2の一端側には減速
機1が取付けられ、この減速機1の入力軸6には
上記モータ2のロータ2bが取付けられ、またこ
のモータ2のステータ2aは上記のモータケース
5に取付けられている。また、上記モータケース
5内の他端部側にはブレーキ機構3およびエンコ
ーダ4が収容されている。そして、これらブレー
キ機構3およびエンコーダ4は歯軸7,8,9を
介して上記の入力軸6に連結されている。なお、
10は出力軸である。
のモータケース5内の一端部にはモータ2が設け
られている。またこのモータ2の一端側には減速
機1が取付けられ、この減速機1の入力軸6には
上記モータ2のロータ2bが取付けられ、またこ
のモータ2のステータ2aは上記のモータケース
5に取付けられている。また、上記モータケース
5内の他端部側にはブレーキ機構3およびエンコ
ーダ4が収容されている。そして、これらブレー
キ機構3およびエンコーダ4は歯軸7,8,9を
介して上記の入力軸6に連結されている。なお、
10は出力軸である。
ところで、このようなものはその作動に伴つて
モータ2およびブレーキ機構3が発熱する。そし
て、これらモータ2およびブレーキ機構3の近傍
には電子部品を備えたエンコーダ4が配置されて
いるため、このエンコーダ4の温度が上昇して性
能が劣化し、あるいは故障を招く等の不具合があ
つた。このような不具合を解消するにはモータケ
ース5内に冷却機構を内蔵したり、モータケース
5に冷却フイン等を設けることが考えられるが、
このようにするとこのモータユニツトが大型化す
る不具合を生じる。また、このものは、出力軸1
0とエンコーダ4とは歯車7,8および減速機1
内の減速歯車を介して連結されていることにな
る。このため、これら歯車のバツクラツシユ等に
よつて出力軸10の回転角をこのエンコーダ4が
検出する際に誤差を生じる等の不具合があつた。
モータ2およびブレーキ機構3が発熱する。そし
て、これらモータ2およびブレーキ機構3の近傍
には電子部品を備えたエンコーダ4が配置されて
いるため、このエンコーダ4の温度が上昇して性
能が劣化し、あるいは故障を招く等の不具合があ
つた。このような不具合を解消するにはモータケ
ース5内に冷却機構を内蔵したり、モータケース
5に冷却フイン等を設けることが考えられるが、
このようにするとこのモータユニツトが大型化す
る不具合を生じる。また、このものは、出力軸1
0とエンコーダ4とは歯車7,8および減速機1
内の減速歯車を介して連結されていることにな
る。このため、これら歯車のバツクラツシユ等に
よつて出力軸10の回転角をこのエンコーダ4が
検出する際に誤差を生じる等の不具合があつた。
本考案は以上の事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは冷却が良好でエンコ
ーダの温度が上昇することがなく、また小型化す
ることができ、さらに出力軸の回転角の検出を正
確におこなうことができるとともに最大の発熱源
であるモータの冷却を効率的におこなうことので
きるモータユニツトを提供することにある。
で、その目的とするところは冷却が良好でエンコ
ーダの温度が上昇することがなく、また小型化す
ることができ、さらに出力軸の回転角の検出を正
確におこなうことができるとともに最大の発熱源
であるモータの冷却を効率的におこなうことので
きるモータユニツトを提供することにある。
すなわち本考案は、モータケースと、このモー
タケース内に収容されたロータとこのモータケー
スに取付けられたステータとからなるモータと、
このモータの軸方向一方側に設けられ、かつ、モ
ータのロータと同軸上に配置したロータとこのモ
ータケースに取付けられたステータとからなるブ
レーキ機構と、このブレーキ機構の軸方向一方側
に設けられ、かつ、モータのロータと同軸上に配
置した軸貫通形の内公転歯車形減速機と、この内
公転歯車形減速機の出力軸にテーパリングを介し
て取付けられた軸貫通形エンコーダと、上記モー
タケースの上記モータが収容されている部分の外
面に熱伝導板を介して取付けられたヒートパイプ
とを具備したものである。したがつて最大の発熱
源であるモータで発生した熱は熱伝導板およびヒ
ートパイプを介して除去され、効果的に冷却がな
される。また、このものはモータケース内に冷却
機構を内蔵させる必要がないのでモータユニツト
の小形化を図ることができる。また、発熱源たる
モータおよびブレーキ機構と軸貫通形エンコーダ
とが離れて配置されているとともにこの軸貫通形
エンコーダとモータ等の間には内公転歯車形減速
機が介在されているのでモータ等からの熱が軸貫
通形エンコーダまで伝わることがなく、この軸貫
通形エンコーダの温度上昇は防止される。またこ
