JPH0254012A - 摩滅防止加工を施した蛇篭 - Google Patents
摩滅防止加工を施した蛇篭Info
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- JPH0254012A JPH0254012A JP20259188A JP20259188A JPH0254012A JP H0254012 A JPH0254012 A JP H0254012A JP 20259188 A JP20259188 A JP 20259188A JP 20259188 A JP20259188 A JP 20259188A JP H0254012 A JPH0254012 A JP H0254012A
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、蛇篭に関するものである。
(従来技術とその課題点)
土地造成工事や道路工事、或いは河川工事や堤防工事等
における土留め、根固め、床止め工などにおいて、金網
で円筒形状、角形状或いは異形状の網体に形成された蛇
篭が使用されている。蛇篭は内部に網の目から漏れない
大きさの石を多数詰めて使用するものである。
における土留め、根固め、床止め工などにおいて、金網
で円筒形状、角形状或いは異形状の網体に形成された蛇
篭が使用されている。蛇篭は内部に網の目から漏れない
大きさの石を多数詰めて使用するものである。
網体を形成する線材は、通常、所定の太さの鉄線を芯線
としており、鉄線の表面には亜鉛メッキやアルミメッキ
が施されている。メッキが施された線材は耐腐食性に優
れているので、これを使用した蛇篭は、例えば水中でも
長期間の使用に耐える。
としており、鉄線の表面には亜鉛メッキやアルミメッキ
が施されている。メッキが施された線材は耐腐食性に優
れているので、これを使用した蛇篭は、例えば水中でも
長期間の使用に耐える。
しかし、この線材を使用した従来の蛇篭には次のような
課題もあった。
課題もあった。
即ち、亜鉛メッキやアルミメッキは耐腐食性には優れて
いるが、耐摩耗性については決して優れているとはいえ
ない。ところが蛇篭は、通常、水中においては流砂、地
上においては砂塵にさらされることになる。そのため、
線材がしだいに摩滅し、それによる強度の低下及びメッ
キの摩滅による線材の腐食によって線材の断裂が多く発
生しているという課題がある。
いるが、耐摩耗性については決して優れているとはいえ
ない。ところが蛇篭は、通常、水中においては流砂、地
上においては砂塵にさらされることになる。そのため、
線材がしだいに摩滅し、それによる強度の低下及びメッ
キの摩滅による線材の腐食によって線材の断裂が多く発
生しているという課題がある。
(発明の目的)
本発明は、耐腐食性に加えて耐摩耗性に優れた線材を使
用することにより、流砂や砂塵にさらされても耐腐食性
を向上させるための表面処理に影響を及ぼすことのない
耐久性に優れた蛇篭を提供することを目的とする。
用することにより、流砂や砂塵にさらされても耐腐食性
を向上させるための表面処理に影響を及ぼすことのない
耐久性に優れた蛇篭を提供することを目的とする。
(発明の構成)
上記課題照点を解決するために講じた本発明の手段は次
の通りである。即ち本発明は、金属線にメッキ加工が施
され、更にその表面が耐摩耗性被覆材で被覆してある線
材によって綱が編成してあり、鎖網で籠を形成したこと
を特徴とする蛇篭である。
の通りである。即ち本発明は、金属線にメッキ加工が施
され、更にその表面が耐摩耗性被覆材で被覆してある線
材によって綱が編成してあり、鎖網で籠を形成したこと
を特徴とする蛇篭である。
金属線としては例えば鉄線が使用され、用途に応じて従
来の規格品が使用される。金属線に施されるメッキとし
ては、例えば亜鉛メッキ、アルミメッキをあげることが
できる。
来の規格品が使用される。金属線に施されるメッキとし
ては、例えば亜鉛メッキ、アルミメッキをあげることが
できる。
耐摩耗性被覆材の素材としては、例えばウレタン又はナ
イロン等の合成樹脂をあげることができる。前記被覆材
は、金属線と密着している場合もあるが、金属線と密着
していない場合もある。
イロン等の合成樹脂をあげることができる。前記被覆材
は、金属線と密着している場合もあるが、金属線と密着
していない場合もある。
被覆材の厚さは特に限定せず、用途などによって適宜設
定選択されるものである。
定選択されるものである。
(実施例)
本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。
る。
第1図は一実施例の概略斜視図、第2図は蛇篭に使用さ
れる線材の断面図である。
れる線材の断面図である。
符号1は蛇篭で、一般にフトン籠といわれる角形のスマ
キ式蛇篭である。蛇篭1は4本の青線2を備えており、
2組の1口」状の中枠3によって青線2の間隔が設定さ
れている。
キ式蛇篭である。蛇篭1は4本の青線2を備えており、
2組の1口」状の中枠3によって青線2の間隔が設定さ
れている。
各青線2及び中枠3を囲むように胴網4が取り付けられ
ており、両端部の開口側には蓋網6を張設した蓋5が備
えである。
ており、両端部の開口側には蓋網6を張設した蓋5が備
えである。
胴網4、蓋網6及び青線2、中枠3を形成する線材10
は、芯線として鉄線11が使用されている。鉄線11の
表面には亜鉛メッキが施されて亜鉛メッキ層12が設け
られている。そして、亜鉛メッキ層12の表面はナイロ
ンで密着被覆されてナイロン層13が設けられている。
は、芯線として鉄線11が使用されている。鉄線11の
表面には亜鉛メッキが施されて亜鉛メッキ層12が設け
られている。そして、亜鉛メッキ層12の表面はナイロ
ンで密着被覆されてナイロン層13が設けられている。
ナイロンの代りにウレタンを使用することもできる。
(作用)
図を参照して本実施例の作用を説明する。
例えば、蛇篭1に石を詰め、堤防工事の根固め用として
使用する場合、蛇篭1の各部の線材10は水中の流砂に
長期間さらされることになる。
使用する場合、蛇篭1の各部の線材10は水中の流砂に
長期間さらされることになる。
しかし、線材10の表面に設けであるナイロン層13は
耐摩耗性に優れ、流砂の摩擦によっても摩滅することは
ない、仮に線材10の切断部から亜鉛メッキ層12とナ
イロン層13との間に水が多少浸潤してきても、亜鉛メ
ッキ層12は耐腐食性は優れているので鉄線11は腐食
することはなく、腐食による線材10の断裂なども生じ
ない。
耐摩耗性に優れ、流砂の摩擦によっても摩滅することは
ない、仮に線材10の切断部から亜鉛メッキ層12とナ
イロン層13との間に水が多少浸潤してきても、亜鉛メ
ッキ層12は耐腐食性は優れているので鉄線11は腐食