のものは内公転歯車形減速機の出力軸の回転角を
軸貫通形エンコーダで直接検出するので歯車のバ
ツクラツシユ等の影響はなく、正確な検出をおこ
なうことができるものである。
タケース内に収容されたロータとこのモータケー
スに取付けられたステータとからなるモータと、
このモータの軸方向一方側に設けられ、かつ、モ
ータのロータと同軸上に配置したロータとこのモ
ータケースに取付けられたステータとからなるブ
レーキ機構と、このブレーキ機構の軸方向一方側
に設けられ、かつ、モータのロータと同軸上に配
置した軸貫通形の内公転歯車形減速機と、この内
公転歯車形減速機の出力軸にテーパリングを介し
て取付けられた軸貫通形エンコーダと、上記モー
タケースの上記モータが収容されている部分の外
面に熱伝導板を介して取付けられたヒートパイプ
とを具備したものである。したがつて最大の発熱
源であるモータで発生した熱は熱伝導板およびヒ
ートパイプを介して除去され、効果的に冷却がな
される。また、このものはモータケース内に冷却
機構を内蔵させる必要がないのでモータユニツト
の小形化を図ることができる。また、発熱源たる
モータおよびブレーキ機構と軸貫通形エンコーダ
とが離れて配置されているとともにこの軸貫通形
エンコーダとモータ等の間には内公転歯車形減速
機が介在されているのでモータ等からの熱が軸貫
通形エンコーダまで伝わることがなく、この軸貫
通形エンコーダの温度上昇は防止される。またこ
のものは内公転歯車形減速機の出力軸の回転角を
軸貫通形エンコーダで直接検出するので歯車のバ
ツクラツシユ等の影響はなく、正確な検出をおこ
なうことができるものである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第2図ないし第5図は本考案の第1実施例を
示す。すなわち、図中101はモータケースであ
る。そして、このモータケース101内の端部に
はモータ102が収容されている。このモータ1
02は軸方向空隙形のものであつて、上記モータ
ケース101の端壁に取付けられたステータコイ
ル102aと、永久磁石ロータ102bとから構
成されている。そして、このモータ102の軸方
向一方側すなわち第3図中の左方にはブレーキ機
構103が設けられている。このブレーキ機構1
03はモータケース101に取付けられたステー
タ103aとロータ103bとから構成されてい
る。さらに、このブレーキ機構103の軸方向一
方側には内公転歯車形減速機107が設けられて
いる。そして、この内公転歯車形減速機107の
入力軸106には前記のモータ102のロータ1
02bおよびブレーキ機構103のロータ103
が取付けられている。また、この入力軸106は
ラジアルベアリング104およびスラストベアリ
ング105によつてモータケース101に支承さ
れており、モータ102のステータ102aとロ
ータ102bの吸着力によつて生じる軸方向の荷
重をこのスラストベアリング105で受けるよう
に構成されている。また、上記内公転歯車形減速
機107からは入力軸106と反対の方向に出力
軸108が入力軸106と同軸上に突設されてい
る。そして、この出力軸108を囲んでこれと同
心に軸貫通形エンコーダ109が設けられ、この
出力軸108の回転角を検出するように構成され
ている。その取付方法は、第4図、第5図に示す
如く軸貫通形エンコーダ109に内設されて、そ
の内周側端部にテーパ形状を持つ回転子117
と、それに相嵌合する様、外周側に同じくテーパ
形状をもつ2分割されたテーパリング110とが
ボルト111で締付けられることによるクサビの
効果によつて出力軸108の回転を伝達するため
の結合力を発生させるようにしたもので、テーパ
リング110を2分割することで、小さなボルト
締付力でもより効果的な結合力が得られると共
に、出力軸108に対してテーパリング110を
側方から着脱することを可能にしている。又、こ
の軸貫通形エンコーダ109の出力軸108側端
部と、回転子117との間は外部との防水、防塵
のためにリツプシール112によつてシールがな
されている。
る。第2図ないし第5図は本考案の第1実施例を
示す。すなわち、図中101はモータケースであ
る。そして、このモータケース101内の端部に
はモータ102が収容されている。このモータ1
02は軸方向空隙形のものであつて、上記モータ
ケース101の端壁に取付けられたステータコイ
ル102aと、永久磁石ロータ102bとから構
成されている。そして、このモータ102の軸方
向一方側すなわち第3図中の左方にはブレーキ機
構103が設けられている。このブレーキ機構1
03はモータケース101に取付けられたステー
タ103aとロータ103bとから構成されてい
る。さらに、このブレーキ機構103の軸方向一
方側には内公転歯車形減速機107が設けられて
いる。そして、この内公転歯車形減速機107の
入力軸106には前記のモータ102のロータ1
02bおよびブレーキ機構103のロータ103
が取付けられている。また、この入力軸106は
ラジアルベアリング104およびスラストベアリ
ング105によつてモータケース101に支承さ
れており、モータ102のステータ102aとロ
ータ102bの吸着力によつて生じる軸方向の荷
重をこのスラストベアリング105で受けるよう
に構成されている。また、上記内公転歯車形減速
機107からは入力軸106と反対の方向に出力
軸108が入力軸106と同軸上に突設されてい
る。そして、この出力軸108を囲んでこれと同
心に軸貫通形エンコーダ109が設けられ、この
出力軸108の回転角を検出するように構成され
ている。その取付方法は、第4図、第5図に示す
如く軸貫通形エンコーダ109に内設されて、そ
の内周側端部にテーパ形状を持つ回転子117
と、それに相嵌合する様、外周側に同じくテーパ
形状をもつ2分割されたテーパリング110とが
ボルト111で締付けられることによるクサビの
効果によつて出力軸108の回転を伝達するため
の結合力を発生させるようにしたもので、テーパ
リング110を2分割することで、小さなボルト
締付力でもより効果的な結合力が得られると共
に、出力軸108に対してテーパリング110を
側方から着脱することを可能にしている。又、こ
の軸貫通形エンコーダ109の出力軸108側端
部と、回転子117との間は外部との防水、防塵
のためにリツプシール112によつてシールがな
されている。
なお、Oリング113は、回転子117の内周
に加工された溝内に配設され、出力軸108との
間の防水、防塵のためのシールを行なう。
に加工された溝内に配設され、出力軸108との
間の防水、防塵のためのシールを行なう。
また、上記モータケース101の端部すなわち
モータ102、ブレーキ機構103の収容されて
いる端部の外面には熱伝導板115a、115b
が密着されている。そして、これら熱伝導板11
5a,115b間にはヒートパイプ116……の
一端部が挾み込まれている。そして、これらヒー
トパイプ116の他端部には多数のフイン120
……が取付けられている。なお、121はこれら
フイン120……に送風して冷却をなす送風機で
ある。
モータ102、ブレーキ機構103の収容されて
いる端部の外面には熱伝導板115a、115b
が密着されている。そして、これら熱伝導板11
5a,115b間にはヒートパイプ116……の
一端部が挾み込まれている。そして、これらヒー
トパイプ116の他端部には多数のフイン120
……が取付けられている。なお、121はこれら
フイン120……に送風して冷却をなす送風機で
ある。
以上の如く構成された本考案の第1実施例はそ
の作動によつてモータ102およびブレーキ機構
103から発熱する。しかし、これらモータ10
2,ブレーキ機構103と軸貫通形エンコーダ1
09とは離れて配置されており、しかもこの間に
は内公転歯車形減速機107が介在しているので
モータ102等からの熱が軸貫通形エンコーダ1
09まで伝わることはなく、その温度上昇が防止
される。また、このものはモータケース101の
端部にモータ102とブレーキ機構103とがま
とまつて配置されているので、これらからの熱は
熱伝導板115a,115bおよびヒートパイプ
116……を介してフイン120……まで搬送さ
れ、効率的に冷却がなされる。また、このものは
モータ102は永久磁石ロータ102bを備えて
おり発熱するのはステータコイル102a側であ
る。そして、このステータコイル102aはモー
タケース101の端壁に取付けられ、しかもこの
端壁の外面には熱伝導板115a,115bが密
着されているので、最大の発熱源であるこのステ
ータコイル102aの冷却が良好におこなわれ
る。
の作動によつてモータ102およびブレーキ機構
103から発熱する。しかし、これらモータ10
2,ブレーキ機構103と軸貫通形エンコーダ1
09とは離れて配置されており、しかもこの間に
は内公転歯車形減速機107が介在しているので
モータ102等からの熱が軸貫通形エンコーダ1
09まで伝わることはなく、その温度上昇が防止
される。また、このものはモータケース101の
端部にモータ102とブレーキ機構103とがま
とまつて配置されているので、これらからの熱は
熱伝導板115a,115bおよびヒートパイプ
116……を介してフイン120……まで搬送さ
れ、効率的に冷却がなされる。また、このものは
モータ102は永久磁石ロータ102bを備えて
おり発熱するのはステータコイル102a側であ
る。そして、このステータコイル102aはモー
タケース101の端壁に取付けられ、しかもこの
端壁の外面には熱伝導板115a,115bが密
着されているので、最大の発熱源であるこのステ
ータコイル102aの冷却が良好におこなわれ
る。
なお、本考案は上記の第1実施例には限定され
ない。たとえば第6図には本考案の第2実施例を
示す。この第2実施例は複数のモータユニツトを
まとめて一箇所に配置する場合のものである。す
なわち、図中130は共通熱伝導板であつて、こ
の共通熱伝導板130に複数のモータケース10
1……がそれぞれ取付けられている。そして、こ
の共通熱伝導板130には複数のヒートパイプ1
31……の一端部が埋込まれ、またこれらヒート
パイプ131……の他端部にはフイン132……
が取付けられている。なお、133は送風機であ
る。この第2実施例のものは各モータケース10
1……内のモータ等の熱を熱伝導によつて共通熱
伝導板130に伝え、さらにヒートパイプ131
……によつてフイン132……まで搬送して冷却
するものである。
ない。たとえば第6図には本考案の第2実施例を
示す。この第2実施例は複数のモータユニツトを
まとめて一箇所に配置する場合のものである。す
なわち、図中130は共通熱伝導板であつて、こ
の共通熱伝導板130に複数のモータケース10
1……がそれぞれ取付けられている。そして、こ
の共通熱伝導板130には複数のヒートパイプ1
31……の一端部が埋込まれ、またこれらヒート
パイプ131……の他端部にはフイン132……
が取付けられている。なお、133は送風機であ
る。この第2実施例のものは各モータケース10
1……内のモータ等の熱を熱伝導によつて共通熱
伝導板130に伝え、さらにヒートパイプ131
……によつてフイン132……まで搬送して冷却
するものである。
上述の如く本考案は、モータケースと、このモ
ータケース内に収容されたロータとこのモータケ
ースに取付けられたステータとからなるモータ
と、このモータの軸方向一方側に設けられ、か
つ、モータのロータと同軸上に配置したロータと
このモータケースに取付けられたステータとから
なるブレーキ機構と、このブレーキ機構の軸方向
一方側に設けられ、かつ、モータのロータと同軸
上に配置した軸貫通形の内公転歯車形減速機と、
この内公転歯車形減速機の出力軸にテーパリング
を介して取付けられた軸貫通形エンコーダと、上
記モータケースの上記モータが収容されている部
分の外面に熱伝導板を介して取付けられたヒート
パイプとを具備したものである。したがつて最大
の発熱源であるモータで発生した熱は熱伝導板お
よびヒートパイプを介して除去され、効果的に冷
却がなされる。また、このものはモータケース内
に冷却機構を内蔵させる必要がないのでモータユ
ニツトの小型化を図ることができる。また、発熱
源たるモータおよびブレーキ機構と軸貫通形エン
コーダとが離れて配置されているとともにこの軸
貫通形エンコーダとモータ等の間には内公転歯車
形減速機が介在されているのでモータ等からの熱
が軸貫通形エンコーダまで伝わることがなく、こ
の軸貫通形エンコーダの温度上昇は防止される。
またこのものは内公転歯車形減速機の出力軸の回
転角を軸貫通形エンコーダで直接検出するので歯
車のバツクラツシユ等の影響はなく、正確な検出
をおこなうことができる等その効果は大である。
ータケース内に収容されたロータとこのモータケ
ースに取付けられたステータとからなるモータ
と、このモータの軸方向一方側に設けられ、か
つ、モータのロータと同軸上に配置したロータと
このモータケースに取付けられたステータとから
なるブレーキ機構と、このブレーキ機構の軸方向
一方側に設けられ、かつ、モータのロータと同軸
上に配置した軸貫通形の内公転歯車形減速機と、
この内公転歯車形減速機の出力軸にテーパリング
を介して取付けられた軸貫通形エンコーダと、上
記モータケースの上記モータが収容されている部
分の外面に熱伝導板を介して取付けられたヒート
パイプとを具備したものである。したがつて最大
の発熱源であるモータで発生した熱は熱伝導板お
よびヒートパイプを介して除去され、効果的に冷
却がなされる。また、このものはモータケース内
に冷却機構を内蔵させる必要がないのでモータユ
ニツトの小型化を図ることができる。また、発熱
源たるモータおよびブレーキ機構と軸貫通形エン
コーダとが離れて配置されているとともにこの軸
貫通形エンコーダとモータ等の間には内公転歯車
形減速機が介在されているのでモータ等からの熱
が軸貫通形エンコーダまで伝わることがなく、こ
の軸貫通形エンコーダの温度上昇は防止される。
またこのものは内公転歯車形減速機の出力軸の回
転角を軸貫通形エンコーダで直接検出するので歯
車のバツクラツシユ等の影響はなく、正確な検出
をおこなうことができる等その効果は大である。
第1図は従来例の縦断面図である。第2図ない
し第5図は本考案の第1実施例を示す、第2図は
全体の斜視図、第3図は縦断面図、第4図はテー
パリング部分を拡大して示す縦断面図、第5図は
第4図の−矢視図である。第6図は本考案の
第2実施例の斜視図である。 101……モータケース、102……モータ、
103……ブレーキ機構、106……入力軸、1
07……内公転歯車形減速機、108……出力
軸、109……軸貫通形エンコーダ、110……
テーパリング、115a,115b……熱伝導
板、116……ヒートパイプ、117……回転
子、120……フイン。
し第5図は本考案の第1実施例を示す、第2図は
全体の斜視図、第3図は縦断面図、第4図はテー
パリング部分を拡大して示す縦断面図、第5図は
第4図の−矢視図である。第6図は本考案の
第2実施例の斜視図である。 101……モータケース、102……モータ、
103……ブレーキ機構、106……入力軸、1
07……内公転歯車形減速機、108……出力
軸、109……軸貫通形エンコーダ、110……
テーパリング、115a,115b……熱伝導
板、116……ヒートパイプ、117……回転
子、120……フイン。
Claims (1)
- モータケースと、このモータケース内に収容さ
れたロータとこのモータケースに取付けられたス
テータとからなるモータと、このモータの軸方向
一方側に設けられ、かつ、モータのロータと同軸
上に配置したロータとこのモータケースに取付け
られたステータとからなるブレーキ機構と、この
ブレーキ機構の軸方向一方側に設けられ、かつ、
モータのロータと同軸上に配置した軸貫通形の内
公転歯車形減速機と、この内公転歯車形減速機の
出力軸にテーパリングを介して取付けられた軸貫
通形エンコーダと、上記モータケースの上記モー
タが収容されている部分の外面に熱伝導板を介し
て取付けられたヒートパイプとを具備したことを
特徴とするモータユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18834483U JPS6096979U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | モ−タユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18834483U JPS6096979U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | モ−タユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096979U JPS6096979U (ja) | 1985-07-02 |
JPH025658Y2 true JPH025658Y2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=30406340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18834483U Granted JPS6096979U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | モ−タユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096979U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5692920B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2015-04-01 | ティーエム4・インコーポレーテッド | 電気機械のための液体冷却装置 |
JP5564982B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2014-08-06 | 日本精工株式会社 | ブレーキ付モータ |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP18834483U patent/JPS6096979U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096979U (ja) | 1985-07-02 |
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