することはなく、腐食による線材10の断裂なども生じ
ない。
また、水路工事の土留め用など、地上での使用において
も、通常は砂塵にさらされることになるが、同様に線材
の表面は摩滅することはなく、腐食や断裂は生じない。
も、通常は砂塵にさらされることになるが、同様に線材
の表面は摩滅することはなく、腐食や断裂は生じない。
従って、蛇篭1の耐久性は十分で長期間の使用にも十分
に耐え得る。
に耐え得る。
なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能で
ある。
、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能で
ある。
(発明の効果)
本発明は、金属線にメッキ加工が施され、更にその表面
が耐摩耗性被覆材で被覆してある線材によって網が編成
してあり、鎖網で籠を形成したので、 例えば、蛇篭を堤防工事の根固め用或いは水路工事の土
留め用などとして使用する場合に、蛇篭の各部の線材は
、流砂や砂塵に長期間さらされても、流砂や砂塵の摩擦
によって摩滅することはない、また、線材の切断部から
メッキ層表面に水が浸潤してきても、メッキ層は耐腐食
性に優れているので芯線である金属線は腐食することは
なく、それによる線材の断裂なども生じない、従って、
本発明に係る蛇篭の耐久性は十分で、長期間の使用にも
十分に耐え得るものである。
が耐摩耗性被覆材で被覆してある線材によって網が編成
してあり、鎖網で籠を形成したので、 例えば、蛇篭を堤防工事の根固め用或いは水路工事の土
留め用などとして使用する場合に、蛇篭の各部の線材は
、流砂や砂塵に長期間さらされても、流砂や砂塵の摩擦
によって摩滅することはない、また、線材の切断部から
メッキ層表面に水が浸潤してきても、メッキ層は耐腐食
性に優れているので芯線である金属線は腐食することは
なく、それによる線材の断裂なども生じない、従って、
本発明に係る蛇篭の耐久性は十分で、長期間の使用にも
十分に耐え得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、
第1図は一実施例の概略斜視図、
に使用される線材の断面図である。
第2図は蛇篭
:蛇篭
O:線材
1:鉄線
2:亜鉛メッキ層
3:ナイロン層
Claims (1)
- 金属線にメッキ加工が施され、更にその表面が耐摩耗性
被覆材で被覆してある線材によって網が編成してあり、
該網で籠を形成したことを特徴とする蛇籠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202591A JP2576892B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 摩滅防止加工を施した蛇篭 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202591A JP2576892B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 摩滅防止加工を施した蛇篭 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254012A true JPH0254012A (ja) | 1990-02-23 |
JP2576892B2 JP2576892B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=16460018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202591A Expired - Fee Related JP2576892B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 摩滅防止加工を施した蛇篭 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576892B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100594496B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2006-07-03 | 서동현 | 고장력 고탄성 압착망을 이용한 사면보강공법 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5370721U (ja) * | 1976-11-17 | 1978-06-14 | ||
JPS5934386A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-24 | 株式会社東芝 | 開閉装置 |
JPS60101133U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-10 | タキロン株式会社 | 合成樹脂被覆線材 |
JPS61266711A (ja) * | 1985-05-21 | 1986-11-26 | Kensetsu Kogaku Kk | フトン篭工法 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63202591A patent/JP2576892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5370721U (ja) * | 1976-11-17 | 1978-06-14 | ||
JPS5934386A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-24 | 株式会社東芝 | 開閉装置 |
JPS60101133U (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-10 | タキロン株式会社 | 合成樹脂被覆線材 |
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KR100594496B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2006-07-03 | 서동현 | 고장력 고탄성 압착망을 이용한 사면보강공법 |
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JP2576892B2 (ja) | 1997-01-29 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |